JPH1095398A - 操舵量制御装置 - Google Patents
操舵量制御装置Info
- Publication number
- JPH1095398A JPH1095398A JP25057596A JP25057596A JPH1095398A JP H1095398 A JPH1095398 A JP H1095398A JP 25057596 A JP25057596 A JP 25057596A JP 25057596 A JP25057596 A JP 25057596A JP H1095398 A JPH1095398 A JP H1095398A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- speed
- steering angle
- ship
- rudder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 船の高速状態で適正な旋回力が発揮されると
ともに、低速状態でも適正な旋回力を発揮することがで
きるようにする。 【解決手段】 操舵力を入力する舵柄６と、舵軸４の上
端部とがダンパー５を介して接続され、このダンパー５
は、舵板３に加えられた操舵軸４回りのトルクが大きく
なるほど、上記舵柄６から伝達された操舵量に対して舵
軸４の回転量が小さくなるように構成され、上記ダンパ
ー５はゴムなどの弾性部材で構成されている。
ともに、低速状態でも適正な旋回力を発揮することがで
きるようにする。 【解決手段】 操舵力を入力する舵柄６と、舵軸４の上
端部とがダンパー５を介して接続され、このダンパー５
は、舵板３に加えられた操舵軸４回りのトルクが大きく
なるほど、上記舵柄６から伝達された操舵量に対して舵
軸４の回転量が小さくなるように構成され、上記ダンパ
ー５はゴムなどの弾性部材で構成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ボートや遊漁船
などの比較的小型の船に適用される操舵量制御装置に関
するものである。
などの比較的小型の船に適用される操舵量制御装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ボートや遊漁船などの比較的小型
の船では、高速状態のみならず低速状態でも旋回性能を
発揮することができるように、舵板の面積および操舵装
置による操舵角、すなわち舵板が舵軸回りに回転する角
度の制御量が設定されている。そしてこの操舵装置は、
舵軸の上端部に操舵装置に連結された舵柄が直結されて
おり、高速状態でも低速状態でも同じ条件で操舵がなさ
れるようにしている。そして従来は、船の低速状態で船
を旋回させようにする力、すなわち旋回力が大きく発揮
されるように最大操舵角の設定がなされている。
の船では、高速状態のみならず低速状態でも旋回性能を
発揮することができるように、舵板の面積および操舵装
置による操舵角、すなわち舵板が舵軸回りに回転する角
度の制御量が設定されている。そしてこの操舵装置は、
舵軸の上端部に操舵装置に連結された舵柄が直結されて
おり、高速状態でも低速状態でも同じ条件で操舵がなさ
れるようにしている。そして従来は、船の低速状態で船
を旋回させようにする力、すなわち旋回力が大きく発揮
されるように最大操舵角の設定がなされている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】一般に、旋回力は舵板
の操舵角にほぼ比例するが、同じ舵板の操舵角でも船速
が大きくなるほど大きな旋回力が発揮され、したがって
従来のように低速状態で適正な旋回力が発揮されるよう
に最大操舵角を設定しておくと、高速状態では旋回力が
予想以上に発揮されたり、舵軸に大きなねじり力が発生
したりする。一方、高速状態で適正な旋回力が発生する
ように最大操舵角を設定しておくと、低速状態において
適正な旋回力を発揮することができない。
の操舵角にほぼ比例するが、同じ舵板の操舵角でも船速
が大きくなるほど大きな旋回力が発揮され、したがって
従来のように低速状態で適正な旋回力が発揮されるよう
に最大操舵角を設定しておくと、高速状態では旋回力が
予想以上に発揮されたり、舵軸に大きなねじり力が発生
したりする。一方、高速状態で適正な旋回力が発生する
ように最大操舵角を設定しておくと、低速状態において
適正な旋回力を発揮することができない。
【０００４】この発明は、このような従来の課題を解決
するためになされたものであり、船の低速状態で適正な
旋回力が発揮されるとともに、高速状態でも適正な旋回
力を発揮することができるようにした操舵量制御装置を
提供するものである。
するためになされたものであり、船の低速状態で適正な
旋回力が発揮されるとともに、高速状態でも適正な旋回
力を発揮することができるようにした操舵量制御装置を
提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、操舵
装置を有する船において、船のスピードまたはスピード
に対応する要素を検知する検知手段が設けられ、この検
知手段からの信号により船の速度が大きいほど最大舵角
量または転舵速度の少なくとも一方が小さくなるように
上記操舵装置が制御されるように構成されているもので
ある。
装置を有する船において、船のスピードまたはスピード
に対応する要素を検知する検知手段が設けられ、この検
知手段からの信号により船の速度が大きいほど最大舵角
量または転舵速度の少なくとも一方が小さくなるように
上記操舵装置が制御されるように構成されているもので
ある。
【０００６】請求項１の発明では、船速を計測して高速
状態ではその状態での適正な最大操舵角で操舵がなさ
れ、あるいはその状態での適正な転舵速度で転舵がなさ
れ、低速状態ではそれより大きい最大操舵角まであるい
は転舵速度で操舵がなされるために、低速状態でも充分
な旋回力を発揮することができる。
状態ではその状態での適正な最大操舵角で操舵がなさ
れ、あるいはその状態での適正な転舵速度で転舵がなさ
れ、低速状態ではそれより大きい最大操舵角まであるい
は転舵速度で操舵がなされるために、低速状態でも充分
な旋回力を発揮することができる。
【０００７】請求項２の発明は、操舵力を入力する舵柄
と舵軸の上端部とがダンパーを介して接続され、このダ
ンパーは、舵板に加えられた操舵軸回りのトルクが大き
くなるほど、舵柄から伝達された操舵量に対して舵軸の
操舵角が小さくなるように構成されているものである。
と舵軸の上端部とがダンパーを介して接続され、このダ
ンパーは、舵板に加えられた操舵軸回りのトルクが大き
くなるほど、舵柄から伝達された操舵量に対して舵軸の
操舵角が小さくなるように構成されているものである。
【０００８】請求項２の発明では、船が高速状態では舵
柄の操舵角が大きくなると、その量に応じて舵板に作用
する水圧が高くなってダンパーに作用するねじり力が大
きくなるために、舵板の操舵角も舵柄の操舵角より小さ
くなり、高速状態での舵板の操舵角が適正な最大操舵角
になり、一方低速走行状態では舵柄の転舵速度および操
舵角と舵板のそれとはほぼ同じであり、低速状態では操
舵角が大きくなっても舵柄の転舵速度および操舵角と舵
板のそれとはほぼ同じであって、充分な旋回力が発揮さ
れる。
柄の操舵角が大きくなると、その量に応じて舵板に作用
する水圧が高くなってダンパーに作用するねじり力が大
きくなるために、舵板の操舵角も舵柄の操舵角より小さ
くなり、高速状態での舵板の操舵角が適正な最大操舵角
になり、一方低速走行状態では舵柄の転舵速度および操
舵角と舵板のそれとはほぼ同じであり、低速状態では操
舵角が大きくなっても舵柄の転舵速度および操舵角と舵
板のそれとはほぼ同じであって、充分な旋回力が発揮さ
れる。
【０００９】請求項３の発明は、上記ダンパーは、ゴム
などの弾性部材で構成されているものである。
などの弾性部材で構成されているものである。
【００１０】請求項４の発明は、上記ダンパーは、舵軸
と同軸に配置されたトーションバーで構成されているも
のである。
と同軸に配置されたトーションバーで構成されているも
のである。
【００１１】請求項３および４の発明では、それぞれゴ
ムおよびトーションバーにより所定の操舵角の吸収機能
が果たされる。
ムおよびトーションバーにより所定の操舵角の吸収機能
が果たされる。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１および図２において、船尾部
船体１の下部にはプロペラ２が配置されるとともに、そ
の後側には舵板３が配置され、この舵板３の舵軸４は船
体１のボス部１１を貫通して船内に延びている。そして
この舵軸４の上端部はダンパー５を介して舵柄６の一端
部に設けられた軸６１の下端部に結合され、この舵柄６
の他端部には油圧シリンダなどの操舵力発生手段７が結
合されている。
船体１の下部にはプロペラ２が配置されるとともに、そ
の後側には舵板３が配置され、この舵板３の舵軸４は船
体１のボス部１１を貫通して船内に延びている。そして
この舵軸４の上端部はダンパー５を介して舵柄６の一端
部に設けられた軸６１の下端部に結合され、この舵柄６
の他端部には油圧シリンダなどの操舵力発生手段７が結
合されている。
【００１３】上記ダンパー５は、舵柄６から入力される
操舵力に対して舵軸４の回転量、したがって舵板３の操
舵角が小さくなるように構成されているものであり、例
えば図３に示すような構成が採用されている。すなわ
ち、舵軸４の上端部には上面に円形平坦面を有するフラ
ンジ４０が取付けられ、このフランジ４０上にゴムなど
の弾性材のブロックからなるクッション部材５５が周方
向に４個取付けられてダンパー５が構成されている。一
方、舵柄６の一端部には下方に突出する軸６１が設けら
れるとともに、その軸６１の下端部には放射方向に一対
の突起６０が一体に設けられ、この突起６０はそれぞれ
一対のクッション部材５５間に嵌入されている。そして
軸６１がいずれの方向に回転しても、この突起６０がそ
れに当接する回転方向前側のクッション部材５５を押圧
して圧縮変形させることにより、軸６１の回転量が舵軸
４に対して減少して伝達されるようにクッション部材５
５がフランジ４０に固定されている。
操舵力に対して舵軸４の回転量、したがって舵板３の操
舵角が小さくなるように構成されているものであり、例
えば図３に示すような構成が採用されている。すなわ
ち、舵軸４の上端部には上面に円形平坦面を有するフラ
ンジ４０が取付けられ、このフランジ４０上にゴムなど
の弾性材のブロックからなるクッション部材５５が周方
向に４個取付けられてダンパー５が構成されている。一
方、舵柄６の一端部には下方に突出する軸６１が設けら
れるとともに、その軸６１の下端部には放射方向に一対
の突起６０が一体に設けられ、この突起６０はそれぞれ
一対のクッション部材５５間に嵌入されている。そして
軸６１がいずれの方向に回転しても、この突起６０がそ
れに当接する回転方向前側のクッション部材５５を押圧
して圧縮変形させることにより、軸６１の回転量が舵軸
４に対して減少して伝達されるようにクッション部材５
５がフランジ４０に固定されている。
【００１４】図４はダンパーの別の実施形態を示し、ダ
ンパー５１は舵軸４と同軸に配置されたトーションバー
で構成され、舵柄６から操舵力が入力されるとダンパー
５１がその回転力の大きさに応じて自軸回りに捩じれる
ことにより、舵柄６の回転量が減少して舵軸４に伝達さ
れるようにしている。
ンパー５１は舵軸４と同軸に配置されたトーションバー
で構成され、舵柄６から操舵力が入力されるとダンパー
５１がその回転力の大きさに応じて自軸回りに捩じれる
ことにより、舵柄６の回転量が減少して舵軸４に伝達さ
れるようにしている。
【００１５】上記操舵力発生手段７により舵柄６が回転
する操舵角αに対し、それに対応して舵板３が回転する
操舵角θは、操舵角が小さい範囲ではほぼ同じである
が、操舵角が大きくなりかつ舵板３に水から作用するト
ルク（操舵力である作用回転力に対する抵抗）が大きく
なるとダンパー５，５１が変形して操舵角θが操舵角α
より小さくなるように設定されている。したがって、船
が低速走行している間は舵柄６の転舵速度および操舵角
と舵板３のそれとはほぼ同じであり、低速状態では操舵
角が大きくなっても舵柄６の転舵速度および操舵角と舵
板３のそれとはほぼ同じである。しかしながら、高速状
態で舵柄６の操舵角αが大きくなると、その量に応じて
舵板３に作用する水圧が高くなってダンパー５，５１に
作用するねじり力が大きくなるために、舵板３の操舵角
θは舵柄６の操舵角αより小さくなる。そしてこの減少
量を見込んで、高速状態での舵板３の操舵角が適正にな
るようにダンパー５，５１の緩衝力および最大操舵角が
設定されている。すなわち、図５に示すように、最大操
舵角は船のスピードの上昇にしたがって減少するように
設定されており、このため船の高速時には適正な最大操
舵角になるとともに、低速時にはより大きな最大操舵角
になって充分な旋回性能を発揮させることができる。
する操舵角αに対し、それに対応して舵板３が回転する
操舵角θは、操舵角が小さい範囲ではほぼ同じである
が、操舵角が大きくなりかつ舵板３に水から作用するト
ルク（操舵力である作用回転力に対する抵抗）が大きく
なるとダンパー５，５１が変形して操舵角θが操舵角α
より小さくなるように設定されている。したがって、船
が低速走行している間は舵柄６の転舵速度および操舵角
と舵板３のそれとはほぼ同じであり、低速状態では操舵
角が大きくなっても舵柄６の転舵速度および操舵角と舵
板３のそれとはほぼ同じである。しかしながら、高速状
態で舵柄６の操舵角αが大きくなると、その量に応じて
舵板３に作用する水圧が高くなってダンパー５，５１に
作用するねじり力が大きくなるために、舵板３の操舵角
θは舵柄６の操舵角αより小さくなる。そしてこの減少
量を見込んで、高速状態での舵板３の操舵角が適正にな
るようにダンパー５，５１の緩衝力および最大操舵角が
設定されている。すなわち、図５に示すように、最大操
舵角は船のスピードの上昇にしたがって減少するように
設定されており、このため船の高速時には適正な最大操
舵角になるとともに、低速時にはより大きな最大操舵角
になって充分な旋回性能を発揮させることができる。
【００１６】上記各実施形態では、船の高速時の舵板の
最大操舵角を、操舵力発生装置により入力された操舵角
より小さくなるようにダンパーを利用して行ない、これ
によって舵板に作用する水圧に基づいて舵軸４に発生す
るねじり力を抑制するようにし、船の低速時に充分な旋
回性能が発揮されるようにしているが、これに限らず電
気的な手段によって同様の目的を達することができる。
例えば、船の速度計や推進機用エンジンの回転数を計測
する計測器などによって船速またはそれに相当するファ
クターを計測し、これらの計測値に基づいて船の高速時
には最大操舵角が小さく、低速時には最大操舵角が大き
くなるように（図５に示すような特性になるように）操
舵装置を作動させる制御装置を設ければよい。また高速
状態ではその状態での適正な転舵速度で転舵がなされ、
低速状態ではそれより大きい転舵速度で操舵がなされる
ようにして、低速状態で充分な旋回力を発揮することが
できるようにしてもよい。
最大操舵角を、操舵力発生装置により入力された操舵角
より小さくなるようにダンパーを利用して行ない、これ
によって舵板に作用する水圧に基づいて舵軸４に発生す
るねじり力を抑制するようにし、船の低速時に充分な旋
回性能が発揮されるようにしているが、これに限らず電
気的な手段によって同様の目的を達することができる。
例えば、船の速度計や推進機用エンジンの回転数を計測
する計測器などによって船速またはそれに相当するファ
クターを計測し、これらの計測値に基づいて船の高速時
には最大操舵角が小さく、低速時には最大操舵角が大き
くなるように（図５に示すような特性になるように）操
舵装置を作動させる制御装置を設ければよい。また高速
状態ではその状態での適正な転舵速度で転舵がなされ、
低速状態ではそれより大きい転舵速度で操舵がなされる
ようにして、低速状態で充分な旋回力を発揮することが
できるようにしてもよい。
【００１７】
【発明の効果】請求項１の発明では、船速を計測して高
速状態ではその状態での適正な最大操舵角で操舵がなさ
れ、あるいはその状態での適正な転舵速度で転舵がなさ
れ、低速状態ではそれより大きい最大操舵角まであるい
は転舵速度で操舵がなされるために、低速状態でも充分
な旋回力を発揮することができる。
速状態ではその状態での適正な最大操舵角で操舵がなさ
れ、あるいはその状態での適正な転舵速度で転舵がなさ
れ、低速状態ではそれより大きい最大操舵角まであるい
は転舵速度で操舵がなされるために、低速状態でも充分
な旋回力を発揮することができる。
【００１８】請求項２の発明では、船が高速状態では舵
柄の操舵角が大きくなると、その量に応じて舵板に作用
する水圧が高くなってダンパーに作用するねじり力が大
きくなるために、舵板の操舵角も舵柄の操舵角より小さ
くなり、高速状態での舵板の操舵角が適正な最大操舵角
になり、一方低速走行状態では舵柄の転舵速度および操
舵角と舵板のそれとはほぼ同じであり、低速状態では操
舵角が大きくなっても舵柄の転舵速度および操舵角と舵
板のそれとはほぼ同じであって、充分な旋回力が発揮さ
れる。
柄の操舵角が大きくなると、その量に応じて舵板に作用
する水圧が高くなってダンパーに作用するねじり力が大
きくなるために、舵板の操舵角も舵柄の操舵角より小さ
くなり、高速状態での舵板の操舵角が適正な最大操舵角
になり、一方低速走行状態では舵柄の転舵速度および操
舵角と舵板のそれとはほぼ同じであり、低速状態では操
舵角が大きくなっても舵柄の転舵速度および操舵角と舵
板のそれとはほぼ同じであって、充分な旋回力が発揮さ
れる。
【００１９】請求項３および４の発明では、それぞれゴ
ムおよびトーションバーにより所定の操舵角の吸収機能
が果たされる。
ムおよびトーションバーにより所定の操舵角の吸収機能
が果たされる。
【図１】この発明の実施形態を示す船の船尾部の側面図
である。
である。
【図２】図１の平面図である。
【図３】舵軸に設けられたダンパーの斜視図である。
【図４】ダンパーの他の例を示す斜視図である。
【図５】船のスピードと最大操舵角との関係図である。
１ 船尾部船体 ２ プロペラ ３ 舵板 ４ 舵軸 ５，５１ ダンパー ６ 舵柄 ７ 操舵力発生手段 ５５ クッション部材
Claims (4)
- 【請求項１】 操舵装置を有する船において、船のスピ
ードまたはスピードに対応する要素を検知する検知手段
が設けられ、この検知手段からの信号により船の速度が
大きいほど最大舵角量または転舵速度の少なくとも一方
が小さくなるように上記操舵装置が制御されるように構
成されていることを特徴とする操舵量制御装置。 - 【請求項２】 操舵力を入力する舵柄と舵軸の上端部と
がダンパーを介して接続され、このダンパーは、舵板に
加えられた操舵軸回りのトルクが大きくなるほど、舵柄
から伝達された操舵量に対して舵軸の回転量が小さくな
るように構成されていることを特徴とする操舵量制御装
置。 - 【請求項３】 上記ダンパーはゴムなどの弾性部材で構
成されていることを特徴とする請求項２記載の操舵量制
御装置。 - 【請求項４】 上記ダンパーは舵軸と同軸に配置された
トーションバーで構成されていることを特徴とする請求
項２記載の操舵量制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25057596A JPH1095398A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 操舵量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25057596A JPH1095398A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 操舵量制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1095398A true JPH1095398A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17209936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25057596A Withdrawn JPH1095398A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 操舵量制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1095398A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007030654A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Yokogawa Denshikiki Co Ltd | 操舵装置 |
| WO2014104142A1 (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-03 | 三菱重工業株式会社 | 舵取り機 |
| CN104118554A (zh) * | 2014-07-24 | 2014-10-29 | 江苏驷博电气有限公司 | 船舶操纵器旋转阻尼调节装置 |
-
1996
- 1996-09-20 JP JP25057596A patent/JPH1095398A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007030654A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Yokogawa Denshikiki Co Ltd | 操舵装置 |
| WO2014104142A1 (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-03 | 三菱重工業株式会社 | 舵取り機 |
| JP2014129068A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 舵取り機 |
| CN104853987A (zh) * | 2012-12-28 | 2015-08-19 | 三菱重工业株式会社 | 舵机 |
| CN104118554A (zh) * | 2014-07-24 | 2014-10-29 | 江苏驷博电气有限公司 | 船舶操纵器旋转阻尼调节装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4303149B2 (ja) | 電動操舵装置 | |
| US7494390B2 (en) | Action control device for small boat | |
| JPS62275895A (ja) | 船舶用推進機のトリムタブ制御装置 | |
| JPH0637200B2 (ja) | 船舶用推進機のトリムタブ制御装置 | |
| US5800223A (en) | Marine propulsion device | |
| US20050199169A1 (en) | Steering assist system for boat | |
| JP4658742B2 (ja) | 小型船舶のステアリング装置 | |
| JP4884177B2 (ja) | 船舶用操舵装置及び船舶 | |
| US4840136A (en) | Propeller drive for boats | |
| JP2008126771A (ja) | 船舶用操舵装置及び船舶 | |
| JPH03258690A (ja) | 船外機の操舵機構 | |
| JP2008126772A (ja) | 船舶用操舵装置及び船舶 | |
| JPS59114198A (ja) | 船用推進装置 | |
| JPS62231896A (ja) | 船舶用推進機のトリムタブ制御装置 | |
| US8340846B2 (en) | Boat propelling system | |
| JPH1095398A (ja) | 操舵量制御装置 | |
| JP6667935B2 (ja) | 船舶 | |
| JP6397844B2 (ja) | 船舶 | |
| WO2017164392A1 (ja) | 船舶 | |
| JPH04368295A (ja) | 船舶用推進機の支持角度調整装置 | |
| JP2019107984A (ja) | 操舵装置及び船舶 | |
| JP5651130B2 (ja) | 船舶の船内外機のための駆動装置 | |
| JPH05105191A (ja) | 船舶用動力伝達装置 | |
| US5514012A (en) | Trim arrangement for outboard motor | |
| JPH0492797A (ja) | 船外機のトリムタブ装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031202 |