JP2014129068A - 舵取り機 - Google Patents

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Abstract

【課題】舵軸の動的な挙動による損傷を防止することが可能な舵取り機を提供する。
【解決手段】舵取り機100は、舵軸1と、駆動源6aと、駆動源6aの駆動力を舵軸1に伝達する歯車機構とを備え、舵軸1は、軸線方向に対して垂直方向又は斜め方向に移動可能なクラッチ機構40を有する。また、舵取り機100は、舵軸1周りに設置され、舵軸1の軸線周りの回転を緩衝するダンパーとを備え、舵軸の急激な回転方向の変化によって歯車機構に入力する動荷重の影響を緩和する。
【選択図】図1

Description

本発明は、舵取り機に関するものである。
船舶の舵を動かす舵取り機は、油圧式のものがあるが、油圧式舵取り機は、電力を油圧に変換するため、エネルギー効率が悪化したり、作動油が外部に漏れて海洋汚染を引き起こす可能性がある。
そこで、例えば特許文献1のように、舵軸に固定された旋回環を、ピニオンを介して電動機によって直接回転させる技術が提案されている。これにより、油圧を使用しないで舵を動かすことができ、油による海洋汚染を防止できる。
特開2007−8189号公報
しかし、歯車(ピニオン)を用いて電動機の駆動力を舵軸に伝達する歯車式の舵取り機では、舵軸から過大な動荷重が入力すると、歯車機構に損傷が生じたりするおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、舵軸の動的な挙動による損傷を防止することが可能な舵取り機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の舵取り機は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明に係る舵取り機は、舵軸と、電動機と、前記電動機の駆動力を前記舵軸に伝達する歯車機構とを備え、前記舵軸は、軸線方向に対して垂直方向又は斜め方向に移動可能なクラッチ機構を有する。
この構成によれば、舵軸に必要以上の荷重が入力した際、クラッチ機構が滑るため、舵軸から歯車機構への力の伝達を低減できる。その結果、舵軸の動的な挙動による歯車機構の損傷を防止できる。
本発明に係る舵取り機は、舵軸と、電動機と、前記電動機の駆動力を前記舵軸に伝達する歯車機構と、前記舵軸周りに設置され、前記舵軸の軸線周りの回転を緩衝するダンパーとを備える。
この構成によれば、ダンパーが舵軸周りの回転を緩衝するため、舵軸の急激な回転方向の変化によって歯車機構に入力する動荷重の影響を緩和できる。
本発明によれば、舵軸の動的な挙動による損傷を防止することができる。
本発明の第1実施形態に係る舵取り機を示す部分縦断面図である。 図1のA−A線で切断した横断面図である。 図1のB−B線で切断した横断面図である。 本発明の第2実施形態に係る舵取り機を示す部分縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る舵取り機のダンパーの第1実施例を示す横断面図である。 本発明の第2実施形態に係る舵取り機のダンパーの第2実施例を示す横断面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態に係る舵取り機100について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る舵取り機100は、図1に示されるように、船舶の舵(不図示)を、舵に連結された舵軸1を介して駆動する装置である。舵取り機100は、舵軸1と、舵軸歯車2と、固定軸3と、固定軸歯車4と、キャリア5と、駆動装置6とを備える。また、本実施形態に係る船舶は、内燃機関(不図示)によって駆動されるスクリューによって推進力を得て推進するものである。そして、本実施形態に係る船舶には、舵取り機100が船体に固定されており、舵取り機100によって舵を操作することにより、船舶の進行方向を任意に制御することができる。
舵軸1は、鉛直方向の中心軸Cに沿って配置される円筒状の部材であり、下端部には舵が連結されている。また、舵軸1の上端部には舵軸歯車2(大歯車)が固定されている。舵軸歯車2は、例えば、ボルト等によって舵軸1と締結されており、舵軸歯車2が回転すると舵軸歯車2に固定された舵軸1も回転する。従って、舵軸歯車2が回転することによって、舵軸1に連結された舵が中心軸Cを中心に回転する。舵軸1には、舵軸1の直径よりも径の大きいフランジ部1aが設けられており、舵軸1と一体となって回転する。
舵軸1は、図1に示すように、軸上にクラッチ機構40が設けられる。クラッチ機構40は、舵軸1の軸線方向に対して垂直方向又は斜め方向に移動可能である。クラッチ機構40は、例えばディスククラッチであるが、本発明はこの例に限定されない。
これにより、舵軸1に必要以上の荷重が入力した際、クラッチ機構40が滑るため、舵軸1から歯車機構への力の伝達を低減できる。その結果、舵軸1の動的な挙動による歯車機構の損傷を防止できる。
以下、図1〜図3を参照して、舵取り機100について詳細に説明する。
舵軸支持機構18は、舵軸受15と、支持軸16と、座台17とを備える。
支持軸16は、舵軸1と同一軸線を有して設けられる筒状の部材であり、下端部は船体側である座台17に対してボルト等の締結部材によって固定されている。また、支持軸16の上面とフランジ部1aの下面の間には、舵軸1の軸方向の荷重を支持する舵軸受15が配置されている。舵軸受15は、支持軸16の上面の外周端部に固定されており、フランジ部1aの下面と接している。舵軸1の荷重は、舵軸受15を介して船体側の座台に固定された支持軸16に伝達される。
固定軸3は、舵軸1と同一軸線を有して設けられる筒状の部材であり、下端部は、船体側である座台7に対してボルト等の締結部材によって固定されている。また、固定軸3の上端部には、固定軸歯車4がボルト等の締結部材によって固定されている。固定軸3の内周の径は、舵軸1の外周の径よりも大きい。
固定軸3の外面には、キャリア5の荷重を支持するキャリア軸受8の内輪内面が、圧入状態で嵌合している。また、固定軸3の外面には、環状部材9の内面が圧入状態で嵌合しており、環状部材9はキャリア軸受8の下方に配置されている。環状部材9の下端は座台7によって支持されており、環状部材9の上端はキャリア軸受8の内輪下面と接している。
キャリア軸受8の外輪外面は、キャリア5に設けられた段部5aに圧入状態で嵌合している。キャリア軸受8は、転がり軸受であり、前述したように、内輪内面が固定軸3の外面に圧入状態で嵌合している。従って、キャリア5は、固定軸3の周りに回転可能に設置されている。
キャリア軸受8の外輪上面には、段部5aを介してキャリア5の荷重がかかっている。キャリア軸受8の外輪上面にかかったキャリア5の荷重は、キャリア軸受8の内輪下面を介して環状部材9に伝達される。このように、キャリア軸受8は、キャリア5の荷重を支持するとともに、キャリア5を固定軸3の周りに回転可能に設置するという機能を備える。
キャリア5は、中心軸C方向の断面形状が円形の部材であり、固定軸3の周りに回転可能に設置されている。キャリア5は、段部5aの半径方向外方の外周面に、キャリア歯車5bが設けられている。キャリア歯車5bは、キャリア5の外周面を加工することによって設けられたものである。
キャリア歯車5bには駆動源6aに駆動軸6bを介して連結されている駆動歯車6cが噛み合っている。駆動源6aは、電動モータと減速機によって構成され、駆動軸6bを介して駆動歯車6cを回転させる。駆動歯車6cは、キャリア歯車5bに駆動力を伝達しキャリア5を固定軸3の周りに回転させる。駆動源6aは、駆動歯車6cを駆動してキャリア歯車5bに駆動力を伝達する。駆動源6aは、固定軸3が設置される座台7に設置されている。
キャリア5は、4本の遊星軸30a,30b,30c(不図示),30d(不図示)を有する。図1は舵取り機100の部分縦断面図であるため、遊星軸30aと遊星軸30bが示されている。遊星軸30aは、上端と下端がそれぞれキャリア5に固定されている軸状部材である。遊星軸30aには、内輪が圧入状態で嵌合した2つの転がり軸受(不図示)が設置されており、遊星歯車10a及び遊星歯車20aが2つの転がり軸受の外輪に圧入状態で嵌合している。このようにして、遊星軸30aが、固定軸歯車4と噛み合う遊星歯車10a(第1遊星歯車)と、舵軸歯車2と噛み合う遊星歯車20a(第2遊星歯車)を回転自在に支持している。
同様に、遊星軸30bは、遊星歯車10bと遊星歯車20bを回転自在に支持している。同様に、遊星軸30cは、遊星歯車10c(不図示)と遊星歯車20c(不図示)を回転自在に支持している。同様に、遊星軸30dは、遊星歯車10d(不図示)と遊星歯車20d(不図示)を回転自在に支持している。遊星歯車10a〜10d(第1遊星歯車)は固定軸歯車4と噛み合っており、遊星歯車20a〜20dは舵軸歯車2と噛み合っている。
図2は、図1に示される舵取り機100のA−A矢視横断面図である。図2に示されるように、遊星歯車20a〜20dは、舵軸歯車2の円周方向の4箇所に、それぞれ90°ずつの間隔を空けて、舵軸歯車2と噛み合うように配置されている。遊星歯車20は、キャリア5が固定軸3の周りを回転するのに従い、それぞれ90°ずつの間隔を維持したまま固定軸3に対して回転する。
図3は、図1に示される舵取り機100のB−B矢視横断面図である。図3に示されるように、遊星歯車10a〜10dは、固定軸歯車4の円周方向の4箇所に、それぞれ90°ずつの間隔を空けて、固定軸歯車4と噛み合うように配置されている。遊星歯車10(遊星歯車10a〜10dの総称)は、キャリア5が固定軸3の周りを回転するのに従い、それぞれ90°ずつの間隔を維持したまま固定軸3に対して回転する。
ここで、本実施形態において駆動歯車6cから舵軸歯車2に伝達される駆動力の速度比(減速比)について説明する。以下の説明においては、固定軸歯車4が遊星歯車10に噛み合う場合の、固定軸歯車4のモジュールと遊星歯車10のモジュールが等しいものとする。また、舵軸歯車2が遊星歯車20に噛み合う場合の、舵軸歯車2のモジュールと遊星歯車20のモジュールが等しいものとする。ここで、モジュールとは、ピッチ円直径を歯数で除した値のことをいう。
本実施形態に係る舵取り機100は、以下の条件式を満たしている。
i0=(Zb・Zd)/(Za・Zd) (1)
i1=(1−i0)/i0 (2)
i2=Zf/Ze (3)
i3=i1・i2 (4)
Za+Zb=Zc+Zd (5)
Za≠Zd (6)
Zb≠Zc (7)
ここで、Za:固定軸歯車4の歯数、Zb:遊星歯車10の歯数、Zc:遊星歯車20の歯数、Zd:舵軸歯車2の歯数、Ze:駆動歯車6cの歯数、Zf:キャリア歯車5bの歯数、i1:キャリア5と舵軸1の速度比(減速比)、i2:駆動歯車6cとキャリア5の速度比(減速比)、i3:駆動歯車6cと舵軸1の速度比(減速比)である。
以上の条件式から明らかなように、駆動歯車6cと舵軸1の減速比は、固定軸歯車4の歯数Za、遊星歯車10の歯数Zb、遊星歯車20の歯数Zc、舵軸歯車2の歯数Zd、駆動歯車6cの歯数Ze、キャリア歯車5bの歯数Zfによって定まる。
なお、遊星歯車10の歯数は、それぞれ同一であり、Zbはその同一の歯数をいう。また、遊星歯車20の歯数は、それぞれ同一であり、Zcはその同一の歯数をいう。
条件式(5)は、舵軸1と固定軸3が同一軸線を有して設けられ、遊星歯車10と遊星歯車20が遊星軸30(遊星軸30a〜30dの総称)に支持されることを可能にする条件である。このような条件を満たすようにすることで、舵軸1と遊星軸30の軸間距離と、固定軸3と遊星軸30の軸間距離を等しくすることができる。
条件式(6)及び(7)は、キャリア5が固定軸3周りに回転するのに応じて固定軸3に対して舵軸1を相対的に回転させるための条件である。条件式(6)及び(7)が共に満たされない場合、固定軸歯車4の歯数Zaと舵軸歯車2の歯数Zdが等しく、かつ、遊星歯車10の歯数Zbと遊星歯車20の歯数Zcが等しくなる。この場合、遊星歯車20は舵軸歯車2の周りを周方向に回転するものの、舵軸歯車2は固定軸歯車4に対して相対的に回転することはなく静止したままとなる。条件式(6)及び(7)を満たすようにすることで、キャリア5が固定軸3周りに回転するのに応じて固定軸3に対して舵軸1を相対的に回転させることができる。
このように本実施形態係る舵取り機100によれば、駆動源6aによる駆動力が駆動歯車6cからキャリア歯車5bに伝達され、キャリア5が有する複数の遊星軸30によって支持される遊星歯車20から舵軸歯車2に駆動力が更に伝達される。このように駆動源6aの駆動力を2段階で舵軸1に伝達する構成にすることで、各歯車が小型化される、その結果、舵取り機100が小型化される。また、遊星歯車20が噛み合う舵軸歯車2の噛み合いピッチ円直径2r1と遊星歯車10が噛み合う固定軸歯車4の噛み合いピッチ円直径2r3とが異なるので、キャリア5が固定軸3周りに回転するのに応じて固定軸3に対して舵軸1が相対的に回転する。このように、駆動源6aが2段階の歯車を介して舵軸1に駆動力を伝達するとともに、舵軸1が固定軸3に対して相対的に回転するので、高い減速比で舵を駆動する舵取り機100を提供することができる。
また、本実施形態の舵取り機100においては、舵軸歯車2、固定軸歯車4、遊星歯車10、及び遊星歯車20のモジュールが等しく、固定軸歯車4と遊星歯車10の歯数の合計が、舵軸歯車2と遊星歯車20の歯数の合計と等しい。このようにすることで、モジュールが等しい歯車を用いる際に、遊星歯車10と遊星歯車20とを同一の遊星軸30によって適切に支持することができる。
また、本実施形態の舵取り機100は、舵軸歯車2と固定軸歯車4の間に配置され、舵軸1の軸方向の荷重を支持する軸受パッド40を備える。このようにすることで、舵軸1の軸方向の荷重が適切に支持されるとともに、舵軸1の軸方向の荷重を他の構造によって支持する場合に比べて、舵取り機100を小型化することができる。
また、本実施形態の舵取り機100は、固定軸3が設置される座台7に駆動源6aが設置されている。このようにすることで、固定軸3が設置される座台7に駆動源6aを設置し、駆動源6aの駆動力を適切にキャリア5に伝達することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、図4〜図6を用いて説明する。
本実施形態は、第1実施形態と比べて、舵軸1にクラッチ機構40が設けられるのではなく、舵軸1周りにダンパー50が設けられる点で異なる。その他の舵取り機100の構成は同一であるため、重複する説明は省略する。
ダンパー50は、図4及び図6に示すように、舵軸1と船体60とに連結された機械的機構を有するダンパー装置である。ダンパー装置は、通常知られている装置を適用することができる。舵軸1と船体60との間にダンパー50が設けられることによって、ダンパー50が舵軸1周りの回転を緩衝する。したがって、舵軸1の急激な回転方向の変化によって歯車機構に入力する動荷重の影響を緩和できる。
また、ダンパー50は、図5に示すように、舵軸1と船体60との間に油51を充満させることによって実現してもよい。油51によって、舵軸1の回転時に粘性抵抗を得ることができる。舵軸1の軸方向の少なくとも一部において、舵軸1が油51によって粘性抵抗を受けるようにしておけばよい。この場合も、舵軸1と船体60との間に油51によるダンパー50が設けられることによって、ダンパー50が舵軸1周りの回転を緩衝する。したがって、舵軸1の急激な回転方向の変化によって歯車機構に入力する動荷重の影響を緩和できる。そして、舵軸1の動的な挙動による舵取り機100の損傷を防止することが可能となる。
なお、上述した第1及び第2実施形態では、駆動源6aの駆動力を2段階で舵軸1に伝達する構成について説明したが、本発明は、この例に限定されない。駆動源の駆動力を1段階で舵軸に伝達する構成の場合も、舵軸歯車と噛み合う遊星歯車において、上述した第1歯車と第2歯車を有するようにしてもよい。
また、遊星歯車機構についても、上述した例に限定されず、他の構成を有する遊星歯車機構でもよく、このとき、舵軸歯車と噛み合う遊星歯車において、上述した第1歯車と第2歯車を有するようにしてもよい。
1 舵軸
1a フランジ部
2 舵軸歯車
3 固定軸
4 固定軸歯車
5 キャリア
5b キャリア歯車
6 駆動装置
6a 駆動源
6b 駆動軸
6c 駆動歯車
7 座台
10a,10b,10c,10d 遊星歯車
15 舵軸受
16 支持軸
17 座台
18 舵軸支持機構
20a,20b,20c,20d 遊星歯車
30a,30b,30c,30d 遊星軸
40 クラッチ機構
50 ダンパー
100 舵取り機

Claims (2)

  1. 舵軸と、
    電動機と、
    前記電動機の駆動力を前記舵軸に伝達する歯車機構とを備え、
    前記舵軸は、軸線方向に対して垂直方向又は斜め方向に移動可能なクラッチ機構を有する舵取り機。
  2. 舵軸と、
    電動機と、
    前記電動機の駆動力を前記舵軸に伝達する歯車機構と、
    前記舵軸周りに設置され、前記舵軸の軸線周りの回転を緩衝するダンパーと、
    を備える舵取り機。
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