JP2014114128A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】廉価な機械的構成を用いながら、シート積載部の傾斜角度によるシート先端の分離ニップ部への突入位置の変動を抑え、給送性能を安定させることが可能なシート給送装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】シート給送部8は、ピックアップローラ20により給送されたシートSを分離ニップ部で1枚ずつ分離して下流に送る分離手段(21,27)と、ピックアップローラによりシート積載部14から給送されたシートの先端を分離ニップ部に案内するニップガイド部材26とを備える。更にシート給送部は、ピックアップローラのシート給送に伴うシート積載部上のシート積載量の減少に追従して、シート積載部から給送されたシートの先端をニップガイド部材の所定位置に向けて導くようにピックアップローラのシート積載部に対する移動量を漸次増加させるリフタ駆動機構60を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート給送装置及び画像形成装置に関し、特にシートが積載されるシート積載部を回動させて昇降するタイプのシート給送装置及びこのシート給送装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、プリンタ等の画像形成装置において、シートを1枚ずつ送り出すシート給送装置を備えたものがある。このシート給送装置は、図13(a)に示すように、シート積載部としてのプレート状のシート積載部14と、シート積載部14上のシートSを給送する給送手段としてのピックアップローラ20とを有している。またシート給送装置は、ピックアップローラ20で送り出されたシートSを搬送及び分離するフィードローラ21とリタードローラ27とから構成される分離手段を有している。リタードローラ27は、フィードローラ21に所定の圧で当接して分離ニップ部Nを形成する。更にシート給送装置は、分離ニップ部Nにシートを案内するニップガイド部材26を、ピックアップローラ20とフィードローラ21との間に有している。
上記構成のシート給送装置では、シート積載部に積載されているシートの最上部のシートSの高さを適正に維持することにより、シート満載時からシート少載時までシートを下流側に搬送できるようにされている。
ここで、シート積載部上のシートを印刷によって使用(消費)するシートが減少しても、シートの上面の高さを一定範囲内に保持する手段を備えた装置がある。この装置では、シートの上面の高さを検知し、その検知に基づいてシート積載部を上昇させてシートの高さを調整する調整手段を備えている。
そして、調整手段として、シートを昇降させるリフタ駆動機構の駆動(以下「リフタ駆動」という)のオン/オフを、電気的なセンサを用いずに、廉価な機械的な構成で行う装置が知られている。この装置は、シートの上面が低下したためリフタ駆動をオンにしてシート積載部を上昇させ、積載されているシートが所定の高さに到達したことを検知部が検知するとリフタ駆動をオフとする構成を備えている(特許文献1参照)。
特開2009−12925号公報
ところで、特許文献1で示す従来の技術では、シート積載部は、シートの満載時から少載時まで、ピックアップローラの位置を一定の範囲に維持するように回動するが、このような構成では、以下の問題を生じるおそれがある。
図13(b)に示すように、満載時の最上位シートをS1、少載時の最上位シートをS2とするとき、シート先端の分離ニップ部Nへの突入高さは、満載時と少載時とで変化する。これは、シート積載部14の傾斜角度がシートの積載量によって変わるためであり、この角度は、シート積載部14に積載するシートの積載量が少なくなるほど水平面からの角度が大きくなる。そこで、図13(b)に示す装置では、満載時の最上位シートS1でも少載時の最上位シートS2でも、ニップガイド部材26の傾斜ガイド面26aに沿ってフィードローラ21とリタードローラ27の分離ニップ部Nに突入するように構成している。
この構成では、シート積載部14のシートが満載時でも少載時でも積載されているシートの先端を傾斜ガイド面26aに当接させるため、傾斜ガイド面26aの長さを長く形成することが必要になる。なお、符号20aは、ピックアップローラ20がシートSに当接する当接部を示す。
この構成によれば、傾斜ガイド面26aが長く、満載時の最上位シートS1のシート先端が傾斜ガイド面26aを上るのに時間を要するため、シートSの積載量に対応して分離ニップ部Nに到達するまでの時間にバラツキが生じる。そのため、シートの搬送間隔を狭めて、スループットを向上させることができなかった。
また、図13(c)で示す装置では、中載時の最上位シートS3が、フィードローラ21とリタードローラ27間の分離ニップ部Nを狙って突入するように構成されている。この構成では、シートの少載時には、最上位シートS4がフィードローラ21の周面に当接した後に分離ニップ部Nに案内されて送られるため、シートが大きく湾曲した状態で送り出されるおそれがある。このような状態になると、シートの送り状態が損なわれて、給送不良を生じるおそれがある。
本発明は、廉価な機械的構成を用いながら、シート積載部の傾斜角度によるシート先端の分離ニップ部への突入位置の変動を抑え、給送性能を安定させることが可能なシート給送装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、シート給送装置において、シート給送方向の上流部分を支点として回動可能なシート積載部と、前記シート積載部のシート給送方向の下流部分に対し移動可能で、前記シート積載部上のシートと接触してシートを給送する給送手段と、前記給送手段により給送されたシートを分離ニップ部で1枚ずつ分離して下流に送る分離手段と、前記給送手段と前記分離手段との間に配置され、前記給送手段により前記シート積載部から給送されたシートの先端を前記分離ニップ部に案内するニップガイド手段と、前記給送手段のシート給送による前記シート積載部上のシート積載量の減少に伴って、前記シート積載部から給送されたシートの先端を前記ニップガイド手段の所定位置に向けて導くように前記給送手段の前記シート積載部に対する移動量を漸次増加させる駆動手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によると、廉価な機械的構成を用いながら、シート積載部上のシートの積載高さの減少に追従して給送手段をシートに向けて多く移動させることができる。これにより、給送手段によって給送されたシートの先端の分離ニップ部への突入位置を、常に略一定に保持することができる。このため、シートの満載時から少載時まで、適正な条件でシートを安定して給送することが可能となる。
本発明に係る第1の実施形態におけるシート給送部の構成を示す斜視図。 (a),(b),(c)は第1の実施形態におけるリフタ駆動機構の構成及び動作の概要を示す側面図。 第1の実施形態における遊星歯車機構を示す分解斜視図。 第1の実施形態におけるリフタ駆動機構の構成を示す斜視図。 第1の実施形態におけるリフタ駆動機構の構成を分解して示す斜視図。 (a),(b)は第1の実施形態におけるリフタ駆動機構の構成を示す側面図。 (a),(b)は本発明に係るリフタ駆動機構による効果を説明するための図。 第1の実施形態におけるリフタ駆動機構による効果を説明するための図。 本発明に係る第2の実施形態におけるシート給送部の構成を示す斜視図。 (a),(b)は第2の実施形態におけるリフタ駆動機構の構成及び動作を示す斜視図。 第2の実施形態におけるリフタ駆動機構による効果を説明するための図。 本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す模式図。 (a),(b),(c)は本発明により解決すべき課題を説明するための模式図。
<第1の実施形態>
以下、図面に沿って、本発明の実施形態について説明する。各図面に共通する要素には、同一の符号を付している。なお、図12は、本発明に係るシート給送装置としてのシート給送部8を備えた画像形成装置100の概略構成を示す模式図である。
まず、トナー像を形成する電子写真方式の画像形成装置100について説明する。すなわち、図12に示すように、画像形成装置100は、装置本体100a内の中央部にカートリッジ7を有し、カートリッジ7内に、像担持体としての感光体ドラム1を備えている。
さらに、感光体ドラム1の周囲には、露光装置2及び転写ローラ5が配設されている。露光装置2は、画像情報に基づいてレーザを照射して感光体ドラム1上に画像を形成する。また、転写ローラ5は、感光体ドラム1上のトナー像をシートに転写させる。なお、感光体ドラム1、露光装置2及び転写ローラ5により、シート給送装置としてのシート給送部8から送り出されたシートSに画像を形成する画像形成手段が構成される。また、感光体ドラム1及び転写ローラ5により、感光体ドラム1に形成されたトナー像をシートSに転写する転写手段が構成される。
シート給送部8は、画像形成装置に着脱可能な給紙カセット8aを備えており、給紙カセット8a内には、シート積載部としてのプレート状のシート積載部14が配設されている。シート積載部14上には、複数のシートSが積載される。シート積載部14上に積載されたシートSは、画像形成装置に設けられている、ピックアップローラ20によって給送され、フィードローラ21とリタードローラ27との当接部としての分離ニップ部Nを通過する。さらにこのシートSは、レジストレーションローラ対3,4によりタイミングを合わせて下流側の画像形成手段(1,2,5)における転写手段(1,5)へ搬送される。
上記ピックアップローラ20は、シート積載部14のシート給送方向下流部分に対し移動可能で、シート積載部14上のシートSとの接触状態でシートSを給送する給送手段を構成する。また、フィードローラ21及びリタードローラ27は、給送手段としてのピックアップローラ20により給送されたシートSを分離ニップ部Nで1枚ずつ分離して下流に送る分離手段を構成する。
このシートSは、感光体ドラム1上のトナー像を表面に転写された後、下流の定着装置10に搬送される。シートSは、定着装置10にてトナー像を定着された後、更に下流に搬送されて排出ローラ対11,12により、画像形成装置100の上部に設けられた排出部13へ排出される。
次に、本発明の特徴であるシート給送部(シート給送装置)8の基本的な構成及び動作について説明する。なお、図1は、シート給送部8の全体構成を説明するための斜視図である。
図1に示すように、シート給送部8は、シートSをシート積載部上から、フィードローラ21の下流側に搬送するユニットとして構成されている。シート積載部14は、シート給送部8内に配置され、フック部14aを支点として、シート給送部8における給紙カセット8aのフレームに支持された不図示の軸と係合し、このフレームに対し回転可能に支持される。つまり、シート積載部14は、シート給送方向の上流部分を支点として回動可能に支持されている。
シート給送部8内に配設されたリフタ部材23は、セクタギヤ(扇形歯車)24と一体的に構成されている。リフタ部材23は、セクタギヤ24と共通の回動中心24aを支点として回動可能に支持された状態で、後述の駆動手段によって回動させられる。また、リフタ部材23はその一部が、シート積載部14の裏面にてオーバーラップしてシート積載部14に当接している。これにより、シート積載部14の姿勢(傾斜角度)は、リフタ部材23の回動位置によって決定される。
給送手段としてのピックアップローラ(給送ローラ)20は、シートSをフィードローラ(搬送ローラ)21とリタードローラ(分離ローラ)27との間の分離ニップ部Nに給送する。ピックアップローラ20及びフィードローラ21は、ホルダ48に共に保持されている。ホルダ48は、フィードローラ21の回転中心21aを支点として揺動可能に支持されている。ホルダ48の上部には、ピックアップローラ20をシートSに所定の圧で当接させるための圧縮バネである給送圧バネ16が、装置本体100a側とホルダ48上面との間に縮んだ状態で配設されている。
リタードローラ27は、不図示のトルクリミッタを有し、複数枚のシートSがピックアップローラ20により給送された際に、リタードローラ27によりシートSを止める力を働かせる。ピックアップローラ20及びフィードローラ21の駆動は、駆動側ギヤ46から給送軸49を介して伝達される。なお、リタードローラ27は、トルクリミッタにより給紙カセットのフレームに保持され、駆動が加わらない構成のローラでもよい。
ピックアップローラ20とリタードローラ27との間にシートの先端を案内するように、ニップガイド部材26が配置されている。ニップガイド部材26は、ピックアップローラ20で給送されたシートSの先端を当接させる傾斜ガイド面26aを有している。傾斜ガイド面26aの角度は、シートSの先端が当接した際の搬送抵抗が大きくならない角度に設定されている。ニップガイド部材26は、ピックアップローラ20と、フィードローラ21及びリタードローラ27との間に配置され、ピックアップローラ20によりシート積載部14から給送されたシートSの先端を分離ニップ部N(図7)に案内するニップガイド手段を構成する。
シート有無検知フラグ30は、回動中心30aを支点として回動可能となるように軸(不図示)で支持されている。シート積載部14上にシートSが積載されない場合には、シート積載部14に設けられた貫通穴14bにシート有無検知フラグ30が入り込むことにより、シート積載部14が一定の姿勢より下降される。このため、シート有無検知フラグ30の位置を検知するシート有無検知部(不図示)から制御部(不図示)に信号が送られ、制御部から駆動側ギヤ46に駆動を伝達している駆動源(不図示)に駆動を停止させる信号が送信される。
次いで、図1〜図3を参照して、本実施形態におけるリフタ部材23を回動させるリフタ駆動機構について説明する。図2(a)〜(c)は、本実施形態におけるリフタ駆動機構の構成及び動作の概要を示す側面図、図3は、本実施形態における遊星歯車機構45を示す分解斜視図である。なお、図2(b),(c)では、説明の便宜上、昇降アーム44を図示省略している。
リフタ駆動機構60は、不図示のモータ等の駆動源の駆動力を、リフタ部材23に接続されているセクタギヤ24に伝達可能な機械式クラッチである遊星歯車機構45と、遊星歯車機構45を駆動伝達状態と駆動非伝達状態とに切り換える切換え機構35とを有する。更にリフタ駆動機構60は、セクタギヤ24と、セクタカム部材19と、昇降アーム44と、連動レバー25とを有している。
リフタ駆動機構60は、駆動手段を構成している。駆動手段としてのリフタ駆動機構60は、ピックアップローラ20のシート給送に伴うシート積載部上のシート積載量の減少に追従して、ピックアップローラ20のシート積載部14に対する移動量を漸次増加させる。これにより、シート積載部14上から給送されたシートSの先端は、図7(a),(b)に示すように、シートの満載時でも少載時でも、常にニップガイド部材26の所定位置(上側の破線の位置)に向けて導かれる。
連動レバー25は、一端部25cにピックアップローラ20を支持すると共に、他端部25dと一端部25cとの間を支点(回動中心25a)として揺動可能に支持された給送手段連動レバー部材を構成する。セクタカム部材19及び昇降アーム44は、他端部25dを、シート積載部14のピックアップローラ20に向けた回動動作に伴い上昇させて、シート給送に伴いシート積載部上で減少するシートSにピックアップローラ20を追従させる連動手段を構成する。
セクタカム部材19は、シート積載部14と共に回動し、シート積載部14がピックアップローラ20に接近する方向に回動するほど距離(≒半径)がr2→r1のように連続的に大きくなる円弧状のカム面19aを有している(図6参照)。また昇降アーム44は、セクタカム部材19のカム面19aの円弧形状に追従して連動レバー25の他端部25dを上昇させるように移動するアーム部材を構成する。
図3に示すように、遊星歯車機構45は、内歯車52aを有する入力ギヤ52と、内歯車52aに噛合する遊星歯車(ピニオン)53を保持する遊星キャリア(キャリア)54と、被係合ギヤ55とを備える。被係合ギヤ55は、遊星歯車53に噛合する太陽ギヤ(サンギヤ)55aと、被係合歯部55bとを有している。
遊星歯車機構45では、出力ギヤとしての遊星キャリア54が、図1に示すリフタ駆動ギヤ列51を介してセクタギヤ24に接続されている。遊星歯車機構45は、駆動側ギヤ46から入力ギヤ52に入力される回転駆動を、被係合ギヤ55の第3係止部材43による係止状態と非係止状態とに応じて、リフタ駆動ギヤ列51を介してセクタギヤ24に選択的に伝達する。
図2に示すように切換え機構35は、連動レバー25と、この連動レバー25と連動する第1係止部材41及び第2係止部材42と、第1係止部材41又は第2係止部材42に係止される切換え部材としての制御ギヤ40とを有している。
切換え機構35は、制御ギヤ40を付勢する付勢手段としての引っ張りバネ56と、遊星歯車機構45の被係合ギヤ55に係合するように回動可能に支持された第3係止部材43と、制御ギヤ40を回転させる復帰駆動部としての復帰駆動ギヤ47とを有する。引っ張りバネ56は、制御ギヤ40を時計回りに回転させる方向に付勢している。
図1に示すように、連動レバー25は、シート給送方向(矢印Eの方向)と直交する幅方向(矢印Fの方向)に長尺に形成されている。連動レバー25は、幅方向中央部にて突出形成された回動中心25aを支点として揺動可能となるように、装置本体100a側(図12参照)に支持されている。
連動レバー25は、他端部25d側が、装置本体100a側に一端を当接させたレバーバネ22の他端で上方に付勢され図1矢印A方向(図1時計回り方向)に回動付勢されて、一端部25c側がローラホルダ48上面に常時当接されている。つまり、連動レバー25の位置は、シート積載部14上にある最上位のシートSにピックアップローラ20が当接することで定まる。
シートSの最上位シートの上面の高さ(以下、シート面高さという)が上昇すると、最上位のシートSにピックアップローラ20が押し上げられ、これにより連動レバー25は、矢印Aと逆の方向(図1反時計回り方向)に回動させられる。
一方、連動レバー25の他端部25dは、連動レバー25の揺動位置に基づいて第1係止部材41と第2係止部材42を連動させる連動部25bとして機能する。
図1及び図2に示すように、第1係止部材41は、回動中心41aを支点として揺動自在に支持されており、不図示の付勢手段によって図2時計回り方向に付勢されている。第1係止部材41は、連動レバー25の連動部25bの上面に常に当接する係合部41bを一端に有し、後述の係合突部40cに係止可能な係止爪41cを他端に有している。
第1係止部材41では、ピックアップローラ20の高さ変動に伴って揺動する連動レバー25の連動部25bの位置に連動して、係合部41bが回動する。これにより、係止爪41cが、制御ギヤ40を係止可能な係止位置と、制御ギヤ40の係止を解除する解除位置とに移動する。
具体的には、図1に示すピックアップローラ20のシートSとの当接位置(図7参照)である当接部20aが一定の高さ(以下「第1シート面高さ」という)よりも低い場合に、図2(b)に示すように連動部25bの位置が高くなる。
これにより、連動部25bと常時当接している係合部41bの位置が高くなると、制御ギヤ40の係止を解除する位置となる。また、図2(a)に示すように、ピックアップローラ20の位置が一定の高さ(以下「第2シート面高さ」という)より高い場合に、係合部41bの位置が低くなると、制御ギヤ40を係止可能な位置となる。
なお、「第1シート面高さ」は、図8に示す適正高さの範囲における上側のシート面高さであり、「第2シート面高さ」は、図8に示す適正高さの範囲における下側のシート面高さである。
一方、第2係止部材42は、回動中心42aを支点として揺動自在に支持されており、不図示の付勢手段によって図2の反時計回り方向に付勢されている。第2係止部材42は、連動レバー25の連動部25bの下面に常に当接する係合部42bを一端に有し、制御ギヤ40を係止可能な係止位置と解除可能な解除位置とに回動する係止爪42cを他端に有している。
具体的に、係止爪42cは、当接部20aの位置が第2シート面高さよりも高い場合に、制御ギヤ40の係止を解除可能な位置となる。また、係止爪42cは、当接部20aの位置が第1シート面高さよりも低い場合に、制御ギヤ40を係止可能な位置となる。
第3係止部材43は、回動中心43aを支点として揺動可能に支持されており、不図示の付勢手段によって図2時計回り方向に付勢されている。第3係止部材43は、被係合ギヤ55の被係合歯部55bを係止可能な係止位置と解除可能な解除位置とに回動する係止爪部43bを一端に有し、係合爪43cを他端に有している。
制御ギヤ40は、歯のあるギヤ部40aと、歯のない欠歯部40bとを円周に備えている。制御ギヤ40は、第1係止部材41の係止爪41cが係合する係合突部40cと、第2係止部材42の係止爪42cが係合する係合突部40dと、第3係止部材43の係合爪43cが係脱可能な凹部40eと、カム面40fとを有している。第3係止部材43の係合爪43cが凹部40eに収まっている状態において、係止爪部43bは、被係合ギヤ55を係止するように構成されている。
[基本動作]
次に、本実施形態の基本動作について、図2〜図3を用いて説明する。すなわち、シートSがシート積載部14上にセットされると、不図示の駆動源によって駆動側ギヤ46が図2時計回り方向に回転させられ、これにより、入力ギヤ52及び復帰駆動ギヤ47が反時計回りに駆動する。
シートSがシート積載部14にセットされた段階では、ピックアップローラ20の当接部20aの高さが「第1シート面高さ」よりも低い。そのため、図2(b)に示すように、第1係止部材41は、係止爪41cによる制御ギヤ40の係合を解除可能な位置にあり、第2係止部材42は、係止爪42cにより制御ギヤ40を係止した位置にある。更に第3係止部材43は、係止爪部43bにより被係合ギヤ55を係止した位置にある。
被係合ギヤ55が第3係止部材43の係止爪部43bで係止された状態では、遊星歯車機構45は駆動伝達状態になり、入力ギヤ52の回転が、遊星歯車53及び遊星キャリア54に伝わる。さらに、リフタ駆動ギヤ列51を経由してセクタギヤ24に駆動が伝達され、リフタ部材23がシート積載部14を、フック部14aを中心として回動させて上昇させる。
シート積載部14が上方に向けて回動していき、シート積載部14上にセットされたシートSが上昇すると、上昇したシートSが当接部20aに当接する。この状態から当接部20aは上方に、連動部25bは下方に移動し始める。その結果、第1係止部材41は図2時計回り方向に回動し、第2係止部材42は反時計回り方向に回動する。
さらに、シートSが上昇して、当接部20aの位置が第2シート面高さに到達すると、第2係止部材42が時計回り方向に回動して、制御ギヤ40の係止を解除可能な解除位置まで係止爪42cを連続的に移動させる。
第2係止部材42が制御ギヤ40の係止を解除可能な位置まで回動すると、引っ張りバネ56の付勢力で制御ギヤ40が時計回り方向に回転する。その結果、第3係止部材43の係合爪43cが、回転する制御ギヤ40のカム面40fに押圧され、回動中心43aを支点として反時計回り方向に回転する。
これにより、第3係止部材43の係止爪部43bが被係合ギヤ55の係合を解除する。このため、遊星歯車機構45が非駆動伝達状態になり、リフタ駆動ギヤ列51への駆動伝達が切断され、セクタギヤ24の回転が停止され、シート積載部14の上昇が停止される。
そして、引っ張りバネ56の付勢力で制御ギヤ40がさらに時計回り方向に回転すると、制御ギヤ40のギヤ部40aと復帰駆動ギヤ47とが噛合する。制御ギヤ40が時計回り方向に回転して欠歯部40bまで回転すると、制御ギヤ40は、引っ張りバネ56の付勢力で時計回り方向に回転させられ、図2(a)のように第1係止部材41が制御ギヤ40の係合突部40cを係止爪41cで係止する。以下、図2(a)の状態をホームポジションとする。
以上の動作によって、シートSをシート積載部14上にセットした後のリフトアップ動作が完了し、シートSの給送が可能な状態となる。
その後、ピックアップローラ20によりシートSが給送されると、このシートSは、フィードローラ21とリタードローラ27間の分離ニップ部Nを経て、1枚ずつ画像形成装置100の下流側に搬送されていく。すると、最上位のシートSの高さは、シートSの厚み分だけ低下する。
そして、ピックアップローラ20の当接部20aの高さが第1シート面高さよりも低くなると、第1係止部材41の係止爪41cが制御ギヤ40の係合突部40cから外れる。そのため、引っ張りバネ56で付勢されている制御ギヤ40が時計回り方向に回転し、係合突部40dに係止爪42cが係合する図2(b)の状態になる。
そして、上述した動作を繰り返してセクタギヤ24が回転することで、シート面高さが上昇し、図2(c)の状態を経た後、図2(a)のホームポジション状態に復帰して停止する。
さらに、上記動作を繰り返し、シート積載部14上の全てのシートSが画像形成装置100の下流側に搬送されると、シート有無検知フラグ30がシート積載部14に設けられた貫通穴14bに進入する。これに連動して駆動側ギヤ46の駆動が停止され、給送動作は終了する。
[本実施形態の詳細構成]
次いで、本実施形態のリフタ駆動機構60における特徴的な構成について、図4〜図6を用いて説明する。なお、図4は本実施形態の特徴的な構成を表す斜視図、図5は本実施形態の特徴的な構成を表す分解斜視図、図6は図1の矢印B方向から見た状態で示す、本実施形態の特徴的な構成の図である。
図4に示すように、昇降アーム44は、図4における手前側から奥側に突出するように延びる係合部材回動支持軸44a及び案内軸44bを有している。係合部材回動支持軸44a及び案内軸44bは、遊星歯車機構45との間に設けられたリフタ駆動フレーム15(図5)に貫通形成された軸ガイド長穴15a及び軸ガイド長穴15bに、それぞれ摺動自在に挿通されている。これにより昇降アーム44は、動作を規制された状態で支持されている。
昇降アーム44は、図5の上端部に係合部材回動支持軸44aを有し、下端部に案内軸44bを有している。係合部材回動支持軸44aと案内軸44b間にて突出形成された係合部44dと、リフタ駆動フレーム15の中央部に突出形成された係合突起15cとには、引っ張りバネであるアームバネ17の両端が夫々引っ掛けられている。軸ガイド長穴15aは、制御ギヤ40の回転中心40g(図2参照)を中心とした円弧を描くように形成されている。
係合部材回動支持軸44aは、第1係止部材41の回動中心41a及び第2係止部材42の回動中心42aに摺動自在に嵌合している。これにより、第1係止部材41及び第2係止部材42の位置は、昇降アーム44の位置に従う構成となっている。
昇降アーム44は、アームバネ17により図4中の矢印X方向に付勢されている。昇降アーム44の下端部のカムフォロア部44cの近傍には、セクタギヤ24と一体的に設けられた扇形のセクタカム部材19が配置されている。図6(a),(b)に示すように、セクタカム部材19は、セクタギヤ24と重なった状態でセクタギヤ24とほぼ同様の形状を呈している。
セクタカム部材19のカム面19aに、アームバネ17で矢印X方向に付勢されたカムフォロア部44cが常時当接している。セクタカム部材19のカム面19aの形状は、図6(a)に示すように、セクタカム部材19の回動中心でもあるセクタギヤ24の回動中心24aからの距離(≒半径)が連続的に変化するように形成されている(r1>r2)。r1はセクタカム部材19の一端側の距離(≒半径)であり、r2はセクタカム部材19の他端側の距離である。
[本実施形態の詳細動作]
次いで、本実施形態における詳細な動作について、図4〜図8を参照して説明する。
上記基本動作で示したように、遊星歯車機構45が駆動伝達状態になってセクタギヤ24が図4反時計回り方向に回動すると、セクタギヤ24と一体に支持されたセクタカム部材19も、回動中心24aを支点として同方向に回転する。セクタカム部材19のカム面19aには、昇降アーム44下端のカムフォロア部44cが当接している。そのため、昇降アーム44も、シート積載部14のリフトアップ動作に伴い、リフタ駆動フレーム15の軸ガイド長穴15a及び軸ガイド長穴15bに案内されながら上昇する。
昇降アーム44が上昇すると、図6(b)に示すように、第1係止部材41及び第2係止部材42が制御ギヤ40に係止可能及び係止解除可能な位置になる際の、連動レバー25の連動部25bの位置が高くなる。連動部25bの位置が高くなると、連動レバー25の回動で当接部20aの位置が低くなる。
すなわち、遊星歯車機構45が駆動伝達状態になってリフトアップ動作が行われる毎に、当接部20aの位置は低くなる。当接部20aの変位量は、セクタカム部材19のカム面19aの形状等によって調整可能である。本実施形態では、図7に示すように、シート積載部14の姿勢(傾斜角度)に拘わらず、シート先端がニップガイド部材26の傾斜ガイド面26aの略同一の位置に当接可能となるように設定されている。なお、図7(b)のΔhは、シート少載時における傾斜ガイド面26aのシート接触位置と当接部20aとの間の距離である。
ここで、図8を参照して、当接部20a、第1シート面高さ及び第2シート面高さの変化について説明する。なお、図8は、本実施形態におけるリフタ駆動機構60による効果を説明するための図である。
図8において、横軸にはシート満載時〜シート少載時におけるシート積載高さをとり、縦軸には当接部20aの高さをとっている。実線は当接部20aの高さを示し、破線は第1シート面高さ及び第2シート面高さを示し、一点鎖線で挟まれた領域は、安定して給送を行うことができる適正高さである。適正高さは積載量によって変化し、積載量の減少に従って低くなっていく。適正高さのレンジを外れてしまうと、図13(a)〜(c)で説明したようなシート不送り等の問題発生の可能性が生じる。
本発明を適用しない技術では、第1シート面高さ及び第2シート面高さが変化しないため、シート積載量の変動によって当接部20aの高さが適正高さから外れてしまう。これに対し本発明を適用した本実施形態では、リフトアップ動作を行う毎に第1シート面高さ及び第2シート面高さを変化させることで、常に適正な当接部20aの高さを保持することができる。
本実施形態によれば、シート満載状態からシート少載状態までシートの積載量に拘わらず、常にシート先端の位置を、分離ニップ部Nを適正に狙う状態にすることができるので、シートSの給送性能を安定化することができる。
すなわち、リフタ駆動機構60等を採用した、廉価な機械的構成のみを用いながら、シート積載部14上のシートSの積載高さに応じて、連動レバー25と連動する当接部20aの高さ位置を変化させることができる。このため、ピックアップローラ20で送り出されたシートS先端の分離ニップ部Nへの突入高さを、常に略一定に保持することができる。これにより、シート満載時からシート少載時まで適正な条件で、シートSを安定して給送することができる。そして、シートSの給送間隔を小さくすることが可能になるので、スループットを向上させることができる。
なお、本実施形態では、シート積載部14の回動姿勢(傾斜角度)に応じて第1係止部材41及び第2係止部材42の高さ位置を変化させる構成とした。しかし、連動レバー25や制御ギヤ40等の位置を変化させることによっても同様の効果を得ることが可能である。すなわち、本発明は、上述した実施形態に限定されるものでなく、本発明の主旨の範囲において、それを適用し得る構成の中で適宜組み合わせが可能である。
<第2の実施形態>
次に、本発明に係るシート給送装置としてのシート給送部8及びこれを備えた画像形成装置100に関する第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態では、上述した第1の実施形態と異なる部分についてのみ説明し、第1の実施形態と同じ構成については同じ符号を付すことで説明を省略する。
[基本構成及び基本動作]
基本構成及び基本動作については第1の実施形態と同様なので省略する。
[本実施形態の詳細構成]
本第2の実施形態における特徴的な構成について、図9及び図10を用いて説明する。なお、図9は本実施形態の構成を示す斜視図、図10(a),(b)は本実施形態の構成及び動作をそれぞれ示す斜視図である。
すなわち、リンク部材28は、装置本体100a側に支持された回動中心28aを支点として回転可能となるように支持されている。リンク部材28の上端部に形成された半円形状のカム面28bは、レバースライダ29の鈎状部分の下面に形成されたカムフォロア面29aと常時当接している。
レバースライダ29は、装置本体100a側の給送フレーム(不図示)に昇降可能に支持された状態で、回動中心25aを介して連動レバー25を一体に連結している。レバースライダ29は、給送フレームによって上下方向(図9のz方向)にのみ移動可能となるように規制されている。連動レバー25は、回動中心25aを支点としてレバースライダ29に対し回動可能に支持された状態で、レバースライダ29と共に上下方向に移動可能となっている。
回動中心28aは、カム面28bの曲率中心からシート給送方向下流側に離れた位置に位置している。つまり、回動中心28aは、カム面28bのシート給送方向下流側における半円形の延長線上に位置されている。そのため、リンク部材28が回動中心28aを支点として回動すると、カム面28bがカムフォロア面29aから離反する方向と接近する方向とに移動するため、レバースライダ29はカム面28bの動きに自重で追従する。
リンク部材28の回動位置は、下端部に形成されたシート面当接部28cが、シート積載部14上に積載されたシート上の当接部20aよりも上流側で当接することで決まる。
本実施形態においても、図9に示すリフタ駆動機構70によって駆動手段が構成されている。このリフタ駆動機構70は、不図示の駆動源の駆動力をセクタギヤ24に伝達可能な機械式クラッチである遊星歯車機構45と、遊星歯車機構45を駆動伝達状態と駆動非伝達状態とに切り換える切換え機構35とを有している。更にリフタ駆動機構60は、セクタギヤ24と、連動レバー25と、リンク部材28とを有している。
本実施形態における連動レバー25は、一端部にピックアップローラ20を支持した状態で、昇降支持部としてのレバースライダ29を介して昇降可能に支持された給送手段連動レバー部材を構成している。
リンク部材28は、カムレバー部材を構成している。リンク部材28は、レバースライダ29下部のカムフォロア面29aに対向して当接するカム面28bを有し、且つカム面28bのシート給送方向下流側の一端部を支点(回動中心28a)として回動可能に支持される。リンク部材28は、シート給送方向上流側の他端部のシート面当接部28cを、シート積載部14上のシートSに当接させる
[本実施形態の詳細動作]
引き続き、第2の実施形態の詳細な動作について、図10及び図11を用いて説明する。図10(a)は、シート積載部14上にシートSがセットされ、リフトアップ動作が完了した状態(給送開始できる状態)を示し、図10(b)は、シートSがフィードローラ21の下流側に給送されて、積載量が減少した状態を示している。
リフトアップ完了後、シートSが1枚給送されていく毎に、リンク部材28のシート面当接部28cの位置が低くなっていく。つまり、リンク部材28は、シート積載量の減少に伴い、回動中心28aを支点として反時計回り方向に回動する。
すると、カム面28bと常時当接しているレバースライダ29のカムフォロア面29aの位置が、下降するカム面28bに追従して低くなる。その結果、図10(b)に示すように、連動レバー25の回動中心25aの位置も低くなる。
ここで、図10(a),(b)は、各係合部材がホームポジション(図2(a)参照)にある状態である。従って、連動レバー25の回動中心25aの位置が図10(b)のように低くなると、当接部20aの位置も低くなる。
すなわち、第1係止部材41の係止爪41cが制御ギヤ40の係止を解除する際の、当接部20aの高さは低くなる。また、第2係止部材42の係止爪42c(図2(b)参照)が制御ギヤ40の係止を解除する際の、当接部20aの高さも低くなる。
本構成により、廉価な機械的構成のみを用いながら、シート積載部14上のシート積載高さに拘わらず、分離ニップ部Nへのシート先端の突入高さを常に適正に保つことが可能になる。
次に、図11を用いて、当接部20a、第1シート面高さ及び第2シート面高さの変化について説明する。
本実施形態では、第1の実施形態と異なり、第1シート面高さ及び第2シート面高さは、シートSが1枚搬送される毎に追従して連続的に変化するため、より適正に当接部20a高さの保持効果を得ることができる。
本実施形態では、シートSにリンク部材28を当接させる構成となっている。このように、リンク部材28を利用することで、シート積載部14上のシートSの有無を検知することも可能である。すなわち、第1の実施形態に示したシート有無検知フラグ30を、本実施形態では削減することが可能となるため、部品点数をより削減できるという利点がある。
なお、本実施形態では、シートSの積載量に応じて変化するリンク部材28を用いて連動レバー25の位置を変化させる構成とした。しかし、第1係止部材41及び第2係止部材42の位置や制御ギヤ40等の位置を変化させることによっても同様の効果を得ることが可能である。即ち、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではないことは言うまでもなく、本発明の主旨の範囲において、それを適用し得る構成の中で適宜組み合わせが可能である。
1,2,5…画像形成手段(感光体ドラム、露光装置,転写ローラ)、8…シート給送装置(シート給送部)、14…シート積載部、14a…フック部、19,44…連動手段(セクタカム部材,アーム部材(昇降アーム))、20…給送手段(ピックアップローラ)、21,27…分離手段(フィードローラ,リタードローラ)、25…給送手段連動レバー部材(連動レバー)、25a…支点(回動中心)、25c…一端部、25d…他端部、26…ニップガイド手段(ニップガイド部材)、28…カムレバー部材(リンク部材)、28a…支点(回動中心)、28b…カム面、28c…他端部(シート面当接部)、29…昇降支持部(レバースライダ)、29a…昇降支持部の下部(カムフォロア面)、60,70…駆動手段(リフタ駆動機構)、E…シート給送方向、N…分離ニップ部、S…シート

Claims (5)

  1. シート給送方向の上流部分を支点として回動可能なシート積載部と、
    前記シート積載部のシート給送方向の下流部分に対し移動可能で、前記シート積載部上のシートと接触してシートを給送する給送手段と、
    前記給送手段により給送されたシートを分離ニップ部で1枚ずつ分離して下流に送る分離手段と、
    前記給送手段と前記分離手段との間に配置され、前記給送手段により前記シート積載部から給送されたシートの先端を前記分離ニップ部に案内するニップガイド手段と、
    前記給送手段のシート給送による前記シート積載部上のシート積載量の減少に伴って、前記シート積載部から給送されたシートの先端を前記ニップガイド手段の所定位置に向けて導くように前記給送手段の前記シート積載部に対する移動量を漸次増加させる駆動手段と、を備える、
    ことを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記駆動手段は、
    一端部に前記給送手段を支持すると共に、他端部と前記一端部との間を支点として揺動可能に支持された給送手段連動レバー部材と、
    前記給送手段連動レバー部材の前記他端部を、前記シート積載部の前記給送手段に向けた回動動作に伴い上昇させて、前記シート給送に伴い前記シート積載部上で減少するシートに前記給送手段を追従させる連動手段と、を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 前記連動手段は、
    前記シート積載部と共に回動し、前記シート積載部が前記給送手段に接近する方向に回動するほど半径が大きくなる円弧状のカム面を有するセクタカム部材と、
    前記セクタカム部材の前記カム面の円弧形状に追従して前記給送手段連動レバー部材の前記他端部を上昇させるように移動するアーム部材と、を備える、
    ことを特徴とする請求項2に記載のシート給送装置。
  4. 前記駆動手段は、
    一端部に前記給送手段を支持した状態で昇降支持部を介して昇降可能に支持された給送手段連動レバー部材と、
    前記昇降支持部の下部に対向して当接するカム面を有し、且つ前記カム面のシート給送方向下流側の一端部を支点として回動可能に支持されると共に、シート給送方向上流側の他端部を前記シート積載部上のシートに当接させるカムレバー部材と、を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項記載のシート給送装置と、
    前記シート給送装置から送り出されたシートに画像を形成する画像形成手段と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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