JP2014119500A - レンズ鏡筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】手ぶれ補正手段の着脱を容易にしたレンズ鏡筒を提供する。
【解決手段】レンズ鏡筒の第3レンズ群300に設けられる手ぶれ補正機構は、ISコイル304、ISコイル304を保持する3群ベース303、光軸方向においてISコイル304と対向するように配置されるISマグネット305、ISマグネット305を保持する第3レンズ枠302、ISマグネット315の磁界の変化を検出するホール素子319、ホール素子319を保持するISホルダ308、ISコイル304の端子部304aと、アクチュエータ314,316の各端子部314a,314が設けられる3群FPC309を有する。3群FPC309において、端子部304a,314a,316aが設けられる部分とホール素子319の端子が設けられる部分との間にヘミング曲げ部309bを設け、ISホルダ308を3群ベース303に対して開閉可能とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、手ぶれ補正機能を有するレンズ鏡筒及び撮像装置に関する。
近年、レンズ鏡筒を備えるデジタルカメラ等の撮像装置においては、機能を向上させつつ、コストを低減するための技術が要望されている。また、単に部品コストを低減するだけではなく、レンズ鏡筒の組立工数の削減などによる全体的なコストの低減を実現するための技術開発が急務となっている。
一方、撮像装置の小型化が進み、撮像装置に防振機能を搭載することが当たり前となった昨今では、防振ユニットは小型化されると共に複雑化している。そのため、防振ユニットの構成部品の組み立てや構成部品の取り外しの作業性の難易度が高くなっている。
そこで、防振ユニットに関して、防振用の駆動部材とシャッタ開閉用の駆動部材を同じ地板に配置することで、小さいスペースに複数の駆動部材を両立して配置することを可能とした技術が開示されている。例えば、手ぶれ補正機構を構成するコイルの端子部と光量調整機構を構成するアクチュエータの端子部とを、レンズ鏡筒の光軸と直交する平面の略半分の領域に集中して配置する構成が提案されている(特許文献1参照)。
特開2010−164883号公報
しかしながら、上記従来技術では、手ぶれ補正機構において振動を検知するための振動検知センサと手ぶれ補正機構のコイル及び光量調整機構の端子部とが、光軸方向で対向する向きに配置されてしまう。そのため、これらの端子部及び振動検知センサと撮像装置の制御部とを接続するためのフレキシブルプリント基板が両面配線構造となってしまい、コストが高くなる。
本発明は、安価に、且つ、簡単な構成で、手ぶれ補正手段の着脱を容易にしたレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
本発明に係るレンズ鏡筒は、手ぶれ補正手段を備えるレンズ鏡筒であって、前記手ぶれ補正手段は、コイルと、前記コイルを保持する第1の保持部材と、前記レンズ鏡筒の光軸方向において前記コイルと対向するように配置されるマグネットと、前記マグネットを保持し、前記第1の保持部材に対して相対的に前記光軸方向において移動可能な第2の保持部材と、前記光軸方向において前記マグネットと対向するように配置されて前記マグネットの磁界の変化を検出する磁界検出素子と、前記磁界検出素子を保持する第3の保持部材と、前記第3の保持部材が取り付けられ、前記第1の保持部材に固定される部分に前記コイルの端子部、絞りまたはシャッタを駆動する少なくとも1つの駆動部材の端子部が設けられ、前記第3の保持部材が取り付けられる部分に前記磁界検出素子の端子部が設けられたフレキシブルプリント基板とを有し、前記フレキシブルプリント基板は、前記第1の保持部材に固定されると共に前記第3の保持部材が取り付けられた状態で、前記第3の保持部材を前記第1の保持部材に対して開閉可能にするヘミング曲げ部を有することを特徴とする。
本発明によれば、安価に、且つ、簡単な構成で、手ぶれ補正手段の着脱を容易に行うことが可能になる。
本実施形態に係るデジタルカメラが備えるレンズ鏡筒の分解斜視図である。 図1のレンズ鏡筒を含む撮像部の、レンズ鏡筒が繰り出し位置にあるときの状態(撮影状態)を示す垂直断面図である。 図1のレンズ鏡筒を含む撮像部の、レンズ鏡筒が繰り込み位置にあるときの状態(沈胴状態)を示す垂直断面図である。 図1のレンズ鏡筒が有する第3レンズ群の構造を、第3レンズ群が備える3群FPCを展開して示す平面図である。 図1のレンズ鏡筒が有する第3レンズ群の手ぶれ補正機構側(IS側)の分解斜視図である。 図1のレンズ鏡筒が有する第3レンズ群のシャッタ・絞り機構側の分解斜視図である。 図1のレンズ鏡筒が有する第3レンズ群の構造を、第3レンズ群が備える3群FPCを展開して示す斜視図である。 図1のレンズ鏡筒が有する第3レンズ群の組立工程を示す第1の斜視図である。 図1のレンズ鏡筒が有する第3レンズ群の組立工程を示す第2の斜視図である。 図1のレンズ鏡筒が有する第3レンズ群の組立工程を示す第3の斜視図である。 図10の組立工程の終了後の状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。ここでは、本発明を所謂、コンパクトタイプのデジタルカメラに適用して説明することとする。
図1は、本実施形態に係るデジタルカメラが備えるレンズ鏡筒の分解斜視図である。また、図2は、図1のレンズ鏡筒を含む撮像部の垂直断面図であり、レンズ光軸を含み、レンズ鏡筒が繰り出し位置にあるときの状態(撮影状態)を示している。更に、図3は、図1のレンズ鏡筒を含む撮像部の垂直断面図であり、レンズ光軸を含み、レンズ鏡筒が繰り込み位置にあるときの状態(沈胴状態)を示している。
レンズ鏡筒は、第1レンズ群100、第2レンズ群200、第3レンズ群300及び第4レンズ群400と、第1レンズ群100を保護するバリア群150とを備える。
第1レンズ群100は、第1レンズ101と、第1レンズ101を保持する円筒状の第1レンズ枠102とを有する。第1レンズ枠102の内周面には、径方向内側に突出すると共に内周方向において等角度の間隔でカムピン102aが配置されており、また、第1レンズ群100を回転規制するキー溝(無符号)が設けられている。第1レンズ枠102の外周面には、バリア群150を回転規制するキー溝(無符号)が円周方向に等間隔で設けられている。なお、本実施形態では、図2及び図3に示すように、カムピン102aを第1レンズ枠102に嵌合させているが、カムピン102aは第1レンズ枠102において一体成形されていてもよい。
バリア群150は、バリア筒151、バリアドライブリング152、バリア開きばね153、バリア主羽根154、バリア副羽根155、キャップテープ156及びキャップ157を有する。キャップ157は、キャップテープ156によりバリア筒151の被写体側へ取り付けられる。バリア筒151の内周面には、径方向内側に突出するように内周方向において等間隔でカムピン151aが設けられており、また、バリア群150を回転規制する直進キー(無符号)が設けられている。
第2レンズ群200は、第2レンズ201と、第2レンズ201を保持する円筒状の第2レンズ枠202を有する。第2レンズ枠202の外周面には、径方向外側に突出するとし、周方向において等間隔でカムピン202aが設けられており、また、第2レンズ群200を回転規制する直進キー(無符号)が設けられている。
第3レンズ群300の構成については、後に、図4乃至図11を参照して詳細に説明するため、ここでは、図1乃至図3に符号を付した部材についてのみ説明する。第3レンズ群300は、3群ベース303(第1の保持部材)、3群ベース303の結像面側に配置された光量調整部材であるシャッタ羽根310、セパレートシート311、NDフィルタ312及びシャッタカバー313を有する。また、第3レンズ群300は、3群ベース303の被写体側に配置されたISコイル304、ISボール305、ISばね306、第3レンズ301、第3レンズ枠302(第2の保持部材)、キャップ307及びISホルダ308(第3の保持部材)を備える。更に、第3レンズ群300は、3群FPC(フレキシブルプリント基板)309と、ISマグネット315の磁界の変化を検知する磁界検出素子であるホール素子319を備える。
なお、本説明において「IS」とは、レンズ鏡筒内で手ぶれ補正を行う手ぶれ補正機構の略称であり、例えば、ISコイル304は、手ぶれ補正機構用コイル(手ぶれ補正機構を構成するコイル)を指し、他の部品についても同様とする。
第1レンズ枠102の内側には、カム筒601の回転に対して直進プレート604に回転規制されつつ、第1レンズ群100、第2レンズ群200及び第3レンズ群300の回転を規制して光軸方向へ直進案内する直進筒602が配置される。
直進筒602の外周面には、直進プレート604に設けられた直進キー(無符号)と嵌合して回転を規制するキー溝(無符号)が設けられており、また、被写体側には第1レンズ枠102のキー溝(無符号)と嵌合する直進キー(無符号)が設けられている。直進筒602の内周面には、第2レンズ枠202の直進キー(無符号)を回転規制するための貫通したキー溝(無符号)、3群ベース303の直進キー(無符号)を回転規制するための貫通したキー溝(無符号)を等角度間隔で備えている。
直進筒602の結像面側には、有害光を遮断する遮光板603が取り付けられる。直進筒602の外周面はカム筒601の内周面と嵌合し、直進筒602はカム筒601とバヨネット結合することにより、カム筒601に対して相対的に回転可能に保持される。
直進プレート604は、直進筒602の光軸方向に延びたキー溝(無符号)と嵌合する直進キー(無符号)と、カバー筒503のキー溝(無符号)嵌合する直進キー(無符号)とを有する。直進プレート604の円弧上の外周部には、カムカバー501とバヨネット結合してカムカバー501に対して相対的に回転可能に保持されると共に、固定筒701の内周面に設けられたキー溝(無符号)と嵌合して直進規制される直進キー(無符号)が等間隔で設けられている。
カム筒601の外周には、直進プレート604に回転規制され、カムカバー501により光軸方向に進退するカバー筒503が配置される。カバー筒503の内周面には、直進プレート604の直進キー(無符号)と嵌合するキー溝(無符号)が設けられている。
カバー筒503の外周面には、周方向に等間隔で径方向外側に突出するように配置され、カムカバー501の内面に設けられたカム溝501bに挿入されるカムピン503aが設けられている。カバー筒503の被写体側には、カバー筒503の補強と装飾を兼ねるカムカバーリング504が取り付けられる。
カムカバー501の外周面には、周方向に等間隔で径方向外側に突出するように配置され、固定筒701の内周面に設けられたカム溝701bに挿入されるカムピン501aと、ギア715と連結するギア部(無符号)が設けられている。カムカバー501の内周面には、カバー筒503のカムピン503aが挿入されるカム溝501bが等間隔に設けられており、また、カム筒601の回転キー(無符号)と嵌合するキー溝(無符号)が設けられている。カムカバー501の被写体側には、カムカバー501の補強と装飾を兼ねるカム筒リング502が取り付けられる。
カム筒601の内周面には、第2レンズ枠202のカムピン202aが挿入されるカム溝601cと、3群ベース303のフォロアピン303aが挿入されるカム溝601dとがそれぞれ、周方向に等間隔で設けられている。カム筒601の外周面には、第1レンズ枠102のカムピン102aが挿入されるカム溝601aと、バリア筒151のカムピン151aが挿入されるカム溝601bとがそれぞれ、周方向に等間隔で設けられている。また、カム筒601の外周面には、カムカバー501のキー溝(無符号)と嵌合する回転キー(無符号)が設けられている。
カム筒601は、カバー筒503とバヨネット結合しており、直進筒602、直進プレート604及びカバー筒503の作用により、カバー筒503と回転可能に保持されると共にカムカバー501の作用により光軸方向で進退する。カムカバー501の外周には、固定筒701が配置される。固定筒701の内周面には、直進プレート604の直進キー(無符号)と嵌合して回転規制するキー溝(無符号)が設けられ、また、カムカバー501のカムピン501aが挿入されるカム溝701bが等間隔で設けられている。また、固定筒701の被写体側には、レンズ鏡筒内への異物侵入を防止する防砂シート704が配置される。
レンズ鏡筒は、第4レンズ群400の駆動源410、第4レンズ群400のメインガイド404、レンズ鏡筒の駆動源703、駆動源703の動力をカムカバー501へ伝えるギア711,712,713,714,715を保持するセンサホルダ700を有する。ギア711〜714は、ギアカバー702によってセンサホルダ700に保持される。ギア715は、固定筒701とセンサホルダ700とにより保持される。
第4レンズ群400は、第4レンズ401と第4レンズ枠402とを有する。駆動源410には、スクリュー411と、スクリュー411と螺合して駆動源410の回転により光軸方向へ進退するナット412とが取り付けられている。第4レンズ群400は、メインガイド404とセンサホルダ700に設けられたサブガイド(無符号)とにより回転規制された状態で、第4レンズ枠402とナット412とを当接させるスプリング403の効果によりナット412と共に光軸方向で移動可能となっている。
センサホルダ700には、撮像素子800が取り付けられる。撮像素子800は、センサラバー810の弾性を利用して保護ガラス820をセンサホルダ700に押し付けるようにして、ネジ830によりセンサホルダ700に固定される。センサホルダ700と固定筒701とはネジ840により固定され、これによりレンズ鏡筒はユニット化されている。
レンズ鏡筒が図3の沈胴状態から図2の撮影状態に移行するときには、先ず、駆動源703の動力によりギア711〜715が回転し、カムカバー501が回転駆動する。カムカバー501は固定筒701の内側と嵌合しており、その内側に設けられたカム溝701bの作用により、光軸方向の被写体側へ回転しながら繰り出される。カムカバー501が回転すると、カム筒601が、カムカバー501、直進プレート604、直進筒602及びカバー筒503の作用により、光軸方向の被写体側へ回転しながら繰り出される。
直進筒602は、バヨネット結合によりカム筒601に相対的に回転可能な状態で保持されると共に直進プレート604により回転規制されているため、カム筒601が回転すると光軸方向の被写体側へ直進移動しながら繰り出される。カム筒601にカム結合している第1レンズ群100、バリア群150、第2レンズ群200及び第3レンズ群300は、カム筒601と直進筒602の作用により、光軸方向の被写体側へ直進移動して繰り出される。
第4レンズ群400は、駆動源410に設けられたスクリュー411とナット412との作用により光軸方向へ移動可能な状態で保持されると共に、メインガイド404とサブガイド(無符号)とによって回転規制されている。そのため、第4レンズ群400は、カム筒601の移動とは関係なく、独立して光軸方向の被写体側へ直進移動しながら繰り出される。
以上の通りに、カムカバー501が回転することにより各レンズ群が沈胴位置から被写体側に向けて繰り出すことにより、レンズ鏡筒は沈胴状態から撮影状態へ移行する。なお、レンズ鏡筒は、固定筒701、カムカバー501及びカム筒601の作用により、適宜、これらの相互間の距離が調整されてズーミングが行われる。
次に、図4乃至図11を参照して、第3レンズ群300に設けられた手ぶれ補正機構(IS)について詳細に説明する。
先ず、第3レンズ群300の構成について説明する。第3レンズ群300は、手ぶれ補正機構とシャッタ・絞り機構とを備えており、図4は、第3レンズ群300の構造を、第3レンズ群300が備える3群FPC309を展開して示す平面図である。また、図5は、第3レンズ群300の手ぶれ補正機構側(IS側)の分解斜視図である。図6は、第3レンズ群300のシャッタ・絞り機構側の分解斜視図である。
3群ベース303は、第3レンズ群300の基台となる部材であり、カム筒601のカム溝601dに嵌合する3本のフォロアピン303aを備えている。カム溝601dとフォロアピン303aとの嵌合により、カム筒601の駆動に従って、3群ベース303は光軸方向で案内される。また、3群ベース303には、シャッタ羽根310を駆動する駆動部材であるシャッタアクチュエータ314と絞りアクチュエータ316とが取り付けられている。絞りアクチュエータ316とシャッタアクチュエータ314には、被写体側からこれらを覆うカバー部材であるアクチュエータカバー317が被せられ、アクチュエータカバー317は、ねじ318により3群ベース303に締め付けられて固定される。これにより、絞りアクチュエータ316とシャッタアクチュエータ314は3群ベース303に固定される。
シャッタアクチュエータ314と絞りアクチュエータ316はそれぞれ、ISコイル304に対して光軸を挟んで対向する位置に配置されている。なお、シャッタアクチュエータ314と絞りアクチュエータ316は共に、通電方向の正逆転により駆動アームの停止位置が切り替わる2点切り替え方式のアクチュエータとして構成されている。
絞りアクチュエータ316は、3群FPC309から絞りアクチュエータ316に通電するための(通電用)端子部316aを有する。シャッタアクチュエータ314は、3群FPC309からシャッタアクチュエータ314に通電するための(通電用)端子部314aを有する。
第3レンズ枠302は、ISボール305を介して光軸に直交する平面内で、第3レンズ301を3群ベース303に対して相対的に移動可能に保持している。第3レンズ枠302の被写体側には、光軸方向へ延出させて設けた3箇所の爪を介して、被写体側からの有害光をカットするキャップ307が固定されている。また、第3レンズ枠302には、ISマグネット315が一体的に取り付けられて保持されており、第3レンズ枠302に設けられたフック302aにはISばね306の一端がそれぞれ掛けられている。ISばね306の他端は、3群ベース303のフック303bに掛けられる。
ISコイル304は、ISマグネット315に対して光軸方向において対向する位置に配置されている。ISコイル304は、空芯コイルで構成され、3群ベース303に形成された窪みに接着され固定されている。ISコイル304を固定するための3群ベース303の窪みは、3群ベース303における絞りアクチュエータ316とシャッタアクチュエータ314が配置された位置と光軸を挟んでほぼ対向する位置に設けられている。
なお、ISコイル304は、ボビンを有するユニットではなく、ISコイル304から直接配線が伸びる構造となっている。これにより、絞りアクチュエータ316とシャッタアクチュエータ314と配置された各位置に対して、光軸を挟んでほぼ対向する位置に配置することが可能となり、また、ISコイル304の端子部304aのレイアウトの自由度を高めることが可能となる。
3群FPC309は、ISホルダ308が3群FPC309に対して半田付けされた状態でISホルダ308を3群ベース303に対して開閉可能とする開閉部309aを有する。そして、第3レンズ枠302は、ISホルダ308の開閉により3群ベース303に対して着脱自在となっている。
ここで、本実施形態では、ISコイル304の端子部304aとシャッタアクチュエータ314と絞りアクチュエータ316のそれぞれの端子部314a,316aとが、3群ベース303を光軸方向に直交する平面に投影した投影部分のうちのシャッタアクチュエータ314と絞りアクチュエータ316とを含む半分の投影部分に配置されている。なお、ホール素子319は、3群FPC309に接続されると共に、ISホルダ308に対して圧入されることで精度良く位置決めされる構成となっている。
図5に示した各部品を組み上げた状態にある3群ベース303の結像面側には、図6に示すように、3群ベース303から順に、シャッタ羽根310、セパレートシート311、NDフィルタ312及びシャッタカバー313が配置されている。
続いて、第3レンズ群300における3群ベース303周りの組立工程について説明する。図7は、第3レンズ群300の構造を第3レンズ群300が備える3群FPC309を展開して示す斜視図であり、図4の平面図を斜視図に変換して示したものである。図8は、第3レンズ群300の組立工程を示す第1の斜視図であり、第3レンズ枠302を3群ベース303へ挿入する前の状態を示している。図9は、第3レンズ群300の組立工程を示す第2の斜視図であり、第3レンズ枠302を3群ベース303へ挿入した後の状態を示している。図10は、第3レンズ群300の組立工程を示す第3の斜視図であり、ISホルダ308を3群ベース303へ取り付ける工程を示している。図11は、図10の組立工程の終了後の状態を示す斜視図であり、3群ベース303に対して、第3レンズ枠302、ISホルダ308及び3群FPC309が取り付けられた状態を示している。
3群ベース303へ第3レンズ枠302を取り付ける際には、先ず、図7に示した状態からISホルダ308が取り付けられた3群FPC309をシャッタアクチュエータ314の端子部314aの近傍から折り曲げて、ISホルダ308を持ち上げる。ここで、アクチュエータカバー317は3群FPC309の折り曲げ位置を規制すると共に折り曲げを助ける係止部(フック)317aを備えている。そのため、3群FPC309の開閉をスムーズに行うことができ、また、絞りアクチュエータ316とシャッタアクチュエータ314のそれぞれの端子部314a,316aとISコイル304の端子部304aに対する負荷が軽減される。
図8の状態となった後に、ISボール305を所定の位置へ配置する。そして、第3レンズ枠302を3群ベース303へ挿入し、第3レンズ枠302のフック302aと3群ベース303のフック303bにISばね306を取り付ける。これにより、図9の状態となり、第3レンズ301は3群ベース303に対して相対的に移動可能に保持される。続いて、図9及び図10に示すように3群FPC309をたたみながら、ISホルダ308とホール素子319とを3群ベース303に取り付け、これにより、図11に示す状態が得られる。なお、ISボール305や第3レンズ枠302(第3レンズ301)の取り出しは、上記の手順と逆の手順によって行うことができる。
ここで、絞りアクチュエータ316とシャッタアクチュエータ314のそれぞれの端子部314a,316a、ISコイル304の端子部304a及びホール素子319は、組立状態で相反する向きに配置される。そのため、従来例のFPC(3群FPC309に対応する)は両面実装になっており、そのためにコストが高くなってしまうという問題があった。
これに対して本実施形態では、3群FPC309は、3群FPC309において端子部314a,316a,304aが設けられる部分と、ホール素子319が設けられる部分との間にISホルダ308を開閉するための開閉部309aを有している。そして、開閉部309aの一部にヘミング曲げ(180度曲げ)部309bを設けている。そのため、ヘミング曲げ部309bで3群FPC309を折り曲げ、第3レンズ枠302に蓋をするような形でISホルダ308を取り付けることで、端子部314a,316a,304aとホール素子319とを組立状態で相反する向きに配置することができる。また、ヘミング曲げ部309bを有することで、組立状態で相反する向きに配置される端子部314a,316a,304aとホール素子319とを同一面上に配置することが可能となる。よって、3群FPC309のようにFPCの片面実装化が可能となり、FPCのコストを削減することが可能となる。
ところで、図4及び図11に示すように、3群ベース303に対して、光軸と直交し、アクチュエータ側とISコイル側とを略2分する軸をY軸とすると、Y軸は、3群FPC309とISホルダ308の3群ベース303への組み付け時の回転中心軸である。また、デジタルカメラを正姿勢(水平台に載置した状態)では、Y軸は鉛直方向と平行となる(図1参照)。3群ベース303において、フォロアピン303aの1つは、Y軸を挟んだアクチュエータ側とは反対側において、Y軸及び光軸と略直交するX軸方向(水平方向と平行)に突出するように配置されている。図4及び10に示すように、3群ベース303には、X軸方向に突出したフォロアピン303aの根元において、ISホルダ308の鉛直方向の位置決めを行う位置決め部303cが設けられている。また、3群ベース303には、位置決め部303cの近傍に、ISホルダ308の水平方向の位置決めを行う位置決めボス303dが設けられている。
これに対して、ISホルダ308は、アクチュエータカバー317への係止部308aと3群ベース303への爪部308bを備えており、また、垂直方向の位置決め溝308cと水平方向の位置決め穴308dを備えている。そして、係止部308aと爪部308bとは、光軸を挟んで対向する位置に設けられている。
したがって、ISホルダ308を3群ベース303へ組み付ける際には、先ず、ISホルダ308の係止部308aをアクチュエータカバー317の係止部317aに掛ける。その状態で、図9及び図10に示す矢印の回転軸を中心としてISホルダ308を回動させて、ISホルダ308の爪部308bを3群ベース303のフック303eへ係合させる。このとき、前述の構成から、フォロアピン303aはISホルダ308の回転を阻害することがなく、ISホルダ308は組み付けと同時に位置決めされる。つまり、ISホルダ308の爪部308bは係止部308aと光軸を挟んで対向する位置に配置されていることで、スムーズな組み付けが可能となる。
また、係止部308aは、ねじ318で固定されたアクチュエータカバー317の係止部317aに掛けられる。また、光軸を挟んで対向する位置に係止部308aと爪部308bを配置することで、3群ベース303への取り付けを強力に行うことができる。これにより、レンズ鏡筒に外部からの衝撃が加わっても、3群ベース303に収容される第3レンズ枠302やISボール305等の内容物が飛び出してしまうことが防止される。
以上の説明の通り、本実施形態に係るレンズ鏡筒では、安価で且つ簡単な構成で、手ぶれ補正機構を構成する第3レンズ枠302やISボール305の着脱を容易に行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
300 第3レンズ群
301 第3レンズ
302 第3レンズ枠
303 3群ベース
304 ISコイル
304a 端子部
308 ISホルダ
309 3群FPC(フレキシブルプリント基板)
309a 開閉部
309b ヘミング曲げ部
314 シャッタアクチュエータ
314a 端子部
315 ISマグネット
316 絞りアクチュエータ
316a 端子部
319 ホール素子
本発明は、手ぶれ補正機能を有するレンズ鏡筒に関する。
上記目的を達成するために、本発明レンズ鏡筒は、イル及び前記コイルと対向するように配置されマグネットを有するぶれ補正用アクチュエータと、前記コイル及び前記マグネットの一方を保持する第1の保持部材と、前記コイル及び前記マグネットの他方を保持し、前記第1の保持部材に対して光直交方向に移動可能な第2の保持部材と、前記第2の保持部材の光軸直交方向の変位量を検出するセンサと、前記センサを保持する第3の保持部材と、前記第1の保持部材前記第3の保持部材が取り付けられフレキシブルプリント基板とを有し、前記第1の保持部材に配置されたコイルの端子と前記第3の保持部材に配置されたセンサの端子は、前記フレキシブルプリント基板の同一面側の位置し、前記第3の保持部材は、前記第1の保持部材に対して折り曲げられていることを特徴とする。

Claims (8)

  1. 手ぶれ補正手段を備えるレンズ鏡筒であって、
    前記手ぶれ補正手段は、
    コイルと、
    前記コイルを保持する第1の保持部材と、
    前記レンズ鏡筒の光軸方向において前記コイルと対向するように配置されるマグネットと、
    前記マグネットを保持し、前記第1の保持部材に対して相対的に前記光軸方向において移動可能な第2の保持部材と、
    前記光軸方向において前記マグネットと対向するように配置されて前記マグネットの磁界の変化を検出する磁界検出素子と、
    前記磁界検出素子を保持する第3の保持部材と、
    前記第1の保持部材に固定されると共に前記第3の保持部材が取り付けられ、前記第1の保持部材に固定される部分に前記コイルの端子部、絞りまたはシャッタを駆動する少なくとも1つの駆動部材の端子部が設けられ、前記第3の保持部材が取り付けられる部分に前記磁界検出素子の端子部が設けられたフレキシブルプリント基板とを有し、
    前記フレキシブルプリント基板は、前記第3の保持部材が取り付けられた状態で、前記第3の保持部材を前記第1の保持部材に対して開閉可能にするヘミング曲げ部を有することを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記コイルの端子部および前記駆動部材の端子部は、前記第1の保持部材を前記光軸方向に直交する平面に投影した投影部分のうちの前記駆動部材を含む半分の投影部分に配置されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記第2の保持部材は、前記3の保持部材の前記第1の保持部材に対する開閉により着脱自在であることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記駆動部材を覆い、前記第1の保持部材に固定されるカバー部材を更に有し、
    前記カバー部材は、前記フレキシブルプリント基板における前記ヘミング曲げ部の位置を規制すると共に、前記ヘミング曲げ部での折り曲げを助ける係止部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記第3の保持部材は、前記カバー部材に係止される係止部と、光軸を挟んで対向する位置に設けられ、前記第1の保持部材に係合される爪部とを有することを特徴とする請求項4記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記第1の保持部材は、前記第1の保持部材に前記第3の保持部材を取り付ける際の回転軸と直交する方向に、前記レンズ鏡筒において前記第1の保持部材を前記光軸方向で案内するフォロアピンを有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記第1の保持部材は、前記フォロアピンの根元において前記第3の保持部材の位置決めを行う位置決め部を有することを特徴とする請求項6記載のレンズ鏡筒。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を備えることを特徴とする撮像装置。
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