JP2014100011A - ワイヤーハーネス - Google Patents

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毅 佐藤
Isamu Hamamoto
勇 濱本
Tetsuya Sonoda
哲也 園田
Tomohiro Shimada
友宏 嶋田
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    • H02G3/30Installations of cables or lines on walls, floors or ceilings
    • H02G3/32Installations of cables or lines on walls, floors or ceilings using mounting clamps

Abstract

【課題】ワイヤーハーネス本体周りに不織部材をホットプレスして保護部材を形成する場合において、固定部材の取付姿勢の安定化を図ると共に、固定部材を正確な位置に取付けることができるようにすることを目的とする。
【解決手段】ワイヤーハーネス10は、ワイヤーハーネス本体12と、保護部材20とを備える。保護部材20は、不織部材がワイヤーハーネス本体12の少なくとも一部を覆った状態でホットプレスされることにより形成されている。保護部材20の外周りの少なくとも一部に支持平面24が形成されると共に、支持平面24に対してワイヤーハーネス本体12の軸方向に対して直交する方向に隣接しかつ支持平面24よりも突出する位置決め面26が少なくとも1つ形成されている。
【選択図】図3

Description

この発明は、ワイヤーハーネスを保護する技術に関する。
特許文献1は、ワイヤーハーネスを不織部材によって形成された保護部材によって保護する技術を開示している。この保護部材は、配設対象箇所に合った非円形の断面形状に形成されている。このため、配設対象箇所の形状によっては、保護部材には平坦な部分が形成される。
特開2012−110086号公報
ところで、ワイヤーハーネスは、クランプを介して車両に取付けられることが多い。
通常、車体に配設されるワイヤーハーネスは、複数の電線を束ねることによって形成されるため、横断面円形状を呈しており、これを覆う保護部材も横断面円形状を呈するように形成される。このように横断面円形状の保護部材にクランプを取付けると、クランプは保護部材周りで揺れ動き、その姿勢(クランプの突出方向)が不安定となってしまう恐れがある。
そこで、特許文献1に開示された保護部材のうち平坦な外周形状部分にクランプを取付けるようにすると、クランプの姿勢はある程度安定化する。
しかしながら、特許文献1では、保護部材周りには平坦な外周形状部分が形成されるに過ぎないため、クランプの位置決め機能は不十分である。特に、ワイヤーハーネスの軸方向に対して直交する方向で、クランプの位置が不安定となってしまう。
そこで、本発明は、ワイヤーハーネス本体周りに不織部材をホットプレスして保護部材を形成する場合において、固定部材の取付姿勢の安定化を図ると共に、固定部材を正確な位置に取付けることができるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様に係るワイヤーハーネスは、ワイヤーハーネス本体と、不織部材が前記ワイヤーハーネス本体の少なくとも一部を覆った状態でホットプレスされることにより形成され、外周りの少なくとも一部に支持平面が形成されると共に、前記支持平面に対して前記ワイヤーハーネス本体の軸方向に対して直交する方向に隣接しかつ前記支持平面よりも突出する方向に立上がる位置決め面が少なくとも1つ形成された保護部材とを備える。
第2の態様は、第1の態様に係るワイヤーハーネスであって、細長板状の取付板と車体に固定可能な車体固定部とを含む固定部材が、前記取付板を前記支持平面に面接触させると共に、前記取付板の少なくとも1つの側部を前記少なくとも1つの位置決め面に接触させた状態で、前記保護部材に取付けられている。
第3の態様は、第2の態様に係るワイヤーハーネスであって、前記支持平面の幅が、前記取付板の幅と同じか小さく設定され、前記取付板は、巻回部材によって前記保護部材と共に巻回されることによって、前記保護部材に取付けられており、前記取付板の一側部が前記位置決め面に押付けられるように、前記取付板の他側部が前記巻回部材によって押されている。
第4の態様は、第2の態様に係るワイヤーハーネスであって、前記少なくとも1つの位置決め面は、前記支持平面の両側に設けられた一対の前記位置決め面を含み、前記取付板の両側部が前記一対の位置決め面に接触しているものである。
第5の態様は、第1〜第4のいずれか1つに記載のワイヤーハーネスであって、前記保護部材に、前記支持平面に対して前記ワイヤーハーネス本体の軸方向で隣接する軸方向位置決め面が少なくとも1つ形成されているものである。
第1の態様によると、固定部材を前記支持平面に取付けることで、固定部材の姿勢を安定化することができる。また、固定部材を位置決め面に押当てることで、ワイヤーハーネス本体の軸方向に対して直交する方向で、固定部材をより正確な位置に取付けることができる。
第2の態様によると、固定部材の姿勢をより安定化できると共に、固定部材をより正確な位置に取付けることができる。
第3の態様によると、前記取付板の他側部が前記巻回部材によって押されることで、前記取付板の一側部が前記位置決め面に押付けられているため、ワイヤーハーネス本体の軸方向に対して直交する方向で、固定部材をより正確な位置に取付けることができる。
第4の態様によると、前記取付板の両側部が前記一対の位置決め面に接触することで、ワイヤーハーネス本体の軸方向に対して直交する方向で、固定部材をより正確な位置に取付けることができる。
第5の態様によると、ワイヤーハーネス本体の軸方向でも固定部材をより正確な位置に取付けることができる。
実施形態に係るワイヤーハーネスを示す概略斜視図である。 固定部材を示す概略斜視図である。 保護部材に固定部材を取付けた状態を示す概略斜視図である。 保護部材に固定部材を取付けた状態を示す概略断面図である。 変形例に係る保護部材に固定部材を取付けた状態を示す概略斜視図である。
以下、実施形態に係るワイヤーハーネスについて説明する。図1は実施形態に係るワイヤーハーネス10を示す概略斜視図である。
このワイヤーハーネス10は、ワイヤーハーネス本体12と、保護部材20とを備えている。
ワイヤーハーネス本体12は、少なくとも1本の電線を含んでいる。ここでは、ワイヤーハーネス本体12は、複数の電線が配設対象である車体の配線経路に沿って束ねられることにより構成されている。なお、電線は、車体等において各種電気機器間を電気的に相互接続する配線材である。ワイヤーハーネス本体12に、光ケーブル等が含まれていてもよい。
保護部材20は、不織部材(例えば、不織布)がワイヤーハーネス本体12の長手方向の少なくとも一部を覆った状態でホットプレスされることにより形成される。なお、保護部材20は、ワイヤーハーネス本体12の長手方向略全体を覆っていてもよいし、ワイヤーハーネス本体12の一部を覆っていてもよい。
不織部材としては、加熱工程を経ることにより硬くなることが可能なものを用いることができる。このような不織部材として、基本繊維と、これと絡み合う接着樹脂(バインダとも呼ばれる)とを含むものを用いることができる。接着樹脂は、基本繊維の融点よりも低い融点(例えば、110℃〜115℃)を有する樹脂である。不織部材を基本繊維の融点よりも低くかつ接着樹脂の融点よりも高い加工温度に加熱すると、接着樹脂が溶融して基本繊維間に染込む。その後、不織部材が接着樹脂の融点よりも低い温度になると、基本繊維同士を結合した状態で接着樹脂が固化する。これより、不織部材が加熱前の状態よりも硬くなり、加熱時の成形形状に維持される。また、不織部材同士が接触している部分では、当該接触部分にも溶融した接着樹脂が染込んで固化する。これにより、不織部材同士の接触部分が接合される。
ただし、基本繊維は、接着樹脂の融点で繊維状態を保ち得る繊維であればよく、樹脂繊維の他、各種繊維を用いることができる。また、接着樹脂としては、基本繊維の融点よりも低い融点を持つ熱可塑性樹脂繊維を用いることができる。接着樹脂は、粒状であっても繊維状であってもよい。また、芯繊維の外周に接着樹脂層を形成してバインダ繊維を構成し、これを基本繊維と絡み合わせるようにしてもよい。この場合の芯繊維としては、上記基本繊維と同材料のものを用いることができる。
基本繊維と接着樹脂の組み合わせとしては、基本繊維をPET(ポリエチレンテレフタレート)の樹脂繊維とし、接着樹脂をPETとPEI(ポリエチレンイソフタレート)の共重合樹脂とした例が挙げられる。この場合、基本繊維の融点はおよそ250℃であり、接着樹脂の融点は110℃〜150℃である。このため、不織部材を110℃〜250℃の温度に加熱すると、接着樹脂が溶融し、溶融せずに繊維状を保つ基本繊維間に染込む。そして、不織部材が接着樹脂の融点よりも低い温度になると、基本繊維同士を結合した状態で接着樹脂が固化し、上記成形形状の維持及び不織部材同士の接合を行う。
また、ホットプレスとは、不織部材に対する加熱処理及び不織部材を型に押付けて所定形状に形成する処理を施すことをいう。加熱処理と所定形状への形成処理とは、同時に行われてもよいし、或は、連続的に別々に行われてもよい。
保護部材20は、保護本体22と、支持平面24と、位置決め面26とを含む。保護部材20は、不織部材をホットプレスする際の金型形状に応じた外形状に形成されるため、所望の保護本体22、支持平面24及び位置決め面26の外形状に応じた型面を持つ成形型によって不織部材をホットプレスすることによって、保護本体22、支持平面24及び位置決め面26を形成することができる。より具体的には、ワイヤーハーネス本体12に不織部材を巻付ける等してワイヤーハーネス本体12を不織部材で覆った状態で、当該不織部材を上下の成形型の型面間に配設することで、外形状が所定形状に形成された保護部材20を形成することができる。
保護本体22は、保護部材20の長手方向の大部分を占める部分であり、ここでは、保護部材20のうち支持平面24を形成した部分以外が、保護本体22である。ここでは、保護本体22の長手方向に対して直交する横断面形状は、長円形状に形成されている。もっとも、保護本体の長手方向に対して直交する横断面形状は、円形状、多角形状等に形成されていてもよい。
支持平面24は、保護部材20の外周りの少なくとも一部に形成された平面状の部分であり、ワイヤーハーネス10において後述する固定部材50を取付けるべき位置に形成されている。
ここでは、支持平面24は、保護部材20の長手方向の一部、より具体的には、保護部材20の端部に設けられている。もっとも、保護部材20の長手方向中間部等に支持平面が形成されていてもよい。
また、保護部材20の横断面形状は上記のように長円形状を呈しており、保護部材20は、その扁平方向に直交する方向に外向きとなる一対の平面21を有している。この一対の平面21のうちの一方に支持平面24が形成されている。もっとも、保護部材20の外周のうち曲面部分に支持平面24が形成されていてもよい。
また、位置決め面26は、支持平面24に対して、ワイヤーハーネス本体12の軸方向に対して直交する方向に隣接しかつ支持平面より突出する方向に立上がるように形成されている。
ここでは、支持平面24を上記平面21より凹ませた形状とすることで、位置決め面26を形成している。
すなわち、支持平面24は、上記平面21よりも幅狭に形成されると共に、平面21の一側よりの位置に形成されている。また、支持平面24は、平面21よりも凹むように形成されている。平面21に対する支持平面24の凹み深さは、後述する取付板52の厚み寸法と同じからそれよりも小さいことが好ましい。そして、支持平面24の一側部に、当該支持平面24を平面21よりも凹ませることによって形成された段差部分に、上記平面21に対して突出する方向に立上がるように位置決め面26が形成されている。ここでは、位置決め面26の奥側部分は、後述する取付板52の側部形状に合わせて部分的に凹んでいる。なお、位置決め面26は、支持平面24に対して直交している必要はなく、当該支持平面24に支持された取付板52を位置決めできる範囲内で支持平面24に対して傾斜していてもよい。なお、支持平面24の他側は、突出する段部等を介することなく、そのまま外方に開口している。
また、支持平面24のうちワイヤーハーネス本体12の軸方向においてワイヤーハーネス本体12の内側に隣接する部分に軸方向位置決め面28が形成されている。この軸方向位置決め面28も、支持平面24を平面21よりも凹ませた分、上記平面21よりも突出する方向に立上がるように形成されている。なお、軸方向位置決め面28も、支持平面24に対して直交している必要はなく、当該支持平面24に支持された取付板52を位置決めできる範囲内で支持平面24に対して傾斜していてもよい。なお、支持平面24の前記軸方向の他端部は、突出する段部等を介することなく、そのまま保護部材20の外方に開口している。
なお、上記実施形態では、支持平面24を平面21よりも凹ませることで、位置決め面26及び軸方向位置決め面28を形成しているが必ずしもその必要はない。例えば、支持平面24と平面21とが同じ高さ位置に形成されると共に、支持平面24の周囲に突条の壁部が形成され、その壁部の内向き面によって位置決め面及び軸方向位置決め面が形成されてもよい。
上記支持平面24、位置決め面26及び軸方向位置決め面28を固定部材50との関係で説明する。
図2は保護部材20に取付けられる固定部材50を示す概略斜視図であり、図3は保護部材20に固定部材50を取付けた状態を示す概略斜視図であり、図4は保護部材20に固定部材50を取付けた状態を示す概略断面図である。
固定部材50は、細長板状の取付板52と車体に固定可能な車体固定部56とを含み、樹脂によって一体成形された部品であり、袖形クランプとも呼ばれる部品である。なお、車体固定部に対して両側に取付板が延出しているものを両袖クランプといい、車体固定部に対して一方側にのみ取付板が延出しているものを片袖クランプということがある。ここでは、固定部材50が片袖クランプである例で説明するが、両袖クランプであってもよい。
取付板52は、細長板状に形成されている。上記支持平面24の幅は、取付板52の幅と同じに設定されている。もっとも、支持平面24の幅は、取付板52の幅よりも小さくてもよい。この場合でも、支持平面24の幅は、取付板52をがたつき無く面接触させ得る程度、例えば、取付板52の幅の半分以上であることが好ましい。また、上記支持平面24の長さ寸法は、取付板52の長さ寸法と同程度に設定されていることが好ましい。
なお、取付板52の一端部よりの部分には、その他の中間部、他端部等より(僅かに)幅広にする幅広部が形成されている。この部分は、上記位置決め面26の位置決め面26の上記奥側部分の部分的な凹み部分に配設される。
また、車体固定部56は、取付板52の一端部の主面より突出するように一体形成されており、皿状部57と係止ロック部58とを含む。従って、取付板52は、車体固定部56の頭部の一側方に延出している。皿状部57は、係止ロック部58側に向けて順次広がる皿状に形成されている。また、係止ロック部58は、皿状部57の内側の中央部に突出形成された部分であり、前記皿状部57から所定距離離れた位置に抜止突部58aが形成されている。抜止突部58aは内外方向に弾性変形可能な部分である。
本固定部材50は、次のようにして保護部材20に取付固定される。
すなわち、取付板52の他の主面(図2〜図4では上面)を支持平面24の長手方向に沿って配設して面接触させる。この際、取付板52の一側を位置決め面26に当接させる。すると、取付板52の他側は、支持平面24のうち位置決め面26とは反対側の開放側の側縁部に沿って配設される。また、取付板52の一端部を軸方向位置決め面28に当接させる。
上記状態で、取付板52及び保護部材20に、巻回部材としての粘着テープTを螺旋状に巻付ける。これにより、取付板52の他方主面を支持平面24に面接触させると共に、取付板52の一側部を位置決め面26に接触させた状態で、固定部材50が保護部材20に取付けられる。
また、上記状態では、保護部材20の外周に沿って巻回された粘着テープTが、取付板52の他側部を位置決め面26に向けて押しており、これにより、取付板52の一側部が位置決め面26に押付けられている。このため、支持平面24の幅方向において取付板52をより正確な位置に取付けることができる。
上記のように固定部材50の取付板52が保護部材20に取付固定された状態で、係止ロック部58を、車体に形成された取付孔に押込んで、皿状部57を車体に当接させると共に上記抜止突部58aを取付孔に抜止め係止させると、固定部材50が車体に取付け固定される。このようにして、ワイヤーハーネス10が固定部材50を介して車体に取付けられる。
なお、巻回部材としては、上記粘着テープTの他、結束バンド等を用いてもよい。
以上のように構成されたワイヤーハーネス10によると、固定部材50を支持平面24に取付けることで、固定部材50の姿勢を安定化することができる。より具体的には、取付板52を支持平面24に面接触させることで、保護部材20に対して固定部材50が揺れ動いたりしないように、固定部材50の姿勢を安定化することができる。
また、固定部材50の位置決め面26に押し当てることで、より具体的には、取付板52の一側を位置決め面26に押し当てることで、支持平面24に平行でかつワイヤーハーネス本体12の軸方向に対して直交する方向で、固定部材50を正確な位置に取付けることができる。
上記のように固定部材50が保護部材20に対して安定した姿勢でかつ正確な位置に取付けられる結果、固定部材50を車体に取付固定する際に、当該固定部材50、ワイヤーハーネス本体12及び保護部材20を、車体における配設対象箇所に正確に配設することができ、その配設作業を容易に行える。また、ワイヤーハーネス本体12及び保護部材20が車体に対してより正確な位置及び姿勢で取付固定されるため、保護部材20又はワイヤーハーネス本体12と車体との接触による問題、例えば、異音の発生等が有効に抑制される。
しかも、取付板52及び保護部材20に粘着テープT等を巻回し、当該粘着テープT等によって取付板52の他側を押して、取付板52の一側を位置決め面26に押し当てるようにしているため、ワイヤーハーネス本体12の軸方向に対して直交する上記方向で、固定部材50をより正確な位置で取付けることができる。
また、取付板52の他側は、支持平面24の開放側の縁部で、保護部材20外周よりも大きく突出する。このため、粘着テープT等によって取付板52を保護部材20に対して効果的に押付けるように取付固定することができる。
また、保護部材20に、支持平面24に対してワイヤーハーネス本体12の軸方向で隣接する軸方向位置決め面28が形成され、取付板52が当該軸方向位置決め面28にも当接しているため、ワイヤーハーネス本体12の軸方向でも、固定部材50をより正確な位置に取付けることができる。
なお、支持平面が保護部材の長方向中間部に形成される場合には、軸方向位置決め面は、支持平面の長手方向両端部に設けられていてもよい。
また、図5に示す保護部材120のように、上記位置決め面26に対応する位置決め面126が支持平面24に対応する支持平面124の両側に設けられていてもよい。この場合、支持平面124は、取付板52と同じ幅に形成される。そして、取付板52の両側部が一対の位置決め面126に接触するように、取付板52を支持平面124に面接触させた状態で、取付板52及び保護部材20に粘着テープTを巻回することで、固定部材50が保護部材20に取付けられる。
この変形例によると、取付板52の両側部が一対の位置決め面126に接触しているため、固定部材50をその幅方向においてより正確な位置で保護部材20に取付固定することができる。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10 ワイヤーハーネス
12 ワイヤーハーネス本体
20、120 保護部材
24、124 支持平面
26、126 位置決め面
28 軸方向位置決め面
50 固定部材
52 取付板
56 車体固定部
T 粘着テープ

Claims (5)

  1. ワイヤーハーネス本体と、
    不織部材が前記ワイヤーハーネス本体の少なくとも一部を覆った状態でホットプレスされることにより形成され、外周りの少なくとも一部に支持平面が形成されると共に、前記支持平面に対して前記ワイヤーハーネス本体の軸方向に対して直交する方向に隣接しかつ前記支持平面よりも突出する方向に立上がる位置決め面が少なくとも1つ形成された保護部材と、
    を備えるワイヤーハーネス。
  2. 請求項1記載のワイヤーハーネスであって、
    細長板状の取付板と車体に固定可能な車体固定部とを含む固定部材が、前記取付板を前記支持平面に面接触させると共に、前記取付板の少なくとも1つの側部を前記少なくとも1つの位置決め面に接触させた状態で、前記保護部材に取付けられている、ワイヤーハーネス。
  3. 請求項2記載のワイヤーハーネスであって、
    前記支持平面の幅が、前記取付板の幅と同じか小さく設定され、
    前記取付板は、巻回部材によって前記保護部材と共に巻回されることによって、前記保護部材に取付けられており、
    前記取付板の一側部が前記位置決め面に押付けられるように、前記取付板の他側部が前記巻回部材によって押されている、ワイヤーハーネス。
  4. 請求項2記載のワイヤーハーネスであって、
    前記少なくとも1つの位置決め面は、前記支持平面の両側に設けられた一対の前記位置決め面を含み、
    前記取付板の両側部が前記一対の位置決め面に接触している、ワイヤーハーネス。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載のワイヤーハーネスであって、
    前記保護部材に、前記支持平面に対して前記ワイヤーハーネス本体の軸方向で隣接する軸方向位置決め面が少なくとも1つ形成されている、ワイヤーハーネス。
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