JP2014114264A - 毛髪化粧料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】成分(a)、(b)及び(c)を含有し、25℃におけるpHが7.5以上12以下であり、成分(a)に対する成分(b)のモル比(b)/(a)が0.01以上0.45以下である毛髪化粧料。
(a) 一般式(1)で表されるメラニン前駆体
〔式破線はπ結合の存在又は不存在、R1は水酸基又はアセトキシ基、R2はH、−COOR(RはH、CH3又はC2H5)又は−COO- X+(X+は陽イオン)、R3はH、アセチル基、CH3又はC2H5を示す〕
(b) 二価の鉄イオン
(c) アニオン性の皮膜形成ポリマー
【選択図】なし
Description
(a) 一般式(1)で表されるメラニン前駆体
(b) 二価の鉄イオン
(c) アニオン性の皮膜形成ポリマー
本発明の毛髪化粧料は、成分(a)として、一般式(1)で表されるインドール誘導体又はインドリン誘導体(以下、メラニン前駆体(1)ということがある)を含有する。本発明においては、一般式(1)で表されるメラニン前駆体は、2種以上を組み合わせて用いることができ、これにより、染め上がりの色を調整することができる。
本発明の毛髪化粧料は、成分(b)として、二価の鉄イオン(Fe2+)を含有する。毛髪化粧料に二価の鉄イオンを配合するには、硫酸第一鉄、硫酸第一鉄アンモニウム、塩化第一鉄等の無機鉄(II)化合物;グルコン酸第一鉄塩、クエン酸第一鉄塩等の有機鉄(II)化合物等の二価の鉄化合物として配合すればよい。
本発明の毛髪化粧料は、成分(c)として、アニオン性の皮膜形成ポリマーを含有する。本発明の皮膜形成ポリマーは、髪の表面に被膜を形成して毛髪セット性を示すものである。
本発明の毛髪化粧料には、更に界面活性剤を含有させることができる。そのような界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩、アルキル又はアルケニル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、飽和又は不飽和脂肪酸塩、アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、α-スルホン脂肪酸塩、N-アシルアミノ酸型界面活性剤、リン酸モノ又はジエステル型界面活性剤、スルホコハク酸エステル等のアニオン界面活性剤;イミダゾリン系、カルボベタイン系、アミドベタイン系、スルホベタイン系、ヒドロキシスルホベタイン系又はアミドスルホベタイン系両性界面活性剤等の両性界面活性剤;ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル、高級脂肪酸ショ糖エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、高級脂肪酸モノエタノールアミド又はジエタノールアミド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、アルキルサッカライド系界面活性剤、アルキルアミンオキサイド、アルキルアミドアミンオキサイド等の非イオン界面活性剤;イミダゾリン開環型第四級アンモニウム塩、モノ長鎖アルキル第四級アンモニウム塩、ジ長鎖アルキル第四級アンモニウム塩等のカチオン界面活性剤などが挙げられる。これらの界面活性剤のアニオン性残基の対イオンとしては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属イオン、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属イオン、アンモニウムイオン、炭素数2又は3のアルカノール基を1〜3個有するアルカノールアミン(例えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミンなど)を挙げることができる。またカチオン性残基の対イオンとしては、塩素、臭素、沃素等のハロゲンイオン及びメトサルフェート、サッカリネートイオンを挙げることができる。
本発明の毛髪化粧料には、有機系高分子増粘剤を含有させることができる。有機系高分子増粘剤としては、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、ポリエチレンオキシド、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、キサンタンガム、ヒドロキシプロピルキサンタンガム、カチオン化グアーガム、カチオン化セルロース等を使用することができる。有機系高分子増粘剤の成分(c)に対する質量比は、染毛性及び塗布性の向上の観点から、好ましくは0.001以上、更に好ましくは0.002以上、更に好ましくは0.003以上であり、また、好ましくは0.05以下、更に好ましくは0.03以下、更に好ましくは0.01以下である。
本発明の毛髪化粧料には、亜硫酸、アスコルビン酸及びそれらの塩からなる群より選ばれる少なくとも1種を含有させることができる。その含有量は、東洋人の白髪を隠蔽するのに好適な赤みのない黒色に染色する点から、亜硫酸及びアスコルビン酸として(すなわち塩の場合は遊離の酸の量として)本発明の毛髪化粧料中の好ましくは0.005質量%以上、更に好ましくは0.01質量%以上であり、また、好ましくは2質量%以下、更に好ましくは1質量%以下である。
本発明の毛髪化粧料には、成分(a)に加え、追加の染料成分として、前記一般式(1)で表されるメラニン前駆体から酸化重合により生成したメラニンを含有させることもできる。このメラニンとしては、特に5,6-ジヒドロキシインドール及び5,6-ジヒドロキシインドール-2-カルボン酸の少なくとも一方からなる酸化重合物であって分子量1,000〜10,000のものが好ましい。このメラニンを本発明の染毛剤組成物に含有させるには、メラニン前駆体(1)からあらかじめ重合物を調製した後、本発明の毛髪化粧料に配合しても、またメラニン前駆体(1)を配合し毛髪化粧料を調製する際に空気に触れることでメラニンを生成させてもよい。このメラニン生成物は、黒〜茶色の固形物として、白髪を隠蔽する効果を有するので、本発明の毛髪化粧料の一時染めとしての機能を補完することができる。そのため、その含有量は、本発明の毛髪化粧料の好ましくは0.01質量%以上、更に好ましくは0.1質量%以上、更に好ましくは0.5質量%以上であり、また、好ましくは25質量%以下、更に好ましくは20質量%以下、更に好ましくは10質量%以下である。
本発明の毛髪化粧料には、成分(c)に加え、ノニオンポリマー、カチオンポリマー、及び両性ポリマーからなる群より選択される皮膜形成ポリマーを含有させることができる。これらの皮膜形成ポリマーの成分(c)に対する質量比は、整髪性の向上や感触を向上させる観点から、好ましくは0.001以上、更に好ましくは0.002以上、更に好ましくは0.003以上であり、また、好ましくは0.8以下、更に好ましくは0.5以下、更に好ましくは0.1以下である。
更に、本発明の毛髪化粧料には、コンディショニング剤として、油剤を含有させることができる。油剤としては、スクワレン、スクワラン、流動パラフィン、流動イソパラフィン、シクロパラフィン等の炭化水素;ヒマシ油、カカオ油、ミンク油、アボカド油、オリーブ油等のグリセリド;ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、カルナウバロウ等のロウ;パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ラウリン酸ヘキシル、乳酸セチル、モノステアリン酸プロピレングリコール、オレイン酸オレイル、2-エチルヘキサン酸ヘキサデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸トリデシル等のエステル;カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、ヤシ油脂肪酸、イソステアリル酸、イソパルミチン酸等の高級脂肪酸;ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、2-オクチルドデカノール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール;その他イソステアリルグリセリルエーテル、ポリオキシプロピレンブチルエーテルなどが挙げられる。これらのうち、高級アルコールが好ましく、更にミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコールが好ましい。これら油剤は、2種以上を併用することもでき、その含有量は、本発明の毛髪化粧料中の好ましくは0.2質量%以上、更に好ましくは0.3質量%以上、更に好ましくは0.5質量%以上であり、また、好ましくは2質量%以下、更に好ましくは1.8質量%以下、更に好ましくは1.5質量%以下である。
本発明の毛髪化粧料には、その他、通常の染毛剤や毛髪化粧料に用いられる成分、例えば保湿剤、紫外線吸収剤、pH調整剤、安定化剤、緩衝剤、香料、感触向上剤、キレート剤、可溶化剤、防腐剤等を、目的に応じ、適宜配合することができる。本発明の毛髪化粧料は、以上の成分を水性媒体中に溶解して製造されるが、水性媒体としては水のほか、エタノール、イソプロピルアルコール等の低級アルコールが挙げられる。
本発明の毛髪化粧料を整髪剤として使用する場合、(i)本発明の毛髪化粧料を毛髪に適用する工程、及び(ii)毛髪化粧料を適用した毛髪を整髪する工程を行うことにより整髪することができる。このような整髪方法により、簡単に白髪を目立たなくすることができる。
成分(a)、(b)及び(c)を含有し、25℃におけるpHが7.5以上12以下であり、成分(a)に対する成分(b)のモル比(b)/(a)が0.01以上0.45以下である毛髪化粧料。
(a) 一般式(1)で表されるメラニン前駆体
(b) 二価の鉄イオン
(c) アニオン性の皮膜形成ポリマー
成分(a)の含有量が好ましくは0.01質量%以上、更に好ましくは0.02質量%以上、更に好ましくは0.03質量%以上であり、また、好ましくは1質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.2質量%以下である<1>記載の毛髪化粧料。
成分(b)の含有量が好ましくは0.0001質量%以上、更に好ましくは0.0005質量%以上、更に好ましくは0.0009質量%以上であり、また、好ましくは0.1質量%以下、更に好ましくは0.05質量%以下、更に好ましくは0.04質量%以下である<1>又は<2>記載の毛髪化粧料。
成分(a)に対する成分(b)のモル比(b)/(a)が、好ましくは0.02以上、更に好ましくは0.03以上、更に好ましくは0.04以上、更に好ましくは0.06以上である<1>〜<3>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
成分(a)に対する成分(b)のモル比(b)/(a)が、好ましくは0.4以下、更に好ましくは0.35以下、更に好ましくは0.3以下である<1>〜<4>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
成分(a)に対する成分(b)のモル比(b)/(a)が好ましくは0.02以上、更に好ましくは0.03以上、更に好ましくは0.04以上、更に好ましくは0.06以上であり、また、好ましくは0.4以下、更に好ましくは0.35以下、更に好ましくは0.3以下である<1>〜<5>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
成分(c)が、次の一般式(2)
で表される構成単位を含む重合体又は共重合体である、<1>〜<6>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
成分(c)が、次の一般式(2)で表される構成単位及び一般式(3)で表される構成単位を含む共重合体である、<7>記載の毛髪化粧料。
成分(c)の重量平均分子量が、好ましくは10,000以上、更に好ましくは20,000以上であり、また、好ましくは500,000以下、更に好ましくは200,000以下である<1>〜<8>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
成分(c)に対する成分(b)の質量比(b)/(c)が、好ましくは0.00001以上、更に好ましくは0.00005以上、更に好ましくは0.0001以上、更に好ましくは0.0003以上であり、また、好ましくは0.01以下、更に好ましくは0.005以下、更に好ましくは0.003以下、更に好ましくは0.002以下、更に好ましくは0.0015以下である<1>〜<9>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
ノニオンポリマー、カチオンポリマー及び両性ポリマーからなる群より選択される皮膜形成ポリマーの、成分(c)に対する質量比が、好ましくは0.001以上、更に好ましくは0.002以上、更に好ましくは0.003以上であり、また、好ましくは0.8以下、更に好ましくは0.5以下、更に好ましくは0.1以下である<1>〜<10>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
好ましくは、更に、(d)界面活性剤を含有する<1>〜<11>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
成分(d)の成分(c)に対する質量比(d)/(c)が、好ましくは0.01以上、更に好ましくは0.02以上、更に好ましくは0.03以上であり、また、好ましくは1.5以下、更に好ましくは1.2以下、更に好ましくは1.0以下である<12>記載の毛髪化粧料。
好ましくは、更に、(e)有機系高分子増粘剤を含有する<1>〜<13>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
成分(e)として、好ましくはアニオン系増粘剤を含有する<14>記載の毛髪化粧料。
<16>
成分(e)の成分(c)に対する質量比が、好ましくは0.001以上、更に好ましくは0.002以上、更に好ましくは0.003以上であり、また、好ましくは0.05以下、更に好ましくは0.03以下、更に好ましくは0.01以下である<14>又は<15>記載の毛髪化粧料。
成分(e)のうちアニオン系増粘剤以外の有機系高分子増粘剤の含有量が、好ましくはアニオン系増粘剤の含有量より少ない<14>〜<16>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
好ましくは、更に、(f)亜硫酸、アスコルビン酸及びこれらの塩からなる群より選ばれる少なくとも1種を含有する<1>〜<17>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
好ましくは、更に、銀、カルシウム、銅、亜鉛及びマンガンからなる群より選ばれる金属の二価イオンを含有する、<1>〜<18>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
25℃におけるpHが、好ましくは8以上、更に好ましくは8.5以上であり、また、好ましくは11以下である<1>〜<19>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
好ましくは洗い流さないタイプの整髪料として用いられる<1>〜<20>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
好ましくは白髪染めに用いられる<1>〜<21>のいずれかに記載の毛髪化粧料。
<1>〜<22>のいずれかに記載の毛髪化粧料及び噴射剤からなるエアゾール式毛髪化粧料。
(i)<1>〜<23>のいずれかに記載の毛髪化粧料を毛髪に適用する工程、及び(ii)毛髪化粧料を適用した毛髪を整髪する工程を有する整髪方法。
(i)<1>〜<23>のいずれかに記載の毛髪化粧料を毛髪に適用する工程、及び(ii)毛髪化粧料を適用した毛髪を整髪する工程を繰り返し行うことによる白髪染め方法。
好ましくは工程(ii)の次に、更に(iii)毛髪から毛髪化粧料を除去する工程を有し、工程(i)〜(iii)を繰り返し行う<25>に記載の白髪染め方法。
工程(i)〜(iii)を好ましくは1〜4日に1回、より好ましくは1〜3日に1回、より好ましくは1〜2日に1回、更に好ましくは1日に1回繰り返す<26>に記載の白髪染め方法。
表1に示す処方に従ってエアゾール型毛髪化粧料の原液を調製し、この原液をエアゾール用相溶性ビン(東京高分子社)に詰めてクリンチした後、原液:ガス比=90:10(質量比)となるように、噴射剤としてLPGを充填し、泡状に吐出させるエアゾール型毛髪化粧料を得た。
得られた毛髪化粧料につき、以下に示す評価を行った。結果を表1に併記する。
前記のエアゾール型毛髪化粧料を中国人白髪1gトレスに浴比(毛髪:剤)1:0.2で塗布し、1時間自然乾燥させた。この処理の前後において、色彩色差計CR-400(コニカミノルタ製)を用いてL*、a*、b*を測定し、下記の式により、初期値(未処理)との変化(ΔE* ab)を算出した。
〔式中、L* 1、a* 1、b* 1は処理前、L* 2、a* 2、b* 2は染色後の測定値である。〕
前記のエアゾール型毛髪化粧料を中国人白髪1gトレスに浴比(毛髪:剤)1:0.2で塗布し、1時間自然乾燥させた後に洗髪、ドライヤー乾燥を行う一連の操作を30回繰り返した。この処理の前後において、色彩色差計CR-400(コニカミノルタ製)を用いてL*、a*、b*を測定し、前記の式により、初期値(未処理)との変化(ΔE* ab)を算出した。
施術後に雨や汗で濡れた場合を想定し、前記のエアゾール型毛髪化粧料を中国人白髪1gトレスに浴比(毛髪:剤)1:0.2で塗布し、1時間自然乾燥させた後に、人工汗(JIS0848)に浴比1:1となるように浸す。40℃で1時間放置した後、ろ紙に挟み、1kgの重しを載せ、ろ紙への移染性を5段階で評価した(1:著しく色移りがある、2:はっきりと色移りがある、3:多少の色移りがある、4:僅かに色移りがある、5:色移りがほとんど無い)。
前記のエアゾール型毛髪化粧料を45℃の保存庫に1ヶ月間保存した後、泡を吐出させた時の泡への凝集物の混入状態を5段階で評価した(1:多量の混入あり、2:少し混入あり、3:僅かに混入あり、4:極僅かに混入あり、5:混入無し)。
上記実施例3で調製したエアゾール型毛髪化粧料を下記の使用方法(実際の生活の中での使用)により用いて、効果を確認した。
毎朝、上記エアゾール型毛髪化粧料を良く振って容器から吐出し、手に適量を取り出した。次いで頭髪全体になじませるように塗布し、手を用いて頭髪を整え、ヘアドライヤーを用いて乾かした。その夜、市販のシャンプー(花王社製:アジエンス(登録商標))で頭髪を洗い、タオルドライした後にヘアドライヤーを用いて頭髪を乾かした。これを週に5日間、1ヶ月間繰り返し使用した。日によっては本毛髪化粧料を洗い落とさずに、翌日重ね塗りを行うこともあった。更に1日に2度(朝と夕方)、頭髪へ使用することもあった。
1ヶ月間の使用後には白髪が目立たなくなり、十分満足できる効果を得ることができた。
また使用期間中、汗をかいても色のついた汗が垂れ落ちることがなく、またハンカチ等で拭いた時にハンカチに色が移ることもなかった。つまりこれまでに一時染毛料やヘアマニキュア等で課題と考えられていた移染のない染毛効果が得られることがわかった。
(質量%;アクティブ量)
5,6-ジヒドロキシインドール 0.05
二価の鉄イオン(硫酸第一鉄七水和物) 0.002(*7)
(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP
(プラスサイズL-6466(互応化学工業社製)) 3.0
カルボマー(カーボポール980(日光ケミカルズ社製)) 1.5
アスコルビン酸 0.1
炭酸水素Na 0.5
水酸化Na pH9に調整
水 残量
*7:鉄(II)イオンとしての量
(原液) (質量%;アクティブ量)
5,6-ジヒドロキシインドール 0.05
二価の鉄イオン(硫酸第一鉄七水和物) 0.002(*7)
(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP
(プラスサイズL-3200B(互応化学工学社製)) 2.0
アスコルビン酸 0.1
炭酸水素Na 0.5
エタノール 30.0
水酸化Na pH9に調整
水 残量
*7:鉄(II)イオンとしての量
(噴射剤)
LPG
原液/噴射剤(質量比)=60/40
Claims (12)
- 成分(c)に対する成分(b)の質量比(b)/(c)が0.0001以上0.01以下である請求項1記載の毛髪化粧料。
- 更に、(d)界面活性剤を含有する請求項1又は2記載の毛髪化粧料。
- 更に、(e)有機系高分子増粘剤を含有する請求項1〜3のいずれかに記載の毛髪化粧料。
- 更に、(f)亜硫酸、アスコルビン酸及びこれらの塩からなる群より選ばれる少なくとも1種を含有する請求項1〜4のいずれかに記載の毛髪化粧料。
- 更に、銀、カルシウム、銅、亜鉛及びマンガンからなる群より選ばれる金属の二価イオンを含有する、請求項1〜7のいずれかに記載の毛髪化粧料。
- 洗い流さないタイプの整髪料として用いられる請求項1〜8のいずれかに記載の毛髪化粧料。
- 白髪染めに用いられる請求項1〜9のいずれかに記載の毛髪化粧料。
- 請求項1〜10のいずれかに記載の毛髪化粧料及び噴射剤からなるエアゾール式毛髪化粧料。
- (i)請求項1〜11のいずれかに記載の毛髪化粧料を毛髪に適用する工程、及び(ii)毛髪化粧料を適用した毛髪を整髪する工程を有する整髪方法。
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