JP2014117143A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】端子接続時の接触荷重によるコネクタ側端子と回路基板との導通不良を抑えることができるモータを提供する。
【解決手段】コネクタハウジング51の組み付けに伴い、モータ部側の給電端子がコネクタ側端子71,81の二股接続部75,85の間にそれぞれ差し込まれ、該二股接続部75,85が給電端子を弾性的に挟むように接続される。そして、各コネクタ側端子71,81は、コネクタハウジング51に固定された圧入部72,82と、制御回路基板と接続される基板接続部73,83と、該基板接続部73,83よりも二股接続部75,85側に位置する被支持部74,84とを備え、コネクタハウジング51は、被支持部74,84を組付方向X後方側からそれぞれ支持する第1及び第2端子支持部91,92を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えばパワーウインド装置等の駆動源として用いられるモータに関するものである。
従来、この種のモータは、回転軸を有するモータ部と、モータ部に組み付けられ、回転軸の回転を減速して出力する減速機構を収容するギヤハウジングと、ギヤハウジングに組み付けられたコネクタハウジングを有するコネクタモジュールとを備えている(例えば特許文献1参照)。コネクタハウジングには、モータ部側の給電端子と接続されたコネクタ側端子と、そのコネクタ側端子と接続された回路基板とが支持されている。そして、ギヤハウジングに対するコネクタハウジングの組み付けに伴い、給電端子がコネクタ側端子の差し込み部に差し込まれて接続されるようになっている。このような構成によれば、コネクタハウジングをギヤハウジングに組み付けることで、コネクタ側端子とモータ部の給電端子との接続が完了するため、製造工程の簡素化に寄与できる。
国際公開第2011/107300号
しかしながら、上記のようなモータでは、コネクタ側端子の差し込み部にモータ部の給電端子が差し込まれる際に生じる接触荷重が大きく、その荷重がコネクタ側端子と回路基板との接続部位に掛かることで、コネクタ側端子と回路基板との導通不良を招く虞があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、端子接続時の接触荷重によるコネクタ側端子と回路基板との導通不良を抑えることができるモータを提供することにある。
上記課題を解決するモータは、回転軸を有するモータ部と、前記モータ部に組み付けられ、前記回転軸の回転を減速して出力する減速機構を収容するギヤハウジングと、前記モータ部側の給電端子と接続されたコネクタ側端子及び該コネクタ側端子と接続された回路基板を、前記ギヤハウジングに組み付けられたコネクタハウジングに備えたコネクタモジュールとを備え、前記ギヤハウジングに対する前記コネクタハウジングの組み付けに伴い、前記給電端子が前記コネクタ側端子の差し込み部に差し込まれて接続されるモータであって、前記コネクタ側端子は、前記コネクタハウジングに固定された固定部と、前記回路基板と接続された基板接続部と、該基板接続部よりも前記差し込み部側に位置する被支持部とを備え、前記コネクタハウジングは、前記被支持部を組付方向後方側から支持する端子支持部を備えている。
この構成によれば、コネクタ側端子の基板接続部よりも差し込み部側に位置する被支持部が、コネクタハウジングの端子支持部によって組付方向後方側から支持される。これにより、差し込み部にモータ部の給電端子が差し込まれる際に生じる接触荷重を端子支持部が受けるため、コネクタ側端子と回路基板との接続部位に掛かる荷重が抑えられる。これにより、端子接続時の接触荷重によるコネクタ側端子と回路基板との導通不良を抑えることができる。
上記モータにおいて、前記コネクタ側端子の前記被支持部は、前記差し込み部の組付方向後方側に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、端子支持部が差し込み部の組付方向後方側の被支持部を支持するため、端子接続時の接触荷重を端子支持部で好適に受けることができ、その結果、コネクタ側端子と回路基板との接続部位に掛かる荷重をより一層抑えることができる。
上記モータにおいて、前記コネクタ側端子は、前記固定部と前記差し込み部との間に設けられた複数の屈曲部によってクランク形状とされていることが好ましい。
この構成によれば、コネクタ側端子がクランク形状をなすため、モータ部側の給電端子の位置に応じた差し込み部の設置の自由度を向上させることができる。
上記モータにおいて、前記コネクタ側端子において前記屈曲部間をなす延設部の少なくとも一部が前記被支持部として構成されていることが好ましい。
この構成によれば、コネクタ側端子の屈曲部間の延設部を被支持部とするため、被支持部を容易に構成することが可能となる。
上記モータにおいて、前記コネクタ側端子の前記固定部は、前記基板接続部よりも前記差し込み部側に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、端子支持部だけでなく固定部でも端子接続時の接触荷重を受けるため、コネクタ側端子と回路基板との接続部位に掛かる荷重をより一層抑えることができる。
上記モータにおいて、前記コネクタ側端子の前記差し込み部は、二股状をなす二股接続部とされ、該二股接続部が前記給電端子を弾性的に挟むように接続されていることが好ましい。
この構成によれば、コネクタハウジングの組み付けに伴って給電端子がコネクタ側端子の二股接続部の間に差し込まれて接続可能な構成とでき、また、その接続構成を簡素化することができる。
本発明のモータによれば、端子接続時の接触荷重によるコネクタ側端子と回路基板との導通不良を抑えることができる。
実施形態のモータの正面図である。 同形態のモータ部及びコネクタモジュールをギヤハウジング側から見た平面図である。 同形態のコネクタモジュールをモータ扁平方向から見た側面図である。 同形態のコネクタモジュールをモータ厚み方向から見た背面図である。 制御回路基板を外した状態のコネクタモジュールの一部を示す背面図である。 コネクタ側端子を説明するための模式図である。 別例のコネクタモジュールをモータ扁平方向から見た側面図である。
以下、モータの一実施形態について説明する。
図1に示す本実施形態のモータ1は、車両のウインドガラスを電動で昇降させるパワーウインド装置の駆動源として用いられるものである。モータ1は、図1において上部に位置するモータ部2と、モータ部2の出力側(下側)に設けられた減速部3と、減速部3の側方(図1において左側箇所)に組み付けられたコネクタモジュール4とから構成されている。モータ1は全体として、モータ部2の軸線(回転軸13の軸線L1)と直交する一方向(図1において紙面直交方向)の厚さが薄い扁平な形状をなしている。なお、モータ1を軸方向から見たときの長手方向(図1において左右方向)を扁平方向とし、短手方向(図1において紙面直交方向)を厚み方向とする。即ち、モータ1の軸方向、扁平方向及び厚み方向は、それぞれ互いに直交する方向である。
[モータ部の構成]
モータ部2のヨークハウジング11(以下、単にヨーク11とする)は、反出力側端部(図1において上側の端部)が閉塞された有底筒状をなしている。ヨーク11の出力側端部11aは、モータ1の軸方向(図1において下側)に開口しており、その出力側端部11aには、径方向外側に向かって延びるフランジ部11bが形成されている。ヨーク11の内周面には、図示しないマグネットが固着されるとともに、該マグネットの内側に電機子12が配置されている。
電機子12は、ヨーク11の径方向の中央部に配置された円柱状の回転軸13と、回転軸13に一体回転可能に固定された電機子コア14と、電機子コア14に巻装されたコイル15と、回転軸13において電機子コア14よりも先端側(図1において下端側)に固定された整流子16とから構成されている。
回転軸13の基端部(図1において上側の端部)は、ヨーク11の底部中央に設けられた軸受(図示略)によって軸支されている。また、回転軸13の先端部は、ヨーク11の出力側端部11aの開口から同ヨーク11の外部に突出している。そして、電機子コア14は、回転軸13におけるヨーク11の内部に配置された部分に固定されて前記マグネット(図示略)と径方向に対向している。
整流子16は、回転軸13におけるヨーク11から外部に突出した部分に外嵌固定されている。これにより、整流子16は、ヨーク11の外部に配置されるとともに、回転軸13と一体回転可能に構成される。この整流子16は、円筒状をなすとともに、その外周面には、周方向に離間するように複数のセグメント16aが並設されている。一部のセグメント16a若しくは全てのセグメント16aは、前記コイル15に電気的に接続されている。即ち、整流子16のセグメント16aを介してコイル15に電源を供給できるようになっている。
図2に示すように、モータ部2は、ヨーク11の出力側端部11aに樹脂製のブラシホルダ21を備えている。ブラシホルダ21は、ヨーク11の出力側端部11aの外側に位置する平板状の基部22を有しており、この基部22は、軸直交方向のサイズが出力側端部11aの開口よりも若干大きく形成されている。また、基部22の外縁部には、後述する減速部3のギヤハウジング41とヨーク11との間の液密性を確保するシール部材23が設けられている。シール部材23は、例えばエラストマにて形成されている。
基部22の中央部には、軸方向の反ヨーク側に突出する整流子収容部24が該基部22と一体に形成されている。整流子収容部24の内部には、整流子16が配置されている。これにより、整流子16の外周及び軸方向の反ヨーク側端面が整流子収容部24によって覆われた構成となっている。回転軸13は、その先端部が整流子収容部24から突出するように構成されている。
整流子収容部24には、径方向外側に延出されたブラシ収容部25が一体形成されている。ブラシ収容部25は、モータ1の扁平方向と平行かつ回転軸13の軸線L1と直交する仮想直線L2に対して線対称となるように一対設けられている。なお、各ブラシ収容部25は、基部22とも一体をなしている。各ブラシ収容部25は、整流子収容部24の内部と連通されており、この各ブラシ収容部25の内部には、給電ブラシ26が径方向に移動可能に収容されている。給電ブラシ26の先端部(径方向内側端部)は、整流子収容部24内の整流子16の外周面に当接するように構成されている。整流子収容部24は、給電ブラシ26が整流子16との摺接により削れて生じるブラシ粉の飛散を抑制している。
一対のブラシ収容部25の周方向の間には、基部22から軸方向の反ヨーク側(ギヤハウジング41側)に突出する一対の支持柱部31が形成されている。この支持柱部31は、ブラシ収容部25と同様に、仮想直線L2に対して線対称となるように形成されている。各支持柱部31は断面円形をなし、この各支持柱部31には、給電ブラシ26を径方向内側(即ち、整流子16側)に付勢するトーションばね32のコイル部分が外挿されて保持されている。なお、各支持柱部31は、ギヤハウジング41に対して軸方向及び径方向に当接して、ギヤハウジング41に対する軸方向及び径方向の位置決めの役割をなしている。
ブラシホルダ21において、ブラシ収容部25及び支持柱部31の配置箇所を扁平方向一方側として、その反対の扁平方向他方側には、一対のチョークコイル33及び一対の給電端子34が設けられている。このチョークコイル33及び給電端子34は、仮想直線L2に対して線対称となるように構成されている。各給電端子34は、チョークコイル33を介してそれぞれ対応する給電ブラシ26と電気的に接続されている。なお、チョークコイル33は、電機子12に供給する電源に含まれる雑音を除去するための雑防素子である。給電端子34は、1枚の金属板材から成形されるものであり、後述するコネクタ側端子71,81と接続される挿入部34aを備えている。挿入部34aは、モータ1の扁平面(厚み方向と直交する平面)と平行な平面状をなしている。
[減速部の構成]
図1に示すように、前記減速部3は、ギヤハウジング41と、該ギヤハウジング41内に収容された減速機構42とを有する。ギヤハウジング41は、ヨーク11のフランジ部11bに固定されるホルダ収容部43と、該ホルダ収容部43から回転軸13の軸線L1方向に沿ってヨーク11と反対方向に延びるウォーム軸収容部44と、ウォーム軸収容部44から扁平方向側方(図1において右側方)に延出形成されたホイール収容部45とを有する。
ギヤハウジング41は、フランジ部11bに軸方向から当接したホルダ収容部43が複数の螺子46にて同フランジ部11bに固定されることにより、ヨーク11に固定されている。ホルダ収容部43の内部には、回転軸13の先端側の部位が入り込むとともに、整流子16が配置されている。更に、ホルダ収容部43の内部には、整流子収容部24、ブラシ収容部25及び各給電端子34等のブラシホルダ21におけるヨーク11の出力側端部11aから同ヨーク11の外部に突出した部分が入り込んでいる。
ウォーム軸収容部44の内部には、略円柱状のウォーム軸47が収容されている。ウォーム軸47の軸方向の略中央部には、螺子歯状のウォーム部47aが形成されている。ウォーム軸47は、回転軸13と同軸上に配置(互いの中心軸線が一致するように配置)されるとともに、ウォーム軸収容部44の内部で回転可能に支持されている。
ウォーム軸47と回転軸13とは、ホルダ収容部43内に配置されたクラッチ48を介して連結されている。クラッチ48は、回転軸13の先端部に固定された駆動側回転体48aと、その駆動側回転体48aに一体回転可能に連結されるとともにウォーム軸47の軸方向一端部(図1において上側端部)に固定された従動側回転体48bとからなる。クラッチ48は、駆動側回転体48aの回転を従動側回転体48bに伝達する一方、従動側回転体48bの回転力を駆動側回転体48aに伝達しないように動作する。つまり、クラッチ48は、回転軸13側からの回転入力はウォーム軸47側に出力し、ウォーム軸47側からの回転入力は遮断する。
前記ホイール収容部45の内部空間は、前記ウォーム軸収容部44の内部空間と繋がっている。そして、ホイール収容部45の内部には、ウォーム部47aと噛合する円板状のウォームホイール49が収容されている。このウォーム軸47とウォームホイール49が減速機構42を構成している。ウォームホイール49は、その回転軸線L3がモータ厚み方向と平行になるように配置されるとともに、ホイール収容部45に回転可能に支持されている。また、ウォームホイール49は、軸線L3方向の厚さが薄い扁平円板状をなしている。ウォームホイール49の中央部には、ウォームホイール49の軸方向に沿って延びる出力軸50が同ウォームホイール49と一体回転可能に設けられている。出力軸50の先端部は、ギヤハウジング41の外部に突出するとともに、同出力軸50の先端部には、図示しないウインドレギュレータを介して車両のウインドガラスが連結される。
ここで、上記したクラッチ48の駆動側回転体48aには、円環状のセンサマグネット17が固定されている。センサマグネット17は、回転軸13の軸線L1と同軸をなすとともに、径方向に沿った断面が矩形状をなしている。このセンサマグネット17は、回転軸13及び駆動側回転体48aと一体回転可能に構成されている。
[コネクタ部の構成]
ホルダ収容部43には、扁平方向一方側(反ホイール収容部側)に延出されたコネクタ取付部43aが形成されている。このコネクタ取付部43aには、コネクタモジュール4が取り付けられている。コネクタモジュール4は、モータ1の中心(回転軸13の軸線L1)から扁平方向の一方側(ホイール収容部45の延出方向とは反対側)に突出するように構成されている。
図1に示すように、コネクタモジュール4は、コネクタ取付部43aに組み付けられた樹脂製のコネクタハウジング51を備えている。コネクタハウジング51におけるモータ軸方向の両端面にはそれぞれ、コネクタ取付部43aの被係止部43bに係止される係止片51aが形成されている。各係止片51aが被係止部43bに係止されることにより、コネクタハウジング51がギヤハウジング41に固定されるようになっている。また、コネクタモジュール4の組み付けの際には、コネクタハウジング51は、コネクタ取付部43aに対してモータ1の扁平方向(組付方向X)に沿って組み付けられる。
図2に示すように、コネクタハウジング51には、ギヤハウジング41側に開口する開口部51bが形成されている。一方のコネクタ取付部43aには、コネクタ側の開口部51bに対応してコネクタモジュール4側に開口する開口部(図示略)が形成されており、その開口部(開口縁)同士がシール部材52を介して当接されている。これにより、コネクタハウジング51側の開口部51bとギヤハウジング41側の開口部の間が隙間なくシールされた状態で閉塞されている。なお、コネクタハウジング51の開口部51bの端面はモータ厚み方向に対して傾斜している。即ち、コネクタ取付部43aとコネクタハウジング51との境界面がモータ厚み方向に対して傾斜するように構成されている。
コネクタハウジング51の厚み方向の一側面には、外部接続部53が厚み方向に延出形成されている。図1に示すように、外部接続部53には、コネクタハウジング51の内部にまで延びる差込み穴53aが凹設されている。この差込み穴53aは、厚み方向に窪むように凹設されるとともに、その内周面は、該差込み穴53aに差し込まれる図示しない外部コネクタの外形形状に対応した形状をなしている。また、外部接続部53は、略円筒状のコネクタブーツ54によってその外周が囲まれている。このコネクタブーツ54は、差込み穴53a内への水の浸入を防止するためのものである。本実施形態のコネクタブーツ54は、エラストマにて形成されるとともに、コネクタハウジング51に一体成形されている。
図2に示すように、コネクタハウジング51には、平板状の制御回路基板61が固定されている。制御回路基板61は、その一部が開口部51bから突出するようにコネクタハウジング51に設けられている。また、コネクタハウジング51には、モータ厚み方向に延びる一対の位置決め部51cが形成されており、制御回路基板61は、位置決め部51cが貫通され、例えば、一方の位置決め部51cの先端が熱で変形(熱かしめ)されることで位置決め部51cに位置決めされつつ固定されている。
制御回路基板61は、その板面がモータ厚み方向と直交するように設けられている。換言すれば、制御回路基板61は、その板面がモータ1の扁平面と平行となるように設けられている。これにより、制御回路基板61の平面積を確保しつつ、モータ厚み方向への小型化が可能となっている。
制御回路基板61は、センサマグネット17の形状(外径)に基づいて設定される第1の仮想平面P1と第2の仮想平面P2との間に配置されている。詳述すると、第1の仮想平面P1は、モータ扁平面(モータ厚み方向と直交する平面)と平行であって、センサマグネット17のモータ厚み方向の一端17aと接する平面である。一方、第2の仮想平面P2は、モータ扁平面と平行であって、センサマグネット17のモータ厚み方向の他端17bと接する平面である。この第1及び第2の仮想平面P1,P2の間に制御回路基板61がモータ扁平面と平行に設けられることで、モータ厚み方向におけるセンサマグネット17の幅内に制御回路基板61が収まり、その結果、モータ1が厚み方向に小型化されるようになっている。なお、前記給電端子34の挿入部34aも、第1及び第2の仮想平面P1,P2の間に収まるように配置されている。
また、制御回路基板61は、モータ扁平方向と平行かつ回転軸13の軸線L1と直交する仮想直線L2に対してモータ厚み方向にずれた位置(オフセットされた位置)に設けられている。即ち、制御回路基板61は、第1及び第2の仮想平面P1,P2の一方(本実施形態では第2の仮想平面P2)と仮想直線L2との間に配置されている。
また、制御回路基板61はその一部が外部接続部53のモータ厚み方向の側方まで延びている。ここで、外部接続部53は、複数のコネクタターミナル55がインサート成形により埋設されたターミナル保持部53b(図5参照)を有し、そのターミナル保持部53bに固定された各コネクタターミナル55は、その一端部が制御回路基板61に接続されるとともに、他端部が外部接続部53の差込み穴53aの内部空間に突出されている。そして、各コネクタターミナル55の他端部は、差込み穴53aに差し込まれる前記外部コネクタと接続されるようになっている。そして、この外部コネクタを通じて、モータ1への電気信号の入力・出力や給電が行われる。
図3に示すように、制御回路基板61の表面61a(仮想直線L2側の板面)には、回転検出素子としてのホールIC62と、制御回路63と、駆動回路としてのリレー回路64と、雑防素子としてのコンデンサ65とが面実装されている。リレー回路64及びコンデンサ65は、外部接続部53の軸方向下方に形成された空間に配置されている。
また、図2及び図4に示すように、制御回路基板61には、モータ軸方向においてセンサマグネット17と同位置の部位に延出部61bが形成されている。延出部61bは、モータ扁平方向のセンサマグネット17側に延びるとともに、その先端がセンサマグネット17の外周面とモータ扁平方向に対向している。この延出部61bにはホールIC62が設けられている。つまり、延出部61bは、ホールIC62をセンサマグネット17に対して近接配置すべく延出形成された部位である。
ホールIC62は、モータ軸方向においてセンサマグネット17と同位置に設けられている。そして、ホールIC62は、制御回路基板61の仮想直線L2側の板面(表面61a)に実装されている。つまり、ホールIC62は、制御回路基板61と仮想直線L2との間に設けられ、ホールIC62とセンサマグネット17との間に制御回路基板61が介在しない構成となっている。これにより、ホールIC62がセンサマグネット17に対してより接近するように構成されている。また、本実施形態では、制御回路基板61とセンサマグネット17とが上記のような位置関係にあるため、制御回路基板61に面実装されたホールIC62の表面(制御回路基板61の表面61aと平行な面)は、回転軸13の回転方向に対して略直交するように構成されている。
このホールIC62は、その表面(制御回路基板61の表面61aと平行な面)に垂直方向に入る第1の磁場(縦磁場)と、水平方向に入る第2の磁場(横磁場)を交番検知し、それらの磁場に基づいてパルス信号をそれぞれ生成する。そして、ホールIC62は、その2相のパルス信号を制御回路63に出力する。センサマグネット17が回転する状態では、第1の磁場から得られるパルス信号と、第2の磁場から得られるパルス信号とは、互いに90度(電気角)の位相差で変化する。制御回路63は、この2相のパルス信号に基づいてセンサマグネット17(即ち、回転軸13)の回転情報(回転位置(回転角度)、回転方向及び回転速度等)を検出する。そして、制御回路63は、回転軸13の回転情報に基づきリレー回路64を制御して電機子12に駆動電流を供給する。これにより、電機子12の所望の回転が実現されるようになっている。
[コネクタ側端子]
図5に示すように、コネクタハウジング51には、前記ターミナル保持部53bのギヤハウジング41側(図5における左側)の位置に、一対のコネクタ側端子71,81(音叉端子)を保持する端子保持部56が形成されている。なお、端子保持部56は、開口部51bの端面よりも回転軸13側に突出している(図2参照)。また、端子保持部56には、ギヤハウジング41のコネクタ取付部43aに対する位置決めのための断面円形の圧入凸部51dが、コネクタモジュール4の組付方向Xに突出形成されている。
図5及び図6に示すように、端子保持部56には、コネクタ側端子71,81の圧入部72,82(固定部)がそれぞれ圧入固定される一対の圧入凹部57が、コネクタモジュール4の高さ方向(回転軸13の軸線L1方向と一致)に並設されている。なお、一方のコネクタ側端子71の圧入部72は、上側の圧入凹部57に圧入固定され、他方のコネクタ側端子81の圧入部82は、下側の圧入凹部57に圧入固定されている。この各圧入凹部57は、モータ厚み方向に窪むように形成されている。
各コネクタ側端子71,81は、金属板材からプレス加工にて形成されるものであり、所定形状に屈曲形成されている。この各コネクタ側端子71,81は、各コネクタ側端子71,81は、前記圧入部72,82と、制御回路基板61と接続された基板接続部73,83と、被支持部74,84と、先端部の二股接続部75,85(差し込み部)とを備えている。
詳述すると、各コネクタ側端子71,81は、モータ厚み方向に沿って延出された圧入部72,82に対して直交してモータ扁平方向に延びる第1延出部76,86を有している。各基板接続部73,83は、各第1延出部76,86からモータ厚み方向に沿って圧入部72,82とは反対側に延出されている。そして、各基板接続部73,83は、制御回路基板61を貫通するとともに、制御回路基板61の裏面61c側ではんだ等により接続されている(図4及び図6参照)。なお、各基板接続部73,83は、コネクタモジュール4の高さ方向に並ぶように構成されている。
一方の基板接続部73は圧入部72に対して、他方の基板接続部83は圧入部82に対してそれぞれ第1延出部76,86の基端側(二股接続部75,85から遠い側)にずれた位置に形成されている。言い換えれば、各圧入部72,82は、各基板接続部73,83よりも先端側(二股接続部75,85側)に形成されている。
また、図3、図5及び図6に示すように、各コネクタ側端子71,81は、各第1延出部76,86の先端部から下方に直角に屈曲された第2延出部77,87(延設部)を有している。一方のコネクタ側端子71の第2延出部77は、第1延出部76から下方かつコネクタブーツ54側に斜めに延び、他方のコネクタ側端子81の第2延出部87は、第1延出部86から下方にコネクタ高さ方向に沿って延びている(図3参照)。この各第2延出部77,87の少なくとも一部が、コネクタハウジング51に形成された第1及び第2端子支持部91,92に支持される被支持部74,84となっている。
図5に示すように、各第2延出部77,87は、互いにモータ扁平方向にずれて設けられている。その各第2延出部77,87の下端は、ギヤハウジング41側に直角に屈曲されてモータ扁平方向に沿って延出され、その先端部に二股接続部75,85が形成されている。つまり、一方のコネクタ側端子71は、圧入部72と二股接続部75との間に設けられた2つの屈曲部79,78によってクランク形状とされ、また、他方のコネクタ側端子81は、圧入部82と二股接続部85との間に設けられた2つの屈曲部89,88によってクランク形状とされている。なお、各第2延出部77,87の下端の屈曲部78,88及び二股接続部75,85は、コネクタ高さ方向(モータ軸方向)において互いに同位置に形成されている。
コネクタ側端子71,81の先端部に形成された二股接続部75,85は、モータ厚み方向に沿って並設されている。一方のコネクタ側端子71の二股接続部75は、制御回路基板61を基準としてその表面61a側に位置している。また、他方のコネクタ側端子81の二股接続部85は、第2延出部87下端の屈曲部88からモータ厚み方向にクランク状に延出されて制御回路基板61の裏面61c側に位置している。
そして、図2に示すように、各二股接続部75,85には、ギヤハウジング41内に配置された前記給電端子34の挿入部34aが挿入されている。そして、二股接続部75,85は、自身の弾性力で挿入部34aをモータ厚み方向に挟んでおり、これにより、各コネクタ側端子71,81と各給電端子34とが電気的に接続されている。なお、前記制御回路基板61は、モータ軸方向から見て各二股接続部75,85(詳しくは、二股接続部75,85と挿入部34aとの接続箇所)の間に配置されている。
ここで、コネクタハウジング51には、一方のコネクタ側端子71の被支持部74を支持する第1端子支持部91と、他方のコネクタ側端子81の被支持部84を支持する第2端子支持部92とが形成されている。なお、第1及び第2端子支持部91,92は、圧入凹部57よりも下側に形成されている。
第2端子支持部92は、コネクタ側端子81の第2延出部87の組付方向X後方側に配置されている。換言すると、第2延出部87は、第2端子支持部92の組付方向X前方側に沿って設けられている。この第2端子支持部92は、第2延出部87のコネクタ高さ方向の略全体に亘って当接しており、該第2延出部87を組付方向X後方側から支持している。つまり、第2端子支持部92の略全体が、第2端子支持部92に支持された被支持部84となっている。
第1端子支持部91は、第2端子支持部92よりもギヤハウジング41側(組付方向X前方側)に形成されている。この第1端子支持部91は、コネクタ側端子71の第2延出部77の組付方向X後方側に配置されて、第2延出部77の下端部(屈曲部78付近)と当接している。これにより、第1端子支持部91は、第2延出部77の下端部(被支持部74)を組付方向X後方側から支持している。また、この第1端子支持部91に支持された被支持部74は、二股接続部75の組付方向X後方側に位置している。つまり、第1端子支持部91が二股接続部75の組付方向X後方側を支持するように構成されている。
上記のモータ1では、外部接続部53の差込み穴53aに差し込まれた前記外部コネクタから、コネクタターミナル55、制御回路基板61、コネクタ側端子71,81及びブラシホルダ21の給電端子34を介して電機子12に給電されると、電機子12(回転軸13)が回転駆動されるようになっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
コネクタモジュール4がギヤハウジング41のコネクタ取付部43a対してモータ扁平方向(組付方向X)に沿って組み付けられると、まず、図1に示すコネクタモジュール4側の圧入凸部51dが、コネクタ取付部43aの内側に形成された圧入孔(図示略)に圧入される。これにより、コネクタ取付部43aに対するコネクタモジュール4の位置決めがなされる。
その後、コネクタモジュール4が組付方向Xに更に押し込まれると、各コネクタ側端子71,81の二股接続部75,85に給電端子34の挿入部34aが差し込まれる。これにより、二股接続部75,85は、自身の弾性力によって挿入部34aをモータ厚さ方向に挟んで電気的に接続される。
ここで、本実施形態では、各コネクタ側端子71,81において、基板接続部73,83よりも二股接続部75,85側に位置する被支持部74,84が、第1及び第2端子支持部91,92によって組付方向X後方側から支持されている。これにより、二股接続部75,85に挿入部34aが差し込まれる際に生じる接触荷重を第1及び第2端子支持部91,92が受けるため、コネクタ側端子71,81と制御回路基板61との接続部位(基板接続部73,83)に掛かる荷重が抑えられる。その結果、端子接続時の接触荷重によるコネクタ側端子71,81と制御回路基板61との導通不良が抑えるようになっている。
また、一方のコネクタ側端子71では、第1端子支持部91が二股接続部75の組付方向X後方側を支持しているため、二股接続部75と給電端子34との接続時の接触荷重を第1端子支持部91で好適に受けることができ、その結果、基板接続部73に掛かる荷重がより一層抑えられている。
また、本実施形態のコネクタ側端子71,81では、コネクタハウジング51に固定された圧入部72,82から二股接続部75,85までの間の被支持部74,84が、第1及び第2端子支持部91,92によって支持されている。つまり、二股接続部75,85からより近い部位で第1及び第2端子支持部91,92にて支持されるため、端子接続時の接触荷重によるコネクタ側端子71,81の変形が抑制されている。その結果、コネクタ側端子71,81同士の間隔を維持しやすくなるため、コネクタ側端子71,81同士の接触や、コネクタ側端子71,81が制御回路基板61に接触することによる短絡の発生が抑制されている。
なお、本実施形態のコネクタ側端子71,81は、圧入部72,82から二股接続部75までの間に屈曲箇所を有するために、端子接続時の接触荷重によって特に変形しやすい形状である。このため、第1及び第2端子支持部91,92による変形抑制効果がより顕著に発揮される。また、コネクタ側端子71においては、二股接続部75の直近の屈曲部78が第1端子支持部91に支持されているため、第1端子支持部91の変形がより効果的に抑えられている。
また、上記の組み付け態様によれば、圧入凸部51dの前記圧入孔への圧入によって、コネクタ取付部43aに対するコネクタモジュール4の位置決めがなされた後に、二股接続部75,85と給電端子34とが弾性的に接触されて電気的接続がなされる。このため、コネクタモジュール4とギヤハウジング41との位置ずれによって生じ得る二股接続部75,85と給電端子34との接続不良が抑えられるようになっている。また、二股接続部75,85と給電端子34とが接続された後、コネクタモジュール4が組付方向Xに更に押し込まれると、コネクタハウジング51の各係止片51aがギヤハウジング41の各被係止部43bに弾性的に係止され、これにより、コネクタハウジング51がギヤハウジング41に対して固定されるようになっている。
次に、本実施形態の特徴的な効果を記載する。
(1)コネクタハウジング51の組み付けに伴い、給電端子34の挿入部34aがコネクタ側端子71,81の二股接続部75,85の間にそれぞれ差し込まれ、該二股接続部75,85が挿入部34aを弾性的に挟むように接続される。そして、各コネクタ側端子71,81は、コネクタハウジング51に固定された圧入部72,82と、制御回路基板61と接続された基板接続部73,83と、該基板接続部73,83よりも二股接続部75,85側に位置する被支持部74,84とを備え、コネクタハウジング51は、被支持部74,84を組付方向X後方側からそれぞれ支持する第1及び第2端子支持部91,92を備える。これにより、二股接続部75,85にモータ部の給電端子34が差し込まれる際に生じる接触荷重を第1及び第2端子支持部91,92が受けるため、コネクタ側端子71,81と制御回路基板61との接続部位に掛かる荷重が抑えられる。これにより、端子接続時の接触荷重によるコネクタ側端子71,81と制御回路基板61との導通不良を抑えることができる。
(2)コネクタ側端子71の被支持部74は、二股接続部75の組付方向X後方側に設けられる。これにより、第1端子支持部91が二股接続部75の組付方向X後方側の被支持部74を支持するため、端子接続時の接触荷重を第1端子支持部91で好適に受けることができ、その結果、基板接続部73に掛かる荷重をより一層抑えることができる。
(3)コネクタ側端子71,81の圧入部72,82は、基板接続部73,83よりも二股接続部75,85側に設けられる。これにより、第1及び第2端子支持部91,92だけでなく圧入部72,82でも端子接続時の接触荷重を受けるため、コネクタ側端子71,81と制御回路基板61との接続部位に掛かる荷重をより一層抑えることができる。
(4)一方のコネクタ側端子71は、圧入部72と二股接続部75との間に設けられた2つの屈曲部79,78によってクランク形状とされ、他方のコネクタ側端子81は、圧入部82と二股接続部85との間に設けられた2つの屈曲部89,88によってクランク形状とされる。この構成によれば、給電端子34(挿入部34a)の位置に応じた二股接続部75,85の設置の自由度を向上させることができる。
(5)各コネクタ側端子71,81において、屈曲部79,78間(屈曲部89,88間)をなす第2延出部77(第2延出部87)の少なくとも一部が、被支持部74(被支持部84)として構成されるため、コネクタ側端子71,81に被支持部74,84を容易に構成することが可能となる。
(6)コネクタ側端子71,81の差し込み部はそれぞれ、二股状をなす二股接続部75,85とされ、該二股接続部75,85が給電端子34(挿入部34a)を弾性的に挟むように接続される。この構成によれば、コネクタハウジング51の組み付けに伴って給電端子34が二股接続部75,85の間に差し込まれて接続可能な構成とでき、また、その接続構成を簡素化することができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、コネクタモジュール4の位置決めのための圧入凸部51dを断面円形状としたが、これ以外に例えば、図7に示すように、断面十字形状としてもよい。このように、コネクタ取付部43a側の円形の圧入孔に対して圧入される圧入凸部51dを断面十字形状とすることで、圧入孔に対する圧入凸部51dの接触面積が小さくなり、その結果、圧入凸部51dを圧入孔に挿入するのに必要な挿入荷重を低減することができる。また、図7に示す例では、圧入凸部51dの根元部分51eにおいては断面円形に形成されているため、圧入凸部51dの剪断強度が確保されるようになっている。
・上記実施形態のコネクタ側端子81では、被支持部84が二股接続部85に対してモータ扁平方向にずれた位置に設定されているが、もう一方のコネクタ側端子71と同様に、二股接続部85の組付方向X後方(真後ろ)に被支持部84を設定してもよい。
・上記実施形態では、コネクタ側端子71,81の圧入部72,82は、基板接続部73,83よりも二股接続部75,85側に設けられたが、基板接続部73,83よりも反二股接続部側(コネクタ側端子71,81の基端側)に設けてもよい。
・上記実施形態では、コネクタハウジング51に対するコネクタ側端子71,81の固定方向(圧入部72,82の圧入凹部57への圧入方向)は、コネクタハウジング51の組付方向Xに対して直交するように構成されているが、これ以外に例えば、コネクタ側端子71,81の固定方向が組付方向Xに対して平行となるように構成してもよい。
・上記実施形態のコネクタ側端子71,81は、コネクタハウジング51に固定された圧入部72,82から二股接続部75,85までの間に屈曲箇所を有しているが、これ以外に例えば、圧入部72,82から二股接続部75,85までモータ扁平方向に沿って直線状に形成してもよい。この場合においても、コネクタ側端子71,81の圧入部72,82から二股接続部75,85までの間の被支持部に対して、第1及び第2端子支持部91,92が組付方向X後方側から支持するように構成すれば、上記実施形態と略同様の作用効果を得ることができる。
・上記実施形態では、各コネクタ側端子71,81の二股接続部75,85は、給電端子34の挿入部34aをモータ厚み方向に弾性的に挟むように構成されているが、これ以外に例えば、モータ軸方向に弾性的に挟むように構成してもよい。
・コネクタ側端子71,81において、モータ部2側の給電端子34が差し込まれる差し込み部の構成は、上記実施形態の二股接続部75,85に限定されるものではなく、コネクタハウジング51の組み付けに伴い給電端子34が差し込まれて接続される構成であれば、二股形状以外の形状に変更可能である。
・上記実施形態では、コネクタモジュール4はギヤハウジング41に対して軸直交方向(モータ扁平方向)に組み付けられる構成としたが、これ以外に例えば、モータ軸方向に組み付けられる構成としてもよい。
・上記実施形態では、本発明をパワーウインド装置の駆動源に用いられるモータ1に適用したが、パワーウインド装置以外の例えば車両用ワイパ装置の駆動源に用いられるモータに適用してもよい。
1…モータ、2…モータ部、4…コネクタモジュール、13…回転軸、34…給電端子、41…ギヤハウジング、42…減速機構、51…コネクタハウジング、61…制御回路基板(回路基板)、71,81…コネクタ側端子、72,82…圧入部(固定部)、73,83…基板接続部、74,84…被支持部、75,85…二股接続部(差し込み部)、77,87…第2延出部(延設部)、78,79,88,89…屈曲部、91,92…第1及び第2端子支持部(端子支持部)、X…組付方向。

Claims (6)

  1. 回転軸を有するモータ部と、
    前記モータ部に組み付けられ、前記回転軸の回転を減速して出力する減速機構を収容するギヤハウジングと、
    前記モータ部側の給電端子と接続されたコネクタ側端子及び該コネクタ側端子と接続された回路基板を、前記ギヤハウジングに組み付けられたコネクタハウジングに備えたコネクタモジュールと
    を備え、前記ギヤハウジングに対する前記コネクタハウジングの組み付けに伴い、前記給電端子が前記コネクタ側端子の差し込み部に差し込まれて接続されるモータであって、
    前記コネクタ側端子は、前記コネクタハウジングに固定された固定部と、前記回路基板と接続された基板接続部と、該基板接続部よりも前記差し込み部側に位置する被支持部とを備え、
    前記コネクタハウジングは、前記被支持部を組付方向後方側から支持する端子支持部を備えていることを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記コネクタ側端子の前記被支持部は、前記差し込み部の組付方向後方側に設けられていることを特徴とするモータ。
  3. 請求項1又は2に記載のモータにおいて、
    前記コネクタ側端子は、前記固定部と前記差し込み部との間に設けられた複数の屈曲部によってクランク形状とされていることを特徴とするモータ。
  4. 請求項3に記載のモータにおいて、
    前記コネクタ側端子において前記屈曲部間をなす延設部の少なくとも一部が前記被支持部として構成されていることを特徴とするモータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記コネクタ側端子の前記固定部は、前記基板接続部よりも前記差し込み部側に設けられていることを特徴とするモータ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記コネクタ側端子の前記差し込み部は、二股状をなす二股接続部とされ、該二股接続部が前記給電端子を弾性的に挟むように接続されていることを特徴とするモータ。
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