JP2014097695A - 車両の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ベルト式無段変速機を搭載した車両を制御対象にして惰行制御や減速S&S制御を実行する際に、車両が低μ路を走行している場合でも、ベルト滑りの発生を回避できる車両の制御装置を提供する。
【解決手段】エンジンと駆動輪との間でトルクを伝達するベルト式無段変速機と、前記エンジンと前記駆動輪との間の動力伝達経路を接続および遮断するクラッチ機構とを備え、前記エンジンの運転状態および前記クラッチ機構の係合状態の少なくともいずれかを自動制御することにより、前記車両のエネルギー消費量を低減させる省エネルギー制御を実行可能な車両の制御装置において、走行路が低μ路であるか否かを推定する推定手段(ステップS2)と、前記エンジンが自動停止されていて、かつ前記走行路が前記低μ路であると推定された場合に、前記省エネルギー制御の実行を禁止する禁止手段(ステップS4)とを設けた。
【選択図】図2
【解決手段】エンジンと駆動輪との間でトルクを伝達するベルト式無段変速機と、前記エンジンと前記駆動輪との間の動力伝達経路を接続および遮断するクラッチ機構とを備え、前記エンジンの運転状態および前記クラッチ機構の係合状態の少なくともいずれかを自動制御することにより、前記車両のエネルギー消費量を低減させる省エネルギー制御を実行可能な車両の制御装置において、走行路が低μ路であるか否かを推定する推定手段(ステップS2)と、前記エンジンが自動停止されていて、かつ前記走行路が前記低μ路であると推定された場合に、前記省エネルギー制御の実行を禁止する禁止手段(ステップS4)とを設けた。
【選択図】図2
Description
この発明は、駆動力源と駆動輪との間の動力伝達経路を選択的に接続および遮断することが可能なクラッチ機構を備え、走行中に、クラッチ機構を解放して車両を惰性走行させるとともに、エンジンの自動停止および再始動を行うことが可能な車両の制御装置に関するものである。
近年、走行中に車両のエンジンへの燃料供給を一時的に停止するフューエルカットや、走行中にエンジンを駆動系統から切り放した状態すなわちニュートラルの状態にして車両を惰性走行させるいわゆる惰行制御、あるいは、車両が停車した場合や走行中に所定の条件が成立した場合にエンジンを停止するいわゆるストップ・アンド・スタート(S&S)制御(アイドルストップ制御やエコラン制御などと称される場合もある)など、燃費の向上や排ガスの低減を目的とした車両の制御技術の開発が進められている。
フューエルカットは、走行中にアクセルが戻された場合、すなわちアクセル開度が全閉になった場合に、例えばエンジン回転数がアイドリング回転数以上および所定の車速以上などの所定の条件の下で、エンジンに対する燃料の供給を停止する制御である。このフューエルカットが実行されると、エンジンは燃料の供給が絶たれることにより燃焼運転を停止するが、駆動輪側から伝達されるトルクにより回転させられている。したがって、フューエルカットの実行時には、エンジンのポンピングロスやフリクショントルクなどに起因して、駆動輪に制動トルクが作用する。すなわち、車両には、いわゆるエンジンブレーキが掛かることになる。
一方、惰行制御は、例えば、走行中にアクセルが戻された場合に、エンジンと駆動輪との間に設けられたクラッチを解放することにより、エンジンと駆動輪との間の動力伝達を遮断し、エンジンを連れ回すことなく車両を惰性走行させる制御である。したがって、惰行制御の実行時には、車両にエンジンブレーキが掛かることがないので、車両は運動エネルギを有効に活用して惰性走行することができる。この惰行制御には、制御の実行中に、エンジン回転数をアイドル回転数程度に強制的に低下させてエンジンの燃焼運転は停止しない場合と、エンジンへの燃料供給を停止してエンジンを自動停止させる場合とがある。前者のようにエンジンを停止しない場合は、エンジンを停止した場合の代替の油圧源を必要としないため、従来の構成の車両に対して構造を変更したり、新たな装置や装備を追加したりすることなく、容易に制御を実行することができる。これに対して、後者のようにエンジンを停止する場合は、車両が惰性走行している間に燃料を消費することがないので、当然、より大きな燃費向上の効果を得ることができる。
そして、S&S制御は、例えば、車両が交通信号に従って停止している場合や、アクセルペダルが戻された状態もしくはブレーキペダルが踏み込まれた状態で減速している場合、あるいはハイブリッド車においてエンジンと併せて搭載されているモータによって走行する場合などに実行される制御である。このS&S制御では、車速が0もしくはアクセルがオフになるなどの所定の実行条件が成立することにより、エンジンが自動停止させられる。そして、アクセルがオンになるあるいはブレーキがオフになるなどの所定の復帰条件が成立することにより、エンジンが再始動させられる。このようなS&S制御を実行するにあたり、エンジンの自動停止時や再始動時には、エンジンの出力トルクの変動が大きくなる。そのため、エンジンと駆動系統との間に設けたクラッチ機構を解放し、エンジンのトルク変動によるショックや振動が車両の駆動系統に伝播してしまうことを防止している。すなわち、S&S制御を実行する際には、通常はエンジンと駆動系統との間に設けられたクラッチ機構の係合および解放制御も併せて実行されている。
さらに、上記のS&S制御には、車両Veが停止した場合にエンジン1を自動停止させる停止S&S制御、走行中に運転者がアクセルペダルを戻しかつブレーキペダルを踏み込んでいて車両Ve停止に向けて減速されている場合にエンジン1を自動停止させる減速S&S制御、および、ある程度以上の車速で走行している際に運転者がアクセルペダルを戻した場合にエンジン1を自動停止させるフリーランS&S制御がある。具体的には、停止S&S制御は、車速が「0」でかつブレーキペダルが踏み込まれるブレーキ・オンとなった場合に実行されて、エンジン1が自動停止させられる。その後、ブレーキペダルが戻されるブレーキ・オフとなった場合に復帰して、エンジン1が再始動させられる。減速S&S制御は、所定の車速以下の車速で走行している際に、アクセルペダルが戻されるアクセル・オフとなり、かつブレーキ・オンとなった場合に実行されて、エンジン1が自動停止させられる。その後、ブレーキ・オフもしくはアクセルペダルが踏み込まれるアクセル・オンとなった場合に復帰して、エンジン1が再始動させられる。そして、フリーランS&S制御は、所定の車速以上の車速で走行している際に、アクセル・オフとなった場合に実行されて、エンジン1が自動停止させられる。その後、アクセル・オンとなった場合に復帰して、エンジン1が再始動させられる。
上記のエンジンの運転を停止する惰行制御および減速S&S制御やフリーランS&S制御のように、車両の走行中に、エンジンの自動停止および再始動を行う制御、および、エンジンと駆動輪との間の動力伝達経路の遮断および接続を行う制御に関連する発明の一例が、特許文献1に記載されている。この特許文献1に記載されている車両の制御装置は、少なくとも走行中の車両のエンジンを始動または停止制御する制御装置であって、車速が下限側車速以上である場合に、エンジンを自動停止させて車両を惰性走行させることにより減速させるとともに、車速が下限側車速未満となった場合に、エンジンを再始動させて車両を加速させることにより、車両を下限側車速と上限側車速とによって決定される車速域内で走行させるように構成されている。また、この特許文献1には、上記のようにエンジンを自動停止させた場合に、エンジンによる駆動力を伝達するトランスミッションに設けられたクラッチを解放状態に制御するとともに、上記のようにエンジンを再始動させた場合には、クラッチを係合状態に制御する例が記載されている。すなわち、エンジンを停止する惰行制御の例が記載されている。
なお、特許文献2には、車両に搭載されたエンジンの通常運転中に、アクセルペダルが非操作状態であることを含むエコラン条件が成立した場合は、少なくともエンジンと駆動輪との間の動力伝達経路を解放するエコラン運転を実行するよう制御し、このエコラン運転の実行中に、エコラン条件が不成立になった場合は、エコラン運転から復帰して通常運転になるよう制御するように構成されたエンジンの制御装置に関する発明が記載されている。そして、この特許文献2には、自動変速機がD(ドライブ)およびN(ニュートラル)以外に設定されている場合は、上記のようなエコラン運転の実行を禁止する制御例が記載されている。
また、特許文献3には、予め定めたエンジン停止条件が成立した場合にエンジンを自動停止するとともに、予め定めたエンジン再始動条件が成立した場合にエンジンを自動再始動する制御装置であって、車室内温度が、乗員にやや好適な拡大適温領域以外の領域にある場合には、エンジンの自動停止を禁止するように構成された車両の制御装置に関する発明が記載されている。そして、この特許文献3には、外気温度が、予め定めた第1の温度以下の酷寒温度である場合、あるいは予め定めた第2の温度以上の酷暑温度である場合には、車室内温度にかかわらず、エンジンの自動停止を禁止する制御例が記載されている。
ところで、車両に要求される駆動力は走行中に多様に変化する。また、駆動力源として車両に搭載されるエンジンのエネルギー効率は、所定の動作点(もしくは運転点)を外れると低下するのが一般的である。そのため、車両は、通常、エンジンの出力側に変速機を配置している。そして、その変速機で設定する変速比に応じて駆動力を増大もしくは低減して、エンジンのエネルギー効率が良好になるように変速機を制御している。そのような変速機としては、変速比がステップ的に変化する有段式の自動変速機や、変速比が連続的に変化する無段変速機が広く採用されている。特に、ベルト式無段変速機は、継ぎ目のないスムーズな変速ができるとともに、エンジンを常に理想的な回転数で運転させて燃費を向上させることができるので、近年その普及が進んでいる。
しかしながら、上記のようなベルト式無段変速機が搭載された車両を制御対象にして、前述の特許文献1に記載されているようなエンジンを停止する惰行制御、あるいは減速S&S制御やフリーランS&S制御のような車両の走行中に実行されるS&S制御を実行する場合には、ベルト式無段変速機でベルト滑りが発生するケースが新たに想定される。
例えば、車両が雪道やアイスバーンなどのいわゆる低μ路を走行している際には、制動により車輪がロックしてスリップし易くなっている。そのような状況の下でエンジンを停止する惰行制御あるいは減速S&S制御が実行されている場合に、急制動されて車輪がロックしてしまうと、ベルト式無段変速機には駆動輪側から過大な制動トルクが入力されることになる。この大きなトルクの入力に対応して、ベルト式無段変速機ではベルト滑りを防止するためにベルトの狭圧力を増大させる必要がある。すなわち、ベルトを狭圧している側のプーリへ供給する油圧を増大させる必要がある。しかしながら、この場合は上記のような惰行制御あるいは減速S&S制御の実行に伴ってエンジンが停止しているので、エンジンによって駆動されるオイルポンプも停止している。したがって、ベルト式無段変速機において狭圧力制御を実行するための油圧が低下している。そのため、過大なトルクの入力に対してベルトの狭圧力を増大させるための油圧が不足してしまい、その結果、ベルト滑りが生じてしまうおそれがある。
この発明は上記の技術的課題に着目してなされたものであり、ベルト式無段変速機を搭載した車両を制御対象にしてエンジンを停止させる惰行制御や減速S&S制御を実行する場合、特に車輪がロックし易くなる低μ路を走行している場合であっても、ベルトの狭圧力が不足してしまうことによるベルト滑りの発生を回避することができる車両の制御装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、車両の駆動力を発生させるエンジンと、前記エンジンと駆動輪との間でトルクを伝達するベルト式無段変速機と、前記エンジンと前記駆動輪との間の動力伝達経路を選択的に接続および遮断するクラッチ機構とを備え、前記エンジンの運転状態および前記クラッチ機構の係合状態の少なくともいずれかを自動制御することにより、前記車両のエネルギー消費量を低減させる省エネルギー制御を実行可能な車両の制御装置において、前記車両が走行している走行路が、路面の摩擦係数が小さく前記車両がスリップする可能性のある低μ路であるか否かを推定する推定手段と、前記省エネルギー制御の実行に伴い前記エンジンが自動停止されていて、かつ前記走行路が前記低μ路であると推定された場合に、前記省エネルギー制御の実行を禁止する禁止手段とを備えていることを特徴とする制御装置である。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記省エネルギー制御が、所定の実行条件が成立した場合に、前記クラッチ機構を解放し、かつ前記エンジンを自動停止するとともに、所定の復帰条件が成立した場合に、前記エンジンを再始動し、かつ前記クラッチ機構を係合するストップ・アンド・スタート制御と、前記車両の走行中に、所定の実行条件が成立した場合に、前記エンジンを自動停止し、かつ前記クラッチ機構を解放して前記車両を惰性走行させるとともに、所定の復帰条件が成立した場合に、前記エンジンを再始動し、かつ前記クラッチ機構を係合して前記惰性走行を終了させる惰行制御との少なくともいずれかを含むことを特徴とする制御装置である。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記推定手段が、前記車両の全車輪の各回転数を基に前記駆動輪のスリップを検出するとともに、いずれかの前記駆動輪でスリップが生じていることを検出した場合に、前記走行路が前記低μ路であると推定する手段を含むことを特徴とする制御装置である。
また、請求項4の発明は、請求項1または2の発明において、前記推定手段が、温度を検出するとともに、前記温度が予め定めた所定温度よりも低い場合に、前記走行路が前記低μ路であると推定する手段を含むことを特徴とする制御装置である。
そして、請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記推定手段が、前記温度として、前記ベルト式無段変速機の油温、外気温、および前記走行路の路面温度の少なくともいずれかを検出する手段を含むことを特徴とする制御装置である。
請求項1,2の発明によれば、ベルト式無段変速機を搭載した車両を制御対象にして、例えばストップ・アンド・スタート制御や惰行制御などの車両の省エネルギー制御が実行される。そして、その省エネルギー制御が実行される際に、車両が低μ路を走行していると推定された場合には、省エネルギー制御の実行が禁止される。すなわち、実行中の省エネルギー制御が強制的に終了される。したがって、省エネルギー制御の実行に伴ってエンジンが自動停止されることがない。もしくは省エネルギー制御の実行に伴って自動停止されていたエンジンが再始動される。そのため、省エネルギー制御の実行中に、低μ路上で急ブレーキが掛けられて駆動輪がロックしてしまった場合であっても、エンジンが停止していて油圧が低下していることに起因したベルトの狭圧力不足を回避することができる。すなわち、ベルトの狭圧力不足によるベルト滑りの発生を回避することができる。
また、請求項3の発明によれば、例えば車輪速センサなどによって検出する車両の各車輪の回転数に基づいて駆動輪のスリップが検出される。そして、駆動輪のスリップが検出された場合に、車両が走行している道路が低μ路であると推定される。そのため、走行路が低μ路であるか否かの推定を、実情に即して確実に推定することができる。
そして、請求項4,5の発明によれば、例えばベルト式無段変速機内で用いられるオイルの油温、外気温、あるいは車両が走行している道路の路面温度に基づいて、走行路が低μ路であるか否かが推定される。例えば、検出した油温が閾値として予め設定した所定温度以下である場合に、走行路が低μ路であると推定される。あるいは、検出した外気温あるいは路面温度が、例えば氷点下の温度である場合に、走行路が低μ路であると推定される。そのため、走行路が低μ路であるか否かの推定を、容易に推定することができる。
次に、この発明を図面を参照して具体的に説明する。この発明で制御の対象とする車両の駆動系統および制御系統を図1に示してある。この図1に示す車両Veは、エンジン1と、そのエンジン1の出力側に連結されてエンジン1が出力する動力を駆動輪2へ伝達するベルト式無段変速機3とを備えている。具体的には、エンジン1の出力軸1a側に、トルクコンバータ4および前後進切替機構5を介して、ベルト式無段変速機3が設けられている。
エンジン1は、車両Veにおける駆動力源であり、例えば、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンあるいは天然ガスエンジンなど、燃料を燃焼させて動力を出力する内燃機関である。この図1では、スロットル開度を電気的に制御することが可能な電子制御式のスロットルバルブや、燃料噴射量を電気的に制御することが可能な電子制御式の燃料噴射装置を備えているガソリンエンジンを搭載した例を示している。したがって、このエンジン1は、所定の負荷に対して回転数を電気的に制御することにより、燃費が最も良好な状態で運転することが可能な構成となっている。
ベルト式無段変速機3は、エンジン1が出力するトルクを変速して駆動輪2へ伝達する伝動装置であり、エンジン1から駆動輪2へ伝達するトルクの回転方向を前進方向と後進方向とに切り替えるための前後進切替機構5が設けられている。この前後進切替機構5は、周知の構成のものであって、前進段を設定する際に係合する前進クラッチと後進段を設定する際に係合する後進ブレーキとが備えられている。すなわち、これら前進クラッチおよび後進ブレーキにより、この発明におけるクラッチ機構6が構成されている。そして、そのクラッチ機構6の係合状態および解放状態をそれぞれ制御することにより、上記のような前進段ならびに後進段、およびニュートラルの状態をそれぞれ選択的に設定するように構成されている。すなわち、前後進切替機構5の前進クラッチおよび後進ブレーキを共に解放状態にすることにより、クラッチ機構6を解放状態にして、エンジン1とベルト式無段変速機3との間の動力伝達を遮断したニュートラルの状態を設定することができる構成となっている。
ベルト式無段変速機3の出力側には、所定の伝動機構7およびデファレンシャルギヤ8を介して、駆動輪2が動力伝達可能に連結されている。なお、上記のように図1では、車両Veがエンジン横置きの前輪駆動車である例を示しているが、この発明で制御の対象とする車両Veは、プロペラシャフトを介してエンジン1と後輪すなわち駆動輪2とが連結された後輪駆動車であってもよく、あるいは四輪駆動車であってもよい。
そして、上記で説明したようなエンジン1の運転状態や、ベルト式無段変速機3におけるクラッチ機構6の係合および解放の状態を制御するための電子制御装置(ECU)9が設けられている。この電子制御装置9は、例えばマイクロコンピュータを主体として構成され、入力されたデータや予め記憶しているデータに基づいて演算を行って制御指令信号を出力するように構成されている。具体的には、この電子制御装置9には、エンジン1の出力軸1aの回転数を検出するエンジン回転数センサ10、アクセルペダルの踏み込み角もしくは踏み込み量を検出するアクセルセンサ(アクセルスイッチ)11、ブレーキペダルの踏み込み角もしくは踏み込み量を検出するブレーキセンサ(ブレーキスイッチ)12、車両Veの各車輪の回転数を検出する車輪速センサ13、および、エンジン1やベルト式無段変速機3内のオイルの温度を検出する油温センサ14などの各種センサからの検出信号が入力されるようになっている。これに対して、電子制御装置9からは、エンジン1の運転状態を制御する信号、および、ベルト式無段変速機3におけるクラッチ機構6やロックアップクラッチ(図示せず)の係合ならびに解放の状態を制御する信号などを出力するように構成されている。
この発明は、上記のようにベルト式無段変速機3を搭載した車両Veを制御の対象にしている。そして、例えば停車した場合や走行中にアクセルペダルの踏み込みが全て戻されるなどの所定の条件が成立した場合に、エンジン1の運転を停止し、例えばブレーキペダルの踏み込みが戻された場合やアクセルペダルが再び踏み込まれた場合に、エンジン1を再始動する、いわゆるS&S制御を実行可能な構成となっている。
そのようなS&S制御が実行される場合は、例えば信号待ちのための停車時や減速走行中に、エンジン1の運転が自動停止させられる。エンジン1が停止する際には、出力トルクの変動が大きくなり、そのトルク変動に起因したショックや振動が駆動系へ伝搬されてしまうおそれがある。そのため、S&S制御によりエンジン1が自動停止させられる場合には、クラッチ機構6が解放されて、エンジン停止時のショックや振動が駆動系へ伝搬されてしまうことを防止するようになっている。また、エンジン1の自動停止後に、そのエンジン1を再始動する際にも、出力トルクの変動が大きくなるので、エンジン停止時に解放されたクラッチ機構6は、エンジン1の再始動が完了した後に、再び係合されるようになっている。
また、この発明は、走行中にクラッチ機構6を解放して車両Veを惰性走行させるいわゆる惰行制御を実行することができる。この発明における惰行制御とは、車両Veが所定の車速以上で走行している際に、例えばアクセルペダルの踏み込み量が0もしくは所定の操作量以下に戻された場合に、クラッチ機構6を解放して、すなわちベルト式無段変速機3でニュートラルの状態を設定して、エンジン1と駆動輪2との間の動力伝達経路を遮断する制御である。
上記のような惰行制御が実行されると、車両Veは、走行中にエンジン1と駆動輪2との間の動力伝達が遮断される。そのため、車両Veの駆動輪2には、エンジン1のポンピングロスや引き摺りトルクなどに起因する制動トルクが伝達されない状態になる。すなわち、車両Veにはいわゆるエンジンブレーキが掛からない状態になる。したがって、上記のような惰行制御を実行することにより、車両Veがその慣性エネルギによって惰性走行し得る距離が長くなり、その結果、車両Veの単位燃料消費量当たりの走行距離が長くなる。すなわち、車両Veの燃費が向上する。さらに、上記のような惰行制御を実行する際に、クラッチ機構6を解放するとともに、エンジン1の燃焼運転も停止することにより、車両Veの燃費を一層向上させることができる。
前述したように、この発明で制御対象としているようなベルト式無段変速機を搭載した従来の車両が、スリップが生じ易いいわゆる低μ路を走行している際に、エンジンを停止させる惰行制御あるいは減速S&S制御を実行した場合には、ベルト式無段変速機でベルト滑りが発生してしまう可能性がある。すなわち、車両が低μ路を走行している際に急制動されると、車輪がロックしてしまう可能性が高い。ベルト式無段変速機を搭載した車両の車輪がロックしてしまうと、ベルト式無段変速機には駆動輪側から過大な制動トルクが入力されることになるので、その過大なトルクの入力に対してベルト滑りを防止するためにベルトの狭圧力を増大させる必要がある。しかしながら、この場合はエンジンが停止させられていることから、ベルトの狭圧力を増大させるための油圧が低下している。そのため、過大なトルクの入力に対応してベルトの狭圧力を増大させるための油圧が不足し、その結果、ベルト滑りが発生してしまう場合がある。
そこで、この発明に係る制御装置は、ベルト式無段変速機3を搭載した車両Veを制御対象にして、エンジン1を停止させる惰行制御あるいは減速S&S制御を実行する場合に、車両Veが低μ路を走行している場合には、惰行制御あるいは減速S&S制御の実行を禁止するように構成されている。
その制御の一例を図2のフローチャートに示してある。このフローチャートで示されるルーチンは、所定の短時間毎に繰り返し実行される。なお、この図2のフローチャートに示す制御は、エンジンを停止する惰行制御もしくは減速S&S制御を実行する場合を前提としている(ここでは減速S&S制御を実行している場合を例に挙げて説明する)。したがって、図2のフローチャートにおいて、先ず、減速S&S制御が実行されている(ステップS1)。
そして、車輪でスリップが生じているか否かが判断される(ステップS2)。これは、走行中の道路が、スリップを生じるような路面の摩擦係数が低い道路、すなわちいわゆる低μ路であるか否かを判断するためのものである。具体的には、各車輪毎の回転数が検出され、それら各車輪の回転数の検出値同士を比較することにより、いずれかの車輪がスリップしたことを検出することができる。なお、この制御は、車両VeのABS(アンチロックブレーキシステム)を流用して車輪のスリップの有無を判定することもできる。
いずれの車輪もスリップが生じていない、すなわち走行中の道路がスリップを生じるような低μ路ではないことにより、このステップS2で否定的に判断された場合は、ステップS3へ進む。そして、実行中の減速S&S制御が継続される(もしくは、惰行制御が
実行されていた場合にはその惰行制御が継続される)。そしてその後、このルーチンを一旦終了する。
実行されていた場合にはその惰行制御が継続される)。そしてその後、このルーチンを一旦終了する。
これに対して、少なくともいずれか1つの車輪でスリップが生じたこと、すなわち走行中の道路がスリップを生じるような低μ路であることにより、ステップS2で肯定的に判断された場合には、ステップS4へ進む。そして、減速S&S制御が禁止される。すなわち、実行中の減速S&S制御が強制的に終了させられて(もしくは、惰行制御が実行されていた場合にはその惰行制御が強制的に終了させられて)、エンジン1が再始動される。要するに、この場合は、車両Veが低μ路を走行していて、仮に急制動された場合に車輪がロックしてしまう可能性が高い状態である。したがって、ここでは、上記のように減速S&S制御(もしくは惰行制御)の実行が禁止されることにより、前述したようなベルト式無段変速機3でベルト滑りが生じてしまう事態を回避することができる。そしてその後、このルーチンを一旦終了する。
図3のフローチャートは、この発明に係る制御装置で実行される他の制御例を示している。この図3のフローチャートで示す制御と、上述の図2のフローチャートで示す制御とは、同時に併行して実行することができる。あるいは、それぞれ別々に独立して実行することもできる。この図3のフローチャートに示す制御は、上述の図2のフローチャートで示す制御と同様、エンジンを停止する惰行制御もしくは減速S&S制御を実行する場合を前提としている(ここでは減速S&S制御を実行している場合を例に挙げて説明する)。したがって、図3のフローチャートにおいて、先ず、減速S&S制御が実行されている(ステップS11)。
そして、ベルト式無段変速機3における油温が所定油温αよりも低いか否かが判断される(ステップS12)。これは、走行中の道路が、スリップを生じるような路面の摩擦係数が低い道路、すなわちいわゆる低μ路であるか否かを推定するためのものである。例えば、実験やシミュレーションなどの結果に基づいて、路面が凍結しているおそれがある場合の油温として所定油温αが予め設定される。そしてその所定油温αを閾値として現在の油温と比較することにより、路面が凍結している可能性があるか否か、すなわち、車両Veが走行中にスリップが生じて運転者が急制動を行う可能性が高いか否かを推定することができる。なお、車両Veに外気温センサを設けておき、現在の外気温の検出値に基づいて路面が凍結している可能性について推定することもできる。あるいは、接触式もしくは非接触式の温度センサで走行路の路面温度を測定し、その測定値に基づいて路面が凍結している可能性について推定することもできる。
油温が所定油温α以上である、すなわち走行中の道路がスリップを生じるような低μ路ではないと推定されることにより、このステップS12で否定的に判断された場合は、ステップS13へ進む。そして、実行中の減速S&S制御が継続される(もしくは、惰行制御が実行されていた場合にはその惰行制御が継続される)。そしてその後、このルーチンを一旦終了する。
これに対して、油温が所定油温αよりも低いこと、すなわち走行中の道路がスリップを生じるような低μ路であると推定されることにより、ステップS12で肯定的に判断された場合には、ステップS14へ進む。そして、減速S&S制御が禁止される。すなわち、実行中の減速S&S制御が強制的に終了させられて(もしくは、惰行制御が実行されていた場合にはその惰行制御が強制的に終了させられて)、エンジン1が再始動される。要するに、この場合は、車両Veが低μ路を走行していると推定されて、仮に急制動された場合に車輪がロックしてしまう可能性が高いと判断できる状態である。したがって、ここでは、上記のように減速S&S制御(もしくは惰行制御)の実行が禁止されることにより、前述したようなベルト式無段変速機3でベルト滑りが生じてしまう事態を回避することができる。そしてその後、このルーチンを一旦終了する。
以上のように、この発明に係る車両の制御装置によれば、ベルト式無段変速機3を搭載した車両Veを制御対象にして、例えばS&S制御や惰行制御など、車両Veのエネルギー消費量を低減させるための制御が実行される。そして、それらS&S制御あるいは惰行制御が実行される際に、車両Veが低μ路を走行していると推定された場合には、それらS&S制御および惰行制御の実行が禁止される。すなわち、実行中のそれらS&S制御あるいは惰行制御が強制的に終了される。したがって、それらS&S制御あるいは惰行制御の実行に伴ってエンジン1が自動停止されることがない。もしくはS&S制御あるいは惰行制御の実行に伴って自動停止されていたエンジン1が再始動される。そのため、S&S制御あるいは惰行制御の実行中に、低μ路上で急ブレーキが掛けられ、駆動輪2がロックしてしまった場合であっても、エンジン1が停止していて油圧が低下していることに起因したベルトの狭圧力不足を回避することができる。すなわち、ベルトの狭圧力不足によるベルト滑りの発生を回避することができる。
ここで、上述した具体例とこの発明との関係を簡単に説明すると、ステップS2,S12を実行する機能的手段が、この発明における「推定手段」に相当する。そして、ステップS4,S14を実行する機能的手段が、この発明における「禁止手段」に相当する。
1…エンジン、 2…駆動輪、 3…ベルト式無段変速機、 5…前後進切替機構、 6…クラッチ機構、 9…電子制御装置(ECU)、 10…エンジン回転数センサ、 11…アクセルセンサ、 12…ブレーキセンサ、 13…車輪速センサ、 14…油温センサ、 Ve…車両。
Claims (5)
- 車両の駆動力を発生させるエンジンと、前記エンジンと駆動輪との間でトルクを伝達するベルト式無段変速機と、前記エンジンと前記駆動輪との間の動力伝達経路を選択的に接続および遮断するクラッチ機構とを備え、前記エンジンの運転状態および前記クラッチ機構の係合状態の少なくともいずれかを自動制御することにより、前記車両のエネルギー消費量を低減させる省エネルギー制御を実行可能な車両の制御装置において、
前記車両が走行している走行路が、路面の摩擦係数が小さく前記車両がスリップする可能性のある低μ路であるか否かを推定する推定手段と、
前記省エネルギー制御の実行に伴い前記エンジンが自動停止されていて、かつ前記走行路が前記低μ路であると推定された場合に、前記省エネルギー制御の実行を禁止する禁止手段と
を備えていることを特徴とする車両の制御装置。
- 前記省エネルギー制御は、
所定の実行条件が成立した場合に、前記クラッチ機構を解放し、かつ前記エンジンを自動停止するとともに、所定の復帰条件が成立した場合に、前記エンジンを再始動し、かつ前記クラッチ機構を係合するストップ・アンド・スタート制御と、
前記車両の走行中に、所定の実行条件が成立した場合に、前記エンジンを自動停止し、かつ前記クラッチ機構を解放して前記車両を惰性走行させるとともに、所定の復帰条件が成立した場合に、前記エンジンを再始動し、かつ前記クラッチ機構を係合して前記惰性走行を終了させる惰行制御と
の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1に記載の車両の制御装置。
- 前記推定手段は、前記車両の全車輪の各回転数を基に前記駆動輪のスリップを検出するとともに、いずれかの前記駆動輪でスリップが生じていることを検出した場合に、前記走行路が前記低μ路であると推定する手段を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の車両の制御装置。
- 前記推定手段は、温度を検出するとともに、前記温度が予め定めた所定温度よりも低い場合に、前記走行路が前記低μ路であると推定する手段を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の車両の制御装置。
- 前記推定手段は、前記温度として、前記ベルト式無段変速機の油温、外気温、および前記走行路の路面温度の少なくともいずれかを検出する手段を含むことを特徴とする請求項4に記載の車両の制御装置。
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- 2012-11-13 JP JP2012249617A patent/JP2014097695A/ja active Pending
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