JP2014108819A - 包装箱 - Google Patents

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季 中川
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Abstract

【課題】改ざんが露見しやすく、改ざん防止機能に優れた包装箱を提供する。
【解決手段】包装箱の筒状の本体1と底部3とを一体化し、開封するときは、本体1に接続された蓋部2の蓋片11のミシン目11bを切断してつまみ16を引き起こし、このつまみ16を引っ張り上げることにより、本体1内側の内壁片8の係止孔8aに係止された蓋部2の差込片12の係止爪13を、わずかに変形させて係止孔8aから抜き出すようにした。この構成によれば、改ざんを行うと蓋片11のミシン目11bの切断が一目でわかるので、改ざんしようとする者に心理的に圧力をかけて、効果的に改ざんを防止することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、不正に開封されることを防止する機能を備えた包装箱に関する。
商品を収容した状態で店頭に陳列される包装箱は、その商品を盗み取る等の目的で不正に開封されることがある。このため、従来、不正な開封(以下、「改ざん」という。)を防止する機能を備えた包装箱が種々提案されている。
例えば、特許文献1に記載された包装箱は、四角筒状の本体の一端開口を塞ぐ蓋部を、本体の開口の縁部に接続され、その開口を覆う蓋片と、蓋片の先端に接続され、係止孔が設けられた差込片とからなるものとし、その差込片を本体の内部に差し込むことにより、本体の内側に設けられた係止片の先端部が差込片の係止孔に入り込み、差込片を本体から引き抜こうとすると、差込片の係止孔に係止片が引っ掛かるようにしている。また、本体の他端の開口を塞ぐ底部は、その開口の縁部に接続された2つの底片の一部どうしを重ねて接着固定したものであり、本体と一体化されている。したがって、改ざんをしようとする者が蓋部または底部を大きく変形させることなく開けることは困難である。
一方、この包装箱を消費者が開封する際は、蓋部の蓋片と差込片との境界部分に形成されたミシン目等の開封用切込を切断することにより、容易に蓋片のみを開けられるようになっている。
特開2007−238148号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された包装箱は、蓋部の蓋片と差込片との境界部分に開封用切込が形成されているため、改ざんを行う者が消費者と同様に開封用切込を切断して開封した後に蓋片を閉じておけば、蓋片の切断部分が本体の一端の開口縁と隣接する状態となり、外観上は改ざんされたことがわかりにくい。このため、必ずしも効果的に改ざんを防止できないという問題がある。
そこで、本発明は、改ざんが露見しやすく、改ざん防止機能に優れた包装箱を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明の包装箱は、筒状の本体の一端の開口が蓋部で、他端の開口が底部でそれぞれ塞がれた包装箱において、前記底部が前記本体の他端の開口を塞いだ状態で本体と一体化されており、前記蓋部は、前記本体の一端の開口の縁部に接続され、その開口を覆う蓋片と、前記蓋片の先端に接続された差込片とを有し、前記差込片を本体の内部に差し込んで本体の内側に設けられた内壁片と対向させることにより、前記差込片から切り起こされた係止爪が前記内壁片に設けられた係止孔に入り込んで係止されるものであり、この蓋部の蓋片に、前記係止爪を係止孔から引き抜くときにつまみとされる部位を切り起こすためのミシン目が設けられている構成とした。
上記の構成では、底部は本体と一体化されており、蓋部の差込片を本体から引き抜こうとすると、差込片の係止爪が本体の内側に設けられた内壁片の係止孔に引っ掛かるようになっているので、蓋部または底部を変形させることなく開けることが困難である。一方、消費者が開封する際は、蓋部の蓋片に設けられたミシン目を切断して、ミシン目で区画されていた蓋片の一部をつまみとして引き起こし、このつまみを引っ張ることにより、係止爪を変形させながら係止孔から引き抜いて、容易に蓋部を開けることができる。しかも、一旦ミシン目を切断して蓋部を開けると、つまみとした部位を押し戻したとしても、ミシン目の切断が一目でわかるので、改ざんしようとする者に心理的に圧力をかけて改ざんを防止することができる。
ここで、前記ミシン目を、前記蓋片の側縁から差込片との境界にかけて設けるようにすれば、ミシン目の切断およびつまみの引き起こしが容易に行えるようになる。このとき、前記蓋片の側縁に切欠きを設け、この切欠きから前記ミシン目を設けるようにすれば、ミシン目がさらに切断しやすくなる。
本発明の包装箱は、上述したように、底部が本体と一体化され、蓋部の差込片を本体から引き抜こうとすると、差込片の係止爪が本体内側の内壁片の係止孔に引っ掛かって、蓋部または底部を無理に変形させなければ開けることができず、蓋部の蓋片のミシン目を切断して引き起こしたつまみを引っ張って蓋部を開けると、ミシン目の切断が一目でわかるようにしたものであるから、効果的に改ざんを防止することができる。
実施形態の包装箱の展開図 実施形態の包装箱を組み立てた状態の外観斜視図 図2の要部の一部切欠き正面図 図2のIV−IV線に沿った断面図 a〜cは、それぞれ実施形態の包装箱の開封手順の説明図
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。この包装箱は、図1および図2に示すように、1枚の紙製の素材シートを打ち抜いて組み立てたもので、組立状態で筒状となる本体1と、本体1の一端の開口を塞ぐ蓋部2と、本体1の他端の開口を塞ぐ底部3とで構成されている。
前記本体1は、それぞれ矩形に形成された前面部4、右側面部5、後面部6および左側面部7を備え、そのうちの互いに接続されたものどうしの境界には、組み立ての際に折り曲げやすくするための罫線(図1中の細線、以下同じ。)が形成されている。
この本体1の前面部4は、上辺に略矩形の内壁片8が、左側辺に台形状の糊付部9がそれぞれ罫線を介して接続されている。その内壁片8は、組立状態で本体1の内側に折り込まれるもので、後述するように蓋部2を係止するための舌状の係止孔8aが、その先端側を前面部4との境界に向けて設けられている。糊付部9は、左側面部7の裏面に重ねられて接着剤で接着固定されるものである。
右側面部5の上下辺および左側面部7の上下辺には、それぞれ略矩形のサイドフラップ10が罫線を介して接続されている。これらの各サイドフラップ10は、組立状態で本体1の内側に向けて略直角に折り曲げられ、右側面部5および左側面部7と蓋部2および底部3との隙間を塞ぐものである。各サイドフラップ10の先端側は接続端側よりもわずかに幅狭に形成されており、これにより箱全体が組み立てやすくなっている。
そして、後面部6の上辺に蓋部2が、下辺に底部3がそれぞれ接続されている。
前記蓋部2は、本体1の一端開口の縁部となる後面部6上辺に罫線を介して接続された蓋片11と、蓋片11の先端に罫線を介して接続された差込片12とからなる。そして、組立状態では、蓋片11が本体1の内側に向けて略直角に折り曲げられて本体1の一端開口を覆い、差込片12が蓋片11に対して略直角に折り曲げられ、本体1の内部に差し込まれる。
この蓋部2の蓋片11は、矩形に形成され、一方の側縁に三角形状の切欠き11aが設けられている。そして、この切欠き11aの底部から差込片12との境界にかけて、後述するように開封時につまみとされる部位を切り起こすための円弧状のミシン目11bが設けられている。なお、ミシン目の代わりに線状の薄肉部等を設けて、つまみの切り起こしができるようにしてもよい。
差込片12は、略矩形に形成されており、中央部に底の広いU字状の切込12aが形成され、この切込12aによって区画された台形状の係止爪13が切り起こされている。そして、図3および図4に示すように、本体1の内部に差し込まれたときに、本体1の内側の内壁片8と対向し、係止爪13が内壁片8の係止孔8aに入り込むようになっている。
前記底部3は、本体1の他端開口の縁部となる後面部6下辺に罫線を介して接続された底片14と、底片14の先端に罫線を介して接続された糊付片15とからなる。底片14と糊付片15との間の罫線の両側には、切込3aが形成されている。そして、組み立ての際には、底片14が本体1の内側に向けて略直角に折り曲げられて本体1の他端開口を覆い、糊付片15が底片14に対して略直角に折り曲げられ、接着剤を塗布された状態で本体1の内部に差し込まれて接着固定される。このとき、底片14と糊付片15との間の切込3aに、右側面部5および左側面部7の下辺側のサイドフラップ10の一部が入り込むようになっている。
この包装箱の組立手順は、まず、紙製の素材シートを打ち抜いて、図1に示した展開状態の外形形状を形成する。その後、各部位間の罫線、内壁片8の係止孔8a、蓋片11のミシン目11b、差込片12のU字状の切込12aおよび底部3の両側の切込3aを形成する。
次に、本体1の糊付部9に接着剤を塗布した状態で、本体1の各部を折り曲げて四角筒状とし、糊付部9を左側面部7の裏面に重ねて接着固定する。そして、本体1の下辺側の2つのサイドフラップ10を折り曲げた後、底部3の糊付片15に接着剤を塗布した状態で、底片14および糊付片15を折り曲げ、糊付片15を本体1の内部に差し込んで前面部4の裏面に接着固定する。これにより、底部3が本体1の他端開口を塞いだ状態で本体1と一体化される。
本体1の他端開口を底部3で塞いだ後、本体1の内壁片8を本体1の内側に折り込む。この状態のときに本体1の内部に商品等を収納し、次いで本体1上辺側の2つのサイドフラップ10を折り曲げる。最後に、蓋部2の差込片12の係止爪13を起こした状態で、蓋片11および差込片12を折り曲げ、差込片12を本体1の内部に差し込んで内壁片8と対向させる。これにより、蓋部2が本体1の一端開口を塞ぎ、差込片12の係止爪13が内壁片8の係止孔8aに入り込んだ状態となり、組み立てが完了する。
上述したように組み立てが完了した状態では、底部3は本体1と一体化されており、蓋部2の差込片12を本体1から引き抜こうとすると、差込片12の係止爪13が本体1内側の内壁片8の係止孔8aに引っ掛かって係止されるので、蓋部2または底部3を無理に変形させなければ開けることができない。
一方、この包装箱を消費者が開封するときは、まず、図5(a)に示すように、蓋部2の蓋片11をミシン目11bに沿って切断し、扇形のつまみ16を切り起こしにより形成する。このとき、蓋片11のミシン目11bは側縁の切欠き11aの底部から差込片12との境界にかけて設けられているので、ミシン目11bの切断およびつまみ16の引き起こしは容易に行える。
そして、図5(b)に示すように、一方の手で包装箱を持ち、他方の手でつまみ16をつまんで引き上げることにより、差込片12の係止爪13がわずかに変形して内壁片8の係止孔8aから抜け出し、図5(c)に示すように、蓋部2全体を開くことができる。
この包装箱は、上記の構成であり、蓋部2または底部3を無理に変形させるか、あるいは蓋部2の蓋片11のミシン目11bを切断して引き起こしたつまみ16を引っ張らないと開封できず、改ざんした場合は変形やミシン目11bの切断が一目でわかるので、効果的に改ざんを防止することができる。
なお、上述した実施形態では包装箱を紙製としたが、包装箱の材質はこれに限らず、プラスチック等とすることもできる。また、蓋部の蓋片のミシン目は、実施形態のように蓋片の側縁から差込片との境界にかけて設けることが望ましいが、差込片との境界に両端を有する略U字状等としてもよい。
1 本体
2 蓋部
3 底部
8 内壁片
8a 係止孔
11 蓋片
11a 切欠き
11b ミシン目
12 差込片
13 係止爪
16 つまみ

Claims (3)

  1. 筒状の本体の一端の開口が蓋部で、他端の開口が底部でそれぞれ塞がれた包装箱において、前記底部が前記本体の他端の開口を塞いだ状態で本体と一体化されており、前記蓋部は、前記本体の一端の開口の縁部に接続され、その開口を覆う蓋片と、前記蓋片の先端に接続された差込片とを有し、前記差込片を本体の内部に差し込んで本体の内側に設けられた内壁片と対向させることにより、前記差込片から切り起こされた係止爪が前記内壁片に設けられた係止孔に入り込んで係止されるものであり、この蓋部の蓋片に、前記係止爪を係止孔から引き抜くときにつまみとされる部位を切り起こすためのミシン目が設けられていることを特徴とする包装箱。
  2. 前記ミシン目を、前記蓋片の側縁から差込片との境界にかけて設けたことを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
  3. 前記蓋片の側縁に切欠きを設け、この切欠きから前記ミシン目を設けたことを特徴とする請求項2に記載の包装箱。
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