JP2014132704A - 効果付与装置および効果付与方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エフェクタ間の接続の切り替えと、一方のエフェクタから他方のエフェクタに供給される音信号のレベル調整とを、直感的に使える効果付与装置とする。
【解決手段】 つまみが中点にある時は、ボリューム32cおよびボリューム32eの送出レベルは、共にゼロとされて、第1エフェクタ32aと第2エフェクタ32bとは独立して動作する。つまみが中央位置から右側に変位されたとき、ボリューム32eの送出レベルがつまみの回転量に応じて制御されるが、ボリューム32cの送出レベルはゼロを維持する。これにより、第1エフェクタ32aに第2エフェクタ32bが直列接続される。つまみが中央位置から左側に変位されたとき、ボリューム32cの送出レベルがつまみの回転量に応じて制御されるが、ボリューム32eの送出レベルはゼロを維持する。これにより、第2エフェクタ32bに第1エフェクタ32aが直列接続される。
【選択図】 図3

Description

この発明は、第1音響効果を付与する第1エフェクタと、第2音響効果を付与する第2エフェクタとの接続の切り替えと、接続するように切り替えた際の一方のエフェクタから他方のエフェクタに供給される音信号のレベル調整とを行えるようにした効果付与装置および効果付与方法に関する。
多数のマイクで収音した音などをミキシングしてパワーアンプや各種録音機器に送り出す非特許文献1に記載されている従来のミキサーには、エフェクタが2系統に備えられており、それぞれのエフェクタは、備えられている系統に入力された各音信号にリバーブやディレイなどの効果を付与している。この場合、一の系統のエフェクタがディレイとされ、他の系統のエフェクタがリバーブとされている場合に、ディレイを付与した後でリバーブを付与したい場合がある。しかしながら、この従来のミキサーでは、エフェクタが2系統に備えられているが、系統の間の接続がないため、片方のエフェクタの出力を、他方のエフェクタへ供給することはできない。すなわち、一の系統においてディレイを付与し、他の系統においてリバーブを同時に付与することは可能であるが、一の系統のエフェクタでディレイを付与した音信号に、他の系統のエフェクタでリバーブを付与することはできない。
また、非特許文献2に記載されている従来のエフェクタでは、モジュレーション段とリバーブ段のエフェクタが直列に備えられており、モジュレーション段で音響効果を付与した音信号にリバーブ段でリバーブを付与することができる。そして、ユーザがスイッチを操作する毎に、順次付与される一連のエフェクタのうちの、モジュレーション段のエフェクタとリバーブ段のエフェクタの順序が入れ替わるようにされている。しかし、この従来のエフェクタでは1系統しか備えておらず、モジュレーション段とリバーブ段のエフェクタをそれぞれ異なる系統において使用することを前提としていない。
さらに、特許文献1に記載されている従来の効果付与装置では、複数の系統にそれぞれエフェクトユニットが備えられており、エフェクトユニットの系統間の結線状態を設定できるようにされている。この場合、予め結線状態の態様が設定されており、結線選択番号をユーザが選択することで所定の態様の結線状態に設定できるようにされている。この従来の効果付与装置では、複数の系統の音信号のそれぞれにエフェクトを付与することができると共に、一の系統でエフェクトが付与された音信号を、他の系統に入力する結線状態とすることにより、一の系統でエフェクトを付与された音信号に、他の系統において、さらなるエフェクトを付与することができる。また、この従来の効果付与装置では、ユーザが操作パネルに設けられている操作子を操作することにより、各系統のエフェクトユニットにおけるエフェクトのパラメータを設定・変更することができるようにされている。
ヤマハ株式会社 MIXING CONSOLE MGP16X MGP12X 取扱説明書,P.22-23,[online], [平成23年 8月24日検索],インターネット<http://www2.yamaha.co.jp/manual/pdf/pa/japan/mixers/mgp16x_ja_om_b0.pdf> ヤマハ株式会社 BASS SIMUL-EFFECT PROCESSOR FX500B 取扱説明書,P.17,[online], [平成23年 8月24日検索],インターネット<http://www2.yamaha.co.jp/manual/pdf/pa/japan/signal/FX500BJ.pdf>
特許第3192767号公報
従来の効果付与装置では、一の系統のエフェクタで音響効果が付与された音信号を他の系統のエフェクタに入力して、さらなる音響効果を付与する結線状態は、操作パネル上に設けた選択操作子により、結線状態を選択することにより行っている。そして、一の系統のエフェクタから他の系統のエフェクタに供給される音信号のレベル調整は、パネル操作子に設けたパラメータ設定用の制御操作子により行っている。このように、従来の効果付与装置では、操作パネルに選択操作子と制御操作子の2つが必要になるという問題点があった。
そこで、本発明は、操作子の配置スペースを増やすことなく、エフェクタ間の接続の切り替えと、一方のエフェクタから他方のエフェクタに供給される音信号のレベル調整とを、直感的に使える効果付与装置および効果付与方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の効果付与装置は、供給される音信号に第1の音響効果を付与する第1エフェクタと、供給される音信号に第2の音響効果を付与する第2エフェクタと、ユーザ操作により操作位置が変位する操作手段と、該操作手段の操作基準位置からの変位量に応じて、前記第1エフェクタと前記第2エフェクタとの接続関係を変更し、前段に配置されたエフェクタから後段に配置されたエフェクタに供給する音信号のレベルを制御する制御手段とを備えることを最も主要な特徴としている。
本発明によれば、操作手段の操作基準位置からの変位量に応じて、前段に配置されたエフェクタにより第1のまたは第2の音響効果が付与された音信号が、後段に配置されたエフェクタに供給されて、第2のまたは第1の音響効果がさらに付与されるようになる。そして、前段に配置されたエフェクタからの音信号のレベルが、操作手段の操作基準位置からの変位量に応じてレベル調整されて、後段のエフェクタに供給されるようになる。このように、一つの操作手段により、第1エフェクタと第2エフェクタとの接続の切り替えと、前段に配置されたエフェクタから後段に配置されたエフェクタに供給される音信号のレベル調整との2つの操作を行うことができる。また、これにより、操作手段の配置スペースの増加を極力防止することができる。
本発明の実施例の効果付与装置が適用されたミキサーにおける操作パネルの構成を示す図である。 本発明にかかる効果付与装置が適用されたミキサーのミキシング処理の全体像を示す回路ブロック図である。 本発明にかかる効果付与装置におけるsys効果処理部の構成を示す回路ブロック図である。 本発明にかかる効果付与装置において、つまみ位置に応じた送出レベルの例を示す図である。 本発明にかかる効果付与装置において、つまみ位置に応じた送出レベルの他の例を示す図である。 本発明にかかる効果付与装置において、つまみ位置に応じた送出レベルのさらに他の例を示す図である。 本発明にかかる効果付与装置におけるsys効果処理部の他の構成を示す回路ブロック図である。
本発明の実施例の効果付与装置が適用されたミキサーにおける操作パネルの構成を図1に示す。
図1に示すミキサーの操作パネル1は、モノラル入力セクション、内蔵エフェクトセクション、エフェクト入力セクションなどから構成されている。モノラル入力セクションには、複数のモノラル入力チャンネル(Mono入力ch)用のn本のチャンネルストリップ10−1,・・・・10−nが属している。図示する例では、Mono入力ch数は8チャンネル(n=8)とされている。
内蔵エフェクトセクションには、EF番号表示部14と、SysEF選択つまみ15a,15bと、SysEFデータ調整つまみ15c,15dが属している。エフェクト入力セクションには、2チャンネルのエフェクト入力チャンネル(EF入力ch1,2)用の2本のチャンネルストリップ11−1,11−2が属している。チャンネルストリップ11−1はEF入力ch1の、チャンネルストリップ11−2はEF入力ch2の状態およびパラメータを設定することができ、チャンネルストリップ11−1,11−2のそれぞれに、AUXセンドつまみ(AUX)16aと、オンスイッチ(ON SW)16bと、エフェクトフェーダー(Fader)16cとが設けられている。また、エフェクト入力セクションには、AUX戻りchつまみ18aが属していると共に、チャンネルストリップ11−1とチャンネルストリップ11−2との境界にまたがるように設けられたFX間センドつまみ17が属している。さらに、操作パネル1には、AUX出力chつまみ18bと、1チャンネルのステレオ出力チャンネル(ST出力ch)用の1本のチャンネルストリップ12とが設けられている。
モノラル入力セクションのチャンネルストリップ10−1〜10−nは、Mono入力ch1〜Mono入力chnの各入力チャンネルの状態およびパラメータを設定することができ、ファントムスイッチ(phantom sw)13aと、ゲイン調整つまみ(GAIN)13bと、コンプレッサー調整つまみ(COMP)13cと、ハイバンド調整つまみ(HIGH)13dおよびミッドバンド調整つまみ(MID)13eおよびローバンド調整つまみ(LOW)13fと、AUXセンドつまみ(AUX)13gと、第1FXセンドつまみ(EF1)13hおよび第2FXセンドつまみ(EF2)13iと、定位調整つまみ(PAN)13jと、チャンネルスイッチ(ON SW)13kと、チャンネルフェーダー(Fader)13mとの操作子が設けられている。
これらの操作子において、「phantom sw」13aは、Mono入力ch1〜Mono入力chnの各入力チャンネルに音を入力する収音用のマイクがコンデンサマイクの時に、コンデンサマイクにファントム電源を供給する制御を行うファントムスイッチである。
内蔵エフェクトセクションに属する操作子において、SysEF選択つまみ15aは、第1エフェクタの各種リバーブや各種ディレイなどのエフェクト種類を、例えば8種類の内から選択するノブであり、SysEF選択つまみ15bは、第2エフェクタの各種リバーブや各種ディレイなどのエフェクト種類を、例えば16種類の内から選択するノブである。そして、SysEF選択つまみ15a,15bで選択されたエフェクト種類の番号がEF番号表示部14にそれぞれ表示される。また、SysEFデータ調整つまみ15c,15dは、SysEF選択つまみ15a,15bにより選択されたエフェクトのパラメータを調整するコントロールとされている。
エフェクト入力セクションに属するAUX戻りchつまみ18aは、外部エフェクタを用いて効果付与する場合に、外部エフェクタからST(ステレオ)バスに送るエフェクトが付与された音信号のレベルを調整するコントロールであり、外部エフェクタにはFXバスから出力される音信号が送られる。外部エフェクタを用いない場合は、このAUX戻りchつまみ18aを省略することができる。また、操作パネル1に設けられているAUX出力chつまみ18bは、AUXバスの出力端子であるAUX出力端子から出力される音信号のレベルを調整するコントロールである。なお、AUX出力端子からの音信号は、上述した外部エフェクターや、演奏者用のモニタスピーカなどに送られる。
次に、図1に示す操作パネル1を備えるミキサー2におけるミキシング処理の全体像を示す回路ブロック図を図2に示す。
図2において、ミキサー2はアナログの回路ブロック20とデジタルの回路ブロック30から構成されており、アナログの回路ブロック20には、Mono入力ch1〜Mono入力chnとEF入力ch1,EF入力ch2の回路とが設けられている。また、デジタルの回路ブロック30内に第1エフェクタおよび第2エフェクタを備えるSys効果処理部32が設けられている。さらに、アナログの回路ブロック20には、ステレオ用のL,RからなるSTバス20aと、1本のAUXバス20bと、2本のエフェクト用のFXバス20c−1,20c−2とが設けられており、Mono入力ch1〜Mono入力chnから各バスへ供給される音信号の送出レベルは、各バス毎に個別に制御される。STバス20aによりミキシングされた音信号はST出力ch23を介してステレオ出力端子から出力され、AUXバス20bによりミキシングされた音信号はAUX出力ch24を介してAUX出力端子から出力される。
なお、エフェクトを付与する場合は、エフェクトを付与したい所望のMono入力ch1〜Mono入力chnの音信号をFXバス20c−1,20c−2のいずれかあるいは両方に入力する。入力された音信号は、FXバス20c−1、FXバス20c−2によりミキシングされ、デジタルの回路ブロック30におけるSys効果処理部32の第1エフェクタおよび第2エフェクタにそれぞれ送られて、エフェクトが付与されるようになる。詳細は後述する。
Mono入力ch1〜Mono入力chnの入力チャンネルの構成は、全て同じ構成とされており、Mono入力ch1〜Mono入力chnの状態およびパラメータは、図1に示す操作パネル1におけるチャンネルストリップ10−1〜10−nのスイッチ13a,13k、つまみ13b〜13i、およびフェーダつまみ13mにより入力チャンネル毎に設定することができる。例としてMono入力ch1の構成を、図1に示す操作パネル1を参照しながら説明する。Mono入力ch1の特性調整部(G/COMP/EQ)21aでは、入力端子からの音信号のゲイン(G)が調整され、次いでコンプレッサー(COMP)で圧縮され、さらにイコライザ(EQ)において周波数特性が調整される。この場合、チャンネルストリップ10−1の「GAIN」13bを操作することによりMono入力ch1のヘッドアンプのゲインが調整されて感度を調整でき、「COMP」13cを操作することによりMono入力ch1のコンプレッサーのかかり具合を調整でき、「COMP」13cを右に回すと、圧縮効果だけではなく出力レベルも自動的に調整できる。また、「HIGH」13d、「MID」13e、「LOW」13fを操作することによりMono入力ch1の3バンドイコライザの高域、中域および低域の周波数特性を調整することができる。
チャンネルストリップ10−1の「ON SW」13kを操作することにより、chスイッチ21bのオン/オフを切り替えることができる。chスイッチ21bがオンされるように「ON SW」13kを操作すると、Mono入力ch1の音信号をSTバス20a、AUXバス20bおよびFXバス20c−1,20c−2に送ることができるようになり、chスイッチ21bがオフされるように「ON SW」13kを操作した場合は、Mono入力ch1の音信号は各バスに送られないようになる。chスイッチ21bがオンされた場合を説明すると、特性調整部(G/COMP/EQ)21aから出力される音信号は、chスイッチ21bを介してフェーダー(F)21cとボリューム21dとに並列に送られ、「ON SW」13kに内蔵されたランプが点灯して、chスイッチ21bがオンされたことが表示される。ここで、チャンネルストリップ10−1の「AUX」13gを操作することによりボリューム21dが調整されて、Mono入力ch1からAUXバス20bに送られる音信号のレベルを調整することができる。また、チャンネルストリップ10−1の「Fader」13mを操作することにより、フェーダー(F)21cが調整されてMono入力ch1の音信号の出力レベルを調整することができ、これにより、チャンネル間の音量のバランスを調整することができる。フェーダー(F)21cからの出力は、パン21fと2つのボリューム21eに送られる。チャンネルストリップ10−1の「PAN」13jを操作することにより、パン21fが調整されてMono入力ch1の音信号の音像を、STバス20aのステレオの音信号において、どの位置に定位させるかを調整することができる。さらに、チャンネルストリップ10−1の「EF1」13hおよび「EF2」13iを操作することにより、2つのボリューム21eがそれぞれ調整されて、フェーダー(F)21cでレベルが調整されたMono入力ch1の音信号を、2本のFXバス20c−1,20c−2に送るレベルを調整することができる。
次に、EF入力ch1,EF入力ch2の状態およびパラメータは、図1に示す操作パネル1におけるチャンネルストリップ11−1,11−2のスイッチやつまみ14〜17により設定することができる。EF入力ch1,EF入力ch2は同じ構成とされており、例としてEF入力ch1の構成を、図1に示す操作パネル1を参照しながら説明する。EF入力ch1には、chスイッチ22aを介してFX1出力信号が入力される。FX1出力信号とは、デジタルの回路ブロック30において、第1エフェクタから出力され、アナログ信号に変換されたステレオの音信号である。チャンネルストリップ11−1のON SW16bを操作することにより、chスイッチ22aのオン/オフを切り替えることができる。chスイッチ22aがオンするようにON SW16bを操作した場合は、EF入力ch1からのFX1出力信号がSTバス20a、AUXバス20bに送られるようになり、chスイッチ22aがオフするようにON SW16bを操作した場合は、EF入力ch1からのFX1出力信号はSTバス20a、AUXバス20bに送られないようになる。chスイッチ22aがオンされた場合を説明すると、FX1出力信号はchスイッチ22aを介してフェーダー(F)22bおよび加算器22dに供給される。フェーダー(F)22bでレベルが調整されたFX1出力信号は、STバス20aに送られる。また、加算器22dにおいてFX1出力信号のL,Rの成分が加算されてモノラルの音信号となり、ボリューム22cを介してAUXバス20bに送られる。チャンネルストリップ11−1のFader16cを操作することにより、フェーダー(F)22bが調整されてEF入力ch1からSTバス20aに送るFX1出力信号のレベルを調整することができる。また、チャンネルストリップ11−1のAUX16aを操作することにより、ボリューム22cが調整されてEF入力ch1からAUXバス20bへ送るモノラルとされたFX1出力信号のレベルを調整することができる。
なお、EF入力ch2には、デジタルの回路ブロック30における第2エフェクタから出力され、アナログ信号に変換されたステレオの音信号であるFX2出力信号が入力され、チャンネルストリップ11−2のON SW16b、Fader16c、AUX16aを操作することにより、EF入力ch2におけるchスイッチのオン/オフの切り替え、FX2出力信号をSTバス20aとAUXバス20bにそれぞれ送るレベルを調整することができる。
2本のFXバス20c−1,20c−2でミキシングされた音信号は、デジタルの回路ブロック30に送られる。デジタルの回路ブロック30に入力されたFXバス20c−1からのFX1入力信号と、FXバス20c−2からのFX2入力信号との2系統の音信号は、それぞれADC31に入力され、ADC31においてデジタルのFX1入力信号およびデジタルのFX2入力信号に変換される。このデジタルのFX1入力信号は、Sys効果処理部32の第1エフェクタに入力され、デジタルのFX2入力信号はSys効果処理部32の第2エフェクタに入力される。第1エフェクタおよび第2エフェクタでは、それぞれのエフェクタにおいて選択されたエフェクト種類のエフェクトが付与される。なお、Sys効果処理部32の第1エフェクタおよび第2エフェクタではステレオの音信号にエフェクトが付与される構成とされていることから、モノラルの音信号をL、Rに分配したステレオの音信号にエフェクトが付与される。Sys効果処理部32の第1エフェクタから出力されるFX1出力信号と、第2エフェクタから出力されるFX2出力信号との2系統のエフェクトが付与されたデジタルのステレオの音信号は、DAC33においてアナログのステレオのFX1出力信号とFX2出力信号に変換されて、EF入力ch1と、EF入力ch2にそれぞれ入力される。
ここで、Sys効果処理部32の詳細構成を示す回路ブロックを図3に示す。
図3に示すようにSys効果処理部32には、第1エフェクタ32aと第2エフェクタ32bとが設けられている。ADC31から第1エフェクタ32aに入力されるデジタルのFX1入力信号は2つに分配されてステレオの音信号とされ、それぞれ加算器32dを介して第1エフェクタ32aに入力される。また、ADC31から第2エフェクタ32bに入力されるデジタルのFX2入力信号も2つに分配されてステレオの音信号とされ、それぞれ加算器32fを介して第1エフェクタ32aに入力される。第1エフェクタ32aによりエフェクトが付与されたステレオの音信号であるFX1出力信号はDAC33へ送られると共に、2つのボリューム32eをそれぞれ介して2つの加算器32fに送られる。加算器32fでは、FX2入力信号とボリューム32eでレベル調整されたFX1出力信号とが加算される。また、第2エフェクタ32bによりエフェクトが付与されたステレオの音信号であるFX2出力信号はDAC33へ送られると共に、2つのボリューム32cをそれぞれ介して2つの加算器32dに送られる。加算器32dでは、FX1入力信号とボリューム32cでレベル調整されたFX2出力信号とが加算される。2つのボリューム32cと2つのボリューム32eは、チャンネルストリップ11−1とチャンネルストリップ11−2との境界にまたがるように設けられているFX間センドつまみ17を回転操作することにより、調整することができる。この場合、FX間センドつまみ17からデジタルの回路ブロック30へは、FX間センドつまみ17の現在位置を示す、アナログの位置信号が供給されている。デジタルの回路ブロック30は、その位置信号を、図示しないADCでデジタルの位置データに変換し、図4に示される2エフェクタ間の送出レベル制御を行う。また、第1エフェクタ32aと第2エフェクタ32bとは、たすき掛け接続されており、このたすき掛け接続の切替態様をFX間センドつまみ17により制御することができる。
このFX間センドつまみ17の回転操作量に対する2つのボリューム32cと2つのボリューム32eで調整される音信号の増幅率(減衰率)である送出レベル(dB)を示す図を図4に示す。図4において、「1→2送出レベル」が縦軸とされたグラフは、FX間センドつまみ17のつまみ位置に対する2つのボリューム32eの送出レベル(dB)を示すグラフであり、「2→1送出レベル」が縦軸とされたグラフは、FX間センドつまみ17のつまみ位置に対する2つのボリューム32cの送出レベル(dB)を示すグラフである。
FX間センドつまみ17のつまみ位置が中点に相当する所定位置である中央位置にある場合は、図4に示すように2つのボリューム32cと2つのボリューム32eの送出レベルはゼロ(−∞のレベル)とされるので、第1エフェクタ32aからのエフェクトが付与されたFX1出力信号は第2エフェクタ32bに入力されないと共に、第2エフェクタ32bからのエフェクトが付与されたFX2出力信号も第1エフェクタ32aに入力されない。このように、FX間センドつまみ17のつまみ位置が中央位置にある場合は、第1エフェクタ32aと第2エフェクタ32bとは接続されていない状態となり、それぞれ独立してパラレルに動作する。
また、FX間センドつまみ17のつまみ位置が中央位置から右側へ回転操作されると、図4に示すように2つのボリューム32eの送出レベルは回転操作量に応じた送出レベルとされるが、2つのボリューム32cの送出レベルはゼロとされる。このように、FX間センドつまみ17のつまみ位置が中央位置より右側にある場合は、第1エフェクタ32aから出力されたエフェクトが付与されたFX1出力信号が、回転操作の操作量に応じた送りレベルで加算器32fに供給されるが、第2エフェクタ32bから出力されたエフェクトが付与されたFX2出力信号は加算器32dに供給されない。これにより、第1エフェクタ32aにはFX1入力信号のみが入力され、第2エフェクタ32bには加算器32fで加算されたFX2入力信号とレベル制御されたFX1出力信号との和の音信号が入力されて、入力された音信号にエフェクトが付与されるようになる。すなわち、第1エフェクタ32aの後に第2エフェクタ32bが直列に接続されることになり、このことが「1→2」と操作パネル1に表記されている。そして、その際の第1エフェクタ32aから第2エフェクタ32bに送られるFX1出力信号をレベル制御する送出レベルは、FX間センドつまみ17の右側への回転操作量により調整することができる。
さらに、FX間センドつまみ17のつまみ位置が中央位置から左側へ回転操作されると、図4に示すように2つのボリューム32cの送出レベルは回転操作量に応じた送出レベルとされるが、2つのボリューム32eの送出レベルはゼロとされる。このように、FX間センドつまみ17のつまみ位置が中央位置より左側にある場合は、第2エフェクタ32bから出力されたエフェクトが付与されたFX2出力信号が、回転操作の操作量に応じた送りレベルで加算器32dに供給されるが、第1エフェクタ32aから出力されたエフェクトが付与されたFX1出力信号は加算器32fに供給されない。これにより、第2エフェクタ32bにはFX2入力信号のみが入力され、第1エフェクタ32aには加算器32dで加算されたFX1入力信号とレベル制御されたFX2出力信号との和の音信号が入力されて、入力された音信号にエフェクトが付与されるようになる。すなわち、第2エフェクタ32bの後に第1エフェクタ32aが直列に接続されることになり、このことが「2→1」と操作パネル1に表記されている。そして、その際の第2エフェクタ32bから第1エフェクタ32aに送られるFX2出力信号をレベル制御する送出レベルは、FX間センドつまみ17の左側への回転操作量により調整することができる。
このように、FX間センドつまみ17は2エフェクタ間の接続の切り替えと、一方のエフェクタから他方のエフェクタに供給される音信号のレベル制御との2つの操作を行うことができる。また、FX間センドつまみ17は、チャンネルストリップ11−1とチャンネルストリップ11−2との境界にまたがるように設けられていることから、FX間センドつまみ17を新たに設ける際に、操作パネル1の配置スペースを増やすことなく設けることができる。さらに、ボリューム32cとボリューム32eとは、FX間センドつまみ17の操作位置に応じて一方のボリュームの送出レベルがゼロか、両方とも送出レベルがゼロ(FX間センドつまみ17が中央位置)になることから、第1エフェクタ32aと第2エフェクタ32bとが、たすき掛け接続されていてもループ回路になることはなく、発振等を防止することができる。
次に、STバス20aによりミキシングされた音信号はST出力ch23を介してステレオ出力端子から出力されるが、ST出力ch23にはST出力chスイッチ23aとフェーダー(F)23bとが設けられている。チャンネルストリップ12のON SW18cを操作することにより、ST出力chスイッチ23aをオン/オフすることができる。ST出力chスイッチ23aがオンするようにON SW18cを操作した場合は、STバス20aからの音信号がST出力ch23から出力され、ST出力chスイッチ23aがオフするようにON SW18cを操作した場合は、STバス20aからの音信号はST出力ch23から出力されないようになる。そして、ST出力chスイッチ23aがオンしている場合に、チャンネルストリップ12のFader18dを操作することにより、フェーダー(F)23bが調整されてステレオ出力端子から出力されるSTバス20aからの音信号のレベルを調整することができる。
また、AUXバス20bによりミキシングされた音信号はAUX出力ch24を介してAUX出力端子から出力されるが、AUX出力ch24にはフェーダー(F)24aが設けられている。操作パネル1のAUX出力chつまみ18bを操作することにより、フェーダー(F)24aが調整されてAUX出力端子から出力されるAUXバス20bからの音信号のレベルを調整することができる。
FX間センドつまみ17の回転操作量に対する2つのボリューム32cと2つのボリューム32eの送出レベルの他の例を示す図を図5に示す。図5に示す送出レベルでは、FX間センドつまみ17のつまみ位置が中点に相当する所定位置である中央位置を中心とする所定の範囲においては、2つのボリューム32cと2つのボリューム32eの送出レベルはゼロ(−∞のレベル)とされ、第1エフェクタ32aと第2エフェクタ32bとはそれぞれ独立してパラレルに動作する。そして、FX間センドつまみ17のつまみ位置が右側の所定範囲を超えて回転操作された場合は、2つのボリューム32eの送出レベルは回転操作量に応じた送出レベルとされるが、2つのボリューム32cの送出レベルはゼロとされることから、第1エフェクタ32aにはFX1入力信号のみが入力され、第2エフェクタ32bには加算器32fで加算されたFX2入力信号とボリューム32eでレベル制御されたFX1出力信号との和の音信号が入力される。これにより、第1エフェクタ32aの後に第2エフェクタ32bが直列に接続されるようになる。第1エフェクタ32aから第2エフェクタ32bに送られるFX1出力信号をレベル制御する送出レベルは、FX間センドつまみ17の所定範囲を超えてから右側への回転操作量により調整することができる。
また、FX間センドつまみ17のつまみ位置が左側の所定範囲を超えて回転操作された場合は、2つのボリューム32cの送出レベルは回転操作量に応じた送出レベルとされるが、2つのボリューム32eの送出レベルはゼロとされることから、第2エフェクタ32bにはFX2入力信号のみが入力され、第1エフェクタ32aには加算器32dで加算されたFX1入力信号とボリューム32cでレベル制御されたFX2出力信号との和の音信号が入力される。これにより、第2エフェクタ32bの後に第1エフェクタ32aが直列に接続されるようになる。第2エフェクタ32bから第1エフェクタ32aに送られるFX2出力信号をレベル制御する送出レベルは、FX間センドつまみ17の所定範囲を超えてから左側への回転操作量により調整することができる。
この例の送出レベルとしても、FX間センドつまみ17は2エフェクタ間の接続の切り替えと、一方のエフェクタから他方のエフェクタに供給される音信号のレベル制御との2つの操作を行うことができる。また、ボリューム32cとボリューム32eとは、FX間センドつまみ17の操作位置に応じて一方のボリュームの送出レベルがゼロか、両方とも送出レベルがゼロ(FX間センドつまみ17が中央所定範囲位置)になることから、第1エフェクタ32aと第2エフェクタ32bとが、たすき掛け接続されていてもループ回路になることはなく、発振等を防止することができる。
FX間センドつまみ17の回転操作量に対する2つのボリューム32cと2つのボリューム32eの送出レベルのさらに他の例を示す図を図6に示す。図6に示す送出レベルでは、FX間センドつまみ17のつまみ位置が中点に相当する所定位置である中央位置にある場合には、2つのボリューム32cと2つのボリューム32eの送出レベルはゼロ(−∞のレベル)とされ、第1エフェクタ32aと第2エフェクタ32bとはそれぞれ独立してパラレルに動作する。そして、FX間センドつまみ17のつまみ位置が中央位置から右側へ回転操作された場合は、2つのボリューム32eの送出レベルは回転操作量に応じた送出レベルとされるが、2つのボリューム32cの送出レベルはゼロとされることから、第1エフェクタ32aにはFX1入力信号のみが入力され、第2エフェクタ32bには加算器32fで加算されたFX2入力信号とボリューム32eでレベル制御されたFX1出力信号との和の音信号が入力される。これにより、第1エフェクタ32aの後に第2エフェクタ32bが直列に接続されるようになる。第1エフェクタ32aから第2エフェクタ32bに送られるFX1出力信号をレベル制御する送出レベルは、FX間センドつまみ17の中央位置から右側への回転操作量により調整することができるが、その初期値はゼロではなくジャンプした所定の送出レベルとされる。
また、FX間センドつまみ17のつまみ位置が中央位置から左側へ回転操作された場合は、2つのボリューム32cの送出レベルは回転操作量に応じた送出レベルとされるが、2つのボリューム32eの送出レベルはゼロとされることから、第2エフェクタ32bにはFX2入力信号のみが入力され、第1エフェクタ32aには加算器32dで加算されたFX1入力信号とボリューム32cでレベル制御されたFX2出力信号との和の音信号が入力される。これにより、第2エフェクタ32bの後に第1エフェクタ32aが直列に接続されるようになる。第2エフェクタ32bから第1エフェクタ32aに送られるFX2出力信号をレベル制御する送出レベルは、FX間センドつまみ17の中央位置から左側への回転操作量により調整することができるが、その初期値はゼロではなくジャンプした所定の送出レベルとされる。
この例の送出レベルとしても、FX間センドつまみ17は2エフェクタ間の接続の切り替えと、一方のエフェクタから他方のエフェクタに供給される音信号のレベル制御との2つの操作を行うことができる。また、ボリューム32cとボリューム32eとは、FX間センドつまみ17の操作位置に応じて一方のボリュームの送出レベルがゼロか、両方とも送出レベルがゼロ(FX間センドつまみ17が中央位置)になることから、第1エフェクタ32aと第2エフェクタ32bとが、たすき掛け接続されていてもループ回路になることはなく、発振等を防止することができる。
上記の説明では、Sys効果処理部32はステレオの音信号にエフェクトを付与するようにしていたが、モノラルの音信号にエフェクトを付与するようにしても良い。そこで、モノラルの音信号にエフェクトを付与するSys効果処理部42の詳細構成を図7に示す。このSys効果処理部42は、Sys効果処理部32に替えて用いることができる。
図7に示すようにSys効果処理部42は、第1エフェクタ42aおよび第2エフェクタ42bを備えている。ADC31から出力されるデジタルのFX1入力信号は、加算器42dを介してモノラルのFX1’入力信号として第1エフェクタ42aに入力される。また、ADC31から出力されるデジタルのFX2入力信号は加算器42fを介してモノラルのFX2’入力信号として第2エフェクタ42bに入力される。第1エフェクタ42aによりエフェクトが付与されたモノラルのFX1’出力信号はDAC33へ送られると共に、ボリューム42eを介して加算器42fに送られる。加算器42fでは、モノラルのFX2’入力信号とボリューム42eでレベル制御されたモノラルのFX1’出力信号とが加算されて、第2エフェクタ42bに入力される。また、第2エフェクタ42bによりエフェクトが付与されたモノラルのFX2’出力信号はDAC33へ送られると共に、ボリューム42cを介して加算器42dに送られる。加算器42dでは、モノラルのFX1’入力信号とボリューム42cでレベル制御されたモノラルのFX2’出力信号とが加算されて、第1エフェクタ42aに入力される。ボリューム42cとボリューム42eは、チャンネルストリップ11−1とチャンネルストリップ11−2との境界にまたがるように設けられたFX間センドつまみ17を回転操作することにより、上記したように調整することができる。FX間センドつまみ17を回転操作することによる第1エフェクタ42aと第2エフェクタ42bとの2エフェクタ間の接続の切り替えと、一方のエフェクタから他方のエフェクタに供給される音信号のレベル制御は、図4ないし図6に示すSys効果処理部32における動作と同様であるので、その説明は省略する。
また、EF入力ch1,EF入力ch2には、DAC33から、それぞれモノラルのFX1’信号、FX2’信号が供給されるので、各EF入力chのスイッチ22a、フェーダ22bとしては、モノラル用の1つだけを用意すればよく、STバス20aにはフェーダ22bからのモノラル信号が供給されるようになる。また、スイッチ22aの出力はモノラル信号となることから、ステレオ信号をモノラル化する加算器22dを設ける必要はない。
以上説明した本発明の効果付与装置は、アナログミキサに内蔵されたエフェクタとされていたが、これに限ることはなく他の音響機器、例えば、デジタルミキサ、デジタルレコーダ、パワードスピーカ、電子楽器等に内蔵されたエフェクタに適用してもよい。また、他の機器に内蔵されていない、単体のエフェクタに適用してもよい。
また、本発明の効果付与装置の実施例はデジタルエフェクタであったが、これに限ることはなく、アナログエフェクタとしてもよい。さらに、実施例においては、第1エフェクタの出力から第2エフェクタの入力への第1結線と、第2エフェクタの出力から第1エフェクタの入力への第2結線が同時に存在するようになっていたが、これら2つの結線は 排他的にしか動作していない。そこで、デジタルエフェクタの場合は、つまみの操作方向に応じた、何れか1方向の結線だけが存在するよう制御してもよい。すなわち、つまみが中央位置より右にある場合は、第1結線が行われ、中央位置より左にある場合は、第2結線が行われるように制御してもよい。この場合において、つまみが中央位置より右にある場合は、第2エフェクタにおいて第1エフェクタの出力以外の入力を自動的にカットし、つまみが中央位置より左にある場合は、第1エフェクタにおいて第2エフェクタの出力以外の入力を自動的にカットするようにしてもよい。
さらにまた、入力ch、バス、及び、出力chの構成は、上記説明した実施例のものに限らない。例えば、モノラル入力chだけであったが、さらにステレオ入力chを備える構成としてもよい。例えば、STバス、及び、ST出力chがそれぞれ1であったが、それぞれ複数備える構成としてもよい。また、AUXバス、及び、AUX出力chがそれぞれ1であったが、それぞれ複数備える構成としてもよい。
なお、「中点に相当する所定位置」は、必ずしも「中央位置」である必要はなく、中央位置から何れか一方側に変位した所定位置であってもよい。
さらにまた、第1エフェクタおよび第2エフェクタを、コンピュータで起動される効果付与プログラムにより実現するようにしてもよい。この場合、コンピュータで起動された効果付与プログラムは、第1エフェクタ処理と第2エフェクタ処理とを備えており、画面に表示された1つのつまみのユーザ操作に応じて上記した本発明の実施例にかかるFX間センドつまみ17と同様の制御が行われるようになる。
以上説明した本発明の効果付与装置の実施例では、ミキサーに内蔵された効果付与装置であったが、本発明の効果付与装置は、センドつまみ17と回路ブロック30とを備えた、単体の効果付与装置であってもよい。
また、本発明の効果付与装置の実施例(図3、図7)では、デジタルで音信号を処理する装置であったが、アナログで音信号を処理する装置としてもよい。
さらに、本発明の効果付与装置の実施例にかかるFX間センドつまみ17は、左右に回転され、回転範囲に制限のある回転ノブであったが、該制限のない回転エンコーダや、スライド操作されるスライダー、レバー操作されるレバー等であってもよい。
以上説明した本発明の効果付与装置の実施例では、第1エフェクタには、常時、FX1入力信号が供給され、第2エフェクタには、常時、FX2入力信号が供給されるようになっていたが、これは必須要件ではない。図3、図7に示す各エフェクタの入力側の加算器(図3の32d、32f、図7の42d、42f)を、それぞれセレクタに置き換えて、一方のエフェクタから他方のエフェクタへの送出レベルがゼロで無いとき、該他方のエフェクタへはFX*入力信号(*は1又は2)が供給されないようにしてもよい。より具体的には、上記セレクタにおいて、(1)「1→2」送出レベルと「2→1」送出レベルの両方がゼロのとき、第1エフェクタにはFX1入力信号を、第2エフェクタにはFX2入力信号をそれぞれ供給し、(2)「1→2」送出レベルが非ゼロで「2→1」送出レベルがゼロのとき、第1エフェクタにはFX1入力信号を、第2エフェクタには「1→2」送出レベルで調整されたFX1出力信号をそれぞれ供給し、(3)「1→2」送出レベルがゼロで「2→1」送出レベルが非ゼロのとき、第1エフェクタには「2→1」送出レベルで調整されたFX2出力信号を、第2エフェクタにはFX2入力信号をそれぞれ供給するように制御すればよい。
以上の説明において、本発明の効果付与方法が実行されている効果付与装置が、本発明の効果付与装置であることから、本発明の効果付与方法の説明は省略している。
1 操作パネル、2 ミキサー、10−1〜10−n Mono入力ch用のチャンネルストリップ、11−1,11−2 EF入力ch用のチャンネルストリップ、12 ST出力ch用のチャンネルストリップ、13a phantom sw、13b GAIN、13c COMP、13d HIGH、13e MID、13f LOW、13g AUX、13h EF1、13i EF2、13j PAN、13k ON SW、13m Fader、14 EF番号表示部、15a SysEF選択つまみ、15b SysEF選択つまみ、15c SysEFデータ調整つまみ、15d SysEFデータ調整つまみ、16a AUX、16b ON SW、16c Fader、17 FX間センドつまみ、18a AUX戻りchつまみ、18b AUX出力chつまみ、18c オンスイッチ(ON SW)、18d ステレオフェーダー(Fader)、20 アナログの回路ブロック、20a STバス、20b AUXバス、20c−1,20c−2 FXバス、21a 特性調整部(G/COMP/EQ)、21b chスイッチ、21c フェーダー(F)、21d ボリューム、21e ボリューム、21f パン、22a chスイッチ、22c ボリューム、22d 加算器、23 ST出力ch、23a ST出力chスイッチ、23b フェーダー(F)、24 AUX出力ch、24a フェーダー(F)、30 デジタルの回路ブロック、31 ADC、32 sys効果処理部、32a 第1エフェクタ、32b 第2エフェクタ、32c ボリューム、32d 加算器、32e ボリューム、32f 加算器、33 DAC、42 sys効果処理部、42a 第1エフェクタ、42b 第2エフェクタ、42c ボリューム、42d 加算器、42e ボリューム、42f 加算器

Claims (7)

  1. 供給される音信号に第1音響効果を付与する第1エフェクタと、
    供給される音信号に第2音響効果を付与する第2エフェクタと、
    ユーザ操作により操作位置が変位する操作手段と、
    該操作手段の操作基準位置からの変位量に応じて、前記第1エフェクタと前記第2エフェクタとの接続関係を変更し、前段に配置されたエフェクタから後段に配置されたエフェクタに供給する音信号のレベルを制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする効果付与装置。
  2. 供給される音信号に第1音響効果を付与する第1エフェクタと、
    供給される音信号に第2音響効果を付与する第2エフェクタと、
    ユーザにより操作されるつまみを有する操作子手段と、
    該つまみの操作位置に応じて、前記第1エフェクタおよび前記第2エフェクタに供給される音信号の供給状態を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記つまみが中点に相当する所定位置より一方側に変位されたとき、前記第1エフェクタが出力する音信号をその変位量に応じてレベル調整して、レベル調整された音信号を前記第2エフェクタに供給して、前記第2エフェクタから前記第1音響効果および前記第2音響効果が順次付与された音信号が出力されるようにし、前記つまみが前記所定位置より他方側に変位されたとき、前記第2エフェクタが出力する音信号をその変位量に応じてレベル制御して、レベル調整された音信号を前記第1エフェクタに供給して、前記第1エフェクタから前記第2音響効果および前記第1音響効果が順次付与された音信号が出力されるようにしたことを特徴とする効果付与装置。
  3. 第1音信号が前記第1エフェクタに入力されると共に、第2音信号が前記第2エフェクタに入力され、
    前記制御手段は、前記つまみが前記所定位置より一方側に変位されたとき、前記第1音信号を前記第1エフェクタに供給すると共に、前記第1エフェクタが出力する音信号をその変位量に応じてレベル調整して、レベル調整された音信号を前記第2音信号に加算して、前記第2エフェクタに供給し、前記つまみが前記所定位置より他方側に変位したとき、前記第2音信号を前記第2エフェクタに供給すると共に、前記第2エフェクタが出力する音信号をその変位量に応じてレベル制御して、レベル調整された音信号を前記第1音信号に加算して前記第1エフェクタに供給することを特徴とする請求項2記載の効果付与装置。
  4. 第1音信号が前記第1エフェクタに入力されると共に、第2音信号が前記第2エフェクタに入力され、
    前記制御手段は、前記つまみが中点に相当する所定位置にあるとき、前記第1音信号を前記第1エフェクタに供給すると共に、前記第2音信号を前記第2エフェクタに供給して、前記第1エフェクタから前記第1音響効果が付与された音信号を出力すると共に、前記第2エフェクタから前記第2音響効果が付与された音信号を出力することを特徴とする請求項2記載の効果付与装置。
  5. 供給される音信号に第1エフェクタ手段により第1音響効果を付与し、
    供給される音信号に第2エフェクタ手段により第2音響効果を付与し、
    ユーザにより操作される操作子手段のつまみ操作部の操作位置に応じて、制御手段が前記第1エフェクタ手段および前記第2エフェクタ手段に供給される音信号の供給状態を制御し、
    前記制御手段では、前記つまみ操作部が中点に相当する所定位置より一方側に変位されたとき、前記第1エフェクタ手段が出力する音信号をその変位量に応じてレベル調整して、レベル調整された音信号を前記第2エフェクタ手段に供給して、前記第2エフェクタ手段から前記第1音響効果および前記第2音響効果が順次付与された音信号が出力されるようにし、前記つまみ操作部が前記所定位置より他方側に変位されたとき、前記第2エフェクタ手段が出力する音信号をその変位量に応じてレベル制御して、レベル調整された音信号を前記第1エフェクタ手段に供給して、前記第1エフェクタ手段から前記第2音響効果および前記第1音響効果が順次付与された音信号が出力されるようにしたことを特徴とする効果付与方法。
  6. 第1音信号が前記第1エフェクタ手段に入力されると共に、第2音信号が前記第2エフェクタ手段に入力され、
    前記制御手段では、前記つまみ操作部が前記所定位置より一方側に変位されたとき、前記第1音信号を前記第1エフェクタ手段に供給すると共に、前記第1エフェクタ手段が出力する音信号をその変位量に応じてレベル調整して、レベル調整された音信号を前記第2音信号に加算して、前記第2エフェクタ手段に供給し、前記つまみ操作部が前記所定位置より他方側に変位したとき、前記第2音信号を前記第2エフェクタ手段に供給すると共に、前記第2エフェクタ手段が出力する音信号をその変位量に応じてレベル制御して、レベル調整された音信号を前記第1音信号に加算して前記第1エフェクタ手段に供給することを特徴とする請求項5記載の効果付与方法。
  7. 第1音信号が前記第1エフェクタ手段に入力されると共に、第2音信号が前記第2エフェクタ手段に入力され、
    前記制御手段では、前記つまみ操作部が中点に相当する所定位置にあるとき、前記第1音信号を前記第1エフェクタ手段に供給すると共に、前記第2音信号を前記第2エフェクタ手段に供給して、前記第1エフェクタ手段から前記第1音響効果が付与された音信号を出力すると共に、前記第2エフェクタ手段から前記第2音響効果が付与された音信号を出力することを特徴とする請求項5記載の効果付与装置方法。
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