JP2014134755A - 表示装置、表示方法、テレビジョン受像機、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

表示装置、表示方法、テレビジョン受像機、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Mitsuharu Ozaki
満春 尾崎
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龍司 松井
Hisashi Miyajima
悠 宮島
Kohei Wakabayashi
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Abstract

【課題】複数の映像を統合した統合映像が本来の品質の映像であるか否かをユーザに把握させることが容易な表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置(1)は、複数の画像信号の示す各画像を統合して表示画像を生成する画像統合手段(31)と複数の画像信号の各々の解像度を示すOSD画像を生成するOSD画像生成手段(32)と表示画像とOSD画像とを表示する表示手段(3)とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表示装置(例えば、テレビジョン受像機)およびそのような表示装置の表示方法に関する。更に、本発明は、コンピュータをそのような表示装置として機能させるプログラム、および、そのようなプログラムが記録された記録媒体に関する。
近年、複数の画像信号を並列的に入力することにより、各々の画像信号に基づいて画像を多画面表示することが可能な表示装置が従来技術として知られている。また、水平画素数3840×垂直画素数2160の画面解像度を有する4K2K映像を表示することが可能な表示装置なども開発されている。
そのような多画面表示が可能な表示装置において、4K2K映像を表示する方法として、4K2K映像を分割した各分割映像の映像信号の入力を受け付け、各分割映像を統合する方法が挙げられる。例えば、PC(Personal Computer)において4K2K映像を4分割し、PCの備えるグラフィックボードから、4本のHDMI(High Definition Multimedia Interface、HDMIは登録商標)ケーブルなどを介して、4つの分割映像を表示装置に並列的に入力する。表示装置は、4つのHDMI入力端子に並列的に入力された各分割映像を統合し、4K2K映像を表示する。
特許文献1には、多画面表示が可能な表示装置において、各画面の表示の状態に応じてOSD(On-Screen Display)表示を行う技術が開示されている。
特開平7−162779号公報(1995年6月23日公開)
ここで、表示装置に並列入力される4つの分割映像が、同じ解像度(すなわち、水平画素数1920×垂直画素数1080)及び周波数であるような同一の映像フォーマットとして入力された場合に、表示装置は4つの分割映像を統合して4K2K映像を表示することができる。一方、4つの分割映像が異なる映像フォーマットとして表示装置に並列入力された場合においても、例えば4つの分割映像のうちの一部にアップコンバートを施した上で4つの分割映像を統合することで、4K2K映像を表示装置に表示することは可能である。しかしながら、このようにして表示された映像は、本来の品質の4K2K映像(すなわち、4K2K映像本来の精細感を持つドットバイドットで表示される映像)ではない。
これに関し、上述のような従来技術には、表示装置に表示されている映像が本来の品質の4K2K映像であるか否かを判断することがユーザにとって容易ではないという課題があった。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の映像を統合して表示される表示映像が本来の品質の映像であるか否かを容易にユーザに把握させることが可能な表示装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示装置は、並列的に送られてくる複数の画像信号を受け付ける画像信号受付手段と、上記画像信号受付手段によって受け付けられた上記複数の画像信号の示す各画像を統合して表示画像を生成する画像統合手段と、上記複数の画像信号の各々の解像度を示す単一または複数のOSD画像を生成するOSD画像生成手段と、上記OSD画像生成手段によって生成されたOSD画像と上記画像統合手段によって生成された上記表示画像とを表示する表示手段と、を備えていることを特徴とする。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示装置の表示方法は、並列的に送られてくる複数の画像信号を受け付ける画像信号受付工程と、上記画像信号受付工程にて受け付けられた上記複数の画像信号の示す各画像を統合して表示画像を生成する画像統合工程を含んだ表示装置の制御方法において、上記複数の画像信号の各々の解像度を示す単一または複数のOSD画像を生成するOSD画像生成工程と、上記OSD画像生成工程にて生成されたOSD画像と上記画像統合手段によって生成された上記表示画像とを表示する表示工程と、を含んでいることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、多画面表示される各映像の解像度を示すOSD画像を表示する表示装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る表示装置がOSD画像及びコンテンツ画像を表示する手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る表示装置に入力される全ての画像信号の解像度が同一である場合における表示画面の遷移の一例を示す遷移図である。 本発明の第1の実施形態に係る表示装置に入力される全ての画像信号の解像度が同一でない場合における表示画面の遷移の一例を示す遷移図である。 本発明の第1の実施形態に係る表示装置が表示するOSD画像の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る表示装置の変形例において、入力される全ての画像信号の解像度が同一である場合における表示画面の遷移の一例を示す遷移図である。 本発明の第1の実施形態に係る表示装置の変形例において、入力される全ての画像信号の解像度が同一でない場合における表示画面の遷移の一例を示す遷移図である。 本発明の実施形態に係る表示装置と、画像出力装置とからなる画像表示システムの構成を示すブロック図である。 本発明の変形例に係る表示装置の備える画像信号受付部のうち、何れかの画像信号受付部に画像信号が入力されていない場合における表示画面の遷移の一例を示す遷移図である。 本発明の第2の実施形態に係る表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る表示装置の備える判定部が行う処理の手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る表示装置の備える判定部が行う処理の手順の変形例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る表示装置の備える判定部が行う処理の手順の変形例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る表示装置の備える判定部が行う処理の手順の変形例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る表示装置の備える判定部が行う処理の手順の変形例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る表示装置に入力される画像信号の示す画像間の境界線を表示する場合における表示画面の遷移の一例を示す遷移図である。 本発明の第2の実施形態に係る表示装置に入力される画像信号の示す画像間の境界線を表示する場合における表示画面の遷移の一例を示す遷移図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の第1の実施の形態について、図1から図7を参照しながら詳細に説明する。なお、本明細書においては、「解像度」の用語を、ppi等の分解能の意味ではなく、縦および横の画素数の意味で用いていることを予め述べておく。
(表示装置1の構成)
図1は本実施形態に係る表示装置1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、表示装置1は、複数の画像信号受付部2と、表示制御部3と、表示部4とを備えている。表示制御部3は、画像統合部31と、OSD画像生成部32と、OSD画像合成部33とを備えている。
画像信号受付部2は、例えば、PCなどの画像出力機能を備えた外部機器からの映像コンテンツまたは静止画コンテンツの入力画像信号を受け付ける入力端子である。本実施形態においては、画像信号受付部2として、HDMI接続端子を用いる場合について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
画像信号受付部2は、入力を受け付けた入力画像信号の示す画像(以下では、「入力画像」とも呼称する。)を、画像統合部31に供給する。表示装置1は、4つの画像信号受付部2を備えていることにより、並列的に送られてくる4つの入力画像信号を受け付けることができる。また、表示装置1は、4つの画像信号受付部2を備えていることにより、外部機器によって生成された原画像を例えば4分割することによって得られる4つの分割画像の各々の入力画像信号を並列的に受け付けることができる。また、画像信号受付部2としてHDMI接続端子を用いる場合には、4つの分割画像の各々の入力画像信号とともに、並列入力している旨を示すCEC(Consumer Electronics Control)コマンドの入力を受け付けることができる。なお、本実施形態において、表示装置1は、画像信号受付部2を4つ備える構成を採用しているが、本発明はこれに限定されるものではない。
(表示制御部3について)
画像統合部31は、4つの画像信号受付部2から取得した各入力画像を統合して得られた画像(以下では、「表示画像」「統合画像」等とも呼称する)を、OSD画像合成部33に供給する。
画像統合部31が各入力画像を統合するために表示画面内のどの領域にどの入力画像を配置するかは、予め定められていてもよい。例えば、第1の画像信号受付部2から取得した入力画像が表示画面を4分割した領域のうち左上の領域に表示され、第2の画像信号受付部2から取得した入力画像が4分割した領域のうち右上の領域に表示され、第3の画像信号受付部2から取得した入力画像が4分割した領域のうち左下の領域に表示され、第4の画像信号受付部2から取得した入力画像が4分割した領域のうち右下の領域に表示されるように、各入力画像の配置位置を予め定めてもよい。
画像統合部31は、さらに、各入力画像の各々の画像信号の解像度(以下では、「入力画像解像度」とも呼称する。)を示す解像度データをOSD画像生成部32に供給する。
OSD画像生成部32は、画像統合部31から取得した解像度データに基づいて、各入力画像解像度を示す単一または複数のOSD画像を生成する。ただし、OSD画像生成部32は、画像統合部31から取得した解像度データが示す解像度が互いに等しい場合には、各入力画像解像度を示すOSD画像を生成する代わりに、表示画像の解像度を示すOSD画像を生成する。OSD画像生成部32は、生成したOSD画像をOSD画像合成部33に供給する。
なお、OSD画像生成部32が生成するOSD画像には、各入力画像解像度だけではなく、各入力画像が、何れの画像出力装置から入力された画像であるかを示す識別番号などを含めてもよい。また、画像信号受付部2としてHDMI接続端子を用いており、画像信号受付部2が、複数の分割画像の各々の画像信号を並列伝送している旨を示すCECコマンドを繰り返し受け付けている間は、OSD画像に、分割画像を表示していることを示す情報を含めてもよい。
OSD画像合成部33は、画像統合部31から取得した表示画像と、OSD画像生成部32から取得したOSD画像とを合成し、合成して得られた画像(以下では「合成画像」とも呼称する。)を表示部4に供給する。
表示部4は、OSD画像合成部33から取得した合成画像を表示する表示画面であり、4K2Kの画面解像度を有している。表示部4が表示する合成画像の例については参照する画像を代えて後述する。
(表示装置1の処理について)
以下では、本実施形態に係る表示装置1が合成画像を表示する手順について、図2から図5を参照して説明する。ここでは、表示装置1は、生成した画像を4分割する外部機器からの4つの分割画像の入力を並列的に受け付けることができるように、外部機器と4本のHDMIケーブルを介して接続されているものとする。
なお、以下では、表示装置1は、4つの画像信号受付部2を用いて受け付けた4つの分割画像を統合して、水平画素数3840×垂直画素数2160の画面解像度を有する4K2K画像を表示する例を挙げながら、上記手順について説明するが、本発明はこの例に限定されない。例えば、表示装置1は、画像を2分割(または8分割)する外部機器から受信した2つ(または8つ)の分割画像を統合して、水平画素数1920×垂直画素数1080の画面解像度を有するフルHD画像を表示するものであってもよい。上記の場合には、分割数に応じた複数の画像信号受付部2を備える構成とすればよい。
図2は、本実施形態に係る表示装置1がOSD画像及びコンテンツ画像(表示画像)を表示する手順を示すフローチャートである。
(ステップS1)
まず、画像信号受付部2は、PCなどの画像出力機能を備えた外部機器から入力画像信号を受け付ける。画像信号受付部2は、入力を受け付けた入力画像信号の示す画像、すなわち入力画像をそれぞれ画像統合部31に供給する。
(ステップS2)
続いて、画像統合部31は、ステップS1にて全ての(4つの)画像信号受付部2から入力画像を取得したか否かを判別する。画像統合部31が、全ての画像信号受付部2から入力画像を取得していないと判別した場合(ステップS2において「NO」)には、表示装置1はステップS3の処理へ進む。また、画像統合部31が、全ての画像信号受付部2から入力画像を取得したと判別した場合(S2において「YES」)には、表示装置1はステップS7の処理へ進む。
(ステップS3)
続いて、画像統合部31は、ステップS1にて取得した各入力画像を統合し、統合した表示画像を生成する。4つの画像信号受付部2のうち、何れかの画像信号受付部2に入力画像信号が入力されておらず、画像統合部31が入力画像を取得していない場合には、画像統合部31は、入力画像信号が入力されていないことを示す画像(「NO SIGNAL」などのメッセージを示した画像)またはブランク画像を生成し、生成した画像と他の入力画像とを統合して、表示画像を生成してもよい。画像統合部31は、生成した表示画像をOSD画像合成部33に供給する。
(ステップS4)
続いて、画像統合部31は、ステップS3または後述のステップS7にて統合した各入力画像について、入力画像解像度を示す解像度データをOSD画像生成部32へ供給する。
(ステップS5)
続いて、OSD画像生成部32は、ステップS4にて画像統合部31から取得した解像度データに基づいて、各入力画像解像度を示す単一または複数のOSD画像を生成する。OSD画像生成部32は、生成したOSD画像を、OSD画像合成部33に供給する。
(ステップS6)
続いて、OSD画像合成部33は、ステップS3にて画像統合部31から供給された表示画像と、ステップS6にてOSD画像生成部32から供給されたOSD画像とを合成し、合成画像を生成する。OSD画像合成部33は生成した合成画像を表示部4へ供給する。OSD画像合成部33から合成画像を取得した表示部4は、合成画像を表示する。
(ステップS7)
また、ステップS2にて、画像統合部31が全ての画像信号受付部2から入力画像を取得したと判別した場合(S2において「YES」)には、画像統合部31は、ステップS1にて取得した各入力画像を統合することにより、表示画像を生成する。画像統合部31は、生成した表示画像をOSD画像合成部33に供給する。
(ステップS8)
続いて、画像統合部31は、ステップS1にて取得した各入力画像について、入力画像解像度を示す解像度データをそれぞれ比較し、全ての入力画像解像度が互いに等しい場合(ステップS8において「YES」)には、表示装置1は、ステップS9の処理へ進む。また、全ての入力画像解像度が同一でない場合(ステップS8において「NO」)には、表示装置1は、ステップS4の処理へ進む。
(ステップS9)
続いて、画像統合部31は、ステップS7にて生成した表示画像の解像度を示す解像度データをOSD画像生成部32に供給する。
(ステップS10)
続いて、OSD画像生成部32はステップS9にて取得した解像度データに基づいて、表示画像の解像度を示すOSD画像を生成する。OSD画像生成部32は、生成したOSD画像をOSD画像合成部33に供給し、表示装置1はステップS6の処理へ進む。
以上の手順により、表示装置1は、並列的に送られてくる複数の画像信号を受け付け、受け付けられた複数の画像信号の示す各画像を統合して表示画像を生成する。また、表示装置1は、並列的に送られてくる複数の画像信号の各々の解像度を示す単一または複数のOSD画像を生成し、表示画像に合成して表示する。さらに、表示装置1は、特に、4つの画像信号受付部2が並列的に送られてくる4つの画像信号を受信している状態において、その4つの画像信号の解像度が互いに等しい場合には、4つの画像を統合した表示画像の表示解像度を示すOSD画像を生成し、表示画像に合成して表示する。
(表示画面の遷移の一例)
以下では、外部機器が4つの画像信号を順に表示装置1に供給していく場合における表示装置1の表示画面の遷移の一例について図3及び図4を参照しながら説明する。なお、以下では、4つの画像信号受付部2を用いて受け付けた4つの分割画像を統合して4K2K画像を表示する例を挙げながら、上記手順について説明するが、本発明はこの例に限定されない。また、図3及び図4はあくまで例示であって、表示装置1が表示する合成画像は、図3及び図4に示したものに限定されない。
(解像度が互いに等しい分割画像が入力された場合について)
図3は、表示装置1に入力される全ての画像信号の入力画像解像度が同一である場合における表示画面の遷移の一例を示す遷移図である。
なお、以下では、画像信号受付部2を単に、「HDMI入力端子」と呼称し、4つの画像信号受付部2をそれぞれ区別する必要がある場合には、「第1の画像信号受付部」〜「第4の画像信号受付部」、または、「HDMI1」〜「HDMI4」とも呼称する。また、HDMI1〜HDMI4に入力された入力画像信号の示す各々の画像を、「第1の入力画像」〜「第4の入力画像」と呼称する。
まず、HDMI1のみに水平画素数1920×垂直画素数1080(以下では、省略のために垂直画素数のみを表記し、「1080p」と呼称する)の解像度を有する入力画像信号が入力されると、表示装置1は図3の画面aに示すような合成画像を表示する。
図3の画面aに示すように、HDMI1に入力された第1の入力画像が、表示画面を4分割した領域のうち左上の領域に表示される。また、HDMI2〜4には入力画像信号が入力されていないため、4分割した領域のうち右上、左下、及び右下の領域には、入力画像信号が入力されていないことを示す画像(「NO SIGNAL」というメッセージを示した画像)が表示される。
また、図3の画面aに示す表示画像の右上部には各入力画像解像度を示すOSD画像が表示されている。OSD画像には、「HDMI1」〜「HDMI4」という文字列が縦方向に並べて表示されている。各HDMI入力端子に入力された画像信号の入力画像解像度は、各HDMI入力端子に対応するように表示される。例えば、図3の画面aの場合においては、HDMI1には1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されているため、「HDMI1 1080p」が表示されている。また、HDMI2には入力画像信号が入力されていないため、「HDMI2」のみが表示されている。HDMI3及びHDMI4についても、HDMI2と同様に入力画像信号が入力されていないため、「HDMI3」、及び「HDMI4」のみが表示されている。
なお、各HDMI入力端子の何れにも入力画像信号が入力されていない場合には、表示装置1は、入力画像信号が入力されていないことを示す画像(「NO SIGNAL」などのメッセージを示した画像)またはブランク画像を表示する(不図示)。上記の場合、表示画面を4分割した領域のそれぞれに入力画像信号が入力されていないことを示す画像、またはブランク画像を表示してもよいし、表示画面を分割せずに、単一の入力画像信号が入力されていないことを示す画像、または単一のブランク画像を表示する構成としてもよい。
続いて、HDMI2に1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されると、表示装置1の表示画面は、図3の画面bに遷移する。図3の画面bに示すように、HDMI2に入力された第2の入力画像が表示画面を4分割した領域のうち右上の領域に表示され、OSD画像内の「HDMI2」の文字列が「HDMI2 1080p」に更新される。
続いて、HDMI3に1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されると、表示装置1の表示画面は、図3の画面cに遷移する。図3の画面cに示すように、HDMI3に入力された第3の入力画像が表示画面を4分割した領域のうち左下の領域に表示され、OSD画像内の「HDMI3」の文字列が「HDMI3 1080p」に更新される。
最後に、HDMI4に1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されると、表示装置1の表示画面は図3の画面dに遷移する。すなわち、HDMI4に1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されたことにより、全てのHDMI入力端子に同一の解像度の入力画像信号が入力されたことになり、表示装置1は、図3の画面dに示すように、原画像と同一の4K2K画像を表示することになる。
なお、図3の画面a〜画面cにおいては、4分割した領域の境界を示す境界線(すなわち、表示画像の一部として隣接する位置に表示される2つの分割画像の各対について、対
を成す2つの分割画像の境界を示す境界線)が図示されているが、この境界線は説明の便宜上、図示したものであり、表示装置1が実際に表示する合成画像においては、境界線は含まれていない。ただし、表示装置1は、表示制御部3(境界線表示手段)が表示画像上にこの境界線を表示することで、この境界線を含むような合成画像を表示するように構成されていてもよい。この場合には、表示装置1は、図3の画面dを表示する際に、境界線を消去して原画像と同一の4K2K画像を表示してもよいし、境界線を消去せずに原画像と同一の4K2K画像を表示してもよい。
なお、図3の画面dに示されている表示画像は、1080pの解像度を有する各分割画像を統合したものであるため、水平画素数3840×垂直画素数2160の解像度、すなわち本来の品質の4K2K画像である。表示装置1は、本来の品質の4K2K画像が表示されていることを示すために、図3の画面dに表示されるOSD画像には、図3の画面a〜cに示されたようなOSD画像ではなく、図3の画面dに示されているような、統合された表示画像の解像度を示す「HDMI 4K2K」の文字列を含むOSD画像を表示するようになっている。
なお、表示装置1は、OSD画像を表示してから一定時間が経過した後にOSD画像を消去するように構成されていてもよいし、映像信号の入力を受けている間は常にOSD画像を表示するように構成されていてもよい。また、表示装置1は、ユーザ操作に応じて、OSD画像を表示するか否かを切り替えるように構成されていてもよい。
(解像度の異なる分割画像が入力された場合について)
以下では、表示装置1に入力される全ての画像信号の入力画像解像度が同一でない場合における表示画面の遷移の一例について、図4を参照して説明する。
図4は、上記表示画面の遷移の一例を示す遷移図である。
まず、HDMI1のみに1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されると、表示装置1は図4の画面aに示すような合成画像を表示する。図4の画面aは、図3の画面aに示したものと同様の合成画像である。
続いて、HDMI2に水平画素数1280×垂直画素数720(以下では、省略のために「720p」とも呼称する)の解像度を有する入力画像信号が入力されると、表示装置1の表示画面は、図4の画面bに遷移する。図4の画面bに示すように、HDMI2に入力された第2の入力画像が、表示画面を4分割した領域のうち右上の領域に表示され、OSD画像内の「HDMI2」の文字列が「HDMI2 720p」に更新される。
続いて、HDMI3に水平画素数854×垂直画素数480(以下では、省略のために「480p」とも呼称する)の解像度を有する入力画像信号が入力されると、表示装置1の表示画面は、図4の画面cに遷移する。図4の画面cに示すように、HDMI3に入力された第3の入力画像が、表示画面を4分割した領域のうち左下の領域に表示される。また、HDMI3に480pの解像度を有する入力画像信号が入力されることにより、図4の画面cに示すように、OSD画像内の「HDMI3」の文字列が「HDMI3 480p」に更新される。
最後に、HDMI4に1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されると、表示装置1の表示画面は、図4の画面dに遷移する。図4の画面dに示すように、HDMI4に入力された第4の入力画像が、表示画面を4分割した領域のうち右下の領域に表示される。
この時点で表示装置1が表示する合成画像は、第1〜第4の入力画像の4つの入力画像解像度が同一ではないため、本来の品質の4K2K画像ではない。
なお、解像度の異なる入力画像をHDMI1〜HDMI4にそれぞれ入力する場合には、1080p未満の解像度を有する入力画像について、1080pへのアップコンバートを施した上で、各入力画像を統合して表示してもよい。この場合も統合により得られる表示画像は本来の品質の4K2K画像ではないが、表示装置1が各入力画像について対応する画像信号の解像度を示したOSD画像を表示するので、ユーザは、表示されている4K2K画像が本来の4K2K画像ではないことを容易に把握することができる。
また、図4の画面a〜画面cにおいても、4分割した領域の境界を示す境界線が図示されているが、この境界線は説明の便宜上、図示したものであり、表示装置1は、実際にはこのような境界線を表示しない。
(表示装置1の利点)
以上、図3および図4を参照して説明したように、表示装置1の4つの画像信号受付部2(画像信号受付手段)がフルHDの4つの画像信号を受信し、表示制御部3が対応する4つの画像を統合して本来の品質の4K2K画像を表示する場合には、表示制御部3(OSD画像生成手段、表示手段)は、4K2K画像を表示している旨を示すOSD画像を生成して4K2K画像とともに表示することになる。一方、表示装置1は、4つの画像信号受付部2が受信している4つの画像信号の解像度が同一でない場合には、各画像信号の解像度を示したOSD画像を表示することになる。
したがって、表示装置1は、表示映像が本来の品質の4K2K画像であるか否かを容易にユーザに把握させることができる。
なお、表示装置1は、4つの画像信号受付部2(画像信号受付手段)がフルHDの4つの画像信号を受信している場合であっても、4つの画像信号の解像度(1080p)を示したOSD画像を表示するように構成されていてもよい。表示装置1がこのように構成されている場合であっても、ユーザは、OSD画像を見て4つの画像信号の解像度が1080pであることを認識すれば、表示画像が本来の品質の4K2K画像であることを容易に把握できる。
(OSD画像表示の変形例1)
以上、表示装置1に入力された各入力画像信号の解像度に応じて、表示装置1が表示するOSD画像を変更する手順について説明したが、表示装置1が表示するOSD画像は図3及び図4に示したような画像に限定されない。
図5は、本実施形態に係る表示装置1が表示するOSD画像の一例を示す図である。
図5に示すように、表示装置1は、各HDMI入力端子に入力される入力画像について表示画像内における表示位置を示す絵柄を含むようなOSD画像を表示する。より具体的には、図5に示すように、表示装置1は、入力画像が入力されるHDMIについてはそのHDMIに対応する絵柄の右隣に画像信号の解像度を含むようなOSD画像を表示する(図5は、HDMI4にのみ1080pの入力画像が入力されている場合のOSD画像の例である)。換言すれば、表示装置1は、各入力画像について、入力画像の表示画像内における表示位置と、その入力画像に対応する入力画像解像度とを対として示すようなOSD画像を表示する。
図5に示すようなOSD画像により、ユーザは、表示画像内のどの画像が、どのような解像度を有しているのかを直感的に把握することができる。
なお、本変形例においても、表示装置1は、1080pの4つの映像信号を受信している場合には、4つの絵柄を含むOSD画像ではなく、表示画像の解像度(4K2K)を示すOSD画像を表示することになる。
(OSD画像表示の変形例2)
以下では、外部機器が4つの画像信号を順に表示装置1に供給していく場合における表示装置1が表示するOSD画像の変形例について図6及び図7を参照しながら説明する。なお、図6及び図7はあくまで例示であって、表示装置1が表示する合成画像は、図6及び図7に示したものに限定されない。
(解像度が互いに等しい分割画像が入力された場合について)
図6は、入力される全ての画像信号の入力画像解像度が同一である場合における本変形例に係る表示装置1の表示画面の遷移を示す遷移図である。
本変形例においては、表示装置1は、各HDMI入力端子に入力された入力画像信号の解像度を示す単一のOSD画像を表示するのではなく、HDMI入力端子毎に、HDMI入力端子に入力された入力画像信号の解像度を示すOSD画像を生成することで、複数のOSD画像を生成する。そして、表示装置1は、各入力画像信号について、その入力画像信号の解像度を示すOSD画像をその入力画像信号が表す入力画像上に表示する。
まず、HDMI1のみに1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されると、表示装置1は図6の画面aに示すような合成画像を表示する。
図6の画面aに示すように、HDMI1に入力された第1の入力画像が、表示画面を4分割した領域のうち左上の領域に表示される。また、HDMI2〜4には入力画像信号が入力されていないため、4分割した領域のうち右上、左下、及び右下の領域には、入力画像信号が入力されていないことを示す画像(「NO SIGNAL」などのメッセージを示した画像)が表示される。
また、図6の画面aに示すように、4分割した各領域には、その領域に表示されている入力画像に対応する入力画像信号の解像度を示すOSD画像が表示される。各領域に表示されるOSD画像には、その領域に表示される入力画像を受信したHDMI入力端子を示す文字列(「HDMI1」〜「HDMI4」のいずれか)が含まれる。例えば、図6の画面aの場合においては、HDMI1には1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されているため、HDMI1が受信した第1の入力画像が表示される左上の領域のOSD画像には「HDMI1 1080p」という文字列が含まれる。また、HDMI2には入力画像信号が入力されていないため、HDMI2が受信した第2の入力画像が表示するための右上の領域のOSD画像には「HDMI2」という文字列が表示される。HDMI3及びHDMI4についても、HDMI2と同様に入力画像信号が入力されていないため、対応するOSD画像には、それぞれ、「HDMI3」、及び「HDMI4」とう文字列が表示されている。
なお、本変形例においても、各HDMI入力端子の何れにも入力画像信号が入力されていない場合には、表示装置1は、入力画像信号が入力されていないことを示す画像(「NO
SIGNAL」などのメッセージを示した画像)またはブランク画像を表示する(不図示)。
上記の場合、表示画面を4分割した領域のそれぞれに入力画像信号が入力されていないことを示す画像、またはブランク画像を表示してもよいし、表示画面を分割せずに、単一の入力画像信号が入力されていないことを示す画像、または単一のブランク画像を表示する構成としてもよい。
続いて、HDMI2に1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されると、表示装置1の表示画面は、図6の画面bに遷移する。図6の画面bに示すように、HDMI2に入力された第2の入力画像が表示画面を4分割した領域のうち右上の領域に表示され、右上の領域に表示されているOSD画像内の「HDMI2」という文字列は「HDMI2 1080p」に変更される。
続いて、HDMI3に1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されると、表示装置1の表示画面は、図6の画面cに遷移する。図6の画面cに示すように、HDMI3に入力された第3の入力画像が表示画面を4分割した領域のうち左下の領域に表示され、左下の領域に表示されているOSD画像内の「HDMI3」という文字列は、「HDMI3 1080p」に変更される。
続いて、HDMI4に1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されると、表示装置1の表示画面は、図6の画面dに遷移する。図6の画面dに示すように、HDMI4に入力された第4の入力画像が表示画面を4分割した領域のうち右下の領域に表示され、右下の領域に表示されるOSD画像内の「HDMI4」という文字列は、「HDMI4 1080p」に変更される。
HDMI4に1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されたことにより、全てのHDMI入力端子に同一の品質の分割画像が入力されたことになる。この場合、表示装置1の表示画面は、図6の画面eに遷移する。すなわち、表示装置1は、図6の画面eに示すように、原画像と同一の4K2K画像を表示することになる。
なお、表示装置1が表示する図6の画面eの表示画像は、1080pの解像度を有する各分割画像を統合した本来の品質の4K2K画像である。このことをユーザが容易に把握できるように、表示装置1は、図6の画面eに示すように、図6の画面a〜dに示されたようなOSD画像ではなく、表示画像の解像度である「HDMI 4K2K」を示すようなOSD画像を表示するようになっている。
なお、図6の画面a〜画面dにおいても、4分割した領域の境界を示す境界線が図示されているが、この境界線は説明の便宜上、図示したものであり、表示装置1は、実際にはこのような境界線を表示しない。
(解像度が異なる分割画像が入力された場合について)
図7は、入力される全ての画像信号の入力画像解像度が同一でない場合における本変形例に係る表示装置1の表示画面の遷移を示す遷移図である。
まず、HDMI1のみに1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されると、表示装置1は図7の画面aに示すような合成画像を表示する。図7の画面aは、図6の画面aに示したものと同様の合成画像である。
続いて、HDMI2に720pの解像度を有する入力画像信号が入力されると、表示装置1の表示画面は、図7の画面bに遷移する。図7の画面bに示すように、HDMI2に入力された第2の入力画像が表示画面を4分割した領域のうち右上の領域に表示され、右上の領域に表示されているOSD画像の「HDMI2」という文字列は、「HDMI2 720p」に変更される。
続いて、HDMI3に480pの解像度を有する入力画像信号が入力されると、表示装置1の表示画面は、図7の画面cに遷移する。すなわち、図7の画面cに示すように、HDMI3に入力された第3の入力画像が表示画面を4分割した領域のうち左下の領域に表示され、左下の領域に表示されているOSD画像内の「HDMI3」という文字列は、「HDMI3 480p」に変更される。
最後に、HDMI4に1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されると、表示装置1の表示画面は、図7の画面dに遷移する。すなわち、図7の画面dに示すようにHDMI4に入力された第4の入力画像が表示画面を4分割した領域のうち右下の領域に表示され、右下の領域に表示されているOSD画像内の「HDMI4」という文字列は、「HDMI4 1080p」に変更される。
この時点で表示装置1が表示している合成画像は、第1〜第4の入力画像の各々の入力画像解像度が同一ではないため、本来の品質の4K2K画像ではない。
また、図7の画面a〜画面cにおいても、4分割した領域の境界を示す境界線が図示されているが、この境界線は説明の便宜上、図示したものであり、表示装置1は、実際にはこのような境界線を表示しない。
(OSD画像表示の変形例3)
以下では、表示装置1が表示するOSD画像のもう一つの変形例について図9を参照しながら説明する。なお、図9はあくまで例示であって、表示装置1が表示する合成画像は、図9に示したものに限定されない。
図9は、表示装置1の備える画像信号受付部のうち、何れかの画像信号受付部に画像信号が入力されていない場合における表示画面の遷移の一例を示す遷移図である。
本変形例においては、表示装置1は、各HDMI入力端子に入力された入力画像信号の解像度を示す単一のOSD画像を生成し、表示画像上に表示しているものとする。
例えば、図9に示すようにHDMI1〜3の各々に、1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されると、表示装置1は図9の画面aに示すような合成画像を表示する。
図9の画面(a)に示すように、HDMI1に入力された第1の入力画像が、表示画面を4分割した領域のうち左上の領域に表示される。同様にHDMI2に入力された第2の入力画像が、表示画面を4分割した領域のうち右上の領域に表示される。さらにHDMI3に入力された第3の入力画像が、表示画面を4分割した領域のうち左下の領域に表示される。また、HDMI4には入力画像信号が入力されていないため、4分割した領域のうち右下の領域には、入力画像信号が入力されていないことを示す画像(「NO SIGNAL」などのメッセージを示した画像)が表示される。
また、図9の画面aに示すように、表示装置1は、表示画像上に、各入力信号の解像度を示すOSD画像を表示する。表示画像上に表示されるOSD画像には、入力画像を受信したHDMI入力端子を示す文字列(「HDMI1」〜「HDMI4」のいずれか)と、当該HDMI入力端子に入力されている入力信号の解像度とを対として表示した文字列が含まれる。例えば、図9の画面aの場合においては、HDMI1〜HDMI3には1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されているため、表示画像上に表示されるOSD画像には「HDMI1 1080p」、「HDMI2 1080p」、および「HDMI3 1080p」という文字列が含まれる。また、HDMI4には入力画像信号が入力されていないため、表示画像に表示されるOSD画像には「HDMI4」という文字列のみが含まれ、解像度を示す文字列は含まれない。
上記のように、各HDMI入力端子のうち、何れかの入力端子に入力画像信号が入力されていない場合、本変形例に係る表示装置1は、HDMI入力端子に入力された各々の入力画像信号の解像度を示すOSD画像と、入力画像信号が入力されていないHDMI入力端子を示すOSD画像とを表示する。具体的には、図9の画面aのように入力画像信号が入力されていないHDMI入力端子が存在することを検知した場合、表示装置1の表示画面は、図9の画面bに遷移する。
図9の画面bに示すように、表示装置1は、「HDMI1 1080p」、「HDMI2 1080p」、および「HDMI3 1080p」という文字列が含まれる第1のOSD画像と、「HDMI4」という文字列が含まれる第2のOSD画像とを表示する。HDMI1〜HDMI3には1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されているため、第1のOSD画像は、表示画面を4分割した領域のうち左上、右上、および左下の何れかの領域に表示される。また、HDMI4には入力画像信号が入力されていないため、第2のOSD画像は、表示画面を4分割した領域のうち右下の領域に表示される。
続いて、HDMI3に入力画像信号が入力されなくなった場合、表示装置1の表示画面は、図9の画面cに遷移する。図9の画面cに示すように、表示装置1は、「HDMI1 1080p」、および「HDMI2 1080p」という文字列が含まれる第1のOSD画像と、「HDMI4」という文字列が含まれる第2のOSD画像と、「HDMI3」という文字列が含まれる第3のOSD画像とを表示する。HDMI1〜HDMI2には1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されているため、第1のOSD画像は、表示画面を4分割した領域のうち左上、および右上の何れかの領域に表示される。また、HDMI4には入力画像信号が入力されていないため、第2のOSD画像は、表示画面を4分割した領域のうち右下の領域に表示される。さらに、HDMI3にも入力画像信号が入力されていないため、第3のOSD画像は、表示画面を4分割した領域のうち左下の領域に表示される。
続いて、HDMI2に入力画像信号が入力されなくなった場合、表示装置1の表示画面は、図9の画面dに遷移する。図9の画面cに示すように、表示装置1は、「HDMI1 1080p」という文字列が含まれる第1のOSD画像と、「HDMI4」という文字列が含まれる第2のOSD画像と、「HDMI3」という文字列が含まれる第3のOSD画像と、「HDMI2」という文字列が含まれる第4のOSD画像とを表示する。HDMI1には1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されているため、第1のOSD画像は、表示画面を4分割した領域のうち左上の領域に表示される。また、HDMI4には入力画像信号が入力されていないため、第2のOSD画像は、表示画面を4分割した領域のうち右下の領域に表示される。さらに、HDMI3にも入力画像信号が入力されていないため、第3のOSD画像は、表示画面を4分割した領域のうち左下の領域に表示される。さらに、HDMI2にも入力画像信号が入力されていないため、第4のOSD画像は、表示画面を4分割した領域のうち右上の領域に表示される。
以上のように、本変形例に係る表示装置1は、HDMI入力端子に入力された各々の入力画像信号の解像度を示すOSD画像と、入力画像信号が入力されていないHDMI入力端子を示すOSD画像とを表示することができる。本変形例に係る表示装置1は、HDMI入力端子への入力の状態に応じて単一または複数のOSD画像を表示することにより、何れの入力端子に画像信号が入力されていないかを、ユーザに通知することができる。
なお、図9の画面a〜画面dにおいても、4分割した領域の境界を示す境界線が図示されているが、この境界線は説明の便宜上、図示したものであり、表示装置1は、実際にはこのような境界線を表示しない。
〔実施形態2〕
以下では、本発明の第2の実施の形態について、図10から図17を参照しながら詳細に説明する。本実施形態に係る表示装置1’においては、表示画像の一部として隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対について、対を成す2つの入力画像間の境界線を示すOSD画像を表示する構成を採用している。なお、説明の便宜上、第1の実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図10は、本実施形態に係る表示装置1’の構成を示すブロック図である。図10に示すように、表示装置1’は、第1の実施形態に係る表示装置1と同様、複数の画像信号受付部2と、表示制御部3’と、表示部4とを備えている。表示制御部3’は、画像統合部31’と、OSD画像生成部32’と、OSD画像合成部33’と、判定部34とを備えている。
本実施形態に係る表示装置1’は、画像信号の入力チャンネルを複数備えているが、各入力チャンネルは4つの入力端子により構成されている。換言すれば、表示装置1’は、入力チャンネル数の4倍に等しい個数の画像信号受付部2を備えている。また、本実施形態では、最初に入力端子に画像信号が入力された入力画像が左上の領域に表示され、2番目に入力端子に画像信号が入力された入力画像が右上の領域に表示されようになっている。同様に、3番目に入力端子に画像信号が入力された入力画像が左下の領域に表示され、4番目に入力端子に画像信号が入力された入力画像が右下の領域に表示されようになっている。なお、図10においては、これら4つの画像信号が入力される4つの画像信号受付部2のみを図示しており、残りの画像信号受付部2は図示していない。
また、画像統合部31’は、1枚の表示画像を生成するために最大4枚の入力画像を統合することが可能である。換言すれば、表示装置1’は、同時に最大4枚の入力画像を表示可能である。
本実施形態に係る表示装置1’において、OSD画像生成部32’は、画像信号受付部2に入力される各画像信号について、画像信号の解像度を示すOSD画像を生成する。さらに、OSD画像生成部32’は、表示画像の一部として隣接する位置に表示される2つの入力画像間の境界線を示すOSD画像を生成する。また、本実施形態に係る表示装置1’は、隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対について、該対を成す2つの入力画像間の境界線を示すOSD画像を生成するか否かを決定するために、判定部34を備えている。
判定部34は、画像信号受付部2に入力される各画像信号に関する情報を示す画像情報を、画像統合部31’から受信する。ここで、画像情報には、各画像信号の解像度や、入力ソースなどの情報であって、各画像信号に対応づけられた情報が含まれているが、これは本発明を限定するものではない。判定部34は、画像統合部31’から受信した画像情報に基づいて、隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対について、互いに関連する画像であるか否かを判定する処理である判定処理を行う。判定部34が行う判定処理の詳細については後述する。
判定部34は、隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対について、互いに関連する画像であるか否かの判定結果を示す判定情報をOSD画像生成部32’に供給する。ここで用いる判定情報としては、例えば、対を成す2つの入力画像が、互いに関連しているか否かを示す判定フラグのようなものであればよい。上記の場合、判定フラグが1であれば、対を成す2つの入力画像が互いに関連していることを示し、判定フラグが0であれば、対を成す2つの入力画像が互いに関連していないことを示すように設定すればよい。OSD画像生成部32’は、供給された判定情報に基づいて、隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対について、該対を成す2つの入力画像が互いに関連する画像である場合に、該対を成す2つの入力画像間の境界線を示すOSD画像を生成する。OSD画像生成部32’は、画像信号の解像度を示す各OSD画像に加えて、境界線を示すOSD画像を生成し、OSD画像合成部33’に供給する。
OSD画像合成部33’は、画像統合部31から取得した表示画像と、OSD画像生成部32’から取得した各OSD画像とを合成し、合成して得られた画像(以下では「合成画像」とも呼称する。)を表示部4に供給する。表示部4は、OSD画像合成部33’から取得した合成画像を表示する。
以上のように、本実施形態に係る表示装置1’は、表示画像において、統合された各画像間の境界線をユーザに把握させることを容易にすることができる。
(関連性の判定について)
以下では、本実施形態に係る表示装置1’の備える判定部34が行う判定処理の詳細について、図11から図15を参照しながら具体的に説明する。
図11〜図15は、本実施形態に係る表示装置1’の備える判定部34が行う判定処理の手順の一例をそれぞれ示したフローチャートである。表示装置1’は、第1の実施形態に係る表示装置1が行う処理に加え、図11〜図15に示す判定処理のうち、何れかの判定処理を行う。例えば、表示装置1’は、図2に示すステップS5またはステップS10の処理に続いて図11〜図15に示す何れかの判定処理を行い、その後ステップS6の処理を行えばよい。なお、以下の説明においては、表示装置1’が行う処理のうち、表示装置1が行う処理と同様の処理については、説明を省略する。
ステップS5またはステップS10において、OSD画像生成部32は、画像信号の解像度を示す各OSD画像を生成し、生成したOSD画像をOSD画像合成部33’に供給する。また、画像統合部31’は、各画像信号に関する情報を示す画像情報を、判定部34に供給する。
以下では、図11を参照しながら、判定部34がステップS20の処理を行う場合について説明する。
(ステップS21)
まず、図11に示すステップS21にて、判定部34は、画像統合部31’から供給された画像情報に基づいて、隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対のうちの1対について、入力サービス名が同じであるかを判定する。ここで入力サービス名とは、例えば、入力画像を示す画像信号の入力元が提供する動画像配信サービスの名称のことを指し、入力サービス名を示すデータは、画像統合部31’から供給される画像情報に含まれている。判定部34が、対を成す2つの入力画像の入力サービス名が同じであると判定した場合(ステップS21にてYES)、表示装置1’は、ステップS25の処理へ進む。また、対を成す2つの入力画像の入力サービス名が異なると判定した場合(ステップS21にてNO)、判定結果を示す判定情報をOSD画像生成部32’に供給し、表示装置1’は、ステップS22の処理へ進む。
(ステップS22)
続いて、ステップS22にて、判定部34は、画像統合部31’から供給された画像情報に基づいて、対を成す2つの入力画像の入力チャンネルが同じであるかを判定する。判定部34が、対を成す2つの入力画像の入力チャンネルが同じであると判定した場合(ステップS22にてYES)、表示装置1’は、ステップS25の処理へ進む。また、対を成す2つの入力画像の入力チャンネルが異なると判定した場合(ステップS22にてNO)、判定部34は、判定結果を示す判定情報をOSD画像生成部32’に供給し、表示装置1’は、ステップS23の処理へ進む。
(ステップS23)
続いて、ステップS23にて、判定部34は、画像統合部31’から供給された画像情報に基づいて、対を成す2つの入力画像の入力ソースが同じであるかを判定する。判定部34が、対を成す2つの入力画像の入力ソースが同じであると判定した場合(ステップS23にてYES)、表示装置1’は、ステップS25の処理へ進む。また、対を成す2つの入力画像の入力チャンネルが異なると判定した場合(ステップS23にてNO)、判定部34は、判定結果を示す判定情報をOSD画像生成部32’に供給し、表示装置1’は、ステップS24の処理へ進む。
(ステップS24)
続いて、OSD画像生成部32’は、判定部34から取得した判定情報に基づいて、対を成す2つの入力画像間の境界線を示すOSD画像を生成する。OSD画像生成部32’は、生成した境界線を示すOSD画像をOSD画像合成部33’に供給し、表示装置1’は、ステップS25の処理へ進む。
(ステップS25)
続いて、ステップS25にて、判定部34は、隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対について、判定処理が行われたかを判定する。隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対について、判定処理が行われたと判定した場合(ステップS25にてYES)、判定部34はステップS20の処理を終了する(すなわち、本実施形態においては、表示装置1’はステップS6の処理へ進む)。隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対のうち、判定処理が行われていない対が存在すると判定した場合(ステップS25にてNO)、表示装置1’は、未だ判定処理が行われていない対について、ステップS21の処理を繰り返す。
以上の手順により、入力サービス名、入力チャンネル、および入力ソースに基づいて、隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対のうち、互いに関連しない対について、対を成す2つの入力画像間の境界線を示すOSD画像が表示される。
(関連性判定の変形例1)
続いて、以下では、図12を参照しながら、判定部34がステップS30の処理を行う場合について説明する。
(ステップS31)
まず、図12に示すステップS31にて、判定部34は、画像統合部31’から供給された画像情報に基づいて、隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対のうちの1対について、入力画像解像度が互いに等しいかを判定する。判定部34が、対を成す2つの入力画像の入力画像解像度が互いに等しいと判定した場合(ステップS31にてYES)、表示装置1’は、ステップS32の処理へ進む。また、対を成す2つの入力画像の入力画像解像度が互いに異なると判定した場合(ステップS31にてNO)、判定結果を示す判定情報をOSD画像生成部32’に供給し、表示装置1’は、ステップS34の処理へ進む。
(ステップS32)
画像統合部31’は、ステップS31にて4つの画像信号受付部2から入力画像を取得したか否かを判別する。画像統合部31’が、4つの画像信号受付部2から入力画像を取得していないと判別した場合(ステップS32にてNO)、表示装置1’はステップS34の処理へ進む。また、画像統合部31’が、4つの画像信号受付部2から入力画像を取得したと判別した場合(S32にてYES)、表示装置1’はステップS33の処理へ進む。
(ステップS33)
続いて、画像統合部31’は、ステップS1にて取得した各入力画像について、入力画像解像度を示す解像度データをそれぞれ比較し、全ての入力画像解像度が互いに等しい場合(ステップS33にてYES)、表示装置1’は、ステップS30の処理を終了する(すなわち、本実施形態においては、表示装置1’はステップS6の処理へ進む)。また、全ての入力画像解像度が同一でない場合(ステップS33にてNO)、表示装置1’は、ステップS34の処理へ進む。
(ステップS34)
続いて、OSD画像生成部32’は、判定部34から取得した判定情報に基づいて、対を成す2つの入力画像間の境界線を示すOSD画像を生成する。OSD画像生成部32’は、生成した境界線を示すOSD画像をOSD画像合成部33’に供給し、表示装置1’は、ステップS35の処理へ進む。
(ステップS35)
続いて、ステップS35にて、判定部34は、隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対について、判定処理が行われたかを判定する。隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対について、判定処理が行われたと判定した場合(ステップS35にてYES)、判定部34はステップS30の処理を終了する(すなわち、本実施形態においては、表示装置1’はステップS6の処理へ進む)。隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対のうち、判定処理が行われていない対が存在すると判定した場合(ステップS35にてNO)、表示装置1’は、未だ判定処理が行われていない対について、ステップS31の処理を繰り返す。
以上の手順により、入力画像解像度に基づいて、隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対のうち、互いに関連しない対について、対を成す2つの入力画像間の境界線を示すOSD画像が表示される。また、複数の入力画像の各入力画像解像度が互いに等しい場合には、各入力画像間の境界線を示すOSD画像の表示を解除することができる。
(関連性判定の変形例2)
続いて、以下では、図13を参照しながら、判定部34がステップS40の処理を行う場合について説明する。
(ステップS41)
まず、図13に示すステップS41にて、判定部34は、画像統合部31’から供給された画像情報に基づいて、隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対のうちの1対について、「SPD(Source Product Description) Info」の示す機器名が同じであるかを判定する。ここで、「SPD Info」は、入力画像を示す画像信号を出力する機器の機器名を示す機器情報であり、例えば、HDMI入力端子により画像信号を受け付ける場合には、「SPD Info」は、該画像信号に重畳されている。判定部34が、対を成す2つの入力画像の入力ソース機器名が同じであると判定した場合(ステップS41にてYES)、表示装置1’は、ステップS44の処理へ進む。また、対を成す2つの入力画像の入力ソース機器名が異なると判定した場合(ステップS41にてNO)、表示装置1’は、ステップS42の処理へ進む。
(ステップS42)
続いて、ステップS42にて、判定部34は、画像統合部31’から供給された画像情報に基づいて、対を成す2つの入力画像について、「CEC情報のItContent」が同じであるかを判定する。ここで、「CEC情報のItContent」とは、入力画像を示す画像信号を出力する機器の機器名を示す機器情報であり、CECコマンドによって供給される情報である。判定部34が、対を成す2つの入力画像の「CEC情報のItContent」が同じであると判定した場合(ステップS42にてYES)、表示装置1’は、ステップS44の処理へ進む。また、対を成す2つの入力画像の「CEC情報のItContent」が異なると判定した場合(ステップS42にてNO)、判定部34は、判定結果を示す判定情報をOSD画像生成部32’に供給し、表示装置1’は、ステップS43の処理へ進む。
(ステップS43)
続いて、OSD画像生成部32’は、判定部34から取得した判定情報に基づいて、対を成す2つの入力画像間の境界線を示すOSD画像を生成する。OSD画像生成部32’は、生成した境界線を示すOSD画像をOSD画像合成部33’に供給し、表示装置1’は、ステップS44の処理へ進む。
(ステップS44)
続いて、ステップS44にて、判定部34は、隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対について、判定処理が行われたかを判定する。隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対について、判定処理が行われたと判定した場合(ステップS44にてYES)、判定部34はステップS40の処理を終了する(すなわち、本実施形態においては、表示装置1’はステップS6の処理へ進む)。隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対のうち、判定処理が行われていない対が存在すると判定した場合(ステップS44にてNO)、表示装置1’は、未だ判定処理が行われていない対について、ステップS41の処理を繰り返す。
以上の手順により、画像信号を出力する機器の機器名を示す機器情報に基づいて、隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対のうち、互いに関連しない対について、対を成す2つの入力画像間の境界線を示すOSD画像が表示される。
(関連性判定の変形例3)
続いて、以下では、図14を参照しながら、判定部34がステップS50の処理を行う場合について説明する。
(ステップS51)
まず、図11に示すステップS51にて、判定部34は、画像統合部31’から供給された画像情報に基づいて、隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対のうちの1対について、信号モードが同じであるかを判定する。ここで、信号モードとは、入力画像を示す画像信号の伝送方式の種別を示す情報であり、例えば、HDMIまたはDVI(Digital Visual Interface)の何れの入力端子を介して入力されているかを示す情報である。判定部34が、対を成す2つの入力画像の信号モードが同じであると判定した場合(ステップS51にてYES)、表示装置1’は、ステップS52の処理へ進む。また、対を成す2つの入力画像の信号モードが異なると判定した場合(ステップS51にてNO)、判定結果を示す判定情報をOSD画像生成部32’に供給し、表示装置1’は、ステップS54の処理へ進む。
(ステップS52)
続いて、ステップS22にて、判定部34は、画像統合部31’から供給された画像情報に基づいて、対を成す2つの入力画像を示す画像信号の色空間の種別が同じであるかを判定する。判定部34が、対を成す2つの入力画像を示す画像信号の色空間の種別が同じであると判定した場合(ステップS52にてYES)、表示装置1’は、ステップS53の処理へ進む。また、対を成す2つの入力画像を示す画像信号の色空間の種別が異なると判定した場合(ステップS52にてNO)、判定部34は、判定結果を示す判定情報をOSD画像生成部32’に供給し、表示装置1’は、ステップS54の処理へ進む。
(ステップS53)
続いて、ステップS53にて、判定部34は、画像統合部31’から供給された画像情報に基づいて、対を成す2つの入力画像のカラリメトリ情報が同じであるかを判定する。判定部34が、対を成す2つの入力画像のカラリメトリ情報が同じであると判定した場合(ステップS53にてYES)、表示装置1’は、ステップS55の処理へ進む。また、対を成す2つの入力画像のカラリメトリ情報が異なると判定した場合(ステップS53にてNO)、判定部34は、判定結果を示す判定情報をOSD画像生成部32’に供給し、表示装置1’は、ステップS54の処理へ進む。
(ステップS54)
続いて、OSD画像生成部32’は、判定部34から取得した判定情報に基づいて、対を成す2つの入力画像間の境界線を示すOSD画像を生成する。OSD画像生成部32’は、生成した境界線を示すOSD画像をOSD画像合成部33’に供給し、表示装置1’は、ステップS55の処理へ進む。
(ステップS55)
続いて、ステップS55にて、判定部34は、隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対について、判定処理が行われたかを判定する。隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対について、判定処理が行われたと判定した場合(ステップS55にてYES)、判定部34はステップS50の処理を終了する(すなわち、本実施形態においては、表示装置1’はステップS6の処理へ進む)。隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対のうち、判定処理が行われていない対が存在すると判定した場合(ステップS55にてNO)、表示装置1’は、未だ判定処理が行われていない対について、ステップS51の処理を繰り返す。
以上の手順により、信号モード、色空間の種別、およびカラリメトリ情報に基づいて、隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対のうち、互いに関連しない対について、対を成す2つの入力画像間の境界線を示すOSD画像が表示される。
(関連性判定の変形例4)
以下では、図15を参照しながら、判定部34がステップS60の処理を行う場合について説明する。
(ステップS61)
まず、図15に示すステップS61にて、判定部34は、画像統合部31’から供給された画像情報に基づいて、隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対のうちの1対について、一方の入力画像の境界画素のRGB値と他方の入力画像の境界画素のRGB値とが類似しているかを判定する。
ここで、入力画像の境界画素とは、その入力画像を構成する画素であって、その入力画像とで対を成すもう一方の入力画像との境界に位置する画素を指す。例えば、本実施形態において、HDMI1およびHDMI2に、解像度が水平画素数1920×垂直画素数1080の画像信号が入力されている場合について説明する。例えば、HDMI1に入力された画像と、HDMI2に入力された画像とが水平方向に隣接している場合には、もう一方の画像と隣接する位置にある垂直方向に配列されている1080個の画素を各画像の境界画素とする。
また、互いに隣接する境界画素間のRGB値の差が所定の閾値以下である場合に、判定部34は、境界画素が類似していると判定する。さらに、境界画素のうち、所定の割合(閾値とも呼ぶ)以上の境界画素が類似していると判定された場合に、判定部34は、隣接する位置に表示される2つの入力画像が互いに関連する画像であると判定する。
本実施形態においては、表示装置1’は、所定の割合(閾値とも呼ぶ)を示す情報をメモリ(不図示)等に格納している。例えば、所定の割合が「50%」であり、且つ、50%以上(上記の例においては540画素以上)の境界画素が類似している場合に、判定部34は、この情報に基づいて、隣接する位置に表示される2つの入力画像が互いに関連する画像であると判定する。なお、本実施形態においては、閾値として類似度50%を採用しているが、本発明はこれに限定されるものではない。
判定部34が、対を成す2つの入力画像の境界画素のうち、所定の割合(本実施形態においては50%)以上の境界画素が類似していると判定した場合(ステップS61にてYES)、表示装置1’は、ステップS63の処理へ進む。また、対を成す2つの入力画像の境界画素のうち所定の割合(本実施形態においては50%)以上の境界画素が類似していないと判定した場合(ステップS61にてNO)、判定結果を示す判定情報をOSD画像生成部32’に供給し、表示装置1’は、ステップS62の処理へ進む。
(ステップS62)
続いて、OSD画像生成部32’は、判定部34から取得した判定情報に基づいて、対を成す2つの入力画像間の境界線を示すOSD画像を生成する。OSD画像生成部32’は、生成した境界線を示すOSD画像をOSD画像合成部33’に供給し、表示装置1’は、ステップS63の処理へ進む。
(ステップS63)
続いて、ステップS63にて、判定部34は、隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対について、判定処理が行われたかを判定する。隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対について、判定処理が行われたと判定した場合(ステップS63にてYES)、判定部34はステップS60の処理を終了する(すなわち、本実施形態においては、表示装置1’はステップS6の処理へ進む)。隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対のうち、判定処理が行われていない対が存在すると判定した場合(ステップS63にてNO)、表示装置1’は、未だ判定処理が行われていない対について、ステップS61の処理を繰り返す。
以上の手順により、境界画素が類似しているか否かに基づいて、隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対のうち、互いに関連しない対について、対を成す2つの入力画像間の境界線を示すOSD画像が表示される。
(表示装置1’の利点)
以上のように、本実施形態に係る表示装置1’は、隣接する位置に表示される2つの入力画像の各対について、互いに関連する画像であるかを判定する判定部34をさらに備えている。これにより、表示装置1’は、表示画像の一部として隣接する位置に表示される2つの画像が互いに関連しない画像であると判定された場合には、2つの画像の境界を示す境界線を表示する。また、表示画像の一部として隣接する位置に表示される2つの画像が互いに関連する画像であると判定された場合には、2つの画像の境界を示す境界線を表示しない。
したがって、表示装置1’は、隣接する位置に表示される2つの画像であって、互いに関連する2つの画像間の境界線は表示しないため、ユーザにとってより自然な表示画像を表示することができる。
なお、本実施形態に係る表示装置1’において、判定部34は、変形例として説明した各判定処理(ステップS20、30、40、50、および60)の一部または全てを適宜組み合わせることにより判定する構成としてもよく、本発明はこれに限定されるものではない。
(表示装置1’の表示画面の遷移について)
以下では、本実施形態に係る表示装置1’表示する画面の遷移の一例について図16及び図17を参照しながら説明する。また、図16及び図17はあくまで例示であって、表示装置1が表示する合成画像は、図16及び図17に示したものに限定されない。
図16は、本実施形態に係る表示装置1’に入力される画像信号の示す画像間の境界線を表示する場合における表示画面の遷移の一例を示す遷移図である。具体的には、図16は、判定部34がステップS30の処理を行う場合における、表示画面の遷移の一例を示す遷移図である。
まず、HDMI1のみに1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されると、表示装置1’は図16の画面aに示すような合成画像を表示する。また、HDMI2〜4には入力画像信号が入力されていないため、4分割した領域のうち右上、左下、及び右下の領域には、入力画像信号が入力されていないことを示す画像(「NO SIGNAL」というメッセージを示した画像)が表示される。
続いて、HDMI2に720pの解像度を有する入力画像信号が入力されると、表示装置1’の表示画面は、図16の画面bに遷移する。図16の画面bに示すように、HDMI2に入力された第2の入力画像が、表示画面を4分割した領域のうち右上の領域に表示され、OSD画像内の「HDMI2」の文字列が「HDMI2 720p」に更新される。また、図16の画面bに破線で示されているように、第1の入力画像と、第2の入力画像との境界線を示すOSD画像が表示される。
続いて、HDMI3に480pの解像度を有する入力画像信号が入力されると、表示装置1’の表示画面は、図16の画面cに遷移する。図16の画面cに示すように、HDMI3に入力された第3の入力画像が、表示画面を4分割した領域のうち左下の領域に表示される。また、HDMI3に480pの解像度を有する入力画像信号が入力されることにより、図16の画面cに示すように、OSD画像内の「HDMI3」の文字列が「HDMI3 480p」に更新される。また、図16の画面cに破線で示されているように、第1の入力画像と、第3の入力画像との境界線を示すOSD画像が新たに表示されている。
最後に、HDMI4に1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されると、表示装置1’の表示画面は、図16の画面dに遷移する。図16の画面dに示すように、HDMI4に入力された第4の入力画像が、表示画面を4分割した領域のうち右下の領域に表示される。また、図16の画面dに破線で示されているように、第2の入力画像と、第4の入力画像との境界線を示すOSD画像、および、第3の入力画像と、第4の入力画像との境界線を示すOSD画像が表示される。
この時点で表示装置1’が表示している合成画像は、第1〜第4の入力画像の4つの入力画像解像度が同一ではないため、本来の品質の4K2K画像ではない。表示装置1’は、上記のように、各入力画像間の境界線を示すOSD画像を表示することにより、ユーザは、表示されている4K2K画像が本来の4K2K画像ではないことを容易に把握することができる。
なお、図16において、各入力画像間の境界線を示すOSD画像は、説明の便宜上、破線で示されているが、これは本発明を限定するものではない。例えば、境界線を示すOSD画像を赤色などのユーザにとって視認しやすい色の実線で示してもよく、ユーザに各入力画像間の境界線を把握させられるものであれば、境界線はどのような態様で表示されてもよい。
図17は、本実施形態に係る表示装置1’に入力される画像信号の示す画像間の境界線を表示する場合における表示画面の遷移の一例を示す遷移図である。
まず、HDMI1のみに1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されると、表示装置1’は図17の画面aに示すような合成画像を表示する。
図17の画面aに示すように、HDMI1に入力された第1の入力画像が、表示画面を4分割した領域のうち左上の領域に表示される。また、HDMI2〜4には入力画像信号が入力されていないため、4分割した領域のうち右上、左下、及び右下の領域には、入力画像信号が入力されていないことを示す画像(「NO SIGNAL」などのメッセージを示した画像)が表示される。
また、図17の画面aに示すように、4分割した各領域には、その領域に表示されている入力画像に対応する入力画像信号の解像度を示すOSD画像が表示される。各領域に表示されるOSD画像には、その領域に表示される入力画像を受信したHDMI入力端子を示す文字列(「HDMI1」〜「HDMI4」のいずれか)が含まれる。例えば、図17の画面aの場合においては、HDMI1には1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されているため、HDMI1が受信した第1の入力画像が表示される左上の領域のOSD画像には「HDMI1 1080p」という文字列が含まれる。また、HDMI2には入力画像信号が入力されていないため、HDMI2が受信した第2の入力画像が表示するための右上の領域のOSD画像には「HDMI2」という文字列のみが表示される。HDMI3及びHDMI4についても、HDMI2と同様に入力画像信号が入力されていないため、対応するOSD画像には、それぞれ、「HDMI3」、及び「HDMI4」とう文字列のみが表示されている。
なお、本変形例においても、各HDMI入力端子の何れにも入力画像信号が入力されていない場合には、表示装置1は、入力画像信号が入力されていないことを示す画像(「NO
SIGNAL」などのメッセージを示した画像)またはブランク画像を表示する(不図示)。
上記の場合、表示画面を4分割した領域のそれぞれに入力画像信号が入力されていないことを示す画像、またはブランク画像を表示してもよいし、表示画面を分割せずに、単一の入力画像信号が入力されていないことを示す画像、または単一のブランク画像を表示する構成としてもよい。
続いて、HDMI2に1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されると、表示装置1’の表示画面は、図17の画面bに遷移する。図17の画面bに示すように、HDMI2に入力された第2の入力画像が表示画面を4分割した領域のうち右上の領域に表示され、右上の領域に表示されているOSD画像内の「HDMI2」という文字列は「HDMI2 1080p」に変更される。また、図17の画面bに破線で示されているように、第1の入力画像と、第2の入力画像との境界線を示すOSD画像が表示される。
続いて、HDMI3に1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されると、表示装置1’の表示画面は、図17の画面cに遷移する。図17の画面cに示すように、HDMI3に入力された第3の入力画像が表示画面を4分割した領域のうち左下の領域に表示され、左下の領域に表示されているOSD画像内の「HDMI3」という文字列は、「HDMI3 1080p」に変更される。また、図17の画面cに破線で示されているように、第1の入力画像と、第3の入力画像との境界線を示すOSD画像が新たに表示される。
続いて、HDMI4に1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されると、表示装置1’の表示画面は、図17の画面dに遷移する。図17の画面dに示すように、HDMI4に入力された第4の入力画像が表示画面を4分割した領域のうち右下の領域に表示され、右下の領域に表示されるOSD画像内の「HDMI4」という文字列は、「HDMI4 1080p」に変更される。HDMI4に1080pの解像度を有する入力画像信号が入力されたことにより、全てのHDMI入力端子に同一の品質の分割画像が入力されたことになる。この場合、表示装置1’の表示画面は、図17の画面dに示されているように、各入力画像間の境界線を示すOSD画像の表示を解除する。
以上のように、表示装置1’は、入力画像が2つまたは3つである場合、および、4つの入力画像の画像信号の解像度が同一でない場合には、上記境界線を示すOSD画像を表示し、4つの入力画像の画像信号の解像度が互いに等しい場合には、上記境界線を示すOSD画像の表示を解除する。
したがって、表示装置1’は、境界線の表示を解除することにより、複数の映像を統合して表示される表示映像(統合映像)が本来の品質の映像であるか否かをユーザに把握させることがさらに容易になるという効果を奏する。
なお、図17においても、各入力画像間の境界線を示すOSD画像は、説明の便宜上、破線で示されているが、これは本発明を限定するものではない。
(表示システムについて)
また、図8は本発明の各実施形態に係る表示装置と、画像出力装置(前述の外部機器)とからなる画像表示システムの構成を示すブロック図である。図8に示すように、本発明に係る表示装置1と、画像を分割して得られる分割画像を示す入力画像信号を並列伝送することが可能な画像出力装置とからなる画像表示システムも本発明の範疇に入る。
(表示装置について)
なお、表示装置1の各手段を備えているテレビジョン受像機及びディスプレイも本発明の範疇に入る。
また、表示装置1は、原画像をN分割(Nは2以上の自然数)する外部機器から受信したN個の分割画像を統合して表示画像を生成した場合、N個の分割画像の各画像信号の解像度が同一(より具体的には、各画像信号の解像度が原画像の解像度(表示部4の画面解像度)の1/N)である場合に表示画像の解像度を示すOSD画像を表示し、それ以外の場合に各分割画像の画像信号の解像度を表示してもよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
表示装置1の制御ブロック(特に表示制御部3)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、表示装置1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る表示装置1は、並列的に送られてくる複数の画像信号を受け付ける画像信号受付手段(4つの画像信号受付部2)と、上記画像信号受付手段によって受け付けられた上記複数の画像信号の示す各画像を統合して表示画像を生成する画像統合手段(画像統合部31)と、上記複数の画像信号の各々の解像度を示す単一または複数のOSD画像を生成するOSD画像生成手段(OSD画像生成部32)と、上記OSD画像生成手段によって生成されたOSD画像と上記画像統合手段によって生成された上記表示画像とを表示する表示手段(表示制御部3)と、を備えていることを特徴とする。
上記の構成によれば、並列的に送られてくる複数の画像信号を受け付け、受け付けられた複数の画像信号の示す各画像を統合して表示画像を生成することができる。また、本発明に係る表示装置は、複数の画像信号の各々の解像度を示す単一または複数のOSD画像を生成し、表示画像に合成して表示することができる。
したがって、上記の構成によれば、上記表示装置は、複数の画像信号の解像度を示すOSD画像を表示画像に合成して表示する。そのため、表示装置の画面解像度を知っているユーザであれば、OSD画像に示されている各解像度から、表示映像(統合映像)が本来の品質の映像であるかを把握できる。したがって、上記表示装置は、複数の映像を統合して表示される表示映像(統合映像)が本来の品質の映像であるか否かを容易にユーザに把握させることができる。
本発明の態様2に係る表示装置1は、上記態様1において、上記OSD画像生成手段は、上記画像統合手段によって統合される上記各画像の画像信号の解像度が互いに等しい場合に上記表示画像の解像度を示すOSD画像を生成し、上記各画像の画像信号が同一でない場合に上記単一または複数のOSD画像を生成する、ことが好ましい。
上記の構成によれば、複数の映像を統合して表示される統合映像が本来の品質の映像であるか否かをユーザに把握させることが、さらに容易になるという効果を奏する。
本発明の態様3に係る表示装置1は、上記態様1または2において、上記OSD画像生成手段は、上記複数の画像信号の各々の解像度を示すOSD画像として、上記画像統合手段によって統合される各画像について上記表示画像内における該画像の表示位置と該画像を示す画像信号の解像度とを対として示した単一のOSD画像を生成する、ことが好ましい。
上記の構成によれば、複数の画像信号の示す各画像について表示画像内における該画像の表示位置と該画像を示す画像信号の解像度とを対として示したOSD画像を生成することができる。
したがって、上記の構成によれば、表示画像内のどの画像が、どのような品質を有しているかをユーザに直感的に把握させることができるという、さらなる効果を奏する。
本発明の態様4に係る表示装置1は、上記態様1または2において、上記OSD画像生成手段は、上記複数の画像信号の各々について、該画像信号の解像度を示すOSD画像を生成し、上記表示手段は、上記複数の画像信号の各々について、該画像信号が表す画像上に該画像信号の解像度を示すOSD画像を表示する、ことが好ましい。
上記の構成によれば、複数の画像信号の示す各画像上に、それぞれの画像の品質をOSD表示することができる。また、各画像上にそれぞれOSD表示することにより、OSD
画像が表示画像内の何れかの画像の表示領域の一部を占有しないようにすることができる。
したがって、上記の構成によれば、表示画像内の各画像について、該画像の品質をユーザに把握させることを容易にしながらも、各画像の視聴を妨げることがないという、さらなる効果を奏する。
本発明の態様5に係る表示装置1は、上記態様1から4の何れかの態様において、上記画像信号受付手段は、上記複数の画像信号の各々について、該画像信号を受け付ける入力端子を備えており、複数の上記入力端子のうちの一部の上記入力端子に画像信号が入力されていない場合に、上記OSD画像生成手段は、入力された画像信号の各々の解像度を示すOSD画像を生成するとともに、上記一部の入力端子の各々について、該入力端子に画像信号が入力されていないことを示すOSD画像を生成し、上記表示手段は、上記入力された各画像信号の解像度を示すOSD画像を表示し、上記一部の入力端子の各々について、該入力端子に画像信号が入力されていない旨を示すOSD画像を、該入力端子に画像信号が入力されている場合に該画像信号の示す画像が表示される領域に表示する、ことが好ましい。
上記の構成によれば、複数の入力端子のうちの一部の上記入力端子に画像信号が入力されていない場合に、入力された画像信号の各々について該画像信号の解像度を示すOSD画像を該画像信号の示す画像上に表示し、一部の入力端子の各々について、該入力端子に画像信号が入力されていない旨を示すOSD画像を、該入力端子に画像信号が入力されている場合に該画像信号の示す画像が表示される領域に表示することができる。
したがって、上記の構成によれば、何れの入力端子に画像信号が入力されていないかをユーザに把握させることを容易にすることができるという効果を奏する。
本発明の態様6に係る表示装置1は、上記態様1から5の何れかの態様において、上記OSD画像生成手段は、上記表示画像の一部として、隣接する位置に2つの上記画像が表示される場合に、隣接する位置に表示される2つの上記画像の各対について該対を成す2つの画像間の境界線を示すOSD画像を生成する、ことが好ましい。
上記の構成によれば、表示画像の一部として隣接する位置に表示される2つの画像間の境界を示す境界線を表示することができる。
したがって、上記の構成によれば、表示画像において、統合された各画像間の境界線をユーザに把握させることを容易にすることができるという効果を奏する。
本発明の態様7に係る表示装置1は、上記態様6において、上記対を成す2つの画像が互いに関連する画像であるかを判定する判定手段をさらに備え、上記OSD画像生成手段は、上記判定手段により上記対を成す2つの画像が互いに関連しない画像であると判定された場合に限り、上記境界線を示すOSD画像を生成する、ことが好ましい。
上記の構成によれば、表示画像の一部として隣接する位置に表示される2つの画像が互いに関連しない画像であると判定された場合には、2つの画像間の境界線を表示する。また、表示画像の一部として隣接する位置に表示される2つの画像が互いに関連する画像であると判定された場合には、2つの画像間の境界線を表示しない。
したがって、上記の構成によれば、隣接する位置に表示される2つの画像であって、互いに関連する2つの画像間の境界線は表示しないため、ユーザにとってより自然な表示画像を表示することができるという効果を奏する。
本発明の態様8に係る表示装置1は、上記態様7において、上記判定手段は、上記対を成す2つの画像の画像信号に関し、入力チャンネル、入力ソース、または入力サービス名の何れかが同一である場合に、該対を成す2つの画像を互いに関連する画像であると判定する、ことが好ましい。
上記の構成によれば、各画像信号の入力チャンネル、入力ソース、または入力サービス名に基づいて、隣接する位置に表示される2つの画像が互いに関連する画像であるかを判定する。
したがって、上記の構成によれば、隣接する位置に表示される2つの画像の関連性をより正確に判定することができるという効果を奏する。
本発明の態様9に係る表示装置1は、上記態様7または8において、上記判定手段は、上記対を成す2つの各画像の画像信号の解像度が同一である場合に、該対を成す2つの画像を互いに関連する画像であると判定する、構成としてもよい。
本発明の態様10に係る表示装置1は、上記態様7から9の何れかの態様において、上記判定手段は、上記対を成す2つの画像に関し、画像信号を出力する機器の機器名を示す機器情報が同一である場合に、該対を成す2つの画像を互いに関連する画像であると判定する、構成としてもよい。
本発明の態様11に係る表示装置1は、上記態様7から10の何れかの態様において、上記判定手段は、上記対を成す2つの画像の画像信号に関し、伝送方式の種別を示す信号モード、色空間の種別、およびカラリメトリ情報が何れも同一である場合に、該対を成す2つの画像を互いに関連する画像であると判定する、構成としてもよい。
本発明の態様12に係る表示装置1は、上記態様7から11の何れかの態様において、上記判定手段は、上記対を成す一方の画像中の画素群であって他方の画像との境界に位置する画素群のうちの所定の割合以上の画素が、該画素の画素値と該画素に隣接する上記他方の画像中の画素の画素値との差が所定の閾値以下であるという条件を満たす場合に、該対を成す2つの画像を互いに関連する画像であると判定する、構成としてもよい。
本発明の態様13に係る表示装置1は、上記態様12において、上記所定の割合は50パーセントである、ことが好ましい。
本発明の態様14に係る表示装置1は、上記態様6において、上記OSD画像生成手段は、上記画像統合手段が上記表示画像を生成するために統合可能な最大枚数の画像を統合する場合には、各画像の画像信号の解像度が同一であるときに限って上記境界線を示すOSD画像を表示しない、ことが好ましい。
上記の構成によれば、最大枚数の画像を統合して表示画像を生成する場合において、の各画像信号の解像度が同一でないときには各画像間の境界線を示すOSD画像を表示し、各画像の画像信号の解像度が互いに等しいときには各画像間の境界線を示すOSD画像の表示しない。
したがって、上記の構成によれば、最大枚数の映像を統合して表示される表示映像(統合映像)が本来の品質の映像であるか否かをユーザに把握させることがさらに容易になるという効果を奏する。
本発明の態様15に係る表示装置1は、上記態様1から14において、上記画像信号受付手段は、上記複数の画像信号として、原画像を分割して得られる複数の分割画像の各々の画像信号を受け付ける、ことが好ましい。
上記の構成によれば、複数の分割画像を統合して表示画像を生成することにより、表示装置1において原画像と同一の画像を表示することができる。
本発明の態様16に係る表示装置1は、上記態様15において、上記表示画像の一部として隣接する位置に表示される2つの上記分割画像の各対について、該対を成す2つの分割画像の境界を示す境界線を上記表示画像上に表示する境界線表示手段(表示制御部3)をさらに備えている、ことが好ましい。
上記の構成によれば、各分割画像が、表示画像内において何れの領域に表示されているかを、ユーザに認識させやすくなるという、さらなる効果を奏する。
本発明の態様17に係る表示装置1は、上記態様15または16において、上記表示画像の解像度は水平画素数3840×垂直画素数2160であり、上記画像信号受付手段は、上記複数の画像信号として、原画像を4つに分割して得られる4つの分割画像の各々の画像信号を受け付け、上記OSD画像生成手段は、上記4つの分割画像の解像度が何れも水平画素数1920×垂直画素数1080である場合に、上記表示画像の解像度を示すOSD画像を生成する、ことが好ましい。
上記態様1から17の表示装置を備えているテレビジョン受像機も、本発明の範疇に入る。
本発明の各態様に係る表示装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記表示装置が備える各手段として動作させることにより上記表示装置をコンピュータにて実現させる表示装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明の態様に係る表示装置の制御方法は、並列的に送られてくる複数の画像信号を受け付ける画像信号受付工程と、上記画像信号受付工程にて受け付けられた上記複数の画像信号の示す各画像を統合して表示画像を生成する画像統合工程と、上記複数の画像信号の各々の解像度を示す単一または複数のOSD画像を生成するOSD画像生成工程と、上記画像統合工程にて生成された表示画像と、上記OSD画像生成工程にて生成されたOSD画像とを表示する表示工程と、を含んでいることを特徴とする。
上記の制御方法によれば、上記の表示装置と同様の効果を奏する。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、テレビジョン受像機に好適に利用することができる。
1 表示装置
2 画像信号受付部(画像信号受付手段)
3 表示制御部(表示手段)
31 画像統合部(画像統合手段)
32 OSD画像生成部(OSD画像生成手段)
33 OSD画像合成部
34 判定部(判定手段)
4 表示部

Claims (21)

  1. 並列的に送られてくる複数の画像信号を受け付ける画像信号受付手段と、
    上記画像信号受付手段によって受け付けられた上記複数の画像信号の示す各画像を統合して表示画像を生成する画像統合手段と、
    上記複数の画像信号の各々の解像度を示す単一または複数のOSD画像を生成するOSD画像生成手段と、
    上記OSD画像生成手段によって生成されたOSD画像と上記画像統合手段によって生成された上記表示画像とを表示する表示手段と、
    を備えていることを特徴とする表示装置。
  2. 上記OSD画像生成手段は、上記画像統合手段によって統合される上記各画像の画像信号の解像度が互いに等しい場合に上記表示画像の解像度を示すOSD画像を生成し、上記各画像の画像信号が同一でない場合に上記単一または複数のOSD画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 上記OSD画像生成手段は、上記複数の画像信号の各々の解像度を示すOSD画像として、上記画像統合手段によって統合される各画像について上記表示画像内における該画像の表示位置と該画像を示す画像信号の解像度とを対として示した単一のOSD画像を生成する、
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 上記OSD画像生成手段は、上記複数の画像信号の各々について、該画像信号の解像度を示すOSD画像を生成し、
    上記表示手段は、上記複数の画像信号の各々について、該画像信号の示す画像上に該画像信号の解像度を示すOSD画像を表示する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  5. 上記画像信号受付手段は、上記複数の画像信号の各々について、該画像信号を受け付ける入力端子を備えており、
    複数の上記入力端子のうちの一部の上記入力端子に画像信号が入力されていない場合に、上記OSD画像生成手段は、入力された画像信号の各々の解像度を示すOSD画像を生成するとともに上記一部の入力端子の各々について、該入力端子に画像信号が入力されていないことを示すOSD画像を生成し、
    上記表示手段は、上記入力された各画像信号の解像度を示すOSD画像を表示し、上記一部の入力端子の各々について、該入力端子に画像信号が入力されていない旨を示すOSD画像を、該入力端子に画像信号が入力されている場合に該画像信号の示す画像が表示される領域に表示する、ことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の表示装置。
  6. 上記OSD画像生成手段は、上記表示画像の一部として、隣接する位置に2つの上記画像が表示される場合に、隣接する位置に表示される2つの上記画像の各対について該対を成す2つの画像間の境界線を示すOSD画像を生成する、ことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の表示装置。
  7. 上記対を成す2つの画像が互いに関連する画像であるかを判定する判定手段をさらに備え、
    上記OSD画像生成手段は、上記判定手段により上記対を成す2つの画像が互いに関連しない画像であると判定された場合に限り、上記境界線を示すOSD画像を生成する、ことを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
  8. 上記判定手段は、上記対を成す2つの画像の画像信号に関し、入力チャンネル、入力ソース、または入力サービス名の何れかが同一である場合に、該対を成す2つの画像を互いに関連する画像であると判定する、ことを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  9. 上記判定手段は、上記対を成す2つの各画像の画像信号の解像度が同一である場合に、該対を成す2つの画像を互いに関連する画像であると判定する、ことを特徴とする請求項7または8に記載の表示装置。
  10. 上記判定手段は、上記対を成す2つの画像に関し、画像信号を出力する機器の機器名を示す機器情報が同一である場合に、該対を成す2つの画像を互いに関連する画像であると判定する、ことを特徴とする請求項7から9の何れか1項に記載の表示装置。
  11. 上記判定手段は、上記対を成す2つの画像の画像信号に関し、伝送方式の種別を示す信号モード、色空間の種別、およびカラリメトリ情報が何れも同一である場合に、該対を成す2つの画像を互いに関連する画像であると判定する、ことを特徴とする請求項7から10の何れか1項に記載の表示装置。
  12. 上記判定手段は、上記対を成す一方の画像中の画素群であって他方の画像との境界に位置する画素群のうちの所定の割合以上の画素が、該画素の画素値と該画素に隣接する上記他方の画像中の画素の画素値との差が所定の閾値以下であるという条件を満たす場合に、該対を成す2つの画像を互いに関連する画像であると判定する、ことを特徴とする請求項7から11の何れか1項に記載の表示装置。
  13. 上記所定の割合は50パーセントである、ことを特徴とする請求項12に記載の表示装置。
  14. 上記表示手段は、上記画像統合手段が上記表示画像を生成するために統合可能な最大枚数の画像を統合する場合には、各画像の画像信号の解像度が同一であるときに限って上記境界線を示すOSD画像を表示しない、ことを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
  15. 上記画像信号受付手段は、上記複数の画像信号として、原画像を分割して得られる複数の分割画像の各々の画像信号を受け付ける、
    ことを特徴とする請求項1から14の何れか1項に記載の表示装置。
  16. 上記表示画像の一部として隣接する位置に表示される2つの上記分割画像の各対について、該対を成す2つの分割画像の境界を示す境界線を上記表示画像上に表示する境界線表示手段をさらに備えている、ことを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
  17. 上記表示画像の解像度は水平画素数3840×垂直画素数2160であり、
    上記画像信号受付手段は、上記複数の画像信号として、原画像を4つに分割して得られる4つの分割画像の各々の画像信号を受け付け、
    上記OSD画像生成手段は、上記4つの分割画像の解像度が何れも水平画素数1920×垂直画素数1080である場合に、上記表示画像の解像度を示すOSD画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項15または16に記載の表示装置。
  18. 請求項1から17のいずれか1項に記載の表示装置の上記各手段を備えていることを特徴とするテレビジョン受像機。
  19. 請求項1から17のいずれか1項に記載の表示装置としてコンピュータを機能させるための画像表示プログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるための画像表示プログラム。
  20. 請求項19に記載の画像表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  21. 並列的に送られてくる複数の画像信号を受け付ける画像信号受付工程と、
    上記画像信号受付工程に
    て受け付けられた上記複数の画像信号の示す各画像を統合して表示画像を生成する画像統合工程と、
    上記複数の画像信号の各々の解像度を示す単一または複数のOSD画像を生成するOSD画像生成工程と、
    上記画像統合工程にて生成された表示画像と、上記OSD画像生成工程にて生成されたOSD画像とを表示する表示工程と、
    を含んでいることを特徴とする表示装置の表示方法。
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