JP4921800B2 - 不正開封防止箱 - Google Patents
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Description
また、不正開封防止箱としては、例えば実公昭31−6397号公報や実用新案登録第2505175号公報では、係合手段が開口部に挿入時に折り込まれ、挿入後は包装容器内で自然に広がり、開口部を破壊することなく開口部から引き出し不可能にして不正開封を防止する構成が開示されている。
しかし、この種の不正開封防止構造では、十分な開封防止が得られなかったり、構造が複雑となるなどの問題点があった。
四角筒状本体を形成する横方向に延びる4連の側板(31〜34)と、各側板から折曲げ線を介して縦方向の少なくとも一方に延びて四角筒状本体の四角形の開口面を塞ぐ蓋片(2、11)を有し、該蓋片を不正に開封できないようにした不正開封防止箱(1)において、
一方向で対峙する蓋片が、内側蓋片(11)と、該内側蓋片の上に重ねて折り込まれる外側蓋片(2)とからなっており、
外側蓋片(2)の縦延長方向に折曲げ線を介して第1差込片(3)を連設し、 該第1差込片(3)には左右両側に各1本の折曲線(B)を介して一対の第1ストッパ片(4)を突設すると共に前記折曲げ線に沿って第1スリット(5)を穿設してなり、
内側蓋片(11)に、連接する側板(33)との間の折曲げ線に沿って前記第1差込片(3)を挿入可能な第2スリット(15)と該第2スリット部(15)と連通し第2差込片(13)の第1スリット(5)挿入方向の突出側の先端との間に隙間が形成される空間部(17)とを有する切欠孔部(16)を設け、
内側蓋片(11)と連接する側板(33)に一対の切込線(12)を有すると共に前記切欠孔部(16)内で先端に空間部(17)に延びる第2差込片(13)と、該第2差込片(13)の左右両側に各1本の折曲線を介して突出する一対の第2ストッパ片(14)とを一体に設けてなり、
前記内側蓋片(11)を折り込んで開口部を覆う縁部に沿って前記第2スリット(15)が開口し、
前記外側蓋片(2)を重ねる際に左右の第1ストッパ片(4)を第1差込片(3)の内側に重なるように折り曲げた状態で前記第2スリット(15)に挿入し、前記第1差込片(3)の第1スリット(5)が前記第2差込片(13)を屈曲することで形成される一対の切込線(12)間の空間内で開口し、第2差込片(13)の左右に設けた第2ストッパ片(14)を第2差込片(13)の内側に折り重ねて前記第1スリット(5)に挿入し、
挿入後に箱体内部の空間で前記折り重ねた第1ストッパ片(4)及び第2ストッパ片(14)がそれぞれ自然に広がってストッパとなることを特徴とする。
請求項2の発明では、
前記四角筒状本体が一対に対峙する幅広の側板(31、33)と幅狭の側板(32、34)とからなっており、
蓋片(2、11)が幅広の側板(31、33)に形成されており、
幅狭の側板(32、34)には蓋片の内側に折り込まれる蓋補助片(20)が設けられていることを特徴とする。
また、請求項3の発明では、
前記展開時の不正開封防止箱(1)が1枚のブランクから形成されており、四角筒状本体の縦方向両側にそれぞれ蓋片(2、11)が設けられていることを特徴とする。
開封するには箱を破損しなければならず、開封の有無を容易に目視判別できるので、信書や秘密書類、貴重品その他物品の包装用に極めて有益である。
以下に、この発明の不正開封防止箱の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
不正開封防止箱1は、図1の展開図に示すように、1枚の段ボールなどの板紙のブランクからなっている。
即ち、ブランク中央に、幅広の側板と幅狭の側板を点線で示す縦折込線を介して交互に図中横方向に連続した4連の側板31、32、33、34が形成されている。
また、一端側の側板31には接着用の貼付片35が連設されている。
本実施例では、幅広の側板31、33に外側蓋片2と内側蓋片11とが形成されており、幅狭の側板には蓋片の内側に折り込まれる蓋補助片20が設けられている。
蓋補助片20は、図示例の場合、短い矩形片からなっており、蓋を閉じる際に、後述の第2スリット15を塞がない大きさに設定されている。
外側蓋片2は、その縦方向先端に、横折曲げ線を介して、外側蓋片2より幅狭で略中央に配置した第1差込片3を連設している。
該第1差込片3は、左右両側に縦折込線を介して第1ストッパ片4を一対に突設しており、また外側蓋片2との間の前記横折曲げ線Aに沿って第1スリット5を穿設している。
そして、図示例では、第1スリット5は、外側が高く中央が低い略矩形の孔からなっている。
次に、内側蓋片11は、連接する側板33との間の横折曲げ線に沿って前記第1差込片3を挿入可能な第2スリット部15を有する切欠孔部16を設けている。
この切欠孔部16は、内側蓋片11の中央で、横折曲げ線に沿って形成された前記第2スリット部15と、該第2スリット部15と連通する幅狭の空間部17とからなる略凸形状の窓孔からなっている。
次に、上記構成の不正開封防止箱の蓋閉止手順について、図3から図5を参照しながら説明する。、
まず、図3に示すように、開口面を塞ぐように左右の蓋補助片20を折り込み、次いで、内側蓋片11を蓋補助片20の上に折り重ねる。
この際に、内側蓋片11から第2差込片13が抜けて、第2スリット15が内側蓋片11の基端に沿って上向きに開口する。
そこで、第2差込片13の両端の第2ストッパ片14を縦折曲げ線Cを介して第2差込片13の内側に隙間無く一体に折り重ね、その状態で前記第1スリット5に挿入する。
そのため、箱を破壊しないと開封することができない。
本実施例では、4つの側板31、32、33、34を横断するテープ40(図中、一点鎖線で示す)を内側に貼着し、1つの側板(図示例では33)に前記テープ40を切断すると共に、開封の契機となる片を切り込みやミシン目41で形成するなど公知の構成を用いることができる。
この不正開封防止箱1では、前記実施例1に比べて幅狭の側板32、34の横幅が短く設定されており、蓋補助片20を矩形にすると、前記第2スリット15の一部を塞いでしまう虞れがある。
そこで、組立時に第2スリット15を塞がないように対応部分に切欠21を設けている。
その他の構成は前記実施例と同様であるので、同一構成には同一符号を付してその説明を省略する。
その他、要するにこの発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
2 外側蓋片
3 第1差込片
4 第1ストッパ片
5 第1スリット
11 内側蓋片
12 切込線
13 第2差込片
14 第2ストッパ片
15 第2スリット
16 切欠孔部
17 空間部
20 蓋補助片
21 切欠
31〜34 側板
35 貼付片
B 縦折曲げ線
C 縦折曲げ線
Claims (3)
- 四角筒状本体を形成する横方向に延びる4連の側板(31〜34)と、各側板から折曲げ線を介して縦方向の少なくとも一方に延びて四角筒状本体の四角形の開口面を塞ぐ蓋片(2、11)を有し、該蓋片を不正に開封できないようにした不正開封防止箱(1)において、
一方向で対峙する蓋片が、内側蓋片(11)と、該内側蓋片の上に重ねて折り込まれる外側蓋片(2)とからなっており、
外側蓋片(2)の縦延長方向に折曲げ線を介して第1差込片(3)を連設し、 該第1差込片(3)には左右両側に各1本の折曲線(B)を介して一対の第1ストッパ片(4)を突設すると共に前記折曲げ線に沿って第1スリット(5)を穿設してなり、
内側蓋片(11)に、連接する側板(33)との間の折曲げ線に沿って前記第1差込片(3)を挿入可能な第2スリット(15)と該第2スリット部(15)と連通し第2差込片(13)の第1スリット(5)挿入方向の突出側の先端との間に隙間が形成される空間部(17)とを有する切欠孔部(16)を設け、
内側蓋片(11)と連接する側板(33)に一対の切込線(12)を有すると共に前記切欠孔部(16)内で先端に空間部(17)に延びる第2差込片(13)と、該第2差込片(13)の左右両側に各1本の折曲線を介して突出する一対の第2ストッパ片(14)とを一体に設けてなり、
前記内側蓋片(11)を折り込んで開口部を覆う縁部に沿って前記第2スリット(15)が開口し、
前記外側蓋片(2)を重ねる際に左右の第1ストッパ片(4)を第1差込片(3)の内側に重なるように折り曲げた状態で前記第2スリット(15)に挿入し、前記第1差込片(3)の第1スリット(5)が前記第2差込片(13)を屈曲することで形成される一対の切込線(12)間の空間内で開口し、第2差込片(13)の左右に設けた第2ストッパ片(14)を第2差込片(13)の内側に折り重ねて前記第1スリット(5)に挿入し、
挿入後に箱体内部の空間で前記折り重ねた第1ストッパ片(4)及び第2ストッパ片(14)がそれぞれ自然に広がってストッパとなることを特徴とする不正開封防止箱。 - 四角筒状本体が一対に対峙する幅広の側板(31、33)と幅狭の側板(32、34)
とからなっており、
蓋片(2、11)が幅広の側板(31、33)に形成されており、
幅狭の側板(32、34)には蓋片の内側に折り込まれる蓋補助片(20)が設けられ
ていることを特徴とする請求項1に記載の不正開封防止箱。 - 展開時の不正開封防止箱(1)が1枚のブランクから形成されており、四角筒状本体の
縦方向両側にそれぞれ蓋片(2、11)が設けられていることを特徴とする請求項1また
は2に記載の不正開封防止箱。
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