JP2014107404A - 配線構造の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストを抑えつつ、イオンミリングによる残渣を除去することができる配線構造の製造方法を得る。
【解決手段】GaN基板1上に下側金属層2を形成する。下側金属層2の一部を露出させる開口3を有するフォトレジスト4を下側金属層2上に形成する。フォトレジスト4の開口3内において下側金属層2上に上側金属層5を形成する。上側金属層5に対してフォトレジスト4を選択的にエッチングしてフォトレジスト4を薄膜化する。薄膜化したフォトレジスト4を第1のイオンミリングによりスパッタして上側金属層5の側壁に付着させてカバー膜16を形成する。カバー膜16を形成した後に、上側金属層5をマスクとして用いた第2のイオンミリングにより、上側金属層5の下方以外においてGaN基板1上に存在する下側金属層2を除去する。第2のイオンミリングの後にカバー膜16をエッチング液により除去する。
【選択図】図9

Description

本発明は、イオンミリングを用いた配線構造の製造方法に関する。
従来は、上側金属層をマスクとして用いたイオンミリングにより下側金属層の露出部分を切り出して配線を形成していた。このイオンミリングの際に下側金属層にイオンが衝突して真空中に離脱するスパッタ現象が発生し、上側金属層の側壁に下側金属層の残渣が付着する。
この残渣が上側金属層から剥がれると、外観が悪化して画像認識による位置決めを用いた高精度ボンディングの精度が悪化し組み立て不良を引き起こす。剥がれ落ちた残渣が後工程で回路をショートさせて、配線構造だけでなく付随装置が故障する場合もある。
そこで、残渣を除去するために、ミリング前に上側金属層側壁にサイドウォールを形成して、ミリング後にリフトオフする方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−236880号公報
しかし、従来の方法では、絶縁膜を成膜する工程と、絶縁膜をエッチングしてサイドウォールを形成する工程が余分に必要である。従って、絶縁膜の材料費、消費エネルギー、工程数が増加するため、製造コストが増加するという問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は製造コストを抑えつつ、イオンミリングによる残渣を除去することができる配線構造の製造方法を得るものである。
本発明に係る配線構造の製造方法は、基板上に下側金属層を形成する工程と、前記下側金属層の一部を露出させる開口を有する絶縁膜を前記下側金属層上に形成する工程と、前記絶縁膜の前記開口内において前記下側金属層上に上側金属層を形成する工程と、前記上側金属層に対して前記絶縁膜を選択的にエッチングして前記絶縁膜を薄膜化する工程と、薄膜化した前記絶縁膜を第1のイオンミリングによりスパッタして前記上側金属層の側壁に付着させてカバー膜を形成する工程と、前記カバー膜を形成した後に、前記上側金属層をマスクとして用いた第2のイオンミリングにより、前記上側金属層の下方以外において前記基板上に存在する前記下側金属層を除去する工程と、前記第2のイオンミリングの後に前記カバー膜をエッチング液により除去する工程とを備えることを特徴とする。
本発明により、製造コストを抑えつつ、イオンミリングによる残渣を除去することができる。
本発明の実施の形態1に係る配線構造の製造方法のフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る配線構造の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る配線構造の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る配線構造の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る配線構造の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る配線構造の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る配線構造の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る配線構造の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る配線構造の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る配線構造の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る配線構造の製造方法のフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る配線構造の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る配線構造の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る配線構造の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る配線構造の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る配線構造の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る配線構造の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る配線構造の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る配線構造の製造工程を示す断面図である。
本発明の実施の形態に係る配線構造の製造方法について図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る配線構造の製造方法のフローチャートである。図2〜図10は、本発明の実施の形態1に係る配線構造の製造工程を示す断面図である。このフローチャート及び工程断面図を参照しながら実施の形態1に係る配線構造の製造方法を説明する。
まず、図2に示すように、GaN基板1上に無電解めっき、蒸着法、スパッタ法などにより下側金属層2を形成する。そして、下側金属層2上に、下側金属層2の一部を露出させる開口3を有するフォトレジスト4をフォトリソグラフィにより形成する(ステップS1)。下側金属層2の材料は金、膜厚は0.5μmである。フォトレジスト4の膜厚は3μmである。
次に、図3に示すように、亜硫酸金ナトリウムなどのめっき液中にGaN基板1を配置し、フォトレジスト4をめっきマスクとして用いて下側金属層2に給電しながら電解めっきを行なう。これにより、フォトレジスト4の開口3内において下側金属層2上に上側金属層5を形成する(ステップS2)。この電解めっきの時間などを調整することで上側金属層5の膜厚を調整することができる。なお、配線形状を開口3の形状に合わせるために、開口3の外側のフォトレジスト4上まで上側金属層5がはみ出さないようにする。上側金属層5の材料は金、膜厚は2.5μmである。
次に、図4に示すように、アッシャー装置のアッシング室6内のステージ7上にGaN基板1を配置する。アッシング室6の内部は排気装置8により排気され、真空に保たれている。アッシング室6に酸素を導入し、電源9によりステージ7とそれに対向する電極10に高周波電圧を印加してプラズマを発生させる。このプラズマと有機重合体であるフォトレジスト4が化学反応を起こして、フォトレジスト4をドライアッシング(灰化)する。
これにより、図5に示すように、上側金属層5に対してフォトレジスト4を選択的にエッチングしてフォトレジスト4を薄膜化する(ステップS3)。例えばフォトレジスト4の残し厚を0.2μmとする。なお、ドライアッシングの代わりに酸素を用いたプラズマドライエッチングを用いてもよい。プラズマドライエッチングを用いるとフォトレジスト4の薄膜化と同時に上側金属層5も薄膜化されるが、上側金属層5のエッチング量よりもフォトレジスト4のエッチング量が高くなるようにエッチング条件を設定すれば、上側金属層5の膜厚を確保することができる。
次に、図6に示すように、イオンミリング装置の真空チャンバ11内のステージ12上にGaN基板1を配置する。ガスボンベ13のAr,Kr,Heなどの不活性ガスをガス流量コントロールユニット14で流量調整してイオン銃15に供給する。イオン銃15によりイオンを生成し2〜10kVで加速してGaN基板1の主面に対して垂直に照射する。
この第1のイオンミリングにより、図7に示すように、上側金属層5上に残ったフォトレジスト4を除去する(ステップS4)。この際に、イオンミリングの衝撃によってスパッタされたフォトレジスト4が上側金属層5の側壁にカバー膜16として付着する。なお、0.2μm厚のフォトレジスト4を取りきるのに必要なイオンミリングを行うと、上側金属層5は1.5μm厚まで薄膜化される。また、スパッタされたフォトレジスト4が上側金属層5の側壁に十分に付着するようにイオンミリングの条件を設定する必要がある。
次に、図8に示すように、上側金属層5をマスクとして用いた第2のイオンミリングにより、上側金属層5の下方以外においてGaN基板1上に存在する下側金属層2を除去する(ステップS5)。この第2のイオンミリングは第1のイオンミリングと同じ真空チャンバ11内で連続して実施する。なお、イオンをGaN基板1の主面に対して垂直に照射しているため、上側金属層5の下方にある下側金属層2は除去されずに残る。そして、スパッタされた下側金属層2がカバー膜16上に残渣17として付着する。
次に、図9に示すように、下側金属層2と上側金属層5が形成されたGaN基板1を例えば120℃の高温にしたアルキルベンゼンスルホン酸系剥離液などの有機溶剤18に長時間浸す。この有機溶剤18は、フォトレジスト4を除去できるレジスト剥離液である。これにより、フォトレジスト4からなるカバー膜16と共に残渣17をリフトオフにより除去する(ステップS6)。なお、ドライアッシングなどによりカバー膜16を除去すると残渣17が残ってしまうため、有機溶剤18などのエッチング液を用いてリフトオフを行う必要がある。
次に、300〜400℃の水素雰囲気中でシンター(Sintering)処理を行う(ステップS7)。これにより、GaN基板1と下側金属層2が接触面付近で合金化してオーミックコンタクトが形成され、コンタクト抵抗が低くなる。なお、フォトレジスト4からなるカバー膜16は加熱すると変質して除去困難になるため、リフトオフ後にシンター処理を行う必要がある。以上の工程により図10に示す配線構造が製造される。
本実施の形態では、電解めっきの給電層として用いた下側金属層2をエッチングするためにイオンミリングを用いる。このイオンミリングはGaN基板1へのダメージが小さく微細な加工が可能である。しかし、他のドライエッチングに比べてイオンミリングでは、スパッタされた下側金属層2が上側金属層5の側壁に残渣17として付着するという問題がある。
これに対して、従来は、フォトレジスト4を全て除去した後に全面に絶縁膜を形成し、それをドライエッチングすることで上側金属層5の側壁にサイドウォールを形成していた。しかし、フォトレジスト4とは別に絶縁膜を形成するため、製造コストが増加する。
一方、本実施の形態では、めっきマスクであるフォトレジスト4を全て除去せずに一部を残して薄膜化し、薄膜化したフォトレジスト4をイオンミリングによりスパッタして上側金属層5の側壁に付着させてカバー膜16を形成する。このように、めっきマスクとして用いたフォトレジスト4をカバー膜16の材料として流用することで、絶縁膜の材料費、消費エネルギー、工程数を削減できるため、製造コストを抑えることができる。そして、カバー膜16上の残渣17をリフトオフにより除去することができる。この結果、上側金属層5から残渣27剥がれ落ちることによる悪影響を防ぐことができる。
また、本実施の形態では、薄膜化したフォトレジスト4に対する第1のイオンミリングと、下側金属層2に対する第2のイオンミリングとを、同じ真空チャンバ11内で連続して実施する。これにより下側金属層2を除去するためのイオンミリングをカバー膜16の形成に流用することになるため、カバー膜16を形成するための追加の工程を省略することができる。
また、薄膜化したフォトレジスト4を除去するためのイオンミリングにおいて上側金属層5も薄膜化される。このため、フォトレジスト4の残し厚が大き過ぎるとフォトレジスト4を全て除去するまでに、上側金属層5が薄膜化され過ぎる。逆に残し厚が小さ過ぎると十分なカバー膜16を形成することができない。従って、フォトレジスト4の残し厚を調整する必要がある。これに対して、本実施の形態では、フォトレジスト4を薄膜化する際にドライアッシング又はドライエッチングを用いる。これにより、HSOとHの混合液などでフォトレジスト4をウェットエッチングする場合に比べて、フォトレジスト4の残し厚を調整しやすい。
また、上側金属層5をめっきで形成することで、上側金属層5の膜厚を厚く形成することができる。従って、フォトレジスト4の薄膜化と同時に上側金属層5も薄膜化されるが、上側金属層5の膜厚を確保することができる。
また、フォトレジスト4はフォトリソグラフィによりパターニングできるため、開口3を有するめっきマスクを容易に形成することができる。そして、フォトレジスト4を材料としたカバー膜16は下側金属層2と上側金属層5に対して選択的にエッチングできるため、リフトオフでの下側金属層2と上側金属層5の侵食を抑制することができる。
実施の形態2.
図11は、本発明の実施の形態2に係る配線構造の製造方法のフローチャートである。図12〜図19は、本発明の実施の形態2に係る配線構造の製造工程を示す断面図である。このフローチャート及び工程断面図を参照しながら実施の形態2に係る配線構造の製造方法を説明する。本実施の形態はめっきマスクとしてフォトレジストの代わりに酸化珪素又はチッ化珪素を用いる点が実施の形態1とは異なる。
まず、図12に示すように、GaN基板1上に無電解めっき、蒸着法、スパッタ法などにより下側金属層2を形成する。下側金属層2上に酸化珪素又はチッ化珪素からなる絶縁膜19を形成する。絶縁膜19上に、絶縁膜19の一部を露出させる開口20を有するフォトレジスト21をフォトリソグラフィにより形成する(ステップS11)。下側金属層2の材料は金、膜厚は0.5μmである。絶縁膜19の膜厚は3μmである。
次に、図13に示すように、フォトレジスト21をマスクとして用いて、絶縁膜19を反応性イオンエッチング(RIE)などでエッチングして、絶縁膜19に開口22を形成する(ステップS12)。その後、フォトレジスト21を除去すると、図14に示すように、下側金属層2の一部を露出させる開口22を有する絶縁膜19が下側金属層2上に形成される。
次に、図15に示すように、亜硫酸金ナトリウムなどのめっき液中にGaN基板1を配置し、絶縁膜19をめっきマスクとして用いて下側金属層2に給電しながら電解めっきを行なう。これにより、絶縁膜19の開口22内において下側金属層2上に上側金属層5を形成する(ステップS13)。上側金属層5の材料は金、膜厚は2.5μmである。
次に、図16に示すように、プラズマドライエッチングにより上側金属層5に対して絶縁膜19を選択的にエッチングして絶縁膜19を薄膜化する(ステップS14)。例えば絶縁膜19の残し厚を0.2μmとする。
次に、図17に示すように、第1のイオンミリングにより、上側金属層5上に残った絶縁膜19を除去する(ステップS15)。この際に、イオンミリングの衝撃によってスパッタされた絶縁膜19が上側金属層5の側壁にカバー膜23として付着する。
次に、図18に示すように、上側金属層5をマスクとして用いた第2のイオンミリングにより、上側金属層5の下方以外においてGaN基板1上に存在する下側金属層2を除去する(ステップS16)。この第2のイオンミリングは第1のイオンミリングと同じ真空チャンバ11内で連続して実施する。この際に、スパッタされた下側金属層2がカバー膜23上に残渣17として付着する。
次に、300〜400℃の水素雰囲気中でシンター処理を行う(ステップS17)。これより、GaN基板1と下側金属層2が接触面付近で合金化してオーミックコンタクトが形成され、コンタクト抵抗が低くなる。なお、配線以外の箇所における合金化を防ぐために、配線以外の下側金属層2を除去する第2のイオンミリングの後にシンター処理を行う必要がある。
次に、図19に示すように、下側金属層2と上側金属層5が形成されたGaN基板1を例えば120℃の高温にしたフッ酸液、フッ化ナトリウム液、リン酸液などのエッチング液24に長時間浸す。これにより、カバー膜23と共に残渣17をリフトオフにより除去する(ステップS18)。以上の工程により実施の形態1と同様に図10に示す配線構造が製造される。
本実施の形態では、めっきマスクである絶縁膜19を全て除去せずに薄膜化し、薄膜化した絶縁膜19をイオンミリングによりスパッタして上側金属層5の側壁に付着させてカバー膜23を形成する。この場合でも、めっきマスクとしてフォトレジストを用いた実施の形態1と同様に、製造コストを抑えつつ、イオンミリングによる残渣を除去することができる。
絶縁膜19をパターニングするためのフォトレジスト21を別途形成する必要があるため、めっきマスクを形成する工程が実施の形態1よりも増える。ただし、めっきマスク又はカバー膜としてフォトレジストよりも酸化珪素やチッ化珪素を用いた方がよい場合などに本実施の形態を適用することができる。
また、シンター処理によりエッチング液24に対する下側金属層2と上側金属層5の耐性が向上する。そして、酸化珪素又はチッ化珪素からなる絶縁膜19は熱に強いため、絶縁膜19からなるカバー膜23が残っていてもシンター処理を行うことができる。従って、シンター処理の後にリフトオフを行えば、リフトオフでの下側金属層2と上側金属層5の侵食を抑制することができる。
なお、上記の実施の形態では、基板がGaNからなる場合について説明したが、これに限らずGaAs、Si、SiCなどの他の半導体基板でもよく、ガラス基材などからなる絶縁基板でもよい。また、下側金属層2と上側金属層5の材質は金に限らず、銀、銅、白金などの他の金属でもよい。
本願発明は、高周波化合物デバイスなどの半導体装置の製造工程に適用できるが、これに限らずプリント基板などの製造工程にも適用でき、イオンミリングを用いる配線構造の製造工程に広く適用することができる。
1 GaN基板(基板)、2 下側金属層、3,22 開口、4 フォトレジスト(絶縁膜)、5 上側金属層、11 真空チャンバ、16,23 カバー膜、17 残渣、18 有機溶剤(エッチング液)、19 絶縁膜、24 エッチング液

Claims (9)

  1. 基板上に下側金属層を形成する工程と、
    前記下側金属層の一部を露出させる開口を有する絶縁膜を前記下側金属層上に形成する工程と、
    前記絶縁膜の前記開口内において前記下側金属層上に上側金属層を形成する工程と、
    前記上側金属層に対して前記絶縁膜を選択的にエッチングして前記絶縁膜を薄膜化する工程と、
    薄膜化した前記絶縁膜を第1のイオンミリングによりスパッタして前記上側金属層の側壁に付着させてカバー膜を形成する工程と、
    前記カバー膜を形成した後に、前記上側金属層をマスクとして用いた第2のイオンミリングにより、前記上側金属層の下方以外において前記基板上に存在する前記下側金属層を除去する工程と、
    前記第2のイオンミリングの後に前記カバー膜をエッチング液により除去する工程とを備えることを特徴とする配線構造の製造方法。
  2. 前記第2のイオンミリングによりスパッタされた前記下側金属層が前記カバー膜上に残渣として付着し、
    前記エッチング液により前記カバー膜と共に前記残渣をリフトオフにより除去することを特徴とする請求項1に記載の配線構造の製造方法。
  3. 前記第1のイオンミリングと前記第2のイオンミリングを同じ真空チャンバ内で連続して実施することを特徴とする請求項1又は2に記載の配線構造の製造方法。
  4. 前記絶縁膜を薄膜化する際にドライアッシング又はドライエッチングを用いることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の配線構造の製造方法。
  5. 前記下側金属層に給電しながら電解めっきを行なうことにより前記上側金属層を形成することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の配線構造の製造方法。
  6. 前記絶縁膜はフォトレジストであることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の配線構造の製造方法。
  7. 前記基板は半導体であり、前記カバー膜を除去した後にシンター処理を行って前記下側金属層と前記基板とのオーミックコンタクトを形成する工程を更に備えることを特徴とする請求項6に記載の配線構造の製造方法。
  8. 前記絶縁膜は酸化珪素又はチッ化珪素であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の配線構造の製造方法。
  9. 前記基板は半導体であり、前記第2のイオンミリングの後、前記カバー膜を除去する前にシンター処理を行って前記下側金属層と前記基板とのオーミックコンタクトを形成する工程を更に備えることを特徴とする請求項8に記載の配線構造の製造方法。
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