JP2014106300A - 医療用観察装置、そのフォーカス制御方法及びそのフォーカス制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】大型化、高価格化することなく、観察装置本体を移動した後でも、被写体に対するフォーカスに要する時間を短縮して被写体を観察するときのレンポンスを向上すること。
【解決手段】被検体にフォーカスするための焦準機構を備え、当該焦準機構により被検体にフォーカスした状態で被検体を観察するための観察装置本体と、観察装置本体の移動を検出するための移動センサと、移動センサにより観察装置本体の移動を検出したときに、当該移動センサから出力される検出信号に基づいて観察装置本体の移動情報を求め、この移動情報に基づいて焦準機構を駆動制御して被検体にフォーカスするフォーカス制御部とを具備する。
【選択図】図1
Description
近年、手術用顕微鏡としては、術部をTVカメラ等の撮像部により立体撮影し、この撮像部により得られる画像により術部を立体観察を行うものが種々提案されている。
このような手術用顕微鏡は、肉眼観察と画像観察との両方式とも、術部を拡大観察するための対物光学系と、術部にピントを合わせるためのフォーカス機構とを備える。このうちフォーカス機構は、手術中のピント合わせの煩わしさを軽減するためにオートフォーカス機構を備える。
このオートフォーカス機構について図6及び図7を参照して説明すると、手術用顕微鏡の鏡体70には、対物レンズ71が設けられている。この対物レンズ71の左右の観察光路72L,72Rは、その光軸が手術用顕微鏡の焦点位置Pで一致している。この焦点位置Pでは、左右の観察光路72L,72Rの解像力が最高の位置となる。このオートフォーカス機構では、一般的に、焦点位置Pが被写体の位置に一致するように制御される。
対物レンズ71から焦点位置Pまでの距離Sは、いわゆる焦点距離となる。対物レンズ71の焦点位置Pが被写体の位置から前後方向にずれると、被写体に対してフォーカスずれ(ピントズレ)になる。図7は対物レンズ71と被写体との間の距離に対する解像力の関係を示す。このように対物レンズ71の焦点位置Pは、解像力が最高となる位置に設定される。
本発明の目的は、大型化、高価格化することなく、顕微競本体を移動した後でも、被写体に対するフォーカスに要する時間を短縮して被写体を観察するときのレンポンスを向上できる医療用観察装置、そのフォーカス制御方法及びそのフォーカス制御プログラムを提供することにある。
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は医療用観察装置としての手術用顕微鏡の構成図を示す。この手術用顕微鏡は、支持機構1と、観察装置本体としての顕微鏡本体2と、フォーカス制御系3とから構成される。支持機構1は、例えば観察者のマニュアル操作によって顕微鏡本体2を3次元方向(xyz方向)に移動する。この支持機構1は、マニュアル操作に限らず、電動式で顕微鏡本体2を3次元方向に移動するように構成してもよい。この支持機構1は、ベース4と、このベース4上に設けられた架台4aと、この架台4aに連結された複数のアーム4b、4cとから成る。これら連結された各アーム4b、4cの先端部には、顕微鏡本体2が連結されている。この支持機構1は、カメラコントロールユニット(CCU)50によって駆動制御するようにしてもよいし、他の図示しない制御部によって駆動制御するようにしてもよい。この場合、CCU50又は他の図示しない制御部は、支持機構1の複数のアーム4b、4cを駆動する支持機構制御部として機能する。
この対物光学系9には、焦準機構10が設けられている。この焦準機構10は、対物光学系9のレンズ群を駆動制御し、当該レンズ群のレンズ間隔を変化させて焦点距離を可変設定する。この焦準機構10は、例えば駆動モータ10aと、この駆動モータ10aと対物光学系9とを連結し、駆動モータ10aの駆動をレンズ群のレンズ間隔の変化に変換する変換機構10bとを有する。なお、対物光学系9のレンズ群は、例えばフットスイッチ等の操作に応動して駆動することが可能である。
図2は顕微鏡本体2の具体的な構成図を示す。対物光学系9は、光軸23に対応して左右一対の観察光軸15L,15Rを有する。これら観察光軸15L,15R上には、左右一対の変倍光学系10L,10Rが配置されている。これら変倍光学系10L,10Rは、それぞれレンズ群から成り、これらレンズ群の間隔を可変調整して観察倍率を可変設定する。ここで、一対の観察光軸15L,15Rは、それぞれの解像力が最高となる位置が上記光軸23上で一致され、この位置が焦点位置Pを形成する。
鏡体部5には、AF機構を構成する赤外投影指標発光用の赤外発光素子13が発光光学系14とミラー16とを介して対物光学系9の光軸23上に配置されている。この配置により赤外発光素子13から発光された赤外光は、発光光学系14とミラー16とを介して対物光学系9の光軸23に導かれて術部Qに投影される。
鏡体部5の赤外発光素子13を避けた側方位置には、術部Qからの赤外光の反射光を受光する光電変換素子18が受光光学系17を介して配設されている。この受光光学系17の中心軸(受光光軸22)と左側の観察光軸15Lとが交差する位置には、ダイクロイックプリズム19が配設される。このダイクロイックプリズム19は、その反射面20において可視光を全透過し、赤外光を受光光学系17側へ全反射する。ここで、焦点位置Pは、一対の観察光軸15L,15Rのピント位置及び交点に一致されると共に、上記光電変換素子18上の基準位置Tが光学的に共役な位置関係に設定されている。
一対の観察光軸15L,15R上には、それぞれ2視点となる2つの撮像素子30L、30Rが配置されている。これら撮像素子30L、30Rは、それぞれ一対の観察光軸15L,15Rを通ってきた術部Qからの左右一対の各観察像を受光し、これら観察像の撮像信号を出力する。
なお、顕微鏡本体2に設ける移動センサは、加速度センサ40に限らず、光学センサ又は磁気センサを用いても良い。光学センサは、光の送受光の時間差により顕微鏡本体2のxyz方向への移動量を求めるものであり、磁気センサは、磁気の変化により顕微鏡本体2のxyz方向への移動量を求める。
例えば、脳神経外科領域では、手術用顕微鏡を用いて頭部の術部Qを拡大観察して当該術部Qの手術が行われる。このとき、顕微鏡本体2の位置が固定されていれば、顕微鏡本体2の対物光学系9の左右一対の観察光軸15L,15Rは、その光軸が手術用顕微鏡の焦点位置Pで一致している。この焦点位置Pでは、左右の観察光路15L,15Rの解像力が最高の位置となる。
このときコントラストAF制御部52は、焦点位置Pが被写体の位置に一致するように制御する。すなわち、2視点となる2つの撮像素子30L、30Rは、それぞれ一対の観察光軸15L,15Rを通ってきた術部Qからの左右一対の各観察像を受光し、これら観察像の撮像信号を出力する。
このコントラストAF制御部52は、CCU50により作成された3D画像データを入力し、この3D画像データの高周波成分を抽出し、この抽出した高周波成分を積算することによりAF用の合焦評価値(コントラスト)を取得し、この合焦評価値に従って各撮像信号のコントラストが最大となる対物光学系9を合焦状態となる位置を求め、この位置に制御する駆動制御信号をフォーカスモータ制御駆動部43に送出する。
移動量演算部41は、加速度センサ9を構成する3つのチップ素子8aからの各検出信号を入力し、これら検出信号に基づいて顕微鏡本体2のxyz方向に加わる各加速度の向きと、顕微鏡本体2のxyz方向への各移動量とを演算する。
これに対して、顕微鏡本体2が被検体から遠ざかる方向に移動していると判定すると、センサ用AF制御部42は、当該遠ざかる移動量に対応して焦点距離を長く制御する駆動制御信号をフォーカスモータ制御駆動部43に送出する。
この結果、顕微鏡本体2を移動して術部Qを角度を変えて観察するとき、対物光学系9の左右一対の観察光軸15L,15Rは、顕微鏡本体2の移動が終了した直後に、その光軸が手術用顕微鏡の焦点位置Pに一致する。
従って、顕微鏡本体2を含む手術用顕微鏡の全体を大型化、高価格化することなく、顕微競本体2を移動した後でも、術部Qに対するフォーカスに要する時間を短縮して術部Qを観察するときのレンポンスを向上できる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本第2の実施の形態は、上記図1に示す構成と略同一であり、その相違する部分について説明する。
センサ用AF制御部42は、上記第1の実施の形態で説明した機能を有すると共に、加速度センサ40から出力される検出信号に対して第1のしきい値を設定し、当該第1のしきい値以上の検出信号に基づいて顕微鏡本体2の移動量及び移動方向を求め、支持機構1によって顕微鏡本体2に生じるブレをキャンセルする。
このセンサ用AF制御部42は、顕微鏡本体2に生じるブレによる定在波をキャンセルする。
このセンサ用AF制御部42に設定される第1のしきい値は、顕微鏡本体2の焦点深度に対応する値に設定される。
しかるに、センサ用AF制御部42は、加速度センサ40から出力された検出信号のうち第1のしきい値以上の検出信号に基づいて顕微鏡本体2の移動量及び移動方向を求め、これら移動量及び移動方向に基づいて顕微鏡本体2が被検体に対して近付いているのか、又は遠ざかっているのかを判定するものとなる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本第3の実施の形態は、上記図1に示す構成と略同一であり、その相違する部分について説明する。
センサ用AF制御部42は、加速度センサ40から出力される各検出信号から求められた顕微鏡本体2の移動量と顕微鏡本体2の倍率とに基づいて術部Qが顕微鏡本体2の視野外に外れたことを認識すると、焦準機構10の駆動制御を停止する。すなわち、センサ用AF制御部42は、顕微鏡本体2の倍率から術部Qを観察するときの視野の大きさを認識できるので、加速度センサ40から出力される各検出信号から顕微鏡本体2の移動量が分かれば、術部Qが顕微鏡本体2の視野外に外れたことを認識できる。
なお、顕微鏡本体2の倍率は、観察者等の操作により切り替えられるが、この倍率の情報は、図示しない変倍制御部からセンサ用AF制御部42に送られるようにすればよい。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本第4の実施の形態は、上記図1に示す構成と略同一であり、その相違する部分について説明する。
上記切替え制御部53は、移動量演算部41により求められる顕微鏡本体2のxyz方向への各移動量を入力し、これら移動量に応じてセンサ用AF制御部42からの駆動制御信号をフォーカスモータ制御駆動部43に送るか、又はコントラストAF制御部52からの駆動制御信号をフォーカスモータ制御駆動部43に送るのかを切り替える。
[第5の実施の形態]
次に、本発明の第5の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本第5の実施の形態は、上記図1に示す構成と略同一であり、その相違する部分について説明する。
顕微鏡本体2は、ズーム機能を備える。このズーム機能は、一対の観察光軸15L,15R上のそれぞれにズームレンズを設ける。
この切替え制御部53は、顕微鏡本体2の位置が固定であれば、コントラストAF制御部52によるコントラストAFを行い、支持機構1を駆動制御しての顕微鏡本体2の移動時には加速度センサ40を用いたセンサ用AF制御部42によるAF制御を行う。
移動量演算部41は、加速度センサ9から出力される検出信号の変化に基づいて顕微鏡本体2のxyz方向に加わる各加速度の向きと、顕微鏡本体2のxyz方向への各移動量とを演算する。
コントラストAF制御部52は、顕微鏡本体2の移動終了後に、当該術部Qに対する光軸23のずれを補正してAF制御を行うことができる。
次に、本発明の第6の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本第6の実施の形態は、上記図1に示す構成と略同一であり、その相違する部分について説明する。
移動量演算部41は、加速度センサ40を構成する3つのチップ素子40aからの各検出信号の変化に基づいて顕微鏡本体2のxyz方向への各移動量を演算する。
コントラストAF制御部52は、CCU50を介して移動量演算部41により求められた顕微鏡本体2のxyz方向への各移動量を入力し、これら顕微鏡本体2のxyz方向への各移動量に応じてCCU50により作成される3D画像データ上のフォーカスエリアの位置及びその大きさを制御する。この場合、コントラストAF制御部52は、センサ用AF制御部42による顕微鏡本体2が被検体に対して近付いているのか、又は遠ざかっているのかの判定結果に応じて3D画像データ上のフォーカスエリアの位置及びその大きさを制御してもよい。なお、フォーカスエリアの位置及びその大きさは、顕微鏡本体2のxyz方向への移動方向とその各移動量とに応じて変更パターンを予め設定しておけばよい。
上記各実施の形態は、コントラストAF制御を用いているが、これに限らず、位相差AF方式、又はTTL位相差検出方式などを用いても良い。
位相差AF方式は、一対の撮像素子から出力される被写体像の位相差情報からデフォーカス量を求め、このデフォーカス量に基づいて対物光学系9のレンズ群を移動制御する。
TTL位相差検出方式は、対物光学系9のレンズ群を光軸方向に移動させながら各撮像素子30L,30Rの出力を監視し、これら撮像素子30L,30Rの出力から取得される一対の被写体像が所定の位置関係になったときに合焦状態であると判定し、その時点で対物光学系9のレンズ群の駆動を停止する。
本発明の各実施の形態は、手術用顕微鏡に適用した場合について説明したが、これに限らず、医療用観察装置として例えば内視鏡に適用することもできる。
図5は内視鏡に適用した場合の構成図を示す。内視鏡の挿入部60の先端部に加速度センサ40等の移動センサが設けられる。この加速度センサ40は、挿入部60の挿脱や挿入部60の先端部の湾曲動作時に、挿入部60の先端部に加わる加速度を検出する。
移動量演算部41は、加速度センサ9から出力される検出信号に基づいて内視鏡の挿入部60の先端部に加わる各加速度の向きと同先端部の各移動量とを演算する。
センサ用AF制御部42は、移動量演算部41により求められた内視鏡の挿入部60の先端部に加わる加速度の向きとその移動量とに基づいて対物光学系9のレンズ群のレンズ間隔の変化を変換して焦点距離を可変設定するための駆動制御信号をフォーカスモータ制御駆動部43に送出する。
加速度センサ40は、内視鏡の挿入部60を術部Qに対して近付ける、又は遠ざけるときの加速度をxyz方向で検出する。
移動量演算部41は、加速度センサ9から出力される検出信号の変化に基づいて内視鏡の挿入部60のxyz方向に加わる各加速度の向きと、内視鏡の挿入部60のxyz方向への各移動量とを演算する。
Claims (16)
- 被検体にフォーカスするための焦準機構を備え、当該焦準機構により前記被検体にフォーカスした状態で前記被検体を観察するための観察装置本体と、
前記観察装置本体の移動を検出するための移動センサと、
前記移動センサにより前記観察装置本体の移動を検出したときに、当該移動センサから出力される検出信号に基づいて前記観察装置本体の移動情報を求め、この移動情報に基づいて前記焦準機構を駆動制御して前記被検体にフォーカスするフォーカス制御部と、
を具備することを特徴とする医療用観察装置。 - 前記フォーカス制御部は、前記移動センサから出力される検出信号に基づいて前記観察装置本体の前記移動情報として移動量及び移動方向を求め、これら移動量及び移動方向に基づいて前記焦準機構を駆動制御することを特徴とする請求項1記載の医療用観察装置。
- 前記移動センサは、加速度センサ、光学センサ又は磁気センサを有することを特徴とする請求項2記載の医療用観察装置。
- 前記移動センサは、前記観察装置本体に設けられることを特徴とする請求項3記載の医療用観察装置。
- 前記フォーカス制御部は、前記移動センサから出力される前記検出信号から前記観察装置本体が前記被検体に近付く方向に移動すると、前記近付いた前記移動量に対応して焦点距離を短く制御し、かつ前記観察装置本体が前記被検体から遠ざかる方向に移動すると、前記遠ざかる前記移動量に対応して焦点距離を長く制御することを特徴とする請求項4記載の医療用観察装置。
- 前記フォーカス制御部は、前記移動センサから出力される検出信号に基づいて前記観察装置本体の前記移動方向を3次元方向で求めることを特徴とする請求項5記載の医療用観察装置。
- 前記観察装置本体を支持し、当該観察装置本体を3次元方向に移動させる支持機構を備え、
前記フォーカス制御部は、前記移動センサから出力される検出信号に対して第1のしきい値を設定し、当該第1のしきい値以下の前記検出信号であれば前記観察装置本体の移動量及び移動方向に基づいて前記焦準機構を駆動制御しないように制御する、
ことを特徴とする請求項1記載の医療用観察装置。 - 前記第1のしきい値は、前記観察装置本体の焦点深度に対応する値に設定されることを特徴とする請求項7記載の医療用観察装置。
- 前記フォーカス制御部は、前記移動センサから出力される前記検出信号から求められた前記観察装置本体の前記移動量と前記観察装置本体の倍率とに基づいて前記被検体が前記観察装置本体の視野外に外れたことを認識すると、前記焦準機構の駆動制御を停止することを特徴とする請求項1記載の医療用観察装置。
- 前記フォーカス制御部は、前記移動センサから出力される検出信号に基づいて前記観察装置本体の移動量及び移動方向を求め、これら移動量及び移動方向に基づいて前記焦準機構を駆動制御する第1の制御部と、
前記観察装置本体により観察される前記被写体の情報に基づいて前記焦準機構を駆動制御する第2の制御部とを有し、
前記移動センサにより検出される前記観察装置本体の移動量に応じて前記第1と前記第2の各制御部を切り替える、
ことを特徴とする請求項1記載の医療用観察装置。 - 前記フォーカス制御部は、前記移動センサにより検出される前記観察装置本体の移動量が第2のしきい値よりも大きければ、前記第1の制御部によって前記焦準機構を駆動制御し、前記観察装置本体の移動量が第2のしきい値よりも小さければ、前記第2の制御部によって前記焦準機構を駆動制御することを特徴とする請求項10記載の医療用観察装置。
- 前記観察装置本体を支持し、当該観察装置本体を3次元方向に移動させる支持機構と、
前記支持機構を駆動制御する支持機構制御部と、
を備え、
前記観察装置本体は、ズーム機能を備え、
前記フォーカス制御部は、前記支持機構制御部と前記ズーム機能との動作に連動して前記センサ用と前記コントラスト用制御部とを切り替える、
ことを特徴とする請求項10又は11記載の医療用観察装置。 - 前記フォーカス制御部は、前記観察装置本体により観察される前記被写体の情報に基づいて前記焦準機構を駆動制御する第2の制御部を有し、
前記移動センサから出力される検出信号に基づいて前記観察装置本体の移動量を求め、この移動量に応じて前記第2の制御部による少なくともフォーカスエリアの位置及びその大きさを制御する、
ことを特徴とする請求項1記載の医療用観察装置。 - 前記焦準機構による前記被検体に対するフォーカスの機構は、コントラスト方式又は位相差方式を含むことを特徴とする請求項1記載の医療用観察装置。
- 被検体にフォーカスするための焦準機構を備え、当該焦準機構により前記被検体にフォーカスした状態で前記被検体を観察するための観察装置本体を備えた医療用観察装置のフォーカス制御方法において、
前記観察装置本体の移動を移動センサにより検出し、
前記移動センサにより前記観察装置本体の移動を検出したときに、当該移動センサから出力される検出信号に基づいて前記観察装置本体の移動量及び移動方向を求め、これら移動量及び移動方向に基づいて前記焦準機構を駆動制御して前記被検体にフォーカスする、
ことを特徴とする医療用観察装置のフォーカス制御方法。 - 被検体にフォーカスするための焦準機構と、前記観察装置本体の移動を検出する移動センサとを備え、当該焦準機構により前記被検体にフォーカスした状態で前記被検体を観察するための観察装置本体を備えた医療用観察装置のコンピュータに、
前記移動センサから出力される検出信号から前記観察装置本体の移動を検出させる移動検出機能と、
前記移動センサにより前記観察装置本体の移動を検出したときに、当該移動センサから出力される検出信号に基づいて前記観察装置本体の移動量及び移動方向を求め、これら移動量及び移動方向に基づいて前記焦準機構を駆動制御して前記被検体にフォーカスするフォーカス制御機能と、
を実現させる医療用観察装置のフォーカス制御プログラム。
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