JP2000319842A - 洗掘防止材 - Google Patents

洗掘防止材

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JP2000319842A
JP2000319842A JP11125945A JP12594599A JP2000319842A JP 2000319842 A JP2000319842 A JP 2000319842A JP 11125945 A JP11125945 A JP 11125945A JP 12594599 A JP12594599 A JP 12594599A JP 2000319842 A JP2000319842 A JP 2000319842A
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JP
Japan
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net
rope
meshes
knotless
scour
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JP11125945A
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Inventor
Yasuhiro Murakami
▲泰▼啓 村上
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SEIRITSU SHOKO KK
Original Assignee
SEIRITSU SHOKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来より安価に製造することができる洗掘防
止材を提供しようとするもの。 【解決手段】 筒状の無結節網2の底部3の網目にロー
プを通して縛ることにより外形を形成するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、橋脚などの水中
構造物の河床や海岸などの洗掘の防止や護岸のために使
用される洗掘防止材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、従来より、橋脚など
の水中構造物11の河床12の洗掘の防止や護岸のために使
用する洗掘防止材13が知られている。この洗掘防止材13
を河や海の底や法面に設置することにより、土砂等が水
流で浸食されることを防止するのである。
【0003】図5に示すように、この洗掘防止材13はラ
ッセル網14をU字状に2つ折りし、その左右の縁15を縫
着することにより外形を形成していた。このものは、口
部16と縦方向にもそれぞれの網目にロープ17を通し、網
目よりも大きな石塊等を充填して使用する。
【0004】しかし、製造の際にラッセル網14の左右の
縁15を縦方向に縫着するのに手数がかかり製造コストが
高くついてしまうという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、従
来より安価に製造することができる洗掘防止材を提供し
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明では次のような技術的手段を講じている。 この発明の洗掘防止材は、筒状の無結節網の底部の
網目にロープを通して縛ることにより外形を形成するよ
うにしたことを特徴とする。
【0007】上記のように構成したので、底部の網目に
ロープを通して縛るだけで済み網の左右の縁を縫着する
作業は不要である。このものは、口部にも網目にロープ
を通して使用する。ここで無結節網は筒状に形成するこ
とが可能であるが、ラッセル網は筒状に形成することが
困難である。 吊り下げ用のロープを縦方向に網目に通して取付け
るようにしてもよい。このように構成すると、石塊等を
充填し重量が増した後には吊り下げ用のロープを用いレ
ッカー等を利用して移動・設置することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0009】図1乃至図3に示すように、この実施形態
の洗掘防止材1は、筒状の無結節網2の底部3の網目に
ロープ(図では見えず)を通して縛ることにより外形を
形成するようにした。このものは、口部4にも網目に口
縛り用のロープ5を通して使用する。そして、吊り下げ
用のロープ6を縦方向に網目に通して取付けるようにし
ている。
【0010】したがって、外形を形成するには底部3の
網目にロープを通して縛るだけで済み網の左右の縁を縫
着する作業は不要であり、従来より安価に製造すること
ができるという利点がある。ここで図3に示す無結節網
2は、筒状に形成することが可能である。なおラッセル
網は、筒状に形成することは困難である。
【0011】この洗掘防止材は、次のようにして製造す
ることができる。
【0012】筒状に形成された無結節網2を、適宜の長
さに切断する。図1に示すように、無結節網2の底部3
の網目の間にロープ(図では見えず)を通し、縛って固
定する。口部4にも網目に口縛り用のロープ5を通す。
吊り下げ用のロープ6(金属ワイヤー)を2本縦方向に
交叉させるように網目の間を通す。
【0013】無結節網2の材質として各種の合成樹脂や
天然素材を採用することができるが、この中でポリエチ
レンがコストの点で有利である。無結節網2の網目のメ
ッシュは25〜50mm目が、その糸径は2〜4mmが
充填する石塊の大きさやコストの面から好ましい。
【0014】なお、無結節網2は元々筒状に形成されて
いるから周囲にラッセル網の場合のような縫着の線がな
く、すっきりとした外観である。
【0015】次に、この実施形態の洗掘防止材の使用状
態を説明する。
【0016】図2に示すように、無結節網2のネットの
網目よりも大きな石塊7を充填し、口縛り用のロープ5
で口部4を縛る。ネットの網目に吊り下げ用のロープ6
を縦方向に2本通しているので、レッカーやクレーンを
利用して吊り上げることができる。
【0017】よって石塊7等を充填し重量が増した後に
は、レッカー等を利用して移動・設置することができ
る。なお吊り下げ用のロープ6により、1m2 当たり約
2〜4トン程度の石塊7を吊持することができた。
【0018】河や海の底や法面に設置して洗掘防止や護
岸のために、古くは金網製の蛇籠や布団籠があった。こ
れらは金属網に石塊等を載置して現場で縫っていくもの
であり、網自体にも重量があるので運搬がし難くまたク
レーンでは吊り難かった。よって吊らずに手作業で運ん
で設置しなければならず使い勝手が悪かったが、この実
施形態の洗掘防止材は比較的に軽量でありまたクレーン
等を利用して楽に設置することができる。
【0019】
【発明の効果】この発明は上述のような構成であり、次
の効果を有する。
【0020】底部の網目にロープを通して縛るだけで済
み網の左右の縁を縫着する作業は不要であるので、従来
より安価に製造することができる洗掘防止材を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の洗掘防止材の実施形態を説明する斜
視図。
【図2】図1の洗掘防止材に石塊を充填した状態を説明
する斜視図。
【図3】図1の洗掘防止材の無結節網の網目の構造を説
明する正面図。
【図4】洗掘防止材の使用状態を説明する図。
【図5】従来の洗掘防止材を説明する斜視図。
【符号の説明】
2 無結節網 3 底部 6 吊り下げ用のロープ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の無結節網の底部の網目にロープを
    通して縛ることにより外形を形成するようにしたことを
    特徴とする洗掘防止材。
  2. 【請求項2】 吊り下げ用のロープを縦方向に網目に通
    して取付けるようにした請求項1記載の洗掘防止材。
JP11125945A 1999-05-06 1999-05-06 洗掘防止材 Pending JP2000319842A (ja)

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