JP2014122202A - 化粧料組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】塗布時の伸び、感触性に優れた化粧料組成物を提供すること。
【解決手段】超高分子量ポリオレフィン微粒子を含む化粧料組成物であって、上記超高分子量ポリオレフィン微粒子が、[A]135℃のデカリン中で測定した極限粘度[η]が5dl/g以上であり、[B]平均粒子径が20μm以下であり、[C]粒子径が0μmより大きく40μm以下の範囲にある粒子が90重量%以上である化粧料によって、上記課題が解決できる。
【選択図】なし

Description

本発明は、超高分子量ポリエチレン微粒子を含有する化粧料組成物に関する。
ファンデーション、白粉、ほほ紅、アイシャドー、アイブロウ等のメイキャップ化粧品や、ボディーパウダー、ベビーパウダー等のボディー化粧品等の化粧料には、一般に、顔料として粒子径が5μm以下の無機系微粒子と、塗布時の伸び、感触性、滑り性、均一性等を改良する目的で粒子径が0.2〜30μmの球状微粒子とが併用されている。
上記球状微粒子としては、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、メタクリル酸メチル樹脂、セルロース、12−ナイロン樹脂、6−ナイロン樹脂、スチレン/アクリル酸共重合体樹脂、ポリプロピレン樹脂、塩化ビニル樹脂、シリコーン、シリカ、酸化チタン等の球状微粒子が用いられている。
これらのうち、セルロースの球状微粒子等は親水性が高いため、油性基剤への均一分散が難しい。また、シリカ、酸化チタン等の無機系球状微粒子は、表面硬度が高いため滑り性が改善されているものの、粒子が硬く、皮膚に塗布した際の感触性に劣るという欠点がある。
一方、ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、メタクリル酸メチル樹脂、12−ナイロン樹脂、6−ナイロン樹脂、スチレン/アクリル酸共重合体樹脂、ポリプロピレン樹脂、塩化ビニル樹脂等の球状微粒子は、塗布時の伸びや感触性の改良に対し優れた効果を発揮する。しかしながら、球状微粒子の粒子径のばらつきが大きく、化粧料の塗布時の伸び、感触性が悪化すると言った問題がある。また、ポリスチレン樹脂、メタクリル酸メチル樹脂、スチレン/アクリル酸共重合体樹脂等は、樹脂中に残存するモノマーによる皮膚への刺激性等の安全性が憂慮される。
さらに、ポリエチレン樹脂に関しては、特定の体積平均粒子径および硬度を満たすものが塗布時の伸び、感触性に優れた化粧料を提供することができるとの報告がある(特許文献1)。しかしながら、特許文献1に記載されたポリエチレン樹脂は、化粧料組成物製造時の温度を高くするとポリエチレン樹脂粒子自体が融解もしくは変形し粒子形状が変形し、塗布時の伸び、感触性低下が生じるとの問題がある。
特開2002−370920号公報
本発明は、塗布時の伸び、感触性に優れた化粧料組成物を提供することを目的とする。さらに、化粧料組成物製造時の温度条件等にかかわらず、均質な品質を有する化粧料組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、粒径が小さく、粒度分布が狭い超高分子量ポリオレフィン微粒子を含む化粧料組成物が、塗布時の伸び、感触性に優れていることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、超高分子量ポリオレフィン微粒子を含む化粧料組成物であって、上記超高分子量ポリオレフィン微粒子は、[A]135℃のデカリン中で測定した極限粘度[η]が5dl/g以上であり、[B]平均粒子径が20μm以下であり、[C]粒子径が0μmより大きく40μm以下の範囲にある粒子が90重量%以上であることを特徴とする。
さらに、上記超高分子量ポリオレフィン微粒子は、[D]DSCで測定した融点(T)が125〜145℃の範囲にあるのが好ましい。
また、上記超高分子量ポリオレフィン微粒子は、前記要件を満たす超高分子量ポリオレフィン微粒子をさらに架橋してなる架橋超高分子量ポリオレフィン微粒子であることが好ましい。
また、上記超高分子量ポリオレフィン微粒子は、化粧料組成物全体に対して、2.5〜20重量%含有するのが好ましい。
本発明にかかる化粧料組成物の好ましい剤型としては、固形剤型またはクリーム剤型が挙げられる。
本発明によると、特定の極限粘度、特定の平均粒子径および特定の平均粒子径の粒子含有量を満たす超高分子量ポリオレフィン微粒子を化粧料に配合することにより、塗布時の伸び、感触性に優れた効果が発現される。
以下、本発明にかかる化粧料組成物の原料である超高分子量ポリオレフィン微粒子およびその他の成分、さらには、当該超高分子量ポリオレフィン微粒子を含む化粧料組成物について詳細に説明する。
<超高分子量ポリオレフィン微粒子>
本発明に用いられる超高分子量ポリオレフィン微粒子は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ−1−ブテン、ポリ−4−メチル−1−ペンテンなどのホモポリマー以外に、エチレンと少量の他のα−オレフィン、たとえば、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテンおよび4−メチル−1−ペンテンなどとの共重合体からなるものであってもよいが、好ましくはエチレン系重合体であり、特に好ましくはポリエチレンである。
なお、本発明に用いられる超高分子量ポリオレフィン微粒子は、ポリオレフィン鎖同士を架橋させた架橋超高分子量ポリオレフィン微粒子であってもよい。超高分子量ポリオレフィン微粒子を架橋することによって、分子鎖の切断と架橋が生じ、その結果、分子鎖が架橋点で結び合わされる。これより、高温においても分子鎖が勝手に流動することができなくなり、高温特性がさらに改善される。さらに応力を受けても形態を保つことができ、機械的特性を保持できるようになる。したがって、後述する化粧料組成物の製造時に高い温度となる場合には、架橋超高分子量ポリオレフィン微粒子を用いてもよい。
本発明にかかる化粧料組成物は、上記のような極性を有しないポリオレフィン樹脂を含んでなる。一方、これまで主に化粧料組成物に添加されてきたナイロン樹脂やメタクリル酸メチル樹脂などは、極性を有する樹脂であった。
超高分子量ポリオレフィン微粒子を含む化粧料組成物を肌等に塗った場合、超高分子量ポリオレフィン微粒子は化粧料組成物を構成する水系の基材と反発し、表面上(空気側)に遍在すると考えられる。このような特性により、化粧料組成物中の水分が超高分子量ポリオレフィン微粒子に妨げられて拡散が防止されるため、本発明にかかる化粧料組成物は保湿性が高くなると推測される。一方、既存のナイロン樹脂やメタクリル酸メチル樹脂などを含む化粧料組成物では、水系の基材中に極性を有するナイロン樹脂やメタクリル酸メチル樹脂が混在してしまうため、化粧料組成物表面上から放出される水分を保持するために機能することはなく、保湿性に劣ると考えられる。
さらに、本発明に用いられる超高分子量ポリオレフィン微粒子は、ナイロン樹脂やメタクリル酸メチル樹脂と対比して、圧縮強度が低い。そのため、超高分子量ポリオレフィン微粒子を含む化粧料組成物は、感触性、特に柔らかさの観点において優れている。
また一般的に、ポリオレフィンを微粒子状に成形するためには酸やアルカリなどによる処理を行う場合もあり、化粧品材料として好まれない場合も存在するが、本発明で用いられる超高分子量ポリオレフィン微粒子は、実質的に酸やアルカリなどを使用せず、オレフィン重合反応によって微粒子を形成するため本発明の用途である化粧品材料として好ましく用いることができる。
本発明に用いられる超高分子量ポリオレフィン微粒子は、下記[A]〜[C]の要件を満たすことを特徴としている。さらに好ましくは[D]の要件を満たす。以下、各要件について説明する。
〔[A]極限粘度[η]〕
本発明に用いられる超高分子量ポリオレフィン微粒子の135℃のデカリン中で測定した極限粘度[η]は、5dl/g以上、好ましくは5〜50dl/g、より好ましくは5〜30dl/gの範囲である。極限粘度が上記範囲内にあると、耐摩耗性、自己潤滑性および摺動性などに優れるので好ましい。
〔[B]平均粒子径〕
本発明に用いられる超高分子量ポリオレフィン微粒子の平均粒子径の上限は20μm以下、好ましくは15μm以下であり、下限は1μm以上、好ましくは5μmである。
平均粒子径が20μm以下である超高分子量ポリオレフィン微粒子を化粧料に含むと、当該化粧料を肌等に塗った際に均質かつ薄く広げることが可能となり、化粧料の使用感が向上するので好ましい。また、平均粒子径が1μmであると、化粧料組成物製造時のハンドリング性が向上するので好ましい。なお、平均粒子径の測定方法は実施例に詳説する。
〔[C]粒度分布〕
また、本発明に用いられる超高分子量ポリオレフィン微粒子の粒度分布は、粒子径が0μmより大きく40μm以下(すなわち、40μm以下)の範囲にある粒子が90重量%以上、好ましくは、92〜100重量%、より好ましくは92〜98重量%である。ここで、前記粒子径については、1〜40μmの範囲にあるものが、上記重量割合の範囲にあることがより好ましい。粒子径が0μmより大きく40μmの範囲にある粒子が90重量%以上だと、粒度分布が狭く、化粧料塗布時の感触性などに優れるので好ましい。
〔[D]融点(T)〕
さらに、本発明に用いられる超高分子量ポリオレフィン微粒子のDSCで測定した融点(T)は、好ましくは125〜145℃、より好ましくは130〜145℃、さらに好ましくは135〜145℃、さらにより好ましくは133〜145℃の範囲である。融点(T)が125℃以上だと、化粧料組成物製造時の撹拌槽内の温度等のプロセス要因の変化によらず、ポリオレフィン微粒子自体が均一な物性を保ち続けることが可能となることが想定されるからである。例えば、化粧料組成物の製造に用いる撹拌装置として、高剪断能力を有するヘンシェルミキサーなどを用いると、撹拌中に槽内の物質間の摩擦によって、100℃以上に発熱する場合がある。この際、化粧料に添加する粒子として、上記特許文献1で記載されているような、低密度ポリエチレン樹脂または直鎖状低密度ポリエチレン樹脂を用いると、当該樹脂の融点(T)は120℃程度であるため、槽内の発熱によって粒子自体が融解もしくは変形し粒子形状を保持することができないことになる。この結果として、化粧料組成物の塗布時の伸び、感触性などの使用感にも影響が生じてくるおそれがある。一方、本発明の超高分子量ポリオレフィン微粒子は、上述のとおり融点(T)が125〜145℃と非常に高いため、撹拌槽内の温度上昇によってもなお、粒子形状を保持することができ、得られる化粧料組成物は、塗布時の伸び、感触性などにおいて高い使用感を得られることが期待できる。
上記特徴に加え、本発明に用いられる超高分子量ポリオレフィン微粒子は、真球性であることがより好ましい。より詳細には、アスペクト比によって規定することができる。アスペクト比は数値が1に近いほど真円に近く、すなわち真球に近い。
アスペクト比は、粒子を投影した図形を長方形で囲んだ時の最小長方形(外接長方計)の長さと幅の比で表され、1に近づくほど粒子投影図形が真円に近いということになり、株式会社セイシン企業社製、粒度・形状分布測定器PITA−2を用い、画像解析処理することにより求めることができる。アスペクト比は、1.30以下であり、好ましくは1.20以下、より好ましくは1.15以下である。
<超高分子量ポリオレフィン微粒子の製造方法>
上記超高分子量ポリオレフィン微粒子は以下の方法によって製造することができる。
すなわち、チタン原子およびマグネシウム原子を含む化合物を必須成分とする固体状遷移金属触媒成分(A)と、有機アルミニウム化合物(B)とを含む触媒を用いてオレフィンを重合することで製造することができる。
固体状遷移金属触媒成分(A)や、有機アルミニウム化合物(B)については、超高分子量ポリオレフィン微粒子の製造に使用できるものであれば特に限定することなく使用することができるが、例えば、国際公開公報2009/011231号パンフレットに記載された製造方法を好ましく使用することができる。
本発明に用いられる超高分子量ポリオレフィン微粒子としては、例えば、ミペロン(登録商標)(三井化学株式会社製)等の商品名で一般に市販されているものを使用することができる。
また、架橋超高分子量ポリオレフィン微粒子は、上述した超高分子量ポリオレフィン微粒子を有機化酸化物により処理する方法、放射線を照射する方法、およびシラン処理よる方法がある。例えば、超高分子量ポリオレフィン微粒子に放射線を照射することによって、分子鎖の切断と架橋が生じ、その結果、分子鎖が架橋点で結び合わされる。放射線としては、α線、β線、γ線、電子線、イオンなどがあり、いずれも使用可能であるが、電子線あるいはγ線が適している。
放射線の照射線量は、使用する超高分子量ポリオレフィン微粒子を構成するモノマー種によっても異なるが、通常50〜700kGy、好ましくは100〜500kGyであることが望まれる。
照射線量が上記範囲内にある場合、ポリオレフィンの架橋反応が効率よく進行し、このようにして得られた架橋超高分子量ポリオレフィン微粒子を化粧料組成物に使用すると、高温下でも微粒子形状を維持することができ、塗布時の伸び、感触性が特に向上することが期待できるため好ましい。
一方、照射線量が700kGy以上であると、ポリマーの劣化が激しくなり、また、照射線量が50kGy以下であると、ポリマー鎖の架橋が進まない若しくは遅くなってしまうため、好ましくない。
<化粧料組成物>
本発明における化粧料組成物は、上述した超高分子量ポリオレフィン微粒子と、その他通常化粧料に用いられる成分からなる。
超高分子量ポリオレフィン微粒子の配合量は、特に限定されるものではないが、化粧料組成物全体量に対して2.5〜20重量%、好ましくは、2.5〜15重量%、より好ましくは5.0〜10.0重量%である。超高分子量ポリオレフィン微粒子の配合量が2.5重量%未満の場合、塗布時の伸び、感触性に優れた効果が発揮できないおそれがある。また、超高分子量ポリオレフィン微粒子の配合量が20重量%を超える場合、経済的でないため好ましくない。
本発明の化粧料組成物は、上記の超高分子量ポリオレフィン微粒子以外に、通常化粧料に用いられる成分として、粉体(顔料、色素、樹脂)、油剤、フッ素化合物、樹脂、界面活性剤、紫外線防御剤、抗酸化剤、粘剤、防腐剤、香料、保湿剤、生理活性成分、塩類、溶媒、キレート剤、中和剤、pH調整剤などを同時に配合することができる。
粉体としては、例えば、赤色104号、赤色201号、黄色4号、青色1号、黒色401号などの色素、黄色4号Alレーキ、黄色203号Baレーキなどのレーキ色素、ナイロンパウダー、シルクパウダー、ウレタンパウダー、テフロン(登録商標)パウダー、シリコーンパウダー、セルロースパウダー、シリコーンエラストマー、キチン、キトサン、アルギン酸カルシウムなどの高分子、黄酸化鉄、赤色酸化鉄、黒酸化鉄、酸化クロム、カーボンブラック、群青、紺青などの有色顔料、二酸化チタン、酸化セリウムなどの白色顔料、タルク、マイカ、セリサイト、カオリンなどの体質顔料、雲母チタンなどのパール顔料、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウムなどの金属塩、シリカ、アルミナなどの無機粉体、微粒子二酸化チタン、微粒子酸化亜鉛、粒子酸化鉄、アルミナ処理微粒子二酸化チタン、シリカ処理微粒子二酸化チタン、ベントナイト、スメクタイトなどが挙げられる。これらの粉体の形状、大きさに特に制限はない。
また、上記の粉体は、従来公知の各種表面処理、例えば、シリコーン処理、シラン処理、フッ素化合物処理、油剤処理、金属石鹸処理、ワックス処理、N−アシル化リジン処理、水溶性高分子化合物処理、樹脂処理、金属酸化物処理、プラズマ処理、メカノケミカル処理、粘剤処理などが行われていてもいなくても構わない。
油剤の例としては、セチルアルコール、イソステアリルアルコール、ラウリルアルコール、ヘキサデシルアルコール、オクチルドデカノールなどの高級アルコール、イソステアリン酸、ウンデシレン酸、オレイン酸などの脂肪酸、グリセリン、ソルビトール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコールなどの多価アルコール、ミリスチン酸ミリスチル、ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、ミリスチン酸イソプロピル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、モノステアリン酸グリセリン、フタル酸ジエチル、モノステアリン酸エチレングリコール、オキシステアリン酸オクチルなどのエステル類、流動パラフィン、ワセリン、スクワランなどの炭化水素、ラノリン、還元ラノリン、カルナバロウなどのロウ、ミンク油、カカオ脂、ヤシ油、パーム核油、ツバキ油、ゴマ油、ヒマシ油、オリーブ油などの油脂、エチレン・α−オレフィン・コオリゴマーなどが挙げられる。
また、別の形態の油剤の例としては、例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン、フルオロアルキル・ポリオキシアルキレン共変性オルガノポリシロキサン、アルキル変性オルガノポリシロキサン、末端変性オルガノポリシロキサン、フッ素変性オルガノポリシロキサン、アモジメチコーン、アミノ変性オルガノポリシロキサン、シリコーンゲル、アクリルシリコーン、トリメチルシロキシケイ酸、シリコーンRTVゴムなどのシリコーン化合物、パーフルオロポリエーテル、フッ化ピッチ、フルオロカーボン、フルオロアルコール、フッ素化シリコーンレジンなどのフッ素化合物が挙げられる。
界面活性剤としては、例えば、アニオン型界面活性剤、カチオン型界面活性剤、ノニオン型界面活性剤、ベタイン型界面活性剤を用いることができる。
溶媒としては、精製水、エタノール、軽質流動イソパラフィン、低級アルコール、エーテル類、LPG、フルオロカーボン、N−メチルピロリドン、フルオロアルコール、パーフルオロポリエーテル、代替フロン、揮発性シリコーンなどが挙げられる。
本発明の化粧料組成物としては、ファンデーション、フェイスパウダー、白粉、アイシャドー、アイライナー、チーク、口紅、ネイルカラーなどのメイクアップ化粧料、乳液、クリーム、下地クリーム、BBクリーム、UVクリーム、艶かくしクリーム、ローション、カラミンローション、サンスクリーン剤、化粧下地料、サンタン剤、アフターシェーブローション、プレシェーブローション、パック料、クレンジング料、洗顔料、アクネ対策化粧料などの基礎化粧料、ヘアカラー、ボディーパウダー、デオドラント、石鹸、ボディシャンプー、入浴剤、香水などが挙げられる。
本発明の化粧料組成物の剤型としては、固形剤型またはクリーム剤型であるものが好ましく用いられる。その他当該剤型に合致するものや、そうでないものも含め、二層状、油中水型エマルション、水中油型エマルション、ジェル状、スプレー、ムース状、油性、固形状、スティック状、ペースト状、パウダー状など従来公知の剤型を使用することができる。
以下に、製造例、実施例および比較例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明は、これら実施例に限定されるものではない。
本発明において、超高分子量ポリエチレン微粒子の極限粘度、平均粒子径、粒度分布ならび融点は以下の方法によって求めた。
(1)極限粘度[η]
デカリン溶媒を用いて、135℃で測定した値である。すなわち超高分子量ポリエチレン微粒子約20mgをデカリン15mlに溶解し、135℃のオイルバス中で比粘度ηspを測定した。このデカリン溶液にデカリン溶媒を5ml追加して希釈後、同様にして比粘度ηspを測定した。この希釈操作をさらに2回繰り返し、濃度(C)を0に外挿した時のηsp/Cの値を極限粘度として求めた(下式参照)。
[η]=lim(ηsp/C) (C→0)
(2)平均粒子径(SEM測定)
SEM観察用の試料台にカーボンペーストを塗布し、その上に超高分子量ポリエチレン微粒子を載せて乾燥させた後、蒸着装置(E−1030 日立製作所製)にてPt蒸着を行い、SEM(JEM−6300F 日本電子製)にて2,000倍像の写真を撮影した。次いで、写真に写った粒子64個の長径を、ノギスを用いて計測して、その算術平均値を平均粒子径とした。
(3)粒度分布
粒度分布測定装置(ベックマン社製、コールター マルチサイザーII)を用いて、デカン溶液中に分散させた試料、すなわち超高分子量ポリエチレン微粒子を、直径200μmのノズルから噴出させたときの粒子の沈降速度から粒径を算出し、重量分布として求めた。
(4)融点(T
セイコーインスツルメンツ社製DSC測定装置(DSC220C)を用い、測定用アルミパンに約5mgの試料をつめて、10℃/minで200℃まで昇温させた時の結晶溶融ピークのピーク頂点から融点(T)を算出した。
(5)微小10%圧縮強度
島津社製微小圧縮試験機測定装置(MCT)を用い、ダイヤモンド圧盤で粉体に負荷を与え、試験力と圧縮変位のより10%圧縮させたときの強度を測定した。
(6)動摩擦係数
粉体1gを試験台の上に乗せ、その上にSUS板を置き、200mm/minの速度でSUS板を滑らせ、動摩擦係数を測定した。
(7)耐摩耗性
粉体より成形シートを作成し、JISK7218「プラスチックの滑り磨耗試験A法」に準拠し、松原式摩擦磨耗試験機を使用して測定した。試験条件は、相手材:S45C、速度:50cm/秒、距離3km、荷重15kg、測定環境温度23℃とした。
[実施例1]
[超高分子量ポリエチレン微粒子の調整]
〔固体状遷移金属触媒成分(A)の調製〕
無水塩化マグネシウム4.76g、2−エチルヘキシルアルコール23.2mlおよびデカン25mlを120℃で2時間加熱して均一溶液とし、さらに安息香酸エチル0.9mlを添加した。この均一溶液を−20℃に冷却した後、四塩化チタン200ml中に1時間かけて攪拌滴下した。滴下終了後、この混合物を1時間半かけて90℃に昇温し、安息香酸エチル1.8mlを添加し、さらに90℃で2時間攪拌下に保持した後、固体成分を濾過によって採取した。次いで、この固体成分を四塩化チタン200mlに再び潤滑させ、90℃で2時間加熱した後、濾過により固体成分を採取した。遊離したチタン化合物が洗液中に検出されなくなるまで精製ヘキサンで充分洗浄し、固体状遷移金属触媒成分(A)を得た。
該固体状遷移金属触媒成分(A)は原子換算で、チタン3.5重量%、塩素62.0重量%、マグネシウム17.0重量%および安息香酸エチル14.3重量%を含んでいた。また、該固体状遷移金属触媒成分(A)は、平均粒子径が1.0μmで、粒度分布が幾何標準偏差1.2の顆粒状触媒であった。
〔本重合〕
内容積2Lのオートクレーブに、精製デカン1.0L、トリイソブチルアルミニウム1.0mmolおよび前記固体状遷移金属触媒成分(A)をチタン原子に換算して0.05mmol装入した。その後、60℃まで昇温してからエチレンの供給を始め、65℃で全圧2.5kg/cmGを維持するようにエチレンを6時間にわたり供給した。重合終了後、降温、脱圧し、重合体130gを得た。(固体状遷移金属触媒成分(A)1g当たりの重合体生成量1,896g。)
得られた重合体(超高分子量ポリエチレン微粒子)の極限粘度[η]は11.6dl/gであった。また重合体の平均粒子径は9.0μmで、粒度分布は粒子径が0μmより大きく40μm以下の範囲にある粉末が97.6重量%であった。また、DSCで測定した融点(T)は142℃であった。
[固形状ファンデーションの調製]
本重合で得られた超高分子量ポリエチレン微粒子15重量%、酸化チタン8重量%、セリサイト45.2重量%、タルク10重量%、雲母チタン2重量%、ベンガラ2重量%、黄酸化鉄3.5重量%、群青1重量%、ステアリン酸アルミニウム1重量%、ジメチルポリシロキサン5重量%、スクワラン7重量%、パラベン0.2重量%、香料0.1重量%からなる粉体を、ヘンシェルミキサーを用いて100℃で混合し、これに油分を加えて更に混合した。ヘンシェルミキサー混合時のヘンシェルミキサーの内温は、110℃となっていた。これを中皿に充填し、固形状ファンデーションを得た。
[固形状ファンデーションの評価]
得られた固形ファンデーションの使用感を、10名の評価パネラーがファンデーションをスポンジで顔面に塗布し、その時の感触性(しっとり感、柔らかさ)、使用時の保湿感、保持性、経時変化性について良いと感じがパネラーの人数を集計し、以下の基準で評価した。結果を表1に示す。
[評価基準]
◎;非常に良い(良いと感じた人数が10人)
○;良い(良いと感じた人数が8〜9人)
△;やや悪い(良いと感じた人数が6〜7人)
×;悪い(良いと感じた人数が5人以下)
[実施例2]
[架橋超高分子量ポリエチレン微粒子の調整]
実施例1で調整した超高分子量ポリエチレン微粒子に照射線量200kGyの電子線を照射することによって、架橋超高分子量ポリエチレン微粒子を得た。
[固形状ファンデーションの調製]
実施例1において、超高分子量ポリエチレン微粒子15重量%に変え、上記調整した架橋超高分子量ポリエチレン微粒子15重量%とした以外は実施例1と同様の各成分の配合割合にて、ヘンシェルミキサーを用いて120℃で混合した。ヘンシェルミキサー混合時のヘンシェルミキサーの内温は、130℃となっていが。これを中皿に充填し、固形状ファンデーションを得た。
[固形状ファンデーションの評価]
実施例1と同様の方法にて固形状ファンデーションの評価を行った。結果を表1に示す。
[比較例1]
[固形状ファンデーションの調製]
実施例1の固形状ファンデーションの調製において、超高分子量ポリエチレン微粒子15重量%に変えて、住友精化社製低密度ポリエチレン(LDPE)CL2080を15重量%用いた以外は実施例1と同様にして固形状ファンデーションを得た。
[固形状ファンデーションの評価]
実施例1と同様の方法にて固形状ファンデーションの評価を行った。結果を表1に示す。
[比較例2]
[固形状ファンデーションの調製]
実施例2の固形状ファンデーションの調製において、架橋超高分子量ポリエチレン微粒子15重量%に変えて、住友精化社製低密度ポリエチレン(LDPE)型番CL2080を15重量%用いた以外は実施例2と同様にして固形状ファンデーションを得た。
[固形状ファンデーションの評価]
実施例1と同様の方法にて固形状ファンデーションの評価を行った。結果を表1に示す。
[比較例3]
[固形状ファンデーションの調製]
実施例1の固形状ファンデーションの調製において、超高分子量ポリエチレン微粒子15重量%に変えて、ガンツ化成社製ナイロン6(GPA−550)を15重量%用いた以外は実施例1と同様にして固形状ファンデーションを得た。
[固形状ファンデーションの評価]
実施例1と同様の方法にて固形状ファンデーションの評価を行った。結果を表1に示す。
[比較例4]
[固形状ファンデーションの調製]
実施例1の固形状ファンデーションの調製において、超高分子量ポリエチレン微粒子15重量%に変えて、ガンツ化成社製の架橋されたポリメタクリル酸メチル(PMMA)(GPX0610)を15重量%用いた以外は実施例1と同様にして固形状ファンデーションを得た。
[固形状ファンデーションの評価]
実施例1と同様の方法にて固形状ファンデーションの評価を行った。結果を表1に示す。
[実施例3]
[クリームの調製]
上記実施例1の本重合で得られた超高分子量ポリエチレン微粒子12重量%、水85重量%、硫酸バリウム0.5重量%、酸化ポリエチレン1.5重量%、ジメチルポリシロキサン0.2重量%、エチレングリコール0.5重量%、界面活性剤0.2重量%、香料0.1重量%を、攪拌容器を用いて100℃で混合し、クリームを得た。攪拌容器混合時の攪拌容器内温は、115℃となっていた。
[クリームの評価]
得られたクリームの使用感を、10名の評価パネラーがクリームを顔面に塗布し、その時の感触性(なめらかさ、浸透性、なじみ、伸び)、使用時の保湿感について良いと感じがパネラーの人数を集計し、以下の基準で評価した。結果を表2に示す。
[評価基準]
◎;非常に良い(良いと感じた人数が10人)
○;良い(良いと感じた人数が8〜9人)
△;やや悪い(良いと感じた人数が6〜7人)
×;悪い(良いと感じた人数が5人以下)
[実施例4]
[クリームの調製]
実施例3において、超高分子量ポリエチレン微粒子12重量%に変え、上記実施例2で調整した架橋超高分子量ポリエチレン微粒子12重量%とした以外は実施例1と同様の各成分の配合割合にて、攪拌容器を用いて120℃で混合し、クリームを得た。攪拌容器内温は、125℃となっていた。
[クリームの評価]
実施例3と同様の方法にてクリームの評価を行った。結果を表2に示す。
[比較例5]
[クリームの調製]
実施例3のクリームの調製において、超高分子量ポリエチレン微粒子12重量%に変えて、住友精化社製低密度ポリエチレン(LDPE)CL2080を12重量%用いた以外は実施例3と同様にしてクリームを得た。
[クリームの評価]
実施例3と同様の方法にてクリームの評価を行った。結果を表2に示す。
[比較例6]
[クリームの調製]
実施例4のクリームの調製において、超高分子量ポリエチレン微粒子12重量%に変えて、住友精化社製のLDPE(CL2080)12重量%を用いた以外は実施例4と同様にしてクリームを得た。
[クリームの評価]
実施例3と同様の方法にてクリームの評価を行った。結果を表2に示す。
[比較例7]
[クリームの調製]
実施例3のクリームの調製において、超高分子量ポリエチレン微粒子12重量%に変えて、ガンツ化成社製のナイロン6(GPA550)を12重量%用いた以外は実施例3と同様にしてクリームを得た。
[クリームの評価]
実施例3と同様の方法にてクリームの評価を行った。結果を表2に示す。
[比較例8]
[クリームの調製]
実施例3のクリームの調製において、超高分子量ポリエチレン微粒子12重量%に変えて、ガンツ化成社製の架橋されたポリメタクリル酸メチル(PMMA)(GPX0610)を12重量%用いた以外は実施例3と同様にしてクリームを得た。
[クリームの評価]
実施例3と同様の方法にてクリームの評価を行った。結果を表2に示す。
本発明にかかる化粧料組成物は、特定の物性を有する超高分子量ポリオレフィン微粒子を含有することから、塗布時の伸び、感触性に優れている。このことから、既存の化粧料と比べて使用感が格段に向上しているので、産業上の利用可能性は極めて高いと考えられる。

Claims (5)

  1. 下記要件[A]〜[C]を満たす超高分子量ポリオレフィン微粒子を含む化粧料組成物。[A]135℃のデカリン中で測定した極限粘度[η]が5dl/g以上
    [B]平均粒子径が20μm以下
    [C]粒子径が0μmより大きく40μm以下の範囲にある粒子が90重量%以上
  2. 前記超高分子量ポリオレフィン微粒子がさらに下記要件[D]を満たす、請求項1に記載の化粧料組成物。
    [D]DSCで測定した融点(T)が125〜145℃
  3. 前記超高分子量ポリオレフィン微粒子が、前記要件を満たす超高分子量ポリオレフィン微粒子をさらに架橋してなる架橋超高分子量ポリオレフィン微粒子である、請求項1または2に記載の化粧料組成物。
  4. 前記超高分子量ポリオレフィン微粒子が、化粧料組成物全体に対して、2.5〜15重量%含有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の化粧料組成物。
  5. 前記化粧料組成物が、固形剤型またはクリーム剤型である請求項1〜4のいずれか1項に記載の化粧料組成物。
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