JP2011081186A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オートフォーカス制御が可能な撮像装置において、撮像装置をパンニングする場合であっても、高速なオートフォーカス制御を行なう。
【解決手段】電子カメラ1がパンニングされる前に、第1の被写体についてオートフォーカス動作を行い、合焦した時の撮像素子104の撮像した画像を取得して記憶し、第2の被写体へのパンニング時に加速度センサ124及び角速度センサ126の出力より電子カメラ1の移動量を検出する。そして、パンニング終了後に撮像素子104の撮像した画像を取得し、パンニング前の画像とパンニング終了後の画像と、加速度センサ124、角速度センサ126の出力から求めた電子カメラ1の移動量とに基づいて第2の被写体の距離に関する情報を算出する。そして、算出した第2の被写体の距離に関する情報に基づいてオートフォーカス動作を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は撮像装置であってオートフォーカス制御が可能な撮像装置に関するものである。
従来、撮像装置において、撮像出力信号の被写体像に対応するコントラスト値が極大となるようにフォーカスレンズ位置を制御するコントラストAF方式の技術が開示されている。このようなコントラストAF方式を採用した撮像装置において、パンニングする際に被写体が変更されることによりコントラスト値が大きく変動するので、コントラストAF方式でなされた合焦方向の判定を間違う可能性が高く、間違った方向にフォーカスレンズを移動してコントラストAFを実行してしまうことにより、合焦時間が長くなるという問題がある。これに対して、特許文献1では、外部AFユニットやTTL位相差AFユニットを有するカメラであって、パンニング終了後に、外部AFユニットやTTL位相差AFユニットの出力である距離に関する情報を参照して、フォーカスレンズを移動すべき方向を判定しコントラストAFを行うことによってピント合わせを高速化する技術が記載されている。
特開2008−46351号公報
しかしながら、外部AFユニットやTTL位相差AFユニットが必要となるため撮像装置がコストアップするという問題があった。そこで本発明の目的は、コストアップを招くことなく、パンニングして異なる被写体を撮影する際に高速なオートフォーカス動作を行うことが可能な撮像装置を提供することである。
本発明の撮像装置は、被写体を撮像して撮影画像を取得する撮像手段と、被写体に対する合焦位置へフォーカスレンズを制御するオートフォーカス制御手段と、前記オートフォーカス制御手段が第1の被写体についてフォーカスレンズを合焦位置へ制御した後に、第2の被写体に合焦すべく装置本体を移動する際の移動量を検出する移動量検出手段と、を有し、前記撮像手段は、前記フォーカスレンズが前記第1の被写体に対する合焦位置へ制御された時の第1の撮影画像と、前記第2の被写体に合焦すべく装置本体を移動させた後の第2の撮影画像とを取得し、前記オートフォーカス制御手段は、前記第1の撮影画像と前記第2の撮影画像と前記移動量検出手段の出力する移動量とに基づいて前記フォーカスレンズを制御することを特徴とする撮像装置である。
本発明によれば、パンニングして異なる被写体を撮影する際に、高速なオートフォーカス動作を行うことが可能な撮像装置を提供することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態に係る電子カメラのシステム構成例を示すブロック図である。 図2は、図1の電子カメラのシステムコントローラにより実行される処理を示すフローチャートである。 図3は、図1の電子カメラをパンニングする際の撮影画面と被写体の関係を示す図である。 図4は、図1の電子カメラをパンニングする際の、電子カメラと被写体の位置関係を示す図である。 図5は、図1の電子カメラをパンニングする際の、電子カメラと被写体の位置関係を示す別の図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態について説明する。図1には、撮像装置の一例としての電子カメラのシステム構成例を示すブロック図を示す。システムコントローラ100(以下Scnt100と省略して呼ぶ)は電子カメラ1を統括して制御し、その内部はCPU(不図示)によって制御される複数の機能ブロックから構成され、FlashRom116に記録されているプログラムコードに基づき所定の動作を実行する。
撮像素子104はCCD、或はCMOS等のイメージセンサで構成され、撮影レンズ102によって形成された被写体像を光電変換して画像信号を生成する。撮像素子IF(インターフェース)回路106は撮像素子104を駆動すると共に撮像素子104が出力する画像信号をA/D変換してデジタルデータとしてScnt100へ出力する。Scnt100はこのデジタルデータに所定の画像処理を施して画像データを生成する。
表示回路108はモニタ110を駆動して画像データを表示する回路である。モニタ110は液晶パネル、有機ELパネル等の表示素子から構成され、画像データの表示のほかにアイコン、文字データ等の情報の表示も行なわれる。本電子カメラ1では、撮影モード時には、撮像素子104による被写体の撮像動作が所定の周期で繰り返し行われ、撮像された被写体画像がライブビュー画像としてモニタ110に逐次表示される。
メモリカード112は不揮発性メモリから構成された記憶媒体であってスロット(不図示)よってカメラに着脱可能に保持され、撮影された画像データが格納される。SDRAM114は、撮像素子104から得られたデジタルデータの一時記憶、このデータを画像処理する際に必要なワークメモリとして用いられる。
FlashRom116は不揮発性の半導体メモリから構成され、Scnt100が動作するために必要なプログラムコードの記録、画像データの記録(メモリカード112が装着されていない場合)、制御パラメータの記録に使用される。USB(Universal Serial Bus)端子118は電子カメラ1と外部機器(例えばパーソナルコンピュータ)との通信に利用される。この端子を利用することで外部機器は通信することで、メモリカード112に記憶された画像データの読出し、FlashRom116に記憶されたプログラムコード、制御パラメータの書き換え、画像データの読出しも可能となる。
カメラ操作スイッチ122は、電子カメラ1の動作を指示するためにユーザによって操作されるスイッチ(SW)であって、ダイヤルSW、アップダウンSW、レリーズSW、電源SW、タッチSW等から構成される。レリーズSWは、半押しと全押しの2段階の操作SWを有し、半押しでオートフォーカス動作、全押しで撮像・記録動作を指示する。
電子カメラ1の動作に必要な電力は二次電池132から供給される。二次電池132としては充電可能なニッケル水素二次電池、リチウムイオン二次電池等が用いられる。電源回路130は二次電池132の出力を、電子カメラ1を構成する電子回路の電源ラインへ、その回路の動作に適した電圧に変換して出力する。カメラ操作スイッチ122の一つである電源SWがONすると電源回路130を制御して電子カメラ1の動作に必要な電力を供給する。
AF制御回路120は、前記撮影レンズ102の一部をなすフォーカスレンズを光軸方向に移動させながら撮像素子104から出力される撮像信号による被写体画像のコントラスト値等のAF評価値を取得し、AF表価値が最も大きくなるピーク位置(合焦位置)にフォーカスレンズを移動させることによりピント合わせを行う。被写体画像よりAF評価値を取得するためのAFエリアは、撮影画面の中央に設けられている。
加速度センサ124は、x,yの2軸方向の加速度を、電子カメラ1の動きを示す動き情報として個別に検出する本発明の移動量検出手段であって、加速度センサ124の検出信号はScnt00へ送られる。なお、加速度センサ124は、x軸が電子カメラ1本体の左右方向に、またy軸が電子カメラ1本体の上下方向にそれぞれ一致するよう電子カメラ1の内部に配置されている。
角速度センサ126は、電子カメラ1がヨー(YAW)方向、ピッチ(PITCH)方向に移動したときの角速度を個別に検出する移動量検出手段であって、角速度センサ126の検出信号はScnt100へ送られる。なお、角速度センサ126は、ヨー方向が電子カメラ1本体の左右方向の移動に、ピッチ方向が電子カメラ1本体の上下方向の移動にそれぞれ一致するように電子カメラ1本体の内部に配置されている。
次に、本発明において電子カメラ1をパンニングした後に被写体距離を検出する原理について、図3、図4及び図5に基づいて説明する。なお、本実施例ではパン、チルト及びその複合的な動作を行うことをパンニングと称する。最初に、電子カメラ1をパンニングすることにより、撮影画面(ライブビュー撮影画像)及びオートフォーカスを行う被写体が変化する様子を示す図3に基づいて説明する。図3に示すように、パンニング前の撮影画面(画像α)には第1の被写体aと第2の被写体bが含まれており、撮影画面中央のAFエリアSは被写体aの位置に設定されている。そして、被写体aについてコントラストAFを実行して合焦させる。その後、撮影者は電子カメラ1を被写体bに向けてパンニングさせ、パンニング後の撮影画面(画像β)として被写体bに合焦させるべくAFエリアS´を被写体bの位置に設定する。この時、画像βの内部において、AFエリアS´に対応する領域を画像βbとする。そして、電子カメラ1は被写体bについて、後述するように高速にコントラストAFを実行する。
図4は、図3に対応して電子カメラ1と被写体a、bとのパンニングによる位置関係の変化を示す図である。図4において、図3における説明と同様に、最初に電子カメラ1は被写体aを画面中央のAFエリアに位置させてオートフォーカスを実行して合焦させ、次に電子カメラ1をパンニングして被写体bに向けてオートフォーカスを行うものとする。電子カメラ1は、被写体aについてオートフォーカスを実行して合焦させた時のライブビュー画像の表示用に取得した撮像素子104の画像α(図3)をSDRAM114に記憶する。この画像αには、被写体bの像も含まれており、撮像素子104上の位置Bに対応する位置に写しこまれている。この状態から電子カメラ1を被写体bに向けてパンニングして距離Hだけ平行移動して電子カメラ1´に位置させる。なお、図4では電子カメラ1を1次元の平行移動する成分のみを記載しており、実際には図4の平行移動方向に対して垂直方向の平行移動成分や回転移動成分が発生するが、これについては後述する。平行移動する距離Hは加速度センサ122の出力により公知の方法にて求めることができる。
電子カメラ1は、被写体bについてライブビュー画像の表示用に取得した撮像素子104の画像β(図3)を取得する。そして、画像βについて画面中央のAFエリアS´に対応する画像βbを抽出し、抽出画像βbと一致する領域を、画像αについて探索を行う。画像αにおける抽出画像βbの探索は、公知のパターンマッチング手法や色情報を用いた探索等により実行される。また、画像αと画像βbの像倍率やボケ具合等の条件の違いは、公知の手法にて適宜補正されるものとする。そして、画像α中の画像βbを探索して画像α中の被写体bに対応する位置Bを求め、画面中央のAFエリアと位置Bとの距離である像ずれ量X1を求める。図4において、三角測量の原理に従い、上記像ずれ量X1を用いて被写体bまでの距離Lは、以下に示す式1により算出することができる。
L = (H+X1)・f/X1 ・・・ 式1
なお、Hは電子カメラ1の平行移動量、fは撮影レンズ102の焦点距離である。
このように、平行移動量Hを求め、式1を適用すれば、パンニング後の被写体bの距離Lを算出することができ、この距離Lに基づいてフォーカスレンズ位置を制御することにより被写体bに合焦させることができる。
ところで、上記像ずれ量X1には、実際にはパンニングによって生ずる電子カメラ1の回転移動成分による画像βbの位置変化分が含まれるため、画像α中の画像βbを探索して求められる位置B及び像ずれ量X1に相当する情報には回転移動成分の像ずれ量が含まれている。この回転移動成分の像ずれ量は誤差となるのでこれを除去して、位置B及び像ずれ量X1を求めなければ高精度なオートフォーカスを行うことはできない。
図5に基づいて、この回転移動成分の像ずれ量を検出して除去する方法について説明する。図5では、電子カメラ1に関して、撮影レンズ102と撮像素子104の撮像面のみ示しており、前述のように最初に被写体aについてオートフォーカスを実行して合焦させ、撮像して画像α(図3)を記憶する。この画像αには被写体bの画像も含まれており、撮像素子104上の位置B´に対応する画像の位置に写しこまれている。次に、電子カメラ1をパンニングして被写体bを画面中央のAFエリアS´(図3)に位置させた状態を、撮影レンズ102´、撮像素子104´で示し、パンニングによる回転角をθとする。この時の回転角θは、角速度センサ123の出力により公知の方法にて求めることができる。
このような電子カメラ1の回転角θ分の回転によって生ずる被写体bに関する位置B´とAFエリアSの中央のA点との距離である像ずれ量X2を、図5に基づいて以下に示す式2により算出することができる。
X2 = f・tanθ ・・・ 式2
θは電子カメラ1のパンニング回転角、fは撮影レンズ102の焦点距離である。
真の平行移動成分に対応する距離Xは、画像αにおいて探索された画像βaの位置より算出された像ずれ量X1から、回転移動成分による像ずれ量X2を除去したものとなるので、被写体bの距離Lを、以下の式3により算出することができる。
L = (H+(X1−X2))・f/(X1−X2) ・・・ 式3
なお、上記説明は1次元での平行移動と回転移動の条件で行ったが、2次元での条件であっても2次元の上記2種類の情報を合成することにより、同様に距離Lを求めることが可能である。以上が、電子カメラ1をパンニングした後に被写体距離を検出する原理の説明である。
次に、以上説明した構成からなり、上記原理に基づく電子カメラ1の本発明に係る動作について説明する。図2は、撮影モードが設定されているときのScnt100の処理内容を示すフローチャートである。電子カメラ1の電源SWのオン等の電源投入により動作が開始されると、ステップS100においてシステム起動処理を行い、Scnt100に接続された周辺回路の初期設定やメモリの初期設定等を行なう。撮影モードが設定されているとき、電子カメラ1では撮像素子104による被写体の撮像動作が所定の周期で繰り返し行われ、撮像された被写体画像がライブビュー画像としてモニタ110に逐次表示される。取得されたライブビュー画像は必要に応じてSDRAM114に記憶する。
次にステップS102にて撮影モードか否か判定し、撮影モードであればステップS104に進み、撮影モードでない場合はステップS134に進む。ステップS134では再生モード等の動作モードに応じた処理を行った後にステップS142に進み、電源がオフされたかチェックする。
一方、ステップS104にて、Scnt100はレリーズSWの半押し操作をチェックし、レリーズSWが半押しされたら、ステップS106にてコントラスト検出方式によるオートフォーカスを開始し被写体a(図5)に合焦するまでオートフォーカス処理を継続する。合焦するとフォーカスレンズ位置より被写体距離L0を算出してFlashRom116に記憶する。その後、ステップS108に進み、合焦時または合焦直後に取得したライブビュー画像αをSDRAM114に記憶する。なお、撮像素子104による被写体の撮像動作を所定の周期で繰り返し行い、撮像した被写体画像をライブビュー画像としてモニタ110に逐次表示する処理は、本フローチャートとは別に並行して処理されるものとする。
そして、ステップS110にて加速度センサ122により加速度を検出し、角速度センサ123により角速度を検出する。ステップS112にて、加速度の検出結果に基づく電子カメラ1本体の移動距離を算出し、角速度の検出結果に基づく電子カメラ1本体の移動角度を検出する。ステップS114にて、電子カメラ1本体の移動距離量及び移動角度量を、それぞれFlashRom116に予め記憶された判定値と比較してパンニングがあるか判定する。前記判定値はノイズ等による誤検出を避けるために設定されるものである。
ステップS114においてパンニングありと判定された場合は、ステップS116に進み、パンニング後のライブビュー画像を取得・記憶し、画面中央のAFエリアに対応する被写体像の記憶されたライブビュー画像αの位置を検出する。一方、パンニングなしと判定された場合はステップS136に進み、レリーズSWが全押しされたか否かをチェックする。
次にステップS118では、上記原理説明に従い、パンニングによる像ずれ量X1を算出する。ステップS120にて、回転移動による像ずれ量X2を算出する。そして、ステップS122にて、パンニングによる像ずれ量X1、回転移動による像ずれ量X2の検出が可能か判定する。これはたとえば、パンニング前に被写体bが撮影画面外に位置していたため被写体bの像を探索できない場合や、取得画像の画質の低下等により探索の信頼性が小さい場合には検出ができないものと判定する。そして検出できない場合にはステップS132に進み、無限から至近距離離全域にわたってフォーカスレンズを移動する通常のコントラストAFを実行する。
ステップS122において検出可能な場合は、式3に基づき被写体距離Lを算出する。ステップS123では、パンニング後の被写体bの距離LとFlashRom116に記憶されたパンニング前の被写体aの距離L0とを比較し、L>L0の場合はステップS128に進み、L0よりも遠距離側領域に限定してコントラストAFを行う。即ち、距離L0と無限の間に対応してフォーカスレンズを移動させながら、AF評価値を検出する動作を行う。一方、L≦L0場合はステップS130に進み、L0よりも近距離側領域に限定してコントラストAFを行う。即ち、距離L0と最至近距離の間に対応してフォーカスレンズを移動させながら、AF評価値を検出する動作を行う。ステップS128、S130、S132にて、それぞれの場合においてコントラストAFを実行して合焦した後にステップS136に進み、レリーズSWが全押しされたかチェックする。
ステップS136にてレリーズSWが全押しされていない場合は、ステップS138にてレリーズSWが半押しされているかチェックする。半押しされている場合は、ステップS110に戻り上記説明したこれ以降の処理を繰り返す。
一方、ステップS136にて、レリーズSWが全押しされると、ステップS140にて撮像・記録動作が行われ、撮像素子104により本撮像が行われ画像データに画像処理が実行された後、メモリカード112に記録される。その後ステップS142では電子カメラ1の電源SW等により電源がオフされたかチェックし、電源がオフされた場合は本フローチャートの処理を終了する。一方、電源がオフされていない場合は、ステップS102に戻り、これ以降の処理を繰り返し実行する。
以上のように、本実施例においては、第1の被写体aに対してオートフォーカス制御を行って合焦した後に、電子カメラ1をパンニングして第2の被写体bにオートフォーカス制御を行う際に、第1の被写体aの合焦時のライブビュー画像と、パンニング後の第2の被写体bのライブビュー画像と、電子カメラ1の移動量とに基づいて算出されるパンニング後の第2の被写体bに関する距離情報に応じてオートフォーカス制御を行う。即ち、第1の被写体aへのオートフォーカスによる合焦時のライブビュー画像中における、パンニング後のライブビュー画像のうちの測距エリアに関する画像の位置を検出し、この位置と電子カメラ1の移動量とに基づいて第2の被写体に関する距離情報を算出するので、高速なピント合わせが可能となる。
なお、本実施例では、算出したパンニング後の被写体bの距離Lとパンニング前の被写体aの距離L0とを比較して、L>L0の場合はL0よりも遠距離側領域に限定してコントラストAFを行い、L≦L0場合はL0よりも近距離側領域に限定してコントラストAFを行うが、算出したパンニング後の被写体距離Lに対応する位置にフォーカスレンズを移動させて合焦とし、コントラストAFを実行しないようにしてもよい。
また、距離Lに対応するフォーカスレンズ位置を中心とする所定範囲においてフォーカスレンズを移動しながらAF評価値を取得してコントラストAFを行ってもよい。
あるいは、本実施例は静止画撮影用の撮像装置において、ライブビュー表示動作と並行してオートフォーカス制御を行うが、動画撮影可能な撮像装置において、動画撮影動作と並行して電子カメラ本体の移動量に基づくオートフォーカス制御を行ってもよい。
1 … 電子カメラ
100 … システムコントローラ
102 … 撮影レンズ
104 … 撮像素子
106 … 撮像素子インターフェース回路
108 … 表示回路
110 … モニタ
112 … メモリカード
114 … SDRAM
116 … Flash Rom
118 … USB端子
120 … AF制御回路
122 … カメラ操作スイッチ
124 … 加速度センサ
126 … 角速度センサ
130 … 電源回路
132 … 二次電池

Claims (3)

  1. 被写体を撮像して撮影画像を取得する撮像手段と、
    被写体に対する合焦位置へフォーカスレンズを制御してオートフォーカスを行うオートフォーカス制御手段と、
    前記オートフォーカス制御手段が第1の被写体についてフォーカスレンズを合焦位置へ制御した後に、第2の被写体に合焦すべく装置本体を移動する際の移動量を検出する移動量検出手段と、
    を有し、
    前記撮像手段は、前記フォーカスレンズが前記第1の被写体に対する合焦位置へ制御された時の第1の撮影画像と、前記第2の被写体に合焦すべく装置本体を移動させた後の第2の撮影画像とを取得し、前記オートフォーカス制御手段は、前記第1の撮影画像と前記第2の撮影画像と前記移動量検出手段の出力する移動量とに基づいてオートフォーカスを行うことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の撮影画像において、前記第2の撮影画像のオートフォーカス対象である被写体像を探索する画像探索手段をさらに有し、
    前記画像探索手段は、前記第1の撮影画像内において前記第2の撮影画像のオートフォーカス対象である被写体像の位置を求め、前記オートフォーカス制御手段は、前記第2の撮影画像のフォーカス対象である被写体像の位置と前記移動量検出手段の出力とから前記第2の被写体の距離に関する情報を算出してオートフォーカスを行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記移動量検出手段は、加速度検出手段と角速度検出手段とを有し、
    前記加速度検出手段の出力に基づく第1の移動量と、前記角速度検出手段の出力に基づく第2の移動量とに基づいて、装置本体の移動量を検出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
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