JP2014115512A - 画像加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱回転体の回転軸方向(スラスト方向)への強過ぎる寄りを抑制することができる画像加熱装置を提供する。
【解決手段】加熱源によって加熱され、中空で回転可能な加熱回転体と、加熱回転体に対向し、加熱回転体との間に形成されるニップ部に画像を担持した記録材を挟持搬送して画像を加熱するように加圧する加圧部材と、加熱回転体の回転軸方向の端部で、ニップ部よりも上流側における加熱回転体の内面を保持する保持面と、加熱回転体の回転軸方向の移動を規制する規制面とを備える保持部材と、を有する画像加熱装置であって、端部において、保持面が、加熱回転体の回転軸方向における中央部側に向かう程、加熱回転体の回転軸に近づく第1のテーパー形状を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機やLBP等、電子写真方式・静電記録方式等の作像プロセスを採用した画像形成装置に使用される画像加熱装置に関する。このような画像加熱装置としては、記録材(転写材、印字用紙、感光紙、静電記録紙等)上に形成した未定着トナー画像を固着画像として加熱定着する定着装置を挙げることができる。また、記録材に定着された画像を加熱することにより画像の光沢度を増大させる光沢度増大装置等も挙げることができる。
従来、電子写真方式などの複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に具備される定着装置としては、熱効率などが良好な接触加熱型の熱ローラ方式や、クイックスタート性(オンデマンド性)を有するフィルム加熱方式が採用されている。フィルム加熱方式の定着装置は、加熱源によって加熱され、中空で回転可能な加熱回転体としての耐熱フィルムや金属スリーブ(以後、定着スリーブ)を用いて、熱容量が小さく、スタンバイ時の消費電力を抑えることができ、省エネルギー性に優れている。具体的に、フィルム加熱方式の定着装置は、特許文献1に知られる。
上記のような定着装置は、加熱回転体と加圧部材の間に形成されるニップ部に画像を担持した記録材を挟持搬送して、画像を加熱するものである。このような定着装置においては、加熱回転体としての定着スリーブの回転軸方向の端部で、ニップ部よりも上流側における定着スリーブの内面を保持する保持面と、定着スリーブの回転軸方向の移動を規制する規制面とを備える保持部材を設けている。具体的には、定着フランジが、定着スリーブ端部に内接し、回転時の定着スリーブの形状を安定させる保持部材としての保持面を備えると共に、寄り規制部材としての規制面を備える。
特開平4−44075号公報
しかしながら、上記従来技術では、定着スリーブの回転軸方向(スラスト方向)への移動力(寄り力)が強過ぎると、定着スリーブの端面と寄り規制部材が強く摺擦することにより、寄り規制部材や金属スリーブが削れて破損してしまうことが懸念される。あるいは、定着スリーブの端部が座屈して破損してしまうことが懸念される。
本発明の目的は、加熱回転体の回転軸方向(スラスト方向)への強過ぎる寄りを抑制することができる画像加熱装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像加熱装置は、加熱源によって加熱され、中空で回転可能な加熱回転体と、前記加熱回転体に対向し、前記加熱回転体との間に形成されるニップ部に画像を担持した記録材を挟持搬送して前記画像を加熱するように加圧する加圧部材と、前記加熱回転体の回転軸方向の端部で、前記ニップ部よりも上流側における前記加熱回転体の内面を保持する保持面と、前記加熱回転体の前記回転軸方向の移動を規制する規制面とを備える保持部材と、を有する画像加熱装置であって、前記端部において、前記保持面(63a)が、前記加熱回転体の前記回転軸方向における中央部側に向かう程、前記加熱回転体の回転軸に近づく第1のテーパー形状を備えることを特徴とする。
(作用)
加熱回転体が寄った場合に、加熱回転体と加圧部材に交差角を生じさせ、加熱回転体が寄った方向と逆向きに力が働くことにより、寄り力を抑制する。
本発明によれば、加熱回転体の回転軸方向(スラスト方向)への強過ぎる寄りを抑制することができる。
(a)は本発明の第1の実施形態に係る画像加熱装置としての定着装置における加熱回転体としての定着スリーブに寄りが発生していない状態を説明する図、(b)は定着スリーブに寄りが発生した状態を説明する図である。 本発明の第1の実施形態に係る定着装置の横断面模型図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像加熱装置としての定着装置を搭載した画像形成装置の模式断面説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る定着装置のニップ部近傍の記録材搬送方向の断面拡大模型図である。 (a)は第1の実施形態に係る定着装置の回転軸方向(長手方向)構成模型図、(b)は端部側部材の説明図である。 第1の実施形態に係る定着装置の保持部材としての定着フランジの概略図である。 本発明の第2の実施形態に係る定着装置における保持部材による加熱回転体の寄り規制を説明する図である。 第2の実施形態における加熱回転体と保持部材との位置関係を説明する図である。 本発明の第3の実施形態に係る定着装置における保持部材による加熱回転体の寄り規制を説明する図である。
《第1の実施形態》
(画像形成装置)
画像形成装置の全体構成について、画像形成動作と共に図3を用いて説明する。なお、本実施形態の画像形成装置は、転写式電子写真プロセスを用いた、プロセススピード135mm/s、スループット30ppm(A4サイズ横送り)のカラーレーザープリンタである。
本カラーレーザープリンタは、画像形成装置本体に対して着脱自在なトナーカートリッジ1a、1b、1c、1dを備えている。これら4個のトナーカートリッジ1a、1b、1c、1dは、同一構造であるが、異なる色、即ち、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーによる画像を形成する点で相違している。
トナーカートリッジ1a、1b、1c、1dは、現像ユニット7a、7b、7c、7dと、像担持体ユニット8a、8b、8c、8dによって構成されている。このうち前者の現像ユニット7a、7b、7c、7dは、現像ローラ4a、4b、4c、4dを有している。また後者の像担持体ユニット8a、8b、8c、8dは、それぞれ像担持体である感光ドラム2a、2b、2c、2dと、帯電ローラ3a、3b、3c、3dと、ドラムクリーニングブレード5a、5b、5c、5dと、廃トナー容器とを有している。
トナーカートリッジ1a、1b、1c、1dの下方には、スキャナユニット6が配置され、画像信号に基づく露光を感光ドラム2a、2b、2c、2dに対して行う。即ち、感光ドラム2a、2b、2c、2dは、帯電ローラ3a、3b、3c、3dによって所定の負極性の電位に帯電された後、スキャナユニット6によってそれぞれ静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像ユニット7a、7b、7c、7dによって反転現像されて負極性のトナーが付着され、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像が形成される。
中間転写ベルトユニット30において、中間転写ベルト31が駆動ローラ32、二次転写対向ローラ36、テンションローラ33に張架されており、該テンションローラ33が矢印B方向に張力をかけている。また、各感光ドラム2a、2b、2c、2dに対向して、中間転写ベルト31の内側に一次転写ローラ34a、34b、34c、34dが配設されており、不図示のバイアス印加手段により転写バイアスを印加する構成となっている。
感光ドラム2a、2b、2c、2d上に形成されたトナー像は、各感光ドラムが矢印方向に回転し、中間転写ベルト31が矢印A方向に回転し、順次、中間転写ベルト31上に一次転写される。具体的には、一次転写ローラ34a、34b、34c、34dに正極性のバイアスを印加することにより、感光ドラム2a上のトナー像から順次、中間転写ベルト31上に一次転写され、4色のトナー像が重なった状態で二次転写ニップ部37まで搬送される。
給搬送装置20は、転写材Pを収納する給紙カセット21内から転写材Pを給紙する給紙ローラ22と、給紙された転写材Pを搬送する搬送ローラ24とを有している。そして、給搬送装置20から搬送された転写材Pは、レジストローラ対23によって二次転写ニップ部37に略垂直に搬送される。そして、二次転写ニップ部37において、二次転写ローラ35に正極性のバイアスを印加することにより、搬送された転写材Pに、中間転写ベルト31上の4色のトナー像を二次転写する。
トナー像転写後の転写材Pは、定着装置40に搬送され、加熱回転体としての定着スリーブ41と、加圧ローラ42とによって加熱、加圧されて、表面にトナー像が定着される。定着された転写材P、は排紙ローラ対43によって排紙トレー44に排出される。
トナー像転写後に、感光ドラム2a、2b、2c、2d表面に残ったトナーは、クリーニングブレード5a、5b、5c、5dによって除去される。また、転写材Pへの二次転写後に中間転写ベルト31上に残ったトナーは、転写ベルトクリーニング装置50のクリーニングブレード51によって除去され、除去されたトナーは、廃トナー搬送路52を通過し、不図示の廃トナー回収容器へと回収される。
(画像加熱装置)
図2は画像加熱装置としての定着装置40の横断面模型図、図4は定着装置40のニップ部N近傍の記録材搬送方向の断面拡大模型図である。また、図5(a)は定着装置40を転写材Pの搬送下流側(図2の矢印C方向)から見た加熱回転体の回転軸方向(長手方向)模型図である。図5(b)は端部側部材の説明図で、63s、63t、63uはフランジ63の構成要素であり、本発明に係る63sについては後に詳述する。
本実施形態に係る定着装置40は、可撓性ベルト部材としての定着スリーブ41と、加圧部材としての加圧ローラ42と、加熱源としてのヒータ60とを有しており、加圧ローラ42をヒータ60に加圧する。また、ヒータ60と定着スリーブ41の間には、不図示の定着グリスを介在させることにより、摩擦力を低減し、定着スリーブ41がスムーズに従動回転するようになっている。このような定着装置40は、定着スリーブ41と加圧ローラ42との間に形成されるニップ部Nに画像を担持した記録材を挟持搬送して該画像を加熱する。
(定着スリーブ)
中空で回転可能な加熱回転体としての定着スリーブ41は、エンドレス状に形成した基層41a(図4)の外周に弾性層41bを形成し、その弾性層42bの外周に離型性層42cを形成したものである。この定着スリーブ41は、外径が24mmの円筒形状をしている。基層41aには、ポリイミド等の樹脂系材料、もしくはSUS等の金属系材料が用いられる。本実施形態においては、強度との兼ね合いから厚さ30μmでエンドレス状に形成したSUSスリーブを用いた。
弾性層41bは、クイックスタートの観点から極力熱伝導率の高い材質を用いることが望ましい。よって、本実施形態においては、弾性層41bとして、熱伝導率が約1.0×10−3cal/sec・cm・Kのシリコーンゴムで、厚みを約250μmのものを用いた。
離型性層41cは、定着スリーブ41の表面にトナーが一旦付着し、再度転写材Pに移動することで発生するオフセット現象を防止するために設けられている。離型性層41cの材料として、PTFE、PFA等のフッ素樹脂、シリコーン樹脂等が用いられる。本実施形態においては、離型性層41cを厚さ約30μmのPFAチューブとし、そのPFAチューブを弾性層41bであるシリコーンゴムの外周面に被覆している。
(加圧ローラ)
加圧部材としての加圧ローラ42は、金属製の丸軸状の芯金42a(図2)の外周面に、弾性層42bとして厚み約3mmの導電シリコーンゴム層を形成し、そのゴム層の外周面に離型性層42cとして厚み約50μmのPFAチューブを被覆したものである。この加圧ローラ42は、ヒータ60と平行に対向するように、芯金42aの長手方向の両端部が、不図示の軸受を介して定着装置40のフレームに保持されている。この加圧ローラ42の弾性層42bと、離型性層42cとからなるローラ部の外径は25mmで、長手幅は325mmである。
この加圧ローラ42は、駆動手段Mにより、矢印の方向に135mm/secの周速度で回転駆動される。定着スリーブ41は、加圧ローラ42との摩擦力により、ヒータホルダ61の周りを加圧ローラ42の回転速度と同じ速度で従動回転する。
(ヒータ)
加熱源としてのヒータ60は、長手方向(記録材搬送方向に直交する方向)に細長い基板60a(図4)を有する。この基板60aは、アルミナや窒化アルミ等のセラミックから成る良熱伝導性の絶縁性基板である。本実施形態では、基板60aは、熱容量と強度との兼ね合いから厚み1mm、幅8mm、長手サイズ375mmの長方形に形成したアルミナを用いている。
基板60aの裏面には、基板60aの長手方向に沿って発熱体としての抵抗発熱体層60bが形成されている。抵抗発熱体層60bは、AgPd合金や、NiSn合金、RuO2合金等を主成分とするものであり、厚さ約10μm、長さ310mm、幅4mmに成型されている。抵抗発熱体層60bは、両端部から不図示の電源により通電されることにより発熱する。
絶縁ガラス層60cは、抵抗発熱体層60bをオーバーコートし、外部導電性部材との絶縁性を確保する他、抵抗発熱体層60bについて酸化等による抵抗値変化を防ぐための耐食機能、さらに機械的な損傷を防止する役割などを備える。なお、絶縁ガラス層60cの厚さは30μmである。
摺動層60dは、基板60aにおいて定着スリーブ41の内周面と摺動する表面に設けられた、ポリイミド、ポリアミドイミド等のイミド系樹脂を成分とする厚さ6μmの層である。摺動層60dは、耐熱性、潤滑性、耐摩耗性に優れた機能を有し、定着スリーブ41の内周面との滑らかな摺動性を与える。
(ヒータホルダ)
バックアップ部材としてのヒータホルダ61は、耐熱性の高い液晶ポリマー樹脂等の耐熱性樹脂により、横断面半円弧状樋型に形成されている。そして、そのヒータホルダ61の外周には、定着スリーブ41がルーズに外嵌されている。
(加圧ステー)
骨格部材としての加圧ステー62は、剛性を有する金属等の材料により横断面下向U字形状に形成されている。この加圧ステー62は、定着スリーブ41の内側においてヒータホルダ61の加圧ローラ42と反対側の面に配置されている。加圧ステー62は、後述するフランジ63と加圧バネ64により、ヒータホルダ61を介して、ヒータ60を定着スリーブ41を挟んで加圧ローラ42に当接させる。
(フランジ)
定着スリーブ41のスラスト方向(長手方向)両端部には、耐熱性の高い液晶ポリマー樹脂等の耐熱性樹脂により形成されたフランジ63(図5)が嵌合されている。左右のフランジ63は、ヒータホルダ61および加圧ステー62の両端部を支持している。そして、定着装置40に保持された左右一対の加圧バネ64により、加圧ローラ42の方向に約294Nの力で加圧される。この力は、フランジ63から加圧ステー62、ヒータホルダ61を介して、ヒータ60を定着スリーブ41を挟んで加圧ローラ42に当接させる。
フランジ63は、定着スリーブの長手方向の左右両端部において、定着スリーブ41の回転方向軌道およびスラスト方向端部を規制するように嵌合される。即ち、フランジ63は、ニップ部よりも上流側における加熱回転体としての定着スリーブの内面を保持する保持面と、定着スリーブの回転軸方向(長手方向)の移動を規制する規制面とを備える保持部材として機能する。
図6は、図5の右側のフランジ63を加圧ローラ42の反対側(図5の矢印D方向)から見た図である。本実施形態では、フランジ63の上流側で定着スリーブ内面と接する面63aが第1のテーパー形状を備えており、そのテーパー形状はスラスト方向(回転軸方向)で中央部側(紙搬送中心側)に向かう程、定着スリーブの回転軸に近づく形状としている。言い換えれば、第1のテーパー形状はスラスト方向(回転軸方向)で中央部側(紙搬送中心側)に向かう程、定着スリーブの内面をより記録材搬送方向(図6の矢印E方向)で支持する形状としている。
また、フランジ63の規制面63cでは、定着スリーブ41の寄りを規制している。本実施形態においては、以下に述べる寄り戻し力が発生するが、。定着スリーブ41の寄り力が寄り戻し力よりも大きい場合は、定着スリーブ端面はフランジ63の規制面63cにより規制される。ここで、規制面63cは、図6に示すようにニップ部よりも下流側に向かう程、回転軸方向における端部側(外側)に近づく第2のテーパー形状を備えている。
(スリーブ寄り力制御メカニズム)
図1(a)(b)を用いて以下に示すように、定着スリーブ41の寄り力制御は、定着フランジ63(特に図5(b)に示した要素63s)の内面を保持する保持面63aの形状を用いて行われる。保持面63aは、定着スリーブ41が加圧ローラ42の駆動により従動回転した時に、ニップ部の上流側において、定着スリーブ41の長手方向の両端部で定着フランジ63の内面を保持するものである。
図1(a)は、寄りが発生していない状態で、定着スリーブ41およびフランジ63を加圧ローラ42の反対側(図5の矢印D方向)から見た図である。図に示す定着スリーブの長手中心線に関して、両端のフランジ63との距離AおよびA’が等しく、定着スリーブ41と加圧ローラ42は平行であり、加圧ローラ42の駆動力は定着スリーブ41の回転駆動力として伝達される。
一方、図1(b)は、寄りが発生している状態で、定着スリーブ長手中心線に関して、両端の定着フランジ63との距離AおよびA’が等しくなく、定着フランジ63の上流側の保持面63aがテーパー形状をしているため、定着スリーブ41が図示する方向へ傾く。即ち、定着スリーブ41と加圧ローラ42には交差角が生じる。
すると、加圧ローラから受ける力Fが図1(b)の上下方向に発生しており、かつ定着スリーブ41が図示する方向へ傾くことで、以下に示すような力が発生することになる。即ち、加圧ローラから受ける力Fは、ベクトル成分として、力Fに対してθ2の方向のスリーブの回転力成分と、長手方向中央部側へのスリーブの寄り戻し力成分とに分解されるため、定着スリーブ41に対し長手方向中央部側へ寄り戻し力が発生することとなる。
長手方向中央部側への寄り戻し力の大きさは、以下のようになる。即ち、フランジ63の保持面63aのテーパー角度をθ1、定着スリーブ長さをL、定着スリーブと加圧ローラの交差角をθ2とすると、定着スリーブ41の寄りを戻す力Fsinθ2は(F×(A-A’)sinθ1)/Lとなる。
そのため、寄りが大きいほど交差角θ2が大きくなることで、定着スリーブ41の寄りを戻す力は大きくなり、寄り力を低減できる。また、定着フランジ63のテーパー角度θ1が大きいほど定着スリーブ41の寄りを戻す力が大きくなり、寄り力を低減できる。一方、定着フランジ63のテーパー角度θ1が大き過ぎると定着スリーブ41が寄った場合に、定着スリーブ端部を内面から押し広げる力が大きくなり、定着スリーブ端面がラッパ状に裂けてしまう恐れがある。
そのため、定着フランジ63のテーパー角度θ1は定着スリーブ41の寄りを戻す効果を保ちつつ、定着スリーブ端面のラッパ裂けを発生させないような角度に設定する必要がある。
また、定着スリーブ41の寄り力が寄りを戻そうとする力Fsinθ2よりも大きい場合は、定着スリーブ端面は定着フランジの規制面63cにより規制される。定着フランジの規制面63cは、定着スリーブ41が規制面63cに接触した時の加圧ローラ42との交差角をθ2Maxとすると、加圧ローラ軸線と(90-θ2Max)°の傾きを有している。そして、定着スリーブ端面が規制面63cに突き当たることで、図6において突き当て面63bに突き当たった時に寄り力が1か所に集中する場合の定着スリーブ41における座屈等の発生を防止している。
(効果確認試験)
フランジテーパー角度θ1を振って、定着スリーブ41の寄り低減効果および弊害である定着スリーブ41の裂けの確認を行った。比較例としてテーパー角度0°においても同様の確認を行った。なお、加圧ローラ42の外径差および部品の公差等によって生じる加圧ローラ42と定着スリーブ41の交差角を、定着スリーブ41の寄りが発生し易い条件に設定した。A3(297×420mm)サイズの記録材を75000枚連続プリントした後の、画像加熱装置の状態を観察した効果確認試験結果を表1に記す。
フランジ63のテーパー角度θ1が0°の場合、定着スリーブ41の寄りを戻す効果が無い。これにより定着スリーブ端面と定着フランジの規制面63cが強く摺擦しながら回転するため、定着フランジ63や定着スリーブ41の削れ粉が大量に発生していた。
一方、フランジ63のテーパー角度θ1が10°および20°の場合、定着スリーブの寄りを戻す力が働くことで摺擦する力は軽減される。即ち、75000枚プリント後、定着スリーブ41は定着フランジの規制面63cに摺擦しながら回転していたが、フランジ規制面63cと摺擦する力は寄りを戻す力の分軽減される。これにより、定着スリーブ41や定着フランジ63の削れ粉はテーパー角度θ1が0°の時よりも減少していた。また、テーパー角度をつけることで懸念していた定着スリーブ41の裂けも問題無かった。
フランジテーパー角度θ1が30°の場合においては、θ1が10°や20°の時と同様に定着スリーブ41や定着フランジ63の削れ粉は減少していた。しかし、定着スリーブ端部においてラッパ状の裂けが発生してしまった。
以上の結果より、本実施形態においては、フランジテーパー角度θ1を10°または20°にすることにより、定着フランジ63や定着スリーブの41削れを抑制することができる。弊害として懸念されていた定着スリーブ41の端部裂けも発生しないことが確認できた。これにより、加圧ローラ42と定着スリーブ41との交差角に関わる定着部材の寸法公差を厳しくすることなく、定着スリーブ41の寄り力を低減できる。
《第2の実施形態》
以下に、本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、定着スリーブの寄り力が寄りを戻そうとする力よりも大きい場合には、最終的に定着フランジの規制面63cで規制していた。本実施形態では、定着スリーブの内受け部の径を定着スリーブ内径よりも大きくすることで寄りを規制するようにした。
本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、フランジ63の上流側で定着スリーブ内面と接する面63aが第1のテーパー形状を備えている。即ち、スラスト方向(回転軸方向)で中央部側(紙搬送中心側)に向かう程、定着スリーブの回転軸に近づく形状を形成している。また、規制面63cは、図6に示すようにニップ部よりも下流側に向かう程、回転軸方向における端部側(外側)に近づく第2のテーパー形状を備えている。
図7は、本実施形態の定着フランジであるが、ニップ部より下流側における下流側内受け面63bが、回転軸方向(長手方向)における中央部側に向かう程、定着スリーブの回転軸から遠ざかる第3のテーパー形状を備える。即ち、第1のテーパー形状とは、符号が逆であり、下流側内受け面63bの逆テーパー角度はθ3となっている。
本実施形態では、図7のように上流側フランジテーパー部63aと規制面63cの接点(最上流側)から、下流側の逆テーパー部63b先端(最下流側)の記録材搬送方向(通紙方向)の距離d3が、定着スリーブの内径よりも大きいことを特徴とする。これにより、定着スリーブ41が寄っても、フランジの規制面63cに接触する前に、定着フランジ63のテーパー部63aおよび逆テーパー部63bにより規制される。
このため、フランジの規制面63cと定着スリーブ端面が摺擦することは無い。また、上流側の定着フランジテーパー部63aと、下流側の定着フランジ逆テーパー部63bの先端の2箇所で定着スリーブ41の内面を支持するような構成となっている。これにより、定着スリーブがフランジに寄って受ける力を定着スリーブ端部と下流側フランジ接触部に分散させることができるため、定着スリーブの裂けを防止することができる。
また、定着ニップ部の下流側において、定着フランジの内受け面63bが逆テーパー形状となっていることにより、以下のような効果もある。即ち、図8のように定着スリーブ41が定着フランジ63の反対側に寄った場合、下流側の定着フランジ逆テーパー部63bは、定着スリーブ内面とd1の距離ができる。一方、下流側が逆テーパー形状になっていない場合は定着スリーブ内面と下流側フランジ部の距離は大きくなり、d2となる。
ここで、ジャム処理のように、定着ニップ内に滞留した記録材を上流側から引き抜く場合には、定着スリーブ内面が定着フランジ下流側逆テーパー部63bに規制されながら回転する。この時に定着スリーブ内面と下流側フランジとの距離が大きいと、定着スリーブ端部の変形量も大きくなり定着スリーブ41がダメージを受けてしまう。下流側フランジを逆テーパー形状にすることにより、定着スリーブ内面と下流側フランジとの距離をd2からd1まで小さくすることができることで、ジャム処理を行った場合の定着スリーブの変形を抑制し、ダメージを軽減している。
《第3の実施形態》
以下に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態は、加工方法の違い等により、両端の引き裂き強度が異なる定着スリーブを使用する場合に好適である。前述した実施形態では、両端部のフランジに第1のテーパー角度θ1をつけたが、本実施形態では一方の端部のフランジに第1のテーパー角度θ1をつける。即ち、本実施形態では、定着スリーブ41の両端の引き裂き強度に差があり、他方の端部よりも引き裂き強度が強い一方の端部の保持部材であるフランジにのみ第1のテーパー形状(角度θ1)を形成している。
図9は、定着スリーブ41およびフランジ63を加圧ローラ42の反対側(図5の矢印D方向)から見た図である。本実施形態では、定着スリーブ41において引き裂き強度の強い側が図9の右側に来るように配設している。さらに、右側の定着フランジ63のみに定着スリーブ端部を支持する面にテーパー角度をつけている。
以上のようにすることで、フランジ63の第1のテーパー角度θ1によって、定着スリーブ41の裂けを発生させる力が加わるのは定着スリーブの強度の強い側のみにできる。そのため、定着スリーブ41の端部裂けを防止することができる。定着スリーブ41の寄りを戻す力が働くのは、第1の実施形態で説明したとおりであるため説明を省く。
定着スリーブ41の片側の引き裂き強度を強くする手段としては、その他に端部を補強テープで強化したり、定着スリーブ41の厚みを厚くする等の方法がある。また、本実施形態では、第1の実施形態で説明したフランジを用いるが、第2の実施形態で説明したフランジを用いても良い。
(変形例)
以上、第1の実施形態から第3の実施形態まで説明してきたが、本発明はこれに限らず、本発明の範囲内で各実施形態で開示した技術事項を適宜組合せることや、以下に例示するように種々の変形を行うことが可能である。
(変形例1)
上述した実施形態では、保持部材であるフランジ63の上流側面63aが第1のテーパー形状を備え、かつ規制面63cが第2のテーパー形状を備えていたが、規制面63cは
第2のテーパー形状を備えない(角度がゼロ)ものであっても良い。
(変形例2)
図6乃至図9に記載のフランジ63の定着ニップ上流側面63aの第1のテーパー形状は線形テーパーであったが、本発明はこれに限られない。即ち、定着スリーブ41の長手方向の中心部側に向かう程、定着スリーブの回転軸に近づく形状をしていれば、放物線テーパーや指数関数テーパーであっても構わない。更に、図7および図8に記載の定着フランジ63の定着ニップ下流側面63bの逆テーパー形状(第3のテーパー形状)も同様に、放物線逆テーパーや指数関数逆テーパーであっても構わない。
(変形例3)
上述した実施形態に記載されている構成部品の材質、形状、その相対的配置などは、特に特定な記載のない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。例えば、上述した実施形態では、定着スリーブの基層41aの材質としてSUSを用いたが、NiやAl等のSUS以外の金属やポリイミド等の樹脂であっても良い。
(変形例4)
また、定着スリーブは、上述した実施形態で説明したヒータで加熱されるものに限らず、定着スリーブが通電部を備えて自己発熱するもの、あるいは定着スリーブが電磁誘導により発熱するものであっても良い。
(変形例5)
また、上述した実施形態では、加圧部材として駆動ローラとしての加圧ローラを用いたが、定着スリーブが別の駆動ローラを介して架けられ回転できる構成を採る場合には、加圧部材として固定の加圧パッドを用いることもできる。
41・・定着スリーブ、42・・加圧ローラ、60・・ヒータ、63・・フランジ、63a・・保持面(上流側)

Claims (7)

  1. 加熱源によって加熱され、中空で回転可能な加熱回転体と、
    前記加熱回転体に対向し、前記加熱回転体との間に形成されるニップ部に画像を担持した記録材を挟持搬送して前記画像を加熱するように加圧する加圧部材と、
    前記加熱回転体の回転軸方向の端部で、前記ニップ部よりも上流側における前記加熱回転体の内面を保持する保持面と、前記加熱回転体の前記回転軸方向の移動を規制する規制面とを備える保持部材と、
    を有する画像加熱装置であって、
    前記端部において、前記保持面が、前記加熱回転体の前記回転軸方向における中央部側に向かう程、前記加熱回転体の回転軸に近づく第1のテーパー形状を備えることを特徴とする画像加熱装置。
  2. 前記第1のテーパー形状の角度θは、前記回転軸方向に対して0°<θ<30°であることを特徴とする請求項1に記載の画像加熱装置。
  3. 前記規制面は、前記ニップ部よりも下流側に向かう程、前記回転軸方向における端部側に近づく第2のテーパー形状を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の画像加熱装置。
  4. 前記ニップ部より下流側における前記保持部材の面が、前記回転軸方向における中央部側に向かう程、前記回転軸から遠ざかる第3のテーパー形状を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
  5. 前記加熱回転体の内径は、前記保持面の最上流側と、前記ニップ部より下流側における前記保持部材の面の最下流側と、の搬送方向における距離よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
  6. 前記第1のテーパー形状を備える前記保持面と、前記規制面と、を備える前記保持部材が、前記回転軸方向の両端部に設けられることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
  7. 第1のテーパー形状を備える前記保持面と、前記規制面と、を備える前記保持部材が、前記回転軸方向の一方の端部に設けられ、
    前記一方の端部は、他方の端部よりも引き裂き強度が強いことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
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