JP2014119101A - 偏心揺動型歯車装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クランク軸の組み付け作業が煩雑になることを抑制する。
【解決手段】偏心揺動型歯車装置1は、偏心部10a,10bを有するクランク軸10と、揺動歯車14,16と、揺動歯車14,16の外歯14a,16aと噛み合う内歯ピン3を有する外筒2と、クランク軸孔4eが形成された基部5と、クランク軸孔7bが形成された端板部7とを有するキャリア4と、基部5のクランク軸孔4eに圧入された基部側保持部材31と、端板部7のクランク軸孔7bに圧入された端板部側保持部材32と、を備える。クランク軸10は、基部側保持部材31と端板部側保持部材32とによって軸方向移動が規制された状態で保持されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、偏心揺動型歯車装置に関するものである。
従来、下記特許文献1及び2に開示されているように、二つの相手側部材間で所定の減速比で回転数を減速する偏心揺動型歯車装置が知られている。この偏心揺動型歯車装置は、一方の相手側部材に固定される外筒と、外筒内に配置されるとともに、もう一方の相手側部材に固定されるキャリアとを備えている。キャリアは、シャフト部が一体的に形成された基板部と、基板部とは別体に形成された端板部とを有している。基板部と端板部との間には、クランク軸の偏心部(例えば一対の偏心部)に取り付けられた揺動歯車が挟み込まれ、この状態でシャフト部と端板部とがボルトによって互いに締結されている。特許文献1に開示された歯車装置では、クランク軸を位置決めするために一対の止め輪が用いられている。すなわち、基板部及び端板部にはそれぞれクランク軸受が取り付けられているが、これらクランク軸受でクランク軸の偏心部を挟み込むことにより、クランク軸が位置決めされており、クランク軸受を止め輪で固定することにより、クランク軸の軸方向移動が規制されている。一方、特許文献2に開示された歯車装置では、基板部と一方の偏心部との間にワッシャが設けられるとともに、端板部ともう一方の偏心部との間にもワッシャが設けられている。そして、これらワッシャにより、クランク軸の軸方向移動が規制されている。
特開2001−254787号公報 特開2008−202764号公報
前記特許文献1及び2に開示された構成では、クランク軸の軸方向移動が規制されるが、クランク軸の組み付け作業が煩雑となり、自動組み立てにすることができないという問題がある。すなわち、特許文献1に開示された歯車装置では、止め輪が用いられている。止め輪を基板部等のクランク軸孔に形成された溝に嵌めるには、止め輪を一旦押し縮め、この状態で基板部に形成されたクランク軸孔内に挿入する必要がある。このため、組み立て時の作業が煩雑になる。一方、特許文献2に開示された歯車装置の組み立て時には、クランク軸孔が垂直になるように基板部をセットしたのち、ワッシャをクランク軸孔に合わせて基板部上に配置し、そこにクランク軸を挿入して、一方の偏心部と基板部とによってワッシャを挟む。そして、揺動歯車を取り付けた後、他方の偏心部の上にワッシャを載せ、端板部と揺動歯車によってこのワッシャを挟持する。このようにワッシャは組み立て時においては単に載置されるだけで、位置ずれすることもあるため、クランク軸の挿入や端板部の組み付けは慎重に行う必要があり、クランク軸の組み付け作業が煩雑となる。
そこで、本発明は、前記従来技術を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、クランク軸の組み付け作業が煩雑になることを抑制することにある。
前記の目的を達成するため、本発明は、偏心部を有するクランク軸と、前記偏心部が挿入される挿通孔を有すると共に歯部を有する揺動歯車と、前記揺動歯車の前記歯部と噛み合う内歯を有する外筒と、クランク軸孔が形成された基部と、クランク軸孔が形成された端板部とを有するキャリアと、前記基部の前記クランク軸孔に圧入された基部側保持部材と、前記端板部の前記クランク軸孔に圧入された端板部側保持部材と、を備え、前記クランク軸は、前記基部側保持部材と前記端板部側保持部材とによって軸方向移動が規制された状態で保持されている偏心揺動型歯車装置である。
本発明では、クランク軸の軸方向移動を規制しつつ保持する基部側保持部材と端板部側保持部材がそれぞれクランク軸孔に圧入される構成となっている。このため、クランク軸の組み付け時には、例えば基部のクランク軸孔に基部側保持部材を圧入して、該保持部材を所定の位置に固定し、その後、クランク軸を基部のクランク軸孔内に挿入して、クランク軸に取り付けられた揺動歯車を基部との間に挟むようにして端板部をセットする。そして、端板部のクランク軸孔に端板部側保持部材を圧入し、基部側保持部材と端板部側保持部材とによってクランク軸を保持させる。このように、クランク軸の組み付け時には、クランク軸の軸方向移動を規制するための保持部材(基部側保持部材と端板部側保持部材)をクランク軸孔に圧入するので、止め輪のように押し縮める作業は必要でなく、また、載置されたワッシャが位置ずれしないように慎重な作業が必要となるものでもない。したがって、クランク軸の組み付け作業が煩雑になることを抑制することができる。
ここで、前記基部側保持部材と前記クランク軸との間及び前記端板部側保持部材と前記クランク軸との間に、それぞれスラストワッシャが配置されていてもよい。この場合において、前記基部側保持部材と前記クランク軸との間に配置された前記スラストワッシャによって前記クランク軸の一方向の移動が規制され、前記端板部側保持部材と前記クランク軸との間に配置された前記スラストワッシャによって前記クランク軸の他方向の移動が規制されていてもよい。
この態様でも、止め輪が用いられないため、クランク軸の組み付け作業が煩雑になることを抑制することができる。
前記クランク軸は、スラストワッシャが当接する軸垂直面と、この軸垂直面からそれぞれ軸方向の外側に突出する突出端部とを有していてもよい。そして、前記突出端部にはそれぞれ、前記軸垂直面との間に前記スラストワッシャを挟持する挟持部材が外嵌されていてもよい。
この態様では、挟持部材とクランク軸の軸垂直面との間にスラストワッシャが挟持されている。このため、スラストワッシャがクランク軸に保持された状態で、該クランク軸をキャリアの基部及び端板部に組み付けることができる。したがって、組み付け作業性を向上することができる。
前記クランク軸は、前記基部側保持部材と前記端板部側保持部材とによって挟持されていてもよい。
この態様では、スラストワッシャを用いることなく、基部側保持部材及び端板部側保持部材によって直接クランク軸を保持することができる。したがって、構成を簡素化することができる。
以上説明したように、本発明によれば、クランク軸の組み付け作業が煩雑になることを抑制することができる。
本発明の実施形態に係る偏心揺動型歯車装置の断面図である。 前記偏心揺動型歯車装置を基板部側から見た側面図である。 本発明のその他の実施形態に係る偏心揺動型歯車装置の断面図である。 本発明のその他の実施形態に係る偏心揺動型歯車装置の断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態の偏心揺動型歯車装置(以下、歯車装置と称する)1は、例えばロボットの旋回胴や腕関節等の旋回部、各種工作機械の旋回部等に減速機として適用されるものである。
本実施形態に係る歯車装置1は、クランク軸10の偏心部10a,10bを回転させることによって揺動歯車14,16を揺動回転させ、それによって入力回転から減速した出力回転を得るように構成されている。これにより、例えばロボットのベース(一方の相手部材)と旋回胴(他方の相手部材)との間で、相対回転を生じさせることができる。例えばベースは、第1の部材として例示され、例えば旋回胴は、第2の部材として例示される。
図1及び図2に示すように、歯車装置1は、外筒2と、キャリア4と、複数(例えば3つ)のクランク軸10と、揺動歯車(第1揺動歯車14、第2揺動歯車16)と、を備えている。
外筒2は、歯車装置1の外面を構成するものであり、略円筒形状を有している。外筒2の内周面には、多数のピン溝2bが形成されている。各ピン溝2bは、外筒2の軸方向に延びるように配置され、軸方向に直交する断面において半円形の断面形状を有している。これらのピン溝2bは、外筒2の内周面に周方向に等間隔で並んでいる。
外筒2は、多数の内歯ピン3を有している。各内歯ピン3は、ピン溝2bにそれぞれ取り付けられている。具体的に、各内歯ピン3は、対応するピン溝2bにそれぞれ嵌め込まれており、外筒2の軸方向に延びる姿勢で配置されている。これにより、多数の内歯ピン3は、外筒2の周方向に沿って等間隔で並んでいる。これらの内歯ピン3には、第1揺動歯車14の第1外歯14a及び第2揺動歯車16の第2外歯16aが噛み合う。
外筒2には、フランジ部が設けられており、このフランジ部は、例えばロボットのベースに固定するための締結具(ボルト)を挿通するための挿通孔2aが形成されている。
キャリア4は、外筒2と同軸上に配置された状態で外筒2内に収容されている。キャリア4は、外筒2に対して同じ軸回りに相対回転する。具体的に、キャリア4は、外筒2の径方向内側に配置されており、この状態で、軸方向に互いに離間して設けられた一対の主軸受6によって外筒2に対して相対回転可能に支持されている。なお、外筒2とキャリア4との間には、環状のシール部材25が設けられている。
キャリア4は、基板部4aと複数(例えば3つ)のシャフト部4cとを有する基部5と、この基部5とは別体に形成された端板部7と、を備えている。
基板部4aは、外筒2内において軸方向の一端部近傍に配置されている。この基板部4aの径方向中央部には円形の貫通孔4dが設けられている。貫通孔4dの周囲には、複数(例えば3つ)のクランク軸孔4eが周方向に等間隔で設けられている(図2参照)。
基板部4aには、キャリア4を例えばロボットの旋回胴に固定するための図略の締結具(ボルト)を締結するための締結孔4gが形成されている。
端板部7は、基板部4aに対して軸方向に離間して設けられており、外筒2内において軸方向の他端部近傍に配置されている。端板部7の径方向中央部には貫通孔7aが設けられている。貫通孔7aの周囲には、複数(例えば3つ)のクランク軸孔7bが基板部4aの複数のクランク軸孔4eと対応する位置に設けられている。そして、クランク軸孔4eの内径とクランク軸孔7bの内径とは同じ寸法となっている。
外筒2内には、端板部7及び基板部4aの互いに対向する双方の内側面と、外筒2の内周面とで囲まれた閉空間Sが形成されている。つまり、外筒2とキャリア4とによって閉空間Sが形成されている。
3つのシャフト部4cは、基板部4aと一体的に設けられており、基板部4aの一主面(内側面)から端板部7側へ直線的に延びている。この3つのシャフト部4cは、周方向に等間隔で配設されている。各シャフト部4cは、ボルト9によって端板部7に締結されている。すなわち、端板部7にはボルト挿通孔7cが形成され、シャフト部4c(基部5)には、その先端面から軸方向に延びるように締結孔4fが形成されている。そして、端板部7のボルト挿通孔7cに、基部4と反対側からボルト9が挿入されている。このボルト9は、シャフト部4cの締結孔4fに螺合されている。これにより、基板部4a、シャフト部4c及び端板部7が一体化されている。また、基部5及び端板部7は、位置決めピン11によって互いに位置決めされている。
3つのクランク軸10は、外筒2内において中央の貫通孔4d,7aの周囲に等間隔で配置されている。各クランク軸10は、一対のクランク軸受12a,12bによりキャリア4に対して軸回りに回転可能に支持されている。
具体的に、各クランク軸10には、軸方向における基板部側の部位に第1クランク軸受12aが取り付けられており、この第1クランク軸受12aは、基板部4aのクランク軸孔4e内に配置されている。第1クランク軸受12aは、基部5(基板部4a)に対してクランク軸10を回転可能に支持する基部側クランク軸受として機能する。また、各クランク軸10には、軸方向における端板部側の部位に第2クランク軸受12bが取り付けられており、この第2クランク軸受12bは、端板部7のクランク軸孔7b内に配置されている。第2クランク軸受12bは、端板部7に対してクランク軸10を回転可能に支持する端板部側クランク軸受として機能する。これにより、クランク軸10は、基板部4a及び端板部7に回転可能に支持されている。
各クランク軸10は、軸本体10cと、この軸本体10cに一体的に形成された偏心部10a,10bと、軸本体10cにおける軸方向一端部から軸方向の外側に突出した突出端部としての第1突出部10dと、軸本体10cにおける軸方向他端部から軸方向の外側に突出した突出端部としての第2突出部10eと、を有する。
第1偏心部10aと第2偏心部10bは、両クランク軸受12a,12bによって支持された部分の間に軸方向に並んで配置されている。第1偏心部10aと第2偏心部10bは、それぞれ円柱形状を有しており、いずれも軸本体10cの軸心に対して偏心した状態で軸本体10cから径方向外側に張り出している。第1偏心部10aと第2偏心部10bは、それぞれ軸心から所定の偏心量で偏心しており、互いに所定角度の位相差を有するように配置されている。
軸本体10cは、第1偏心部10aよりも基板部側の部位(第1本体部)10fと、第2偏心部10bよりも端板部側の部位(第2本体部)10gと、両偏心部10a,10b間の部位(中間本体部)10hとを有している。第1本体部10fは円柱状に形成されており、該第1本体部10fには、第1クランク軸受12aが取り付けられている。また、第2本体部10gも円柱状に形成されており、該第2本体部10gには、第2クランク軸受12bが取り付けられている。クランク軸受12a,12bはニードル軸受等、針状ころ又は円柱状ころを有する軸受によって構成されている。第1本体部10fと第2本体部10gとは互いに同じ外径を有している。
第1突出部10dは、第1本体部10fと同心上に形成されており、該第1本体部10fの外端面から軸方向の外側に延出されている。第1突出部10dは円柱状(円板状)に形成されており、該第1突出部10dの外径は第1本体部10fの外径よりも小さくなっている。このため、第1本体部10fの外端面のうち、第1突出部10dよりも径方向外側の部位は、軸方向に垂直な面(軸垂直面)10iとして第1本体部10fの外端面を構成している。
第2突出部10eは、第2本体部10gと同心上に形成されており、該第2本体部10gの外端面から軸方向の外側に延出されている。第2突出部10eは円柱状(円板状)に形成されており、該第2突出部10eの外径は第2本体部10gの外径よりも小さくなっている。このため、第2本体部10gの外端面のうち、第2突出部10eよりも径方向外側の部位は、軸方向に垂直な面(軸垂直面)10jとして第2本体部10gの外端面を構成している。なお、第2突出部10eには、図略の伝達歯車を装着できるようにスプライン加工が施されている。伝達歯車は、図外の入力ギアと噛み合い、該入力ギアを通して入力される回転駆動力をクランク軸10に伝える。
クランク軸10は、基部側保持部材31と端板部側保持部材32とによって軸方向移動が規制された状態で保持されている。具体的には、基板部4aのクランク軸孔4eには、環状に形成された基部側保持部材31が圧入されて固定されており、また、端板部7のクランク軸孔7bには、環状に形成された端板部側保持部材32が圧入されて固定されている。そして、基部側保持部材31とクランク軸10の第1本体部10fとの間にはスラストワッシャ(第1ワッシャ)33が配置され、また端板部側保持部材32とクランク軸10の第2本体部10gとの間にもスラストワッシャ(第2ワッシャ)34が配置されている。基部側保持部材31の内孔の内径は、第1本体部10fの外径よりも大きく、また端板部側保持部材32の内孔の内径は、第2本体部10gの外径よりも大きい。
第1ワッシャ33の内孔には、第1突出部10dが挿通されており、この状態で、第1ワッシャ33は、一方の面が基部側保持部材31に当接し、他方の面が第1本体部10fの軸垂直面10iに当接している。このため、クランク軸10は、第1ワッシャ33を介して基部側保持部材31によって基板部4aの外端面4hに向かう方向の移動が規制されている。
第2ワッシャ34の内孔には、第2突出部10eが挿通されており、この状態で、第2ワッシャ34は、一方の面が端板部側保持部材32に当接し、他方の面が第2本体部10gの軸垂直面10jに当接している。このため、クランク軸10は、第2ワッシャ34を介して端板部側保持部材32によって端板部7の外端面7dに向かう方向の移動が規制されている。
第1突出部10dには、第1本体部10fの軸垂直面10iとの間に第1ワッシャ33を挟持する環状の挟持部材(第1挟持部材)37が外嵌されている。また、第2突出部10eには、第2本体部10gの軸垂直面10jとの間に第2ワッシャ34を挟持する環状の挟持部材(第2挟持部材)38が外嵌されている。
これにより、クランク軸10の組み付け時において、クランク軸10に第1ワッシャ33、クランク軸受12a,12b、後述のころ軸受18a,18b、第2ワッシャ34を予め組み付けてクランク軸アッシーとすることができる。そしてこのアッシーの状態で、基板部4aのクランク軸孔4e又は端板部7のクランク軸孔7bにクランク軸10の第1本体部10f又は第2本体部10gを挿入する組み付け方法を採用することができる。
第1揺動歯車14は、外筒2内の閉空間Sに配置されるとともに各クランク軸10の第1偏心部10aに第1ころ軸受18aを介して取り付けられている。第1揺動歯車14は、各クランク軸10が回転して第1偏心部10aが偏心回転すると、この偏心回転に連動して内歯ピン3に噛み合いながら揺動回転する。
第1揺動歯車14は、外筒2の内径よりも少し小さい大きさを有している。第1揺動歯車14は、第1外歯14aと、中央部貫通孔14bと、複数(例えば3つ)の第1偏心部挿通孔14cと、複数(例えば3つ)のシャフト部挿通孔14dとを有している。第1外歯14aは、揺動歯車14の周方向全体に亘って滑らかに連続する波形状を有している。
中央部貫通孔14bは、第1揺動歯車14の径方向中央部に設けられている。
3つの第1偏心部挿通孔14cは、第1揺動歯車14において中央部貫通孔14bの周囲に周方向に等間隔で設けられている。各第1偏心部挿通孔14cには、第1ころ軸受18aが介装された状態で各クランク軸10の第1偏心部10aがそれぞれ挿通されている。
3つのシャフト部挿通孔14dは、第1揺動歯車14において中央部貫通孔14bの周りに周方向に等間隔で設けられている。各シャフト部挿通孔14dは、周方向において、3つの第1偏心部挿通孔14c間の位置にそれぞれ配設されている。各シャフト部挿通孔14dには、対応するシャフト部4cが遊びを持った状態で挿通されている。
第2揺動歯車16は、外筒2内の閉空間Sに配設されるとともに各クランク軸10の第2偏心部10bに第2ころ軸受18bを介して取り付けられている。第1揺動歯車14と第2揺動歯車16は、第1偏心部10aと第2偏心部10bの位置に対応して軸方向に並んで設けられている。第2揺動歯車16は、各クランク軸10が回転して第2偏心部10bが偏心回転すると、この偏心回転に連動して内歯ピン3に噛み合いながら揺動回転する。
第2揺動歯車16は、外筒2の内径よりも少し小さい大きさを有しており、第1揺動歯車14と同様の構成となっている。すなわち、第2揺動歯車16は、第2外歯16a、中央部貫通孔16b、複数(例えば3つ)の第2偏心部挿通孔16c及び複数(例えば3つ)のシャフト部挿通孔16dを有している。これらは、第1揺動歯車14の第1外歯14a、中央部貫通孔14b、複数の第1偏心部挿通孔14c及び複数のシャフト部挿通孔14dと同様の構造を有している。各第2偏心部挿通孔16cには、第2ころ軸受18bが介装された状態でクランク軸10の第2偏心部10bが挿通されている。
この歯車装置1では、図略の伝達歯車が回転することによって各クランク軸10が回転すると、偏心部10a,10bに取り付けられた揺動歯車14,16は、偏心部10a,10bの回転に伴って内歯ピン3に噛み合いながら揺動し、これによってキャリア4及び外筒2が互いに相対的に回転する。
この歯車装置1を組み立てるには、まず、クランク軸10の第1偏心部10aに第1ころ軸受18aを取り付けるとともにクランク軸10の第1本体部10fに第1クランク軸受12aを取り付ける。その後、第1突出部10dに第1ワッシャ33を外嵌するとともに、第1挟持部材37を第1突出部10dに外嵌し、第1挟持部材37と第1本体部10fの軸垂直面10iとの間に第1ワッシャ33を挟み込んで該第1ワッシャ33を保持する。また、クランク軸10の第2偏心部10bに第2ころ軸受18bを取り付けるとともにクランク軸10の第2本体部10gに第2クランク軸受12bを取り付ける。その後、第2突出部10eに第2ワッシャ34を外嵌するとともに、第2挟持部材38を第2突出部10eに外嵌し、第2挟持部材38と第2本体部10gの軸垂直面10jとの間に第2ワッシャ34を挟み込んで該第2ワッシャ34を保持する。そして、第1ころ軸受18aには第1揺動歯車14を装着しておく一方、第2ころ軸受18bには第2揺動歯車16を装着しておく。
一方、基板部4aのクランク軸孔4eに基部側保持部材31を圧入して所定位置に固定する。基部側保持部材31を所定位置に固定するには、プレス機等によって所定ストロークだけ基部側保持部材31を挿入できる機械を用いればよい。
そして、基部側保持部材31が固定された基部5を、シャフト部4cが上を向く姿勢でセットし、一方の主軸受6を取り付ける。この状態で、揺動歯車14,16、ワッシャ33,34等が取り付けられたクランク軸10を第1突出部10d側から基板部4aのクランク軸孔4eに挿入する。このとき、シャフト部4cを揺動歯車14,16のシャフト部挿通孔14d,16dに挿入する。そして、他方の主軸受6を取り付けるとともに端板部7を基部5に組み付ける。このとき、第2ワッシャ34が端板部7のクランク軸孔7bに挿入されるようにする。そして、端板部側保持部材32を上からクランク軸孔7bに圧入し、端板部側保持部材32と第2本体部10gの軸垂直面10jとによって第2ワッシャ34が挟持された状態とする。これにより、クランク軸10が基部側保持部材31と端板部側保持部材32とによって軸方向移動が規制された状態で保持されることとなる。
以上説明したように、本実施形態では、クランク軸10の軸方向移動を規制しつつ保持する基部側保持部材31と端板部側保持部材32がそれぞれクランク軸孔4e,7bに圧入される構成となっている。このため、クランク軸10の組み付け時には、例えば基部5のクランク軸孔4eに基部側保持部材31を圧入して、該保持部材31を所定の位置に固定し、その後、クランク軸10を基部5のクランク軸孔4e内に挿入して、クランク軸10に取り付けられた揺動歯車14,16を基部5の基板部4aと端板部7との間に挟むようにして端板部7をセットする。そして、端板部7のクランク軸孔7bに端板部側保持部材32を圧入し、基部側保持部材31と端板部側保持部材32とによってクランク軸10を保持させる。このように、クランク軸10の組み付け時には、クランク軸10の軸方向移動を規制するための保持部材(基部側保持部材31と端板部側保持部材32)をクランク軸孔4e,7bに圧入するので、止め輪のように押し縮める作業は必要でなく、また、載置されたワッシャが位置ずれしないように慎重な作業が必要となるものでもない。したがって、クランク軸10の組み付け作業が煩雑になることを抑制することができる。
また本実施形態では、挟持部材37,38とクランク軸10の軸垂直面10i,10jとの間にワッシャ33,34が挟持されている。このため、ワッシャ33,34がクランク軸10に保持された状態で、該クランク軸10をキャリア4の基部4及び端板部7に組み付けることができる。したがって、組み付け作業性を向上することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更、改良等が可能である。例えば、前記実施形態では、挟持部材37,38が用いられる構成としたが、図3に示すように、挟持部材37,38が省略された構成としてもよい。この構成において、第1本体部10fの外端面10iから突出した第1突出部10dが省略された構成としてもよく、あるいは前記実施形態同様、第1突出部10dが形成された構成としてもよい。
この構成では、挟持部材37,38が省略されているので、クランク軸10を基板部4aのクランク軸孔4eに挿入する前に第1ワッシャ33及び第2ワッシャ34を組み付けておくことはできない。したがって、基部側保持部材31が取り付けられ、シャフト部4cが上を向く姿勢でセットされた基板部4aのクランク軸孔4eに、第1ワッシャ33をシャフト部4c側の端部から挿入し、そこにクランク軸受12aが装着されたクランク軸10をセットする。このとき、第1ワッシャ33は、環状の基部側保持部材31上に載置されるが、第1ワッシャ33の外径がクランク軸孔4eの内径にほぼ等しくなっており、しかも、基部側保持部材31の内孔は、第1ワッシャ33が入り込めないような大きさに設定されているため、第1ワッシャ33が位置ずれすることはない。しかも、第1ワッシャ33の内径がクランク軸10の第1本体部10fの外径よりも小さくなっているため、クランク軸10をクランク軸孔4e内に挿入するだけで、第1本体部10fを第1ワッシャ33に当接させることができる。これにより、基部側保持部材31と第1本体部10fの軸垂直面10iとの間に第1ワッシャ33が挟み込まれた状態となる。そして、クランク軸10の第2突出部10eに第2ワッシャ34を外嵌した上で、端板部7を基部5に締結する。これにより、端板部側保持部材32と第2本体部10gの軸垂直面10jとの間に第2ワッシャ34が挟まれた状態となる。これにより、クランク軸10が基部側保持部材31と端板部側保持部材32とによって軸方向移動が規制された状態で保持されることとなる。
この構成では、挟持部材37,38が省略されているので、前記実施形態に比べて構成を簡素化することができる。この構成においても、止め輪が用いられないため、クランク軸10の組み付け作業が煩雑になることを抑制することができる。
前記実施形態では、第1ワッシャ33及び第2ワッシャ34が用いられた構成となっているが、これに限られるものではない。図4に示すように、第1ワッシャ33及び第2ワッシャ34が省略されていてもよい。この構成では、基板部4aのクランク軸孔4eに圧入されて固定された基部側保持部材31に、クランク軸10の第1本体部10fにおける軸垂直面10iが当接し、また、端板部7のクランク軸孔7bに圧入されて固定された端板部側保持部材32に、クランク軸10の第2本体部10gにおける軸垂直面10jが当接している。したがって、クランク軸10は、基部側保持部材31と端板部側保持部材32とによって挟持されている。この構成では、基部側保持部材31の内孔の内径は、第1本体部10fの外径よりも小さく、また端板部側保持部材32の内孔の内径は、第2本体部10gの外径よりも小さい。また、この構成において、第1本体部10fの外端面10iから突出した第1突出部10dが省略された構成としてもよく、あるいは前記実施形態同様、第1突出部10dが形成された構成としてもよい。
この構成では、第1ワッシャ33及び第2ワッシャ34(スラストワッシャ)を用いることなく、基部側保持部材31及び端板部側保持部材32によって直接クランク軸10を保持することができる。したがって、構成を簡素化することができる。また、クランク軸10を基板部4aに組み付ける際に、第1ワッシャ33及び第2ワッシャ34を固定する作業が必要なくなるため、組み付け工程の簡素化を図ることができる。
前記実施形態では、2つの揺動歯車14,16が設けられた構成としたが、これに限られるものではない。例えば、1つの揺動歯車が設けられる構成、又は3つ以上の揺動歯車が設けられる構成であってもよい。
また前記実施形態では、複数のクランク軸10が中央の貫通孔4d,7aの周囲に配設された構成としたがこれに限られるものではない。例えば、クランク軸10がキャリア4の中央部に配設されたセンタークランク式としてもよい。
1 偏心揺動型歯車装置
2 外筒
3 内歯ピン
4 キャリア
4a 基板部
4c シャフト部
5 基部
7 端板部
10 クランク軸
10a 第1偏心部
10b 第2偏心部
12a 第1クランク軸受
12b 第2クランク軸受
10c 軸本体
10d 第1突出部
10e 第2突出部
10f 第1本体部
10g 第2本体部
10i 軸垂直面
10j 軸垂直面
14 第1揺動歯車
14a 外歯
14c 偏心部挿通孔
16 第2揺動歯車
16a 外歯
16c 偏心部挿通孔
31 基部側保持部材
32 端板部側保持部材
33 第1ワッシャ
34 第2ワッシャ
37 第1挟持部材
38 第2挟持部材

Claims (4)

  1. 偏心部を有するクランク軸と、
    前記偏心部が挿入される挿通孔を有すると共に歯部を有する揺動歯車と、
    前記揺動歯車の前記歯部と噛み合う内歯を有する外筒と、
    クランク軸孔が形成された基部と、クランク軸孔が形成された端板部とを有するキャリアと、
    前記基部の前記クランク軸孔に圧入された基部側保持部材と、
    前記端板部の前記クランク軸孔に圧入された端板部側保持部材と、を備え、
    前記クランク軸は、前記基部側保持部材と前記端板部側保持部材とによって軸方向移動が規制された状態で保持されている偏心揺動型歯車装置。
  2. 前記基部側保持部材と前記クランク軸との間及び前記端板部側保持部材と前記クランク軸との間に、それぞれスラストワッシャが配置されており、
    前記基部側保持部材と前記クランク軸との間に配置された前記スラストワッシャによって前記クランク軸の一方向の移動が規制され、
    前記端板部側保持部材と前記クランク軸との間に配置された前記スラストワッシャによって前記クランク軸の他方向の移動が規制されている請求項1に記載の偏心揺動型歯車装置。
  3. 前記クランク軸は、スラストワッシャが当接する軸垂直面と、この軸垂直面からそれぞれ軸方向の外側に突出する突出端部とを有しており、
    前記突出端部にはそれぞれ、前記軸垂直面との間に前記スラストワッシャを挟持する挟持部材が外嵌されている請求項2に記載の偏心揺動型歯車装置。
  4. 前記クランク軸は、前記基部側保持部材と前記端板部側保持部材とによって挟持されている請求項1に記載の偏心揺動型歯車装置。
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