JP2014129671A - 梁鉄筋、梁鉄筋ユニットの製造方法、梁鉄筋の接合構造。 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】柱梁接部における梁鉄筋同士の干渉を考慮することなく、下側の梁鉄筋ユニット550Lを落とし込んだ後、上側の梁鉄筋ユニット550Uを落とし込む。
【選択図】図16
Description
本発明の一実施形態にかかる鉄筋定着装置と本鉄筋定着装置を鉄筋コンクリート造の柱と鉄筋コンクリート造の梁との仕口部(柱梁接合部)に適用した配筋構造について説明する。なお、各図において、鉛直方向を矢印Zで示し、水平方向の直交する二方向を矢印X及び矢印Yで示す。また、各図においては、各種鉄筋のみが図示されコンクリートは図示していない。
まず、仕口部の概要構造について説明する。
つぎに、下側の梁鉄筋ユニット50Lと上側の梁鉄筋ユニット50Uとについて説明する。
つぎに、仕口部(柱梁接合部)30に埋設された鉄筋定着装置100について説明する。
つぎに、仕口部30の施工工程について説明する。
つぎに本実施形態の作用及び効果について説明する。
つぎに、本実施形態の変形例について説明する。
図8に示す第一変形例の鉄筋定着装置202では、上側枠材111Uは、それぞれ上下に重ね合わされて接合された三枚の板枠材113A、113B、113Cで構成されている。また、板枠材113A、113B、113Cの重ね合わせ面115A、115B、115Cには、それぞれ凹部116A、116B、116Cが形成されている。
図9に示す第二変形例の鉄筋定着装置204では、下側枠材210L及び上側枠材210Uは板枠材に分割されていないで、孔118が形成されている。そして、梁主筋52を孔118に挿通し接合する。なお、梁主筋52と下側枠材210L及び上側枠材210Uとの接合方法は、どのような方法であってもよい。例えば、孔118に溶着金属を流し込んで固結してもよいし、図9(B)に示すように、挿通後に先端部55に定着板190を接合して抜け出しを防止してもよい。
図10に示す第三変形例の鉄筋定着装置206は、下側枠材110Lと上側枠材110Uとが鋼管で構成された連結部材220によって連結されている。なお、下側枠材110L及び上側枠材110Uと連結部材220とは溶接接合されている。このように連結部材220を鋼管とすることで、鉄筋定着装置206の剛性が向上し、この結果、仕口部30の強度が向上する。
図11に示す第四変形例の鉄筋定着装置208は、板枠材112がボルト299(及びナット)によって締結されている。したがって、例えば溶接接合と比較し、作業性が向上する。
図12に示す第五変形例の鉄筋定着装置209は、下側枠材110L及び上側枠材110Uにスリーブ212L、212Uが設けられている。そして、スリーブ212に柱主筋132の軸端部135を挿入し、溶着金属214(図11(B)参照)を流し込んで固結している。このようにスリーブ212を設けることで柱主筋132の接合箇所の位置決めが容易となると共に位置決め精度が向上する。
図13に示す第六変形例の鉄筋定着装置211は、下側枠材110L及び上側枠材110Uにスリーブ212L、212Uが設けられている。そして、柱主筋132の軸端部135とスリーブ212とにネジ溝137、213(図13(B)参照)を切って螺合させている。
第五変形例及び第六変形例において、スリーブ212の数は、柱主筋132の本数よりも多い。これは、柱主筋132を多くした場合にも、使用可能なように汎用性が高められているからである。
本発明の一実施形態にかかる鉄筋定着装置100を基礎階における鉄筋コンクリート造の基礎梁とその上部から鉄骨造となる鉄筋コンクリート造の基礎柱との柱梁接合部(仕口部)である基礎部に適用した構造について説明する。
まず、基礎部の概要について説明する。
つぎに、基礎部の施工方法について説明する。
つぎに、本実施形態の作用及び効果について説明する。
本発明の第三実施形態について説明する。なお、第一実施形態及び第二実施形態と同一の部材には、同じ符号を付し、重複する説明は省略する。但し、本実施形態では、第一実施形態及び第二実施形態で用いた定着装置(図4等参照)は使用していない。
つぎに、下側の梁鉄筋ユニット550L、552Lと上側の梁鉄筋ユニット550U、552Uとについて説明する。なお、以降の説明において、下側の梁鉄筋ユニット550L、552Lを構成する各部材の後には符号の後にLを付し、上側の梁鉄筋ユニット550U、552Uを構成する各部材の後には符号の後にUを付す。また、下側の梁鉄筋ユニット550L、552Lと上側の梁鉄筋ユニット550U、552Uとは上下の向きが異なる以外は略同様の構成である。よって、これらを区別しないで説明する場合はU、Lを省略する。
図16及び図18に示す梁鉄筋ユニット550は、第一実施形態及び第二実施形態の梁鉄筋ユニット50(図2、図3参照)と梁主筋52の先端に鉄筋コブ53が設けられていない構造である。これ以外の構造や配置は全く同じである。よって、詳しい説明を省略する。
図17に示すように、上側の梁鉄筋ユニット552Uの梁主筋52Uの端部には、下側に屈曲し下側に延出する縦部554Uが形成されている。同様に下側の梁鉄筋ユニット552Lの梁主筋52Lの端部には、上側に屈曲され上側に延出する縦部554Lが形成さている。縦部554以外の構造は、梁鉄筋ユニット550(図16、図18)と同様であるので、詳しい説明は省略する。
つぎに、梁鉄筋ユニット550、552の製造方法の一例について説明する。
つぎに、施工工程を説明し、これによって配筋構造も説明する。
つぎに本実施形態の作用及び効果について説明する。
尚、本発明は上記実施形態に限定されない。
12L 下柱
12U 上柱
14L 柱主筋
14U 柱主筋
16L 上端部
16U 下端部
50L 梁鉄筋ユニット(下側梁鉄筋ユニット)
50U 梁鉄筋ユニット(上側梁鉄筋ユニット)
51L 軸端部
52L 梁主筋(下梁主筋の一例)
51L 軸端部
52U 梁主筋(上梁主筋の一例)
100 鉄筋定着装置
110L 下側枠材
110U 上側枠材
112L 板枠材
112U 板枠材
116L 凹部
116U 凹部
130 連結部材
200 基礎部
202 鉄筋定着装置
204 鉄筋定着装置
206 鉄筋定着装置
220 連結部
208 鉄筋定着装置
209 鉄筋定着装置
211 鉄筋定着装置
280A 基礎梁
280B 基礎梁
280C 基礎梁
282 柱鉄骨
500 梁鉄筋
550L 梁鉄筋ユニット(下側梁鉄筋ユニット)
550U 梁鉄筋ユニット(上側梁鉄筋ユニット)
552L 梁鉄筋ユニット(下側梁鉄筋ユニット)
552U 梁鉄筋ユニット(上側梁鉄筋ユニット)
Claims (5)
- 梁幅方向に間隔をあけて配置された上梁主筋と、梁長方向に間隔をあけて配置されたU字形状のせん断補強筋と、が接合されて一体化された上梁鉄筋ユニットと、
梁幅方向に間隔をあけて配置された下梁主筋と、梁長方向に間隔をあけて配置されたU字形状のせん断補強筋と、が接合されて一体化された上梁鉄筋ユニットと、
を有し、
前記上梁鉄筋ユニットと前記下梁鉄筋ユニットとが柱を跨いで配置され、上下の前記せん断補強筋が結合されて構築された梁鉄筋。 - 梁主筋とせん断補強筋とを格子状に配筋し、前記梁主筋と前記せん断補強筋とを溶接接合する第一工程と、
外側の前記梁主筋を支点として、前記せん断補強筋をU字形状に折り曲げる第二工程と、
を備える梁鉄筋ユニットの製造方法。 - 請求項2に記載された製造方法によって製造された下梁鉄筋ユニット及び上梁鉄筋ユニットと、を有し、
前記下梁鉄筋ユニットの上側に前記上梁筋ユニットが配置され、上下の前記せん断補強筋が結合されて構築された梁鉄筋。 - 梁幅方向に間隔をあけて配置された下梁主筋と、梁長方向に間隔をあけて配置されたU字形状のせん断補強筋と、が接合されて一体化された下梁鉄筋ユニットと、
梁幅方向に間隔をあけて配置された上梁主筋と、梁長方向に間隔をあけて配置されたU字形状のせん断補強筋と、が接合されて一体化された上梁鉄筋ユニットと、
前記下梁ユニットの前記下梁主筋の軸端部が接合される下側枠材と、前記上梁筋ユニットの上梁主筋の軸端部が接合される上側枠材と、前記下側枠材と前記上側枠材とを上下方向に間隔をあけて連結する連結部材と、を有する鉄筋定着装置と、
を備える梁鉄筋の接合構造。 - 前記鉄筋定着装置の前記下側枠材及び前記上側枠材は、それぞれ上下に重ね合わされて接合された複数の板枠材で構成され、重ね合わせ面には前記下梁主筋の軸端部又は前記上梁主筋の軸端部が係合する凹部が形成されている、
請求項4に記載の梁鉄筋の接合構造。
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