JP2019124862A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着不良を抑制し、印刷品位を向上させる手段を提供する。【解決手段】記録媒体に転写された現像剤像を定着させる定着器を有し、前記定着器は、回転可能な無端状の定着部材と、前記定着部材の端面と接触する案内部材と、を有し、前記定着部材は、記録媒体と接触する表層と、前記表層より内側の弾性層と、前記表層と前記弾性層との間に配設された中間層と、を有し、前記案内部材は、導電性部材を含有し、前記中間層は、導電性部材を含有し、前記中間層と前記案内部材とが接触している。【選択図】 図4

Description

本発明は、記録媒体に転写された現像剤を定着させる定着器を有する画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置は、記録媒体に転写された現像剤を熱と圧力で定着させる定着部材を有する定着器において、定着部材のゴム層に導電部材を混入し、そのゴム層の熱劣化を抑止するとともに、定着部材の表面に現像剤が静電的に付着する静電オフセットを抑止するようにしている。また、定着部材の接着層に有機磁性体を混入し、ゴム層の熱劣化を抑止するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−148192号公報
しかしながら、従来の技術においては、定着部材のゴム層に導電部材を混入したことにより、定着部材のゴム層が固くなるため現像剤の定着不良を引き起こし、また高帯電高抵抗の媒体に印刷を行う場合、表層に溜まった電荷が消えないため、記録媒体に転写された現像剤像を乱して更なる定着不良を引き起こし、印刷品位を低下させてしまうという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、定着不良を抑制し、印刷品位を向上させることを目的とする。
そのため、本発明は、記録媒体に転写された現像剤像を定着させる定着器を有し、前記定着器は、回転可能な無端状の定着部材と、前記定着部材の端面と接触する案内部材と、を有し、前記定着部材は、記録媒体と接触する表層と、前記表層より内側の弾性層と、前記表層と前記弾性層との間に配設された中間層と、を有し、前記案内部材は、導電性部材を含有し、前記中間層は、導電性部材を含有し、前記中間層と前記案内部材とが接触していることを特徴とする。
このようにした本発明は、定着不良を抑制し、印刷品位を向上させることができるという効果が得られる。
実施例における画像形成装置の構成を示す概略側断面図 実施例における定着ユニットの構成を示す概略側断面図 実施例における定着ユニットの構成を示す説明図 実施例における定着ベルト、定着ベルトフランジ、および定着板金の説明図 実施例におけるプライマー層の導電部材含有率の説明図 実施例における定着ベルト表層の電荷の流れの説明図 比較例における高帯電媒体定着時の定着ベルト表層の電荷の流れの説明図 変形例1における定着ベルト、定着ベルトフランジ、および定着板金の説明図 変形例2における定着ベルトの構成を示す説明図 変形例2における定着ベルト、定着ベルトフランジ、および定着板金の説明図 変形例3における定着ベルト、定着ベルトフランジ、および定着板金の説明図
以下、図面を参照して本発明による画像形成装置の実施例を説明する。
図1は実施例における画像形成装置の構成を示す概略側断面図である。
図1において、画像形成装置1は、記録媒体Pに画像を形成して印刷するものであり、例えばプリンタである。画像形成装置1は、媒体カセット3と、巻取りユニット4と、プロセスユニット10と、転写ベルトユニット20と、定着ユニット30と、カッターユニット70とを有している。なお、本実施例では、画像形成装置1をカラープリンタとして説明するが、モノクロプリンタであっても良い。また、本実施例では、連続する記録媒体Pを印刷するプリンタとして説明するが、予め所定の大きさに切断された定型の記録媒体(プレカット紙)を印刷するプリンタとしても良い。
媒体カセット3は、印刷前の記録媒体Pを巻き回して収容するものである。記録媒体Pは、連続紙であり、ラベルが貼付等されたラベル紙、光沢紙、樹脂媒体または透明なフィルム媒体等である。
媒体カセット3に収容された記録媒体Pは、ピックアップローラ41により引き出され、レジストローラ対42、搬送ローラ対43、44、二次転写ローラ45、搬送ローラ対46、排出ローラ対47により巻取りユニット4へ搬送される。
ピックアップローラ41は、回転することにより媒体カセット3に収容された記録媒体Pを図中矢印A2が示す媒体搬送方向に搬送するものである。このとき、媒体カセット3に巻き回された記録媒体Pは、引き出されて図中矢印A1が示す方向に回転する。
レジストローラ対42は、媒体搬送方向におけるピックアップローラ41の下流に配置され、ピックアップローラ41によって引き出された記録媒体Pを挟持して図中矢印A3が示す媒体搬送方向へ搬送する。
搬送ローラ対43は、媒体搬送方向におけるレジストローラ対42の下流に配置され、レジストローラ対42により搬送された記録媒体Pを挟持して図中矢印A4が示す媒体搬送方向へ搬送する。
搬送ローラ対44は、媒体搬送方向における搬送ローラ対43の下流であって、二次転写ローラ45の上流に配置され、搬送ローラ対43により搬送された記録媒体Pを挟持して媒体搬送方向へ搬送する。この搬送ローラ対44は、回転または停止することにより、二次転写ローラ45で行われる二次転写のタイミングを制御することができるようになっている。
二次転写ローラ45は、転写ベルトユニット20の転写ベルト28を介してバックアップローラ48と接触するように配設され、二次転写部を形成するものである。二次転写ローラ45は、転写電圧が印加され、回転することにより記録媒体Pを媒体搬送方向に搬送するとともに、転写ベルト28に形成された現像剤像としてのトナー像を記録媒体Pに転写する。
搬送ローラ対46は、媒体搬送方向における二次転写ローラ45および定着ユニット30の下流に配置され、二次転写ローラ45および定着ユニット30により搬送された記録媒体Pを挟持して媒体搬送方向へ搬送する。
排出ローラ対47は、媒体搬送方向における搬送ローラ対46の下流に配置され、搬送ローラ対46により搬送された記録媒体Pを挟持して図中矢印A6が示す媒体搬送方向へ搬送する。
巻取りユニット4は、排出ローラ対47により搬送された記録媒体Pを巻き取って収容するものである。巻取りユニット4は、図中矢印A7が示す方向に回転して印刷面が内側になるように記録媒体Pを巻き取って収容する。
なお、レジストローラ対42と搬送ローラ対43との間には記録媒体Pの通過を検知する媒体通過センサ60、搬送ローラ対43と搬送ローラ対44との間には記録媒体Pの通過を検知する媒体通過センサ61、搬送ローラ対44と二次転写ローラ45との間には記録媒体Pの通過を検知して二次転写のタイミングを制御する書込みセンサ62、定着ユニット30と排出ローラ対47との間には記録媒体Pの通過を検知する排出センサ63が配設されている。媒体通過センサ60、媒体通過センサ61、書込みセンサ62、および排出センサ63は、例えば機械的に動作するメカニカルセンサである。
プロセスユニット10は、プロセスユニット11、12、13、14、15の各電子写真プロセスユニットで構成され、カラー印刷を行う画像形成装置1の場合、取り扱う現像剤としてのトナーの色毎に分けられている。例えば、プロセスユニット11は特色トナーである白色トナーやクリアトナー、プロセスユニット12はシアン色のトナー、プロセスユニット13はマゼンタ色のトナー、プロセスユニット14はイエロー色のトナー、プロセスユニット15はブラック色のトナーの画像を形成するものである。
転写ベルトユニット20は、中間転写ベルトユニットであり、1次転写ローラ21、22、23、24、25と、張架ローラ26、27と、バックアップローラ48と、転写ベルト28とを有している。
1次転写ローラ21、22、23、24、25は、転写ベルト28を介してプロセスユニット11、12、13、14、15の像担持体としての感光ドラムと接触するように対向配置され、転写電圧が印加されることにより、プロセスユニット11、12、13、14、15の感光ドラムに形成されたトナー像を転写ベルト28に転写するものである。
張架ローラ26、27は、転写ベルト28を張架するとともに、転写ベルト28を図中矢印B1、B2、B3が示すベルト走行方向に回転させるものである。
バックアップローラ48は、転写ベルト28を介して二次転写ローラ45と接触するように対向載置され、二次転写ローラ45との間に二次転写部としてのニップ部(接触部)を形成するものである。
転写ベルト28は、張架ローラ26、27およびバックアップローラ48に張架され、図中矢印B1、B2、B3が示すベルト走行方向に回転するものであり、プロセスユニット11、12、13、14、15で形成され、1次転写ローラ21、22、23、24、25で転写されたトナー像を搬送するものである。
転写ベルト28に転写されたトナー像は、二次転写ローラ45とバックアップローラ48とにより形成されたニップ部を記録媒体Pが通過することにより、記録媒体Pに転写される。
定着器としての定着ユニット30は、二次転写部で記録媒体Pに転写されたトナー像を熱と圧力で定着させるものであり、加圧ベルト40と、定着ベルト50とを有するものである。加圧ベルト40および定着ベルト50は、互いに接触するように配設された回転可能なベルトである。なお、定着ユニット30の詳細は後述する。
カッターユニット70は、媒体搬送方向におけるピックアップローラ41の下流であって、レジストローラ対42の上流に配置され、ピックアップローラ41によって引き出され、レジストローラ対42で搬送される記録媒体Pを切断するものである。
このように構成された画像形成装置1は、CPU(Central Processing Unit)等の制御手段を備え、メモリ等の記憶手段に記憶された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいて制御手段により全体の動作が制御される。
図2は実施例における定着ユニットの構成を示す概略側断面図である。
図2において、定着ユニット30は、温度検出素子31と、加圧ベルト40と、定着ベルト50と、ローラ32、33と、パッド34、35と、ヒータ36、37とを有している。
加圧ベルト40は、無端状のベルトであり、図中矢印C2が示す方向に回転可能に設けられたものである。加圧ベルト40は、ゴム材を用いたゴムベルトでも良く、またSUS(ステンレス)材を用いた金属ベルトであっても良い。
定着部材としての定着ベルト50は、無端状のベルトであり、図中矢印C1が示す方向に回転可能に設けられたものである。定着ベルト50は、ゴム材を用いたゴムベルトでも良く、またSUS材を用いた金属ベルトであっても良い。なお、本実施例の定着ベルト50の構成は後述する。
ローラ32は、定着ベルト50の内側に配設され、ローラ33は、加圧ベルト40の内側に配設されたものである。
パッド34は、定着ベルト50の内側に配設され、パッド35は、加圧ベルト40の内側に配設されたものである。
加圧ベルト40と定着ベルト50とは、ローラ33およびパッド35、並びにローラ32およびパッド34により、互いに押圧されて接触するように配設されている。
ヒータ36、37は、定着ベルト50の内側に配設された熱源であり、定着ベルト50を加熱するものである。ヒータ36、37は、例えばハロゲンヒータに代表される熱源である。
温度検出素子31は、非接触で定着ベルト50の表面温度を計測する素子であり、例えばサーミスタやサーモパイルである。
図3は実施例における定着ユニットの構成を示す説明図である。図3は図中矢印Aが示す記録媒体Pの媒体搬送方向における上流側から見た定着ユニット30を示している。
図3において、定着ベルト50の媒体搬送方向における両側端面は、定着ベルトフランジ501に接触している。
案内部材としての定着ベルトフランジ501は、図中矢印C1が示す方向に回転する定着ベルト50の両側端面と接触し、定着ベルト50の両側端部を案内するものであり、定着板金503に固定されたものである。したがって、定着ベルト50は、定着ベルトフランジ501と摺動しながら回転する。
また、加圧ベルト40の媒体搬送方向における両側端面は、加圧ベルトフランジ401に接触している。
加圧ベルトフランジ401は、図中矢印C2が示す方向に回転する加圧ベルト40の両側端部を案内するものであり、定着板金503に固定されたものである。したがって、加圧ベルト40は、加圧ベルトフランジ401と摺動しながら回転する。
定着ベルトフランジ501および加圧ベルトフランジ401は、定着板金503にネジなどで固定されている。
図4は実施例における定着ベルト、定着ベルトフランジ、および定着板金の説明図である。なお、図4は、定着ベルト50の積層構成と、定着ベルト50、定着ベルトフランジ501、および定着板金503の接続形態とを模式的に表したものである。なお、図4は定着ベルト50の一側端部を表しているが、他側端部も同じ構成である。
図4において、定着ベルト50は、PFA層511と、導電プライマー層512と、シリコーンゴム層513と、プライマー層514と、SUS層515とを有している。本実施例の定着ベルト50は、SUS層515、プライマー層514、シリコーンゴム層513、導電プライマー層512、PFA層511の順に積層されている。
表層としてのPFA層511は、記録媒体と接触する定着ベルト50の表層を形成する離形層であり、PFA(ぺルフルオロアルコキシフッ素樹脂)で形成された層である。
なお、本実施例では、定着ベルト50の表層をPFA層として説明するが、その他の樹脂層(例えば、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)層)等としても良い。
弾性層としてのシリコーンゴム層513は、PFA層511より内側であって、PFA層511とSUS層515との間に形成されたゴム層である。
金属基材としてのSUS層515は、定着ベルト50の内層を形成する層であり、SUS材で形成されたものである。SUS層515は、シリコーンゴム層513の内側であって、シリコーンゴム層513を基準として導電プライマー層512の反対側に、定着ベルトフランジ501と接触するように配設されている。
このように、定着ベルト50の内層をSUS層515で構成するのは、熱伝導率を高くするためであり、SUS層515が図2に示すヒータ36、37で加熱されるためである。
中間層(第1の中間層)としての導電プライマー層512は、PFA層511とシリコーンゴム層513との間の層であり、導電部材を含有し、導電性のものである。本実施例の導電プライマー層512は、PFA層511とシリコーンゴム層513とを接着する層であり、接着材に導電部材を混入させたものである。なお、本実施例では、導電プライマー層512は、PFA層511とシリコーンゴム層513とを接着する層として説明するが、PFA層511とシリコーンゴム層513との間の層であれば接着性を有しないものであっても良い。
中間層(第2の中間層)としてのプライマー層514は、シリコーンゴム層513とSUS層515とを接着する層である。本実施例のプライマー層514は、フッ素系の接着材により構成されたものである。なお、プライマー層514は、導電部材を含有しなくても良い。
定着ベルト50のPFA層511、導電プライマー層512、シリコーンゴム層513、プライマー層514、およびSUS層515の側端面は、定着ベルトフランジ501に接触するように配設されている。また、定着ベルトフランジ501は、定着板金503に固定されている。
定着板金503は、定着ベルトフランジ501が固定されるとともに、抵抗やバリスタ等を主とする素子504を介して装置板金505と接続されている。
なお、装置板金505は制御基板等を介して接地されている。また、素子504は装置板金505に流れる電荷量を所定量に抑制するために設けられたものであり、定着板金503と装置板金505とを素子504を介することなく直接接続するようにしても良い。
ここで、本実施例の導電プライマー層512には、導電性部材が混入され、また定着ベルトフランジ501には、導電性部材が混入されている。
導電プライマー層512は、フッ素系の接着材(例えば、フッ素系プライマー(デュポン社製))に導電部材(例えば、カーボンブラックや酸化金属、含フッ素イオン導電材等)を混入させたものである。
本実施例では、導電プライマー層512の導電部材の含有率を、10重量%以上、かつ20重量%以下とした。これは、図5に示すように、導電部材の含有率が、10重量%以上、かつ20重量%以下の場合に、良好な接着性を得ることができ、かつ良好な導電性を得ることができるためである。なお、図5中の「〇」は良好であることを示し、「×」は不良であることを示している。
また、定着ベルトフランジ501は、樹脂材(例えば、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)材、PPS(ポリフェニレンサルファイド)材)に導電部材(例えば、カーボンブラックや黒鉛)を混入させたものである。
定着ベルトフランジ501の基材を樹脂材とするのは、定着板金503と接触することによる定着ベルトフランジ501の摩耗や摩耗粉の発生、異音の発生等を抑制するためである。
このように、本実施例では、定着ユニットの定着ベルトフランジ501は、導電性部材を含有し、また定着ベルト50の導電プライマー層512は、導電性部材を含有し、導電プライマー層512と定着ベルトフランジ501とが接触するように定着ユニットが構成されている。
上述した構成の作用について説明する。
まず、画像形成装置が行う画像形成動作の概要を図1に基づいて説明する。
画像形成装置1は、ホストコンピュータ等の外部装置や操作パネル等から印刷を指示する命令を入力すると、ピックアップローラ41、レジストローラ対42、搬送ローラ対43、44、二次転写ローラ45、搬送ローラ対46、排出ローラ対47、および巻取りユニット4を回転させるとともに、プロセスユニット10の動作を開始し、画像形成動作を開始する。
媒体カセット3に収容された記録媒体Pは、ピックアップローラ41により引き出され、レジストローラ対42、および搬送ローラ対43、44により、二次転写ローラ45へ搬送される。
このとき、プロセスユニット10により形成され、1次転写ローラ21、22、23、24、25で転写ベルト28上に1次転写されたトナー像が二次転写ローラ45へ搬送される。
転写ベルト28上のトナー像は、二次転写ローラ45により記録媒体Pに2次転写され、記録媒体Pに2次転写されたトナー像は定着ユニット30へと搬送される。
定着ユニット30は、図2および図3に示すように、加圧ベルト40および定着ベルト50により、記録媒体Pを挟持して記録媒体Pを搬送するとともに、熱と圧力で記録媒体P上のトナー像を定着させる。
定着ユニット30でトナー像が定着された記録媒体Pは、搬送ローラ対46、および排出ローラ対47により巻取りユニット4へ搬送され、巻き取られる。
なお、記録媒体Pは、必要に応じてカッターユニット70により切断される。
このようにして、画像形成装置1は画像形成動作を行う。
次に、図2および図3に示す定着ユニット30の定着ベルト50の作用を図6の実施例における定着ベルト表層の電荷の流れの説明図に基づいて説明する。
図6において、高抵抗・高帯電の記録媒体にトナー像を定着させた場合、定着ベルト50の表層であるPFA層511に電荷Eとして帯電することがある。
PFA層511に帯電した電荷Eは、導電プライマー層512、定着ベルトフランジ501、定着板金503、接続部材504の順に伝わり、装置板金505へと伝わる。
したがって、PFA層511に帯電した電荷Eは定着ベルト50に残ることがないため、記録媒体Pに画像品位が良好なトナー像を形成することができる。
このように、本実施例では、定着ベルト50の表層であるPFA層511に接触する導電プライマー層512を設け、また導電プライマー層512と接触する定着ベルトフランジ501を導電化したことにより、PFA層511が固くなることを防ぎ、また定着ベルトフランジ501を介してPFA層511近くに帯電した電荷を逃がすことができるようになり、記録媒体Pに画像品位が良好なトナー像を形成することができる。
ここで、図7に示す比較例を説明する。
図7に示す比較例の定着ベルト50は、PFA層511と、プライマー層519と、シリコーンゴム層513と、プライマー層514と、SUS層515とを有している。
プライマー層519は、PFA層511とシリコーンゴム層513とを接着する層であり、導電部材は混入されていないものである。
また、定着ベルトフランジ509は、定着ベルト50の側端面に接触するものであり、導電部材は混入されていないものである。
なお、PFA層511、シリコーンゴム層513、プライマー層514、SUS層515、定着ベルトフランジ501、定着板金503、および素子504は、図4に示す構成と同様なので説明を省略する。
図7に示す比較例において、高抵抗・高帯電の記録媒体にトナー像を定着させた場合、定着ベルト50の表層であるPFA層511に電荷Eとして帯電することがある。
PFA層511は、絶縁体であるため表面抵抗が高抵抗(例えば、1×106Ω)であり、また定着ベルトフランジ509は高耐熱樹脂を主とした部材で構成されているため高抵抗であり、帯電した電荷Eが図中矢印D1で示す水平方向に移動し難い状態である。
さらに、プライマー層519、シリコーンゴム層513、およびプライマー層514も高抵抗であり、PFA層511に帯電した電荷Eが図中矢印D2で示す定着ベルト50の積層方向に移動し難い状態である。
したがって、PFA層511に帯電した電荷Eは、プライマー層519に伝わることや、定着ベルトフランジ509に伝わることなく、PFA層511に滞留する。
このように比較例では、PFA層511に負帯電した電荷Eは定着ベルト50に残り、定着ベルト50が1回転することにより、定着ベルト50に残った電荷Eが、搬送されてくる記録媒体Pに転写され、負帯電したトナー像を乱して残像を引き起こし、画像品位を低下させてしまう。
特に、記録媒体Pを連続紙とした場合、定着ベルト50のPFA層511に帯電した電荷Eが滞留して逃げることがないため、記録媒体Pのトナー像を乱して残像を引き起こし、画像品位を低下させてしまう。
一方、本実施例の定着ベルト50は、PFA層511に帯電した電荷Eが残ることがないため、記録媒体Pに転写されたトナー像を乱すことがなく、画像品位が良好なトナー像を形成することができる。
次に、本実施例の変形例1を図8の変形例1における定着ベルト、定着ベルトフランジ、および定着板金の説明図に基づいて説明する。
図8に示す変形例1の定着ベルト50は、PFA層511と、導電プライマー層512と、シリコーンゴム層513と、プライマー層514と、SUS層515と、導電部材5121とを有している。なお、PFA層511、導電プライマー層512、シリコーンゴム層513、プライマー層514、SUS層515、定着ベルトフランジ501、定着板金503、および素子504は、図4に示す構成と同様なので説明を省略する。また、図8は定着ベルト50の一側端部を表しているが、他側端部も同じ構成である。
導電部材5121は、導電プライマー層512、シリコーンゴム層513、およびプライマー層514の定着ベルトフランジ501側の側端面に塗布された導電性を有するものであり、導電プライマー層512と、シリコーンゴム層513およびプライマー層514との間で連続して塗布されたものである。
導電部材5121は、導電プライマー層512、シリコーンゴム層513、およびプライマー層514の側端面と、定着ベルトフランジ501との間に、定着ベルトフランジ501と接触するように配設され、導電プライマー層512、シリコーンゴム層513、およびプライマー層514の側端面と、定着ベルトフランジ501とを接続している。この導電部材5121は、導電プライマー層512と同じ材料で構成されたものである。
このように変形例1では、導電プライマー層512、シリコーンゴム層513、およびプライマー層514の側端面と、定着ベルトフランジ501とは導電部材5121を介して接触している。なお、導電部材5121は定着ベルト50の両側端部に設けられている。
変形例1において、PFA層511に帯電した電荷Eは、導電プライマー層512、導電部材5121、定着ベルトフランジ501、定着板金503、接続部材504の順に伝わり、装置板金505へと伝わる。
変形例1では、導電プライマー層512、シリコーンゴム層513、およびプライマー層514の側端面に、導電部材5121を塗布したことにより、導電部材5121を塗布しない場合と比較して定着ベルト50の端面と定着ベルトフランジ501との接触面積を大きくすることができ、定着ベルト50の端面と定着ベルトフランジ501との間の電気抵抗を抑えることができる。
したがって、PFA層511に帯電した電荷Eは定着ベルト50に残ることがないため、記録媒体Pに画像品位が良好なトナー像を形成することができる。
なお、変形例1では、導電プライマー層512、シリコーンゴム層513、およびプライマー層514の側端面と、定着ベルトフランジ501とが導電部材5121を介して接触するようにしたが、導電プライマー層512およびシリコーンゴム層513の側端面と、定着ベルトフランジ501とが導電部材5121を介して接触するようにしても良い。即ち、プライマー層514の側端面は、導電部材5121を介して定着ベルトフランジ501と接触しないようにすることも可能である。
次に、本実施例の変形例2を図9の変形例2における定着ベルトの構成を示す説明図、および図10の変形例2における定着ベルト、定着ベルトフランジ、および定着板金の説明図に基づいて説明する。
図9および図10に示す変形例2の定着ベルト50は、PFA層511と、導電プライマー層512と、シリコーンゴム層513と、プライマー層514と、SUS層515と、導電部材5122とを有している。なお、PFA層511、導電プライマー層512、シリコーンゴム層513、プライマー層514、SUS層515、定着ベルトフランジ501、定着板金503、および素子504は、図4に示す構成と同様なので説明を省略する。また、図10は定着ベルト50の一側端部を表しているが、他側端部も同じ構成である。
導電部材5122は、図9に示すように、定着ベルト50の側端面より中央部側、かつ印刷媒体Pが通過する領域より側端面側、即ち印刷媒体Pが通過しない領域において、定着ベルト50の回転方向を1周するように延伸して形成された導電性を有するものである。
導電部材5122は、図10に示すように、シリコーンゴム層513およびプライマー層514を貫通するように形成された貫通部としての溝に注入されて形成される。この導電部材5122は、導電プライマー層512と同じ材料で構成されたものである。
このように変形例2では、導電プライマー層512と定着ベルトフランジ501とが接触するとともに、導電プライマー層512とSUS層515とが導電部材5122を介して導通することにより、導電プライマー層512と定着ベルトフランジ501とが導電部材5122およびSUS層515を介し導通している。
なお、本変形例2では、導電部材5122を定着ベルト50の両側端部に1つずつ設けたものとして説明するが、両側端部に2つ以上設けるようにしても良く、また少なくとも一方の側端部に1つ設けるようにしても良い。
また、導電部材5122を、上述した溝でなく、シリコーンゴム層513およびプライマー層514を貫通する貫通部として形成された貫通孔に注入するようにしても良い。この貫通孔は、印刷媒体Pが通過しない領域において、定着ベルト50の回転方向に複数配列するようにしても良い。
変形例2において、PFA層511に帯電した電荷Eは、導電プライマー層512、導電部材5122、SUS層515、定着ベルトフランジ501、定着板金503、接続部材504の順に伝わり、装置板金505へと伝わる。
また、PFA層511に帯電した電荷Eは、導電プライマー層512、導電プライマー層512、定着ベルトフランジ501、定着板金503、接続部材504の順に伝わり、装置板金505へと伝わる。
変形例2では、シリコーンゴム層513およびプライマー層514に形成した溝に導電部材5122を配設し、導電プライマー層512とSUS層515とを導電部材5122で接続したことにより、さらにPFA層511と定着ベルトフランジ501との間の電気抵抗を抑えることができる。
したがって、PFA層511に帯電した電荷Eは定着ベルト50に残ることがないため、記録媒体Pに画像品位が良好なトナー像を形成することができる。
次に、本実施例の変形例3を図11の変形例3における定着ベルト、定着ベルトフランジ、および定着板金の説明図に基づいて説明する。
図11に示す変形例3の定着ベルト50は、PFA層511と、導電プライマー層512と、シリコーンゴム層513と、プライマー層514と、SUS層515と、導電部材5011とを有している。なお、PFA層511、導電プライマー層512、シリコーンゴム層513、プライマー層514、SUS層515、定着ベルトフランジ501、定着板金503、および素子504は、図4に示す構成と同様なので説明を省略する。また、図11は定着ベルト50の一側端部を表しているが、他側端部も同じ構成である。
導電部材5011は、定着ベルト50のPFA層511、導電プライマー層512、シリコーンゴム層513、プライマー層514、およびSUS層515との間の定着ベルトフランジ501に設けられ、少なくとも導電プライマー層512と接触し、定着ベルトフランジ501に固定されたものである。この導電部材5011は、導電プライマー層512と同じ材料で構成されたものである。
変形例3では、PFA層511、導電プライマー層512、シリコーンゴム層513、プライマー層514、およびSUS層515の側端面と、定着ベルトフランジ501とは導電部材5011を介して接触している。
また、導電部材5011は、傾斜面が形成された傾斜部5011aを有し、その傾斜部(傾斜面)5011aと、定着ベルトフランジ501の定着ベルト50側の側面501aとが角度α(例えば、4〜5度)を成すように形成されている。
このように、変形例3では、定着ベルトフランジ501は、定着ベルト50側の側面に、導電性を有する導電部材5011の傾斜部5011aが形成され、導電部材5011と導電プライマー層512とは、定着ベルト50の図中矢印D2が示す積層方向に対して傾斜した面で接触している。
変形例3において、PFA層511に帯電した電荷Eは、導電プライマー層512、導電部材5011、定着ベルトフランジ501、定着板金503、接続部材504の順に伝わり、装置板金505へと伝わる。
変形例3では、PFA層511、少なくとも導電プライマー層512の側端面と、定着ベルトフランジ501とが導電部材5011を介して接触するようにしたことにより、導電部材5011を設けない場合と比較して定着ベルト50の導電プライマー層512の端面と定着ベルトフランジ501との接触面積を大きくすることができ、定着ベルト50の端面と定着ベルトフランジ501との間の電気抵抗を抑えることができる。
したがって、PFA層511に帯電した電荷Eは定着ベルト50に残ることがないため、記録媒体Pに画像品位が良好なトナー像を形成することができる。
また、導電部材5011の傾斜部5011aと、定着ベルトフランジ501の定着ベルト50側の側面501aとが成す角度αを4〜5度とすることにより、定着ベルト50の導電プライマー層512と定着ベルトフランジ501との接触面積を大きくするとともに、回転する定着ベルト50の導電プライマー層512と定着ベルトフランジ501とを常時接触させることができる。
このように、変形例3では、定着ベルト50の安定した回転走行および定着ベルト50の端面と定着ベルトフランジ501との間の低電気抵抗の双方を両立させることができる。
なお、本実施例および各変形例では、記録媒体Pを連続紙として説明したが、予め所定の大きさに切断された定型の記録媒体(プレカット紙)としても良い。
以上説明したように、本実施例では、定着ベルトの表層に接触する導電プライマー層を設け、また導電プライマー層と接触する定着ベルトフランジを導電化したことにより、表層が固くなることを防ぎ、また定着ベルトフランジを介して表層近くに帯電した電荷を逃がすことができるようになり、高帯電高抵抗の記録媒体であっても、その記録媒体に残像を引き起こすことなく、画像品位が良好なトナー像を形成することができるという効果が得られる。
なお、本実施例では、画像形成装置をカラープリンタとして説明したが、それに限られるものでなく、定着ユニットを有するものであれば、モノクロプリンタ、複写機、ファクシミリ装置、または複合機(MFP)等としても良い。
1 画像形成装置
3 媒体カセット
4 巻取りユニット
10、11、12、13、14、15 プロセスユニット
20 転写ベルトユニット
30 定着ユニット
31 温度検出素子
32、33 ローラ
34、35 パッド
36、37 ヒータ
40 加圧ベルト
50 定着ベルト
70 カッターユニット
401 加圧ベルトフランジ
501 定着ベルトフランジ
503 定着板金
511 PFA層
512 導電プライマー層
513 シリコーンゴム層
514 プライマー層
515 SUS層
5011、5121、5122 導電部材

Claims (7)

  1. 記録媒体に転写された現像剤像を定着させる定着器を有し、
    前記定着器は、
    回転可能な無端状の定着部材と、
    前記定着部材の端面と接触する案内部材と、
    を有し、
    前記定着部材は、
    記録媒体と接触する表層と、
    前記表層より内側の弾性層と、
    前記表層と前記弾性層との間に配設された中間層と、
    を有し、
    前記案内部材は、導電性部材を含有し、
    前記中間層は、導電性部材を含有し、
    前記中間層と前記案内部材とが接触していることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記中間層および前記弾性層の前記案内部材側の側面に、導電性を有する導電部材が前記中間層と前記弾性層との間で連続して塗布され、
    前記導電部材が前記案内部材と接触し、
    前記中間層は、前記導電部材を介して前記案内部材と接触していることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記定着部材は、
    前記弾性層、前記中間層、前記表層に順に積層され、
    前記弾性層を基準として前記中間層の反対側に、前記案内部材と接触する金属基材を有し、
    前記弾性層に形成された貫通部に導電性を有する導電部材が注入され、
    前記導電部材で前記中間層と前記金属基材とが導通していることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記貫通部は、前記弾性層に形成された溝であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記案内部材は、前記定着部材側の側面に、導電性を有する傾斜部が形成され、
    前記傾斜部と前記中間層とは、前記定着部材の積層方向に対して傾斜した面で接触していることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1から請求項5に記載の画像形成装置において、
    前記定着器は、連続した記録媒体に転写された現像剤像を定着させることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1から請求項6に記載の画像形成装置において、
    前記中間層の導電部材の含有率は、10重量%以上、20重量%以下であることを特徴とする画像形成装置。
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