JP3762301B2 - クラッチ機構及びこれを備えたシート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

クラッチ機構及びこれを備えたシート給送装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クラッチ機構及びこれを備えたシート給送装置に関し、特に駆動入力手段からの駆動を、それぞれ独立に回転動作する複数の駆動制御手段に選択的に伝達するように構成したものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば画像形成装置等に用いられる駆動装置において、複数の制御動作を行う必要があるものがあり、このような複数の制御動作を管理するための駆動制御方式としては大きく分けて2つのタイプがある。一つは、各制御動作を司る機構毎にソレノイドや電磁クラッチなどのメカトロ部品を設け、コントローラからの電気信号でそれぞれを所定のタイミングで動作させたり、ひとつの制御動作のみを選択的に動作させたりする方式である。以下、この方式を分散制御方式という。
【0003】
もう一つは、使用頻度の高い複数の制御動作をタイミング面も含めてルーチンワーク化し、それを一つのメカトロ部品で制御する一方、ルーチンワーク化された制御動作の中の一つだけを選択的に動作させる必要がある場合には、併設された別の駆動機構を介して、それのみを動作させる方式である。以後、この方式を集中制御方式という。
【0004】
図5は、このような2つの制御方式をイメージしたものであり、同図の(a)は分散制御方式、(b)は集中制御方式を示している。なお、このイメージ図において、「▽」はメカトロ部品等のトリガ手段、「□」は欠歯ギアやカムなどメカ的な制御機構、A、B、Cは制御対象動作を示している。
【0005】
ここで、分散制御方式は同図の(a)からも容易に推測されるように、制御動作毎にメカトロ部品を設けているため、各制御動作を不規則なタイミングや順序で行う作業に対しては非常に有効であるが、各制御動作を所定のタイミングで繰り返し行うルーチンワークがメインとなる機構に対しては、コスト面での無駄が非常に大きいだけでなく、各メカトロ部品の応答速度のばらつきが制御タイミングに影響を与える恐れ等がある。
【0006】
一方、集中制御方式は、ルーチンワーク的な制御動作に非常に適し、また安価であるが、ルーチン化された複数の制御動作のうち、特定のものだけを動作させるようにするためには複数の駆動機構を併設しなければならず、機構が複雑になる。この複雑化は、装置の組立て性の低下やコストメリットの低下だけでなく、動作不良や操作性悪化の要因となり易い。
【0007】
次に、画像形成装置に設けられるシート給送装置を具体例として、以上で述べてきた制御の特徴を説明する。
【0008】
図6は、リタード分離方式を用いてシートを分離して画像形成部に給送する従来の一般的なシート給送装置の概略構成を示す図である。
【0009】
このシート給送装置は、同図に示すように、シートSを積載収納し、不図示の装置本体に対して着脱自在な給紙カセット50と、シートSを適正な給紙高さまで持ち上げる中板51と、シート表面に対して当接・離間の動作を行い、シートSのピックアップを行うシート給送手段であるピックアップローラ52と、ピックアップされたシートSを搬送するための給紙ローラ53と、給紙ローラ53に対向し、所定のトルクでシートSを分離するための分離部を構成する分離ローラ54とを備えている。
【0010】
そして、このような構成のシート給送装置におけるシートSの給送動作に必要な制御としては、
▲1▼ピックアップローラ52の昇降制御
▲2▼ピックアップローラ52、給紙ローラ53、分離ローラ54への駆動伝達制御
▲3▼中板51のリフトアップ制御
の3つが挙げられる。
【0011】
なお、▲1▼と▲2▼の制御動作には規則性がある。即ち、最初にピックアップローラ52をダウンした後、各ローラ53,54の駆動を開始し、次にピックアップローラ52を待避位置に移動させ、最後に各ローラ53,54の駆動伝達を解除するという流れで動作するように制御を行う。
【0012】
ここで、高性能が要求されるシート給送装置では、状況に応じた柔軟な制御を実現するため、ピックアップローラ52の昇降はソレノイド、各ローラ53,54への駆動伝達は給紙モータと電磁クラッチ、中板51のリフトアップは専用モータで行うなど、分散制御方式をとるのが一般的である。しかし、このようなシート給送装置では、先にも述べた通り、制御の自由度が広くなるメリットがある反面、装置のコストが非常に高くなるというデメリットを持つ。
【0013】
一方、通常のシート給送装置ではコスト抑制のため、既述した動作をルーチンワーク化し、1つのモータと1つのソレノイドで制御する集中制御方式をとるようにしている。
【0014】
図7は、このような集中制御方式のシート給送装置における駆動機構のうちの給紙動作を制御するクラッチ機構の概略を説明する図であり、このクラッチ機構は、駆動入力ギア73に対向する、欠歯部62aを有するクラッチギア62と、ピックアップローラ52の昇降を、昇降リンク74を介して制御する昇降制御カム64と、各ローラへの駆動伝達を制御する、欠歯部63aを有するローラ制御ギア63の3つの部材から成る。
【0015】
ここで、これら3つの部材62,63,64は一体に構成されており、一つの同軸上の制御ギア列を形成する。なお、61はこれら3つの部材62,63,64の回転を制御するストッパカムであり、このストッパカム61にはソレノイド71と連動するフラッパ72が係止される係止爪61aが設けられている。
【0016】
そして、この制御ギア列は、待機状態のときにはクラッチギア62の欠歯部62aが駆動入力ギア73に、ローラ制御ギア63の欠歯部63aがローラ駆動ギア75にそれぞれ対向した状態となり、またフラッパ72がストッパカム11に係止することによって回転が規制されている。
【0017】
一方、この状態でソレノイド71がONすると、フラッパ72によるストッパカム11の係止が解除され、これに伴い制御ギア列は回転動作を開始し、所定のタイミングで、先に述べたようなピックアップローラ52の昇降および各ローラの駆動制御を行う。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような従来のクラッチ機構を備えたシート給送装置において、このような駆動制御とは別に、ユーザが給紙カセット50をシート給送装置から引き出してシートSをセットし、この後、装置へと装着する際、一度、ピックアップローラ52の駆動を停止したまま、ピックアップローラ52をダウンさせる制御を行う場合がある。
【0019】
これは、先に述べた中板51のリフトアップ制御を行う機構において、ピックアップローラ52のダウン位置と連動したメカリンクを利用して適正なシート面高さを維持する方式をとった場合、シート面の高さを検出するためピックアップローラ52をダウンさせる必要があるからである。
【0020】
この時、給紙動作用の制御ギア列を用いてピックアップローラ52をダウンさせることは、各ローラへ回転駆動が伝達されてしまうことから不適である。このため、ピックアップローラ52を持ち上げている昇降リンク74を、給紙カセット50の装着動作に連動する不図示のカムで一度押し下げるメカ機構が必要となる。
【0021】
しかし、このようなメカ機構を設けた場合、目的とする制御を行うことは可能となるが、メカ機構により、ピックアップローラ52を持ち上げる方向に付勢している不図示のバネに抗して昇降リンク74を押し下げるため、給紙カセット50の装着動作に余分な負荷が作用して操作性が大幅に低下する。また、昇降リンク74を押し下げるメカ機構の動作速度が給紙カセット50の装着速度に依存する為、動作が不安定になるなど、機能面で弊害が出てしまう。
【0022】
このように、分散制御方式では制御の自由度が広がる反面、装置コストが高くなるという課題があり、集中制御方式ではコストは抑制できる反面、特定の制御動作を選択的に動作させる事が難しいという課題があった。
【0023】
そこで、本発明はこのような現状に鑑みてなされたものであり、両者の長所を併せ持つ、即ち低コストで、かつ複数の制御動作を容易に選択することのできるクラッチ機構及びこれを備えたシート給送装置を提供することを目的とするものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】
本発明は、駆動入力手段からの駆動を、同軸上に設けられ、それぞれ独立に回転動作する複数の駆動制御手段に選択的に伝達するクラッチ機構であって、前記駆動入力手段からの駆動により最初に回転動作を開始する第1駆動制御手段と、前記第1駆動制御手段以外の他の駆動制御手段をそれぞれ待機位置で保持し、該第1駆動制御手段の回転動作に連動して順次前記他の駆動制御手段の保持を解除し、かつ保持を解除した他の駆動制御手段を付勢して前記駆動入力手段からの駆動が伝達される位置まで回転可能な保持手段と、前記第1駆動制御手段の回転規制及び前記保持手段により付勢された他の駆動制御手段の回転動作の規制と、回転動作の規制の解除とを選択的に行なう規制手段と、を備え、前記規制手段による回転動作の規制を解除した後、所定の他の駆動制御手段を選択的に駆動するよう所定時間経過後に該規制手段によって回転動作の規制を行なわせるようにしたことを特徴とするものである。
【0025】
また本発明は、前記所定時間を、駆動する前記所定の他の駆動制御手段に応じて変更することを特徴とするものである。
【0026】
また本発明は、前記駆動入力手段はギア、前記駆動制御手段は欠歯部を有するギアであり、前記規制手段により回転動作が規制されているとき該駆動制御手段は前記欠歯部が前記駆動入力手段に臨む位置となっていることを特徴とするものである。
【0027】
また本発明は、前記規制手段は、1個のソレノイドにより回転動作を規制する位置及び回転動作の規制を解除する位置に移動する係止片であることを特徴とするものである。
【0028】
また本発明は、前記保持手段は、前記他の駆動制御手段を弾性的に保持し、前記第1駆動制御手段及び前記他の駆動制御手段に設けられた保持解除手段により保持が解除され、かつ保持が解除された際、前記他の駆動制御手段を付勢するように構成されていることを特徴とするものである。
【0029】
また本発明は、前記保持手段は、前記第1駆動制御手段及び前記他の駆動制御手段に設けられ、隣に位置する前記他の駆動制御手段を弾性的に保持する一方、前記隣に位置する他の駆動制御手段に設けられた保持解除手段により保持が解除され、かつ保持が解除された際、前記隣に位置する他の駆動制御手段を付勢するように構成されていることを特徴とするものである。
【0030】
また本発明は、前記保持手段による保持が解除された際、前記規制手段が規制解除位置にあれば該保持手段による保持が解除された前記隣の駆動制御手段は回転動作を開始することを特徴とするものである。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
【0032】
図1は、本発明の実施の形態に係るクラッチ機構の概略を説明する平面図である。
【0033】
同図において、33はモータMに直結された駆動入力手段である駆動入力ギアであり、この駆動入力ギア33は軸33cに複数、本実施の形態においては2つ設けられている。1は第1駆動入力ギア33aに対向する位置に設けられた第1駆動制御手段、2は第2駆動入力ギア33bに対向する位置に設けられた他の駆動制御手段である第2駆動制御手段であり、これら第1及び第2駆動制御手段1,2は、軸3にそれぞれ独立して回転自在に取り付けられている。
【0034】
ここで、この第1駆動制御手段1は、図2の(a)に示すようにクラッチギア12、ストッパカム11及び不図示の被駆動部へと駆動を伝達するためのカムフォロア34を昇降させるための出力部を構成する出力カム13が一体に形成されている。
【0035】
また、この第1駆動制御手段1のストッパカム11の周面には、ソレノイド31のON/OFFに同期して揺動し、第1駆動制御手段1の回転を規制する規制手段となる係止片であるフラッパ32の先端に係合する爪部11aと、フラッパ32により第1駆動制御手段1の回転が規制されている時に、付勢板バネ15が圧接する凸部11bとが形成されている。なお、このように付勢板バネ15が凸部11bに圧接することにより、第1駆動制御手段1にはカムフォロア34を移動させる方向である反時計回りの方向に回転する付勢力が作用するようになる。
【0036】
一方、第2駆動制御手段2は、図2の(b)に示すようにクラッチギア22と、略円形状に形成された板状のストッパカム21と、被駆動ギア35を回転させるための出力部を構成する出力ギア23が一体に形成されている。なお、この出力ギア23の一部は欠歯になっており、第2駆動制御手段2が待機状態にある時、この欠歯部23aが被駆動ギア35の対向位置となって駆動が切断されるように設計されている。
【0037】
また、第2駆動制御手段2のストッパカム21には、ソレノイド31のON/OFFに同期して揺動し、第2駆動制御手段2の回転を規制するフラッパ32の先端に係合する爪部21aと、第2駆動制御手段2が待機状態にある時、保持手段である中立板バネ25と加圧係合し、第2駆動制御手段2を爪部21aがフラッパ32と離間する位置に静止保持する凹部21bとが形成されている。
【0038】
なお、第1駆動制御手段1と第2駆動制御手段2の各クラッチギア12,22は、いずれも欠歯部12a,22aを有しており、待機状態の時にはこの欠歯部12a,22aが駆動入力ギア33に対向する位置にある。そして、このようにり、欠歯部12a,22aが駆動入力ギア33に対向する待機位置にある場合には、第1及び第2駆動制御手段1,2にはモータMの駆動が伝達されず、第1及び第2駆動制御手段1,2は回転しない。
【0039】
また、第1駆動制御手段1の第2駆動制御手段2に臨む側面部には、第1駆動制御手段1の回転に伴って第2駆動制御手段2のストッパカム21の内側を移動し、中立板バネ25による保持を解除する保持解除手段である係合ボス14が設けられ、第2駆動制御手段2のストッパカム21には、第1駆動制御手段1の回転に伴って移動する係合ボス14に押圧されて撓む係合フック24が設けられている。
【0040】
そして、このように係合フック24が撓むと、この係合フック24の変形により、中立板バネ25が凹部21bから外れ、それまで中立板バネ25により保持されて回転が規制されていた第2駆動制御手段2は回転可能となる一方、中立板バネ25が凹部21bの縁部を押圧するようになる。この結果、待機位置にあった第2駆動制御手段2には中立板バネ25による付勢力が作用し、回転を始めるようなる。
【0041】
次に、このように構成されたクラッチ機構の制御動作について説明する。
【0042】
給紙動作が開始されると、まず不図示の制御手段はソレノイド31をONし、これによりフラッパ32が図2の(a)及び(b)において実線で示す回転動作規制位置から二点鎖線で示す規制解除位置に移動し、フラッパ32の第1及び第2駆動制御手段1,2の爪部11a,21aに対する係止が解除される。ここで、このように係止が解除されると、まず付勢板バネ15の作用により第1駆動制御手段1が回転を始め、やがて第1駆動制御手段1のクラッチギア12が駆動入力ギア33に噛み合うようになる。
【0043】
これにより、第1駆動制御手段1が回転動作を始め、このように第1駆動制御手段1が回転すると、やがて第1駆動制御手段1と一体に回転する出力カム13によりカムフォロア34が下降し、所定の制御動作を出力する。なお、この時、第2駆動制御手段2は中立板バネ25の作用によって待機位置に静止保持されているため、動作することはない。
【0044】
次に、このように第1駆動制御手段1が回転し、やがて図3の(a)に示すように第1駆動制御手段1の係合ボス14が第2駆動制御手段2の係合フック24に係合すると、係合フック24は外方に撓むようになる。そして、このように係合フック24が外方に撓むと、この係合フック24の変形により、中立板バネ25が凹部21bから外れ、この結果、この中立板バネ25により第2駆動制御手段2が付勢され、回転を始める。
【0045】
ここで、この時、まだソレノイド31がONしていてフラッパ32の係止が解除されていれば、第2駆動制御手段2はさらに回転を行い、この結果、やがて第2駆動制御手段2のクラッチギア22が駆動入力ギア33に噛み合い、第1駆動制御手段1の動作とは無関係に独立して回転動作を開始する。
【0046】
そして、このように第2駆動制御手段2が回転動作を開始すると、この第2駆動制御手段2と一体の出力ギア23が回転し、この出力ギア23により被駆動ギア35が駆動されるようになる。
【0047】
なお、第1駆動制御手段1は、1回転制御を終了すると、ストッパカム11の爪部11aがフラッパ32と係合して動作を停止し、待機状態に戻る。また第2駆動制御手段2も、1回転制御を終了すると、中立板バネ25の作用によって静止し、待機状態に戻る。
【0048】
このように、第2駆動制御手段2が回転し、第2駆動制御手段2のクラッチギア22が駆動入力ギア33に噛み合うまで、ソレノイド31のON状態が継続している場合には、第1駆動制御手段1と第2駆動制御手段2とによる制御が両方とも行われる。
【0049】
一方、図3の(b)に示すように係合ボス14と係合フック24が係合した時点で既にソレノイド31がOFFし、フラッパ32が係止位置に戻っていると、第2駆動制御手段2が回転し始めてすぐ、フラッパ32の先端が第2駆動制御手段2のストッパカム21に構成された爪部21aに係止し、第2駆動制御手段2の回転を規制する。
【0050】
なお、このように第2駆動制御手段2の回転が規制された後も第1駆動制御手段1は回転するので、この後、第1駆動制御手段1がさらに回転すると、係合ボス14は係合フック24をたわませながら係合フック24を押し広げ、両者の係合位置を通り抜ける。
【0051】
そして、このように係合ボス14が係合フック24との係合位置を通り抜けると、第2駆動制御手段2はフリーの状態に戻るため、中立板バネ25の作用により、図3の(c)に示すようにフラッパ32とストッパカム21の爪部21aとが少し離間した待機位置に復帰する。
【0052】
このように、第2駆動制御手段2が回転し、第2駆動制御手段2のクラッチギア22が駆動入力ギア33に噛み合うまでにソレノイド31がOFFとされた場合には、第1駆動制御手段1の制御のみが行われ、第2駆動制御手段2の制御は動作しない。
【0053】
以上、述べてきたように、本実施の形態ではソレノイド31のON時間を制御するだけで、2つの異なる制御動作の両方を行うか、1つだけを行うかを切り換えることができる。
【0054】
ここで、この構成を例えば既述した図6に示すシート給送装置の駆動機構に対して適用すると、第1駆動制御手段1の出力カム13でピックアップローラ52の昇降を制御し、第2駆動制御手段2の出力ギア23で各ローラへの駆動伝達を行うようにすれば、要求される機能を実現することができる。
【0055】
つまり、通常の給紙動作の時、制御手段はソレノイド31を所定時間ONにして両方の制御を行い、給紙カセット50が装着された直後だけはソレノイド31をそれよりも短い時間ONにするようにすることにより、ピックアップローラ52の昇降制御のみを行うことができる。
【0056】
なお、これまでの説明においては、モデルを最も単純化し、2種類の制御動作の両方を動作させるか、一方のみを動作させるかを選択する機構を例に挙げて説明してきたが、本発明はこれに限らず、条件次第で例えば図4に示すモデルのように何種類の制御でも切り換えることができる。
【0057】
ここで、このような構成の場合でも、フラッパ32を規制解除位置に移動させてまず第1駆動制御手段1を回転させた後、所定時間経過後に規制位置に移動させることにより、他の駆動制御手段を駆動することができる。そして、この所定時間を変更することにより、低コストで、かつ複数の制御動作を容易に選択することができる。
【0058】
ところで、現実的な制約条件として、ソレノイド31の応答時間と駆動制御ギア1,2の寸法や部品精度等を考慮し、第1駆動制御手段1が1回転する間に構成できる数が上限となる。
【0059】
ここで、このような制限の中で、例えばn+1種類の制御動作を行うとすると、n+1個の駆動制御手段が必要になる。なお、この場合、第2駆動制御手段以降の駆動制御手段の基本構成は第2駆動制御手段2と同様であり、待機状態の時に中立板バネ25によって静止保持される構造になる。
【0060】
また、この時、第n駆動制御手段と第n+1駆動制御手段の係合ボスと係合フックの関係は、先に説明した第1駆動制御手段と第2駆動制御手段の関係と同様になる。つまり、第n駆動制御手段の係合ボスが係合フックに作用することより、第n+1駆動制御手段の回転が可能となる。
【0061】
このように、複数の制御動作に対して、その優先順位の高いものから順に、何番目の制御まで動作させるかを、1つのトリガ機構(ソレノイド)のON時間を制御するだけで容易に選択することが可能になる。これにより、従来の駆動分散方式の駆動装置のように、各制御部にメカトロ部品を配置する必要がなくなり、大幅なコスト低減が実現される。
【0062】
また、従来の駆動集中方式の駆動装置のように、特定の制御のみを動作させるために、ルーチンワーク化された制御機構群の動作させる機構以外に、別系統の機構を併設する必要がないため、装置構成を簡略化できるだけでなく、別系統の機構を設けることによる機能弊害や、動作の不安定化からも解放される。
【0063】
さらに、第1駆動制御手段1の制御開始のきっかけを与える以外には、制御開始タイミングを左右するメカトロ部品を設ける必要性が全くなく、全ての制御はあらかじめメカ的に設定された所定のタイミングで動作するため、メカトロ部品の応答時間のバラつきに制御タイミングが影響される心配もなくなる。また更に、理論的に、機構の設計次第で選択動作させることのできる制御数に上限がないため、多くの制御を伴う複雑な駆動装置にも対応することができる。
【0064】
以上のことから、幅広い工業製品の駆動装置を高い信頼度と安定性を維持したまま大幅に簡略化・低コスト化し得るものであり、その効果は非常に大きい。
【0065】
なお、第n駆動制御手段と第n+1駆動制御手段の係合ボス14と係合フック24の関係は逆であっても効果は同じであることは言うまでもなく、係合部で第n駆動制御手段側から第n+1駆動制御手段側へ、中立板バネ25の静止保持力を上回る力を供給できる機構が備わっていれば同様の機能を実現できる。
【0066】
例えば、第1駆動制御手段1或は第n駆動制御手段に、隣に位置する第n+1駆動制御手段を弾性的に保持する保持手段を設けると共に、第n+1駆動制御手段に保持手段の保持を解除する保持解除手段を設けるようにしても良い。また、このように付勢力を与えるのではなく、第n+1駆動制御手段を静止させている保持部材を、第n駆動制御手段が解除する構成であっても良い。
【0067】
さらに、本実施の形態では付勢板バネ15や中立板バネ25などを用いているが、駆動を供給する先のカムフォロアなどからの反力で同様の効果が得られる場合は、機能をそれらに代用させ、付勢板バネ15や中立板バネ25を省略することが可能である。むろん、付勢板バネ15や中立板バネ25の機能を実現する手段は、本実施の形態のような板バネに限定されるものではない。
【0068】
またさらに、本実施の形態では駆動の伝達にギアを用いているが、これが互いに摩擦接触するローラ状の回転体や、ベルトとプーリ等の駆動伝達手段であっても構わない。また、駆動制御手段のクラッチギアは、本実施の形態では欠歯ギアを使用しているが、これがバネクラッチ等の機構であっても良い。
【0069】
本実施の形態では、各駆動制御手段について一つの出力手段を設けているが、1つの駆動制御手段に複数の出力手段を設けても構わない。さらに、第2駆動制御手段以降の駆動手段全てに、ソレノイドのフラッパと係合する爪部を設けなければいけない訳ではない。例えば、第k+1駆動制御手段に爪部が設けられていなければ、第k駆動制御手段が動作を開始してから所定タイミング後に第k+1駆動制御手段が必ず動作をスタートする構成になる。
【0070】
なお、図8は、本発明の実施の形態に係るシート給送装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図である。
【0071】
同図において、100は画像形成装置、100Aは画像形成装置本体(以下、装置本体という)であり、画像形成装置100は、画像読取部100Bと、画像読取部100Bにより読み取られた原稿画像をシート上に形成する画像形成部100Cと、画像形成部100Cにシートを給送するシート給送装置100Dとを備えている。
【0072】
ここで、画像読取部100Bは、プラテンガラス152と、走査系光源151とを備え、プラテンガラス上に原稿面を下側にして載置された本や厚紙、カール紙等のブック原稿やシート状原稿等を原稿圧板153により背面を押圧して静止状態でセットした後、不図示の読みとり開始キーが押されると、走査系光源151がプラテンガラス152の下方を矢印B方向に走査し、これにより原稿面の画像情報を読み取るようになっている。
【0073】
ところで、走査系光源151により読みとられた原稿の画像情報は画像処理部で処理され、電気信号に変換されてレーザスキャナ111に伝送される。ここで、本画像形成装置100は、レーザスキャナ111に画像処理部の処理信号を入力すれば複写機として機能し、パーソナルコンピュータ等の出力信号を入力すればプリンタとして機能する。また、他機のファクシミリ装置からの送信信号をレーザスキャナ111に入力したり、画像処理部の処理信号を他機のファクシミリ装置に送信すれば、ファクシミリ装置として機能するようになっている。
【0074】
一方、画像形成部100Cは、感光体ドラム112、画像書き込み光学系113、現像器114、一次帯電器115及び転写帯電器116等により構成されている。そして、一次帯電器115により一様に帯電された感光体ドラム112の表面にレーザスキャナ111から射出された画像情報に対応するレーザ光が画像書き込み光学系113により走査されることにより、感光体ドラム上に潜像が形成され、この潜像を現像器114により現像することによりトナー画像が形成されるようになっている。
【0075】
また、シート給送装置100Dは、装置本体下部に設けられたシート収納部である上段及び下段カセット101a,101bと、上段及び下段カセット101a,101bに収容されたシートを送り出すピックアップローラ102と、ピックアップローラ102によりカセット101a,101bから送り出されたシートを分離する分離手段である分離ローラ対103A等を備えている。
【0076】
一方、分離ローラ対103Aは、シート搬送方向に回転するフィードローラ103と、不図示のトルクリミッタを介してシート搬送方向と逆方向に回転するリタードローラ104とを備えている。そして、シートがフィードローラ103とリタードローラ104のニップ部に1枚のみ進入した場合は、リタードローラ104はトルクリミッタが滑ることにより、フィードローラ103に倣ってシート搬送方向に回転し、シートを下流側へと搬送するようになっている。
【0077】
また、フィードローラ103とリタードローラ104のニップ部に複数枚のシートが進入した場合は、シート間の摩擦力より最も下のシートとリタードローラ104の間の摩擦力の方が大きいため、フィードローラ103により最も上のシートのみが下流側へと搬送されると共に他のシートはリタードローラ104により上流側へと戻されるようになり、この結果、シートの重送が防止されるようになっている。
【0078】
ところで、このような分離ローラ対103Aの協働作用により1枚ずつ分離されたシートは搬送手段である搬送ローラ対105及びプレレジローラ対106によって搬送され、停止状態にある斜行補正手段であるレジストローラ対107のニップ部へ導かれるようになっている。
【0079】
そして、このようにシート先端がレジストローラ対107のニップ部に当接した後も、一定時間搬送ローラ対105及びプレレジローラ対106が回転を続けることにより、レジストローラ対107とプレレジローラ対106との間でシートがループを形成するようになる。
【0080】
ここで、このようにループを形成することにより、シートがレジストローラ対106に対して斜行していたとしてもシートの剛性により、シート先端は全域にわたりレジストローラ対107のニップ部に当接するようになり、この結果、シートの斜行が補正される。なお、このように所定量のループを形成した後、搬送ローラ対105及びプレレジローラ対106は停止する。
【0081】
一方、この後、シートはレジストローラ対107及び画像形成部直前に配置されている転写前ローラ対108よって既述した画像形成部100Cにおける画像形成動作に同期するようにして画像形成部へと給送される。なお、この時、搬送ローラ対105及びプレレジローラ対106は、再度駆動されて回転する。
【0082】
ところで、このように画像形成動作に同期するように、即ち感光体ドラム112の回転に同期して画像形成部100Cへと搬送されたシート(の第1面)に対して転写帯電器116によりトナー画像が転写される。なお、この転写後、感光体ドラム上に残ったトナーはクリーナ117に回収される。
【0083】
そして、トナー画像が形成されたシートは定着装置118にて加熱及び加圧されてトナー画像がシート表面に定着された後、排出ローラ対119によって機外の排紙トレイ120に排出、積載される。
【0084】
また、シートの両面に画像を形成する場合には、一部が排紙トレイ120に排出された後、後端が分岐点122を通過した時点で排出ローラ対119が逆転することによりシートが両面パス121に進入し、この後、搬送ローラ対123及びプレレジローラ対106により搬送されてレジストローラ対107に到達する。そして、この後、このようにして反転されたシートは第2面に前述と同様にして画像が形成された後、排紙トレイ120に排出、積載されるように構成されている。
【0085】
なお、このような構成の画像形成装置100において、ピックアップローラ102は不図示の昇降機構により昇降し、また上段及び下段カセット101a,101bに設けられた不図示の中板は不図示のリフトアップ機構によりシート送り出し可能位置に移動するようになっている。
【0086】
そして、これら昇降機構、リフトアップ機構及び分離ローラ対103A等の駆動制御が既述した構成のクラッチ機構により行われる。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のように、規制手段を規制解除位置に移動させてまず第1駆動制御手段を回転させた後、所定時間経過後に規制手段を規制位置に移動させることにより、所定の駆動制御手段を駆動することができる。そして、この所定時間を変更することにより、低コストで、かつ複数の制御動作を容易に選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るクラッチ機構の概略を説明する平面図。
【図2】上記クラッチ機構を構成する第1及び第2駆動制御手段の構成を説明する側面図。
【図3】上記クラッチ機構の動作を説明する図。
【図4】上記クラッチ機構のイメージ図。
【図5】従来の駆動制御方式のイメージ図。
【図6】従来のシート給送装置の概略構成を示す図。
【図7】従来のシート給送装置のクラッチ機構の概略を説明する図。
【図8】上記クラッチ機構を備えたシート給送装置を具備した画像形成装置の概略構成を示す図。
【符号の説明】
1 第1駆動制御手段
2 第2駆動制御手段
14 係合ボス
15 付勢板バネ
24 係合フック
25 中立板バネ
31 ソレノイド
32 フラッパ
33 駆動入力ギア
100 画像形成装置
100C 画像形成部
100D シート給送装置

Claims (9)

  1. 駆動入力手段からの駆動を、同軸上に設けられ、それぞれ独立に回転動作する複数の駆動制御手段に選択的に伝達するクラッチ機構であって、
    前記駆動入力手段からの駆動により最初に回転動作を開始する第1駆動制御手段と、
    前記第1駆動制御手段以外の他の駆動制御手段をそれぞれ待機位置で保持し、該第1駆動制御手段の回転動作に連動して順次前記他の駆動制御手段の保持を解除し、かつ保持を解除した他の駆動制御手段を付勢して前記駆動入力手段からの駆動が伝達される位置まで回転可能な保持手段と、
    前記第1駆動制御手段の回転規制及び前記保持手段により付勢された他の駆動制御手段の回転動作の規制と、回転動作の規制の解除とを選択的に行なう規制手段と、
    を備え、
    前記規制手段による回転動作の規制を解除した後、所定の他の駆動制御手段を選択的に駆動するよう所定時間経過後に該規制手段によって回転動作の規制を行なわせるようにしたことを特徴とするクラッチ機構。
  2. 前記所定時間を、駆動する前記所定の他の駆動制御手段に応じて変更することを特徴とする請求項1記載のクラッチ機構。
  3. 前記駆動入力手段はギア、前記駆動制御手段は欠歯部を有するギアであり、前記規制手段により回転動作が規制されているとき該駆動制御手段は前記欠歯部が前記駆動入力手段に臨む位置となっていることを特徴とする請求項1又は2記載のクラッチ機構。
  4. 前記規制手段は、1個のソレノイドにより回転動作を規制する位置及び回転動作の規制を解除する位置に移動する係止片であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のクラッチ機構。
  5. 前記保持手段は、前記他の駆動制御手段を弾性的に保持し、前記第1駆動制御手段及び前記他の駆動制御手段に設けられた保持解除手段により保持が解除され、かつ保持が解除された際、前記他の駆動制御手段を付勢するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のクラッチ機構。
  6. 前記保持手段は、前記第1駆動制御手段及び前記他の駆動制御手段に設けられ、隣に位置する前記他の駆動制御手段を弾性的に保持する一方、前記隣に位置する他の駆動制御手段に設けられた保持解除手段により保持が解除され、かつ保持が解除された際、前記隣に位置する他の駆動制御手段を付勢するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のクラッチ機構。
  7. 前記保持手段による保持が解除された際、前記規制手段が規制解除位置にあれば該保持手段による保持が解除された前記隣の駆動制御手段は回転動作を開始することを特徴とする請求項5又は6記載のクラッチ機構。
  8. シートを給送するシート給送装置であって、前記請求項1乃至7のいずれか1項に記載のクラッチ機構を備えたことを特徴とするシート給送装置。
  9. 請求項8に記載のシート給送装置と、シート給送装置から送り出されたシートに画像を形成する画像形成手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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