JPS61184250A - 減速装置 - Google Patents

減速装置

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JPS61184250A
JPS61184250A JP2414285A JP2414285A JPS61184250A JP S61184250 A JPS61184250 A JP S61184250A JP 2414285 A JP2414285 A JP 2414285A JP 2414285 A JP2414285 A JP 2414285A JP S61184250 A JPS61184250 A JP S61184250A
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JP
Japan
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external gear
reduction device
speed reduction
input
input crankshaft
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Application number
JP2414285A
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English (en)
Inventor
Teruhisa Ando
安藤 輝久
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Nabtesco Corp
Original Assignee
Teijin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61184250A publication Critical patent/JPS61184250A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/28Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
    • F16H1/32Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Retarders (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は減速装置、例えば、入力軸に連結された外歯歯
車を偏心揺動させて入力軸の回転を減速する減速装置に
関する。
(従来技術) 従来、この種の減速装置(例えば、特開昭55−107
149、同55−112450、実開昭59−1279
51号)に限らず、一般に、動力伝達装置は機械効率を
高めるため、トルク伝達経路中の相対回転部にころがり
軸受、ローラ、フッ素被膜等摩擦係数の小さい機構を介
在させている。
(発明が解決しようとする問題点) したがって、一般の減速装置は、ウオーム歯車減速装置
は例外として、出力側から外力が加えられたとき入力側
に外力を伝達しないという、所謂不可逆性、すなわち、
セルフロック機能を有していない。
したがって、例えば、第3図に示すように、走行用の油
圧モータ51と減速装置52とから構成されているクロ
ーラ車輌の走行装置53においては、走行装置53が坂
道で停止しているとき、自重分力により走行装置53が
自走を始めると困る。
このため、走行装置53には、ネガティブブレーキ54
が設けられている。55は油圧モータ51の回転軸に連
結されたネガティブブレーキ54の摩擦板であり、56
は摩擦板55に制動力を与える油圧シリンダである。5
7は油圧シリンダ56と油圧モータ51にオイルパイプ
58を介して高圧オイルの給排を制御する高圧選択装置
である。このネガティブブレーキ54は複雑な機構であ
り、かつ、高価であるという問題点がある。
したがって、自走防止が必要な装置にはウオーム減速機
を採用することも考えられるが、これは、定常運転時の
機械効率が悪く、高効率を要求される走行装置等用の減
速機としては不適当である。したがって、自走防止の機
能を持たねばならない装置の大巾なコストダウンを図る
ためには、従来のブレーキシステムを抜本的に考え直す
必要があった。
そこで、本発明は減速装置の内部に起動時のセルフロッ
ク機能をもたせて、減速装置に付加的な、かつ、複雑、
高価なネガティブブレーキを必要とせず、また、定常運
転時の機械効率はすぐれ、安価な効率のよい減速装置を
提供することを目的とした。
(問題点を解決するための手段) そこで、本願発明者は、外歯歯車が偏心揺動して入力軸
の回転数を減速する減速装置(以下、単に、減速装置と
いう)において、以下に述べる減速装置の3つの重要な
機能に着目して本発明に到達した。
以下、まず、減速装置の3つの重要な機能の骨子を説明
し、次に、それらの機能の詳細について説明する。
まず、減速装置の機能の骨子について説明する。
第1の機能の骨子は、減速装置の入力クランク軸が、ウ
オーム減速機と同じように、くさびモデルで表現できる
こと。第2の機能の骨子は、減速装置を増速機として使
用する場合、減速装置の全体損失率ψ0が所定値を超え
ると、減速装置の起動時の機械効率ηは、零になること
、すなわち、セルフロック機能が生ずる、以下、単にセ
ルフロック条件という。第3の機能の骨子は、軸外周面
と軸受面とのすべり接触のように、すべり接触面の摩擦
係数μが境界潤滑域においては一般に0.12〜0.1
5と高いが、流体潤滑域においてはころがり軸受の摩擦
係数とほぼ同様の0.001〜0.002になることで
ある。
一般に、偏心揺動型の減速装置40は、第4図のスケル
トン図(後述の第1実施例をスケルトン図で示したもの
)に示すように、入力クランク軸(S)41と、入力ク
ランク軸(S)41に嵌合して偏心揺動する外歯歯車(
al 42と、外歯歯車fat 42の歯先42aとか
み合い、かつ、大きく減速されてゆっくり回転するピン
歯車である内歯歯車(bl 43と、その出力軸44と
、入力クランク軸(S’)41を支持する支持体(V)
45と、から構成されている。
ここで、まず、第1機能の骨子について第5図のモデル
を用いて詳細に説明する。第5図において、入力クラン
ク軸(S)41と外歯歯車fal 42との嵌合してい
る嵌合個所46においては、入力クランク軸(S)41
の1回転(すなわち、回転軸(直径D)の周長πD)に
対して、外歯歯車(al 42は外歯歯車(al 42
の歯数Za(例えば、35)分の1の回転したせず、第
5図に示したように、くさび(入力クランク軸(S)4
1相当する)47のおおきな水平方向の移動距離πDに
対して、くさびに接する負荷(外歯歯車ial 42に
相当する)48の上下方向の移動距離2eは小さく、嵌
合個所46に移動距離πDに相当する大きな滑り摩擦が
生ずることがわかる。
次に、第2の機能の骨子について詳細に説明する。第4
図において、この減速装置40の起動時の機械効率ηを
第1表に示し、かつ全体損失率φ0および各部の損失率
ψ1、ψ2、ψ3、ψ4とその計算式を第2表に示した
。起動時の機械効率ηは減速装置40を減速機として使
用した場合の機械効率ηと増速機として使用した場合の
機械効率ηとについて示しである。
第1表(起動待機械効率η) 第2表(計算式) また、μaは各外歯歯車fat 42と内歯歯車fb1
43 (ピン歯車)との噛み合い部の第1静摩擦係数、
μbは各人力クランク軸(S)41(または支持軸)と
回転支持部との間の第2静摩擦係数、μCは、各人力ク
ランク軸(S)41(又は支持軸)の偏心部と各外歯歯
車ta) 42の嵌合部との間の第3静摩擦係数、μd
は各真直支持軸(第8図(v)、←)参照)と各外歯歯
車(a)との間の第4静摩擦係数、dlは各入力クラン
ク軸(S)41(又は支持軸)の軸受の直径、すなわち
、第1軸径、d2は各偏心部の直径、すなわち、第2軸
径、F は全外歯歯車(al 42の伝達荷重、Mは全
外歯歯車(al 42の伝達モーメント、eは各偏心部
の偏心量、rは支持軸(又は入力クランク軸(S)41
)と出力軸44との軸間距離である。
第1表および第4図において、減速装置40が減速機と
して使用する場合、支持体(V)45が固定されている
とき、入力クランク軸(S)41に対する内歯歯車(b
l 43の出力軸44の機械効率ηはη−1/ (1+
Zaψo ) −−−−−一式(3)となる。
また、増速機として使用する場合、内歯歯車(b)43
が固定されているとき、出力である支持体(■)45の
入力クランク軸(S)41にたいする機械効率ηは77
=1−(Za−1)ψo−−−−−一式(2)となる。
したがって、この減速装置の出力側から動力または外力
を伝達する場合、減速装置40の全体損失率ψ0がある
値を超えると、起動時の機械効率ηが零以下となる、い
わゆるセルフロックが可能となる。
次に、セルフロックの条件を前述の第1表、および第2
表の式を用い、かつ、後述の第1実施例の事例を用いて
示す。
第1実施例においては、外歯歯車の歯数Zaが35本、
内歯歯車の歯数zbが36本であるので、第2表の式(
2)において、η−0=1−(Za−1)ψoしたがっ
て、全体損失率ψo−1、/34 = 0.02941
1となる。すなわち、全体損失率ψ0が0.02941
1以上になるときセルフロック機能が生ずる。全体損失
率φ0は、第2表に示すように、減速装置の各部の損失
率ψ1、ψ2、ψ3、ψ4の総和であり、減速装置41
の各部の損失率、すなわち、各部の軸受、歯先の係合部
などすべり接触する面の静摩擦係数をある値以上にする
ことによりセルフロック機能が生ずることがわかる。
次に第3の機能の骨子について詳細に説明する。第6図
に示すように、すべり接触する軸受である、いわゆるす
べり軸受、および軸と軸受部にころを介装したいわゆる
ころがり軸受の摩擦係数μの起動時の変化は、いわゆる
ストリーベソク(stribeck)曲線として知られ
ている。
すべり軸受の摩擦係数μは、境界潤滑域、すなわち、起
動時には一般に0.12〜0.15と高いが、流体潤滑
域、すなわち、定常運転時には摩擦係数μはころがり軸
受とほぼ同程度のo、ooi〜0゜002となる。
以上、説明した第1〜3機能を理論的に分析、総合し、
かつ、多くの実験を繰り返した結果、下記の構成によっ
て、前記問題的を解決した。
本発明に係る減速装置は、内歯歯車と、内歯歯車に噛み
合う外歯歯車と、外歯歯車に嵌合して外歯歯車を揺動回
転させる入力クランク軸と、を備えた偏心揺動型の減速
装置において、増速機として作用する場合の起動時の機
械効率が零以下になるようトルク伝達経路中の相対運動
部の静摩擦係数を高めたことを特徴としている。
(作用) 次に、作用について説明する。
偏心揺動型の減速装置において、減速機として作動する
場合、定常運転時はストリーベソク曲線によって示され
たように、トルク伝達経−路中の相対運動の動摩擦係数
は小さく、高い機械効率で作動する。一方、減速装置が
、増速機として作動する場合には、起動時の機械効率が
零以下になるようトルク伝達経路中の相対運動部、例え
ば、入力クランク軸と外歯歯車との嵌合箇所、および入
力クランク軸を支持する支持部の静摩擦係数が高めであ
るのでセルフロンク機能が作用して減速装置は作動する
ことはない。
(実施例) 以下、本発明に係る減速装置を図面に基づいて説明する
。第1図及至第7図は本発明の第1実施例を説明する図
である。
先づ、構成について説明する。第1図および第2図にお
いて、1は図示していないフレーム、例えばクローラ車
輌の走行フレームに固定されたブロック体であり、この
ブロック体1はその一端部に円板状の円板状部2を有す
る。円板状部2の一端部には凹み3が形成され、この凹
み3内には駆動機構4が収納されている。5は中心から
放射方向に延びる複数(実施例では3個でY字状)の末
広の断面をもち、減速装置の軸方向Kにねし孔5aを内
包する突柱部である。突柱部5の一端は円板状フレーム
2の他端部に一体的に形成され、かつ、突柱部5は中心
軸に上に延在する駆動軸6の周囲を駆動軸6から離隔し
て形成されている。7はブロック体1の他方に位置する
よう設けられた端円板であり、この端円板7は各ねじ孔
5aにねじ込まれたり一マボルト5Cを介してブロック
体1に着脱自在に取付られる。前述したブロック体1、
および端円板7は全体として支持体(■)8を構成する
。そして、前記円板状部2はこの支持体(V)8の一端
部に該当しており、端円板7はこの支持体(v)8の他
端部に該当することになる。また、10は一般炭素鋼製
の入力クランク軸(S)であり、入力クランク軸(S)
10の軸線は駆動軸6の軸線と平行に、かつ、駆動軸6
から放射方向外側に離隔して所定円周上に複数(第1実
施例では3個)設けられている。入力クランク軸(S)
10はこの入力クランク軸(S)10を回転支持する円
板状部2の一端に設けられた軸孔、すなわち、回転支持
部9と、端円板7に設けられた軸孔、すなわち、回転支
持部9とにそれぞれ互いに第1ブツシユllaを介して
すべり接触するよう軸支されている。入力クランク軸(
S)10の端円板7側の端部10aには入力クランク軸
歯車12が固定され、駆動軸6の端部6aに固定された
ピニオン13と噛み合い、駆動力を入力クランク軸10
に伝達する。入力クランク軸(,5)10の一端側の第
1偏心部14と円板状の第1外歯歯車(8116の嵌合
部16aとは第2ブツシユllbを介してすべり接触す
るよう嵌合している。また、入力クランク軸(S)10
の他端側の第2偏心部15と円板状の第2外歯歯車(a
l 17の嵌合部17aとは第2ブツシユllbを介し
てすべり接触するよう嵌合している。したがって、入力
クランク軸(S)10は第1外歯歯車(a)16と、第
2外歯歯車ta) ITとを180度の位相差をもち偏
心揺動運動をする。また、入力クランク軸(S)10は
、いわゆる、すべり軸受構造である。なお、各部1、第
2ブツシュlla、llbはステンレス製であり、各嵌
合部16a、17aに圧入している。各入力クランク軸
(S)10の外周と各部11a、llbの内周との隙間
は、全周に油膜を形成できる程度であるのが好ましい。
また、第1、第2外歯歯車fa)16.17は一般炭素
鋼製である。
20は、第1外歯歯車(al 16および第2外歯歯車
(a) 17を囲むように設けられた円筒状のハブ体で
あり、ハブ体20は内周面にステンレス製のピン21を
内歯とする内歯歯車fb) 22を形成している。
内歯歯車(bl 22は入力クランク軸(S)10の回
転により揺動回転する第1外歯歯車16および第2外歯
歯車17と噛み合い)入力クランク軸(S)10の回転
数を減速する。すなわち、本発明の第1実施例は偏心揺
動型の減速装置である。
この減速装置のトルク伝達経路中の相対運動部には、す
べり軸受構造を採用しており、これにより静摩擦係数を
高めである。減速装置が増速機として作用する場合、起
動時の機械効率は零以下になるようになされている。2
4は円板状部2の他端部外周とハブ体20の一端内周と
の間に介在された第1軸受であり、この第1軸受24は
ハブ体20を支持体(■)8に回転自在に支持させる。
25はハブ体20の他端部内周と支持体(v)8の他端
部に位置する端円板7の外周との間に介在された第2軸
受である。26は円板状のカバーであり、このカバー2
6はハブ体20内にハブ体20の他端開口を閉止するよ
う収納される。
ハブ体20内には潤滑油が入れである。28はフランジ
であり、フランジ28はハブ体20の一端側の外周面に
固定され、被駆動部(例えば、クローラ、または車輪で
あり、図には示されていない)にボルト止めされる。
次ぎに、本発明の第1実施例の機械効率およびセルフロ
ック機能について説明する。
偏心揺動型の減速装置においては、一般に、内歯歯車2
2の歯数は6〜200程度の範囲が実用される。この第
1実施例の内歯歯車(bl 22の歯数zbは36本、
第1外歯歯車(al 16および第2外歯歯車+a) 
17の歯数Zaは共に35本である。したがって、内歯
歯車(b) 22の歯数zbと外歯歯車+al16.1
7の歯数Zlaとの差は1つだけである。
また、増速機としての起動時の機械効率ηは第1表の式
(2)から η−1−(Za−1)ψ0 であり、セルフロック時の条件は、η−0=1−(Za
−1)ψ0であるので、前述の第4図のスケルトン図に
ついて説明したように、全体損失率ψ0が0.0294
11以上になるときにセルフロック機能を生ずることに
なる。セルフロック時の全体損失率ψ0と歯数Zaとの
関係を第7図の実線Iに示す。第7図において、縦軸は
減速装置の全体損失率ψ0であり、横軸は外歯歯車(a
) 17の歯数Zaである。また、実線Iの右上側がセ
ルフロック機能を生ずる領域である。
次に、第1実施例の全体損失率ψ0の値について説明す
る。
第1〜2図および第2表において、第1実施例の減速装
置は、入力クランク軸(S)10はブツシュlla、l
lbを介したすべり軸受を用いており、各部の第1、第
2、第3静摩擦係数μa、μb1μCは共に略0.1で
ある。
また、第1軸径d1は20mm、第2軸径d2は25m
m、伝達荷重F は5576kg、伝達モーメントhは
320 X 10 kgm、偏心量eは1.7mm 、
軸間距離rは451である。これらの数値を第2表の式
に入れると、全体損失率ψ0は0.0420となる。
これは、前述のセルフロック条件時の全体損失率ψ0≧
0.0294を十分に充たす。
一方、本発明の理解を容易にするために第1実施例に用
いたすべり軸受の代わりに従来のころがり軸受を用いた
場合について説明する。
ころがり軸受を用いた場合、第2静摩擦係数p l)お
よび第3静摩擦係数μCはともにほぼ0.002である
。他の条件は前述の第1実施例と同しであるので、これ
らの条件を第2表の各式に挿入し、計算すると、全体損
失率ψ0は0.0036となる。この値は本実施例ψ0
の約12分の1であり、また、前述のセルフロック条件
時の全体損失率ψ0≧0.0294よりも小さい。した
がって、セルフロック機能は持たない。第2表の式(7
)、(8)中のF、M、d、 、d2の値の比は減速機
モデルが決まれば一義的に所定範囲内で定まるから、φ
0の値はμC1μb、μC,、Zbによって変動する。
上述従来例(μC=0.1 、μb−μc = 0.0
02 )におけるφ0とZaとの関係を第7図に実線■
で示す。
(作用) 第1実施例の作用について説明する。第1図〜第2図に
おいて減速装置に連結した駆動機構4により、駆動軸6
が駆動回転される。駆動軸6に固定されたピニオン13
と3個の入力クランク軸歯車12により駆動軸6の回転
は3個の入力クランク軸16(S)10に分割される。
入力クランク軸(S)10は2個の第1ブツシユlla
により軸支されて回転し、第1偏心部14および第2偏
心部15は第2ブツシユllbを介して、それぞれ、第
1外歯歯車(al 16および第2外歯歯車(a117
に嵌合し、外歯歯車(al16.17を偏心揺動運動を
させる。支持体■8が固定されているので、外歯歯車(
al 16の偏心揺動運動により内歯歯車fb)22が
回転し、内歯歯車(bl 22の回転とともに、ハブ体
20のフランジ部にボルト止めされた被駆動部(例えば
クローラ、車輪)が回転する。
この減速装置のトルク伝達経路中の相対運動部には、す
べり軸受、すなわち第1ブツシュ11aおよび第2ブツ
シユllbが用いられるので、起動時の機械効率ηは低
い(η=0.39)。しかしながら、一般に、電動モー
タは減速機などのように、原動機側の出力トルクは所要
トルクの2.5倍以上の大きい容量を持っている。した
がって、原動機が焼付く等の問題は起こらない。
また、起動時の速度は零であり、また、起動時間は短い
ため、熱の発生は少なく、すべり軸受の軸受の焼き付き
等もなく、実用上問題ない。一方、定常運転時において
は、第6図に示す特性線からも明らかなように、高い機
械効率を達成する。第1実施例における機械効率ηの実
測値(条件: Z = 150 cst 、’ P =
 1.2 kg/ mm、N = 10Or、p、m、
)は83%〜85%であった。この減速装置を停止する
時には、従来の装置と同様に、他の機械的、流体的、あ
るいは電気的なブレーキ手段により停止させる。
一度、この減速装置が停止した後は、この減速装置のト
ルク伝達経路中の相対運動部には、すべり軸受構造、す
なわち、3個の人力クランク軸(S)10の軸受には第
1ブツシユllaおよび第2ブツシユllbが用いられ
、かつ、減速装置の外力による起動時の全体損失率ψ0
は0.0420となる。これは、セルフロック条件の全
体損失率ψ0≧0.0294を十分に満たしである。し
たがって、外力が加わってもセルフロック機能が作用し
自走が防止される。
(計算例) 次に、各種の軸受構造と、セルフロック条件との関係を
明確にするために、第3表A−F項に示すように、各種
の軸受構造(R−W)を、第1実施例の入力クランク軸
(S)10(又は入力クランク軸(S)10および支持
軸)に適用した場合について、減速装置の全体損失率ψ
Oの値を求めて、セルフロック条件を判定した。第3表
中の軸受構造の項目のR−Wはそれぞれ第8図(r)〜
(W)の図面に対応する。R構造は第1実施例を示し、
S −W構造は比較例を示している。
比較例S、Tは第8図(31、(tlに図示した点のみ
が前述の第1実施例と異なり、負荷条件、本発明に係る
主要部寸法(d8、d2等)等は第1実施例と同じであ
る。
比較例U、、V、Wは実開昭59−12.7.951号
公報に開示されているのと同様、前段歯車装置を有さな
い点および外歯歯車(alの中心に入力クランク軸(S
)を係合せしめ出力軸から距11irの外歯歯車fal
上で支持軸(P)を係合せしめた点(すなわち第8図(
u)、(V)、輛)に図示した点)のみが第1実施例と
異なり、負荷条件、本発明に係る主要部寸法(d、、d
2等)、適用計算式((2)式、(5)式等)等は第1
実施例と同じである。
第3表 なお、すべり軸受の静摩擦係数μは、すべり接触する部
分の材料や表面粗さによって異なるが、一般的にはμm
0.08〜0.15の範囲である。
また、動摩擦係数はすべり接触する部分の材質などを変
えても、はとんど変動しない。また、第1表、第2表の
式は外歯歯車+alの数や入力クランク軸(S、)の数
を変えても適用できる。
第8図において、(r)〜←)図のそれぞれの図面は入
力クランク軸(S)、支持軸(P)、支持体(V)、外
歯歯車(al、ブツシュ11およびころがり軸受Bとの
関係を概略モデルで示したものである。その他の符号は
第1〜2表に用いたものと同じである。
第3表A項は第1実施例であり、起動時の全体損失率ψ
0は前述したようにψ9 = 0.0420でありセル
フロック条件、ψ0≧0.0294を充たすので、下段
に示すように、セルフロック機能を有している。
また、第3表B項は、入力クランク軸(S)の両端がこ
ろがり軸受で軸支され、外歯歯車(a)がすべり軸受で
嵌合している場合である。全体損失率ψ0は0.024
907 (< 0.0294 >であり、セルフロック
機能はない。
また、第3表C項は、入力クランク軸(S)の両端およ
び偏心部にそれぞれころがり軸受Bを用いた場合である
。全体損失率ψOは0゜003562 (<  0.0
294 )であり、セルフロック条件は充たさない。し
たがって、セルフロック機能はない。
また、第3表り項は、入力クランク軸(S)の偏心部と
外歯歯車(a)をすべり軸受構造とし両者間の静摩擦係
数μCは0.1である。支持軸(P)の偏心部はころが
り軸受Bを介して外歯歯車(a)に嵌合しており両者間
の静摩擦係数μCは0.002である。支持軸(P)の
両端はすべり軸受構造となっている。全体損失率φ0は
0.042419 (> 0.0294 )となり、セ
ルフロック機能を有する。
第3表E項は支持軸(P)を真直な棒とし、その両端が
ころがり軸受Bを介して支持され、その中央が外歯歯車
(alとすべり接触する点が第3表り項と異なる場合で
ある。全体損失率φOは0.029719 (> 70
.0294 )となりセルフロック機能を有する。
第3表F項は支持軸(P)を片持ちで、かつ支持体■に
固定している点が第3表E項と異なる場合である。全体
損失率φは0.0293701  (< 0.0294
)となりセルフロック機能はない。
なお、本発明でいうすべり軸受は、軸と軸受間の全周に
油膜を形成する程度の間隔を有するものに限らず、それ
より大きな間隔を有するものであっても本発明と同じ作
用効果を生ずるものを含む。
なお、前記第1実施例においては、トルク伝達経路中の
相対運動部すなわち、入力クランク軸と回転支持部との
間、偏心部と嵌合部との間、支持軸と回転支持部との間
および支持軸と係合部との間(以下、単に相対運動部と
いう)には、それぞれ互いに、ブツシュを介してすべり
接触する場合について説明したが、本発明においては、
これらの実施例に限らず、相対運動をする相対運動部の
静摩擦係数の高いすべり接触であればよい。
また、前記第1実施例においては、トルク伝達経路中の
相対運動部に、それぞれ互いに、ブツシュを介してすべ
り接触する場合について説明したが、本発明においては
、これらの実施例に限らず、相対運動部の間隙が全周に
油膜を形成する大きさであってもよい。
また、前記第1実施例においては、相対運動部のそれぞ
れ互いの間の静摩擦係数μはほぼμm0.1として場合
について説明したが、本発明においては、これらの実施
例に限らず、相対運動部の静摩擦係数μは、μm0.0
5〜0.2であってもよい。
また、前記の第1実施例においては内歯歯車の歯は単に
ピンとして、通常の材質のピンを用いた場合について説
明したが、本発明においでは、この実施例に限らず、内
歯歯車の歯の一部または全部に高摩擦材質のピンを用い
、このピンと外歯歯車との間の静摩擦係数を高めてもよ
い。
また、前記の第1実施例においては、外歯歯車の歯形に
ついては特に限定しない場合につ         1
いて説明したが、本発明においては、これらの実施例に
限らず、トロコイド系歯形、または、インボリュート歯
形など外歯歯車と噛み合う一般歯形であってもよい。
(発明の効果) 以上、説明したように、本発明によれば、偏心揺動型の
減速装置の内部に簡単な構造で起動時のセルフロック機
能を持たせた。また、減速装置に付加的な複雑なかつ高
価なブレーキ装装置を必要とせず、走行装置の大幅なコ
ストダウンを達成できた。さらにまた、定常運動時には
機械効率は従来とほぼ同等の優れたものを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1〜2図は本発明に係る減速装置の第1実施例を説明
する図であり、第1図はその断面図、第2図は第1図の
n−n矢視断面図である。 第3図は従来の減速装置を用いた走行装置の概略説明図
、第4図は本発明に係る減速装置の理論を説明するため
の第1図のそのスケルトン図、第5図は減速装置の一部
の機能を説明する機能モデル図、第6図は起動時の軸と
軸受間の摩擦抵抗の変化を示す、いわゆるストリーベソ
ク曲線を示す図、第7図は本発明のセルフロック機能を
説明する図である。第8図は第3表中の実験例に対応す
る図であり、第8図tr+〜綾)はそれぞれ第3表中の
A−Fに対応する。 8.45−−−−−−支持体(V) 9−−−−一回転支持部、 10.41−−−−一・入力クランク軸(S)、11 
a 、 11 b 、 11−−−−−−ブツシュ、1
4.15・−一−−−偏心部(第1、第2偏心部)、1
6.17.42−−−−−一外歯歯車ta+、16 a
 、 17 a −−−−一嵌合部、21−−−−−−
ピン、 22.43−−−−−内歯歯車(bl、P−−−一回転
支持部(P)、 η−−−−−−機械効率、 μa、μb、μc−’−−−−静摩擦係数。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内歯歯車と、内歯歯車に噛み合う外歯と、外歯歯
    車に嵌合して外歯歯車を揺動回転させる入力クランク軸
    と、を備えた偏心揺動型の減速装置において、増速機と
    して作用する場合の起動時の機械効率が零以下になるよ
    うトルク伝達経路中の相対運動部の静摩擦係数を高めた
    ことを特徴とする減速装置。
  2. (2)前記入力クランク軸が外歯歯車の所定円周上に複
    数設けられ、該複数の入力クランク軸のそれぞれに入力
    が加えられると共に、該複数の入力クランク軸が外歯歯
    車を支持するようにしたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の減速装置。
  3. (3)前記入力クランク軸が外歯歯車の中心に設けられ
    、外歯歯車の所定円周上に穿設された複数の孔に係合す
    る複数の支持軸を設けたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の減速装置。
  4. (4)入力クランク軸と入力クランク軸を回転支持する
    回転支持部および入力クランク軸の偏心部とこの偏心部
    に嵌合する外歯歯車の嵌合部をそれぞれ互いにすべり接
    触させるようにすることにより前記静摩擦係数を高めた
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項または第3項記
    載の減速装置。
  5. (5)前記複数の支持軸がクランク状のピンよりなるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の減速装置。
  6. (6)前記複数の支持軸が真直ぐな棒状のピンよりなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の減速装置
  7. (7)前記支持軸がこの支持軸を支持する支持体に固定
    されたことを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の減
    速装置。
  8. (8)前記支持軸がこの支持軸を支持する支持体に回転
    自在に支持されたことを特徴とする特許請求の範囲第6
    項記載の減速装置。
  9. (9)前記支持軸とこの支持軸を回転自在に支持する回
    転支持部および入力クランク軸の偏心部とこの偏心部に
    嵌合する外歯歯車の嵌合部をそれぞれ互いにすべり接触
    させるようにすることにより前記静摩擦係数を高めたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第5項または、第8項記
    載の減速装置。
  10. (10)前記支持軸と外歯歯車の係合部および入力クラ
    ンク軸の偏心部と外歯歯車の嵌合部をそれぞれ互いにす
    べり接触させるようにすることを特徴とする特許請求の
    範囲第5項、または第6項記載の減速装置。
  11. (11)入力クランク軸とこの入力クランク軸を回転支
    持する回転支持部および入力クランク軸の偏心部と外歯
    歯車の嵌合部をそれぞれ互いにブッシュを介してすべり
    接触することを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の
    減速装置。
  12. (12)前記支持軸と支持軸を回転自在に支持する回転
    支持部および入力クランク軸の偏心部と外歯歯車との嵌
    合部をそれぞれ互いにブッシュを介してすべり接触する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の減速装置
  13. (13)入力クランク軸と入力クランク軸を回転支持す
    る回転支持部および入力クランク軸の偏心部と外歯歯車
    の嵌合部をそれぞれの間隙が全周に油膜を形成する大き
    さであることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の
    減速装置。
  14. (14)前記支持軸とこの支持軸を回転自在に支持する
    回転支持部および入力クランク軸の偏心部と外歯歯車の
    嵌合部のそれぞれの間隙が全周に油膜を形成する大きさ
    であることを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の減
    速装置。
  15. (15)入力クランク軸と入力クランク軸を回転支持す
    る回転支持部および入力クランク軸の偏心部と外歯歯車
    の嵌合部がそれぞれの間の静摩擦係数が0.08〜0.
    15であることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載
    の減速装置。
  16. (16)前記支持軸と支持軸を回転支持する回転支持部
    および入力クランク軸の偏心部と外歯歯車の嵌合部がそ
    れぞれの間の静摩擦係数が0.08〜0.15であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の減速装置。
  17. (17)前記支持軸と外歯歯車の係合部および入力クラ
    ンク軸の偏心部と外歯歯車の嵌合部がそれぞれの間の静
    摩擦係数が0.05〜0.2であることを特徴とする特
    許請求の範囲第10項記載の減速装置。
  18. (18)前記内歯歯車の歯の一部又は全部を高摩擦材質
    のピンで構成し、該ピンと前記外歯歯車との間の静摩擦
    係数を高めたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の減速装置。
  19. (19)前記外歯歯車がトロコイド系歯形よりなること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の減速装置。
  20. (20)前記外歯歯車がインボリュート系歯形よりなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の減速装置
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