JP2014125223A - 包装用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】カバー体と基材との形状、及び大きさが互いに対応することなく、形状によるデザイン性に富んだ包装用容器を提供することを目的とする。
【解決手段】カバー体と基材とで構成する包装用容器であって、カバー体及び基材の少なくとも一方には包装対象物の収容を許容する収容部22を備えるとともに、カバー体に、少なくとも収容部22の両側において、基材に係止可能な係止部23を備え、基材に、係止部23の長手方向Xへのスライド可能な係止を許容する被係止部31を、基材の長手方向Xに対して短手方向Yにおける中間位置に備え、係止部間隔W3とスリット間隔W4とを対応させ、被係止部31の係止開始位置に、係止部23の被係止部31に対する長手方向Xへのスライドを許容するサブスリット部42を備えるとともに、カバー体及び基材のうち少なくとも一方において適宜の形状保持性及び可撓性を備えた。
【選択図】図2

Description

この発明は、例えば包装対象物を収容するような包装用容器に関する。
包装対象物を収容する包装用容器として、包装対象物の収容を許容する収容部、及び収容部の両側縁に形成した係止部を備えたカバー体と、収容部の開口を塞ぐ基材とで構成し、基材の両側縁と、カバー体の係止部とを係止する包装用容器が用いられている。
このような包装用容器は、基材の両側縁にカバー体の係止部を係止するため、基材の両側縁とカバー体の係止部とを対応させる必要があり、つまり基材の外形形状がカバー体の大きさに制約され、形状によるデザイン性が乏しい包装用容器となるおそれがあった。
上述の包装用容器のひとつとして、例えば、先行文献1では、ロック機能付スライドブリスターが提案されている。
このロック機能付スライドブリスターのカバー体は、上記包装用容器と同様にカバー体と係止部とを係止させる構成に加え、突出形状のロック部をカバー体に設けるとともに、基材の該ロック部と対応する位置に被ロック部を設けている。
このように構成したロック機能付スライドブリスターは、基材の両側縁にカバー体の係止部を係止するとともに、カバー体のロック部と、基材の被ロック部とを係止することで、カバー体と基材とを組み付けた組付状態を固定することができるとされている。
しかしながら、上述のように組付状態にあるカバー体と基材とを固定できるものの、カバー体の折り返し片を基材の両側縁に係止させてスライドさせるため、基材の両側縁とカバー体の係止部とを対応させる必要があり、包装用容器の形状によるデザイン性を向上させることができない。つまり、ロック機能付スライドブリスターでは、カバー体と基材の形状によるデザイン性に制限があり、例えば、消費者の購買意欲を向上させるようなデザイン性の高い包装用容器を構成することは困難であった。
実用新案登録第3025331号公報
そこで、この発明は、カバー体と基材の外形形状、及び大きさを互いに対応させることなく、形状によるデザイン性に富んだ包装用容器を提供することを目的とする。
この発明は、カバー体と基材とで構成する包装用容器であって、前記カバー体及び前記基材の少なくとも一方には包装対象物の収容を許容する収容部を備えるとともに、前記カバー体に、少なくとも前記収容部の両側において、前記基材に係止可能な係止部を備え、前記基材に、前記係止部の所定方向へのスライド可能な係止を許容する被係止部を、前記基材の前記所定方向に対して面内の交差方向における中間位置に備え、前記係止部の間隔と前記被係止部との間隔を対応させ、前記被係止部の係止開始位置に、前記係止部の前記被係止部に対する前記所定方向へのスライドを許容するガイド部を備えるとともに、前記カバー体及び前記基材のうち少なくとも一方において適宜の形状保持性及び可撓性を備えたことを特徴とする。
なお、上述のカバー体と基材とで構成する包装用容器は、係止部と被係止部とを係止させて、カバー体と基材とを組み付けた組付状態を、カバー体や基材の一部分で保持する構成、あるいは、例えば、テープや糊等による別部材で保持する構成も含むものとする。
また、上記係止部は、収容部の両側にそれぞれ備えた複数の係止部、あるいは収容部の両側に配置するとともに、収容部の両側とは異なる位置で連結したひとつの係止部等とすることができる。また、被係止部も、係止部と同様に、収容部の両側にそれぞれ備えた複数の被係止部、あるいは収容部の両側に配置するとともに、収容部の両側とは異なる位置で連結したひとつの被係止部等とすることができる。なお、複数の係止部に対して連結された被係止部を、あるいは連結された係止部に対して複数の被係止部を係止する構成であってもよい。
上記基材は、適宜の形状保持性を備えるとともに、係止部を形成することができれば、薄板状、シート状などの略平面形状のみならず、立体形状の一部で構成してもよい。さらには、上記カバー体と基材は、少なくとも一方に可撓性を備えていれば、厚紙、樹脂板、木材、金属、ガラスなど様々な材料で構成することができる。
この発明により、カバー体と基材の外形形状、及び大きさを互いに対応させることなく、形状によるデザイン性に富んだ包装用容器を構成することができる。
詳しくは、カバー体に、少なくとも収容部の両側において基材に係止可能な係止部を備え、基材に、係止部の所定方向へのスライド可能な係止を許容する被係止部を、基材の所定方向に対して、面内における交差方向において中間位置に備えているため、基材の両側縁にカバー体を係止することがなく、カバー体と基材の外形形状、及び大きさを互いに対応させる必要がなくなる。したがって、例えば、基材を、デザイン性が向上するような形状に形成することができる。また、基材に対するカバー体の位置、及び向きは基材の面内であれば制限がなく、包装用容器のデザイン性の自由度を増大することができる。
このように、包装用容器全体のデザイン性を向上することができ、例えば、消費者の購買意欲を向上することができる。
また、基材の両側縁にカバー体を係止することがなく、カバー体と基材の外形形状、及び大きさを互いに対応させる必要がなくなるため、例えば、収容部を包装対象物の形状に応じた形状で形成したり、基材に対してカバー体を小さく形成したりでき、カバ体を構成する材料の使用量を低減することができる。
この発明の態様として、前記係止部同士の間隔と対応する前記被係止部同士の間隔を、前記所定方向のうち係止開始位置からスライド可能な装着方向において、前記係止開始位置の間隔以上の間隔となるように設定することができる。
上記係止開始位置の間隔以上の間隔とは、所定方向に平行な被係止部、所定方向に対して交差する方向の被係止部、あるいは直線状のみならず、わずかに湾曲した被係止部を組み合わせ、係止開始位置の被係止部同士の間隔に対して、間隔が一定、単純に増加する、あるいはそれらの組み合わせた間隔であることを含む概念である。
この発明により、カバー体を基材に滑らかに装着することができる。詳しくは、係止開始位置における、係止部同士の間隔と被係止部同士の間隔とを対応させることで、係止開始位置における基材に対して、カバー体を係止し、滑らかに装着することができる。
さらに、装着方向において、被係止部同士の間隔を係止開始位置の間隔以上にすることで、係止開始位置から装着完了位置までの装着作業が容易にでき、滑らかなスライドが可能となる。
また、この発明の態様として、前記カバー体に、前記装着方向に対して反対方向の脱出方向において前記基材との係止を許容するストッパ部を備えるとともに、前記基材に、前記ストッパ部に対応する被ストッパ部を備え、前記被係止部における前記所定方向の長さを、前記係止部における前記所定方向の長さよりもストッパ部に対応する長さ分長く形成することができる。
上述する対応する長さは、ストッパ部の所定方向の長さと略同一の長さ、あるいはストッパ部の所定方向の長さよりも長い長さを含む概念とする。
上記ストッパ部は、係止部に一体的に形成したストッパ部、あるいはカバー体によって係止部とは別の場所に形成したストッパ部とすることができる。
この発明により、例えば、従来のようなテープやシール等による固定、又は糊等によって接着することなく、カバー体と基材との組付状態を保持することができるとともに、ストッパ部と被ストッパ部との係止を解除することで繰り返し使用することができる。
詳しくは、ストッパ部を被ストッパ部に係止することで、テープやシール等による固定、又は糊等によって接着することなく、カバー体と基材との組付状態が固定でき、カバー体と基材とで包装対象物を収容部へ保持することができる。
また、テープや糊等を使用しないため、固定や接着に必要な機械、あるいは工程の削減により、工場内の安全性の向上やコストダウンを図るとともに、カバー体と基材とを繰り返し脱着することが可能となる。
また、この発明の態様として、前記被係止部の、前記所定方向のうち前記装着方向の先端部に前記基材の裂けを防止する裂け防止部を備えることができる。
上記裂け防止部は、例えば、円弧や円形を含む様々な形状に形成した部位、あるいは部分的に板厚を厚く形成した部位、つまり被係止部への集中応力を緩和する、あるいは集中応力に耐えるための対策を施した部位とすることができる。
この発明により、基材の被係止部における破損を未然に防ぐことができる。
詳述すると、例えば、被係止部の端部へ係止部の端部が当たる際や、基材が撓んだ際に生じる被係止部への集中応力等を裂け防止部によって緩和する、あるいは耐えることで、基材の破損を未然に防ぐことができる。
したがって、基材の耐久性が向上し、包装用容器は、例えば、カバー体と基材とを組み付ける際の作業、あるいは組み付け後の振動等によって発生する被係止部への集中応力で基材の破損による物品不良を軽減することができる。
この発明により、カバー体と基材の外形形状、及び大きさを互いに対応させることなく、形状によるデザイン性に富んだ包装用容器を提供することができる。
包装用容器の説明図。 包装用容器の分解斜視図。 カバー体と基材の説明図。 カバー体と基材とを組み付ける組付け方法を説明する斜視図。 カバー体と基材の係止過程の説明図。 別の実施形態の包装用容器の斜視図。 別の実施形態の包装用容器の斜視図。 別の実施形態の包装用容器の説明図。 別の実施形態の包装用容器の説明図。 別の実施形態の包装用容器の説明図。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
図1は包装用容器10の説明図を示し、図2は包装用容器10をカバー体20と基材30に分解した分解斜視図を示し、図3はカバー体20、及び基材30の説明図を示し、図4はカバー体20と基材30の装着方法について説明する包装用容器10を示し、図5はカバー体20と基材30の係止過程の説明図を示している。
詳しくは、図1(a)は包装用容器10の斜視図を示し、図1(b)は包装用容器10の図1(a)におけるA−A矢視部における横断面図を示している。また、図3(a)はカバー体20の背面図を示し、図3(b)はカバー体20の図3(a)におけるB−B矢視部における横断面図を示し、図3(c)は基材30の背面図を示している。
さらに、図5(a)は係止部23と被係止部31との係止スライド途中の背面図を示し、図5(b)は係止部23と被係止部31との係止スライド完了した状態の背面図を示し、図5(c)はストッパ片24と被ストッパ部32との係止完了した状態の背面図を示している。
なお、各図におけるカバー体20と基材30の板厚は、形状を見易くするため厚く描いているが、実際は、各図より板厚は薄いものである。
包装用容器10は、図1に示すように、カバー体20と基材30とで構成し、カバー体20と基材30とをスライド装着し、組み付けて構成している。また、図3(a),(c)に示すように、外形形状が背面視長方形のカバー体20と基材30によって構成する包装用容器10の外形形状は、背面視長方形となる。
なお、本実施形態において、背面視長方形の長辺方向、つまり図3(a)、(c)におけるカバー体20と基材30の上下方向を長手方向Xとし、短辺方向、つまり左右方向を短手方向Yとする。さらに、カバー体20を基材30へスライド装着させるため、カバー体20を基材30に組み付ける際の、スライド装着可能な方向、つまり長手方向Xの上方向を装着方向X1とし、下方向を脱出方向X2とする。また、本実施形態の説明において、カバー体20を基材30に装着するように説明しているが、カバー体20と基材30とのいずれか一方を他方に装着してもよい。
続いて、包装用容器10を構成するカバー体20と基材30とについて詳しく説明する。
まず、基材30とともに、包装用容器10を構成するカバー体20は、図2に示すように、カバー体本体21、収容部22、係止部23、及びストッパ片24で構成している。
なお、カバー体20は、適宜の形状保持性、及び可撓性を備えるとともに、収容部22に収容する包装対象物や、基材30との組付状態において、基材30の表面を正面より透過して、目視できる透明な樹脂で構成している。
カバー体本体21は、正面視縦長長方形枠状であり、長手方向Xおよび短手方向Yの中央に収容部22を配置するとともに、収容部22の短手方向Yの両側に係止部23及びストッパ片24を配置している。
収容部22は、図1に示すように、カバー体20の長手方向X、及び短手方向Yの中央に形成され、カバー体20の正面側に突出するとともに、カバー体20の背面側が開口する凹形状である。
なお、収容部22は、収容部22に収容する包装対象物より大きな空間を形成しており、本実施形態においては、カバー体20の長手方向X、及び短手方向Yに対してそれぞれ4/5程の長さで正面視長方形に形成しているが、正面視長方形等の形状や大きさ、あるいは位置は、上記の通りのみならず、包装対象物の形状や大きさに応じて適宜設定すればよい。
係止部23は、図3(a)、(b)に示すように、カバー体20の短手方向Yにおける収容部22の両側となるカバー体本体21のカバー体両側縁20aを、収容部22の凹方向とは逆方向、つまりカバー体20の背面側へ折り返して形成している。
係止部23の折り返し量、つまり短手方向Yにおける係止部幅W1は、カバー体20のカバー体両側縁20aから収容部22の両側縁に対応する長さ、つまり枠状のカバー体本体21の長辺部分の辺の幅に対応する長さに設定している。さらに、係止部23の折り返し高さH(図3(b)参照)は、つまり、カバー体本体21と係止部23との間に形成される間隔は、係止部23が被係止部31に係止を保持できる、基材30の板厚程度に設定している。
なお、係止部23は、被係止部31との係止を目的とするため、係止部幅W1や折り返し高さHは、例えば、基材30の厚みや、収容部22に収容する包装対象物の重さに応じて、適宜に設定することができる。
また、係止部23は、短手方向Yの内側が下方に突出する正面視略平行四辺形状であり、係止部23の下方に突出する部分でストッパ片24を構成している。ストッパ片24の長さ、つまり下方への突出量は、基材30の被ストッパ部32との係止を許容する量とする。そのため、係止部23の係止部上端23aからストッパ片24の下端までの長さを、ストッパ片24を含む係止部23の係止部長L1としている。
さらに、係止部23の上端の角度は、カバー体20と基材30のスライド開始を容易に行えるような角度であり、本実施形態では、長手方向Xに対しておよそ35度に設定している。
上述のカバー体20とともに包装用容器10を構成する基材30は、表面に適宜の印刷ができるとともに、さらに適宜の形状保持性、及び可撓性を備えた正面視縦長長方形状の厚紙製であり、基材30の面内には、図3(c)に示すように、L型スリット40を有し、L型スリット40により、被係止部31、及び被ストッパ部32を形成している。なお、基材30の上部における短手方向Yの中央には、陳列用のフック(図示省略)の挿入を許容する挿入孔33を備えている。また、基材30の正面視縦長長方形状は、上述のカバー体20の正面視縦長長方形枠状の正面視における外形形状に略相似する大きな形状である。
L型スリット40は、基材30の左右対称配置で設定し、各L型スリット40は、長手方向Xに平行なメインスリット部41と、メインスリット部41の下端において短手方向Y内側向きのサブスリット部42とで正面視L型を構成するとともにメインスリット部41の上端に裂け防止スリット部43を形成している。
メインスリット部41の短手方向Y内側に、被係止部31を有するため、短手方向Yにおけるメインスリット部41同士のスリット間隔W4は、短手方向Yにおける係止部23同士の係止部間隔W3と対応している。また、長手方向Xにおけるスリット長L2は、係止部23を許容するため、係止部長L1よりもわずかに長く設定している。また、本実施形態では、メインスリット部41を、長手方向Xにおいて、基材30の中央に配置している。
サブスリット部42の脱出方向X2の外側は、ストッパ片24の係止を許容する被ストッパ部32を構成している。また、サブスリット部42は、係止部23のスライドを許容するため、サブスリット部42のスリット幅W2は、係止部幅W1よりわずかに長いものとする。
裂け防止スリット部43は、メインスリット部41の上端から短手方向Y内側へ円弧の形状で形成し、カバー体20と基材30を装着する際、係止部23が被係止部31に突き当たることで発生するメインスリット部41の上端の集中応力や、基材30が撓んだ際に発生するメインスリット部41の上端の集中応力等で基材30が破損することを防ぐように構成している。
このように構成したカバー体20と基材30とを装着して、包装用容器10を組み付ける方法を、図4,5とともに説明する。
まず、図4に示すように、短手方向Yにおいて基材30の基材両側縁30aを撓ませておき、係止部23とサブスリット部42とを対応させ、係止部23と被係止部31を係止させ、長手方向Xへスライドさせる。なお、本実施形態において、係止部23と被係止部31とが係止しながらスライドする状態をスライド係止という。
係止部23と被係止部31のスライド係止の途中状態を図示する図5(a)に示すように、係止部23を被係止部31にスライド係止させ、係止部上端23aがメインスリット部41の裂け防止スリット部43に当接するまでスライド係止させる(スライド係止完了した状態)。
なお、カバー体20と基材30のスライド係止完了した状態を図示する図5(b)に示すように、この状態においては、ストッパ片24が被ストッパ部32に係止していない、つまりカバー体20の基材30に対する係止状態が固定させていない状態である。
そこで、ストッパ片24と被ストッパ部32の係止完了した状態を図示する図5(c)に示すように、カバー体20を基材30に対して脱出方向X2にスライドさせ、ストッパ片24を被ストッパ部32に係止させることで、カバー体20及び基材30、あるいはカバー体20又は基材30の撓みの反力により、カバー体20と基材30との係止状態を固定することができる。
上述した装着方法で組み付ける包装用容器10は、図示省略する包装対象物を収容部22に収容してから上述の方法でカバー体20と基材30とを組み付けて包装対象物を包装することができる。この包装状態において、基材30に形成した挿入孔33に、商品陳列棚に備えたフックを挿入して、陳列することができる。
このように、カバー体20と基材30とを組み付けて構成する包装用容器10を、カバー体20及び基材30の少なくとも一方には包装対象物の収容を許容する収容部22を備えるとともに、カバー体20に、収容部22の両側において、基材30に係止可能な係止部23を備え、基材30に、係止部23の長手方向Xへのスライド可能な係止を許容する被係止部31を、基材30の長手方向Xに対して短手方向Yにおける中間位置に備え、係止部間隔W3とスリット間隔W4とを対応させ、被係止部31の係止開始位置に、係止部23の被係止部31に対する長手方向Xへのスライドを許容するサブスリット部42を備えるとともに、カバー体20及び基材30に適宜の形状保持性及び可撓性を備えたため、カバー体20と基材30の外形形状、及び大きさを互いに対応させることなく、形状によるデザイン性に富んだ構成とすることができる。
詳しくは、カバー体20における収容部22の両側において基材30に係止可能な係止部23を備え、基材30に、係止部23の長手方向Xへのスライド可能な係止を許容する被係止部31を、基材30の長手方向Xに対して、短手方向Yにおいて中間位置に備えているため、基材30の基材両側縁30aにカバー体20を係止することがなく、カバー体20と基材30の外形形状、及び大きさを互いに対応させる必要がなくなる。
したがって、カバー体20の短手方向Y外側に基材30が露出する部分を形成することができるため、例えば、カバー体20に対する四方の露出する基材30部分を統一のある柄にすることで、デザイン性の高い包装用容器10を構成することができる。
また、例えば、カバー体20は上述の包装用容器10で用いたものと同様の形状であっても、図6に示すように正面視ハート型等の様々な形状の基材30を形成することで、デザイン性の高い包装用容器10を構成することができる。
また、カバー体20は上述の包装用容器10で用いたものと同様の形状であっても、図7に示すように適宜のデザイン性の高い基材30に対して、複数のL型スリット40を形成してもよい。さらに、複数のL型スリット40を基材30において、長手方向Xや短手方向Yに捉われることなく、適宜の位置や向きで形成することによって、さらに、デザイン性の高い包装用容器10を構成することもできる。
このように、基材30に対するカバー体20の位置、及び向きは基材30の面内であれば制限がなくなることで、包装用容器10のデザイン性の自由度が増大し、包装用容器10全体のデザイン性を向上することができ、例えば、消費者の購買意欲を向上することができる。
また、基材30の基材両側縁30aにカバー体20を係止することがなく、カバー体20と基材30の外形形状、及び大きさを互いに対応させる必要がなくなるため、例えば、収容部22を包装対象物の形状に応じた形状で形成したり、基材30に対してカバー体20を小さく形成したりでき、カバー体20を構成する樹脂の使用量を低減することができる。
また、係止部23同士の間隔である係止部間隔W3と対応する被係止部31同士の間隔であるスリット間隔W4を、長手方向Xのうち装着方向X1において、係止開始位置の間隔以上の間隔となるように設定することにより、カバー体20を基材30に滑らかに装着することができる。
詳しくは、係止開始位置における、係止部間隔W3とスリット間隔W4とを対応させることで、係止開始位置における基材30に対して、カバー体20を係止し、滑らかに装着することができる。
さらに、装着方向X1において、スリット間隔W4を係止開始位置の間隔以上にすることで、係止開始位置から装着完了位置までの組付け作業が容易にでき、滑らかなスライドが可能となる。
また、カバー体20に、装着方向X1と反対方向の脱出方向X2において基材30との係止を許容するストッパ片24を備えるとともに、基材30に、ストッパ片24に対応する被ストッパ部32を備え、被係止部31における長手方向Xの長さを、係止部長L1より長く形成することにより、従来のようなテープやシール等による固定、又は糊等によって接着することなく、カバー体20と基材30との組付状態を保持することができるとともに、ストッパ片24と被ストッパ部32との係止を解除することで繰り返し使用することができる。
詳しくは、ストッパ片24を被ストッパ部32に係止することで、テープやシール等による固定、又は糊等によって接着することなく、カバー体20と基材30との組付状態が固定でき、カバー体20と基材30とで包装対象物を収容部22へ保持することができる。
また、挿入孔33にフックを用いて陳列すると、収容部22に収容した包装対象物の重量やカバー体20の自重が下向きに作用するため、ストッパ片24と被ストッパ部32との係止が不用意に外れることなく、確実に包装対象物を収容部22へ保持することができる。
さらにまた、カバー体20は適宜の可撓性を備えているため、被ストッパ部32に係止したストッパ部24は、カバー体本体21との間で被ストッパ部32を挟み込むため、係止状態を確実に保持することができる。
上述のように、テープや糊等を使用しないため、固定や接着に必要な機械、あるいは工程の削減により、工場内の安全性の向上、コストダウン、及びカバー体20と基材30の繰り返し脱着が可能となる。
また、被係止部31の、長手方向Xのうち装着方向X1の先端部に基材30の裂けを防止する裂け防止スリット部43を備えることにより、基材30の被係止部31における破損を未然に防ぐことができる。
詳しくは、被係止部31の端部へ係止部上端23aが当たる際や、基材30が撓んだ際に生じる被係止部31への集中応力等を裂け防止スリット部43によって緩和する、あるいは耐えることで、基材30の破損を未然に防ぐことができる。
したがって、基材30の耐久性が向上し、包装用容器10は、カバー体20と基材30とを組み付ける際の作業、あるいは組み付け後の振動等によって発生する被係止部31への集中応力で基材30の破損による物品不良を軽減することができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明のストッパ部は、実施形態のストッパ片24に対応し、
以下同様に、
被係止部は、被係止部31に対応し、
被ストッパ部は、被ストッパ部32に対応し、
ガイド部は、サブスリット部42に対応し、
裂け防止部は、裂け防止スリット部43に対応し、
所定方向は、長手方向Xに対応し、
係止開始位置からスライド可能な装着方向は、装着方向X1に対応し、
脱出方向は、脱出方向X2に対応し、
面内の交差方向は、短手方向Yに対応し、
ストッパ部を含む対応する係止部における所定方向の長さは、係止部長L1に対応し、
係止部の間隔は、係止部間隔W3に対応し、
被係止部の間隔は、スリット間隔W4に対応し、
対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、上述の説明において、基材30を厚紙で構成したが、カバー体20が適宜の可撓性を備えているため、樹脂板、木材、金属、ガラスなど様々な材料で構成することができる。逆に、基材30を厚紙などの可撓性がある部材で構成すれば、カバー体20も木材、金属、ガラスなど様々な材料で構成することができる。
なお、係止部23は、収容部22の両側にそれぞれ備えた複数の係止部23、あるいは収容部22の両側に配置するとともに、収容部22の両側とは異なる位置で連結したひとつの係止部23等とすることができる。また、被係止部31も、係止部23と同様に、収容部22の両側にそれぞれ備えた複数の被係止部31、あるいは収容部22の両側に配置するとともに、収容部22の両側とは異なる位置で連結したひとつの被係止部31等とすることができる。なお、複数の係止部23に対して連結された被係止部31を、あるいは連結された係止部23に対して複数の被係止部31を係止する構成であってもよい。
さらに、カバー体20と基材30とで構成する包装用容器10は、係止部23と被係止部31とを係止させて、カバー体20と基材30とを組み付けた組付状態を、例えば、テープや糊等による別部材で保持してもよい。
また、上述の説明では、裂け防止スリット部43を角度が90度の円弧と設定しているが、このような対策のみならず、例えば、円弧や円形を含む様々な形状に設定することで、あるいは部分的に板厚を厚くすることで、被係止部への集中応力を緩和する、あるいは集中応力に耐えるための対策を施すことができる。
さらにまた、カバー体20は上述の包装用容器10で用いたものと同様の形状であっても、図8に示すように、カバー体20の短手方向Yの外側部分34を折り曲げて、平面視側凹状を構成することで、立体的な基材30を構成することができる。つまり、基材30の外形形状がカバー体20の形状に対応させる必要がなくなることで、これまで平面的な基材30に対して新たな機能を付加することができる。また、図8(b)に示すように、外側部分34の両側側縁部35を円弧状に形成してもよい。
また、上述の説明では、略平面形状の基材30を用いたが、例えば、箱体や筒状体の一部の略平面状部分にL型スリット40を設けて、基材として用いてもよい。このように、例えば、箱体の一部の平面状部分にL型スリット40を設けて基材として用いた場合、箱体の内側で、包装対象物を収容部22に収容したカバー体20の係止部23をL型スリット40に係止させて組み付ける。そして、その状態で運搬し、運搬後に、L型スリット40に対する係止部23の係止を解除して包装対象物ごとカバー体20を取り出して、箱体の外側に、組み付け直して、商品陳列することができる。このようにすることで、箱体を運搬時のケースとして用いて、運搬時の破損等を防止するとともに、商品陳列の際の基材として用いることができる。
また、メインスリット部41は、長手方向Xに平行なメインスリット部41、長手方向Xに対して交差する方向のメインスリット部41、あるいは直線状のみならず、わずかに湾曲したメインスリット部41を組み合わせ、係止開始位置のメインスリット部41同士の間隔に対して、間隔が一定、単純に増加する、あるいはそれらの組み合わせてもよい。サブスリット部42は、脱出方向X1におけるメインスリット部41の端部から短辺方向Y外側へ設定し、サブスリット部41と係止部23とを対応させることもでき、サブスリット部42同士を連結し、L型スリット40をU字状にすることもできる。
さらには、上述の説明では、長手方向Xのメインスリット部41と、短手方向Yのサブスリット部42とで構成するL型スリット40を左右対称配置したが、例えば、図9(a)に示すように長手方向Xに対して交差する方向のメインスリット部41でL型スリット40を構成してもよい。
詳しくは、長手方向Xに対して交差する方向のメインスリット部41は、装着方向X1に向かって短手方向Yの外側向きに傾斜する方向であり、長手方向Xに対して交差する方向のメインスリット部41を有するL型スリット40を左右対称配置する。これにより、左右のL型スリット40同士の間隔であるスリット間隔W4は装着方向X1に沿って単純に広がっていく。
なお、この場合、カバー体20の係止部23も、長手方向Xに対して交差する方向のメインスリット部41を有するL型スリット40に対応し、装着方向X1に向かって係止部間隔W3が装着方向X1に沿って単純に広がっていく係止部23を備えたカバー体20を構成する。
このように、装着方向X1に沿って係止部間隔W3が広がる係止部23を有するカバー体20と、装着方向X1に沿ってスリット間隔W4が広がるL型スリット40を形成した基材30とで構成する包装用容器10は、滑らかにカバー体20と基材30とを組み付けることができる。また、例えば、収容する包装対象物の形状に合わせて、装着方向X1に沿って短手方向Yの幅が広がる形状で収容部22を形成することができる。
また、上述の包装用容器10では、基材30の長手方向Xに対してひとつのL型スリット40を左右対称配置するとともに、カバー体20の長手方向Xに対してひとつの係止部23を左右対称配置して、左右それぞれの係止部23とL型スリット40とを係止させてカバー体20と基材30とを組み付けたが、図9(b)に示すように、基材30の長手方向Xに対して、ふたつのL型スリット40を、同方向に向けて配置するとともに、左右対称配置し、カバー体20の係止部23も、L型スリット40と同様に、同方向の係止部23をふたつ備えるとともに、左右対称配置してもよい。
この場合、左右それぞれの係止部23とL型スリット40とを係止させるとともに、長手方向Xにおけるそれぞれの係止部23とL型スリット40も係止させて、カバー体20と基材30とを組み付け包装用容器10を構成する。
このように、係止部23とL型スリット40とを、長手方向Xに複数形成することで、図9(b)に示すように、長尺状の包装対象物の収容を許容する縦長の収容部22であっても、基材30における長手方向Xに沿ったふたつのL型スリット40同士の間に、つながっている部分を確保できるため、カバー体20と基材30とを確実に組み付けることができる。
また、長手方向Xに沿ったふたつのL型スリット40のそれぞれのスリット間隔W4を変更して構成してもよい。詳述すると、例えば、図9(c)に示すように、脱出方向X2側のL型スリット40同士のスリット間隔W4及び係止部23同士の係止部間隔W3を、装着方向X1側のL型スリット40同士のスリット間隔W4及び係止部23同士の係止部間隔W3より大きく設定することができる。
このように、長手方向Xに沿った複数のL型スリット40及び係止部23における、それぞれのスリット間隔W4,係止部間隔W3を変更することによって、例えば、包装対象物の形状に応じた形状の収容部22であっても、収容部22から係止部23やL型スリット40までの距離を調整できるため、カバー体20と基材30とを確実に組み付けた包装用容器10を構成することができる。
また、上述の包装用容器10では、サブスリット部42がメインスリット部41に対して短手方向Y内側となる左右対称配置したL型スリット40を基材30に備えるとともに、カバー体20の収容部22の両側を、収容部22の凹方向とは逆方向、つまりカバー体20の背面側へ折り返して係止部23を形成し、被係止部31に係止部23を係止させてカバー体20と基材30とを組み付けて包装用容器10を構成したが、図10に示すように、サブスリット部42がメインスリット部41に対して短手方向Y外側となるレ型スリット40aを基材30に形成するとともに、収容部22の短手方向Y外側を折り返さずそのまま係止部23を構成してもよい。
なお、図10(a)はレ型スリット40a及び係止部23を備えた包装用容器10の分解斜視図を示し、図10(b)は組み付け状態の包装用容器10の斜視図を示し、図10(c)は組み付け状態の包装用容器10の背面側の斜視図を示している。
レ型スリット40a及び係止部23を備えた包装用容器10について詳述すると、カバー体20は、包装対象物を収容する収容部22と、収容部22の短手方向Y両側に配置し、折り返さない単なる板状の係止部23と、さらには、収容部22の上下部を長手方向Xの外側に折り曲げて形成したフランジ板25とを備えている。
また、収容部22を平面視半長円状に形成するとともに、係止部23の下部における短手方向Y外側を下方に突出させてストッパ片24を構成している。
基材30に形成したレ型スリット40aは、上述したように、長手方向Xに平行なメインスリット部41に対して、短手方向Y外側向き及び長手方向X上向きのサブスリット部42を備えて正面視略レ字状を構成し、左右対称に配置している。なお、左右対称配置したレ型スリット40aのメインスリット部41は、上述の収容部22の短手方向Y間隔に略一致する間隔で配置している。
このように、短手方向Y外向きのレ型スリット40aを備えた基材30では、メインスリット部41の短手方向Y外側が被係止部31となり、サブスリット部42の長手方向X下方が被ストッパ部32となる。
このように構成した、レ型スリット40a及び係止部23を備えた包装用容器10は、係止部23がサブスリット部42を通過して基材30の裏側となり、ストッパ片24がサブスリット部42の被ストッパ部32に係止することで、カバー体20と基材30とを組み付けて包装用容器10を構成することができる。
カバー体20と基材30とが組み付けられて構成した包装用容器10では、メインスリット部41を通過して基材30の裏側に位置する係止部23と、収容部22の上下部に形成し、基材30の表側に位置するフランジ板25とで基材30を表裏方向から挟み込むような態様となるため、基材30に対してカバー体20を組み付けることができる。また、レ型スリット40aを構成するメインスリット部41同士の間隔が収容部22の短手方向Yの間隔に一致させているため、基材30に組み付けたカバー体20の基材30に対する短手方向Yの移動を規制することができる。さらに、ストッパ片24を被ストッパ部32に係止するため、基材30からカバー体20が抜け出ることを防止している。なお、レ型スリット40aを構成するメインスリット部41の上端部に裂け防止スリット部43を備えてもよく、また、メインスリット部41同士の間隔を、収容部22の間隔以上に形成し、係止部23のストッパ片24をサブスリット部42に係止することで、基材30に対するカバー体20の短手方向Yの移動を規制する構成であってもよい。
10…包装用容器
20…カバー体
20a…カバー体両側縁
21…カバー体本体
22…収容部
23…係止部
23a…係止部上端
24…ストッパ片
30…基材
30a…基材両側縁
31…被係止部
32…被ストッパ部
40…L型スリット
40a…レ型スリット
41…メインスリット部
42…サブスリット部
43…裂け防止スリット部
X…長手方向
X1…装着方向
X2…脱出方向
L1…係止部長
L2…スリット長
Y…短手方向
W1…係止部幅
W2…スリット幅
W3…係止部間隔
W4…スリット間隔
H…折り返し高さ

Claims (4)

  1. カバー体と基材とで構成する包装用容器であって、
    前記カバー体及び前記基材の少なくとも一方には包装対象物の収容を許容する収容部を備えるとともに、
    前記カバー体に、少なくとも前記収容部の両側において、前記基材に係止可能な係止部を備え、
    前記基材に、前記係止部の所定方向へのスライド可能な係止を許容する被係止部を、前記基材の前記所定方向に対して面内の交差方向における中間位置に備え、
    前記係止部の間隔と前記被係止部との間隔を対応させ、
    前記被係止部の係止開始位置に、前記係止部の前記被係止部に対する前記所定方向へのスライドを許容するガイド部を備えるとともに、
    前記カバー体及び前記基材のうち少なくとも一方において適宜の形状保持性及び可撓性を備えた
    包装用容器。
  2. 前記係止部同士の間隔と対応する前記被係止部同士の間隔を、
    前記所定方向のうち係止開始位置からスライド可能な装着方向において、前記係止開始位置の間隔以上の間隔となるように設定した
    請求項1に記載の包装用容器。
  3. 前記カバー体に、前記装着方向に対して反対方向の脱出方向において前記基材との係止を許容するストッパ部を備えるとともに、
    前記基材に、前記ストッパ部に対応する被ストッパ部を備え、
    前記被係止部における前記所定方向の長さを、前記係止部における前記所定方向の長さよりもストッパ部に対応する長さ分長く形成した
    請求項1又は2に記載の包装用容器。
  4. 前記被係止部の、前記所定方向のうち前記装着方向の先端部に前記基材の裂けを防止する裂け防止部を備えた
    請求項1、2又は3に記載の包装用容器。
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