JP2014124970A - 車両ルーフ構造及び着脱式ルーフ - Google Patents

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Abstract

【課題】ルーフを車体へ取り付ける際の作業性を向上させる。
【解決手段】車両ルーフ構造は、車体に設けられた取付ブロックと、取付ブロックに着脱可能なルーフとを備えている。ルーフは、カバークロスと、カバークロスに設けられ、取付ブロックに着脱可能に取り付けられるフレーム4,4と、フレーム4に設けられ、取付ブロック2と係合するロックピン51F,51Rと、ロックピン51F,51Rを付勢する付勢バネ55とを有している。ロックピン51F,51Rは、取付ブロックに係合する第1位置まで進出し且つその状態で拘束されたロック状態と、取付ブロックとの係合が解除される第2位置まで後退したアンロック状態と、付勢バネ55の付勢力により第1位置まで進出し且つ第2位置の方へ後退可能なハーフロック状態とに切換可能に構成されている。
【選択図】図4

Description

ここに開示された技術は、着脱式ルーフ及びそれを備えた車両ルーフ構造に関するものである。
特許文献1には、着脱式ルーフを備えた車両ルーフ構造が開示されている。詳しくは、ルーフは、ルーフフロントレール及びルーフリアレールに着脱可能に構成されている。ルーフは、車幅方向の両側に前後方向に延びるフレームを有している。フレームの前端部と後端部には、それぞれピンが設けられている。ピンは、操作ハンドルを操作することによって進退するように構成されている。車体側には、このピンと係合する係合孔が設けられている。このように構成されたルーフを車体に取り付ける際には、まず、ピンと係合孔とが対向するようにルーフを適切な位置に配置し、その上で、操作ハンドルを操作して、ピンを車体側の係合孔に係合させる。こうして、ルーフが車体に取り付けられる。
特開平5−124441号公報
しかしながら、ルーフと車体との間をウェザストリップでシールしている構成の場合には、ルーフを車体に取り付ける際にウェザーストリップを変形させる必要がある。また、ルールがソフトトップタイプの場合には、ルーフを車体に取り付ける際にカバークロスを張る力が必要になる。このように、ルーフを車体に取り付ける際には、フレームに様々な反力が作用する場合がある。さらに、ルーフは、或る程度の重量を有する。そのため、ルーフを適切な位置に配置しつつ、操作ハンドルを操作するという作業においては、ルーフの位置合わせが難しい。ルーフを適切な位置に配置されていないと、操作ハンドルを操作して、ピンを進出させても、ピンが係合孔に係合しない。
ここに開示された技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ルーフを車体へ取り付ける際の作業性を向上させることにある。
ここに開示された車両ルーフ構造は、車体に設けられた取付部と、該取付部に着脱可能な着脱式ルーフとを備えている。そして、この車両ルーフ構造は、前記着脱式ルーフは、ルーフ本体と、前記ルーフ本体に設けられ、前記取付部に着脱可能に取り付けられるフレームと、前記フレームに設けられ、前記取付部と係合する係合部と、前記係合部を付勢する付勢部材とを有し、前記係合部は、前記取付部に係合する第1位置まで進出し且つその状態で拘束されたロック状態と、前記取付部との係合が解除される第2位置まで後退したアンロック状態と、前記付勢部材の付勢力により前記第1位置まで進出し且つ前記第2位置の方へ後退可能なハーフロック状態とに切換可能に構成されている。
また、ここに開示された着脱式ルーフは、ルーフ本体と、前記ルーフ本体に設けられ、車体に着脱可能に取り付けられるフレームと、前記フレームに設けられ、車体に係合する係合部と、前記係合部を付勢する付勢部材とを備え、前記係合部は、所定の第1位置まで進出し且つその状態で拘束されたロック状態と、前記第1位置から所定の第2位置まで後退したアンロック状態と、前記付勢部材の付勢力により前記第1位置まで進出し且つ前記第2位置の方へ後退可能なハーフロック状態とに切換可能に構成されている。
前記の構成によれば、係合部をハーフロック状態とすることによって、着脱式ルーフを車体に取り付ける際の作業性を向上させることができる。詳しくは、ハーフロック状態においては、係合部を第2位置の方へ押し込めば、係合部を第2位置へ後退させることができる一方、係合部を押し込んでいた力を取り除けば、係合部は、付勢部材の付勢力により自動的に第1位置へと進出した状態に戻る。そのため、着脱式ルーフを車体に取り付ける際に、係合部を第1位置から第2位置へ後退させた状態でフレームを所定の取付位置まで移動させることができる。つまり、係合部が第1位置に位置するときには、取付部に係合すべく進出した状態となっているので、着脱式ルーフの取付作業を行う上では、係合部が邪魔になる場合がある。それに対し、係合部を第2位置の方へ後退可能とすることによって、必要に応じて、係合部を第2位置の方へ後退させることができ、着脱式ルーフの取付作業をスムーズに行うことができる。また、係合部を後退させていた力さえ取り除けば、係合部を自動的に第1位置へ進出させることができる。つまり、係合部が第1位置の方へ付勢されていない構成の場合は、着脱式ルーフを取り付ける際に係合部を第2位置へ位置させていたとすると、着脱式ルーフを所定の取付位置に移動させた後に係合部を第2位置へ移動させる操作が必要になる。それに対して、係合部を第1位置の方へ付勢しておくことによって、係合部を自動的に第1位置へ進出させることができるので、係合部を第1位置へ移動させる操作を不要にすることができる。
尚、係合部が第1位置へ進出して車体側に係合した後は、係合部をロック状態にすることによって、係合部が車体側に係合した状態を維持することができる。つまり、ロック状態においては係合部が第1位置へ進出した状態で拘束されるので、着脱式ルーフが車体から外れてしまうことを防止することができる。
また、着脱式ルーフを車体から取り外す際には、係合部をアンロック状態とすることによって、係合部が第2位置へ後退するので、着脱式ルーフを車体から容易に取り外すことができる。
前記の構成によれば、ルーフを車体へ取り付ける際の作業性を向上させることができる。
ルーフが取り付けられた車両の斜視図である。 ルーフが取り外された車両の斜視図である。 取付ブロックの斜視図である。 ロック状態のフレームの斜視図である。 ハンドルレバーを中心とした、ロック状態の拘束機構の斜視図である。 ハーフロック状態のフレームの斜視図である。 ハンドルレバーを中心とした、ハーフロック状態の拘束機構の斜視図である。 アンロック状態のフレームの斜視図である。 ハンドルレバーを中心とした、アンロック状態の拘束機構の斜視図である。 ルーフの取付開始直後の車体及びフレームの斜視図である。 ルーフの取付開始直後の取付ブロック、ロックピン及びガイドピンの関係を示す斜視図である。 ルーフの取付途中の取付ブロック、ロックピン及びガイドピンの関係を示す斜視図である。 ロックピンが取付ブロックの係合孔に係合したときの取付ブロック、ロックピン及びガイドピンの関係を示す斜視図である。 ロックピンが取付ブロックの係合孔に係合したときの車体及びフレームの斜視図である。 ルーフの取付完了時の取付ブロック、ロックピン及びガイドピンの関係を示す斜視図である。
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、ルーフ3が取り付けられた車両10の斜視図を、図2は、ルーフ3が取り外された車両10の斜視図を示す。
車両10は、車体1と、車体1の上部に着脱可能に取り付けられる着脱式ルーフ(以下、「ルーフ」という)3とを有している。車両10は、ルーフ3だけを取り外し可能なタルガトップタイプの車両である。この車両10の車両ルーフ構造は、ルーフ3と、後述する取付ブロック2とを備えている。
車体1は、車幅方向に延びるルーフフロントレール11と、ルーフフロントレール11の車幅方向両端に連結されたAピラー12,12と、ルーフフロントレール11よりも後方位置において車幅方向に延びるルーフリアレール13と、ルーフリアレール13の車幅方向両端に連結されたBピラー14とを有している。ルーフフロントレール11の車幅方向両端部及びルーフリアレール13の車幅方向両端部に、ルーフ3が着脱可能に取り付けられる。
ルーフ3は、カバークロス30と、カバークロス30に設けられた2つのフレーム4,4とを有している。ルーフ3は、ソフトトップルーフである。
カバークロス30は、可撓性を有し、略四角形状のシートで形成されている。カバークロス30は、キャンバス製であっても、ビニール製であってもよい。カバークロス30は、ルーフ本体の一例である。
フレーム4は、所定の長手方向に延びる棒状の部材である。2つのフレーム4,4は、カバークロス30の対向する一つの辺縁部に沿って設けられている。フレーム4の前端部は、ルーフフロントレール11に着脱可能に取り付けられ、フレーム4の後端部は、ルーフリアレール13に着脱可能に取り付けられる。
図3に、取付ブロック2の斜視図を示す。取付ブロック2は、ブロック本体20で構成されている。取付ブロック2は、ルーフフロントレール11の車幅方向両端部及びルーフリアレール13の車幅方向両端部の4箇所に取り付けられる。図3は、ルーフフロントレール11の左側の端部に取り付けられる取付ブロック2を示す。取付ブロック2は、取付部の一例である。
ブロック本体20には、係合孔21と、切欠部22と、係合溝23と、スロープ24とが形成されている。ブロック本体20は、概ね方形のプレート状の部材である。ブロック本体20は、ルーフフロントレール11の車幅方向両端部又はルーフリアレール13の車幅方向両端部にネジ固定される。係合孔21は、ブロック本体20の略中央において厚み方向に穿孔されている。係合孔21の内径は、後述するロックピン51の外径と略同じである。切欠部22は、ブロック本体20の上端縁に形成されている。切欠部22の最も深い部分は、後述するガイドピン53の外径と略同じ径を有する円弧状に形成されている。係合溝23は、ブロック本体20のうち、切欠部22が設けられた部分に形成されている。係合溝23は、切欠部22の内周面に形成されている。スロープ24は、ブロック本体20のうち、車体1に取り付けられる面と反対側の面に形成されている。スロープ24は、係合孔21からブロック本体20の上端縁に向かって、ブロック本体20が薄くなるように傾斜している。また、スロープ24は、切欠部22の最も深い部分を中心とする円弧状に延びている。係合孔21は、第1受け部の一例であり、切欠部22は、第2受け部の一例であり、スロープ24は、ガイド部の一例である。
取付ブロック2が車体1(ルーフフロントレール11の車幅方向両端部又はルーフリアレール13の車幅方向両端部)に取り付けられた状態においては、係合孔21は、前後方向に延びている。切欠部22は、係合孔21よりも車幅方向内側に位置している。つまり、取付ブロック2が取り付けられる場所によっては、切欠部22及び係合溝23とスロープ24との配置は、図2の配置とは左右反転する。
図4に、ロック状態のフレーム4の斜視図を示す。左右のフレーム4,4は、左右対称な構成をしているので、以下では、左側のフレーム4のみについて説明する。
フレーム4は、フレーム本体40と、取付ブロック2に係合する2つのロックピン51と、取付ブロック2に係合する2つのガイドピン53と、ロックピン51を付勢する2つの付勢バネ55と、ロックピン51を拘束する拘束機構7とを有している。
フレーム本体40は、フレーム4の骨格をなす部材である。フレーム本体40は、樹脂又は金属で形成されている。フレーム本体40は、所定の長手方向に延びる上壁41と、上壁41と同様に該長手方向に延び、上壁41に連結された側壁42と、側壁42の長手方向一端に連結された前壁43と、側壁42の長手方向他端に連結された後壁44とを有している。フレーム4が車体1に取り付けられた状態において、上壁41は車体1の上部に位置し、側壁42は車体1の側部に位置し、前壁43は車体1の前部に位置し、後壁44は車体1の後部に位置する。
以下の説明においては、フレーム4を車体1に取り付けていない場合においても、説明の便宜上、フレーム4の長手方向を前後方向と称し、前壁43の方を前方とし、後壁44の方を後方とする。
前壁43及び後壁44は、上壁41にも連結されている。ただし、上壁41の前端部は、前壁43よりも前方に突出し、上壁41の後端部は、後壁44よりも後方に突出している。前壁43には、ロックピン51が貫通する貫通孔43aが形成されている。また、後壁44には、前壁43と同様に、ロックピン51が貫通する貫通孔44a(図8参照)が形成されている。
ロックピン51は、フレーム4を車体1に取り付ける際に取付ブロック2に係合し、フレーム4を車体1に対して固定する部材である。2つのロックピン51,51は、フレーム本体40の前端部と後端部に設けられている。前側と後側のロックピン51を区別する際には、それぞれ前側ロックピン51F、後側ロックピン51Rと称し、両者を区別しない場合には、単にロックピン51と称する。ロックピン51は、係合部の一例である。
ロックピン51は、先端部51aと、中間部51bと、基端部51cとを有している。先端部51a、中間部51b及び基端部51cは、この順で並んでいる。先端部51a及び基端部51cは、それぞれ円柱状に形成されている。中間部51bは、平板状に形成されている。中間部51bには、長孔状の連結孔51dが長手方向に延びるように形成されている。また、先端部51aと中間部51bとの連結部には、先端部51aよりも大径のストッパ51eが設けられている。
側壁42の前端部と後端部のそれぞれには、ロックピン51を支持する軸受45が設けられている。前側ロックピン51Fの先端部51aは、前壁43の貫通孔43aに挿通され、その基端部51cは、軸受45に挿通されている。このとき、ストッパ51eは、前壁43よりも後方に位置している。こうして、前側ロックピン51Fは、前後方向に進退可能な状態で支持されている。後側ロックピン51Rの先端部51aは、後壁44の貫通孔44aに挿通され、その基端部51cは、軸受45に挿通されている。このとき、ストッパ51eは、後壁44よりも前方に位置している。こうして、後側ロックピン51Rは、前後方向に進退可能な状態で支持されている。
また、ロックピン51は、付勢バネ55により付勢されている。付勢バネ55は、図4にのみ図示している。付勢バネ55は、コイルバネである。付勢バネ55の一端は、ロックピン51の基端部51cに連結され、付勢バネ55の他端は、前壁43又は後壁44に連結されている。ただし、図4では、図示の簡略化のため、付勢バネ55とロックピン51との連結及び付勢バネ55と前壁43又は後壁44との連結の図示を省略している。具体的には、前側ロックピン51Fは、付勢バネ55により前方へ付勢され、ストッパ51eが前壁43に当接する。このとき、先端部51aは、前壁43から前方へ突出している。同様に、後側ロックピン51Rは、付勢バネ55により後方へ付勢され、ストッパ51eが後壁44に当接する。このとき、先端部51aは、後壁44から後方へ突出している。付勢バネ55は、付勢部材の一例である。
ガイドピン53は、フレーム4を車体1に取り付ける際に取付ブロック2に係合し、フレーム4の車体1に対する位置決めを行う部材である。2つのガイドピン53,53は、フレーム本体40の前壁43及び後壁44に設けられている。前側のガイドピン53(以下、「前側ガイドピン53F」と称する)は、前壁43よりも前方へ突出する状態で前壁43に固定されている。前側ガイドピン53Fは、貫通孔43aよりも車幅方向内側に位置している。前側ガイドピン53Fの先端には、円板部53aが設けられている。円板部53aは、前側ガイドピン53Fのそれ以外の部分よりも径が大きい。また、円板部53aの厚みは、取付ブロック2の係合溝23の溝幅よりも小さい。後側のガイドピン53(以下、「後側ガイドピン53R」と称する)は、後壁44よりも後方へ突出する状態で後壁44に固定されている。後側ガイドピン53Rは、貫通孔44aよりも車幅方向内側に位置している。後側ガイドピン53Rの先端には、前側ガイドピン53Fのような円板部53aが設けられていない。尚、前側ガイドピン53Fと後側ガイドピン53Rとを区別しない場合には、単にガイドピン53と称する。ガイドピン53は、位置決め部の一例である。
拘束機構7は、ロックピン51の状態を拘束したり、その拘束を解除したりする機構である。拘束機構7は、フレーム本体40に固定されたプレート71と、ユーザに操作される操作ハンドル73と、操作ハンドル73と一体的に設けられたハンドルレバー75と、ハンドルレバー75とロックピン51とを連結する2つの連結レバー77,77と、ハンドルレバー75の位置を保持するための保持レバー79とを有している。
プレート71は、フレーム本体40の側壁42に固定されている。プレート71は、操作ハンドル73、ハンドルレバー75及び保持レバー79を支持している。
操作ハンドル73は、ロックピン51の状態の切り換え操作を行う際にユーザが操作する部材である。操作ハンドル73は、所定の回転軸A周りに回転可能な状態でプレート71に支持されている。
図5に、ハンドルレバー75を中心とした、ロック状態の拘束機構7の斜視図を示す。図5では、操作ハンドル73の図示が省略されている。ハンドルレバー75は、回転軸A周りに回転可能な状態でプレート71に支持されている。ハンドルレバー75は、操作ハンドル73と一体的に回転する。そのため、操作ハンドル73が回転操作されると、それに伴って、ハンドルレバー75は回転軸A周りに回転する。
ハンドルレバー75には、回転軸Aを挟んで対向する位置に一対の連結部75a,75bが設けられている。一対の連結部75a,75bは、回転軸Aを挟んで側壁42の略短手方向に並ぶ位置に設けられている。つまり、一方の連結部75a(以下、「上側連結部75a」と称する)は、回転軸Aの概ね上方に位置し、他方の連結部75b(以下、「下側連結部75b」と称する)は、回転軸Aの概ね下方に位置する。
上側連結部75a及び下側連結部75bには、連結レバー77,77の基端部が回転可能な状態で連結されている。前側ロックピン51Fに連結された連結レバー77(以下、「前側連結レバー77F」と称する)は、上側連結部75aに連結されている。後側ロックピン51Rに連結された連結レバー77(以下、「後側連結レバー77R」と称する)は、下側連結部75bに連結されている。尚、前側連結レバー77Fと後側連結レバー77Rとを区別しない場合には、単に連結レバー77と称する。連結レバー77は、途中で屈曲しつつ、概ね前後方向に延びている。連結レバー77の先端部は、ロックピン51に連結されている。詳しくは、連結レバー77の先端部には連結ピン77aが設けられている。連結ピン77aは、連結孔51dに挿通され、連結孔51d内を移動可能な状態となっている。
上側連結部75a及び下側連結部75bはそれぞれ回転軸Aの上方及び下方に設けられているので、ハンドルレバー75が回転すると、上側連結部75a及び下側連結部75bは、概ね前後方向に移動する。このとき、上側連結部75a及び下側連結部75bはそれぞれ前後方向の反対向きに移動する。そのため、前側連結レバー77F及び後側連結レバー77Rも概ね前後後方にそれぞれ反対向きに移動する。前側連結レバー77F及び後側連結レバー77Rが前後方向に移動すると、それらに連結されているロックピン51,51も前後方向に移動する。ロックピン51,51の詳細な動作については後述する。
また、ハンドルレバー75には、係合孔76が形成されている。係合孔76は、回転軸Aを中心とする円弧状に形成された円弧部76aと、円弧部76aから回転軸Aを中心とする半径方向外側に延びる第1〜第3係合部76b、76c、76d(第1係合部76bは、図7,9を参照)とを有している。
係合孔76には、保持レバー79が係合している。保持レバー79は、前後方向にスライド移動可能な状態でプレート71に支持されている。保持レバー79には、ユーザが操作する部分である操作部79aが設けられている。保持レバー79の先端には、係合ピン79bが設けられている。この係合ピン79bは、係合孔76を貫通している。保持レバー79が前後方向において回動軸Aに近接する側(以下、「解除方向」と称する)へ移動すると、係合ピン79bは、係合孔76の円弧部76aへ移動する。係合ピン79bが円弧部76aに位置するときには、ハンドルレバー75は回転可能な状態となり、それにより、操作ハンドル73も回転可能となる。一方、係合孔76の第1〜第3係合部76b、76c、76dの何れかが係合ピン79bと前後方向に並んでいるときに、係合ピン79bが前後方向において回転軸Aから離反する側(以下、「係合方向」と称する)へ移動すると、係合ピン79bは、第1〜第3係合部76b、76c、76dのうち係合ピン79bと前後方向に並んでいる何れかの係合部へ移動する。係合ピン79bが第1〜第3係合部76b、76c、76dの何れかに位置するときには、ハンドルレバー75は回転不能な状態となり、それにより、操作ハンドル73も回転不能となる。
このように構成されたフレーム4において、ロックピン51は、所定の第1位置まで進出し且つその状態で拘束されたロック状態と、所定の第2位置まで後退したアンロック状態と、付勢バネ55の付勢力により前記第1位置まで進出し且つ前記第2位置の方へ後退可能なハーフロック状態とに切換可能に構成されている。
図4に示すように、ロック状態においては、操作ハンドル73が後方を向いている。この状態においては、図5に示すように、上側連結部75aは、回転軸Aの真上よりも少し前方に位置し、下側連結部75bは、回転軸Aの真下よりも少し後方に位置している。そのため、前側連結レバー77Fは、前方へ移動した状態となり、後側連結レバー77Rは後方へ移動した状態となっている。このとき、前側連結レバー77Fの連結ピン77aは、前側ロックピン51Fの連結孔51dの先端部51a側の端部(即ち、前端部)に位置する。そして、前側ロックピン51Fのストッパ51eは、前壁43に当接し、先端部51aは前壁43から前方へ突出している。前側ロックピン51Fは、最も前方へ突出した状態となっている。一方、後側連結レバー77Rの連結ピン77aは、後側ロックピン51Rの連結孔51dの先端部51a側の端部(即ち、後端部)に位置する。そして、後側ロックピン51Rのストッパ51eは、後壁44に当接し、先端部51aは後壁44から後方へ突出している。後側ロックピン51Rは、最も後方へ突出した状態となっている。このときの前側ロックピン51F及び後側ロックピン51Rの位置が、第1位置である。
尚、ロック状態においては、図5に示すように、ハンドルレバー75の第1係合部76bが回転軸Aと前後方向に並んでいる。そして、保持レバー79の係合ピン79bが第1係合部76bに係合している。この第1係合部76bと係合ピン79bとの係合により、ハンドルレバー75、即ち、操作ハンドル73が回転不能な状態となっている。
ロック状態においては、前側ロックピン51Fは最も前方に突出する第1位置に位置している。このとき、ストッパ51eが前壁43に当接しているので、前側ロックピン51Fの前方への移動は規制されている。また、前側連結レバー77Fの連結ピン77aが連結孔51dの前端部に位置しているので、前側ロックピン51Fの後方への移動は規制されている。このように、前側ロックピン51Fは、第1位置において拘束された状態となっている。一方、後側ロックピン51Rは、最も後方に突出する第1位置に位置している。このとき、ストッパ51eが後壁44に当接しているので、後側ロックピン51Rの前方への移動は規制されている。また、後側連結レバー77Rの連結ピン77aが連結孔51dの後端部に位置しているので、後側ロックピン51Rの前方への移動は規制されている。このように、後側ロックピン51Rは、第1位置において拘束された状態となっている。このときの拘束機構7の状態を第1拘束状態という。第1拘束状態においては、拘束機構7は、ロックピン51を第1位置に拘束する。
図6に、ハーフロック状態のフレーム4の斜視図を、図7に、ハンドルレバー75を中心とした、ハーフロック状態の拘束機構7の斜視図を示す。なお、図6では、付勢バネの図示を省略している。
ハーフロック状態においては、操作ハンドル73がロック状態よりも少し下方を向いている。すなわち、操作ハンドル73は、図4において、反時計回りに少し回転している。この状態において、上側連結部75aは、回転軸Aの略真上に位置し、下側連結部75bは、回転軸Aの略真下に位置している。そのため、前側連結レバー77Fは、ロック状態よりも少し後方へ移動した状態となり、後側連結レバー77Rは、ロック状態よりも少し前方へ移動した状態となっている。このとき、前側連結レバー77Fの連結ピン77aもロック状態よりも少し後方へ移動しているが、その移動量は連結孔51dの長さと略等しい。つまり、連結ピン77aは、後方へ移動するものの、連結孔51dの基端部51c側の端部(即ち、後端部)へ移動するだけである。前側ロックピン51Fは、付勢バネ55の付勢力により、第1位置に位置したままである。同様に、後側連結レバー77Rの連結ピン77aも、前方へ移動するものの、連結孔51dの先端部51a側の端部(即ち、前端部)へ移動するだけである。後側ロックピン51Rは、付勢バネ55の付勢力により、第1位置に位置したままである。
尚、ハーフロック状態においては、図7に示すように、ハンドルレバー75の第2係合部76cが回転軸Aと前後方向に並んでいる。そして、保持レバー79の係合ピン79bが第2係合部76cに係合している。この第2係合部76cと係合ピン79bとの係合により、ハンドルレバー75、即ち、操作ハンドル73が回転不能な状態となっている。
このように、ハーフロック状態においては、前側ロックピン51Fは最も前方に突出する第1位置に位置している。このとき、ストッパ51eが前壁43に当接しているので、前側ロックピン51Fの前方への移動は規制されている。ただし、前側連結レバー77Fの連結ピン77aが連結孔51dの後端部に位置しているので、前側ロックピン51Fの後方への移動は規制されていない。前側ロックピン51Fは、連結孔51dの前端部が連結ピン77aと当接するようになるまで後方へ移動することができる。このように、前側ロックピン51Fは、付勢バネ55の付勢力により第1位置に位置するものの、後方へ移動可能な状態となっている。一方、後側ロックピン51Rは、最も後方に突出する第1位置に位置している。このとき、ストッパ51eが後壁44に当接しているので、後側ロックピン51Rの後方への移動は規制されている。ただし、後側連結レバー77Rの連結ピン77aが連結孔51dの前端部に位置しているので、後側ロックピン51Rの前方への移動は規制されていない。後側ロックピン51Rは、連結孔51dの後端部が連結ピン77aと当接するようになるまで前方へ移動することができる。このように、後側ロックピン51Rは、付勢バネ55の付勢力により第1位置に位置するものの、前方へ移動可能な状態となっている。このときの拘束機構7の状態を非拘束状態という。非拘束状態においては、拘束機構7は、ロックピン51を拘束しない。
図8に、アンロック状態のフレーム4の斜視図を、図9に、ハンドルレバー75を中心とした、アンロック状態の拘束機構7の斜視図を示す。
アンロック状態においては、操作ハンドル73が下方を向いている。すなわち、操作ハンドル73は、図4の状態から、反時計回りに略90°回転している。この状態において、上側連結部75aは、回転軸Aの真上よりも少し後方に位置し、下側連結部75bは、回転軸Aの真下よりも少し前方に位置している。そのため、前側連結レバー77Fは、ハーフロック状態よりも少し後方へ移動した状態となり、後側連結レバー77Rは、ハーフロック状態よりも少し前方へ移動した状態となっている。このとき、前側連結レバー77Fは、連結ピン77aが連結孔51dの後端部と係合し、前側ロックピン51Fを付勢バネ55の付勢力に抗して後方へ移動させている。前側ロックピン51Fは、前壁43から突出しない位置まで後方へ移動している。同様に、後側連結レバー77Rは、連結ピン77aが連結孔51dの前端部と係合し、後側ロックピン51Rを付勢バネ55の付勢力に抗して前方へ移動させている。後側ロックピン51Rは、後壁44から突出しない位置まで前方へ移動している。このときの前側ロックピン51F及び後側ロックピン51Rの位置が、第2位置である。
尚、アンロック状態においては、図9に示すように、ハンドルレバー75の第3係合部76dが回転軸Aと前後方向に並んでいる。そして、保持レバー79の係合ピン79bが第3係合部76dに係合している。この第3係合部76dと係合ピン79bとの係合により、ハンドルレバー75、即ち、操作ハンドル73が回転不能な状態となっている。
このように、アンロック状態においては、前側ロックピン51Fは最も後方に引っ込んだ第2位置に位置している。一方、後側ロックピン51Rは最も前方に引っ込んだ第2位置に位置している。このときの拘束機構7の状態を第2拘束状態という。第2拘束状態においては、拘束機構7は、ロックピン51を第2位置に拘束する。
[ルーフの取り付け]
次に、ルーフ3の車体1への取り付けについて説明する。図10に、ルーフ3の取付開始直後の車体1及びフレーム4の斜視図を、図11に、ルーフ3の取付開始直後の取付ブロック2、ガイドピン53及びロックピン51の関係を示す斜視図を示す。尚、図10では、左側のフレーム4を図示している。図10においては、カバークロス30の図示を省略している。後述する図14も同様である。また、図11では、ルーフフロントレール11の左側の取付ブロック2での取付状態を図示している。後述する図12,13,15も同様である。
ルーフ3を車体1に取り付けるときには、ロックピン51をハーフロック状態にする。詳しくは、保持レバー79を解除方向へスライドさせ、係合ピン79bを係合孔76の円弧部76aに位置させる。その状態で、操作ハンドル73を後斜め下を向く位置まで回転させる。これにより、ロックピン51は、ハーフロック状態となる。その後、保持レバー79を係合方向へスライドさせ、係合ピン79bを第2係合部76cに係合させる。これにより、操作ハンドル73の回転操作が不能となり、ロックピン51はハーフロック状態で保持される。
続いて、フレーム4のガイドピン53を、取付ブロック2の切欠部22に係合させる。このとき、前側ガイドピン53Fの円板部53aは、係合溝23に嵌め込まれる。ガイドピン53を切欠部22に係合させることによって、車体1に対するフレーム4の車幅方向の位置決めがなされる。また、円板部53aを係合溝23に嵌め込むことによって、フレーム4の車体1に対する前後方向の位置決めがなされる。円板部53aを前側ガイドピン53Fだけに設け、後側ガイドピン53Rに設けていないので、車体1、取付ブロック2及びフレーム4の製造誤差及び組立誤差等の誤差を吸収しつつ、前後方向の位置決めを行うことができる。
このとき、図10に示すように、上壁41の車幅方向外側の長辺部を車幅方向内側の長辺部よりも上方に浮き上がらせるようにフレーム4を回転させた状態にする。換言すると、前側及び後側ガイドピン53F,53Rを通る軸を中心に側壁42が上方へ浮き上がるようにフレーム4を回転させる。こうすることで、ロックピン51を係合孔21に係合させることなく、ガイドピン53と切欠部22との係合作業だけを行うことができる。このとき、カバークロス30が車幅方向において少し撓んだ状態となっている。そのため、カバークロス30の張力に邪魔されることなく、ガイドピン53と切欠部22との係合作業を行うことができる。
こうして、ガイドピン53を切欠部22に係合させた状態においては、ロックピン51は、取付ブロック2よりも上方に位置し、取付ブロック2とは係合していない。
その後、ガイドピン53を通る軸を中心として側壁42が下方へ移動するように、フレーム4を回転させる。図12に、ルーフの取付途中の取付ブロック、ロックピン51及びガイドピン53の関係を示す斜視図を示す。
フレーム4を回転させると、ロックピン51は、取付ブロック2の上端縁からスロープ24に当接する。ロックピン51はハーフロック状態にあり、第2位置の方へ変位可能であるので、ロックピン51は、スロープ24の傾斜によりフレーム本体40の内方へ押し込まれていく。このとき、連結レバー77は移動しないので、連結ピン77aが相対的に連結孔51d内を先端部51a側へ移動していく。また、フレーム4を回転させるにつれて、カバークロス30には、車幅方向外側の張力が作用するようになる。
フレーム4の回転を継続すると、ロックピン51は、取付ブロック2の中央に達する。ロックピン51は、スロープ24の端部を通過すると、付勢バネ55の付勢力によりフレーム本体40の外方へ飛び出し、係合孔21に係合する。図13に、ロックピンが取付ブロックの係合孔に係合したときの取付ブロック、ロックピン51及びガイドピン53の関係を示す斜視図を、図14に、ロックピンが取付ブロックの係合孔に係合したときの車体及びフレームの斜視図を示す。ロックピン51は、付勢バネ55によりフレーム本体40の外方へ押し出されているので、連結ピン77aは、連結孔51dの基端部51c側の端部に位置する。カバークロス30は、車幅方向外側へ引っ張られた状態となり、車幅方向の撓みがなくなる。これにより、ロックピン51のハーフロック状態でのルーフ3の取り付けが完了する。
最後に、ロックピン51をロック状態にする。図15に、ルーフ3の取付完了時の取付ブロック2、ロックピン51及びガイドピン53の関係を示す斜視図を示す。
詳しくは、保持レバー79を解除方向へスライドさせ、操作ハンドル73を後方へ回転させる。すると、連結レバー77の連結ピン77aが連結孔51d内を先端部51a側の端部へ移動する。こうして、ロックピン51は、ロック状態となる。その後、保持レバー79を係合方向へスライドさせ、係合ピン79bを第1係合部76bに係合させる。これにより、操作ハンドル73の回転操作が不能となり、ロックピン51はロック状態で保持される。
こうして、ルーフ3の車体1への取り付けが完了する。
[ルーフの取り外し]
次に、ルーフ3の車体1からの取り外しについて説明する。
まず、ロックピン51をアンロック状態とする。詳しくは、保持レバー79を解除方向へスライドさせ、操作ハンドル73を下方を向く位置まで回転させる。これにより、ロックピン51は、アンロック状態となる。その後、保持レバー79を係合方向へスライドさせ、係合ピン79bを第3係合部76dに係合させる。これにより、操作ハンドル73の回転操作が不能となり、ロックピン51はアンロック状態で保持される。
アンロック状態においては、ロックピン51は、係合孔21から完全に抜け出て、係合孔21との係合が解除された状態となる。
続いて、フレーム4を上方へ持ち上げ、ガイドピン53を切欠部22から外す。
こうして、ルーフ3の車体1からの取り外しが完了する。
[効果]
したがって、前記車両ルーフ構造は、車体1に設けられた取付ブロック2と、該取付ブロック2に着脱可能なルーフ3とを備えている。前記ルーフ3は、カバークロス30と、前記カバークロス30に設けられ、前記取付ブロック2に着脱可能に取り付けられるフレーム4,4と、前記フレーム4に設けられ、前記取付ブロック2と係合するロックピン51,51と、前記ロックピン51を付勢する付勢バネ55とを有し、前記ロックピン51は、前記取付ブロック2に係合する第1位置まで進出し且つその状態で拘束されたロック状態と、前記取付ブロック2との係合が解除される第2位置まで後退したアンロック状態と、前記付勢バネ55の付勢力により前記第1位置まで進出し且つ前記第2位置の方へ後退可能なハーフロック状態とに切換可能に構成されている。
また、ルーフ3は、カバークロス30と、前記カバークロス30に設けられ、車体1に着脱可能に取り付けられるフレーム4,4と、前記フレーム4に設けられ、車体1に係合するロックピン51と、前記ロックピン51を付勢する付勢バネ55とを備え、前記ロックピン51は、所定の第1位置まで進出し且つその状態で拘束されたロック状態と、前記第1位置から所定の第2位置まで後退したアンロック状態と、前記付勢バネ55の付勢力により前記第1位置まで進出し且つ前記第2位置の方へ後退可能なハーフロック状態とに切換可能に構成されている。
前記の構成によれば、ロックピン51をハーフロック状態とすることによって、ルーフ3を車体1に取り付ける際の作業性を向上させることができる。詳しくは、ハーフロック状態においては、ロックピン51を第2位置の方へ押し込めば、ロックピン51を第2位置へ後退させることができる。一方、ロックピン51を押し込んでいた力を取り除けば、ロックピン51は、付勢バネ55の付勢力により自動的に第1位置へと進出した状態に戻る。そのため、ルーフ3を車体1に取り付ける際に、ロックピン51を第1位置から第2位置へ後退させた状態でフレーム4を所定の取付位置まで移動させることができる。このように、必要に応じて、ロックピン51を第2位置の方へ後退させることができるので、ルーフ3の取付作業をスムーズに行うことができる。また、ロックピン51を後退させていた力さえ取り除けば、ロックピン51を自動的に第1位置へ進出させることができる。これにより、フレーム4を所定の取付位置まで移動させた後にロックピン51を第1位置へ移動させる操作を不要にすることができるので、取付作業を簡略化することができる。
尚、ロックピン51が第1位置へ進出して車体側に係合した後は、ロックピン51をロック状態にすることによって、ロックピン51が車体側に係合した状態を維持することができる。つまり、ロック状態においてはロックピン51が第1位置へ進出した状態で拘束されるので、ルーフ3が車体1から外れてしまうことを防止することができる。
また、ルーフ3を車体1から取り外す際には、ロックピン51をアンロック状態とすることによって、ロックピン51が第2位置へ後退するので、ルーフ3を車体1から容易に取り外すことができる。
具体的には、前記ルーフ3において、前記ロックピン51は、前記フレーム4を車体1へ取り付けるときには前記ハーフロック状態とされ、前記フレーム4が車体1の所定の取付位置に配置された後に前記ロック状態とされ、前記フレーム4を車体1から取り外すときには前記アンロック状態とされるようにしてもよい。
前記の構成によれば、フレーム4を車体1へ取り付けるときにはロックピン51がハーフロック状態とされるので、ロックピン51は必要に応じて第2位置の方へ後退し、フレーム4の車体1への取り付けをスムーズに行うことができる。また、フレーム4の車体1への取り付けが完了するときには、ロックピン51が付勢バネ55の付勢力により自動的に第1位置の方へ進出し、車体1に係合するので、取付作業を簡略化することができる。そして、フレーム4の車体1への取り付けが完了した後は、ロックピン51をロック状態とすることによって、ロックピン51と車体1との係合状態を維持することができる。また、フレーム4を車体1から取り外すときには、ロックピン51をアンロック状態とすることにより、ロックピン51と車体1との係合を解除して、フレーム4を車体1からスムーズに取り外すことができる。
また、ルーフ3は、前記ロックピン51を拘束する拘束機構7をさらに有し、前記拘束機構7は、前記ロックピン51を前記第1位置に拘束する第1拘束状態と、前記ロックピン51を前記第2位置に拘束する第2拘束状態と、前記ロックピン51を拘束しない非拘束状態とに切換可能に構成されており、前記ロックピン51は、前記拘束機構7が前記第1拘束状態のときに前記ロック状態となり、前記拘束機構7が前記第2拘束状態のときに前記アンロック状態となり、前記拘束機構7が前記非拘束状態のときに前記ハーフロック状態となるようにしてもよい。
前記の構成によれば、前記ロックピン51は、前記拘束機構7と前記付勢バネ55との協働によって前記ロック状態、アンロック状態及びハーフロック状態とされる。つまり、ロック状態及びアンロック状態においては、ロックピン51は、それぞれ第1位置及び第2位置において拘束機構7により拘束された状態となっている。一方、ハーフロック状態においては、ロックピン51は、拘束機構7に拘束されていないので、付勢バネ55の付勢力により第1位置へ進出した状態となる。さらに、ロックピン51は、拘束機構7に拘束されていないので、外部から力が作用すれば、該付勢力に抗して第2位置の方へ後退することもできる。
また、前記取付ブロック2は、前記ロックピン51と係合する係合孔21と、前記ロックピン51を前記係合孔21へ案内するスロープ24とを有し、前記スロープ24は、前記ハーフロック状態の前記ロックピン51を前記第2位置の方へ後退させながら前記係合孔21へ案内するようにしてもよい。
前記の構成によれば、ロックピン51をハーフロック状態とし、その状態でフレーム4を取付ブロック2に取り付けることによって、ロックピン51を係合孔21にスムーズに係合させることができる。つまり、フレーム4を取付ブロック2に取り付ける際には、スロープ24が、ロックピン51を係合孔21まで案内する。このとき、ロックピン51は、スロープ24により第2位置の方へ後退させられる。こうして、ロックピン51を第2位置の方へ後退させた状態でフレーム4の取り付けを行うので、取付作業をスムーズに行うことができる。そして、スロープ24がロックピン51を案内するのは係合孔21までなので、ロックピン51が係合孔21に到達すると、スロープ24によるロックピン51の第2位置の方への押し込みが解除され、ロックピン51は付勢部材の付勢力により第1位置の方へ自動的に進出する。その結果、ロックピン51が係合孔21に係合する。こうして、フレーム4が取付ブロック2に取り付けられる。
さらに、前記カバークロス30は、可撓性を有するシートで形成され、前記フレーム4は、前記カバークロス30の車幅方向両側において前後方向に延びるように設けられており、前記ルーフ3は、前記フレーム4に設けられ、車体1に対する位置を決めるためのガイドピン53をさらに有し、前記取付ブロック2は、前記ガイドピン53と係合する切欠部22をさらに有し、前記ガイドピン53を前記切欠部22に係合させた状態で、前記カバークロス30に車幅方向外側の張力がかかるように前記フレーム4を前記前後方向に延びる回転軸周りに回転させることによって、前記ハーフロック状態の前記ロックピン51が前記スロープ24に案内されて前記係合孔21に係合するようにしてもよい。
前記の構成によれば、フレーム4の取付ブロック2への取り付け作業と共に、カバークロス30を車幅方向に張る作業を行うことができる。つまり、ガイドピン53を取付ブロック2の切欠部22に係合させた状態でフレーム4を前記回転軸周りに回転させることによって、ロックピン51が係合孔21に係合してフレーム4が取付ブロック2に取り付けられる。ここで、フレーム4を前記回転軸周りに回転させる方向が、カバークロス30に車幅方向外側の張力が作用する方向なので、フレーム4の取付ブロック2への取り付けと同時に、カバークロス30を車幅方向に張ることができる。換言すると、フレーム4の取付ブロック2への取り付けが完了するまでは、カバークロス30の撓みが許容されるので、カバークロス30がフレーム4の動きを制限してしまうことを防止することができる。つまり、フレーム4の取扱いが容易になる。
《その他の実施形態》
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、前記実施形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。また、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
実施形態について、以下のような構成としてもよい。
例えば、前記フレーム4は、ガイドピン53を有しているが、ガイドピン53を省略してもよい。その場合には、取付ブロック2から切欠部22及び係合溝23を省略することができる。
また、ロックピン51は、前後方向に進退しているが、ロックピン51の動きは、これに限られるものではない。ロックピン51の形状及び動作は、車体側のロックピン51と係合する部材の構造に応じて適宜変更することができる。例えば、ロックピン51は、湾曲したフック状の部材であって、所定の回転軸周りに回転しながら第1位置と第2位置との間を移動可能な構成であってもよい。
また、拘束機構7は、ロックピン51を第1位置に拘束し、ロックピン51を第2位置に拘束し、ロックピン51を非拘束状態にすることができる限りにおいては、任意の構成とすることができる。例えば、前記実施形態では、共通の操作ハンドル73によって、前側及び後側ロックピン51F,51Rの両方を操作するために、ハンドルレバー75及び連結レバー77,77が設けられている。しかし、前側及び後側ロックピン51F,51Rを別々に操作する場合には、そのような構成としなくてもよい。
また、前記実施形態では、ルーフ3の車体1への取付作業と同時に、カバークロス30を車幅方向に張る作業を行うために、フレーム4を前後方向に延びる軸周りに回転させながら車体1へ取り付けている。しかし、それらの作業を同時に行う必要がない(例えば、カバークロス30を車幅方向に張った状態でルーフ3を車体1へ取り付ける)場合には、フレーム4を回転させることなく車体1へ取り付けるようにしてもよい。
また、前記実施形態では、係合孔76及び保持レバー79を設けているが、これらを省略してもよい。また、係合孔76には、第1〜第3係合部76b〜76dが設けられているが、必要な係合部だけ設けて、他の係合部を省略してもよい。例えば、アンロック状態はルーフ3を取り外す際の状態なので、操作ハンドル73の操作を不能にする必要性が小さいため、第3係合部76dを省略してもよい。
さらに、前記実施形態では、ソフトトップルーフについて説明しているが、ルーフ3は、ハードトップルーフであってもよい。
以上説明したように、ここに開示された技術は、着脱式ルーフ及びそれを備えた車両ルーフ構造について有用である。
1 車体
2 取付ブロック(取付部)
21 係合孔(第1受け部)
22 切欠部(第2受け部)
24 スロープ(ガイド部)
3 着脱式ルーフ
30 カバークロス(ルーフ本体)
4 フレーム
51 ロックピン(係合部)
53 ガイドピン(位置決め部)
55 付勢バネ(付勢部材)
7 拘束機構

Claims (8)

  1. 車体に設けられた取付部と、該取付部に着脱可能な着脱式ルーフとを備えた車両ルーフ構造であって、
    前記着脱式ルーフは、ルーフ本体と、前記ルーフ本体に設けられ、前記取付部に着脱可能に取り付けられるフレームと、前記フレームに設けられ、前記取付部と係合する係合部と、前記係合部を付勢する付勢部材とを有し、
    前記係合部は、前記取付部に係合する第1位置まで進出し且つその状態で拘束されたロック状態と、前記取付部との係合が解除される第2位置まで後退したアンロック状態と、前記付勢部材の付勢力により前記第1位置まで進出し且つ前記第2位置の方へ後退可能なハーフロック状態とに切換可能に構成されている車両ルーフ構造。
  2. 請求項1に記載の車両ルーフ構造において、
    前記着脱式ルーフは、前記係合部を拘束する拘束機構をさらに有し、
    前記拘束機構は、前記係合部を前記第1位置に拘束する第1拘束状態と、前記係合部を前記第2位置に拘束する第2拘束状態と、前記係合部を拘束しない非拘束状態とに切換可能に構成されており、
    前記係合部は、前記拘束機構が前記第1拘束状態のときに前記ロック状態となり、前記拘束機構が前記第2拘束状態のときに前記アンロック状態となり、前記拘束機構が前記非拘束状態のときに前記ハーフロック状態となる車両ルーフ構造。
  3. 請求項1又は2に記載の車両ルーフ構造において、
    前記取付部は、前記係合部と係合する第1受け部と、前記係合部を前記第1受け部へ案内するガイド部とを有し、
    前記ガイド部は、前記ハーフロック状態の前記係合部を前記第2位置の方へ後退させながら前記第1受け部へ案内する車両ルーフ構造。
  4. 請求項3に記載の車両ルーフ構造において、
    前記ルーフ本体は、可撓性を有するシートで形成され、
    前記フレームは、前記ルーフ本体の車幅方向両側において前後方向に延びるように設けられており、
    前記着脱式ルーフは、前記フレームに設けられ、車体に対する位置を決めるための位置決め部をさらに有し、
    前記取付部は、前記位置決め部と係合する第2受け部をさらに有し、
    前記位置決め部を前記第2受け部に係合させた状態で、前記ルーフ本体に車幅方向外側の張力がかかるように前記フレームを前記前後方向に延びる回転軸周りに回転させることによって、前記ハーフロック状態の前記係合部が前記ガイド部に案内されて前記第1受け部に係合する車両ルーフ構造。
  5. 車体に着脱可能な着脱式ルーフであって、
    ルーフ本体と、
    前記ルーフ本体に設けられ、車体に着脱可能に取り付けられるフレームと、
    前記フレームに設けられ、車体に係合する係合部と、
    前記係合部を付勢する付勢部材とを備え、
    前記係合部は、所定の第1位置まで進出し且つその状態で拘束されたロック状態と、前記第1位置から所定の第2位置まで後退したアンロック状態と、前記付勢部材の付勢力により前記第1位置まで進出し且つ前記第2位置の方へ後退可能なハーフロック状態とに切換可能に構成されている着脱式ルーフ。
  6. 請求項1に記載の着脱式ルーフにおいて、
    前記係合部を拘束する拘束機構をさらに備え、
    前記拘束機構は、前記係合部を前記第1位置に拘束する第1拘束状態と、前記係合部を前記第2位置に拘束する第2拘束状態と、前記係合部を拘束しない非拘束状態とに切換可能に構成されており、
    前記係合部は、前記拘束機構が前記第1拘束状態のときに前記ロック状態となり、前記拘束機構が前記第2拘束状態のときに前記アンロック状態となり、前記拘束機構が前記非拘束状態のときに前記ハーフロック状態となる着脱式ルーフ。
  7. 請求項5又は6に記載の着脱式ルーフにおいて、
    前記係合部は、前記フレームを車体へ取り付けるときには前記ハーフロック状態とされ、前記フレームが車体の所定の取付位置に配置された後に前記ロック状態とされ、前記フレームを車体から取り外すときには前記アンロック状態とされる着脱式ルーフ。
  8. 請求項7に記載の着脱式ルーフにおいて、
    前記フレームに設けられ、車体に対する位置を決めるための位置決め部をさらに備え、
    前記ルーフ本体は、可撓性を有し、略四角形状のシートで形成され、
    前記フレームは、前記ルーフ本体の対向する一対の辺縁部に沿って設けられており、
    前記位置決め部を車体に係合させた状態で、前記ルーフ本体に車幅方向外側の張力がかかるように前記フレームを前記長手方向に延びる回転軸周りに回転させることによって、前記ハーフロック状態の前記係合部が車体に係合し、該フレームが車体に取り付けられる着脱式ルーフ。
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