JP2014113979A - 車体後部の懸架支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】突き上げ荷重を、ショックアブソーバ補強部材からホイールハウスインナパネル全体に分散して、車体骨格部材に伝達し、衝撃を吸収するようにした車体後部の懸架支持構造を提供する。
【解決手段】ホイールハウスインナパネル1を車室内側内壁面から、フロア面下部側にサイドメンバが配設されたフロア面にかけて設け、ホイールハウスインナパネル1の上部曲面に、ショックアブソーバ上端支持部の固定部を形成したショックアブソーバ上端支持部補強部材4を設け、このショックアブソーバ上端支持部補強部材4の、ショックアブソーバ上端支持部の固定部における車体前後方向の両側に車幅方向に延びる側壁部41を設け、この両側壁部の上面部41aによって形成される第1の尾根形状A1,A2が、ショックアブソーバ上端支持部の固定部44の近傍を中心に、少なくとも車幅方向内側および外側に向けて広がるように形成したことにある。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の後部車輪を懸架するリヤサスペンションのショックアブソーバ上端を支持する車体支持部の剛性の向上を図り得る車体後部の懸架支持構造に関する。
車両の車輪は懸架装置、所謂、サスペンションを介して車体に支持されている。このサスペンションは、通常、車輪を揺動可能に車体に支持するサスペンションアームと、このサスペンションアームと車体との間に設けられ、サスペンションアームから伝わる衝撃を吸収するショックアブソーバおよびコイルスプリングとで構成されている。
図8(a)(b)および図9は車両の後輪を支持するリヤサスペンションの車体側の取付部を示したもの(特許文献1参照)で、車室内に配置されるホイールハウスインナパネル100の上面にリヤサスペンション取付部材101が設けられている。リヤサスペンション取付部材101は、リヤサスペンションのショックアブソーバからの突き上げ荷重等を受ける水平壁101Bと、荷重の一部を車体アウタパネル部材102に転嫁・伝達する接合面であるP部を含む立て壁101Aとから構成されている。
車両走行時に生じる後輪を懸架するリヤサスペンションのショックアブソーバを通して伝わる突き上げ荷重は、リヤサスペンション取付部材101の水平壁101Bにて荷重を受けた後、車体アウタパネル部材102との接合面を構成する立て壁101AのP部を経て車体アウタパネル部材102の広範囲の面に分散されていく。103はリヤピラー部に配設されるリンフォースリヤピラー等の車体骨格部材である。
特開2006−116990号公報
ホイールハウスインナパネル100の上面にリヤサスペンション取付部材101が設けられていることから、リヤサスペンション取付部材101を通して伝わる突き上げ荷重が接合面を通してホイールハウスインナパネル100の上面部に伝わり、ホイールハウスインナパネル100の全体に伝わらず、部分的な変形を招くことになっていた。
本発明は、リヤサスペンションのショックアブソーバを通して伝わる突き上げ荷重をショックアブソーバ補強部材からホイールハウスインナパネル全体に分散して車体骨格部材に伝達し、衝撃を吸収するようにした車体後部の懸架支持構造を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、リヤサスペンションのショックアブソーバ上端支持部を車室内フロア面に設けられたホイールハウスインナパネルに形成した車体後部の懸架支持構造において、前記ホイールハウスインナパネルを車室内側内壁面から、フロア面下部側にサイドメンバが配設されたフロア面にかけて設け、前記ホイールハウスインナパネルの上部曲面に、ショックアブソーバ上端支持部の固定部を形成したショックアブソーバ上端支持部補強部材を設け、このショックアブソーバ上端支持部補強部材のショックアブソーバ上端支持部の固定部における車体前後方向の両側に車幅方向に延びる側壁部を設け、この両側壁部の上面部によって形成される第1の尾根形状が前記ショックアブソーバ上端支持部の固定部の近傍を中心に、少なくとも車幅方向内側および外側に向けて広がるように形成したことにある。
また、本発明は、前記ショックアブソーバ上端支持部補強部材の側壁部は、前記ホイールハウスインナパネルの車体外側部を固定するクォータパネルの壁面から前記ホイールハウスインナパネルの車体内側突出面にかけて設け、この側壁部の前記第1の尾根形状を前記ショックアブソーバ上端支持部固定部の近傍を中心に車幅方向外側に向けて徐々に高くなるように設け、かつ車幅方向内側に向けて徐々に低くなるように形成したことにある。
さらに、前記ショックアブソーバ上端支持部固定部を前記左右の側壁部相互間に形成した段差部に設け、前記側壁部の最上部から前記段差部の室内側両側部に向けて第2の尾根形状を形成し、これら第2の尾根形状を前記第1の尾根形状よりも前記ショックアブソーバ上端支持部固定部側に設けたことにある。
また、前記ショックアブソーバ上端支持部固定部が設けられた前記段差部の前端に室内側に凸の第3の尾根形状を形成し、この第3の尾根形状を前記第1の尾根形状および第2の尾根形状と交叉するように形成したことにある。
さらに、前記第3の尾根形状の下方側に、室内側に凸の曲面形状を形成したことにある。
本発明によれば以下のような効果を奏することができる。
リヤサスペンションのショックアブソーバ上端支持部を車室内フロア面に設けられたホイールハウスインナパネルに形成した車体後部の懸架支持構造において、前記ホイールハウスインナパネルを車室内側内壁面から、フロア面下部側にサイドメンバが配設されたフロア面にかけて設け、前記ホイールハウスインナパネルの上部曲面に、ショックアブソーバ上端支持部の固定部を形成したショックアブソーバ上端支持部補強部材を設け、このショックアブソーバ上端支持部補強部材のショックアブソーバ上端支持部の固定部における車体前後方向の両側に車幅方向に延びる側壁部を設け、この両側壁部の上面部によって形成される第1の尾根形状が前記ショックアブソーバ上端支持部の固定部の近傍を中心に、少なくとも車幅方向内側および外側に向けて広がるように形成したので、ショックアブソーバ上端支持部の固定部に加わる突き上げ荷重を効率良く分散して吸収することができる。
ショックアブソーバ上端支持部補強部材の側壁部は、前記ホイールハウスインナパネルの車体外側部を固定するクォータパネルの壁面から前記ホイールハウスインナパネルの車体内側突出面にかけて設け、この側壁部の前記第1の尾根形状を前記ショックアブソーバ上端支持部の固定部の近傍を中心に、車幅方向外側に向けて徐々に高くなるように設け、かつ車幅方向内側に向けて徐々に低くなるように形成したので、ショックアブソーバ上端支持部固定部に加わる突き上げ荷重を効率良く分散して吸収することができる。
ショックアブソーバ上端支持部の固定部を前記左右の側壁部相互間に形成した段差部に設け、前記側壁部の最上部から前記段差部の室内側両側部に向けて第2の尾根形状を形成し、これら第2の尾根形状を前記第1の尾根形状よりも前記ショックアブソーバ上端支持部の固定部側に設けたので、第1の尾根形状および第2の尾根形状で荷重が伝達されることから荷重を効率良く分散することができる。
第1の尾根形状および第2の尾根形状は室内側に向けて凸の湾曲形状に形成されているので、同様に室内側に向かって凸のホイールハウスインナパネルと協調して荷重を吸収することができる。
ショックアブソーバ上端支持部の固定部が設けられた前記段差部の前端に室内側に凸の第3の尾根形状を形成し、この第3の尾根形状を前記第1の尾根形状および第2の尾根形状と交叉するように形成したので、荷重を第3の尾根形状を介して第1の尾根形状および第2の尾根形状に伝えることができる。
第3の尾根形状の下方側に、室内側に凸の曲面形状を形成したので、この凸の曲面により剛性の向上が見込まれるので、第3の尾根形状による荷重分散を助けることができる。
本発明の実施の形態による車体後部の懸架支持構造を示す斜視図である。 図1の車体後部の懸架支持構造を拡大して示す斜視図である。 図2のショックアブソーバ上端支持部補強部材を示す斜め上方から見た正面図である。 図3のY方向から見た側面図である。 図3の平面図である。 図2のX−X線端面図である。 本発明の実施の形態による車体後部の懸架支持構造の荷重の伝達を示し、(a)は正面から見た概念図、(b)は側面から見た概念図である。 従来の車体後部の懸架支持構造を示し、(a)は(b)のB−B線断面図、(b)は車体側面から見た図である。 図8(a)のC方向矢視図である。
以下本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、車体の後部右側に設けられた後輪の懸架支持構造を示したもので、後輪のホイールハウスを構成するホイールハウスインナパネル1がリヤフロアパネル2と車室内の側壁を構成するクォータパネル3の内壁面にかけて設けられている。
ホイールハウスインナパネル1は、図示しないホイールハウスアウタパネルとともにタイヤの上部側を覆うカバーであり、室内側に円弧状に湾曲した湾曲部分1aが突出して設けられている。ホイールハウスインナパネル1は、車幅方向の外側フランジ部をクォータパネル3にスポット溶接により接合され、車幅方向の内側フランジ部をリヤフロアパネル2に接合して取り付けられている。リヤフロアパネル2の下面側には図示しないサイドメンバが車体の前後方向に配設されており、このサイドメンバが配設された部分に対応するようにホイールハウスインナパネル1が接合されている。
このホイールハウスインナパネル1の下面側には、図示しない後輪を懸架するサスペンションのショックアブソーバおよびコイルスプリングが配設されており、ショックアブソーバの上端支持部がホイールハウスインナパネル1に配設されている。
4は前記ショックアブソーバの上端支持部を補強するショックアブソーバ上端支持部補強部材であり、このショックアブソーバ上端支持部補強部材4は、クォータパネル3の壁面からリヤフロアパネル2近傍にかけてホイールハウスインナパネル1の上部曲面に幅方向に跨るように配設されている。
ショックアブソーバ上端支持部補強部材4は、車体の前後方向に一定間隔を置いて車幅方向室内側に円弧状に突出する一対の側壁部41を有し、この側壁部41の車幅方向外側に、クォータパネル3にスポット溶接により連結した背面壁部42を設け、この背面壁部42と前記側壁部41の内側には、略水平状の段差部が設けられ、この段差部にショックアブソーバ上端支持部取付面43が設けられている。このショックアブソーバ上端支持部取付面43にはショックアブソーバ上端支持部を固定する取付点44が装着されており、このショックアブソーバ上端支持部取付面43の前端部43aが平面視で円弧状に車体幅方向に突出して形成されている。このショックアブソーバ上端支持部取付面43の前面下部側には、円弧状に突出する前面壁部45が、前記側壁部41相互間に設けられている。前記側壁部41の下端部は、ホイールハウスインナパネル1の室内側突出面のフロア近傍にかけて設けられている。
図3はショックアブソーバ上端支持部補強部材4の骨格ラインを示したもので、一対の側壁部41の上面41aを通るラインによって形成される尾根曲線A1,A2と、側壁部41の最上部から前記ショックアブソーバ上端支持部取付面43の前端部43a両側部にかけて通るラインによって形成される尾根曲線B1,B2と、前記ショックアブソーバ上端支持部取付面43の前端部から尾根曲線B1,B2および尾根曲線A1,A2と交叉する点を結ぶラインによって形成される尾根曲線Cと、前記ショックアブソーバ上端支持部取付面43の前端部から前記前面壁部45の下端部にかけて室内側に凸面の曲線領域で(図4参照)形成される尾根曲面Dとで構成されている。尾根曲線Cは、取付面43が設けられる段差部の前端に、図5矢視のように車体幅方向の入力に抗するため車体前後方向に室内側に向けて凸の曲線に形成されている。
ショックアブソーバ上端支持部補強部材4の側壁部41の下端部は、二股に分岐されてホイールハウスインナパネル1取付面と面一になるように延出し、この延出部46がホイールハウスインナパネル1に接合されており、図6に示すようにホイールハウスインナパネル1との間に閉じ断面Sが形成されて剛性の向上を図っている。
図7(a)(b)は、ショックアブソーバ上端支持部補強部材4におけるショックアブソーバ支持部取付面43の取付点44を支える曲線を示したもので、尾根曲線A1,A2と、尾根曲線B1,B2と、尾根曲線Cとにより、荷重を矢印のように分散してサイドメンバ5とクォータパネル3に荷重を伝えるように構成されている。Eはホイールハウスインナパネル1との接合ラインである。
尾根曲線A1,A2は取付点44を中心に上下方向にそれぞれ広がる方向に湾曲するように構成されており、尾根曲線B1,B2は尾根曲線A1,A2の内側で尾根曲線A1,A2よりも大きい角度で取付点44を中心に上下方向にそれぞれ広がる方向に湾曲するように構成されている。尾根曲線Cは取付点44を中心に尾根曲線B1,B2の取付点44近傍を通る位置を通過して尾根曲線A1,A2と交差するように構成し、取付点44に加わる入力荷重をショックアブソーバ上端支持部補強部材4の幅方向および上下方向に分散して拡散するように構成されている。
上記構成によると、車両走行時のリヤサスペンションのショックアブソーバを通して伝わる突き上げ荷重は、ショックアブソーバの上端支持部を通してホイールハウスインナパネル1に設けられた取付部を通してホイールハウスインナパネル1およびホイールハウスインナパネル1を補強するショックアブソーバ上端支持部補強部材4により分散して吸収される。
ショックアブソーバ上端支持部補強部材4のショックアブソーバ支持部取付面43の取付点(固定部)44では、尾根曲線A1,A2を通して上下方向に分散して荷重を吸収する。尾根曲線A1,A2の上部ではショックアブソーバ上端支持部補強部材4の上部接合部を通してクォータパネル3に荷重が伝わり吸収する。
また、尾根曲線A1,A2の下部では延出部46がホイールハウスインナパネル1の室内側下端部に接合されていることからリヤフロアパネル2を介してサイドメンバ5に伝わり分散されて吸収される。尾根曲線A1,A2には隣接して側壁部41が配設されているので、側壁部41を通してホイールハウスインナパネル1に荷重が伝わり効率良く分散吸収される。
ショックアブソーバ上端支持部補強部材4は、剛性を確保するために車体前後方向の長さ、すなわち幅を持たせる必要がある。そのため、側壁部41の上面41aの幅を大きくすると、取付点44と尾根曲線A1,A2との距離が離れてしまう。そこで、尾根曲線A1,A2に隣接して尾根曲線B1,B2を設けることにより荷重を効率良く分散することができる。こうして、A1+B1,A2+B2の尾根線に沿って効率良く荷重を分散することができる。これら尾根曲線A1,A2および尾根曲線B1,B2は室内側に凸の湾曲面を有しているので、ホイールハウスインナパネル1の湾曲面と強調して荷重を吸収することができる。
また、尾根曲線Cは取付点44を中心に尾根曲線B1,B2の取付点44近傍を通る位置を通過して尾根曲線A1,A2と交差するように構成し、取付点44に加わる入力荷重をショックアブソーバ上端支持部補強部材4の幅方向および上下方向に分散して拡散することができるので、ショックアブソーバ上端支持部補強部材4の剛性を向上することができる。
前記ショックアブソーバ上端支持部取付面43の前端部から前記前面壁部45の下端部にかけて室内側に凸面の曲線領域で形成される尾根曲面Dを設けているので、剛性の向上を図ることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態のみに限定されるものではなく、例えば、上記実施の形態では車体の後部右側に設けられた後輪の懸架支持構造について説明したが車体の後部左側に設けられる後輪の懸架支持構造も同様の構成を採用することができる。また、ショックアブソーバ上端支持部補強部材4の側壁部41の幅は、ホイールハウスインナパネル1の下面側の配管等によって適宜拡幅して形成することができる。その他、本発明の技術的範囲を変更しない範囲内で適宜変更して実施し得ることは言うまでもない。
1 ホイールハウスインナパネル
2 リヤフロアパネル
3 クォータパネル
4 ショックアブソーバ上端支持部補強部材
5 サイドメンバ
41 側壁部
41a 上面
42 背面壁部
43 ショックアブソーバ上端支持部取付面
43a 前端部
44 取付点(ショックアブソーバ上端支持部の固定部)
45 前面壁部
46 延出部
A1,A2、B1,B2、C 尾根曲線
D 尾根曲面

Claims (6)

  1. リヤサスペンションのショックアブソーバ上端支持部を車室内フロア面に設けられたホイールハウスインナパネルに形成した車体後部の懸架支持構造において、前記ホイールハウスインナパネルを車室内側内壁面から、フロア面下部側にサイドメンバが配設されたフロア面にかけて設け、前記ホイールハウスインナパネルの上部曲面に、ショックアブソーバ上端支持部の固定部を形成したショックアブソーバ上端支持部補強部材を設け、このショックアブソーバ上端支持部補強部材のショックアブソーバ上端支持部の固定部における車体前後方向の両側に車幅方向に延びる側壁部を設け、この両側壁部の上面部によって形成される第1の尾根形状が前記ショックアブソーバ上端支持部の固定部の近傍を中心に、少なくとも車幅方向内側および外側に向けて広がるように形成したことを特徴とする車体後部の懸架支持構造。
  2. 前記ショックアブソーバ上端支持部補強部材の側壁部は、前記ホイールハウスインナパネルの車体外側部を固定するクォータパネルの壁面から前記ホイールハウスインナパネルの車体内側突出面にかけて設け、この側壁部の前記第1の尾根形状を前記ショックアブソーバ上端支持部の固定部の近傍を中心に、車幅方向外側に向けて徐々に高くなるように設け、かつ車幅方向内側に向けて徐々に低くなるように形成したことを特徴とする請求項1に記載の車体後部の懸架支持構造。
  3. 前記ショックアブソーバ上端支持部の固定部を前記左右の側壁部相互間に形成した段差部に設け、前記側壁部の最上部から前記段差部の室内側両側部に向けて第2の尾根形状を形成し、これら第2の尾根形状を前記第1の尾根形状よりも前記ショックアブソーバ上端支持部の固定部側に設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の車体後部の懸架支持構造。
  4. 前記第1の尾根形状および第2の尾根形状は室内側に向けて凸の湾曲形状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の車体後部の懸架支持構造。
  5. 前記ショックアブソーバ上端支持部の固定部が設けられた前記段差部の前端に室内側に凸の第3の尾根形状を形成し、この第3の尾根形状を前記第1の尾根形状および第2の尾根形状と交叉するように形成したことを特徴とする請求項3に記載の車体後部の懸架支持構造。
  6. 前記第3の尾根形状の下方側に、室内側に凸の曲面形状を形成したことを特徴とする請求項5に記載の車体後部の懸架支持構造。
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