JP2014121980A - ドアトリム - Google Patents

ドアトリム Download PDF

Info

Publication number
JP2014121980A
JP2014121980A JP2012279689A JP2012279689A JP2014121980A JP 2014121980 A JP2014121980 A JP 2014121980A JP 2012279689 A JP2012279689 A JP 2012279689A JP 2012279689 A JP2012279689 A JP 2012279689A JP 2014121980 A JP2014121980 A JP 2014121980A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed
switch bezel
main board
fixing
ornament
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012279689A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5975428B2 (ja
Inventor
Toyokatsu Oshima
豊勝 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2012279689A priority Critical patent/JP5975428B2/ja
Priority to CN201320828895.9U priority patent/CN203623554U/zh
Publication of JP2014121980A publication Critical patent/JP2014121980A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5975428B2 publication Critical patent/JP5975428B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Abstract

【課題】自動車の衝突時に各部品の分離を防止することができるドアトリムを提供する。
【解決手段】スイッチベゼル3がメインボード2に取り付けられ、オーナメント4がスイッチベゼル3に取り付けられ、スイッチベゼル3の第1固定部11が、メインボード2の第1被固定部21に車幅方向に固定されるとともに、スイッチベゼル3の第2固定部12がメインボード2の第2被固定部22に上下方向に固定され、オーナメント4の第3固定部23がスイッチベゼル3の第3被固定部13に車幅方向に固定され、第1固定部11と第2固定部12はスイッチベゼル3に上下に並んで一体に設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、
ドア用電装品のスイッチの周りを覆うスイッチベゼルがメインボードに取り付けられ、
前記スイッチベゼルに隣接するオーナメントが前記メインボード又は前記スイッチベゼルに取り付けられているドアトリムに関する。
自動車の衝突時(特に側突時)に衝撃荷重でドアトリムの各部品が分離すると危険である。従って、衝突時のドアトリムの各部品の分離を防止する必要がある。しかしながら、近年、自動車の仕様が拡大し、ドアトリムを構成する部品の点数が増加している。そのために、ドアトリムのように厚さ(車幅方向の長さ)が薄い部品では、限られたスペース内でのドアトリムの各部品の整列配置と、衝突時の各部品の分離防止との両立が困難になっている。そして、ドアトリムのデザイン性を向上させようとすると、上記の両立がさらに困難になる。
前記ドアトリムには加飾部品としてのオーナメントが設けられ、このオーナメントは、通常、樹脂部品にめっきなどの加飾塗料を塗布して構成されている。これにより、オーナメントの表面の硬度が高くなる。一方、じん性は下がってオーナメントが脆くなる。その結果、衝突時の衝撃荷重を受けたオーナメントに亀裂が入り、亀裂が進展して折れや割れが生じ、オーナメント自体が複数のオーナメント部分に分離しやすくなる。
自動車の衝突時にドアトリムに加わる衝撃荷重を吸収する手段として、従来、特許文献1の技術が提案されていた。
この技術では、ドアトリムのアームレスト取り付け用の開口に屈曲プレートが配置され、自動車の側突時に屈曲プレートを、屈曲点を起点として屈曲させることで衝撃荷重を吸収する。
特開2010−126050号公報
上記従来の技術によれば、自動車の衝突時に屈曲プレートが屈曲点を中心として複数のプレート部分に分離してしまうことがあった。
本発明の目的は、自動車の衝突時に各部品の分離を防止することができるドアトリムを提供する点にある。
本発明の特徴は、
ドア用電装品のスイッチの周りを覆うスイッチベゼルがメインボードに取り付けられ、
前記スイッチベゼルに隣接するオーナメントが前記メインボード又は前記スイッチベゼルに取り付けられているドアトリムであって、
前記スイッチベゼルの第1固定部が、前記メインボードの第1被固定部に車幅方向に固定されるとともに、前記スイッチベゼルの第2固定部が前記メインボードの第2被固定部に上下方向に固定され、
前記オーナメントの第3固定部が、前記メインボード又はスイッチベゼルの第3被固定部に車幅方向に固定され、
前記第1固定部と第2固定部は前記スイッチベゼルに上下に並んで一体に設けられている点にある。(請求項1)
一般に、スイッチベゼルはアームレストとして使用され、上方を向くベゼル面(肘掛面)を備えている。このベゼル面に肘掛に耐えるだけの耐久性を備えさせるには、前記ベゼル面をメインボードに車両の上下方向に固定することが有効である。本発明の上記の構成によれば、スイッチベゼルの第2固定部がメインボードの第2被固定部に上下方向に固定されているから、前記ベゼル面に前記耐久性を備えさせることができる。これにより、スイッチベゼルがアームレストとして使用される場合、スイッチベゼルにアームレストとしての機能を十分発揮させることができる。
また、本発明の上記構成によれば、スイッチベゼルの第1固定部がメインボードの第1被固定部に車幅方向に固定され、オーナメントの第3固定部がメインボード又はスイッチベゼルの第3被固定部に車幅方向に固定されている。従って、自動車の側突時にドアトリムに加わる側方からの衝撃荷重に対して、ドアトリムが強い構造になる。その結果、衝撃荷重に対する耐久性を向上させることができ、オーナメントのように加飾によりじん性が低下した部品を備えたドアトリムに特に有効になる。これにより、自動車の衝突時のドアトリムの部品の分離を防止することができて、安全性を向上させることができる。つまり、スイッチベゼルにアームレストとしての機能を発揮させることと、自動車の衝突時に部品が分離することを防止することとを両立させることができる。
さらに、前記第1固定部と第2固定部は前記スイッチベゼルに上下に並んで一体に設けられているから、スイッチベゼルの固定部の構造自体の強度を向上させることができる。(請求項1)
本発明において、
前記スイッチベゼルの第1固定部と前記メインボードの第1被固定部から成る第1固定構造は、前記オーナメントの第3固定部と前記メインボード又はスイッチベゼルの第3被固定部とから成る第3固定構造に対して車幅方向に間隔を空けて位置していると、次の作用を奏することができる。(請求項2)
一般に、衝撃荷重を受けた場合には、一方の部品の固定部と他方の部品の被固定部から成る固定構造に荷重が集中する。そのために、固定構造が一か所にまとまっていると、固定構造が破壊する虞がある。
これに対して、本発明の上記構成によれば、車体側方からの衝撃荷重(側突荷重)に強い第1固定構造と第3固定構造を車幅方向に互いに離間させてある。従って、乗員近くに配置されているオーナメントに車体側方から衝撃荷重が到達するまでに、衝撃荷重を最初に第1固定構造で受け、次に第3固定構造で受けることができて、衝撃荷重を分散させることができる。これにより、第1固定構造と第3固定構造の耐久性を向上させることができる。(請求項2)
本発明において、
前記スイッチベゼルの第1固定部は第2固定部の上方に位置し、
前記第3被固定部は前記スイッチベゼルに前記第1固定部よりも車室内側に位置する状態に設けられ、
前記オーナメントの第3固定部は前記スイッチベゼルの第3被固定部に車室内側から固定され、
前記スイッチベゼルの第1固定部の上端部と前記スイッチベゼルの第3被固定部の上端部とが前記スイッチベゼルの第1連結部で連結され、
前記第1連結部に設けられた第4被固定部に他部品の第4固定部が固定されていると、次の作用を奏することができる。(請求項3)
第1固定構造と第3固定構造とを車幅方向に離間させたことにより、スイッチベゼルの第1固定部(第1固定構造の第1固定部)の上端部と、スイッチベゼルの第3被固定部(第3固定構造の第3被固定部)の上端部とを連結するスイッチベゼルの第1連結部に大きな衝撃荷重が加わる。本発明の上記構成によれば、第1連結部に設けられた第4被固定部に他部品の第4固定部が固定されているから、第1連結部を補強することができる。その結果、第1固定構造と第3固定構造とを車幅方向に離間させた構造でありながら、第1連結部の折れを防止することができる。(請求項3)
本発明において、
前記スイッチベゼルの第3被固定部の下方に第5固定部が設けられ、
前記第5固定部が前記メインボードの第5被固定部に固定され、
前記メインボードの第2被固定部と第5被固定部とは前記メインボードの第2連結部で連結されていると、次の作用を奏することができる。(請求項4)
前記第1固定部を含むスイッチベゼル部分と、スイッチベゼルの第1連結部と、前記第3被固定部を含むスイッチベゼル部分と、第1被固定部を含むメインボード部分と、第2被固定部を含むメインボード部分と、メインボードの第2連結部と、第5被固定部を含むメインボード部分とで閉じ断面が形成される。その結果、スイッチベゼルとメインボードとオーナメントの固定構造の補強効果を高めることができる。(請求項4)
本発明において、
前記第1固定構造は前記第3固定構造に対して車両前後方向に間隔を空けて位置していると、次の作用を奏することができる。(請求項5)
例えば、第1固定構造と第3固定構造が車両前後方向で同一位置に位置していると、車体側方からの衝撃荷重(側突荷重)が第1固定部から第3固定部に最短距離で伝わる。
これに対して、本発明の上記構成によれば、第1固定構造と第3固定構造を車両前後方向に互いに離間させてあるから、前記衝撃荷重が第1固定構造から第3固定構造に最短距離で伝達することを防止することができ、衝撃荷重を分散することができる。これにより、第1固定構造と第3固定構造の耐久性を、より向上させることができる。(請求項5)
本発明において、
前記スイッチベゼルはドア前後方向に長く形成され、
前記スイッチベゼルの第1固定部と第2固定部は前記スイッチベゼルの長手方向の端部に設けられていると、次の作用を奏することができる。(請求項6)
スイッチベゼルがメインボードから分離する場合、スイッチベゼルの長手方向の端部から分離し始めることが多い。本発明の上記構成によれば、前記スイッチベゼルの第1固定部と第2固定部は前記スイッチベゼルの長手方向の端部に設けられているから、スイッチベゼルの長手方向の端部がメインボードに強固に固定される。従って、自動車の衝突時にスイッチベゼルがメインボードから分離することを確実に防止することができる。(請求項6)
本発明において、
前記オーナメントはドア前後方向に長く形成され、
前記オーナメントの上下両端部は前記オーナメントの裏面側に折曲され、
前記スイッチベゼルとメインボードに、上下方向で対向する上側嵌合部と下側嵌合部がドア前後方向に沿って各別に設けられ、
前記オーナメントの上下両端部が前記上側嵌合部と下側嵌合部に内嵌していると、次の作用を奏することができる。(請求項7)
オーナメントが前記衝撃荷重を受けた時に、オーナメントの上下両端部がスイッチベゼルの上側嵌合部と、メインボードの下側嵌合部に受け止められて、オーナメントがメインボードとスイッチベゼルから分離することを防止することができる。(請求項7)
本発明によれば、
自動車の衝突時に各部品の分離を防止することができるドアトリムを提供することができた。
ドアトリムを車室内側から見た図 スイッチベゼルとオーナメントとアームレストの組み付け状態の斜視図 スイッチベゼルとオーナメントとアームレストとメインボードの組み付け構造の断面図 スイッチベゼルとオーナメントとアームレストの組み付け構造の斜視図 スイッチベゼルとオーナメントとアームレストの組み付け構造の作用を示す斜視図 スイッチベゼルとオーナメントとアームレストの組み付け構造の斜視図
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1に、自動車のフロントドアのドアパネルに取り付けられる樹脂製のドアトリム1を示してある。図1に示すように、ドアトリム本体を構成するメインボード2の上下方向中間部に、車室内側W1(図3参照)に張り出す張り出し部9が形成され、張り出し部9の下方に、上方に開口するポケット6が形成されている。
図3に示すように、メインボード2の後部において、張り出し部9の上端部と、張り出し部9よりも上方の張り出していないメインボード部分49との間は、車室外側W2になるにつれて上方に位置する階段状に形成されている。
そして、図1〜図3に示すように、前記張り出し部9の上端部に、ドア用電装品のスイッチ8の周りを覆うスイッチベゼル3と、スイッチベゼル3のドア後方側Rrのアームレスト5と、スイッチベゼル3の車室内側下方のオーナメント4とが取り付けられている。オーナメント4はスイッチベゼル3に隣接している。乗員の腕は主としてアームレスト5が支持するが、スイッチベゼル3も乗員の腕を支持するアームレストとして機能する。
図1,図2に示すように、スイッチベゼル3とオーナメント4はドア前後方向(車両前後方向)に長く形成され、アームレスト5はドア後方側Rrほど幅狭の平面視三角形状に形成されている。スイッチベゼル3の後端部3N(長手方向の端部に相当)とオーナメント4の後端部4N(長手方向の端部に相当)とは、アームレスト5の前端部5Mに突き合わされている。
図2に示すように、スイッチベゼル3の後端縁3N1とオーナメント4の後端縁4N1とアームレスト5の前端縁5M1とは、車室内側W1(図3参照)ほどドア後方側Rrに位置するように傾斜している。
前記スイッチベゼル3の後部には、ドアを開閉する際に乗員が把持するプルハンドル7が凹設されている。プルハンドル7は下方に凹んでいる。前記ドア用電装品のスイッチ8は、ドアロックや電動開閉式ウインドウを入り切り操作する際に用いられる。これらのスイッチ8はプルハンドル7のドア前方側Frに配置されている。
前記オーナメント4は加飾部品であり、樹脂部品に加飾塗料を塗布して構成されている。これにより、オーナメント4の表面の硬度が高くなり、オーナメント4のじん性が下がっている。メインボード2とは別体のオーナメント4を設けてあるので、色や表皮または塗装などの意匠面での仕様分けに対応できるようになる。そして、仕様の選択の幅が広がることにより、商品性を向上させることができる。図3に示すように、オーナメント4の上下両端部4J,4Kはオーナメント4の裏面4U側に折曲されている。
図2〜図4に示すように、スイッチベゼル3の後端部3Nに、メインボード2の第1被固定部21に固定される第1固定部11と、メインボード2の第2被固定部22に固定される第2固定部12とが上下に並んで一体に設けられている。前記第1固定部11は第2固定部12の上方に位置する。
図3,図4に示すように、スイッチベゼル3の第1固定部11は、車室外側W2に開口するスクリュー穴11Bを備えた連結ボス11Aを、スイッチベゼル3の車室外側W2の縦壁3Cに突設して構成されている。連結ボス11Aはスイッチベゼル3の車室外側W2の縦壁3Cから車室外側W2に突出する。
前記第2固定部12は、前記車室外側W2の縦壁3Cから下方に第2係合爪12Tを突出させて構成されている。第2係合爪12Tの爪部12T1は板状の爪基部12Kの中央部から車室外側W2に突出している。爪基部12Kの背面には、上下方向に沿う一対の補強リブ12Aが突設されている。爪部12T1の下端部以外の部分と爪基部12Kとの間には、爪部12T1の弾性変形を容易にするためのスリットがコの字状に形成されている。
メインボード2の第1被固定部21は、メインボード2の第1縦壁2Cに、車幅方向に貫通するスクリュー挿通孔21Hを形成して構成されている。また、メインボード2の第2被固定部22は、前記第1縦壁2Cの下端部から車室内側W1に延びる第1横壁2Dに、第2係合孔22Hを形成して構成されている。
前記第1横壁2Dの車室内側W1の端部から下方に第2縦壁2Eが延び、第2縦壁2Eの下端部から車室内側W1に第2横壁2Fが延びている。
そして、スクリューSがメインボード2の第1被固定部21のスクリュー挿通孔21Hに車室外側W2から挿通され、スイッチベゼル3の第1固定部11のスクリュー穴11Bに螺合することで、スイッチベゼル3の第1固定部11がメインボード2の第1被固定部21に車幅方向に固定されている。
さらに、スイッチベゼル3の前記第2係合爪12Tが、メインボード2の前記第2係合孔22Hに上方から挿入係合されて、スイッチベゼル3の第2固定部12がメインボード2の第2被固定部22に上下方向に固定されている。
また、オーナメント4の後端部4N(図2参照)に第3固定部23が設けられ、スイッチベゼル3の後端部3N(図2参照)の車室内側W1の縦壁3Aに第3被固定部13が設けられている。第3被固定部13は前記第1固定部11よりも車室内側W1に位置する。
第3固定部23は、車室外側W2に開口するスクリュー穴23Bを備えた連結ボス23Aを、台座4Dを介してオーナメント4の後端部4Nに突設して構成されている。前記台座4Dはオーナメント4の裏面に膨出形成され、連結ボス23Aは前記台座4Dから車室外側W2に突出する。第3被固定部13は前記車室内側W1の縦壁3Aに、車幅方向に貫通するスクリュー挿通孔13Hを形成して構成されている。
そして、スクリューSがスイッチベゼル3の第3被固定部13のスクリュー挿通孔13Hに車室外側W2から挿通され、オーナメント4の第3固定部23のスクリュー穴23Bに螺合することで、オーナメント4の第3固定部23が、スイッチベゼル3の第3被固定部13に車室内側W1から固定されている。このように、第3固定部23は第3被固定部13に車幅方向に固定されている。
図3に示すように、スイッチベゼル3の第1固定部11とメインボード2の第1被固定部21から成る第1固定構造10は、オーナメント4の第3固定部23とスイッチベゼル3の第3被固定部13から成る第3固定構造30に対して車幅方向に間隔を空けて車室外側W2に位置している。さらに、図4に示すように、前記第1固定構造10は第3固定構造30に対してドア前後方向(車両前後方向)に間隔を空けてドア前方側Fr(車両前方側)に位置している。
前記第1固定部11の車室外側W2の縦壁3Cの上端部と第3被固定部13の車室内側W1の縦壁3Aの上端部とは、スイッチベゼル3の板状の第1連結部3Bで連結されている。第1連結部3Bの板面は上下方向を向いている。そして、第1連結部3Bに第4被固定部14が設けられている。この第4被固定部14は、第1連結部3Bに、車幅方向に長い第4係合孔14Hを形成して構成されている。
また、アームレスト5(他部品に相当)の前端部5M(図2参照)に第4固定部24が設けられている。この第4固定部24は、アームレスト5の前端部から下方に第4係合爪24Tを突出させて構成されている。第4係合爪24Tの爪部24T1は板状の爪基部24Kの中央部から車両前後方向に突出している。爪部24T1の下端部以外の部分と爪基部24Kとの間には、爪部24T1の弾性変形を容易にするためのスリットがコの字状に形成されている。
そして、アームレスト5の第4係合爪24Tが、スイッチベゼル3の前記第4係合孔14Hに上方から挿入係合されて、アームレスト5の第4固定部24がスイッチベゼル3の第4被固定部14に上下方向に固定されている。
さらに、スイッチベゼル3の第3被固定部13の下方に第5固定部15が設けられ、メインボード2に第5被固定部25が設けられている。前記第5固定部15はスイッチベゼル3の車室内側W1の縦壁3Aから下方に第5係合爪15Tを突出させて構成されている。第5係合爪15Tの爪部15T1は板状の爪基部15Kの中央部から車室内側W1に突出している。爪基部15Kの背面には、上下方向に沿う一対の補強リブ15Aが突設されている。爪部15T1の下端部以外の部分と爪基部15Kとの間には、爪部15T1の弾性変形を容易にするためのスリットがコの字状に形成されている。
第5被固定部25は、メインボード2の第2横壁2Fの一段下がった車室内側W1の端部2F1に、上下方向に貫通する第5係合孔25Hを形成して構成されている。
そして、前記第5固定部15の第5係合爪15Tが、第5被固定部25の第5係合孔25Hに上方から挿入係合されて、第5固定部15が第5被固定部25に上下方向に固定されている。
図3に示すように、メインボード2の第2被固定部22と第5被固定部25とは、メインボード2の第2縦壁2Eと第2横壁2Fから成る第2連結部37で連結されている。
そして、スイッチベゼル3の第1固定部11を含む車室外側W2の縦壁3C、第1連結部3B、及び、第3被固定部13を含む車室内側W1の縦壁3Aと、メインボード2の第1被固定部21を含む第1縦壁2C、第2被固定部22を含む第1横壁2D、及び、第2連結部37とで閉じ断面が形成されている。
また、前記スイッチベゼル3の車室内側W1の縦壁3Aの上端部と、メインボード2の第2横壁2Fの一段下がった車室内側W1の端部2F1とに、上下方向で対向する上側嵌合部3Jと下側嵌合部38がドア前後方向に沿って各別に設けられている。
前記上側嵌合部3Jはスイッチベゼル3の車室内側W1の縦壁3Aの上端部から車室内側W1に張り出している。そして、スイッチベゼル3の車室内側W1の縦壁3Aと、この縦壁3Aの上端部から車室内側W1に張り出す上側嵌合部3Jと、前記オーナメント4とで閉じ断面が形成されている。
さらに、アームレスト5の車室内側W1の端部に設けられた連結ボス35Aと、メインボードの第3縦壁2AとがスクリューSを介して固定されている。連結ボス35Aにはスクリュー穴35Bが形成され、第3縦壁2Aにはスクリュー挿通孔33Hが形成されている。
前記スイッチベゼル3とオーナメント4の後端部以外の部分は前記メインボード2に係合等の手段により固定されている。
上記の構成により、
(1) 前記スイッチベゼル3はアームレストとしても使用され、上方を向くベゼル面(肘掛面)を備えている。このベゼル面に肘掛に耐えるだけの耐久性を備えさせるには、前記ベゼル面をメインボード2に車両の上下方向に固定することが有効である。本発明の上記の構成によれば、スイッチベゼル3の第2固定部12がメインボード2の第2被固定部22に上下方向に固定されているから、前記ベゼル面に前記耐久性を備えさせることができる。これにより、スイッチベゼル3にアームレストとしての機能を十分発揮させることができる。
また、本発明の上記構成によれば、スイッチベゼル3の第1固定部11がメインボード2の第1被固定部21に車幅方向に固定され、オーナメント4の第3固定部23がスイッチベゼル3の第3被固定部13に車幅方向に固定されている。従って、自動車の側突時にドアトリム1に加わる側方からの衝撃荷重に対して、ドアトリム1が強い構造になる。その結果、衝撃荷重(側突荷重)に対する耐久性を向上させることができ、オーナメント4のように加飾によりじん性が低下した部品を備えたドアトリム1に特に有効になる。これにより、自動車の衝突時のドアトリム1の部品の分離を防止することができて、安全性を向上させることができる。つまり、スイッチベゼル3にアームレストとしての機能を発揮させることと、自動車の衝突時に部品が分離することを防止することとを両立させることができる。
さらに、前記第1固定部11と第2固定部12は前記スイッチベゼル3に上下に並んで一体に設けられているから、スイッチベゼル3の固定部の構造自体の強度を向上させることができる。
(2) 一般に、衝撃荷重を受けた場合には、一方の部品の固定部と他方の部品の被固定部から成る固定構造に荷重が集中する。そのために、固定構造が一か所にまとまっていると、固定構造が破壊する虞がある。
これに対して、本発明の上記構成によれば、車体側方からの衝撃荷重(側突荷重)に強い第1固定構造10と第3固定構造30を車幅方向に互いに離間させてある。従って、乗員近くに配置されているオーナメント4に車体側方から衝撃荷重が到達するまでに、衝撃荷重を最初に第1固定構造10で受け、次に第3固定構造30で受けることができて、衝撃荷重を分散させることができる。これにより、第1固定構造10と第3固定構造30の耐久性を向上させることができる。
(3) 第1固定構造10と第3固定構造30とを車幅方向に離間させたことにより、スイッチベゼル3の第1固定部11(第1固定構造10の第1固定部11)の上端部と、スイッチベゼル3の第3被固定部13(第3固定構造30の第3被固定部13)の上端部とを連結するスイッチベゼル3の第1連結部3Bに大きな衝撃荷重が加わる。本発明の上記構成によれば、第1連結部3Bに設けられた第4被固定部14にアームレスト5の第4固定部24が固定されているから、第1連結部3Bを補強することができる。その結果、第1固定構造10と第3固定構造30とを車幅方向に離間させた構造でありながら、第1連結部3Bの折れを防止することができる。
(4) スイッチベゼル3の第1固定部11を含む車室外側W2の縦壁3C、第1連結部3B、及び、第3被固定部13を含む車室内側W1の縦壁3Aと、メインボード2の第1被固定部21を含む第1縦壁2C、第2被固定部22を含む第1横壁2D、及び第2連結部37とで閉じ断面が形成されている。従って、スイッチベゼル3とメインボード2とオーナメント4の固定構造の補強効果を高めることができる。
(5) 例えば、第1固定構造10と第3固定構造30が車両前後方向で同一位置に位置していると、図5の白抜き矢印Bに示すように、車体側方からの衝撃荷重(側突荷重)が第1固定部11から第3固定部23に最短距離で伝わる。
これに対して、本発明の上記構成によれば、第1固定構造10と第3固定構造30を車両前後方向に互いに離間させてあるから、衝撃荷重が第1固定構造10から第3固定構造30に最短距離で伝達することを防止することができ(白抜き矢印Aで示すように、車両前後方向に対して傾斜した方向に衝撃荷重が伝わる)、衝撃荷重を分散することができる。これにより、第1固定構造10と第3固定構造30の耐久性を、より向上させることができる。
(6) スイッチベゼル3がメインボード2から分離する場合、スイッチベゼル3の長手方向の端部から分離し始めることが多い。本発明の上記構成によれば、前記スイッチベゼル3の第1固定部11と第2固定部12は前記スイッチベゼル3の長手方向の端部(後端部)に設けられているから、スイッチベゼル3の長手方向の端部がメインボード2に強固に固定される。従って、自動車の衝突時にスイッチベゼル3がメインボード2から分離することを確実に防止することができる。
(7) オーナメント4が前記衝撃荷重を受けた時に、オーナメント4の上下両端部4J,4Kがスイッチベゼル3の上側嵌合部3Jと、メインボード2の下側嵌合部38に受け止められて、オーナメント4がメインボード2とスイッチベゼル3から分離することを防止することができる。
[別実施形態]
前記オーナメント4の後端部4Nがメインボード2に取り付けられていてもよい。
2 メインボード
3 スイッチベゼル
3B スイッチベゼルの第1連結部
3J 上側嵌合部
3N スイッチベゼルの長手方向の端部(スイッチベゼルの後端部)
4 オーナメント
4J,4K オーナメントの上下両端部
4U オーナメントの裏面
5 他部品(アームレスト)
8 スイッチ
10 第1固定構造
11 スイッチベゼルの第1固定部
12 スイッチベゼルの第2固定部
13 メインボード又はスイッチベゼルの第3被固定部
14 第4被固定部
15 第5固定部
21 メインボードの第1被固定部
22 メインボードの第2被固定部
23 オーナメントの第3固定部
24 他部品の第4固定部
25 メインボードの第5被固定部
30 第3固定構造
37 メインボードの第2連結部
38 下側嵌合部
W1 車室内側

Claims (7)

  1. ドア用電装品のスイッチの周りを覆うスイッチベゼルがメインボードに取り付けられ、
    前記スイッチベゼルに隣接するオーナメントが前記メインボード又は前記スイッチベゼルに取り付けられているドアトリムであって、
    前記スイッチベゼルの第1固定部が、前記メインボードの第1被固定部に車幅方向に固定されるとともに、前記スイッチベゼルの第2固定部が前記メインボードの第2被固定部に上下方向に固定され、
    前記オーナメントの第3固定部が、前記メインボード又はスイッチベゼルの第3被固定部に車幅方向に固定され、
    前記第1固定部と第2固定部は前記スイッチベゼルに上下に並んで一体に設けられているドアトリム。
  2. 前記スイッチベゼルの第1固定部と前記メインボードの第1被固定部から成る第1固定構造は、前記オーナメントの第3固定部と前記メインボード又はスイッチベゼルの第3被固定部とから成る第3固定構造に対して車幅方向に間隔を空けて位置している請求項1記載のドアトリム。
  3. 前記スイッチベゼルの第1固定部は第2固定部の上方に位置し、
    前記第3被固定部は前記スイッチベゼルに前記第1固定部よりも車室内側に位置する状態に設けられ、
    前記オーナメントの第3固定部は前記スイッチベゼルの第3被固定部に車室内側から固定され、
    前記スイッチベゼルの第1固定部の上端部と前記スイッチベゼルの第3被固定部の上端部とが前記スイッチベゼルの第1連結部で連結され、
    前記第1連結部に設けられた第4被固定部に他部品の第4固定部が固定されている請求項2に記載のドアトリム。
  4. 前記スイッチベゼルの第3被固定部の下方に第5固定部が設けられ、
    前記第5固定部が前記メインボードの第5被固定部に固定され、
    前記メインボードの第2被固定部と第5被固定部とは前記メインボードの第2連結部で連結されている請求項3に記載のドアトリム。
  5. 前記第1固定構造は前記第3固定構造に対して車両前後方向に間隔を空けて位置している請求項2〜4のいずれか一つに記載のドアトリム。
  6. 前記スイッチベゼルはドア前後方向に長く形成され、
    前記スイッチベゼルの第1固定部と第2固定部は前記スイッチベゼルの長手方向の端部に設けられている請求項1〜5のいずれか一つに記載のドアトリム。
  7. 前記オーナメントはドア前後方向に長く形成され、
    前記オーナメントの上下両端部は前記オーナメントの裏面側に折曲され、
    前記スイッチベゼルとメインボードに、上下方向で対向する上側嵌合部と下側嵌合部がドア前後方向に沿って各別に設けられ、
    前記オーナメントの上下両端部が前記上側嵌合部と下側嵌合部に内嵌している請求項1〜6のいずれか一つに記載のドアトリム。
JP2012279689A 2012-12-21 2012-12-21 ドアトリム Active JP5975428B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012279689A JP5975428B2 (ja) 2012-12-21 2012-12-21 ドアトリム
CN201320828895.9U CN203623554U (zh) 2012-12-21 2013-12-16 车门内饰

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012279689A JP5975428B2 (ja) 2012-12-21 2012-12-21 ドアトリム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014121980A true JP2014121980A (ja) 2014-07-03
JP5975428B2 JP5975428B2 (ja) 2016-08-23

Family

ID=50810060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012279689A Active JP5975428B2 (ja) 2012-12-21 2012-12-21 ドアトリム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5975428B2 (ja)
CN (1) CN203623554U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016037152A (ja) * 2014-08-07 2016-03-22 テイ・エス テック株式会社 車両用ドア
JP2021104766A (ja) * 2019-12-26 2021-07-26 ダイハツ工業株式会社 車両構造
US11364859B2 (en) 2019-12-20 2022-06-21 Ford Global Technologies, Llc Vehicle door assembly

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7441421B2 (ja) * 2020-03-25 2024-03-01 いすゞ自動車株式会社 車両のアームレスト取付構造

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09142227A (ja) * 1995-11-21 1997-06-03 Nissan Motor Co Ltd 自動車用ドアトリム
JPH1111149A (ja) * 1997-06-20 1999-01-19 Kasai Kogyo Co Ltd フィニッシャ取付構造
JP2002172965A (ja) * 2000-12-05 2002-06-18 Kasai Kogyo Co Ltd 車両用アームレスト
JP2003063318A (ja) * 2001-08-29 2003-03-05 Kanto Auto Works Ltd スイッチベース取付構造
JP2005007908A (ja) * 2003-06-16 2005-01-13 Shigeru Co Ltd 自動車用ドアトリム
JP2008006906A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用内装部品
JP2008230552A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Kasai Kogyo Co Ltd 車両用内装部品
JP2008284958A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用ドアトリム
JP2010126050A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用内装部品
JP2012081785A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Suzuki Motor Corp 内装トリム

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09142227A (ja) * 1995-11-21 1997-06-03 Nissan Motor Co Ltd 自動車用ドアトリム
JPH1111149A (ja) * 1997-06-20 1999-01-19 Kasai Kogyo Co Ltd フィニッシャ取付構造
JP2002172965A (ja) * 2000-12-05 2002-06-18 Kasai Kogyo Co Ltd 車両用アームレスト
JP2003063318A (ja) * 2001-08-29 2003-03-05 Kanto Auto Works Ltd スイッチベース取付構造
JP2005007908A (ja) * 2003-06-16 2005-01-13 Shigeru Co Ltd 自動車用ドアトリム
JP2008006906A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用内装部品
JP2008230552A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Kasai Kogyo Co Ltd 車両用内装部品
JP2008284958A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用ドアトリム
JP2010126050A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用内装部品
JP2012081785A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Suzuki Motor Corp 内装トリム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016037152A (ja) * 2014-08-07 2016-03-22 テイ・エス テック株式会社 車両用ドア
US11364859B2 (en) 2019-12-20 2022-06-21 Ford Global Technologies, Llc Vehicle door assembly
JP2021104766A (ja) * 2019-12-26 2021-07-26 ダイハツ工業株式会社 車両構造
JP7402677B2 (ja) 2019-12-26 2023-12-21 ダイハツ工業株式会社 車両構造

Also Published As

Publication number Publication date
CN203623554U (zh) 2014-06-04
JP5975428B2 (ja) 2016-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5975428B2 (ja) ドアトリム
JP6066301B2 (ja) 車両のドア構造
JP2001310699A (ja) ピラートリムの取付構造
EP2740633B1 (en) Door trim
JP5001907B2 (ja) 車両のロック部構造
US8011709B2 (en) Trim panel attachment assembly with anti-rotation flange
CN106193957B (zh) 车门结构
US8720118B2 (en) Vehicle door trim panel
JP2009062018A (ja) 車両用ドアのドアライニング
JP4718232B2 (ja) バックドア構造
JP6649608B2 (ja) テールゲートドア用スイッチの取付構造
JP5949293B2 (ja) 車両用内装材
JP6439228B2 (ja) 車両用ドアのドアトリム
JP5235126B2 (ja) 自動車用内装部品
CN109747562B (zh) 用于安装内饰部件的安装结构
JP7409261B2 (ja) 車両用アームレスト構造
JP2002114110A (ja) ピラートリムの取付構造
JP5327623B2 (ja) 車両用ドア構造
JP7402677B2 (ja) 車両構造
JP6256759B2 (ja) メータークラスターの取り付け構造
JP6148195B2 (ja) 車両用ドアトリム
JP7439028B2 (ja) ドアトリムモジュールとその製造方法
JP5459187B2 (ja) 自動車用後パネル部材
JP6897541B2 (ja) フードロックケーブル配索構造を有する車両前部構造
JP2018070019A (ja) エアバッグ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151015

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160627

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5975428

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160710