JP2014111301A - 研磨装置及び研磨方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板の研磨時等に研磨テーブルの周囲に飛散した研磨液が研磨テーブルの周囲に配置されている種々の構成部品の表面に付着して乾燥することを防止する研磨装置を提供する。
【解決手段】研磨装置は、研磨面10aを有する研磨パッド10を支持するための研磨テーブル12と、トップリング14を有するトップリングヘッド16と、トップリングヘッド16を包囲するトップリングヘッドカバー24と、ドレッサ20を有するドレッサヘッド22と、ドレッサヘッド22を包囲するドレッサヘッドカバー30a,30b,30cと、トップリング14が基板受渡し位置に位置するときにトップリング14の上面及びトップリングヘッドカバー24の外面に洗浄液を噴霧する噴霧ノズル58,60,62と、ドレッサ20が退避位置に位置するときにドレッサヘッドカバー30a,30b,30cの外面に洗浄液を噴霧する噴霧ノズル62,64,66を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、研磨装置及び研磨方法に係り、特にウェハなどの研磨対象物(基板)の表面に、飛散して乾燥した研磨液によってスクラッチが発生することを防止しつつ、研磨対象物の表面を研磨して平坦化する研磨装置及び研磨方法に関する。
また、本発明は、研磨装置に係り、特に研磨テーブルの周囲に配置される各種カバー等が研磨液によって汚染されてしまうことを防止しつつ、ウェハなどの研磨対象物(基板)の表面を研磨して平坦化する研磨装置に関する。
ウェハの表面を研磨する研磨装置は、一般に、研磨面を有する研磨パッドを支持するための研磨テーブルと、ウェハを保持するトップリング(研磨ヘッド)とを備えている。そして、トップリングで保持したウェハを研磨パッドの研磨面に対して所定の圧力で押圧しつつ、研磨テーブルとトップリングとを相対運動させることにより、ウェハを研磨面に摺接させて、ウェハの表面を平坦かつ鏡面に研磨する。化学的機械研磨(CMP)にあっては、研磨時に、研磨パッド上に研磨液(スラリー)が供給される。
このように、研磨液を供給しながらウェハ等の基板の表面を研磨すると、研磨液が研磨テーブルの周辺に飛散する。研磨後には、研磨パッドの研磨面にアトマイザから液体(例えば純水)と気体(例えば窒素ガス)の混合流体または液体(例えば純水)を霧状に噴霧して研磨面が洗浄される。この研磨面のアトマイザによる洗浄時にも研磨面上に残留した研磨液が研磨テーブルの周辺に飛散する。そして、この飛散した研磨液が研磨テーブルの周囲に配置されている種々の構成部品や研磨装置を収納しているチャンバの内壁面等に付着し乾燥すると、この乾燥した研磨液が剥離して研磨テーブル上に落下し、基板にスクラッチを発生させる要因となる。
一般に、研磨装置の所定位置には、種々の洗浄ノズルが配置されており、この洗浄ノズルから研磨装置の所定の部位に向けて洗浄液を定期的に噴射することで、研磨テーブル及びその周辺に配置される構成部品等の表面に付着した研磨液を洗浄液で洗い流す。しかしながら、研磨液を洗浄液で洗い流すようにしても、研磨液が研磨テーブルの周辺に配置した構成部品等の表面に付着して乾燥してしまう場合がある。このように、研磨液が構成部品等の表面に付着して乾燥すると、乾燥した研磨液を洗浄液で洗い流すことが困難となる。そして、乾燥した研磨液が堆積を繰り返すと、やがて剥がれて研磨パッド上に落下して、基板にスクラッチを発生させる要因となる。
飛散した研磨液から、トップリングを有するトップリングヘッドを保護するため、トップリングヘッドをトップリングヘッドカバーで包囲することもある。研磨装置には、研磨面をドレッシングするドレッサが一般に備えられる。このドレッサを有するドレッシングヘッドをドレッシングヘッドカバーで包囲して、飛散する洗浄液から保護することもある。さらに、アトマイザの噴霧ノズルをアトマイザカバーで囲うことで、研磨パッドから跳ね返った混合流体や研磨液が飛散することを防止することもある。
アトマイザカバーは、一般にかなり複雑な形状を有しており、研磨パッドから跳ね返った研磨液を含む液体がアトマイザカバー内に留まり易い。また、アトマイザカバーは液体が溜まり易い角部を多く有しているため、その外面を洗浄液で洗浄することは一般に困難である。そして、アトマイザカバーに研磨液を含む液体が付着して固化すると、この固化物が研磨面上に落下して研磨面を汚染してしまう。
また、飛散した研磨液がトップリングヘッドカバーの内部に流入することを完全に防止することは困難である。このため、研磨液が、トップリングヘッドカバーの内部に入り込み、その内部に留まって、トップリングヘッドカバーやトップリングヘッドを汚染したり、研磨面に滴下して該研磨面を汚染したりすることがある。
特開2008−296293号公報 特開2007−168039号公報 特開2003−133277号公報
本発明は、基板の研磨時等に研磨テーブルの周囲に飛散した研磨液が研磨テーブルの周囲に配置されている種々の構成部品の表面に付着して乾燥することを防止することができ、基板表面でのスクラッチの発生を防止することができる研磨装置及び研磨方法を提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、研磨面から跳ね返った液体が内面に留まることを防止でき、しかも洗浄液による洗浄が比較的容易で、固形物の落下による研磨面の汚染を防止できるようにしたアトマイザカバーを有する研磨装置を提供することを第2の目的とする。
また、本発明は、トップリングヘッドカバーの内部に研磨液が入り込んでも、この研磨液でトップリングヘッドカバーやトップリングヘッドが汚染されることを防止することができ、さらに研磨液が研磨面に滴下して該研磨面が汚染されることを防止することができるトップリングヘッドカバーを有する研磨装置を提供することを第3の目的とする。
研磨装置の一態様は、研磨面を有する研磨パッドを支持するための回転自在な研磨テーブルと、前記研磨テーブルの上方の研磨位置と前記研磨テーブルの側方の基板受渡し位置との間を移動自在で基板を前記研磨面に押し付けるトップリングを有するトップリングヘッドと、前記トップリングヘッドを包囲するトップリングヘッドカバーと、前記研磨テーブルの上方のドレッシング位置と前記研磨テーブルの側方の退避位置との間を移動自在で前記研磨面をドレッシングするドレッサを有するドレッサヘッドと、前記ドレッサヘッドを包囲するドレッサヘッドカバーと、前記トップリングが前記基板受渡し位置にあるときに、前記トップリングの上面及び前記トップリングヘッドカバーの外面に洗浄液を噴霧する噴霧ノズルと、前記ドレッサが前記退避位置にあるときに、前記ドレッサヘッドカバーの外面に洗浄液を噴霧する噴霧ノズルを有する。
この構成によれば、トップリングが基板受渡し位置に位置している時に、トップリングの上面及びトップリングヘッドカバーの外面に噴霧ノズルから洗浄液を噴霧してトップリングの上面及びトップリングヘッドカバーの外面を湿潤状態に保つ。また、ドレッサが退避位置に位置している時に、ドレッサヘッドカバーの外面に噴霧ノズルから洗浄液を噴霧してドレッサヘッドカバーの外面を湿潤状態に保つ。したがって、トップリングの上面、トップリングヘッドカバーの外面、及びドレッサヘッドカバーの外面に研磨液が付着して乾燥することを防止することができる。
好ましい一態様において、研磨装置は、前記研磨面に洗浄流体を噴霧して該研磨面を洗浄するアトマイザと、前記アトマイザの外面に洗浄液を噴霧する噴霧ノズルを更に有する。
この構成によれば、例えばアトマイザから研磨面に洗浄流体を噴霧して研磨面を洗浄している時やドレッサで研磨面をドレッシングしている時を含め、基板を実際に研磨していない時に、アトマイザの外面に噴霧ノズルから洗浄液を噴霧してアトマイザの外面を湿潤状態に保つことで、アトマイザの外面に研磨液が付着して乾燥することを防止することができる。
好ましい一態様において、研磨装置は、前記研磨面に研磨液を供給する研磨液供給ノズルと、前記研磨液供給ノズルに洗浄液を噴霧する噴霧ノズルを更に有する。
この構成によれば、例えばアトマイザから研磨面に洗浄流体を噴霧して研磨面を洗浄している時やドレッサで研磨面をドレッシングしている時を含め、基板を実際に研磨していない時に、研磨液供給ノズルに噴霧ノズルから洗浄液を噴霧して研磨液供給ノズルを湿潤状態に保つことで、研磨液供給ノズルの外面に研磨液が付着して乾燥することを防止することができる。
好ましい一態様において、研磨装置は、前記研磨装置を内部に収納するチャンバの内壁面に洗浄液を噴霧する噴霧ノズルを更に有する。
この構成によれば、例えば基板を実際に研磨していない時に、噴霧ノズルからチャンバの内壁面に洗浄液を噴霧してチャンバの内壁面を湿潤状態に保つことで、チャンバの内壁面に研磨液が付着して乾燥することを防止することができる。
研磨方法の一態様は、基板を保持したトップリングを研磨テーブルの上方の研磨位置に移動させ、前記研磨テーブルを回転させ、研磨液供給ノズルから前記研磨テーブル上の研磨パッドの研磨面に研磨液を供給しながら、前記トップリングで基板を前記研磨面に押し付けて該基板を研磨し、研磨された基板を保持した前記トップリングを前記研磨位置から前記研磨テーブルの側方の基板受渡し位置に移動させ、前記トップリングの上面、及び該トップリングを有するトップリングヘッドを包囲するトップリングヘッドカバーの外面に洗浄液を噴霧する。
好ましい一態様において、研磨方法は、前記トップリングが前記基板受渡し位置にあるとき、ドレッサを該研磨テーブルの上方のドレッシング位置に移動させ、前記ドレッサを前記研磨面に押し付けて該研磨面のドレッシングを行い、前記ドレッサを前記ドレッシング位置から前記研磨テーブルの側方の退避位置に移動させ、前記ドレッサを有するドレッサヘッドを包囲するドレッサヘッドカバーの外面に洗浄液を噴霧する。
好ましい一態様において、研磨方法は、基板を研磨していない時に、アトマイザから前記研磨面に洗浄流体を噴霧して該研磨面を洗浄しつつ、前記アトマイザの外面に洗浄液を噴霧する。
好ましい一態様において、研磨方法は、基板を研磨していない時に、前記研磨液供給ノズルに洗浄液を噴霧する。
研磨装置のさらに他の態様は、研磨面を有する研磨パッドを支持するための回転自在な研磨テーブルと、前記研磨面に洗浄流体を噴霧して該研磨面を洗浄するアトマイザヘッドと、前記アトマイザヘッドの上面を覆うアトマイザカバーと、前記アトマイザカバーは、半円筒形状を有する半円筒頂板と、前記半円筒頂板の両下端から下方に延びる第1側板及び第2側板を有し、前記半円筒頂板は、前記アトマイザカバーの基端から先端まで半径が一定である円弧状の縦断面を有する第1頂板と、前記アトマイザカバーの基端から先端に向けて半径が徐々に小さくなる円弧状の縦断面を有する第2頂板を有し、前記第1頂板の頂部と前記第2頂板の頂部が互いに接続されて、前記半円筒頂板を形成する。
この構成によれば、アトマイザカバーを、その内面や外面に液体が飛散しても流れ落ちやすい、角部のない平滑な形状にして、アトマイザカバーが研磨液を含む液体で汚染されることを防止することができる。さらに、アトマイザカバーに付着した研磨液を含む液体の払拭性を良くすることができる。したがって、研磨液を含む液体がアトマイザカバーの内面や外面で固化することを防止でき、さらに固化物の落下による研磨面の汚染を防止することができる。
好ましい一態様において、前記半円筒頂板、前記第1側板、及び前記第2側板は、樹脂で一体成形されている。
アトマイザカバーを角部のない平滑な形状にすることで、樹脂による一体成形が可能となる。
好ましい一態様において、前記半円筒頂板、前記第1側板、及び前記第2側板は、樹脂で一体成形されている。
この構成によれば、アトマイザカバーの半円筒頂板から側板上を流下して側板の下端面に達した液体が、該下端面上をアトマイザカバーの先端から基端に向けて流れるようにすることができる。
好ましい一態様において、前記第2側板は前記第2頂板に接続されており、前記第2側板には、水平方向に突出する突出部が設けられている。
このように第2側板に突出部を一体に設けることで、アトマイザカバーを突出部で補強することができる。さらに、突出部によって液体の飛散を防止することができる。
好ましい一態様において、研磨装置は、基板を保持し回転させながら前記研磨面に押し付けるトップリングを有するトップリングヘッドと、前記トップリングヘッドを包囲するトップリングヘッドカバーを更に有し、前記トップリングヘッドカバーは、前記トップリングヘッドを囲む側部カバーと、前記側部カバーの下端開口部を閉塞する下部カバーを有し、前記下部カバーは、前記トップリングが前記研磨テーブルの上方の研磨位置にある時に、前記研磨テーブルの半径方向の外方に向けて下方に傾斜する底板を有する。
この構成によれば、トップリングヘッドカバーの内部に入り込んだ研磨液は、下部カバーの底板に達し、この底板の勾配に沿って流れて、研磨テーブルの側方に集められる。従って、研磨液でトップリングヘッドカバーやトップリングヘッドが汚染されたり、研磨液が研磨面に滴下して該研磨面が汚染されたりすることを防止することができる。
好ましい一態様において、前記下部カバーは、前記底板の外周部から上方に延び、前記側部カバーの側板に接触または近接する側板を有する。
この構成によれば、側部カバーと下部カバーとの連結部を、側部カバーと下部カバーの間の角部よりも上方に位置させることができ、これによって、両者の間の角部に研磨液が溜まってしまうことを防止することができる。
上述した研磨装置によれば、トップリングの上面、トップリングヘッドカバーの外面、及びドレッサヘッドカバーの外面等の研磨テーブルの周辺に配置される構成部品を湿潤状態に保ち、これによって、上記構成部品上に研磨液が付着して乾燥することを防止することができる。結果として、乾燥した研磨液が研磨テーブル上に落下することを防止し、基板にスクラッチを発生させることを防止することができる。
上述した研磨装置によれば、アトマイザカバーが研磨液を含む液体で汚染されることを防止すると共に、アトマイザカバーに付着した研磨液を含む液体の払拭性を良くすることができる。したがって、研磨液を含む液体がアトマイザカバーの内面や外面で固化することを防止でき、さらに固化物の落下による研磨面の汚染を防止することができる。更に、トップリングヘッドカバーの内部に研磨液が入り込んでも、研磨液でトップリングヘッドカバーやトップリングヘッドが汚染されたり、研磨液が研磨面に滴下して該研磨面が汚染されたりすることを防止することができる。
トップリングが研磨テーブルの上方の研磨位置にあり、ドレッサが研磨テーブルの上方のドレッシング位置にあるときの、本発明の一実施形態に係る研磨装置を示す斜視図である。 トップリングが研磨テーブルの側方の基板受渡し位置にあり、ドレッサが研磨テーブルの側方の退避位置にあるときの、図1に示す研磨装置を噴霧ノズルと共に示す正面図である。 トップリングが研磨テーブルの側方の基板受渡し位置にあり、ドレッサが研磨テーブルの側方の退避位置にあるときの、図1に示す研磨装置を噴霧ノズルと共に示す平面図である。 図1に示す研磨装置に備えられているアトマイザを噴霧ノズルと共に示す正面図である。 図1に示す研磨装置に備えられている研磨液供給ノズルを噴霧ノズルと共に示す斜視図である。 チャンバの周壁に設けられる防水プレートを示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係る研磨装置を示す斜視図である。 アトマイザヘッドを想像線で示すアトマイザカバーの正面図である。 アトマイザカバーの底面図である。 図8の左側面図である。 図8の右側面図である。 トップリングヘッドカバーの下部カバーを拡大して示す正面図である。 図12のA−A線断面図である。 第2ドレッサヘッドカバーの縦断面図である。 研磨液供給ノズルの詳細を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態の研磨装置を示す斜視図である。図1は、トップリング14が研磨テーブル12の上方の研磨位置にあり、ドレッサ20が研磨テーブル12の上方のドレッシング位置にある状態を示している。なお、図1は、噴霧ノズルを全て省略している。
図1に示すように、この研磨装置は、上面を研磨面10aとした研磨パッド10と、上面に研磨パッド10を取付けた研磨テーブル12と、ウェハなどの基板(被研磨物)を研磨パッド10の研磨面(上面)10aに摺接させて研磨するトップリング14を有するトップリングヘッド16と、研磨パッド10の研磨面10aの目立て(ドレッシング)を行うドレッサ20を有するドレッサヘッド22とを備えている。研磨テーブル12は、図示しないモータに連結されており、このモータによって、研磨テーブル12および研磨パッド10は、矢印で示す方向に回転する。
トップリングヘッド16の、トップリング14を除く主要部は、トップリングヘッドカバー24で包囲されている。トップリングヘッド16は、回転自在なトップリングヘッド揺動軸26の上端に連結されている。トップリングヘッド揺動軸26は、トップリングヘッドカバー24の底板を貫通して上方に延びている。トップリング14は、トップリングヘッドカバー24の底板を貫通して下方に延出するトップリング駆動軸28の下端に連結されている。トップリング14の下面は、真空吸着などにより基板を保持する基板保持面を構成している。
トップリング14は、トップリングヘッド揺動軸26の回転に伴うトップリングヘッド16の揺動によって、図1に示す、研磨テーブル12の直上方の研磨位置と、図2及び図3に示す、研磨テーブル12の側方の基板受渡し位置との間を移動する。
ドレッサヘッド22の、ドレッサ20を除く主要部は、3つのドレッサヘッドカバー、すなわち第1ドレッサヘッドカバー30a、第2ドレッサヘッドカバー30b、及び第3ドレッサヘッドカバー30cで包囲されている。ドレッサヘッド22は、第1ドレッサヘッドカバー30aの底板を貫通して上方に延びる回転自在なドレッサヘッド揺動軸32の上端に連結されている。ドレッサ20は、第2ドレッサヘッドカバー30bの底板を貫通して下方に延出するドレッサ駆動軸38の下端に連結されている。
ドレッサ20は、ドレッサヘッド揺動軸32の回転に伴うドレッサヘッド22の揺動によって、図1に示す、研磨テーブル12の直上方のドレッシング位置と、図2及び図3に示す、研磨テーブル12の側方の退避位置との間を移動する。
研磨テーブル12に隣接して、研磨パッド10の研磨面10aに液体(例えば純水)と気体(例えば窒素ガス)の混合流体または液体(例えば純水)などの洗浄流体を霧状に噴霧(噴射も含む)して該研磨面10aを洗浄するアトマイザ40が配置されている。アトマイザ40の上面はアトマイザカバー42から構成されている。アトマイザ40の下面には、その長手方向に沿った所定間隔で、洗浄流体を下方に噴出する多数の噴出口(図示せず)が設けられている。このアトマイザ40は、アトマイザ揺動軸44の上端に連結され、このアトマイザ揺動軸44の回転に伴って、図1に実線で示す研磨テーブル12の側方に位置する退避位置と、図1に想像線で示す研磨テーブル12の上方に位置する洗浄位置との間を揺動する。
研磨テーブル12に隣接して、先端の供給口46aから研磨パッド10の研磨面10aに研磨液(スラリー)を供給する研磨液供給ノズル46が配置されている。この研磨液供給ノズル46は、ノズル揺動軸48の上端に連結され、このノズル揺動軸48の回転に伴って、図1に示す、供給口46aが研磨テーブル12の上方に位置する研磨液供給位置と、供給口46aが研磨テーブル12の側方に位置する退避位置(図示せず)との間を揺動する。研磨液供給ノズル46は、この例では、複数の研磨液チューブを1本のパイプ50の中に纏めて構成されている。
研磨テーブル12、トップリングヘッド16、ドレッサヘッド22、アトマイザ40、及び研磨液供給ノズル46は動作制御部5に接続されており、これらの機器の動作は動作制御部5によって制御される。
図2及び図3に示すように、研磨装置は、チャンバ52の内部に収容されている。チャンバ52の内部には、チャンバ52の内壁面に純水等の洗浄液を噴霧する噴霧ノズル、つまり、天井壁52aに洗浄液を噴霧する天井壁噴霧ノズル54と、周壁52bに洗浄液を噴霧する周壁噴霧ノズル56が配置されている。
チャンバ52の内部には、トップリング14が研磨テーブル12の側方の基板受渡し位置にある時に、トップリング14の上面に洗浄液を噴霧するトップリング噴霧ノズル58が配置されている。このトップリング噴霧ノズル58は、基板受渡し位置にあるトップリング14の側上方に配置されている。更に、トップリングヘッドカバー24の外面に洗浄液を噴霧する噴霧ノズル、つまりトップリングヘッドカバー24の研磨テーブル側の側面に斜め上方から洗浄液を噴霧する上部噴霧ノズル60、及びトップリングヘッドカバー24の研磨テーブル側の側面に向けて水平方向に洗浄液を噴霧する側部噴霧ノズル62が配置されている。この上部噴霧ノズル60は、その長手方向に沿って多数の噴出口60aを有し、水平方向に配置されている。
チャンバ52の内部には、ドレッサ20が研磨テーブル12の側方の退避位置にある時に、ドレッサヘッドカバー30a,30b,30cの外面に洗浄液を噴霧する噴霧ノズル、つまりドレッサヘッドカバー30a,30b,30cの研磨テーブル側の側面に斜め上方から洗浄液を噴霧する上部噴霧ノズル64、及びドレッサヘッドカバー30a,30b,30cの研磨テーブル側の側面に向けて水平方向に洗浄液を噴霧する側部噴霧ノズル66が配置されている。この上部噴霧ノズル64は、その長手方向に沿って多数の噴出口64aを有し、水平方向に配置されている。
図4に示すように、アトマイザ揺動軸44の上端には、アトマイザ揺動軸44と一体に回転するブラケット70が連結されている。このブラケット70には、アトマイザカバー42が洗浄位置及び退避位置の双方に位置する時に、アトマイザカバー42の全域に洗浄液を噴霧する噴霧ノズル72が取付けられている。この例では2個の噴霧ノズル72が設けられている。
図5に示すように、ノズル揺動軸48の上端には、ノズル揺動軸48と一体に回転するブラケット74が連結されている。このブラケット74には、研磨液供給ノズル46の供給口46aが研磨テーブル12の側方の退避位置に位置するときに、研磨液供給ノズル46の全域に、つまりパイプ50の外面に洗浄液を噴霧する噴霧ノズル76が取付けられている。この例では2個の噴霧ノズル76が設けられている。
上述した噴霧ノズル54,56,58,60,62,64,66,72,76の、洗浄液の噴霧開始及び停止を含む動作は、動作制御部5によって制御される。
以下、上述した研磨装置の動作シーケンスについて説明する。この動作シーケンスは、動作制御部5に予め設定されている動作レシピに従って動作制御部5により制御される。基板受渡し位置にあるときにトップリング14が基板を受け取り、トップリング14を研磨テーブル12の上方の研磨位置に移動させた後、基板を回転させながら下降させ、回転中の研磨パッド10の研磨面10aに基板を摺接させることで基板を研磨する。この研磨時に、退避位置から研磨液供給位置に移動させた研磨液供給ノズル46から研磨面10aに研磨液を供給する。
基板の研磨が終了した後、トップリング14を上昇させる。さらに、トップリング14を研磨テーブル12の側方の基板受渡し位置に移動させて、研磨された基板を次工程に渡す。同時に、研磨液供給ノズル46を研磨液供給位置から退避位置に移動させる。
基板の研磨が終了した後、ドレッサ20を退避位置からドレッシング位置に移動させる。さらにドレッサ20を回転させながら下降させて、ドレッサ20の下面を回転中の研磨パッド10の研磨面10aに摺接させることで、研磨面10aをドレッシングする。研磨面10aのドレッシングが終了した後は、ドレッサ20をドレッシング位置から退避位置に移動させる。
更に、アトマイザ40を退避位置から洗浄位置に移動させ、その後アトマイザ40から研磨パッド10の研磨面10aに洗浄流体を噴出し、これによって、研磨面10aの洗浄を行う。そして、研磨面10aの洗浄が終了した時に、アトマイザ40を洗浄位置から退避位置に移動させる。この例では、アトマイザ40を洗浄位置から退避位置に移動できるようにしているが、アトマイザ40を洗浄位置に固定するようにしてもよい。
トップリング14が基板受渡し位置にある時に、トップリング14の側上方に配置されたトップリング噴霧ノズル58からトップリング14の上面に洗浄液を噴霧し、同時に、トップリングヘッドカバー24の周囲に配置された上部噴霧ノズル60及び側部噴霧ノズル62からトップリングヘッドカバー24の外面に洗浄液を噴霧する。これによって、トップリング14の上面及びトップリングヘッドカバー24の外面を、噴霧された洗浄液で湿潤状態に保つ。このように、洗浄液で湿潤状態に保つことによって、研磨液が湿潤状態の表面に接触しても、その表面に研磨液が付着してしまうことを防ぐことができ、しかも研磨液が乾燥してしまうことを防ぐことができる。また、トップリング14が基板受渡し位置に位置している時に、トップリング噴霧ノズル58、上部噴霧ノズル60、及び側部噴霧ノズル62から洗浄液を噴霧するので、この噴霧した洗浄液が研磨パッド10の上に落ちることはなく、研磨パッド10の研磨性能に影響を与えることはない。
トップリング14が基板受渡し位置から研磨位置に移動する前に、トップリング噴霧ノズル58、上部噴霧ノズル60、及び側部噴霧ノズル62からの洗浄液の噴霧が停止される。このように、動作制御部5は、トップリング14の位置に基づいて噴霧ノズル58,60,62からの洗浄液の噴霧開始及び停止を制御する。
ドレッサ20が研磨テーブル12の側方の退避位置にある時に、ドレッサヘッドカバー30a,30b,30cの周囲に配置された上部噴霧ノズル64及び側部噴霧ノズル66からドレッサヘッドカバー30a,30b,30cの外面に洗浄液を噴霧する。これによって、ドレッサヘッドカバー30a,30b,30cの外面を、噴霧された洗浄液で湿潤状態に保つ。このように、洗浄液で湿潤状態に保つことによって、研磨液が湿潤状態の表面に接触しても、その表面に研磨液が付着してしまうことを防ぐことができ、しかも研磨液が乾燥してしまうことを防ぐことができる。
ドレッサ20が退避位置からドレッシング位置に移動する前に、上部噴霧ノズル64及び側部噴霧ノズル66からの洗浄液の噴霧が停止される。このように、動作制御部5は、ドレッサ20の位置に基づいて上部噴霧ノズル64及び側部噴霧ノズル66からの洗浄液の噴霧開始及び停止を制御する。
洗浄位置にあるアトマイザ40が研磨面10aに混合流体または液体などの洗浄流体を噴霧して研磨面10aを洗浄している時や、アトマイザ40が退避位置に位置しつつドレッサ20で研磨面10aをドレッシングしている時を含め、基板を実際に研磨していない時に、アトマイザカバー42の外面に噴霧ノズル72から洗浄液を噴霧する。これによって、アトマイザカバー42の外面を、噴霧された洗浄液で湿潤状態に保つ。このように、洗浄液で湿潤状態に保つことによって、研磨液が湿潤状態の表面に接触しても、その表面に研磨液が付着してしまうことを防ぐことができ、しかも研磨液が乾燥してしまうことを防ぐことができる。
特に、アトマイザ40から研磨面10aに洗浄流体を噴霧して研磨面10aを洗浄している時に、アトマイザカバー42の外面に噴霧ノズル72から洗浄液を噴霧することで、研磨面10aから跳ね返った洗浄流体がアトマイザカバー42に付着するのを防止することができる。
研磨パッド10上で基板が研磨されているときは、洗浄液はアトマイザカバー42には噴霧されない。このように、動作制御部5は、基板が研磨されているか否かに基づいて、噴霧ノズル72からの洗浄液の噴霧開始及び停止を制御する。
なお、前述のように、アトマイザ40を洗浄位置に固定して、基板を研磨していない時に、アトマイザカバー42の外面に噴霧ノズル72から洗浄液を噴霧するようにしてもよい。アトマイザカバー42を覆う洗浄液は、研磨パッド10上にある液がドレッシング中に飛び散ってアトマイザ40に付着することを防止することができる。なお、この場合、噴霧ノズル72から噴霧した洗浄液が研磨パッド10の上に落下するが、その洗浄液は、アトマイザ40から研磨面10aに同時に供給される洗浄流体で除去されるので、研磨パッド10の上に残留することはない。
アトマイザ40から研磨面10aに混合流体または液体などの洗浄流体を噴霧して研磨面10aを洗浄している時や、ドレッサ20で研磨面10aをドレッシングしている時を含め、研磨液供給ノズル46が退避位置に位置して、基板を実際に研磨していない時に、研磨液供給ノズル46、つまりパイプ50に噴霧ノズル76から洗浄液を噴霧する。これによって、研磨液供給ノズル46、つまりパイプ50の外面を、噴霧された洗浄液で湿潤状態に保つ。このように、洗浄液で湿潤状態に保つことによって、研磨液が湿潤状態の表面に接触しても、その表面に研磨液が付着してしまうことを防ぐことができ、しかも研磨液が乾燥してしまうことを防ぐことができる。
研磨液供給ノズル46が退避位置から研磨液供給位置に移動する前に、噴霧ノズル76からの洗浄液の噴霧が停止される。このように、動作制御部5は、研磨液供給ノズル46の位置に基づいて噴霧ノズル76からの洗浄液の噴霧開始及び停止を制御する。
この例では、研磨液供給ノズル46を研磨液供給位置から退避位置に移動できるようにしているが、前述のアトマイザ40と同様に、研磨液供給ノズル46を研磨液供給位置に固定するようにしてもよい。この場合、アトマイザ40から研磨面10aに洗浄流体を噴霧して研磨面10aを洗浄している時や、ドレッサ20で研磨面10aをドレッシングしている時に、研磨液供給位置に位置する研磨液供給ノズル46に洗浄液を噴霧して研磨液供給ノズル46を湿潤に保つことができる。
更に、基板を実際に研磨していない時に、チャンバ52の天井壁52aに天井壁噴霧ノズル54から、チャンバ52の周壁52bに周壁噴霧ノズル56から洗浄液をそれぞれ噴霧する。これによって、チャンバ52の内壁面を構成する天井壁52a及び周壁52bを洗浄液で湿潤状態に保つ。このように、洗浄液で湿潤状態に保つことによって、研磨液が湿潤状態の表面に接触しても、その表面に研磨液が付着してしまうことを防ぐことができ、しかも研磨液が乾燥してしまうことを防ぐことができる。
研磨パッド10上で基板が研磨されているときは、洗浄液はチャンバ52の天井壁52a及び周壁52bには噴霧されない。このように、動作制御部5は、基板が研磨されているか否かに基づいて、天井壁噴霧ノズル54及び周壁噴霧ノズル56からの洗浄液の噴霧開始及び停止を制御する。
図6に示すように、防水プレート84をチャンバ52の周壁52bの所定位置に設けてもよい。防水プレート84は、平板状の支持板80と、鉛直方向に沿って所定間隔で支持板80に取り付けられた複数の折返し板82とを有している。各折返し板82は、下方に傾斜している。このように構成された防水プレート84は、研磨パッド10からの気流の跳ね返りを防止することができる。
この研磨装置によれば、トップリング14の上面、トップリングヘッドカバー24の外面、及びドレッサヘッドカバー30a,30b,30cの外面等の研磨テーブル12の周辺に配置される構成部品を、研磨等の各処理に影響を与えることなく、湿潤状態に保ことができる。これによって、研磨テーブル12の周辺に配置される構成部品に研磨液が付着して乾燥することを防止することができ、さらに乾燥した研磨液が研磨テーブル12上に落下して基板にスクラッチを発生させることを防止することができる。
上述したすべての噴霧ノズルからの洗浄液の噴霧開始及び停止は、動作制御部5に設定されている動作レシピに従って実行される。これらの噴霧ノズルから供給された洗浄液は、研磨装置がアイドル運転(待機運転)中においても上記構成部品を湿潤状態に保つことができる。研磨装置のアイドル運転とは、比較的長い時間基板の研磨が実行されないときの待機運転であり、例としては、1つのロット内のすべての基板の研磨を完了してから、次のロット内の基板の研磨を開始するまでの間の待機運転が挙げられる。
なお、研磨液等が付着し難くするため、研磨テーブル12の周辺に配置される構成部品の一部または全てに、撥水コートを施してもよい。
図7は、本発明の他の実施形態の研磨装置を示す斜視図である。特に説明しない構成及び動作は、図1に示す実施形態の構成及び動作と同様であるので、その重複する説明を省略する。図7においては、動作制御部5の図示は省略されている。
図7に示すように、アトマイザ40は、研磨パッド10の研磨面10aに液体(例えば純水)と気体(例えば窒素ガス)の混合流体または液体(例えば純水)などの洗浄流体を霧状に噴霧(噴射も含む)して該研磨面10aを洗浄するアトマイザヘッド89(図8参照)と、アトマイザヘッド89の上面を覆うアトマイザカバー42とを有している。アトマイザヘッド89の下面には、その長手方向に沿った所定間隔で、洗浄流体を下方に噴出する多数の噴霧ノズル89a(図8参照)が設けられている。このアトマイザ40は、アトマイザ揺動軸44の上端に連結され、このアトマイザ揺動軸44の回転に伴って、図7に実線で示す研磨テーブル12の側方に位置する退避位置と、図7に想像線で示す研磨テーブル12の上方に位置する洗浄位置との間を揺動する。
図8乃至図11は、アトマイザカバー42を示す。図8及び図9において、左側がアトマイザカバー42の基端側で、右側がアトマイザカバー42の先端側である。図8乃至図11に示すように、アトマイザカバー42は、半径Rが一定で1/4円状の縦断面を有する第1頂板90aと、基端から先端に向けて半径が徐々に小さくなる、すなわち基端側の半径Rが先端側半径の半径Rよりも大きい(R>R)1/4円状の縦断面を有する第2頂板90bとを有している。第1頂板90aの頂部と第2頂板90bの頂部は互いに接続されて、半円筒形状の半円筒頂板90を構成している。この半円筒頂板90は半円状の縦断面を有している。さらに、アトマイザカバー42は、半円筒頂板90の両下端からスムーズに連続して鉛直方向に垂下する2つの側板、すなわち第1側板92及び第2側板94を有している。第1側板92の上端は第1頂板90aの下端に一体に接続され、第2側板94の上端は第2頂板90bの下端に一体に接続されている。
第1頂板90a、第2頂板90b、及び側板92,94は、下端が開口した空間96をアトマイザカバー42内に形成している。第1頂板90aの頂部及び第2頂板90bの頂部(すなわち半円筒頂板90の頂部)を鉛直方向に通る想像面を鉛直面Y−Yと定義すると、アトマイザカバー42内の空間96では、鉛直面Y−Yから第1側板92までの幅aは一定であり、鉛直面Y−Yから第2側板94までの幅bは、基端から先端に向けて、徐々に小さくなる。アトマイザカバー42内の空間96は、鉛直面Y−Yを中心として非対称である。この空間96内には、図8に示すように、研磨面10aに液体(例えば純水)と気体(例えば窒素ガス)の混合流体または液体(例えば純水)などの洗浄流体を霧状に噴霧して研磨面10aを洗浄する噴霧ノズル89aを有するアトマイザヘッド89が、その上面をアトマイザカバー42で覆われて収納される。
この例では、共に1/4円状の縦断面を有する第1頂板90aと第2頂板90bとを頂部において互いに連結して半円筒頂板90を形成しているが、共に円弧状の縦断面を有する第1頂板と第2頂板とをそれらの頂部において互いに連結して半円筒頂板を形成するようにしてもよい。
第2頂板90bに接続された第2側板94には、外方への突出量が基端から先端に向けて徐々に小さくなる突出部98が一体に設けられている。この突出部98は、噴霧ノズル89aから研磨パッド10に洗浄流体を噴霧したときに、研磨パッド10から巻き上がる洗浄流体がチャンバ52(図2参照)内に拡散するのを防止する役目を果たす。突出部98が形成されていない第2側板94の部分の下端面94aと、突出部98の下端面98aは連続的に接続されている。この例では、第2頂板90bに接続された第2側板94にのみ突出部98を設けているが、第1頂板90aに接続された第1側板92にも突出部を設けるようにしてもよい。
第1側板92の下端面92aは、図8に示すように、水平面X−Xに対して、アトマイザカバー42の先端から基端に向けて下方に傾斜する勾配を有している。同様に、互いに接続された第2側板94の下端面94aと突出部98の下端面98aは、先端から基端に向けて下方に傾斜する勾配を有している。
このアトマイザカバー42は、例えばポリ塩化ビニル等の樹脂で一体成型される。樹脂の一体成型における抜き勾配は、例えば1.5°である。つまり、図10において、第1頂板90aに接続された第1側板92の鉛直部92Aと、第2頂板90bに接続された第2側板94の鉛直部94Bは、互いに平行ではなく、両者間の距離が下向きの方向に沿って徐々に拡がるようになっている。このアトマイザカバー42は、このように樹脂で一体成型可能な形状を有している。
このアトマイザカバー42の頂板90の先端側裏面には、矩形状のノルシール100が取付けられ、基端側に設けられた切欠き部にはボルト取付け具102が取付けられている。このボルト取付け具102の内部には、アトマイザカバー42の長手方向に延びる長穴102aが設けられている。
アトマイザカバー42は、ボルト取付け具102の長穴102a内に、図示しないボルトの軸部を挿通させ、ボルトを締付けてボルトの頭部をボルト取付け具102に当接させることで、所定位置に1本のボルトで固定される。長穴102aを介して、アトマイザカバー42の長手方向に沿った取付け位置が微調整される。
アトマイザカバー42は、その内面や外面に液体が接触しても流れ落ちやすい、角部のない平滑な形状を有している。このような形状により、アトマイザカバー42が研磨液を含む液体で汚染されることを防止すると共に、アトマイザカバー42に付着した研磨液を含む液体の払拭性を良くすることができる。しかも、アトマイザカバー42を角部のない平滑な形状にすることで、樹脂による一体成形が可能となる。
上述したように、第1頂板90aに接続された第1側板92の下端面92aは、水平面X−Xに対して、アトマイザカバー42の先端から基端に向けて下方に傾斜している。同様に、第2頂板90bに接続された第2側板94の下端面94aと突出部98の下端面98aは、アトマイザカバー42の先端から基端に向けて下方に傾斜している。液体は、アトマイザカバー42の半円筒頂板90から側板92,94に流下し、更には突出部98上を流下して側板92,94の下端面92a,94a及び突出部98の下端部98aに達する。下端面92a,94a,98aは水平面X−Xに対して傾斜しているので、液体はこれらの下端面92a,94a,98a上をアトマイザカバー42の先端から基端に向けて流れる。
更に、第2頂板90bに接続された第2側板94に突出部98を一体に設けることで、アトマイザカバー42を突出部98で補強することができる。
図7に示すように、トップリングヘッドカバー24は、側板110を有する側部カバー112と、側部カバー112の下端開口部を閉塞する下部カバー114を有している。図12は、下部カバー114の詳細を示す。図12に示すように、下部カバー114は、底板116と、該底板116の外周部から上方に延び、側部カバー112の側板110と共に、トップリングヘッド16の周囲を囲繞する側板118を有している。トップリング14は、下部カバー114の底板116を貫通して下方に延出するトップリング駆動軸28の下端に連結されている。
下部カバー114の底板116は、トップリング14が研磨面10aの上方の研磨位置にある時に、研磨テーブル12の半径方向の外方に向けて下方に傾斜する勾配を有している。つまり、下部カバー114の底板116は、トップリングヘッド揺動軸26に向かって下方に傾斜する勾配を有している。
トップリングヘッドカバー24の内部に入り込んだ研磨液は、下部カバー114の底板116に達し、この底板116の勾配に沿って流れて、研磨テーブル12の側方に集められる。従って、研磨液でトップリングヘッドカバー24やトップリングヘッド16が汚染されたり、研磨液が研磨面10aに滴下して該研磨面10aが汚染されたりすることを防止することができる。
図13は、図12のA−A線拡大断面図を示す。図13に示すように、下部カバー114の側板118の上端面が、側部カバー112の側板110の下端面に接触または近接した状態で、側板118及び側板110の裏面にノルシール120が取り付けられている。このノルシール120によってこれら側板110,78の間の隙間がシールされている。このような構造は、側部カバー112と下部カバー114との連結部を、側部カバー112と下部カバー114の間の角部よりも上方に位置させることができる。側部カバー112と下部カバー114との連結部が角部に存在すると、研磨液が角部に滞留しやすくなる。図13に示す構成は、このような問題を解決することができる。さらに、ノルシール120は、研磨液のトップリングヘッドカバー24内への侵入を防ぐことができる。
図14は、第2ドレッサヘッドカバー30bの縦断面図を示す。図14に示すように、第2ドレッサヘッドカバー30bは、略円筒状の上部側板122と下部側板124とを有している。上部側板122の下端面を下部側板124の上端面に接触または近接させた状態で、上部側板122及び下部側板124の外周面にテープ126が貼り付けられている。このテープ126によって上部側板122と下部側板124との間の隙間がシールされている。そして、上部側板122の内周面に取付けた突条部128と下部側板124の内周面に取付けた突条部130との間に緩衝材132が配置されている。このような構造により、上部側板122と下部側板124との連結部を上方に移動させるとともに、第2ドレッサヘッドカバー30b内への液体の侵入を防ぐことができる。
上部側板122の上部には、上部側板122の鉛直部を水平部にスムーズに接続する曲面部120aが形成されている。このような曲面部120aにより、上部側板122の外面上を水滴がスムーズに流れるようにすることができる。
なお、第2ドレッサヘッドカバー30bと同様な構成を、第1ドレッサヘッドカバー30aに採用してもよい。
図15は、研磨液供給ノズル46の詳細を示す。図15に示すように、研磨液供給ノズル46は、複数の研磨液チューブ134を一本のパイプ50内に纏めて構成されている。これにより、研磨液チューブ134間の隙間内への研磨液の侵入を防止するとともに、研磨液供給ノズル46の洗浄性を向上させることができる。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうることである。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲とすべきである。
5 動作制御部
10 研磨パッド
10a 研磨面
12 研磨テーブル
14 トップリング
16 トップリングヘッド
20 ドレッサ
22 ドレッサヘッド
24 トップリングヘッドカバー
30a,30b,30c ドレッサヘッドカバー
40 アトマイザ
42 アトマイザカバー
46 研磨液供給ノズル
50 パイプ
52 チャンバ
54 天井壁噴霧ノズル
56 周壁噴霧ノズル
58 トップリング噴霧ノズル
60,64 上部噴霧ノズル
62,66 側部噴霧ノズル
72,76 噴霧ノズル
84 防水プレート
89 アトマイザヘッド
90 半円筒頂板
90a 第1頂板
90b 第2頂板
92,94 側板
96 空間
98 突出部
100 ノルシール
102 ボルト取付け具
110 側板
112 側部カバー
114 下部カバー
116 底板
118 側板
120 ノルシール
122 上部側板
124 下部側板
126 テープ
132 緩衝材
134 研磨液チューブ

Claims (14)

  1. 研磨面を有する研磨パッドを支持するための回転自在な研磨テーブルと、
    前記研磨テーブルの上方の研磨位置と前記研磨テーブルの側方の基板受渡し位置との間を移動自在で基板を前記研磨面に押し付けるトップリングを有するトップリングヘッドと、
    前記トップリングヘッドを包囲するトップリングヘッドカバーと、
    前記研磨テーブルの上方のドレッシング位置と前記研磨テーブルの側方の退避位置との間を移動自在で前記研磨面をドレッシングするドレッサを有するドレッサヘッドと、
    前記ドレッサヘッドを包囲するドレッサヘッドカバーと、
    前記トップリングが前記基板受渡し位置にあるときに、前記トップリングの上面及び前記トップリングヘッドカバーの外面に洗浄液を噴霧する噴霧ノズルと、
    前記ドレッサが前記退避位置にあるときに、前記ドレッサヘッドカバーの外面に洗浄液を噴霧する噴霧ノズルを有することを特徴とする研磨装置。
  2. 前記研磨面に洗浄流体を噴霧して該研磨面を洗浄するアトマイザと、
    前記アトマイザの外面に洗浄液を噴霧する噴霧ノズルを更に有することを特徴とする請求項1に記載の研磨装置。
  3. 前記研磨面に研磨液を供給する研磨液供給ノズルと、
    前記研磨液供給ノズルに洗浄液を噴霧する噴霧ノズルを更に有することを特徴とする請求項1に記載の研磨装置。
  4. 前記研磨装置を内部に収納するチャンバの内壁面に洗浄液を噴霧する噴霧ノズルを更に有することを特徴とする請求項1に記載の研磨装置。
  5. 基板を保持したトップリングを研磨テーブルの上方の研磨位置に移動させ、
    前記研磨テーブルを回転させ、研磨液供給ノズルから前記研磨テーブル上の研磨パッドの研磨面に研磨液を供給しながら、前記トップリングで基板を前記研磨面に押し付けて該基板を研磨し、
    研磨された基板を保持した前記トップリングを前記研磨位置から前記研磨テーブルの側方の基板受渡し位置に移動させ、
    前記トップリングの上面、及び該トップリングを有するトップリングヘッドを包囲するトップリングヘッドカバーの外面に洗浄液を噴霧することを特徴とする研磨方法。
  6. 前記トップリングが前記基板受渡し位置にあるとき、ドレッサを該研磨テーブルの上方のドレッシング位置に移動させ、
    前記ドレッサを前記研磨面に押し付けて該研磨面のドレッシングを行い、
    前記ドレッサを前記ドレッシング位置から前記研磨テーブルの側方の退避位置に移動させ、
    前記ドレッサを有するドレッサヘッドを包囲するドレッサヘッドカバーの外面に洗浄液を噴霧することを特徴とする請求項5に記載の研磨方法。
  7. 基板を研磨していない時に、アトマイザから前記研磨面に洗浄流体を噴霧して該研磨面を洗浄しつつ、前記アトマイザの外面に洗浄液を噴霧することを特徴とする請求項5に記載の研磨方法。
  8. 基板を研磨していない時に、前記研磨液供給ノズルに洗浄液を噴霧することを特徴とする請求項5に記載の研磨方法。
  9. 研磨面を有する研磨パッドを支持するための回転自在な研磨テーブルと、
    前記研磨面に洗浄流体を噴霧して該研磨面を洗浄するアトマイザヘッドと、
    前記アトマイザヘッドの上面を覆うアトマイザカバーと、
    前記アトマイザカバーは、
    半円筒形状を有する半円筒頂板と、
    前記半円筒頂板の両下端から下方に延びる第1側板及び第2側板を有し、
    前記半円筒頂板は、
    前記アトマイザカバーの基端から先端まで半径が一定である円弧状の縦断面を有する第1頂板と、
    前記アトマイザカバーの基端から先端に向けて半径が徐々に小さくなる円弧状の縦断面を有する第2頂板を有し、
    前記第1頂板の頂部と前記第2頂板の頂部が互いに接続されて、前記半円筒頂板を形成することを特徴とする研磨装置。
  10. 前記半円筒頂板、前記第1側板、及び前記第2側板は、樹脂で一体成形されていることを特徴とする請求項9に記載の研磨装置。
  11. 前記第1側板及び前記第2側板の下端面は、前記アトマイザカバーの先端から基端に向けて下方に傾斜することを特徴とする請求項9に記載の研磨装置。
  12. 前記第2側板は前記第2頂板に接続されており、
    前記第2側板には、水平方向に突出する突出部が設けられていることを特徴とする請求項9に記載の研磨装置。
  13. 基板を保持し回転させながら前記研磨面に押し付けるトップリングを有するトップリングヘッドと、
    前記トップリングヘッドを包囲するトップリングヘッドカバーを更に有し、
    前記トップリングヘッドカバーは、前記トップリングヘッドを囲む側部カバーと、前記側部カバーの下端開口部を閉塞する下部カバーを有し、
    前記下部カバーは、前記トップリングが前記研磨テーブルの上方の研磨位置にある時に、前記研磨テーブルの半径方向の外方に向けて下方に傾斜する底板を有することを特徴とする請求項9に記載の研磨装置。
  14. 前記下部カバーは、前記底板の外周部から上方に延び、前記側部カバーの側板に接触または近接する側板を有することを特徴とする請求項13に記載の研磨装置。
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