JP2016212329A - レンズ鏡筒および光学機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作環を回転可能に保持する機構において、装置が大型化することなく、取付けの強度を上げて、外力に対して破損しにくいレンズ鏡筒および光学機器を提供すること。
【解決手段】移動レンズ群と、移動レンズ群を内径側で光軸方向へ移動可能に案内する第1の固定部材と、第1の固定部材に固定される第2の固定部材と、第1の固定部材と第2の固定部材との間に定位置回転可能に保持される操作環とを備え、第1の固定部材と前記第2の固定部材のいずれかの一方は、係合爪を有し、第1の固定部材と前記第2の固定部材のいずれかの他方は、係合爪と係合する貫通した穴である係合溝を有し、係合溝に係合爪が係合した状態にて、係合溝に接着剤が充填されていることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】移動レンズ群と、移動レンズ群を内径側で光軸方向へ移動可能に案内する第1の固定部材と、第1の固定部材に固定される第2の固定部材と、第1の固定部材と第2の固定部材との間に定位置回転可能に保持される操作環とを備え、第1の固定部材と前記第2の固定部材のいずれかの一方は、係合爪を有し、第1の固定部材と前記第2の固定部材のいずれかの他方は、係合爪と係合する貫通した穴である係合溝を有し、係合溝に係合爪が係合した状態にて、係合溝に接着剤が充填されていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、レンズ鏡筒およびそのレンズ鏡筒を備える光学機器に関し、特に操作環を回転可能に支持する構造に関するものである。
従来から、カメラ等に取り付けられて使用される交換レンズ等のレンズ鏡筒において、フォーカスやズームの操作を行うための操作環を有するものがあり、この操作環やそれを保持するための部品の取付け構造に関する技術が開示されている。
特許文献1では、固定部材と環状の枠と定位置で回転可能な操作環を有し、固定部材と環状の枠の間の係止部で環状の枠の回転を防止し、操作環の一方の端部と環状の枠の間及び操作環の他方の端部と固定部材との間それぞれにバヨネット機構を設けている。この機構により、操作環を固定部材と環状の枠に対して略定位置回転可能に保持する技術が開示されている。
特許文献2では、フォーカス操作環が固定保持環に回転自在に支持され、保持環は、固定保持環にバヨネット結合されている。これによりフォーカス操作環の抜け出しを防止し、この固定保持環と保持環との間には、相対的な回転変位を防止するストッパピンを介在させて設ける技術が開示されている。
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、それぞれの部材がバヨネット機構で結合されているが、大きな外力が加わった場合にバヨネットの爪部が外れたり、破損したりして環状の枠や操作環が外れてしまう恐れがある。特に、環状の枠にフード等のアクセサリを取付けた状態では、アクセサリをつかんだ状態で引っ張ったり回転させたりして、より大きな外力を受ける可能性がある。これを防止する手段として肉厚や係合部の掛り量を増やすなどして強度アップすることが考えられるが、その分、装置が大型化してしまう。また、ビスで固定する手段もあるが、ビスを配置するためのスペースが必要となり、そのために装置が大型化してしまう。
特許文献2に開示された従来技術では、同様にバヨネット機構で固定された部材の回転止めのためにストッパピンを設けている。ストッパピンを圧入することで、回転方向に対する強度は確保できるが、光軸方向に作用する外力が掛った場合には、同様にバヨネットの爪部が外れたり、破損して保持環やフォーカス操作環が外れてしまう恐れがある。
そこで、本発明の目的は、操作環を回転可能に保持する機構において、装置が大型化することなく、取付けの強度を上げて、外力に対して破損しにくいレンズ鏡筒および光学機器を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明は、少なくとも一つ以上のレンズと、前記レンズを保持するレンズ保持部材と、少なくとも一つ以上の前記レンズ保持部材を含む移動レンズ群と、前記移動レンズ群を内径側で光軸方向へ移動可能に案内する第1の固定部材と、前記第1の固定部材に固定される第2の固定部材と、前記第1の固定部材と前記第2の固定部材との間に定位置回転可能に保持される操作環とを備え、前記第1の固定部材と前記第2の固定部材のいずれかの一方は、係合爪を有し、前記第1の固定部材と前記第2の固定部材のいずれかの他方は、前記係合爪と係合する貫通した穴である係合溝を有し、前記係合溝に前記係合爪が係合した状態にて前記係合溝に接着剤が充填されていることを特徴とする。
本発明によれば、操作環を回転可能に保持する機構において、装置が大型化することなく、取付けの強度を上げて、外力に対して破損しにくいレンズ鏡筒および光学機器を提供することができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
以下、図を参照して、本発明の第1の実施例について説明する。図7は本発明の実施形態のレンズ鏡筒の断面図、図8はレンズ鏡筒の前方からの分解斜視図である。本実施例のレンズ鏡筒を含む光学機器は、不図示のカメラ本体(撮像装置本体)に交換可能に取り付けられることにより、カメラシステムとして用いられる。
8は、カメラ本体(不図示)に取り付けるためのマウントであり、案内筒6に不図示のビスで固定されている。マウント8には、裏蓋9が一体的に形成された爪の弾性力で固定されている。10は外装環であり、案内筒6に不図示のビスにより固定されている。外装環10の前端には、金属製で補強を兼ねる化粧リング11が固定されている。
7はカム環であり、案内筒6の外周面側に、光軸方向の定位置にて回転可能に配置されている。カム環7の内周面には、3本の主カム溝と主カム溝とは溝幅の異なる3本の副カム溝とが形成されており、それぞれカム溝面は、テーパ面となっている。
L1は第1レンズ群、L2は第2レンズ群である。1は第1のレンズ群L1を保持する第1レンズ保持枠、2は第2レンズ群L2を保持する第2レンズ保持枠である。3は絞り装置であり、2本のビス(不図示)によって第2レンズ保持枠2に固定されている。絞り装置3は、駆動源であるモーター(不図示)を備え、モーターを駆動制御することで内蔵する絞り羽根の開口面積を変化させて光量を調節する。第1レンズ保持枠1は第2レンズ保持枠2に、図3に示すビス22で3か所固定されている。
第1レンズ群L1、第2レンズ群L2、及び、絞り装置3で撮影光学系を構成し、一体的に光軸方向に移動可能な移動レンズ群100の主要素となっている。
第2レンズ保持枠2の外周部における周方向3箇所には、カムフォロワ16がねじ込まれて結合されている。前記3つのカムフォロワ16は円錐台形状部を有し、それぞれ、カム環7に形成された3本の主カム溝に係合している。また、第2レンズ保持枠2の外周部における上記カムフォロワ16とは異なる位相の周方向3箇所には、3つの副カムフォロワ2aが一体的に形成されており、それぞれ、カム環7に形成された3本の副カム溝に係合している。この3つの副カムフォロワ2aは、通常の状態では3本の副カム溝のカム面とは当接していない。外部から衝撃が加わった時には、該カム面に当接して、3つのカムフォロワ16がそれぞれ係合している主カム溝から外れることを防止する。3つの副カムフォロワ2aは、3つのカムフォロワ16同様に別部品としてもよい。
第2レンズ保持枠2における各カムフォロワ16保持部のそれぞれの周方向両側には、キー部2bが形成されている。それぞれのキー部2bは、案内筒6に形成された3本の直進溝部6aに係合しており、第2レンズ保持枠2の光軸方向への直進移動を案内する。カム環7が光軸周りに回転すると、主カム溝のカムリフトによってカムフォロワ16が光軸方向に移動するため、第2レンズ保持枠2は、前記直進溝部6aに案内されて光軸方向に直進移動する。即ち、移動レンズ群100が光軸方向に移動する。被写体距離に応じて、移動レンズ群100を光軸方向に移動させることで、無限遠端と至近端との間でのフォーカス動作が行われる。
19は波ワッシャーであり、カム環7に対して光軸方向に付勢してカム環7の光軸方向のガタつきを防止している。
12はフォーカス操作環であり、その内周部が案内筒6の外周部に嵌合して定位置回転可能に保持されている。13は前側保持枠であり、案内筒6に固定されている。21は、前部保持枠13の回転止め部材となる軸ビスである。フォーカス操作環12や前側保持枠13の保持構造の詳細に関しては後述する。
4はフィルター枠であり、第1レンズ保持枠1に3本のビス(不図示)により固定される。フィルター枠4の先端内周面には、めねじ部が形成されており、そこに光学フィルター等のアクセサリを装着することができる。
5は前カバーであり、フィルター枠4に対して、バヨネット結合されている。
14はモーターとギアボックスからなるモーターユニットであり、不図示のビスによって案内筒6に固定されている。モーターユニット14の出力ギアは、カム環7の内周に設けたインナーギア(不図示)に噛み合っており、モーターの回転に応じてカム環7が回転し、移動レンズ群100が光軸方向に移動する。
カム環7には、ブラシ20がビス止めされている。ブラシ20は、案内筒6に固定されるエンコーダフレキシブル基板(不図示)のグレイコードパターン上を摺動し、カム環7とエンコーダフレキシブル基板の位置関係を検出するために用いられる。
17はフォトインタラプタであり、二つのフォトインタラプタ17が保持部材を介して案内筒6に固定されている。フォーカス操作環12には櫛歯状の複数の突起形状部12aが設けられており、フォーカス操作環12の回転により櫛歯状の複数の突起形状部12aがフォトインタラプタ17の発光部と受光部の間を通過することで矩形波信号を出力する。この矩形波信号をカウントしたり入力間隔をモニタしたりすることで、フォーカス操作環12の回転方向と回転量又は回転速度を検出することができる。この回転方向と回転量又回転速度に応じてモーターユニット14を駆動制御する。
15は電子部品が実装された基板であり、案内筒6に不図示のビスによって固定されている。基板15には、絞り装置3や、モーターユニット14、エンコーダフレキシブル基板、AF/MF切替えスイッチ(不図示)、フォトインタラプタ17が、フレキシブルプリント基板を介して電気的に接続されている。基板15に搭載されたマイクロコンピュータによって、絞り装置3やモーターユニット14の各種駆動制御を行う。
また、基板15には、カメラ本体との通信や電源供給を受けるために、マウント8にビス止めされた接点ブロック18がフレキシブルプリント基板を介して接続されている。
次に、図1〜図6を用いてフォーカス操作環12および前側保持枠13の保持構造部の詳細について説明する。
図1、図2、図5、図6に示すように、フォーカス操作環12は、内周側に案内筒6との嵌合部12bと案内筒6との当接面12cを有する。12bおよび12cは案内筒6との摺動部である。案内筒6には外周部にフォーカス操作環12の嵌合部12bとの嵌合部6bとフォーカス操作環12の当接面12cとの当接面6cを有する。6bおよび6cは案内筒6との摺動部である。
フォーカス操作環12は、当接面12cと反対側に前側保持枠13との摺動面である当接面12dを有する。前側保持枠13は、フォーカス操作環12の当接面12dと当接して摺動する当接面13fを有する。
前側保持枠13は、フォーカス操作環12を間に挟んだ状態で、案内筒6とバヨネット機構で結合している。案内筒6には、内径方向に突出した係合爪6dが周方向に3か所設けられている。一方、前側保持枠13には、案内筒6の係合爪6dが係合する係合溝13aとその係合溝13aに案内筒6の係合爪6dを導くための案内部13bが周方向に3か所設けられている。
案内筒6に前方から光軸方向にフォーカス操作環12を挿入した後に、案内筒6の係合爪6dと前側保持枠13の案内部13bの位相を揃えた状態で、前側保持枠13を案内筒6に対して光軸方向に挿入する。光軸方向で突き当たった後に光軸周りに回転させ、係合爪6dと係合溝13aを係合させ、回転方向の突き当てまで回転させる。
回転方向で突き当たった後、前側保持枠13が組立の後工程で容易に回転しないようにするために、案内筒6の係合爪6dには径方向に一部凹んだ溝部6eを設け、前側保持枠13には案内筒6の溝部6eに係合する径方向に出っ張った凸部13cを設けている。回転方向突き当て状態でお互いの溝部6eと凸部13cが合わさるような位置にそれぞれを配置することで、前部保持環を仮固定することを可能としている。
係合爪6dと係合溝13aの係合により、前側保持枠13は、案内筒6に対して固定され、移動レンズ群100やフォーカス操作環12が案内筒6から抜け出ることを防止している。また、係合爪6dと係合溝13aの係合により、前側保持枠13が案内筒6に対して光軸方向において位置決めがなされている。この位置決めにより、案内筒6と前側保持枠13の間の間隔が一定に保たれ、フォーカス操作環12が光軸方向に所定のガタを有した状態で保たれ、定位置で回転可能に保持される。
本実施例では、係合爪を案内筒6に、係合溝を前側保持枠13に設けているが、係合爪を前側保持枠に、係合溝を案内筒に設けるようにすることも可能である。
前側保持枠13には、回転規制部となるU形状切り欠き部13dを周方向に3か所設けている。一方、案内筒6には、前記保持枠13を組み込んだ状態でU形状切り欠き部13dと同位相となる位置に、前側保持枠13の回転止め部材となる軸ビス21をねじ込むための下穴6fが周方向に3か所設けてある。このU形状切り欠き13dと下穴6fは、前述のバヨネット結合のための係合爪6dと係合溝13aとは異なる位相に配している。また、案内筒6の下穴6fと係合爪6dは、直進溝部6aとも異なる位相に配している。それぞれが干渉しないような位相にスペース効率よく配置することで、装置が大型化することを避けている。
軸ビス21は、図3の断面図に示すように、内径側から外径方向に向かってねじ込む構成とし、フォーカス操作環12との嵌合部6bと光軸方向で略同位置で、かつ、嵌合部6bの内径側に配置している。これにより、例えば、フォーカス操作環12を避けた位置に、ビスを外径側から内径方向に向かって締めつけるように配置した場合に懸念される光軸方向に長くなることを回避し、全長を短縮している。また、ビスによる固定方法として、前方から光軸方向に締め込む手段も考えられるが、フォーカス操作環12の内径部に設けられた櫛歯状の複数の突起形状部12aに干渉しないようなビスのスペースを確保する必要がある。そのためには装置の径を大きくする必要があるが、本実施例の構成にすることで外径を大きくすることなく対応することを可能としている。
軸ビス21の組込は、第1レンズ保持枠1に対してフィルター枠4を固定する前に行われる。フィルター枠4を固定しない状態で、移動レンズ群100を無限端方向(マウント8の方向)に位置させること(図3の断面図に示す状態)で、ビス下穴6fが移動レンズ群100に覆われることなく露出して、軸ビス21を組み込むことが可能である。また、図3の断面図に示すように、軸ビス21は光軸直交面に対して傾いた角度としている。軸ビス21と光軸がなす角度をθ、前側保持枠13の内径寸法をA、前側保持枠13の端面から軸ビス21までの距離をBとしたとき、θ<tan−1(A/B)の関係となるようにしてθは90度よりも小さい角度としている。これにより、ビス締めのためのドライバー使用時に、ドライバーが前側保持枠13に干渉しないようにしている。
軸ビス21は円筒部21aを有しており、その円筒部21aが、前側保持枠13の回転規制部であるU形状切り欠き部13dに当接することで回転止めの機能をなしている(図4)。前側保持枠13の回転規制部の形状としては、U形状切り欠き以外にも、丸穴形状や長穴形状とすることも可能である。
前側保持枠13の回転止めとして、例えば、なべビスを使用して、なべビスの頭で前側保持枠13を挟み込んで固定する構成とすることも可能である。ただし、前側保持枠13や案内筒6の真円度や径寸法等の部品寸法のばらつきがあると、ビス締め時に前側保持枠13が変形する懸念がある。変形が発生すると、前側保持枠13とフォーカス操作環12の間で、軽度な干渉による詰まりが発生して、フォーカス操作環12の操作感や操作トルクを低下させる恐れがある。そのような懸念事項に対する対応として、本実施例では軸ビス21の円筒部21aを前側保持枠13のU形状切り欠き部13dに当接させた回転止め構造とする構成としている。部品精度の向上や変形に対する強度確保などの対応を施して、前側保持枠13の変形を防止できる場合には、前述のなべビス等を使用して、ねじ頭で前側保持枠13を挟み込む構成を採用することも可能である。本実施例のようにビス締めによる回転止め部材を用いることで、圧入ピンを用いた場合の組立性や解体性の低下を解消している。
前側保持枠13は、図1〜図3や図5に示すように、フードなどのアクセサリを取り付けるための係合部13eを外周部に有している。アクセサリを着脱する際に、想定外な動作によって大きな外力が加わった場合、前側保持枠13が外れたり破損してしまうということが懸念される。回転止め部材をビス締めした回転止め機構にしたことで、回転方向の強度を確保し、アクセサリ着脱時等の外力で前側保持枠13が外れたり破損してしまうのを防止している。
案内筒6の下穴6fは、図4に示すように、直進溝部6aの近傍位置に、直進溝部6aに対して略平行に配置している。これにより、成形型において、直進溝部6aと下穴6fのスライド駒を同じ方向へのスライドとすることが可能であり型構造が複雑になることを避けることができる。また、下穴6fは内径から外径まで貫通した穴としている。有底の穴を内スライドで構成することも可能である。内スライドのスライド量の規制等で型構造上有底の穴を形成することが困難な場合は、本実施例のように内径から外径まで貫通した穴とすることで、外スライドで穴を構成することが可能となる。
本実施例では、軸ビス21を周方向に3か所設けているが、これに限定されず、例えば1か所としてもよい。尚、後述する案内筒6と前側保持枠13の係合部の接着によって、回転方向の強度が得られる場合は、軸ビス21のような回転止め部材を使用しないことも可能である。
前述のように、前側保持枠13にはフード等のアクセサリを装着可能である。フード等のアクセサリを装着した状態にて、フード等のアクセサリを光軸方向に引っ張ったりした場合などには、前側保持枠13が光軸方向に大きな外力を受ける。その結果、係合爪6dと係合溝13aの係合部の外れや破損が発生する恐れがある。
そこで、本実施例では、前側保持枠13の係合溝13a部は、図1、図2、図5に示すように貫通穴として、組立工程にて係合爪6dと係合溝13aを係合させた後に、係合溝13aに接着剤を充填して強度アップを図っている。図1における23が接着剤である。
係合溝13aを貫通穴にすることで、係合爪6dと係合溝13aの係合箇所に、接着剤を後工程にて滴下することが可能となっている。接着剤は、紫外線により硬化する熱硬化樹脂を用いて、係合溝13a部を埋めるように充填させている。接着剤は、例えば、ゴムや樹脂類を溶剤に溶かした液状で塗布後に溶剤が乾燥することで接着する接着剤など、様々なものを使用することが可能である。
係合溝13aを貫通穴とせずに有底の形状とした場合は、組み込み後に係合部に接着剤を滴下することは困難であり、組込み前にあらかじめ係合部に接着剤を塗布しておく必要がある。その場合、使用できる接着剤の種類が限られてしまう。また、組み込み後の硬化確認も行うことが困難である。
有底形状の係合溝にて強度を確保するためには、係合爪6dと係合溝13aの掛り量を大きくする策が可能であるが、その分掛り量を増やして、溝底部分の肉厚も確保するために、径方向に大きくする必要がある。
また、有底の係合溝とした場合、成形型上は外スライド駒で係合溝を形成することとなるが、部品形状起因による型構造上、成形型に部分的に薄肉部が生ずるために部品の全長延長等の対応が必要となる場合がある。係合溝を貫通穴とすることで、内スライド駒で係合溝を形成することができ、成形型の懸念を解消して部品の大型化を回避することが可能である。
係合溝部を貫通穴として接着する構成としたことで径を大きくすることなく強度を確保することが可能となっている。
前側保持枠13の係合溝13aは、図1に示すように内径側に位置している。接着作業は、前述の軸ビス21の組込みと同様に、第1レンズ保持枠1に対してフィルター枠4を固定する前に行われる。フィルター枠4を固定していない状態で、移動レンズ群100を無限端方向(マウント8の方向)に位置させること(図1の断面図に示す状態)で、係合溝13aが移動レンズ群100に覆われることなく露出して、接着剤を滴下することが可能である。
前側保持枠13を案内筒6に固定した後は、第1レンズ保持枠1にフィルター枠4をビス締め固定するため、軸ビス21や係合溝13a、接着剤23がフィルター枠4で覆われ(図7の断面図の状態)、それらは外観へ露出せず、ユーザーが容易に触ることができなくなる。フィルター枠4を固定後に、前カバー5がフィルター枠4に対してバヨネット結合により取り付けられる。これにより、フィルター枠4を固定するビスが覆われ、外観に露出しなくなる。
以下、図を参照して、本発明の第2の実施例について説明する。実施例1と同様な構成な部分に関しては、実施例1と同符号を付し、詳細説明は省略することとする。
本実施例のレンズ鏡筒を含む光学機器の基本構成は、実施例1と同様である(図7、図8)。フォーカス操作環12および前側保持枠13の保持構造部の詳細が実施例1と異なる。図9〜図11を用いてフォーカス操作環12および前側保持枠13の保持構造部の詳細について説明する。
図9〜図11に示すように、実施例1と同様に、フォーカス操作環12は、摺動部である嵌合部12bと当接面12cと当接面12dを有する。案内筒6は、摺動部である嵌合部6bと当接面6cを有する。前側保持枠13は、摺動部である当接面13fを有する。
前側保持枠13は、フォーカス操作環12を間に挟んだ状態で、案内筒6と弾性変形可能な係合片によるスナップフィット機構で結合している。案内筒6には、先端部に内径方向に突出した係合爪6gを備える光軸方向に伸びた係合片6hが周方向に3か所設けられている。一方、前側保持枠13には、案内筒6の係合爪6gが係合する係合溝13gとその係合溝13gに案内筒6の係合爪6g導くための案内部13hが周方向に3か所設けられている。
案内筒6に前方から光軸方向にフォーカス操作環12を挿入した後に、案内筒6の係合爪6g/係合片6hと前側保持枠13の案内部13hの位相を揃えた状態で、前側保持枠13を案内筒6に対して光軸方向に挿入する。係合片6hが光軸方向に弾性変形して、係合爪6gが案内部13hに接しながらスライドし、係合溝13gの位置に係合片6gが位置すると、係合爪6gが係合溝13gに落ち込んで係合する。
係合爪6gと係合溝13gの係合により、前側保持枠13は、案内筒6に対して固定され、移動レンズ群100やフォーカス操作環12が案内筒6から抜け出ることを防止している。また、係合爪6gと係合溝13gの係合により、前側保持枠13が案内筒6に対して光軸方向において位置決めがなされている。この位置決めにより、案内筒6と前側保持枠13の間の間隔が一定に保たれ、フォーカス操作環12が光軸方向に所定のガタを有した状態で保たれ、定位置で回転可能に保持される。
本実施例では、係合爪を案内筒6に、係合溝を前側保持枠13に設けているが、係合爪を前側保持枠に、係合溝を案内筒に設けるようにすることも可能である。
前側保持枠13の回転止めとして、実施例1と同様なビスによる回転止め機構を設けている。また、前側保持枠13は、図9〜図11に示すように、フードなどのアクセサリを取り付けるための係合部13eを外周部に有している。アクセサリを着脱する際に、想定外な動作によって大きな外力が加わった場合、前側保持枠13が外れたり破損してしまうということが懸念される。実施例1と同様な、回転止め部材をビス締めした回転止め機構にしたことで、回転方向の強度を確保し、アクセサリ着脱時等の外力で前側保持部枠13が外れたり破損してしまうのを防止している。尚、後述する案内筒6と前側保持枠13の係合部の接着によって、回転方向の強度が得られる場合は、軸ビス21のような回転止め部材を使用しないことも可能である。
フード等のアクセサリを装着した状態にて、フード等のアクセサリを光軸方向に引っ張ったりした場合などには、前側保持枠13が、光軸方向に大きな外力を受ける。その結果、係合爪6gと係合溝13gの係合部の外れや破損が発生する恐れがある。
そこで、本実施例では、前側保持枠13の係合溝13g部は、図9〜図11に示すように、実施例1と同様に貫通穴として、組立工程にて係合爪6gと係合溝13gを係合させた後に、係合溝13gに接着剤を充填して強度アップを図っている。図9における23が接着剤である。
係合溝13gを貫通穴にすることで、係合爪6gと係合溝13gの係合箇所に、接着剤を後工程にて滴下することが可能となっている。接着剤は、紫外線により硬化する熱硬化樹脂を用いて、係合溝13g部を埋めるように充填させている。接着剤は、例えば、ゴムや樹脂類を溶剤に溶かした液状で塗布後に溶剤が乾燥することで接着する接着剤など、様々なものを使用することが可能である。
係合溝13gを貫通穴とせずに有底の形状とした場合は、組み込み後に係合部に接着剤を滴下することは困難であり、組込み前にあらかじめ係合部に接着剤を塗布しておく必要がある。その場合、使用できる接着剤の種類が限られてしまう。また、組み込み後の硬化確認も行うことが困難である。
有底形状の係合溝では、溝底部分の肉厚も確保するために、径方向に大きくする必要がある。接着をせずに係合部の結合の強度を確保するためには、係合爪6gと係合溝13gの掛り量を大きくする策が可能である。しかし、掛り量を増やすためには、係合片6hの組込み時の変形量や変形による歪など考慮すべき制約があり、装置を大型化せずに対応するのが困難である。
また、有底の係合溝とした場合、成形型上は外スライド駒で係合溝を形成することとなるが、部品形状起因による型構造上、成形型に部分的に薄肉部が生ずるために部品の全長延長等の対応が必要となる場合がある。係合溝を貫通穴とすることで、内スライド駒で係合溝を形成することができ、成形型の懸念を解消して部品の大型化を回避することが可能である。
係合溝部を貫通穴として接着する構成としたことで径を大きくすることなく強度を確保することが可能となっている。
前側保持枠13の係合溝13gは、図9に示すように内径側に位置している。接着作業は、第1レンズ保持枠1に対してフィルター枠4を固定する前に行われる。フィルター枠4を固定していない状態で、移動レンズ群100を無限端方向(マウント8の方向)に位置させること(図9の断面図に示す状態)で、係合溝13gが移動レンズ群100に覆われることなく露出して、接着剤を滴下することが可能である。
前側保持枠13を案内筒6に固定した後は、第1レンズ保持枠1にフィルター枠4をビス締め固定するため、軸ビス21や係合溝13g、接着剤23がフィルター枠4で覆われ(図7の断面図の状態)、それらは外観へ露出せず、ユーザーが容易に触ることができなくなる。フィルター枠4を固定後に、前カバー5がフィルター枠4に対してバヨネット結合により取り付けられる。これにより、フィルター枠4を固定するビスが覆われ、外観に露出しなくなる。
以上、実施例1と実施例2にて実施の形態の詳細を説明したが、本発明は、係合爪に係合する係合溝を貫通穴とし、係合爪が係合した状態で、係合溝に接着剤を充填させた実施の形態とした。これによって、装置が大型化することなく、取付けの強度を上げて、外力に対して破損しにくいレンズ鏡筒および光学機器を提供することが可能である。
本発明は、上記実施例ではカメラに対して交換可能なレンズに関して説明したが、レンズ一体型カメラ、ビデオカメラ、監視カメラ等の撮影装置、双眼鏡等の観察装置や、液晶プロジェクタ等の画像投射装置等の光学機器にも適用することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 第1のレンズ保持枠(レンズ保持部材)、
2 第2のレンズ保持枠(レンズ保持部材)、4 フィルター枠(環状部材)、
6 案内筒(第1の固定部材)、6d 係合爪、6g 係合爪、6h 係合片、
12 フォーカス操作環(操作環)、13 前側保持枠(第2の固定部材)、
13a 係合溝、13b 案内部(切り欠き部)、
13d U形状切り欠き部(回転規制部)、13g 係合溝、
13h 案内部(切り欠き部)、21 軸ビス(回転止め部材)、23 接着剤、
100 移動レンズ群
2 第2のレンズ保持枠(レンズ保持部材)、4 フィルター枠(環状部材)、
6 案内筒(第1の固定部材)、6d 係合爪、6g 係合爪、6h 係合片、
12 フォーカス操作環(操作環)、13 前側保持枠(第2の固定部材)、
13a 係合溝、13b 案内部(切り欠き部)、
13d U形状切り欠き部(回転規制部)、13g 係合溝、
13h 案内部(切り欠き部)、21 軸ビス(回転止め部材)、23 接着剤、
100 移動レンズ群
Claims (11)
- 少なくとも一つ以上のレンズと、
前記レンズを保持するレンズ保持部材と、
少なくとも一つ以上の前記レンズ保持部材を含む移動レンズ群と、
前記移動レンズ群を内径側で光軸方向へ移動可能に案内する第1の固定部材と、
前記第1の固定部材に固定される第2の固定部材と、
前記第1の固定部材と前記第2の固定部材との間に定位置回転可能に保持される操作環とを備え、
前記第1の固定部材と前記第2の固定部材のいずれかの一方は、係合爪を有し、
前記第1の固定部材と前記第2の固定部材のいずれかの他方は、前記係合爪と係合する貫通した穴である係合溝を有し、
前記係合溝に前記係合爪が係合した状態にて前記係合溝に接着剤が充填されていることを特徴とするレンズ鏡筒。 - 前記レンズ鏡筒は、移動レンズ群の前面に固定される環状部材を備え、
前記環状部材が前記移動レンズ群に固定されていない状態で、前記移動レンズ群が作動範囲の一方の端付近に位置するときに、
前記係合溝は、前記移動レンズ群の端面よりも前方に位置して内径側に露出し、
前記移動レンズ群の前面に環状部材が固定された状態では、
前記係合溝は、前記環状部材により覆われて外観に露出しないことを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。 - 前記係合爪は、前記第1の固定部材と前記第2の固定部材のいずれかの一方に有し、光軸直交方向に突出する係合爪であり、
前記係合溝は、前記第1の固定部材と前記第2の固定部材のいずれかの他方に有し、前記係合爪と係合する光軸直交方向に貫通する係合溝であり、
前記係合溝を有する部材は、前記係合溝に連なる切り欠き部を有し、
前記係合爪を前記切り欠き部に沿って光軸方向に所定の位置まで挿入し、
所定の位置にて、前記第1の固定部材と前記第2の固定部材のいずれかの一方の部材を光軸周りに回転することで前記係合爪と前記係合溝が係合し、
前記第1の固定部材と前記第2の固定部材が結合されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレンズ鏡筒。 - 前記係合爪は、前記第1の固定部材と前記第2の固定部材のいずれかの一方に有し、光軸直交方向に弾性変形可能な係合片の先端部に備えられた光軸直交方向に突出する係合爪であり、
前記係合溝は、前記第1の固定部材と前記第2の固定部材のいずれかの他方に有し、前記係合爪と係合する光軸直交方向に貫通する係合溝であり、
前記係合溝を有する部材は、前記係合溝に連なる切り欠き部を有し、
前記係合爪を前記切り欠き部に沿って光軸方向に所定の位置まで挿入する過程で、前記係合片が光軸直交方向に弾性変形し、
所定の位置にて前記係合爪が前記係合溝に係合することで、
前記第1の固定部材と前記第2の固定部材が結合されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレンズ鏡筒。 - 前記第2の固定部材は、外径部にアクセサリを装着可能な係合部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
- 前記第1の固定部材に対する前記第2の固定部材の光軸周りの回転を防止する回転止め部材を備え、
前記回転止め部材はねじ部を有し、前記第1の固定部材に対して内径側から外径側へ向かった方向へ螺合させていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。 - 前記回転止め部材は、光軸に対する直交方向に対して傾いた角度を有し、
光軸と前記回転止め部材のなす角度が90度よりも小さいことを特徴とする請求項6に記載のレンズ鏡筒。 - 前記環状部材が前記移動レンズ群に固定されていない状態で、前記移動レンズ群が作動範囲の一方の端付近に位置するときに、
前記回転止め部材は、前記移動レンズ群の端面よりも前方に位置して内径側に露出し、
前記移動レンズ群の前面に環状部材が固定された状態では、
前記回転止め部材は、前記環状部材により覆われて外観に露出しないことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のレンズ鏡筒。 - 前記回転止め部材は円筒形状部と前記ねじ部を有し、
前記ねじ部は前記第1の固定部材に螺合し、
前記円筒形状部が、前記第2の固定部材の回転規制部に当接して、
前記第2の固定部材の光軸周りの回転を防止することを特徴とする請求項6乃至請求項8の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。 - 前記回転止め部材は頭部と前記ねじ部とを有し、
前記ねじ部は前記第1の固定部材に螺合し、
前記頭部が、前記第2の固定部材を前記第1の固定部材との間で挟持して、
前記第2の固定部材の光軸周りの回転を防止することを特徴とする請求項6乃至請求項8の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。 - 請求項1乃至請求項10の何れか一項に記載のレンズ鏡筒を備える光学機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015097787A JP2016212329A (ja) | 2015-05-13 | 2015-05-13 | レンズ鏡筒および光学機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015097787A JP2016212329A (ja) | 2015-05-13 | 2015-05-13 | レンズ鏡筒および光学機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016212329A true JP2016212329A (ja) | 2016-12-15 |
Family
ID=57551001
Family Applications (1)
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JP2015097787A Pending JP2016212329A (ja) | 2015-05-13 | 2015-05-13 | レンズ鏡筒および光学機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016212329A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110095850A (zh) * | 2018-01-30 | 2019-08-06 | 佳能株式会社 | 镜筒和光学设备 |
US11782233B2 (en) | 2019-08-30 | 2023-10-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical apparatus and image pickup apparatus |
-
2015
- 2015-05-13 JP JP2015097787A patent/JP2016212329A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110095850A (zh) * | 2018-01-30 | 2019-08-06 | 佳能株式会社 | 镜筒和光学设备 |
US10921543B2 (en) | 2018-01-30 | 2021-02-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Lens barrel and optical apparatus |
US11782233B2 (en) | 2019-08-30 | 2023-10-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical apparatus and image pickup apparatus |
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