JP2014103561A5 - - Google Patents

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画像読取装置
本明細書に開示される発明は、原稿を搬送して読み取る画像読取装置に関する。
従来、原稿を搬送して読み取る画像読取装置が知られている(例えば、特許文献1)。画像読取装置では、搬送される原稿の厚みが厚くなると、原稿に曲がり癖がついたり、ジャムが発生するなどの問題が生じる。そのため、従来から、搬送される原稿の厚さを検出し、検出した原稿の厚さによって搬送経路を切り換える技術が用いられている。
特開平11−127301号公報
原稿を搬送して読み取る画像読取装置では、原稿の厚みだけでなく、原稿の原稿サイズによっても問題が発生することがある。例えば、画像読取装置の搬送経路に沿って、上流側から給紙トレイに載置された原稿を、一枚ずつ搬送経路へと送り出す供給ローラ、第1搬送ローラ、第2搬送ローラがこの順に配置されている装置を考える。この画像読取装置では、原稿の搬送方向における原稿長が搬送経路に沿った供給ローラと第1搬送ローラとの間の距離よりも長く、搬送経路に沿った第1搬送ローラと第2搬送ローラとの間の距離よりも長い場合に、これらのローラを用いて原稿を搬送することができる。
この場合において、原稿の原稿長が搬送経路に沿った供給ローラと第2搬送ローラとの間の搬送距離よりも短いと、当該原稿が供給ローラから離反してから第2搬送ローラに到達する間は、当該原稿は第1搬送ローラのみによって搬送される。一方、原稿の原稿長が供給ローラと第2搬送ローラとの間の搬送距離以上であると、当該原稿が供給ローラから離反した直後においても、当該原稿は第1搬送ローラ及び第2搬送ローラによって搬送され、第1搬送ローラのみによって搬送されることがない。そのため、原稿の原稿長が搬送距離よりも短い原稿では、原稿の原稿長が搬送距離以上の原稿に比べて、搬送ローラから受け取る搬送方向の推進力が小さく、原稿の搬送速度が遅れ、原稿を読み取った画像データが搬送方向に沿って伸びる問題が発生する。このように、原稿を搬送して読み取る画像読取装置では、原稿の原稿サイズによって、画像データが搬送方向に伸縮する問題が生じる。
本明細書では、原稿を搬送して読み取る画像読取装置において、搬送方向における画像データの伸縮を抑制する技術を開示する。
本明細書によって開示される画像読取装置は、原稿が載置される載置部と、前記載置部に載置された前記原稿に接触して回転し、前記原稿を一枚ずつ搬送経路へと送り出す供給ローラと、第1搬送ローラと第2搬送ローラとを有し、前記供給ローラによって前記搬送経路へと送り出された前記原稿を前記第1搬送ローラ、前記第2搬送ローラの順に用いて前記搬送経路に沿って搬送する搬送部と、前記搬送部によって搬送された前記原稿が排出される排出部と、前記搬送経路上の前記第1搬送ローラと前記第2搬送ローラとの間の読取位置に配置され、前記搬送部によって搬送される前記原稿を前記読取位置で主走査方向に読み取る画像読取部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記搬送経路に沿った搬送方向における前記原稿の原稿長が、前記搬送経路に沿った前記第1搬送ローラと前記第2搬送ローラとの間の第1搬送距離以上の長さを有し、前記搬送経路に沿った前記供給ローラと前記第2搬送ローラとの間の第2搬送距離よりも短い第1原稿種であるか、前記第2搬送距離以上の長さを有する第2原稿種であるかを判断する判断処理と、前記判断処理の判断結果に応じて、前記原稿の前記搬送方向における先端が前記読取位置に到達する先端到達タイミングと、前記原稿の前記搬送方向における後端が前記読取位置に到達する後端到達タイミングと、前記画像読取部が読み取った読取データの前記主走査方向に直交する副走査方向における拡大又は縮小倍率を示す副走査倍率と、の少なくとも1つを設定する設定処理と、前記設定処理の設定で前記原稿を前記画像読取部に読み取らせる読取処理と、を実行する。
この画像読取装置では、原稿の原稿長を装置固有の第1搬送距離及び第2搬送距離と比較して原稿の原稿種を判断し、その判断結果に応じて原稿の読み取りに用いる先端到達タイミング等のパラメータを設定し、当該原稿を読み取る。この画像読取装置によれば、原稿長に起因して生じる画像データの伸縮を、原稿種に応じて設定されたパラメータを用いて補正することができ、読取データの伸縮を抑制することができる。
また、上記の画像読取装置では、前記供給ローラは、前記搬送経路の前記主走査方向の搬送領域のうちの一部分に設けられ、前記第1搬送ローラ及び前記第2搬送ローラは、前記主走査方向において複数のローラを有し、前記制御部は、前記判断処理において、前記原稿が前記第2原稿種であると判断した場合に、前記原稿が、前記第1搬送ローラと前記第2搬送ローラのいずれの搬送ローラにおいても基準数以下のローラにより搬送される第3原稿種であるか、前記第1搬送ローラと前記第2搬送ローラの少なくとも一方の搬送ローラにおいて前記基準数より多くのローラにより搬送される第4原稿種であるかを更に判断し、前記設定処理において、前記判断結果が前記第3原稿種であるか前記第4原稿種であるかに応じて、前記先端到達タイミングと、前記後端到達タイミングと、前記副走査倍率と、の少なくとも1つを設定する構成としても良い。
原稿を搬送して読み取る画像読取装置では、更に、原稿の主走査方向における原稿幅によっても問題が発生することがある。一般に、原稿幅が比較的狭く、主走査方向に並んだ基準数以下のローラにより搬送される原稿は、原稿幅が比較的広く、主走査方向に並んだ基準数より多くのローラにより搬送される原稿に比べて、搬送ローラから推進力を受けにくく、画像データが伸びやすい。
この画像読取装置では、原稿が第2原稿種である場合に、原稿が第1搬送ローラ及び第2搬送ローラにおいて基準数より多くのローラにより搬送される原稿幅を有しているか否かを判断し、その判断結果に応じて原稿の読み取りに用いるパラメータを設定する。この画像読取装置によれば、原稿幅に起因して生じる画像データの伸縮を、原稿種に応じて設定されたパラメータを用いて補正することができ、読取データの伸縮を抑制することができる。
また、上記の画像読取装置では、前記排出部は、第1排出部と第2排出部を有し、前記搬送経路は、前記第2搬送ローラの下流側において第1搬送経路と、第2搬送経路とに分岐し、前記搬送部は、前記第1原稿種及び第3原稿種の原稿を前記第1搬送経路を用いて前記第1排出部に搬送し、前記第4原稿種の原稿を第2搬送経路を用いて前記第2排出部に搬送する構成としても良い。
第1原稿種の原稿は、第2原稿種の原稿に比べて原稿長が短い。また、第2原稿種のうち、第3原稿種の原稿は、第4原稿種の原稿に比べて原稿幅が狭く、一般に第4原稿種の原稿に比べて原稿長が短い。この画像読取装置によれば、比較的原稿長の短い第1原稿種及び第3原稿種の原稿を、第1搬送経路を用いて搬送することができ、比較的原稿長の長い第4原稿種の原稿を、第2搬送経路を用いて搬送することができる。
また、上記の画像読取装置では、前記画像読取部は、前記搬送経路上の前記第1搬送ローラと前記第2搬送ローラとの間の第1読取位置に配置され、前記原稿の一方の面を読み取る第1画像読取部と、前記搬送経路上の前記第1搬送ローラと前記第2搬送ローラとの間の第2読取位置に配置され、前記原稿の他方の面を読み取る第2画像読取部と、を有する構成としても良い。
この画像読取装置によれば、第1画像読取部と第2画像読取部を用いて原稿の両面を読み取る際に、各画像読取部において、原稿長や原稿幅に起因して生じる画像データの伸縮を抑制することができる。
また、上記の画像読取装置では、更に、前記画像読取装置の温度を検出する温度センサを備え、前記制御部は、前記設定処理において、前記温度センサによって検出された温度に応じて前記先端読取タイミング、前記後端読取タイミング、前記副走査倍率を設定する構成としても良い。
搬送部の第1搬送ローラ及び前記第2搬送ローラは、温度により膨張又は収縮をすることから、画像読取装置の温度により画像データが伸縮する。この画像読取装置では、画像読取装置の温度に応じて先端読取タイミング、後端読取タイミング、副走査倍率を設定するので、画像読取装置の温度に起因して生じる画像データの伸縮を抑制することができる。
また、上記の画像読取装置では、前記先端到達タイミング及び前記後端到達タイミングは、温度が高いほど早いタイミングとして設定され、前記副走査倍率は、温度が高いほど大きく設定される構成としても良い。この画像読取装置によれば、画像読取装置の温度に起因して生じる画像データの伸縮を補正することができる。
また、上記の画像読取装置では、更に、操作部を備え、前記制御部は、前記判断処理において、前記操作部を介して受け付けた前記原稿の原稿サイズに基づいて、前記原稿の原稿長を検出し、原稿種を判断する構成としても良い。
この画像読取装置では、読取処理に先だって実行される判断処理において、操作部を介して受け取った原稿サイズから原稿の原稿長を検出し、原稿の原稿種を判断するので、原稿を読み取るに先だって、原稿の原稿種を判断することができる。
本明細書によって開示される画像読取装置では、原稿を搬送して読み取る画像読取装置において、搬送方向における画像データの伸縮を抑制することができる。
画像読取装置の概略的な断面図 本体部の概略的な上面図 画像読取装置の電気的構成を概略的に示すブロック図 搬送読取処理を示すフローチャート 実施形態1の読取処理を示すフローチャート パラメータ設定処理を示すフローチャート 各原稿の原稿長及び原稿幅と搬送ローラの位置関係を示す図 各パラメータの温度依存性を示すグラフ 実施形態2の読取処理を示すフローチャート 原稿搬送時において、搬送部から原稿に加わる力を示す図 原稿搬送時において、搬送部から原稿に加わる力を示す図 原稿搬送時において、搬送部から原稿に加わる力を示す図 原稿搬送時において、搬送部から原稿に加わる力を示す図
<実施形態1>
実施形態1を、図1ないし図8を用いて説明する。
1.画像読取装置の機械的構成
図1に示すように、画像読取装置1は、使用者により給紙トレイ2に載置された複数の原稿Gを排紙トレイ4に搬送するとともに、搬送中の原稿Gを本体部3に含まれる第1CIS30及び第2CIS32を用いて読み取るシートフィードスキャナである。給紙トレイ2は、載置部の一例であり、排紙トレイ4は、排出部の一例である。また、第1CIS30は、第1画像読取部の一例であり、第2CIS3は、第2画像読取部の一例である。
画像読取装置1の本体部3には、給紙トレイ2と排紙トレイ4を接続する搬送経路22が設けられており、この搬送経路22の周辺に、給紙ローラ40と、分離パッド42と、第1搬送ローラ44と、第2搬送ローラ46と、切換板48と、第1CIS30と、第2CIS32と、フロントセンサ(以下、Fセンサ)13と、リアセンサ(以下、Rセンサ)14と、を備える。給紙ローラ40は、供給ローラの一例である。
給紙ローラ40は、給紙トレイ2に載置された原稿Gに当接して回転し、給紙トレイ2に載置された原稿Gを本体部3の内部へと送り出す。この際、原稿Gは、分離パッド42の摩擦力により各原稿G毎に分離され、搬送経路22へと送り出される。
給紙トレイ2には、給紙トレイ2に載置された原稿Gを介してお互いに対向する吸入ローラ50及び吸入パッド52が設けられている。吸入ローラ50及び吸入パッド52は、給紙ローラ40及び分離パッド42が給紙トレイ2に載置された原稿Gを搬送経路22へと送り出すのを補助する。
搬送ローラ44、46は、モータM(図3参照)により駆動され、本体部3の内部へと引き込まれた原稿Gを搬送経路22に沿って搬送する。搬送経路22において、第1搬送ローラ44は、第2搬送ローラ46よりも上流側に載置されている。本実施形態の画像読取装置1で搬送可能な原稿Gの搬送経路22に沿った原稿長は搬送経路22に沿った第1搬送ローラ44と第2搬送ローラ46の間の距離(第1搬送距離L1)よりも長い。
第1CIS30は、搬送経路22上の第1搬送ローラ44と第2搬送ローラ46との間の第1読取位置Y1に配置され、搬送される原稿Gの一方の面を第1読取位置Y1で読み取る。また、第2CIS32は、搬送経路22上の第1読取位置Y1と第2搬送ローラ46との間の第2読取位置Y2に配置され、搬送される原稿Gの裏面を第2読取位置Y2で読み取る。
第2搬送ローラ46は、原稿Gを排紙トレイ4に排出する。第2搬送ローラ46の搬送経路22を挟んで対向する位置に、切換板48が配置されている。切換板48は、その姿勢が、排紙トレイ4Aへと続くストレートパス(以下、Sパス)22Aに沿った第1姿勢F1と、排紙トレイ4Bへと続くUターンパス(以下、Uパス)22Bに沿った第2姿勢F2とに切り替わる。Sパス22Aは、第1搬送経路の一例であり、Uパス22Bは、第2搬送経路の一例である。また、排紙トレイ4Aは、第1排出部の一例であり、排紙トレイ4Bは、第2排出部の一例である。
Sパス22A及びUパス22Bは、搬送経路22が第2搬送ローラ46に上流側から到達する位置Z3よりも下流側であって、搬送経路22が切換板48と対向する位置Z4において搬送経路22が分岐してなる。Sパス22Aは、略直線状に設けられており、名刺やハガキなどの小型原稿の搬送に用いられる。また、Uパス22Bは、その一部が第2搬送ローラ46に沿って曲線状に設けられており、A4サイズ原稿などの大型原稿の搬送に用いられる。
排紙トレイ4Aは、本体部3の外側ケースの一部をなすトレイ板54によって構成されている。また、排紙トレイ4Bは、本体部3上部の外側ケースによって構成されている。トレイ板54は、本体部3に対して回動可能に構成されており、図1に実線で示す閉状態から、図1に二点鎖線で示す開状態に回動することで、排紙トレイ4Bを構成する。切換板48は、トレイ板54の状態に連動して姿勢が切り替わり、トレイ板54が閉状態となると第姿勢Fとなり、トレイ板54が開状態となると第姿勢Fとなる。また、本体部3には、トレイ板54の開閉状態を検出するトレイ板検知センサ15が設けられている。トレイ板検知センサ15は、トレイ板54が閉状態の場合にオンし、トレイ板54が開状態の場合にオフする。
切換板48が図1に二点鎖線で示す第1姿勢F1である場合、原稿GはSパス22Aに沿って搬送され、排紙トレイ4Aに排紙される。一方、切換板48が図1に実線で示す第2姿勢F2である場合、原稿GはUパス22Bに沿って搬送され、排紙トレイ4Bに排紙される。つまり、吸入ローラ50と給紙ローラ40と第1搬送ローラ44と第2搬送ローラ46とによって、給紙トレイ2に載置された原稿Gを搬送経路22に沿って搬送する搬送部56が形成されている。
Fセンサ13は、給紙トレイ2内の検出位置Y3に配置され、給紙トレイ2に原稿Gが載置された場合にオンし、給紙トレイ2に原稿Gが載置されていない場合にオフする。Rセンサ14は、搬送経路22において第1搬送ローラ44と第1読取位置Y1との間の検出位置Y4に配置され、原稿Gが搬送経路22上の検出位置Y4を通過する場合にオンし、原稿Gが検出位置Y4を通過していない場合にオフする。つまり、Rセンサ14は、検出位置Y4を通過する原稿Gを検出する。
更に、画像読取装置1には、搬送方向D2においてFセンサ13と同じ検出位置Y3に配置され(図2参照)、給紙トレイ2に載置された原稿Gが大型原稿である場合にオンし、小型原稿である場合にオフする原稿サイズ検知センサ16、装置内の温度Tを検出する温度センサ17、電源スイッチや各種設定ボタンからなり、使用者からの操作指令等を受け付ける操作部11(図参照)、LEDや液晶ディスプレイからなり画像読取装置1の状況を表示する表示部12(図参照)等が設けられている。
図2に本体部3の内部を上面視して示すように、搬送経路22は、主走査方向D1において所定の幅を有しており、原稿Gは搬送経路22に連続する給紙トレイ2に載置される際に、主走査方向D1において中央基準で載置される。そして、原稿Gは、搬送経路22を搬送される際に、大型原稿では、搬送経路22の主走査方向D1の幅領域を示す搬送領域Hの全域を用いて搬送され、小型原稿では、搬送領域Hの中央の一部領域である中央領域MHのみを用いて搬送される。中央領域MHは、主走査方向の搬送領域のうちの一部分の一例である。以下、搬送領域Hのうち、中央領域MHより右側の領域を右側領域RHと呼び、中央領域MHより左側の領域を左側領域LHと呼ぶ。
トレイ板54は、主走査方向D1の幅が中央領域MHの幅と略等しく設定されている。そのため、トレイ板54によって構成される排紙トレイ4Aには、中央領域MHのみを用いて搬送された小型原稿が排出される。Fセンサ13及びRセンサ14は、検出位置Y3の中央領域MHの主走査方向D1における中央近傍に配置されており、原稿サイズ検知センサ16は、検出位置Y3の左側領域LHであって、中央領域MHとの境界近傍に配置されている。
吸入ローラ50及び給紙ローラ40は、主走査方向において各々が1つのローラによって構成されており、中央領域MHに配置されている。その一方、第1搬送ローラ44及び第2搬送ローラ46は、主走査方向において各々が同一の回転軸周りに同期して回転する3つのローラによって構成されており、その3つのローラが右側領域RH、中央領域MH、左側領域LHにそれぞれ配置されている。
そのため、図7に破線で示す名刺や一点鎖線で示すハガキなどの小型原稿は、第1搬送ローラ44及び第2搬送ローラ46を用いて搬送される際に、中央領域MHに配置された各々1つのローラを用いて搬送される。その一方、図7に二点鎖線で示すA4サイズ原稿などの大型原稿は、各々1つのローラより多くの3つのローラによって搬送される。1つのローラは、基準数以下のローラの一例であり、3つのローラは、基準数より多くのローラの一例である。
2.画像読取装置の電気的構成
図3に示すように、画像読取装置1は、中央処理装置(以下、CPU)20、ROM26、RAM27、デバイス制御部23、第1アナログフロントエンド(以下、AFE)24、第2AFE25、搬送部駆動回路28を備え、これらにバス19を介して、操作部11、表示部12、及び各種センサ13〜17が接続されている。図3に点線21で示すように、CPU20と、ROM26と、RAM27を含めたものは、制御部の一例である。
ROM26には、画像読取装置1の動作を制御するための各種のプログラムが記憶されており、CPU20は、ROM26から読み出したプログラムに従って各部の制御を行うとともに、後述する搬送読取処理を実行する。また、ROM26には、当該画像読取装置1の第1搬送距離L1、第2搬送距離L2及び中央領域MHの幅H0が記憶されている他、後述して説明する第1ステップ数PA、第2ステップ数PB、及び副走査倍率HBが記憶されている。
デバイス制御部23は、CIS30、32に接続されており、CPU20からの命令に基づいて読取制御信号をCIS30、32に送信する。CIS30、32は、デバイス制御部23からの読取制御信号に基づいて原稿Gの一方の面又は他方の面を読み取る。
第1AFE24は、第1CIS30に接続されており、第1CIS30から出力されるアナログ信号の読取データをデジタル信号、つまり階調データの読取データに変換する。第1AFE24は、変換した階調データを、バス19を介してRAM27に記憶する。第2AFE25は、第2CIS3に接続されており、第2CIS3から出力されるアナログ信号の読取データをデジタル信号の読取データに変換し、バス19を介してRAM27に記憶する。
搬送部駆動回路28は、モータMに接続され、CPU20から入力されるパルス信号に基づいてモータMを回転駆動する。モータMは、パルス信号の1パルスで、1ステップの回転角度分、回転駆動する。モータMが1ステップ分駆動すると、搬送部56を構成する各ローラが所定角度回転し、搬送経路22上を原稿Gが所定距離だけ搬送される。CPU20は、原稿Gを搬送する際に、搬送部駆動回路28にパルス信号を送信し、これに従って搬送部56は、そのパルス信号のパルスの数に所定距離を掛けた距離だけ原稿Gを搬送する。以後、CPU20がモータMに送信するパルス信号のパルスの数を、ステップ数と呼ぶ。
搬送部56では、搬送経路22に沿って搬送される原稿Gにしわが発生するのを抑制するため、給紙ローラによって搬送経路22へと送り出された原稿Gが第1搬送ローラ44又は第2搬送ローラ46によって搬送され始めると、図11Aに示すように、第1搬送ローラ44は、搬送方向D2に原稿Gを進める推進力F1を与え、第2搬送ローラ46は、搬送方向D2に原稿Gを進める推進力F3を与え、給紙ローラ40は、搬送方向D2への推進を阻害する抑制力F2を与える。
図10Aに示すように、A4サイズ原稿などの大型原稿では、3つの第1搬送ローラ44を用いて搬送されることから、原稿Gは、3つの推進力F1と1つの抑制力F2を受けて搬送される。その一方、図10Bに示すように、名刺やハガキなどの小型原稿では、1つの第1搬送ローラ44を用いて搬送されることから、原稿Gは、1つの推進力F1と1つの抑制力F2を受けて搬送される。つまり、小型原稿は、大型原稿に比べて原稿Gの搬送に用いられる第1搬送ローラ44の数が少ないことから、推進力と抑制力との合力において抑制力F2の影響が大きい。
そのため、図7に破線で示す名刺や一点鎖線で示すハガキなどの小型原稿では、原稿Gの搬送方向における先端が読取位置Y1、Y2に到達する先端到達タイミングSTや原稿Gの搬送方向における後端が読取位置Y1、Y2に到達する後端到達タイミングKTが、図7に二点鎖線で示すA4サイズ原稿などの大型原稿のそれらに比べて遅れる。また、小型原稿では、原稿Gが読取位置Y1、Y2を通過する期間が大型原稿のそれに比べて長くなることから、CIS30、32が読み取る読取データの副走査方向D2における拡大又は縮小倍率を示す副走査倍率HBを大型原稿のそれに比べて小さくする必要がある。
また、図7に破線で示す名刺などのように原稿長が第2搬送距離L2よりも短い第1原稿種の原稿Gでは、原稿Gが位置Z3に到達する前に、原稿Gが給紙ローラ40から離反する。その一方、図7に一点鎖線で示すハガキや二点鎖線で示すA4サイズ原稿などのように原稿長が第2搬送距離L2以上の長さを有する第2原稿種の原稿Gでは、原稿Gが位置Z3に到達した後に、原稿Gが給紙ローラ40から離反する。
つまり、第2原稿種の原稿Gでは、原稿Gが供給ローラから離反した後は、第1搬送ローラ44及び第2搬送ローラ46によって搬送される一方、第1原稿種の原稿Gでは、原稿Gが給紙ローラ40から離反した後に、第1搬送ローラ44のみによって搬送される。
そのため、図11Aに示すように、ハガキやA4サイズ原稿などの第2原稿種の原稿Gでは、抑制力F2を受けている期間に推進力F1及び推進力F3を受けて搬送されることがある。その一方、図11Bに示すように、名刺などの第1原稿種の原稿Gでは、抑制力F2を受けている期間に推進力F1及び推進力F3を受けて搬送されることがない。従って、第1原稿種の原稿Gは、第2原稿種の原稿Gに比べて抑制力F2を受けている期間における抑制力F2の影響が大きい。
そのため、第1原稿種の原稿Gでは、先端到達タイミングST及び後端到達タイミングKTが、第2原稿種の原稿Gのそれらに比べて遅れる。また、第1原稿種の原稿Gでは、副走査方向D2における副走査倍率HBを第2原稿種の原稿Gのそれに比べて小さくする必要がある。
このように、画像読取装置1では、原稿Gの原稿長が第2搬送距離L2よりも短いか否か等によって、適した先端到達タイミングST、後端到達タイミングKT、及び副走査倍率HB等のパラメータが異なる。本実施形態の画像読取装置1では、後述する搬送読取処理において、原稿Gの原稿長に応じて、これらのパラメータを設定する処理を含む。
3.搬送読取処理
次に、図4ないし図8を参照して、原稿Gの搬送読取処理について説明する。本実施形態では、第1CIS30を用いて原稿Gの一方の面を読み取る形態について説明する。図4は、CPU20が所定のプログラムに従って実行する搬送読取処理のフローチャートを示す。CPU20は、Fセンサ13を用いて給紙トレイ2に原稿Gが載置されたことが確認され、操作部11を介して使用者から原稿Gの搬送読取指示が入力されると、処理を開始する。
CPU20は、搬送読取処理を開始すると、搬送読取指示に併せて受け付けた原稿Gの種類や原稿Gの読取面などの読取設定を受け付ける(S2)。次に、CPU20は、トレイ板検知センサ15と原稿サイズ検知センサ16の状態を確認する。CPU20は、まず、トレイ板検知センサ15がオンしているかを確認し、トレイ板検知センサ15がオンしている場合(S4:YES)、つまり、トレイ板54が閉状態の場合に、原稿GがUパス22Bに沿って搬送されることを検知する。
次に、CPU20は、原稿サイズ検知センサ16がオンしているか否かを確認する(S6)。原稿サイズ検知センサ16がオンしている場合(S6:YES)、Uパス22Bに沿って搬送される原稿Gが大型原稿であることから、トレイ板検知センサ15と原稿サイズ検知センサ16の状態に矛盾が生じていない。CPU20は、この場合に、原稿GがUパス22Bに沿って搬送されることを示すUパスフラグをオンし(S10)、後述する読取処理を実行する(S18)。
一方、CPU20は、原稿サイズ検知センサ16がオフしている場合(S6:NO)、Uパス22Bに沿って搬送される原稿Gが小型原稿であることを検知する。Uパス22Bに沿って小型原稿が搬送されると、Uパス22Bの第2搬送ローラ46に沿った曲線部分においてジャムが発生しやすい。そのため、CPU20は、この場合に、原稿Gの搬送を開始する前に、「トレイ板が閉じているので、トレイ板を開けて下さい。」との旨のエラーメッセ−ジを表示部12に表示させ(S12)、搬送読取処理を終了する。
また、CPU20は、トレイ板検知センサ15がオフしている場合(S4:NO)、つまり、トレイ板54が開状態の場合に、原稿GがSパス22Bに沿って搬送されることを検知し、次に、原稿サイズ検知センサ16がオンしているか否かを確認する(S8)。原稿サイズ検知センサ16がオフしている場合(S8:NO)、Sパス22Aに沿って搬送される原稿Gが小型原稿であることから、トレイ板検知センサ15と原稿サイズ検知センサ16の状態に矛盾が生じていない。CPU20は、この場合に、原稿GがSパス22Aに沿って搬送されることを示すSパスフラグをオンし(S14)、後述する読取処理を実行する(S18)。
一方、CPU20は、原稿サイズ検知センサ16がオンしている場合(S8:YES)、Sパス22Aに沿って搬送される原稿Gが大型原稿であることを検知する。Sパス22Bに沿って大型原稿が搬送されると、原稿Gを排紙トレイ4Bに排出することができずにジャムが発生する。そのため、CPU20は、原稿Gの搬送を開始する前に、「トレイ板が開いているので、トレイ板を閉じて下さい。」との旨のエラーメッセ−ジを表示部12に表示させ(S16)、搬送読取処理を終了する。
次に、読取処理について説明する。図5に、読取処理のフローチャートを示す。読取処理において、CPU20は、まず、搬送部56に対して原稿Gの搬送を指示する(S22)。次に、先端到達タイミングST、後端到達タイミングKT、及び副走査倍率HB等のパラメータを設定するパラメータ設定処理を実行する(S24)。
図6に、パラメータ設定処理のフローチャートを示す。パラメータ設定処理において、CPU20は、まず、温度センサ17を用いて装置内の温度Tを検出する(S42)。次に、CPU20は、第1CIS30の読み取りに用いるパラメータを設定する処理(S44〜S52)を実行する。
CPU20は、第1CIS30のパラメータを設定する際に、まず、S2において設定された原稿種における原稿長を、ROM26に記憶された第1搬送距離L1及び第2搬送距離L2と比較する(S44)。CPU20は、原稿Gの原稿長が第1搬送距離L1以上の長さを有し、第2搬送距離L2よりも短い場合(S44:YES)、原稿Gが第1原稿種の原稿Gであると判断する。この場合、CPU20は、原稿Gが第1原稿種の原稿Gであることに応じて、先端到達タイミングST、後端到達タイミングKT、及び副走査倍率HB等のパラメータ又はこれらのパラメータを設定するためのパラメータを設定する(S46)。
具体的には、CPU20は、搬送経路22を搬送される原稿Gの先端が検出位置Y4に到達してから、距離X1だけ原稿Gを搬送する、つまり原稿Gの先端が第1読取位置Y1に到達するまでに必要なステップ数である第1ステップ数PAを第1原稿種に対応するPA3(T)に設定する。これにより、原稿Gの先端が検出位置Y4に到達したタイミングから、パルス信号の周期にPA3(T)を積した時間経過したタイミングが、第1CIS30の先端到達タイミングSTとして設定される。
また、CPU20は、搬送経路22を搬送される原稿Gの後端が検出位置Y4に到達してから、距離X1だけ原稿Gを搬送する、つまり原稿Gの後端が第1読取位置Y1に到達するまでに必要なステップ数である第2ステップ数PBを第1原稿種に対応するPB3(T)に設定する。これにより、原稿Gの後端が検出位置Y4に到達したタイミングから、パルス信号の周期にPB3(T)を積した時間経過したタイミングが、第1CIS30の後端到達タイミングKTとして設定される。
更に、CPU20は、搬送経路22を搬送される原稿Gが第1読取位置Y1を通過するのに必要なステップ数から、第1CIS30の副走査倍率HBを第1原稿種に対応するHB3(T)に設定する。
第1ステップ数PA、第2ステップ数PB、及び副走査倍率HB等のパラメータは、また、装置内の温度Tの影響を受ける。画像読取装置1では、装置内の温度Tの上昇に伴い、各ローラが膨張して原稿Gの搬送速度が上昇する。また、装置内の温度Tの低下に伴い、各ローラが縮小して原稿Gの搬送速度が低下する。つまり、画像読取装置1では、装置内の温度Tにより原稿Gの搬送速度に影響がある。
そのため、ROM26には、第1ステップ数PA、第2ステップ数PB、及び副走査倍率HB等のパラメータが各温度領域毎に設定されて記憶されている。図8に、各CIS30、32及び各温度領域毎の副走査倍率HBを、予め設定された標準副走査倍率からの補正値として示す。また、各CIS30、32及び各温度領域毎の第1ステップ数PA、第2ステップ数PBを、予め設定された標準副走査倍率からの補正値であって距離に換算したものとして示す。なお、本実施形態では、第1ステップ数PAと第2ステップ数PBが等しい値に設定されている。
図8に示すように、第1ステップ数PA及び第2ステップ数PBは、より温度の高い温度領域となるに従って小さくなるように設定され、副走査倍率HBは、より温度の高い温度領域となるに従って大きくなるように設定されている。CPU20は、第1ステップ数PA、第2ステップ数PB、及び副走査倍率HB等のパラメータを設定する際に、搬送される原稿Gの原稿種とともに、S42において検出した装置内の温度Tに応じて当該パラメータを設定する。
一方、CPU20は、原稿Gの原稿長が第1搬送距離L1及び第2搬送距離L2以上の長さを有している第2原稿種の原稿Gである場合(S44:NO)、更に、S2において設定された原稿種が、小型原稿に属するものか、大型原稿に属するものかを判断する。
CPU20は、S2において設定された原稿種における原稿幅を、ROM26に記憶された中央領域MHの幅H0と比較する(S48)。CPU20は、原稿Gの原稿幅が中央領域MHの幅H0以下の長さを有する場合(S48:YES)、原稿Gがハガキなどの小型原稿に属する第3原稿種の原稿Gであると判断する。この場合、CPU20は、原稿Gが第3原稿種の原稿Gであること、及びS42において検出した装置内の温度Tに応じて、第1ステップ数PAをPA2(T)に設定し、第2ステップ数PBをPB2(T)に設定し、副走査倍率HBをHB2(T)に設定する(S50)。
一方、CPU20は、原稿Gの原稿幅が中央領域MHの幅H0よりも長い場合(S4NO)、原稿Gの原稿サイズがA4サイズ原稿などの大型原稿に属する第4原稿種の原稿Gであると判断する。この場合、CPU20は、原稿Gが第4原稿種の原稿Gであること、及びS42において検出した装置内の温度Tに応じて、第1ステップ数PAをPA1(T)に設定し、第2ステップ数PBをPB1(T)に設定し、副走査倍率HBをHB1(T)に設定する(S52)。
図8に示すように、ROM26には、同一の温度領域において、第1ステップ数PAは、PA1(T)、PA2(T)PA3(T)の順に大きくなるように設定されている。また、第2ステップ数PBは、PB1(T)、PB2(T)PB3(T)の順に大きくなるように設定されている。また、副走査倍率HBは、HB1(T)、HB2(T)、HB3(T)の順に小さくなるように設定されている。
次に、CPU20は、S2において設定された読取面において、原稿Gの読取面が両面読取であるか否かを確認する(S54)。本実施形態は、原稿Gの一方の面を読み取る実施形態であることから、CPU20は、第2CIS32の読み取りに用いるパラメータを設定する処理(S56〜S64)を実行せず(S54:NO)、パラメータ設定処理を終了する。
CPU20は、読取処理に戻ると、Rセンサ14を用いて搬送中の原稿Gの位置を検出する(S26:NO)。CPU20は、Rセンサ14がオンし、原稿Gの先端が検出位置Y4に到達したことを検出すると(S26:YES)、パラメータ設定処理で設定した第1ステップPAだけ原稿Gを更に搬送させる(S28:NO)。そして、第1ステップ数PAだけ原稿Gが更に搬送されると(S28:YES)、第1CIS30に対して原稿Gの表面の読み取りを指示する(S30)。CPU20は、第1CIS30が原稿Gの表面を読み取る際に、又は第1CIS30が取得した読取データに対して、パラメータ設定処理で設定した副走査倍率HBを用いて拡大又は縮小等の処理を実行する。
CPU20は、Rセンサ14がオフするまで原稿Gの読み取りを継続させる(S32:NO)。CPU20は、Rセンサ14がオフし、原稿Gの後端が検出位置Y4に到達したことを検出すると(S32:YES)、パラメータ設定処理で設定した第2ステップ数PBだけ原稿Gが更に搬送させる(S34:NO)。そして、第2ステップ数PBだけ原稿Gが更に搬送されると(S34:YES)、原稿Gの表面の読み取りを停止させる(S36)。CPU20は、原稿Gを原稿サイズに基づいた排紙トレイ4に排紙させて原稿Gの搬送を停止させ(S38)、読取処理を終了する。
CPU20は、搬送読取処理に戻ると、Fセンサ13を用いて給紙トレイ2に未読取の原稿Gが残っているかを検出する(S20)。CPU20は、未読取の原稿Gが残っている場合(S20:YES)、S4からの処理を繰り返す。一方、未読取の原稿Gが残っていない場合(S20:NO)、搬送読取処理を終了する。
4.本実施形態の効果
(1)本実施形態の画像読取装置1では、原稿Gが第1原稿種であるか第2原稿種であるかを判断し、その判断結果に応じて第1ステップ数PA、第2ステップ数PB、副走査倍率HB等のパラメータを設定し、原稿Gを読み取る。第1原稿種の原稿Gは、原稿長が第2搬送距離L2より短く、第1搬送ローラ44のみで搬送される期間が存在することから、原稿長が第2搬送距離L2よりも長く、第1搬送ローラ44のみで搬送される期間が存在しない第2原稿種の原稿Gに比べて、搬送速度が遅くなりやすい。
この画像読取装置では、原稿Gが第1原稿種であるか第2原稿種であるかによって、各パラメータを切り換える。更に具体的には、第1原稿種の原稿に対して、第2原稿種の原稿より第1ステップ数PA及び第2ステップ数PBが大きくなるように設定され、副走査倍率HBが小さくなるように設定されている。従って、原稿Gの原稿長に起因して搬送速度が遅れた場合でも、これらのパラメータを用いて画像データを取得することで、画像データに伸縮が生じないようにし、あるいは画像データに生じた伸縮を補正することができ、取得される読取データの伸縮を抑制することができる。
(2)本実施形態の画像読取装置1では、原稿Gが第2原稿種であると判断された原稿Gに対して、更に原稿Gが第3原稿種であるか第4原稿種であるかを判断し、その判断結果に応じて第1ステップ数PA、第2ステップ数PB、副走査倍率HB等のパラメータを設定し、原稿Gを読み取る。第3原稿種の原稿Gは、原稿幅が中央領域MHの幅H0より短く、1つの第1搬送ローラ44のみで搬送されることから、原稿幅が中央領域MHの幅H0よりも長く、3つの第1搬送ローラ44で搬送される第4原稿種の原稿Gに比べて、搬送速度が遅くなりやすい。
この画像読取装置では、原稿Gが第3原稿種であるか第4原稿種であるかによって、各パラメータを切り換える。更に具体的には、第3原稿種の原稿に対して、第4原稿種の原稿より第1ステップ数PA及び第2ステップ数PBが大きくなるように設定され、副走査倍率HBが小さくなるように設定されている。従って、原稿Gの原稿幅に起因して搬送速度が遅れた場合でも、これらのパラメータを用いて画像データを取得することで、画像データに伸縮が生じないようにし、あるいは画像データに生じた伸縮を補正することができ、取得される読取データの伸縮を抑制することができる。
(3)本実施形態の画像読取装置1では、原稿Gを読み取る際の装置内の温度Tを検出し、検出された温度Tに応じて第1ステップ数PA、第2ステップ数PB、副走査倍率HB等のパラメータを設定し、原稿Gを読み取る。従って、装置内の温度Tの変化に伴って搬送ローラ44、46等が膨張又は縮小し、搬送速度に変化が生じた場合でも、これらのパラメータを用いて画像データを取得することで、画像データに伸縮が生じないようにし、あるいは画像データに生じた伸縮を補正することができ、取得される読取データの伸縮を抑制することができる。
(4)本実施形態の画像読取装置1では、読取処理に先だって検出された読取設定から、読み取りの対象となる原稿Gの原稿サイズを検出する。そのため、読取処理においては、当該検出した原稿サイズから、原稿Gが第1原稿種であるか第2原稿種であるか、あるいは第3原稿種であるか第4原稿種であるかを判断することができる。
<実施形態2>
実施形態2を、図4、6、9を用いて説明する。本実施形態は、搬送読取処理において、第1CIS30及び第2CIS32を用いて原稿Gの両面を読み取る点で、実施形態1と異なる。以下の説明では、実施形態1と同一の内容については重複した記載を省略する。
1.搬送読取処理
図4に示すように、CPU20は、搬送読取処理を開始すると、搬送読取指示に併せて受け付けた読取設定を検出する(S2)。本実施形態では、読取設定において、原稿Gの読取面が原稿Gの表面及び裏面に設定されている。CPU20は、S4からの処理を実行し、所定の場合に(S6:YES、S8:NO)読取処理を実行する。
図9に、本実施形態の読取処理のフローチャートを示す。読取処理において、CPU20は、まず、搬送部に対して原稿Gの搬送を指示し(S2)、第1CIS30及び第2CIS32の先端到達タイミングST、後端到達タイミングKT、及び副走査倍率HB等のパラメータを各々設定するパラメータ設定処理を実行する(S4)。
図6に示すように、CPU20は、パラメータ設定処理において、まず、温度センサ17を用いて装置内の温度Tを検出する(S42)。次に、CPU20は、第1CIS30の読み取りに用いるパラメータを設定する処理(S44〜S52)を実行する。なお、第1CIS30のパラメータを設定する処理は、実施形態1と同一であり、重複した説明を省略する。
次に、CPU20は、S2において検出した読取設定において、原稿Gの読取面が両面読取であるか否かを確認する(S54)。本実施形態は、原稿Gの両面を読み取る実施形態であることから、CPU20は、第2CIS32の読み取りに用いるパラメータを設定する処理(S56〜S64)を実行する(S54:YES)。
CPU20は、第2CIS32のパラメータを設定する際に、まず、S2において設定された原稿種における原稿長を、ROM26に記憶された第1搬送距離L1及び第2搬送距離L2と比較する(S56)。CPU20は、原稿Gの原稿長が第1搬送距離L1以上の長さを有し、第2搬送距離L2よりも短い場合(S56:YES)、原稿Gが第1原稿種の原稿Gであると判断する。この場合、CPU20は、原稿Gが第1原稿種の原稿Gであること、及びS42において検出した装置内の温度Tに応じて、第2CIS32の先端到達タイミングST、後端到達タイミングKT、及び副走査倍率HB等のパラメータ又はこれらのパラメータを設定するためのパラメータを設定する(S58)。
具体的には、CPU20は、搬送経路22を搬送される原稿Gの先端が検出位置Y4に到達してから、距離X2だけ原稿Gを搬送する、つまり原稿Gの先端が第2読取位置Y2に到達するまでに必要なステップ数である第3ステップ数PCを第1原稿種に対応するPC6(T)に設定する。これにより、原稿Gの先端が検出位置Y4に到達したタイミングから、パルス信号の周期にPC6(T)を積した時間経過したタイミングが、第2CIS32の先端到達タイミングSTとして設定される。
また、CPU20は、搬送経路22を搬送される原稿Gの後端が検出位置Y4に到達してから、距離X2だけ原稿Gを搬送する、つまり原稿Gの後端が第2読取位置Y2に到達するまでに必要なステップ数である第4ステップ数PDを第1原稿種に対応するPD6(T)に設定する。これにより、原稿Gの後端が検出位置Y4に到達したタイミングから、パルス信号の周期にPD6(T)を積した時間経過したタイミングが、第2CIS32の後端到達タイミングKTとして設定される。
更に、CPU20は、搬送経路22を搬送される原稿Gが第2読取位置Y2を通過するのに必要なステップ数から、第2CIS32の副走査倍率HBを第1原稿種に対応するHB6(T)に設定する。
一方、CPU20は、原稿Gの原稿長が第1搬送距離L1及び第2搬送距離L2以上の長さを有している第2原稿種の原稿Gである場合(S56:NO)、更に、S2において設定された原稿種における原稿幅を、ROM26に記憶された中央領域MHの幅H0と比較する(S60)。CPU20は、原稿Gの原稿幅が中央領域MHの幅H0以下の長さを有する場合(S60:YES)、原稿Gが第3原稿種の原稿Gであると判断する。この場合、CPU20は、原稿Gが第3原稿種の原稿Gであること、及びS42において検出した装置内の温度Tに応じて、第3ステップ数PCをPC5(T)に設定し、第4ステップ数PDをPD5(T)に設定し、副走査倍率HBをHB5(T)に設定する(S62)。
一方、CPU20は、原稿Gの原稿幅が中央領域MHの幅H0よりも長い場合(S60:NO)、原稿Gの原稿サイズがA4サイズ原稿などの大型原稿に属する第4原稿種の原稿Gであると判断する。この場合、CPU20は、原稿Gが第4原稿種の原稿Gであること、及びS42において検出した装置内の温度Tに応じて、第3ステップ数PCをPC4(T)に設定し、第4ステップ数PDをPD4(T)に設定し、副走査倍率HBをHB4(T)に設定し(S52)、パラメータ設定処理を終了する。
本実施形態では、第3ステップ数PCと第4ステップ数PDが等しい値に設定されている。図8に示すように、ROM26には同一の温度領域において、第3ステップ数PCは、PC4(T)、PC5(T)PC6(T)の順に大きくなるように設定されている。また、第2ステップ数PDは、PD4(T)、PD5(T)PD6(T)の順に大きくなるように設定されている。また、副走査倍率HBは、HB4(T)、HB5(T)、HB6(T)の順に小さくなるように設定されている。
CPU20は、読取処理に戻ると、Rセンサ14を用いて搬送中の原稿Gの位置を検出する(S76:NO)。CPU20は、Rセンサ14がオンし、原稿Gの先端が検出位置Y4に到達したことを検出すると(S76:YES)、パラメータ設定処理で設定した第1CIS30の第1ステップ数PAだけ原稿Gを更に搬送させる(S78:NO)。そして、第1CIS30の第1ステップ数PAだけ原稿Gが更に搬送されると(S78:YES)、第1CIS30に対して原稿Gの一方の面の読み取りを指示する(S80)。CPU20は、第1CIS30が原稿Gの表面を読み取る際に、又は第1CIS30が取得した読取データに対して、パラメータ設定処理で設定した第1CIS30の副走査倍率HBを用いて拡大又は縮小等の処理を実行する。
また、CPU20は、Rセンサ14がオンしてからパラメータ設定処理で設定した第2CIS32の第3ステップ数PCだけ原稿Gを更に搬送させる(S82:NO)。そして、第2CIS32の第3ステップ数PCだけ原稿Gが更に搬送されると(S82:YES)、第2CIS32に対して原稿Gの裏面の読み取りを指示する(S84)。CPU20は、第2CIS32が原稿Gの表面を読み取る際に、又は第2CIS32が取得した読取データに対して、パラメータ設定処理で設定した第2CIS32の副走査倍率HBを用いて拡大又は縮小等の処理を実行する。
CPU20は、Rセンサ14がオフするまで原稿Gの読み取りを継続させる(S86:NO)。CPU20は、Rセンサ14がオフし、原稿Gの後端が検出位置Y4に到達したことを検出すると(S86:YES)、パラメータ設定処理で設定した第1CIS30の第2ステップ数PBだけ原稿Gを更に搬送させる(S88:NO)。そして、第1CIS30の第2ステップ数PBだけ原稿Gが更に搬送されると(S88:YES)、第1CIS30による原稿Gの表面の読み取りを停止させる(S90)。
また、CPU20は、Rセンサ14がオフしてからパラメータ設定処理で設定した第2CIS32の第4ステップ数PDだけ原稿Gを更に搬送させる(S92:NO)。そして、第2CIS32の第4ステップ数PDだけ原稿Gが更に搬送されると(S92:YES)、第2CIS32による原稿Gの表面の読み取りを停止させる(S94)。CPU20は、原稿Gを原稿サイズに基づいた排紙トレイ4に排紙して原稿Gの搬送を停止し(S96)、読取処理を終了する。
CPU20は、搬送読取処理に戻ると、Fセンサ13を用いて給紙トレイ2に未読取の原稿Gが残っているかを検出する(S20)。CPU20は、未読取の原稿Gが残っている場合(S20:YES)、S4からの処理を繰り返す。一方、未読取の原稿Gが残っていない場合(S20:NO)、搬送読取処理を終了する。
2.本実施形態の効果
本実施形態の画像読取装置1では、第1CIS30及び第2CIS32を用いて原稿Gの両面を読み取る際に、各CISにおいて、原稿長や原稿幅に起因して生じる画像データの伸縮を抑制することができる。特に、搬送経路22において第1CIS30が載置されている第1読取位置Y2と、第2CIS32が載置されている第2読取位置Y2が異なる場合には、これらの位置の違いを考慮して、画像データの伸縮を抑制することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、スキャナ機能を備えた画像読取装置1を用いて説明を行ったが、本発明はこれに限られず、プリンタ機能、コピー機能、ファクシミリ機能などを備えた複合機であってもよい。
(2)上記実施形態では、画像読取装置1が1つのCPU20を有し、この1つのCPU20によって搬送読取処理等の各種処理が実行される例を用いて説明を行ったが、本発明はこれに限られない。例えば、複数のCPUにより各部が構成されてもよければ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのハード回路のみにより各部が構成されてもよい。さらには、単数又は複数のCPU及びASICによって、各部が構成されてもよい。
(3)また、CPU20が実行するプログラムは必ずしもROM26に記憶されている必要はなく、CPU20自身に記憶されていてもよければ、他の記憶装置に記憶されていてもよい。
(4)上記実施形態では、画像読取装置1の搬送ローラ44、46の位置関係に基づいて、第1原稿種の原稿Gの例として名刺を用いて説明を行い、第3原稿種の原稿Gの例としてハガキを用いて説明を行い、第4原稿種の原稿Gの例としてA4サイズ原稿を用いて説明を行ったが、本発明はこれに限られるものではない。搬送ローラ44、46の位置関係の変更によっては、第1原稿種の原稿Gにハガキが含まれることがあり、第3原稿種の原稿GにA4サイズ原稿が含まれることがある。
(5)上記実施形態では、原稿Gが第3原稿種であるか第4原稿種であるかを判断する際に、読取設定から原稿サイズを検出する例を用いて説明を行ったが、本発明はこれに限られるものではない。原稿サイズ検知センサ16の状態に基づいて原稿Gが小型原稿であるか大型原稿であるかを判断してもよい。更には、原稿サイズ検知センサ16とトレイ板検知センサ15の状態に矛盾が生じていない場合には、原稿サイズ検知センサ16に代わってトレイ板検知センサ15の状態に基づいて原稿Gが小型原稿であるか大型原稿であるかを判断してもよい。
(6)上記実施形態では、原稿Gが第1原稿種であるか第2原稿種であるかを判断し、第2原稿種の原稿であると判断された場合に、更に原稿Gが第3原稿種であるか第4原稿種であるかが判断される例を用いて説明を行ったが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、原稿Gが第1原稿種であるか第2原稿種であるかのみを判断してもよい。さらには、原稿Gが第3原稿種であるか第4原稿種であるかのみを判断してもよい。
(7)上記実施形態では、第2CIS32の読み取りに用いるパラメータを設定する処理(S56〜S64)において、第1CIS30の読み取りに用いるパラメータを設定する処理(S44〜S52)において実行された処理と同一の判断を行っている例を用いて説明を行ったが、本発明はこれに限られるものではない。先に行われる第1CIS30の読み取りに用いるパラメータを設定する処理(S44〜S52)における判断結果を一時的に記憶して、それを第2CIS32の読み取りに用いるパラメータを設定する処理(S56〜S64)で用いてもよい。
(8)上記実施形態では、原稿Gが第3原稿種であるか第4原稿種であるかを判断する際に、中央領域MHの幅H0という1つの閾値を用いて判断する例を用いて説明を行ったが、複数の閾値を用いて判断を行ってもよい。更には、複数の閾値を用いて、3つ以上の原稿種のいずれにあたるかを判断してもよい。
1:画像読取装置、2:給紙トレイ、4A、4B:排紙トレイ、11:操作部、12:表示部、17:温度センサ、22:搬送経路、22A:Sパス、22B:Uパス、30、32:CIS、40:給紙ローラ、44:第1搬送ローラ、46:第2搬送ローラ、54:トレイ板、D1:主走査方向、D2:搬送方向(副走査方向)、H:搬送領域、HB:副走査倍率、KT:後端到達タイミング、ST:先端到達タイミング、L1:第1搬送距離、L2:第2搬送距離
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