JP2014136220A - 自動半田付けユニット及び調整治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的簡素な方法で高い組付精度を得ること。
【解決手段】こてユニット120並びにこてユニット120の寸法調整に用いる調整治具200を備える。こてユニット120は、半田ごて123と、作業アーム2に設けられるアーム側取付部としてのこてユニットベース100に対し、着脱可能に取り付けられるベース部材121と、ベース部材121に設けられるこてホルダ122とを含む。調整治具200は、こてユニットベース100の取付面101と同一仕様の取付面(後部エリア210A)を有し、ベース部材121が着脱可能に固定される台座210と、台座210に対し、相対的に位置調整可能に固定され、台座210に固定されたこてユニット120の半田ごて123のこて先138を位置決めする位置決め部材220とを含む。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動半田付けユニット及び調整治具に関する。
半田付け作業の効率化のため、糸半田を半田付けする自動半田付けロボットが開発されてきた。例えば、特許文献1〜3には、半田ごてと、半田ごてを駆動する作業アームと、作業アームを制御する制御装置とを備えている自動半田付けロボットが開示されている。
半田ごての動作を精緻に制御するため、半田ごてには、高い寸法精度が要求される。しかしながら、上記寸法精度を高めることには、限界がある。しかも、半田ごては、消耗品であるため、頻繁に交換される。そのため、半田ごてを交換するたびに、個体差に起因する寸法誤差が生じるおそれがある。
そこで、例えば、特許文献2には、半田ごての偏心量を事前に演算し、演算された偏心量に基づく補正量を決定して半田ごての動作を制御する構成が提案されている。
また、特許文献3には、半田ごてと一体化された転動体と、この転動体を転動可能に支持する保持器とが開示されている。これら転動体と保持器とが構成する自在継ぎ手によって、半田ごては、転動体の転動中心回りに先端作業部(はんだまたはリード線等の加熱対象と接触する部位)の位置を微調整することができるようになっている。なお、特許文献3においては、転動体の径方向に保持器を貫通するねじを設け、このねじを緩めることによって転動体の転動を許容する一方、上記ねじを締め付けることによって位置調整された半田ごてをロックするようになっている。
特許第4559903号公報 特許第4312724号公報 特開2010−167473号公報
特許文献2の構成では、事前に偏心量を算出しているので、比較的高い精度で半田ごてを制御することができる。しかしながら、半田ごての偏心量を算出するためのプログラムやデータの設定は、必ずしも容易ではない。特に、使用される半田ごての仕様が変更されるたびに、ソフトウェアの調整が必要になる。そのため、ソフトウェアの導入コストや、ランニングコストがきわめて高くなる。
特許文献3の構成では、組付後に半田ごての寸法調整を図ることができるので、ソフトウェアの導入は、不要となる。しかしながら、作業アームに取り付けられた半田ごての寸法を調整する作業は、必ずしも容易ではない。特に、半田ごての周囲には、糸半田を供給するフィーダユニットが併設されているため、自動半田付けロボットに取り付けられている半田ごての調整作業をしている際に、半田ごてとフィーダユニットとが干渉し、組付精度を損なう恐れも少なからず存在する。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、比較的簡素な方法で高い組付精度を得ることのできる自動半田付けユニット及び調整治具を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、作業アームで半田ごてを駆動する自動半田付けロボットに用いられる自動半田付けユニットであって、こてユニットと、前記こてユニットを調整するための調整治具とを備え、前記こてユニットは、前記半田ごてと、前記作業アームに設けられるアーム側取付部の取付面に対し、着脱可能に取り付けられるベース部材と、前記ベース部材に設けられるこてホルダであって、前記半田ごてを前記ベース部材に対して位置調整可能に保持する前記こてホルダとを含み、前記調整治具は、前記アーム側取付部の前記取付面と同一の条件で前記ベース部材を位置決め可能な取付面を有し、前記ベース部材が着脱可能に固定される台座と、前記台座に固定されたこてユニットの半田ごてのこて先を位置決めする位置決め部材とを含む自動半田付けユニットである。この態様では、予め、調整治具の台座に対する位置決め部材の位置を調整しておき、その状態で、固定しておく。次いで、台座の取付面にこてユニットのベース部材を配置し、位置決め部材でこて先の位置を決定する。これにより、ベース部材及びこてホルダに対する半田ごての位置合わせが決定される。以上の調整作業により、こてユニットに担持される半田ごての寸法誤差を補正することができる。よって、調整後のこてユニットは、高い寸法精度で作業アームに固定される。
好ましい態様の自動半田付けユニットにおいて、前記アーム側取付部と前記ベース部材との何れか一方に設けられ、前記アーム側取付部と前記ベース部材とが対向する方向に突出する位置決め突起と、前記アーム側取付部と前記ベース部材との何れか他方に設けられ、前記位置決め突起と嵌合して前記ベース部材を前記アーム側取付部に位置決めする孔と、前記台座に設けられ、前記位置決め突起と前記孔のうち、前記アーム側取付部に設けられたものと同一仕様の突起または孔を備えている。この態様では、アーム側取付部とベース部材との何れか一方に設けられた位置決め突起と、アーム側取付部とベース部材との何れか他方に設けられて、位置決め突起と嵌合する孔とがベース部材をアーム側取付部に位置決めする位置決め手段を構成し、精緻な位置決め状態を得ることができる。そして、調整治具の取付面には、位置決め突起と孔の何れか一方が、アーム側取付部と同一仕様で設けられているので、アーム側取付部に対するベース部材の位置決め状態と同じ状態でベース部材を台座の上に位置決めすることができる。
好ましい態様の自動半田付けユニットにおいて、前記位置決め部材は、当該半田ごてのこて先の先端作業部の諸元に適合する凹部を有する。この態様では、こて先の先端作業部の形状に適合して好適な位置決め作業を図ることができる。こて先の先端作業部は、加熱対象に応じて、種々の形状に形成される。また、先端作業部には、マイナスのドライバーのように、軸周りに方向性を有するものも存在する。本態様では、位置決め部材の凹部がこて先の先端作業部の形状に適合しているので、軸周りの方向性(周方向の向き)をも適切に位置決めすることが可能となる。
好ましい態様の自動半田付けユニットにおいて、前記位置決め部材は、前記台座に対し、相対的に位置調整可能に固定されている。この態様では、多種類のこてユニットに対応して当該こてユニットのこて先の位置決めを図ることが可能となる。
好ましい態様の自動半田付けユニットにおいて、前記こてユニットは、同一仕様のものが複数個設けられている。この態様では、あるこてユニットが自動半田付けロボットに取り付けられている間に、調整治具によって、別のこてユニットの位置決め作業を並行して行うことができる。そのため、別のこてユニットをスペア用として待機させ、使用中のこてユニットに係る半田ごてを交換する際に、直ちに交換作業にかかることができる。よって、段取り時間を短縮することができ、可及的速やかに自動半田付けロボットを稼動することができる。
好ましい態様の自動半田付けユニットにおいて、前記こてホルダは、環状体であって、外周面が球状に形成され、かつ内周が前記半田ごての外周面に固定される前記環状体を備えている。
好ましい態様の自動半田付けユニットにおいて、前記こてホルダは、前記環状体の外周面を転動可能に支持する保持器であって、前記こてユニットの調整を図る際、当該保持器の締め付けねじを緩めることにより転動を許容し、締め付けることにより転動を規制する前記保持器をさらに備えている。
また、具体的な態様の自動半田付けユニットにおいて、前記こてホルダは、前記ベース部材に固定される保持器であって、前記環状体の前記外周面を転動可能に支持するC字形状の前記保持器と、前記環状体を受ける球状のガイド面の接線方向に延びて、C字形状に開く前記保持器の一方の端部と他方の端部とを締め付けるねじとを備えている。
上述したように、保持器並びにねじ(または締め付けねじ)を有する態様では、調整治具によってこてユニットの寸法調整を図る際、ねじを緩めることにより、環状体の転動を許容することができる。よって、環状体と一体化された半田ごての向きを環状体の転動中心回りに寸法調整することができる。また、位置決めがなされた時点でねじを締めることにより、環状体の転動を規制することができる。よって、位置決めされた半田ごてをベース部材にロックし、位置決めされた寸法を維持することができる。この際、保持器がC字形状に形成され、ねじで内周側の環状体を締め付ける構成を採用しているので、ねじを締め付けた際、環状体は、周方向に縮径する保持器によって締め付けられる。よって、保持器の径方向に環状体(若しくは転動体)を締め付ける構成に比べ、締め付け時の寸法の狂いが少なくなる。
好ましい態様の自動半田付けユニットにおいて、前記環状体は、径方向に弾性的に伸縮可能なC字形状に形成されている。この態様では、保持器のねじを緩めたときは、環状体は、自身の弾性により拡開し、環状体に対する半田ごての相対的な移動(周方向並びに軸方向の移動)を許容する。一方、保持器のねじを締め付けたときは、環状体は、弾性的に縮径し、半田ごての外周を締め付ける。従って、半田ごては、環状体一体的に保持される。よって、保持器のねじを操作するだけで、半田ごての位置や姿勢をも調整することができることになる。
好ましい態様の自動半田付けユニットにおいて、前記保持器の素材は、ジュラルミンである。この態様では、C字形に開く保持器に適度な弾性を持たせ、ねじを緩めた際には、滑らかな円形に保持器を拡開させることができる一方、ねじを締め付けた際には、均等に保持器を縮径させることができる。
好ましい態様の自動半田付けユニットにおいて、前記作業アームに対し、前記こてユニットの側部に固定されるフィーダユニットをさらに備え、前記フィーダユニットは、当該こてユニットに設けられた前記半田ごての先端作業部に臨んで糸半田を供給するノズルを含み、前記こてユニットのベース部材は、前記作業アームに対し、前記先端作業部が前記ノズルとの干渉を回避可能な方向に着脱される。この態様では、こてユニットの着脱の際、半田ごての先端作業部とフィーダユニットのノズルとが干渉するのを抑制し、より安全に着脱作業を図ることができる。
好ましい態様の自動半田付けユニットにおいて、前記アーム側取付部は、前記フィーダユニットに一体的に設けられたこてユニットベースである。この態様では、フィーダユニットとこてユニットとが一体的にアセンブリされるので、両者の位置関係が精緻に維持される。よって、組付時の精度誤差を低減することができる。
本発明の別の態様は、自動半田付けロボットの作業アームに駆動される半田ごてと、前記作業アームに設けられるアーム側取付部の取付面に対し、着脱可能に取り付けられるベース部材と、前記ベース部材に設けられるこてホルダであって、前記半田ごてを前記ベース部材に対して位置調整可能に保持する前記こてホルダとを含むこてユニットを調整するための調整治具であって、前記アーム側取付部の前記取付面と同一の条件で前記ベース部材を位置決め可能な取付面を有し、前記ベース部材が着脱可能に固定される台座と、前記台座に固定されたこてユニットの半田ごてのこて先を位置決めする位置決め部材とを備えている調整治具である。この態様では、予め、調整治具の台座に対する位置決め部材の位置を調整しておき、その状態で、固定しておく。次いで、台座の取付面にこてユニットのベース部材を配置し、位置決め部材でこて先の位置を決定する。これにより、ベース部材及びこてホルダに対する半田ごての位置合わせが決定される。以上の調整作業により、こてユニットに担持される半田ごての寸法誤差を補正することができる。よって、寸法精度の高いこてユニットを作業アームに固定することができる。
好ましい態様の調整治具において、前記位置決め部材は、当該半田ごてのこて先の先端作業部の諸元に適合する凹部を有する。この態様では、位置決め部材の凹部が半田ごての先端作業部の形状に適合しているので、先端作業部の軸周りの方向性(周方向の向き)をも適切に位置決めすることができる等、先端作業部の好適な位置決め作業を図ることができる。
好ましい態様の調整治具において、前記位置決め部材は、前記台座に対し、相対的に位置調整可能に固定されている。この態様では、多種類のこてユニットに対応して当該こてユニットのこて先の位置決めを図ることが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、予め、位置決め部材が位置調整された調整治具にこてユニットを装着し、位置決め部材でこて先の位置を決定することにより、こてユニットに担持される半田ごての寸法誤差や、こてユニットを作業アームに取り付ける際の組付誤差が、調整治具での調整によって補正することができ、こてユニットを高い寸法精度で作業アームに固定することができるので、比較的簡素な方法で高い組付精度を得ることができるという顕著な効果を奏する。
本発明の実施の一形態に係る自動半田付けユニットを自動半田付けロボットに適用した状態を概略的に示す構成図である。 図1の実施形態に係る自動半田付けユニットのフィーダユニットとこてユニットとを組み付けた組立体の斜視図である。 図2の組立体からこてユニットを取り外した状態を示す分解斜視図である。 図3のこてユニットの外観図であり、(A)は、平面図、(B)は、側面図である。 図3のこてユニットを本実施形態に係る調整治具に装着するときの状態を示す分解斜視図である。 図5の調整治具を別の角度からみた斜視図である。 図5の調整治具で位置調整をする際の状態を示す説明図である。 本発明の別の態様の調整治具を示す斜視図である。 本発明のさらに別の態様のこてユニットの分解斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本実施形態に関連する自動半田付けロボット1の正面図である。なお、以下の説明では、自動半田付けロボット1の左右を仮にX軸方向とし、自動半田付けロボット1の前後をY軸方向とし、上下方向を仮にZ軸方向とする。
まず、図1及び図2を参照して、本実施形態に係る自動半田付けユニット10は、自動半田付けロボット1の作業アーム2に固定されるこてユニットベース100と、フィーダユニット110と、こてユニット120と、フィーダ制御ユニット160と、こて制御ユニット180と、後述する調整治具200とを備えている。
こてユニットベース100(図3参照)は、自動半田付けロボット1の作業アーム2の前部に配置され、複数のボルトによって着脱自在に作業アーム2に固定される。本実施形態では、このこてユニットベース100がアーム側取付部の一例である。
フィーダユニット110は、箱型の電装品ボックス111と、この電装品ボックス111の前面に固定されるブラケット112と、このブラケット112の前面に固定される半田供給機構113と、半田供給機構113に供給される糸半田Wのリールを保持するリールホルダ114とを備えている。
電装品ボックス111は、駆動回路を備えている。駆動回路は、ケーブル161を介してフィーダ制御ユニット160と電気的に接続されている。そして、フィーダ制御ユニット160の制御により、後述する半田供給機構113による糸半田Wの繰出し量や繰出しタイミングが制御されるようになっている。
ブラケット112は、側部にこてユニットベース100と連結され、一体化されている。そのため、フィーダユニット110は、こてユニット120と一体的に自動半田付けロボット1に駆動され、適宜、糸半田Wを供給することができるとともに、こてユニット120の着脱時には、こてユニット120と独立して自動半田付けロボット1に固定されたままの状態を維持することができる。
半田供給機構113は、内部に糸半田を繰り出す公知のユニットである。この半田供給機構113には、リールから繰り出された糸半田Wを導入する導入部と、導入された糸半田Wを送出するノズル115とを備えている。ノズル115は、自動半田付けユニット10の側部に僅かに湾曲して延びている。その開口端は、やや下向きになった状態で、側部からこてユニット120の方に臨んでいる。半田供給機構113は、電装品ボックス111の駆動回路によって駆動される。駆動回路は、フィーダ制御ユニット160により制御される。
フィーダユニット110やフィーダ制御ユニット160のさらなる具体的な構成は、原理的には公知の装置と同様であるので、その説明を省略する。
図3を参照して、こてユニットベース100の前面は、こてユニット120を取り付けるための取付面101を構成している。このこてユニットベース100には、取付面101の一方の対角に対向する隅部から突出する一対の位置決め突起102が固定されている。また、取付面101の他方の対角に対向する隅部には、ボルト孔103が形成されている。
図3及び図4を参照して、こてユニット120は、こてユニットベース100の前面に着脱可能に固定されるベース部材121と、ベース部材121の前面に取り付けられるこてホルダ122と、こてホルダ122を介してベース部材121に取り付けられる半田ごて123とを備えている。なお、ユーザのニーズに応じて、こてユニット120は、同一種類のものが複数個用意される。
ベース部材121は、正面からみて(X軸方向からみて)こてユニットベース100と重なり合う長方形に形成された板金部材である。ベース部材121の正面において、ベース部材121の一方の対角に対向する隅部には、こてユニットベース100の位置決め突起102にそれぞれ対向する一対の孔124が開口している。また、他方の対角に対向する隅部には、こてユニットベース100のボルト孔103にそれぞれ対向する一対のボルト125が挿通している。従って、位置決め突起102が孔124に挿通するようにベース部材121をこてユニットベース100の前面に接合し、ボルト125をボルト孔103に螺合することにより、ベース部材121を介してこてユニット120は、予め設定された位置決め状態で作業アーム2と一体化される。図示の例において、こてユニットベース100の位置決め突起102と、各位置決め突起102にそれぞれ対向する一対の孔124とは、アーム側取付部としてのこてユニットベース100にベース部材121(ひいてはこてユニット120)を位置決めする位置決め手段を構成している。
ここで、本実施形態では、こてユニットベース100の側部にブラケット112を介してフィーダユニット110を固定し、このフィーダユニット110のノズル115をこてユニットベース100の側部から側方(X軸方向)に突出させて、こてユニット120に臨ませている。一方、こてユニット120は、こてユニットベース100に対し、前後(Y軸方向)に着脱されるようにレイアウトされている。よって、こてユニット120の挿抜時にノズル115とこてユニット120とが干渉する恐れがない。
こてホルダ122は、ベース部材121の中央部に載置される板部126と、板部126の下側に固定されている保持器127と、保持器127に転動可能に支持されている環状体128と、保持器127に設けられるねじ129とを備えている。板部126には、一対の挿通孔130が左右に並んで形成されている。各挿通孔130は、Z軸方向(ベース部材121の長手方向)に沿って延びる長孔で具体化されている。各挿通孔130には、ボルト131が挿通している。各ボルト131は、挿通孔130ごとに対応してこてユニットベース100に形成されたねじ孔に螺合している。そして、このボルト131を緩めると、こてホルダ122は、挿通孔130とボルト131とによって規定されるストロークで、ベース部材121上で上下に移動することができる。一方、ボルト131を締め付けることにより、上記ストローク範囲内の所望の位置でこてホルダ122を固定することができるようになっている。
保持器127は、略C字形に形成されたジュラルミン製の切削品である。保持器127の中央部分は、球状のガイド面132が形成されている。
環状体128は、耐摩耗性に優れた軽金属(例えば、保持器127と同様なジュラルミン)で形成された環状の部材である。環状体128の外周面133は、ガイド面132と略同一の曲率半径で湾曲する球状に形成されている。この外周面133は、保持器127のガイド面132に転動可能に嵌合し、環状体128は、ガイド面132の円弧中心を中心に転動可能に構成されている。
さらに、保持器127の上部には、スリット134が形成されている。このため、保持器127は、C字形に開いたクランプ形状を呈している。また、環状体128を任意の姿勢でクランプするため、上記ねじ129が設けられている。
ねじ129は、ガイド面132の接線方向に沿って、スリット134の形成されている部位に臨み、スリット134を区画する一方の端部と他方の端部とを締め付け可能に設けられている。したがって、ねじ129を締め付けると、ガイド面132が縮径し、ガイド面132に保持されている環状体128がロックされる。また、ねじ129を緩めると、保持器127の弾性復元力により、ガイド面132が拡開し、環状体128の転動を許容する。
半田ごて123は、環状体128の内周に挿入するスリーブボディ135と、スリーブボディ135の基端部に設けられた電装品プラグ136と、スリーブボディ135の先端部に設けられたチップホルダ137と、チップホルダ137に着脱自在に連結されるこて先138とを備えている。
スリーブボディ135は、耐熱性に優れた樹脂製の円筒形部品である。電装品プラグ136は、図略の給電コードと接続される図略のコネクタを備えている。このコネクタには、チップホルダ137に連結されたこて先138のヒータと導通する通電回路が形成されている。通電回路は、電装品プラグ136に接続されたケーブル181を介してこて制御ユニット180に接続されている。そして、こて制御ユニット180の制御に基づき、上記通電回路を介してこて先138に通電するように構成されている。こて制御ユニット180による制御の具体的構成は、原理的には公知の技術と同様であるので、その説明を省略する。
チップホルダ137は、上記通電回路とこて先の基端部に設けられるプラグ142とを電気的に接続する接続部を内部に有している。また、こて先138を機械的に保持するためチップホルダ137には、クランプ139が設けられている。クランプ139は、ねじ140で操作可能に構成されている。ねじ140を緩めることにより、こて先138は、チップホルダ137に対し、挿抜することが可能になる。また、こて先138を装着した状態でねじ140を締め付けることにより、こて先138は、スリーブボディ135の通電回路と電気的に接続された状態でチップホルダ137に堅固に固定される。周知の通り、こて先138の形状は、多数存在する。その中には、先端が斜めにカットされたC型と呼称されるものや、先端が扁平に形成されたD型と呼称されるものも存在する。これら、C型、或いはD型のこて先は、軸周りに方向性を有するので、本実施形態のチップホルダ137では、ねじ140によるロックまたはロック解除により、当該こて先138の方向性を調整する機能も奏することができるようになっている。
次に、こて先138は、本体部141と、本体部141の基端部に設けられるプラグ142と、本体部141の先端部に設けられるチップ143とを一体に備えている。本体部141は、中空に形成されており、内部にはチップ143に近接する位置に配置されるセンサ144とヒータ145が先端側からこの順序で配置されている。センサ144及びヒータ145は、プラグ142を介して上記通電回路と接続されるように構成されている。よって、センサ144による温度検出と、ヒータ145の出力調整を図ることができるようになっている。
チップ143は、所定の形状(図示の例では、D型)に形成された先端作業部146と、先端作業部146と連続するコア部147とを一体に含んでいる。先端作業部146には、半田によるコーティングが施される。また、コア部147には、耐蝕性の高い金属がメッキされている。
上述のようなこてユニット120を自動半田付けロボット1の作業アーム2に取り付けるに当たり、本実施形態では、図5及び図6に示すような調整治具200を用意して、事前にこてユニット120の寸法調整を行うこととしている。
図5及び図6を参照して、調整治具200は、台座210と、位置決め部材220とを備えている。
台座210は、平面視長方形の板状金属部材である。以下の説明では、台座の長手方向において、一端側(位置決め部材220が固定されている側)を仮に前方とする。
台座210は、幅がこてユニットベース100(図3参照)と同一寸法に設定されている。また、長さは、こてユニット120の全長よりも前方に延びるように、こてユニットベース100よりも長く設定されている。
台座210の後部には、こてユニットベース100の取付面101と同一仕様の突起211並びにボルト孔212が形成されている。そのため、台座210は、こてユニット120をそのこてユニットベース100への装着時と同一の仕様で後部に取り付けることができるようになっている。本実施形態では、台座210の上面のうち、図5、並びに図6の仮想線で示す後部エリア210Aが「アーム側取付部の取付面と同一仕様の取付面」を構成している。本実施形態において、「同一仕様」とは、アーム側取付部の取付面に対して取り付けるときと同じ条件で取り付けられる形状、寸法に設定されていることを指す。特に、本実施形態のように、アーム側取付部にこてユニット120を位置決めする位置決め手段を構成している場合には、同一の操作でこてユニット120を所定位置に位置決めできる構成であることをいう。
位置決め部材220は、台座210の前端側に着座する板部221と、板部221の前部に立設されるチップガイド222とを一体に有している。板部221には、前後に延びる一対の長孔223が左右に並んで形成されている。各長孔223には、ボルト224が挿通している。各ボルト224は、長孔223ごとに対応して台座210に形成されたねじ孔に螺合している。そして、このボルト224を緩めると、位置決め部材220は、長孔223とボルト224とによって規定されるストロークで、台座210上で前後(すなわち、自動半田付けロボット1のZ軸方向)にスライドすることができる。一方、ボルト224を締め付けることにより、上記ストローク範囲内の所望の位置で位置決め部材220を固定することができるようになっている。位置決め部材220の位置合わせは、こてユニット120の位置調整に先立って、事前に実行される。
チップガイド222は、正面視略正方形の板材である。チップガイド222の頂部には、凹部225が形成されている。凹部225は、ガイド対象となる半田ごて123のこて先138の先端作業部146の形状に対応して、当該こて先138が所期の周方向の向きと突出長さで位置決めされるような諸元に設定されている。
次に、位置決め部材220の位置合わせについて説明する。
まず、基準となるこてユニット120を用意する。この基準となるこてユニット120は、寸法が精緻に調整されたダミーの調整治具であってもよい。
次いで、位置決め部材220のボルト224を緩めた後、基準となるこてユニット120を台座210の後部に固定する。具体的には、図5に示すように、台座210の突起211をベース部材121の孔124に対向させて嵌合するようにベース部材121を台座210の後部に着座させ、ボルト125を台座210のボルト孔212に螺合する。これにより、台座210の後部には、基準となるこてユニット120がこてユニットベース100への取付状態と同じ状態で固定される。
この状態で、位置決め部材220の板部221をスライドさせ、チップガイド222の凹部225にこてユニット120の半田ごて123のこて先138の先端作業部146をフィットさせる。これにより、位置決め部材220の位置出しがなされる。次いで、ボルト224を締め付け、位置決め部材220を固定する。好ましくは、位置出し後、ボルト224の締め付け前に、台座210にマークや加工を施し、基準点を作成する。その後、こてユニット120を台座210から取り外すことにより、位置決め部材220の位置調整が完了する。こてユニット120を台座210から取り外す際には、ボルト125を緩めて台座210の上側にこてユニット120を抜き出すだけでよい。これにより、基準位置が調整された調整治具200を用いて、複数のこてユニット120の寸法調整を行うことができる。
次に、こてユニット120の寸法調整について説明する。
こてユニット120の寸法調整では、上述のように、予め位置決め部材220の位置合わせを実行した後、位置調整の対象となるこてユニット120を台座210の上にセットし、ボルト125で固定する(図5参照)。これにより、台座210の後部には、寸法調整の対象となるこてユニット120がこてユニットベース100への取付状態と同じ状態で固定される。なお、この固定作業においては、事前にこてホルダ122のボルト131を緩めて、半田ごて123を台座210の後ろ側に退避させておくことが好ましい。その場合には、こて先138と位置決め部材220のチップガイド222とが過度に干渉することを事前に防止することができる。
次に、図7を参照して、作業者は、ねじ140が締まっているか否かを確認する。次に、作業者は、ボルト131、並びにねじ129を緩めた状態で、こて先138の周方向の向きを調整し、先端作業部146をチップガイド222の凹部225にフィットさせる。また、長孔で具体化された挿通孔130とボルト131とにより、こてホルダ122をベース部材121上で前後に調整する。これにより、先端作業部146の周方向の向きが調整された状態で、基準となる位置にこて先138の突出量が調整される。なお、半田ごて123の前後方向と周方向の調整順序は、特に決まったものはなく、前後方向と周方向の調整は、それぞれが相互に並行して調整される。その後、ボルト131、並びにねじ129を締め付け、半田ごて123の姿勢をロックする。その後、ボルト125を緩めて、こてユニット120を取り出す。これにより、こて先138の位置が微調整されたこてユニット120をこてユニットベース100に装着することができるので、自動半田付けロボット1に予め設定されている基準座標と、こてユニット120のこて先138の先端作業部146の座標とが精緻に符合する。
なお、複数のこてユニット120が用意されている場合には、あるこてユニット120が自動半田付けロボット1に装着されている間に、他のこてユニット120の調整作業を済ませておくことが可能となる。そのような作業により、交換作業がスムーズになるので、自動半田付けロボット1の稼働率が向上する。
以上説明したように、本実施形態では、予め、調整治具200の台座210に対する位置決め部材220の位置を調整しておき、その状態で、固定しておく。次いで、台座210の後部エリア210A(取付面)にこてユニット120のベース部材121を配置し、位置決め部材220でこて先138の位置を決定する。これにより、ベース部材121及びこてホルダ122に対する半田ごて123の位置合わせが決定される。以上の調整作業により、こてユニット120に担持される半田ごて123の寸法誤差を補正することができる。よって、調整後のこてユニット120は、高い寸法精度で作業アーム2に固定される。
また、本実施形態では、ユニットベース100とベース部材121との何れか一方に設けられた位置決め突起102と、ユニットベース100とベース部材121との何れか他方に設けられて、位置決め突起102と嵌合する孔124とがベース部材121をユニットベース100に位置決めする位置決め手段を構成し、精緻な位置決め状態を得ることができる。そして、調整治具200の取付面としての後部エリア210Aには、位置決め突起102と孔124の何れか一方が、ユニットベース100と同一仕様で設けられているので、ユニットベース100に対するベース部材121の位置決め状態と同じ状態でベース部材121を台座210の上に位置決めすることができる。
また本実施形態では、位置決め部材220は、当該半田ごて123のこて先138の先端作業部146の諸元に適合する凹部225を有する。このため本実施形態では、こて先138の先端作業部146の形状に適合して好適な位置決め作業を図ることができる。本実施形態では、位置決め部材220の凹部225がこて先138の先端作業部146の形状に適合しているので、軸周りの方向性(周方向の向き)をも適切に位置決めすることが可能となる。
また本実施形態では、こてユニット120は、同一仕様のものが複数個設けられている。このため本実施形態では、あるこてユニット120が自動半田付けロボット1に取り付けられている間に、調整治具200によって、別のこてユニット120の位置決め作業を並行して行うことができる。そのため、別のこてユニット120をスペア用として待機させ、使用中のこてユニット120に係る半田ごて123を交換する際に、直ちに交換作業にかかることができる。よって、段取り時間を短縮することができ、可及的速やかに自動半田付けロボット1を稼動することができる。
また本実施形態では、位置決め部材220は、台座210に対し、相対的に位置調整可能に固定されている。このため本実施形態では、多種類のこてユニット120に対応して、位置決め部材220の取付位置を調整することにより、当該こてユニット120のこて先138の位置決めを図ることが可能となる。
また本実施形態では、こてホルダ122は、環状体128であって、外周面133が球状に形成され、かつ内周が半田ごて123の外周面に固定される環状体128を備えている。
特に、本実施形態では、こてホルダ122は、環状体128の外周面を転動可能に支持する保持器127であって、こてユニット120の調整を図る際、当該保持器127の締め付けねじ129を緩めることにより転動を許容し、締め付けることにより転動を規制する保持器127をさらに備えている。
そのような態様として、本実施形態では、ベース部材121に固定され、かつ環状体128の外周面133を転動可能に支持するC字形状の保持器127と、環状体128の接線方向に延びて、C字形状に開く保持器127のスリット134間を締め付けるねじ129とを備えている。「C字形状」或いは「C字形状に開く」は、常に右側が開口していることを意味するものではなく、単に、周方向の何れか一か所に切り込みがあり、開口しているということを意味するものである。本実施形態では、スリット134が上側にあるので上側に開く。このため本実施形態では、調整治具200によってこてユニット120の寸法調整を図る際、ねじ129を緩めることにより、環状体128の転動を許容することができる。よって、環状体128と一体化された半田ごて123の向きを環状体128の転動中心回りに寸法調整することができる。また、位置決めがなされた時点でねじ129を締めることにより、環状体128の転動を規制することができる。よって、位置決めされた半田ごて123をベース部材121にロックし、位置決めされた寸法を維持することができる。この際、保持器127がC字形状に形成され、ねじ129で内周側の環状体128を締め付ける構成を採用しているので、ねじ129を締め付けた際、環状体128は、周方向に縮径する保持器127によって締め付けられる。よって、保持器127の径方向に環状体(若しくは転動体)を締め付ける構成に比べ、締め付け時の寸法の狂いが少なくなる。
また本実施形態では、保持器127の素材は、ジュラルミンである。このため本実施形態では、C字形に開く保持器127に適度な弾性を持たせ、ねじを緩めた際には、滑らかな円形に保持器127を拡開させることができる一方、ねじを締め付けた際には、均等に保持器127を縮径させることができる。
また本実施形態では、作業アーム2に対し、こてユニット120の側部に固定されるフィーダユニット110をさらに備え、フィーダユニット110は、当該こてユニット120に設けられた半田ごて123の先端作業部146に臨んで糸半田Wを供給するノズル115を含み、こてユニット120のベース部材121は、作業アーム2に対し、先端作業部146がノズル115との干渉を回避可能な方向に着脱される。このため本実施形態では、こてユニット120の着脱の際、半田ごて123の先端作業部146とフィーダユニット110のノズル115とが干渉するのを抑制し、より安全に着脱作業を図ることができる。
また本実施形態では、アーム側取付部は、フィーダユニット110に一体的に設けられたこてユニットベース100である。このため本実施形態では、フィーダユニット110とこてユニット120とが一体的にアセンブリされるので、両者の位置関係が精緻に維持される。よって、組付時の精度誤差を低減することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、予め、位置決め部材220が位置調整された調整治具200にこてユニット120を装着し、位置決め部材220でこて先の位置を決定することにより、こてユニット120に担持される半田ごて123の寸法誤差や、こてユニット120を作業アーム2に取り付ける際の組付誤差が、調整治具200での調整によって補正することができ、こてユニット120を高い寸法精度で作業アーム2に固定することができるので、比較的簡素な方法で高い組付精度を得ることができるという顕著な効果を奏する。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。
例えば、こてユニットベース100の取付面101並びに調整治具200の後部エリア210Aにそれぞれ設けられる上記突起102、211と、上記ボルト孔103、212とは、図3、図5の例と逆向きであってもよい。その場合、当然のことながら、こてユニット120のベース部材121においても、孔124とボルト125の位置関係が逆向きになる。また、こてユニット120のベース部材121に突起を設け、こてユニットベース100の取付面101並びに調整治具200の後部エリア210Aにそれぞれ突起と対向する位置決め用の孔を設ける構成を採用してもよい。このように、位置決め手段としての突起、孔は、上述した実施形態に限定されない。
また、図8に示すように、調整治具200の位置決め部材220の形状は、こてユニット120に採用されるこて先138の先端作業部146の形状に応じて適宜変更される。
或いは、保持器127の態様は、C字形に限らず、ガイド面を半円形に二分する二分割の保持片を連結したものであってもよい。
また、調整治具の位置決め部材220は、台座210に固着されているものであってもよい。もっとも、図示の実施形態のように、ボルトで位置調整可能なものであれば、多品種のこてユニット120に対応することができるので、汎用性を高めることができる。
さらに図9に示す構成を採用してもよい。
図9を参照して、同図に示すこてホルダ120に係る環状体128には、半田ごて123の長手方向に沿って延びるスリット150が形成されている。このスリット150により、環状体128は、C字形の外観を呈する。また、上述のような軽金属で構成されているので、環状体128は、上述したように、環状体128は、径方向に弾性的に伸縮可能な構成になっている。径方向に伸縮することができる。図9に示す実施形態では、環状体128の自由状態において、スリーブボディ135は、環状体128に対し、相対的に軸方向並びに周方向に変位することができるように設定されている。
一方、環状体128を受ける保持器127は、実質的に図1のものと同一であるが、図9に示す実施形態では、環状体128の自由状態において、スリーブボディ135は、環状体128に対し、相対的に軸方向並びに周方向に変位することができるように設定されているので、板部126に形成されている挿通孔130が丸孔で構成されている。
図9の構成では、ねじ129を緩めることにより、環状体128は、自由状態に近くなり、径方向に弾性的に拡開する。よって、半田ごて123のスリーブボディ135は、締め付け状態が解かれ、環状体128に対し、前後方向並びに周方向に相対的に移動することができるようになる。そのため、ねじ129を緩めるだけで、半田ごて123の前後方向と周方向の調整が可能となる。なお、ねじ129を緩めた場合、環状体128の外周面133は、環状体128の拡開に伴って均等に保持器127のガイド面132に摺接した状態になるので、環状体128が保持器127から離脱する恐れはない。また、ねじ129を締め付けることにより、環状体128は、径方向に縮径する。よって、半田ごて123のスリーブボディ135は、環状体128によって、周方向に均等に締め付けられ、その姿勢で一体的に保持される。
次に、図9の実施形態におけるこてユニット120の寸法調整について説明する。
こてユニット120の寸法調整では、図1〜図8で示した実施形態と同じように、予め位置決め部材220の位置合わせを実行した後、位置調整の対象となるこてユニット120を台座210の上にセットし、ボルト125で固定する。これにより、台座210の後部には、寸法調整の対象となるこてユニット120がこてユニットベース100への取付状態と同じ状態で固定される。なお、この固定作業においては、事前にこてホルダ122のボルト129を緩めて、環状体128を拡開し、半田ごて123を台座210の後ろ側に退避させておくことが好ましい。その場合には、こて先138と位置決め部材220のチップガイド222とが過度に干渉することを事前に防止することができる。
次に、作業者は、ねじ140が締まっているか否かを確認する。次に、作業者は、ねじ129のみを緩めた状態で、こて先138の周方向の向きを調整し、先端作業部146をチップガイド222の凹部225にフィットさせる。これにより、先端作業部146の周方向の向きが調整された状態で、基準となる位置にこて先138の突出量が調整される。この場合においても半田ごて123の前後方向と周方向の調整順序は、特に決まったものはなく、前後方向と周方向の調整は、それぞれが相互に並行して調整される。その後ねじ129を締め付け、半田ごて123の姿勢をロックする。このように、こてホルダ122と半田ごて123との相対的な位置変更は、専ら、ねじ129の操作のみで行うことができる。その後、ボルト125を緩めて、こてユニット120を取り出す。これにより、こて先138の位置が微調整されたこてユニット120をこてユニットベース100に装着することができるので、自動半田付けロボット1に予め設定されている基準座標と、こてユニット120のこて先138の先端作業部146の座標とが精緻に符合する。
このように図9に示した実施形態では、環状体128は、径方向に弾性的に伸縮可能なC字形状に形成されている。この「C字形形状」という意味もまた、厳密に右側が開口していることを要するものではなく、単に円形の一部に切り込みがあり、開口するということである。本実施形態では、スリット150が上側にあるので上側に開く。もっとも環状体128は、保持器127に保持された状態で自在に動くので、その方向もまた、任意であってよい。このため本実施形態では、保持器127のねじ129を緩めたときは、環状体128は、自身の弾性により拡開し、環状体128に対する半田ごての相対的な移動(周方向並びに軸方向の移動)を許容する。一方、保持器127のねじ129を締め付けたときは、環状体128は、弾性的に縮径し、半田ごての外周を締め付ける。従って、半田ごて123は、環状体128一体的に保持される。よって、保持器127のねじを操作するだけで、半田ごて123の位置や姿勢(特に半田ごて123の長手方向の位置)をも調整することができることになる。
他方、半田ごて123の長手方向の調整が不要な場合には、スリット150を省略してもよい。また、スリット150が省略される場合には、環状体128の材質も軽金属のような可撓性を有するものに限定されない。
また、こてユニット120のベース部材121と板部126の取付構造についても、長手方向の調整が不要な場合、または、図9のようなスリット150を有する環状体128を採用する場合、相対的な変位が不要になる。従って、両者を溶接等で一体化してもよい。或いは、板部126を省略し、こてホルダ122を直接、ベース部材121に固定してもよい。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることはいうまでもない。
1 自動半田付けロボット
2 作業アーム
10 自動半田付けユニット
100 ユニットベース(アーム側取付部の一例)
101 取付面
110 フィーダユニット
115 ノズル
120 こてユニット
121 ベース部材
122 こてホルダ
123 半田ごて
127 保持器
128 環状体
129 ねじ
132 ガイド面
133 外周面
134 スリット
138 こて先
139 クランプ
146 先端作業部
200 調整治具
220 位置決め部材
225 凹部
W 糸半田

Claims (15)

  1. 作業アームで半田ごてを駆動する自動半田付けロボットに用いられる自動半田付けユニットであって、
    こてユニットと、前記こてユニットを調整するための調整治具とを備え、
    前記こてユニットは、
    前記半田ごてと、
    前記作業アームに設けられるアーム側取付部の取付面に対し、着脱可能に取り付けられるベース部材と、
    前記ベース部材に設けられるこてホルダであって、前記半田ごてを前記ベース部材に対して位置調整可能に保持する前記こてホルダと
    を含み、
    前記調整治具は、
    前記アーム側取付部の前記取付面と同一の条件で前記ベース部材を位置決め可能な取付面を有し、前記ベース部材が着脱可能に固定される台座と、
    前記台座に固定されたこてユニットの半田ごてのこて先を位置決めする位置決め部材と
    を含む
    ことを特徴とする自動半田付けユニット。
  2. 請求項1記載の自動半田付けユニットにおいて、
    前記アーム側取付部と前記ベース部材との何れか一方に設けられ、前記アーム側取付部と前記ベース部材とが対向する方向に突出する位置決め突起と、
    前記アーム側取付部と前記ベース部材との何れか他方に設けられ、前記位置決め突起と嵌合して前記ベース部材を前記アーム側取付部に位置決めする孔と、
    前記台座に設けられ、前記位置決め突起と前記孔のうち、前記アーム側取付部に設けられたものと同一仕様の突起または孔を備えている
    ことを特徴とする自動半田付けユニット。
  3. 請求項1または2記載の自動半田付けユニットにおいて、
    前記位置決め部材は、当該半田ごてのこて先の先端作業部の諸元に適合する凹部を有する
    ことを特徴とする自動半田付けユニット。
  4. 請求項1から3の何れか1項に記載の自動半田付けユニットにおいて、
    前記位置決め部材は、前記台座に対し、相対的に位置調整可能に固定されている
    ことを特徴とする自動半田付けユニット。
  5. 請求項1から4の何れか1項に記載の自動半田付けユニットにおいて、
    前記こてユニットは、同一仕様のものが複数個設けられている
    ことを特徴とする自動半田付けユニット。
  6. 請求項1から5の何れか1項に記載の自動半田付けユニットにおいて、
    前記こてホルダは、
    環状体であって、外周面が球状に形成され、かつ内周が前記半田ごての外周面に固定される前記環状体を備えている
    ことを特徴とする自動半田付けユニット。
  7. 請求項6に記載の自動半田付けユニットにおいて、
    前記こてホルダは、
    前記環状体の外周面を転動可能に支持する保持器であって、前記こてユニットの調整を図る際、当該保持器の締め付けねじを緩めることにより転動を許容し、締め付けることにより転動を規制する前記保持器をさらに備えている
    ことを特徴とする自動半田付けユニット。
  8. 請求項6に記載の自動半田付けユニットにおいて、
    前記こてホルダは、
    前記ベース部材に固定される保持器であって、前記環状体の前記外周面を転動可能に支持するC字形状の前記保持器と、
    前記環状体を受ける球状のガイド面の接線方向に延びて、C字形状に開く前記保持器の一方の端部と他方の端部とを締め付けるねじと
    を備えている
    ことを特徴とする自動半田付けユニット。
  9. 請求項7または8に記載の自動半田付けユニットにおいて、
    前記環状体は、径方向に弾性的に伸縮可能なC字形状に形成されている
    ことを特徴とする自動半田付けユニット。
  10. 請求項6から9の何れか1項に記載の自動半田付けユニットにおいて、
    前記保持器の素材は、ジュラルミンである
    ことを特徴とする自動半田付けユニット。
  11. 請求項1から10の何れか1項に記載の自動半田付けユニットにおいて、
    前記作業アームに対し、前記こてユニットの側部に固定されるフィーダユニットをさらに備え、
    前記フィーダユニットは、当該こてユニットに設けられた前記半田ごての先端作業部に臨んで糸半田を供給するノズルを含み、
    前記こてユニットのベース部材は、前記作業アームに対し、前記先端作業部が前記ノズルとの干渉を回避可能な方向に着脱される
    ことを特徴とする自動半田付けユニット。
  12. 請求項1から11の何れか1項に記載の自動半田付けユニットにおいて、
    前記アーム側取付部は、前記フィーダユニットに一体的に設けられたこてユニットベースである
    ことを特徴とする自動半田付けユニット。
  13. 自動半田付けロボットの作業アームに駆動される半田ごてと、前記作業アームに設けられるアーム側取付部の取付面に対し、着脱可能に取り付けられるベース部材と、前記ベース部材に設けられるこてホルダであって、前記半田ごてを前記ベース部材に対して位置調整可能に保持する前記こてホルダとを含むこてユニットを調整するための調整治具であって、
    前記アーム側取付部の前記取付面と同一の条件で前記ベース部材を位置決め可能な取付面を有し、前記ベース部材が着脱可能に固定される台座と、
    前記台座に固定されたこてユニットの半田ごてのこて先を位置決めする位置決め部材と
    を備えている
    ことを特徴とする調整治具。
  14. 請求項13記載の調整治具において、
    前記位置決め部材は、当該半田ごてのこて先の先端作業部の諸元に適合する凹部を有する
    ことを特徴とする調整治具。
  15. 請求項13または14記載の調整治具において、
    前記位置決め部材は、前記台座に対し、相対的に位置調整可能に固定されている
    ことを特徴とする調整治具。
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