JP4515838B2 - 商品保護枠 - Google Patents

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この発明は、小型の電子機器類や精密機器類を始めとする種々の商品の梱包、特に商品を緩衝状態に固定して梱包するのに使用する商品保護枠に関する。
一般的に、電子機器類や精密機器類の製品を出荷する際、搬送中や取扱い中に製品が傷むのを防止するために、その製品に対応する寸法形状の収容部を設けた発泡ポリスチロール製の商品嵌装パッドを用い、該収容部に製品を嵌め込んで緩衝状態に固定し、これを外箱に納めたり箱蓋を被せた状態で梱包する方法が多用されていた。しかるに、発泡ポリスチロール製の商品嵌装パッドは、金型によって成形するが、製品の形態及びサイズごとに異なる金型が必要になるから、金型を含めた製作コストが非常に高く付く上、廃棄する際の環境負荷が大きいといった問題があった。
そこで、近年において、段ボールや板紙等のシートを所定形状に打ち抜き、これを折り曲げて各部で係止することにより、製品収容部を備えた立体的な枠形の商品嵌装パッドを組み立てるようにしたものが提案されている(特許文献1,2)。
特開2001−278350号公報 特開2003−26244号公報 しかしながら、これら提案に係る商品嵌装パッドは、構造的に複雑であり、シートから枠形に組み立てるのに非常に手間がかかることに加え、組立状態での剛性に乏しく変形し易いために商品の固定力が不充分であり、また商品が複数の製品パーツを1セットにしたものである場合、複数のパッドを組み合わせて用いる必要があり、それだけ梱包の作業性が低下すると共に梱包コストも高く付くという難点があった。
この発明は、上述の事情に鑑みて、商品の梱包に使用する商品保護枠として、未使用時の折畳み形態から使用時の製品収容凹所を備える箱枠形態に簡単な操作で容易に組み立てることができ、且つ箱枠形態での剛性が大きく形態安定性に優れ、商品を適度な緩衝状態で確実に固定でき、また商品が複数の製品パーツを1セットにしたものであっても、各製品パーツに対応した大きさの異なる複数の製品収容凹所を簡単に構成できるものを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、左右側板部間に少なくとも上中下3段の水平板部が平行配置され、使用状態で中間の水平板部を底面として上方に開く製品収容凹部を備えた箱枠形態をなすと共に、未使用状態で全体が平行四辺形状に偏平化した折畳み形態になし得る商品保護枠であって、使用状態における中間の水平板部とその上下両側に対向する水平板部とが、それぞれ対向する一方側に設けた支持片の先端部を他方側に設けた差込み口に挿嵌することにより、前記の左右側板部から離れた位置で相互に繋がるように構成されてなるものとしている。
請求項2の発明は、上記請求項1の商品保護枠において、前記支持片が中間の水平板部に対向する上下両側の水平板部に形成され、両支持片の先端部を中間の水平板部に設けた同じ差込み口に上下両側から挿嵌するように構成している。
請求項3の発明は、上記請求項1又は2の商品保護枠において、切り起こし状態で左右方向に沿う前記支持片の対と前後方向に沿う前記支持片の対とを有し、左右方向に沿う支持片の対が保護枠の前後の少なくとも一端側に設けられてなるものとしている。
請求項4の発明は、上記請求項1〜3のいずれかの商品保護枠において、中間の水平板部とその上側に対向する水平板部とを繋ぐ前記支持片が、中間の水平板部を底面とする製品収容凹部の側壁部を構成するものとしている。
請求項5の発明は、上記請求項1〜4のいずれかの商品保護枠において、使用状態で上方に開く複数の大きさが異なる製品収容凹部を備え、これら製品収容凹部の少なくとも一つが中間の水平板部を底面とする構成としている。
請求項6の発明は、上記請求項1〜5のいずれかの商品保護枠において、使用状態で中間の水平板部を底面とした浅い製品収容凹部と、最下段の水平板部を底面とした深い製品収容凹部とを備え、深い製品収容凹部の側壁の一部が中間の水平板部に設けられて先端部を最下段の水平板部の差込み口に挿嵌した支持片より構成されてなるものとしている。
請求項7の発明は、上記請求項1〜6のいずれかの商品保護枠において、全体が一枚のシート材からなり、その折り曲げによって左右側板部及び複数段の水平板部が形成されてなるものとしている。
請求項1の発明に係る商品保護枠は、未使用時の嵩張らない偏平な折畳み形態から箱枠形態に転換して使用するが、左右側板部と少なくとも上中下3段の水平板部とが繋がった構造であるから、上下両側の支持片を折り付けて先端部を差込み口に挿嵌するだけで、確固とした箱枠形態に容易に転換できる。そして、この使用時の箱枠形態では、中間の水平板部が上下両側に対向する水平板部に対し、左右側板部から離れた位置において各々支持片を介して繋がっていることから、全体として剛性が大きく変形しにくい上、製品収容凹部の底面として製品重量を受ける中間の水平板部が上下両側から支持された形で撓みにくいため、該製品収容凹部に納めた製品が適度な緩衝状態で強固に固定され、もって該製品を運搬中や取扱い中の衝撃から確実に保護できる。
請求項2の発明によれば、中間の水平板部が上下両側から支持片によって挟持された形で撓みにくい上、上下両側の支持片の先端部が中間の水平板部の同じ差込み口に挿嵌することにより、挿嵌部での摩擦係着力が大きくなって互いに抜け止め作用を発揮し、それだけ使用時の箱枠形態での形態安定性が向上する。
請求項3の発明によれば、中間の水平板部と上下両側に対向する水平板部とが、左右方向に沿う支持片の対と前後方向に沿う支持片の対とで繋がり、且つ左右方向に沿う支持片の対が保護枠の前後の少なくとも一端側に設けられて、左右側板部と合わせて保護枠の四周の少なくとも3側辺に沿う垂直壁部を構成するため、保護枠全体としてより剛性が大きく変形しにくいものとなる。
請求項4の発明によれば、中間の水平板部と上側の対向する水平板部とを繋ぐ前記支持片が製品収容凹部の側壁部を構成するから、該支持片を折り付けて先端部を差込み口に挿嵌することにより、中間と上側の水平板部同士の連結と同時に製品収容凹部の形成を行え、使用時の箱枠形態の組立操作がより簡単になる。
請求項5の発明によれば、商品保護枠が複数の大きさが異なる製品収容凹部を備えるから、商品が複数の製品パーツを1セットにしたものである場合に支障なく対応できる。
請求項6の発明によれば、商品保護枠が浅い製品収容凹部と深い製品収容凹部とを備え、深い製品収容凹部の側壁の一部が中間の水平板部に設けた支持片より構成されるから、該支持片の先端部を最下段の水平板部の差込み口に挿嵌することにより、深い製品収容凹部の成形を行えると共に、該支持片によって中間と最下段の水平板部とが繋がるから、深い製品収容凹部に納めた製品の重量による最下段の水平板部の撓みが防止される。
請求項7の発明によれば、商品保護枠全体を一枚のシート材から安価に且つ容易に製作できる。
以下に、この発明を携帯電話セット(携帯電話機本体、ACアダプタ、充電用卓上ホルダーのセット)の梱包に用いる商品保護枠に適用した一実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。図1は該商品保護枠に用いる打ち抜きシート、図2は該打ち抜きシートの折畳み形態と該シートから箱枠形態への組立操作、図3は商品保護枠を使用状態とする組立第一段階、図4は同組立第二段階、図5は同組立第三段階、図6は同組立第四段階、図7は同組立終了段階、をそれぞれ示す。
図1に示す打ち抜きシートSは、原材の段ボールを商品保護枠とするための所要形状に打ち抜くと同時に折り目付け及び切り込みを行ったもので、左右方向に長い一枚物のシートからなり、中央に下側水平板部1、左側に中間水平板部2、右側に上側水平板部3が各々配置され、下側水平板部1と上側水平板部3との間に左側板部4が介在されると共に、上側水平板部3の右側に右側板部5が連設され、また下側水平板部1と中間水平板部2との間に幅狭の貼着用側板部6が介在されると共に、中間水平板部2の左側に幅狭の貼着用フラップ7が連設され、これら各部間が前後方向の折罫線a〜fで区切られている。しかして、上中下の水平板部1〜3は左右幅が略等しく前後に長い矩形をなしており、下側水平板部1の前後両縁には、該水平板部1と略等しい左右幅の端部支持片8,9が左右方向の折罫線g,hを介して延設されている。
下側水平板部1には、前部寄りに位置して左右一対の舌片状の支持片10,10が切り込みによって形成され、また中央部の左右2ヵ所と前部寄りの1ヵ所とに弓形の差込み口11が打ち抜き形成されている。また、中間水平板部2には、中央部で前後に向き合う支持片12,13が切り込みによって形成されると共に、前後縁の中央部各1ヵ所に弓形の差込み口14a、中央部4ヵ所に同様の差込み口14b、前部寄りの左右2ヵ所に同様の差込み口14c、後部寄りの左右2ヵ所に同様の差込み口14dが、それぞれ打ち抜き形成されている。
一方、上側水平板部3には、前後の2ヵ所に略矩形の開口部15,16を有し、これら開口部15,16の各々四周を取り囲むように、開口部15側には4つの支持片17〜20が、同じく開口部16側にも4つの支持片21〜24が、切り込みによって形成されている。そして、これら8つの支持片17〜24のうち、中央部に位置する支持片20,21を除く6つの支持片17〜19,22〜24は、いずれも開口部15,16に臨む側を先端側とした舌片状をなし、それらの基部側の折罫線i,jが各々開口部15,16を三方から囲むコ字形に連続している。しかるに、中央部に位置する支持片20,21は、上側水平板部3の左右方向全幅にわたる幅を持ち、相互の対向側を先端側としている。なお、25は両支持片20,21の先端部間に設けたスリット状打抜き部、26は上側水平板部3の前縁側に設けた指掛け用開口部である。
しかして、支持片8〜10,12,13,17〜24はいずれも先端側に一つ又は二つの差込み凸部8a〜10a,12a,13a,17a〜24aを有しており、それらに対応して下側水平板部1の各差込み口11及び中間水平板部2の各差込み口14a〜14dの大きさと位置及び向きが設定されている。
このような打ち抜きシートSは、商品保護枠としての出荷前には、貼着用側板部6と貼着用フラップ7の互いに反対側の面に剥離紙付きの両面接着テープTを貼着し、そのままの平坦なシート形態もしくは図2(A)の如く折罫線c,eで三つ折りにした形態で保管される。そして、商品保護枠として出荷する際は、図2(B)の如く折罫線a〜fで折り曲げ、剥離紙を除去した両面接着テープTにより、貼着用フラップ7と左側板部4、ならびに貼着用側板部6と右側板部5をそれぞれ貼着することにより、図2(C)及び図3(A)の如く左右側板部4,5間に上中下3段の水平板部1〜3が平行配置した箱枠形態の商品保護枠Fとする。なお、この箱枠形態の商品保護枠Fは、折罫線a〜fでの折り曲げが可能であるから、保管や搬送においては図2(C)の仮想線で示す如く平行四辺形状に変形させて嵩張らない偏平な折畳み形態にすることができる。
そして、この商品保護枠Fを商品梱包つまり携帯電話セットの梱包に用いる際は、図3(B)に示すように、まず下側水平板部1の支持片10,10を下面側から指で押し上げ、その先端の差込み凸部10aを中間水平板部2の差込み口14cに挿嵌させ、次いで下側水平板部3の支持片17,19を図示仮想線のように折り下げ、それらの差込み凸部17a,19aを支持片10が挿嵌した同じ差込み口14cに挿嵌させる。
次いで、図4(A)(B)に示すように、下側水平板部1の端部支持片8,9を折罫線g,hで内側へ上向きに折り曲げ、それらの差込み凸部8a,9aを中間水平板部2の対応する差込み口14a,14aに挿嵌すると共に、同じ差込み口14a,14aに上側水平板部1の折り下げた支持片18,23の差込み凸部18a,23aを挿嵌し、更に上側水平板部3の支持片22,24も折り下げて、それらの差込み凸部22a,24aを中間水平板部2の対応する差込み口14d,14dに挿嵌する。
しかる後、図5に示すように、上側水平板部3の中央部の支持片20,21を折り下げ、それらの各二つの差込み凸部20a,20a、21a,21bをそれぞれ中間水平板部2の対応する差込み口14b,14bに挿嵌すれば、商品保護枠Fの上面側に前後に並んだ3つの製品収容凹部H1〜H3が構成される。しかして、この状態での製品収容凹部H1〜H3はいずれも中間水平板部2を底面とする浅い形であるが、中央の製品収容凹部H2の底面には中間水平板部2に設けた支持片12,13が臨んでいる。
従って、更に図6に示すように両支持片12,13を折り下げ、図7(A)(B)のように両支持片12,13の差込み凸部12a,13aを下側水平板部1の差込み口11,11に挿嵌することにより、中央の製品収容凹部H2内に下側水平板部1を底面とした深い製品収容凹部H4が構成され、商品保護枠Fとしての組立てが完了する。
かくして組立てられた商品保護枠Fは、携帯電話セットの製品パーツとして、前部の製品収容凹部H1に携帯電話機本体、中央の製品収容凹部H2,H4にACアダプタとコード、後部の製品収容凹部H3に充電用卓上ホルダーをそれぞれ納め、要すれば取扱い説明書等と共に、通常では全体を外箱に収容した状態で梱包するが、それ自体で後述のように確固とした箱枠形態を保ち得るため、そのままの状態や箱蓋を被せただけの状態で梱包することも可能である。
この商品を納めた商品保護枠Fでは、中間水平板部2が製品収容凹部H1,H3の底面ならびに製品収容凹部H2の段部として納めた製品パーツの重量を受けるが、この中間水平板部2と上下の水平板部1,3とが左右側板部4,5から離れた位置において支持片8,9,10,10,17〜24を介して繋がっていることから、該中間水平板部2が上下両側から支持された形で撓みにくい上、下側水平板部1を底面とする深い製品収容凹部H4においても前後で中間水平板部2から折り下げた支持片12,13が下側水平板部1に繋がり、これによって下側水平板部1の撓みが防止されるから、未使用時に偏平な折畳み形態になし得るにも関わらず、全体としての剛性が非常に大きく確固とした箱枠形態を維持でき、もって納めた製品パーツが適度な緩衝状態で強固に固定されて運搬中や取扱い中の衝撃から確実に保護される。
しかも、本実施形態では、前部側で支持片8,18の対が、後部側で支持片9,23の対が、それぞれ中間水平板部2に設けた同じ差込み口14a,14aに上下両側から挿嵌し、更に重量の大きい携帯電話機本体を収容する製品収容凹部H1の左右両側でも、支持片10,18の対と支持片10,19の対が同様に中間水平板部2の同じ差込み口14c,14cに上下両側から挿嵌しており、これら挿嵌部での摩擦係着力が大きくなって支持片同士を互いに抜けにくくしているから、使用中の箱枠形態が強固に保たれる。
一方、このような商品保護枠Fにおいては、中間水平板部2と上側水平板部3とを繋ぐ支持片17〜24が浅い製品収容凹部H1〜H3の側壁部を構成し、また中間水平板部2と下側水平板部1とを繋ぐ支持片12,13も深い製品収容凹部H4の側壁部を構成するから、これら支持片12,13,17〜24の折り付けて先端部を差込み口11,14a〜14dに挿嵌する操作により、水平板部1〜3同士の連結と同時に製品収容凹部H1〜H3を形成でき、もって商品保護枠Fを使用状態とする組立操作が非常に簡単になる。
本発明に係る商品保護枠は、上記実施形態のような携帯電話セットの梱包用に限らず、小型の電子機器類や精密機器類を始めとする種々の商品の梱包に適用でき、その適用商品の形態及び製品パーツ構成に応じ、製品収容凹部の数と各々の形、水平板部の段数、支持片の設定位置等を設定できる。また、商品保護枠に用いるシート材料としては、段ボールの他、板紙やプラスチックシートも採用できる。
しかして、中間の水平板部を上下から支持する支持片の対については、商品保護枠の使用状態での剛性を確保する上で、左右方向に沿う支持片の対と前後方向に沿う支持片の対のように、互いに直交方向に沿う対を組み合わせることが望ましい。また、前記実施形態では左右方向に沿う支持片8,18の対と支持片9,23の対とを保護枠の前後縁に近い位置に設けているが、このように左右方向に沿う支持片の対を保護枠の前後の少なくとも一端側に設け、左右側板部4,5と合わせて保護枠の四周の少なくとも3側辺に沿う垂直壁部を構成すれば、保護枠全体としてより剛性が大きく変形しにくいものとなる。
また、中間の水平板部を2段以上(つまり全体の水平板部を4段以上)の多段にする場合は、各水平板部の要所に設けた支持片を下段側から順次に折り上げ、各々上位側の水平板部に設けた差込み口に先端部を挿嵌して順次に係止してゆく構成とすればよい。なお、差込み口については、実施形態のような弓形に打ち抜いたものに限らず、弧状や直線状のスリットとしたり、単なる切り込みにて形成する等、種々の形に設定できる。更に支持片の形や大きさについても種々設定できるが、差込み口に対する挿嵌度合を一定にして、且つ充分な支持強度を確保する上で、実施形態として例示した各支持片のように、先端側が肩付き形態、つまり差込み口に対する差込み凸部と差込み口へ挿嵌不能な両側の肩部を有する形態であることが望ましい。
この発明の一実施形態に係る商品保護枠に用いる打ち抜きシートの平面図である。 同打ち抜きシートを示し、(A)図は三つ折りにした状態の縦断正面図、(B)図は箱枠形態とする際の折り付け状態を示す縦断正面図、(C)図は箱枠形態とした縦断正面図である。 同商品保護枠を使用状態とする組立第一段階を示し、(A)図は斜視図、(B)図は(A)図のB−B線の断面矢視図である。 同組立第二段階を示し、(A)図は斜視図、(B)図は(A)図のB−B線の断面矢視図である。 同組立第三段階における商品保護枠の斜視図である。 同組立第四段階における商品保護枠の斜視図である。 同組立組立終了段階の商品保護枠を示し、(A)図は平面図、(B)図は(A)図のB−B線の断面矢視図である。
符号の説明
F 商品保護枠
H1〜H3 浅い製品収容凹部
H4 深い製品収容凹部
S 打ち抜きシート
a〜j 折罫線
1 上側水平板部
2 中間水平板部
3 下側水平板部
4 左側板部
5 右側板部
8,9 端部支持片
10 支持片
11 差込み口
12,13 支持片
14a〜14d 差込み口
17〜24 支持片

Claims (7)

  1. 左右側板部間に少なくとも上中下3段の水平板部が平行配置され、使用状態で中間の水平板部を底面として上方に開く製品収容凹部を備えた箱枠形態をなすと共に、未使用状態で全体が平行四辺形状に偏平化した折畳み形態になし得る商品保護枠であって、
    使用状態における中間の水平板部とその上下両側に対向する水平板部とが、それぞれ対向する一方側に設けた支持片の先端部を他方側に設けた差込み口に挿嵌することにより、前記の左右側板部から離れた位置で相互に繋がるように構成され、製品収容凹部の底面として製品重量を受ける中間の水平板部が、その下側の水平板部との間の支持片により支持されるものとなされていることを特徴とする商品保護枠。
  2. 前記支持片が中間の水平板部に対向する上下両側の水平板部に形成され、両支持片の先端部を中間の水平板部に設けた同じ差込み口に上下両側から挿嵌するように構成されてなる請求項1記載の商品保護枠。
  3. 切り起こし状態で左右方向に沿う前記支持片の対と前後方向に沿う前記支持片の対とを有し、左右方向に沿う支持片の対が保護枠の前後の少なくとも一端側に設けられてなる請求項1又は2に記載の商品保護枠。
  4. 中間の水平板部とその上側に対向する水平板部とを繋ぐ前記支持片が、中間の水平板部を底面とする製品収容凹部の側壁部を構成する請求項1〜3のいずれかに記載の商品保護枠。
  5. 使用状態で上方に開く複数の大きさが異なる製品収容凹部を備え、これら製品収容凹部の少なくとも一つが中間の水平板部を底面とする請求項1〜4のいずれかに記載の商品保護枠。
  6. 使用状態で中間の水平板部を底面とした浅い製品収容凹部と、最下段の水平板部を底面とした深い製品収容凹部とを備え、深い製品収容凹部の側壁の一部が中間の水平板部に設けられて先端部を最下段の水平板部の差込み口に挿嵌した支持片より構成されてなる請求項1〜5のいずれかに記載の商品保護枠。
  7. 全体が一枚のシート材からなり、その折り曲げによって左右側板部及び複数段の水平板部が形成されてなる請求項1〜6のいずれかに記載の商品保護枠。
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