JP2014097510A - ピーニング施工方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】先端に平坦部を有する打撃ツール1を備えたピーニングツール2を用いて母材表面を打撃して溶接継手の疲労特性を改善するピーニング施工方法であって、前記打撃ツール1による打撃の方向を母材表面の垂直方向に対して溶接部と反対側に5度以上20度以下傾けて打撃を行うことを特徴とするピーニング施工方法。
【選択図】図2
Description
これは、橋梁などの鋼構造物の設計においては、大型化とそれに伴う軽量化の目的から使用鋼材の高強度化が進められているが、鋼材本体についてはその疲労強度は引張強さの増加と共に上昇するのに対して、溶接継手部においては鋼材の引張強さが増加しても疲労強度が向上しないため、この溶接継手部で金属疲労が起こることが原因である。
このため、大型溶接構造物が繰り返し荷重を受ける場合には、溶接部の疲労強度に対する安全性を充分に考慮する必要がある。
図15は重ね合わされた金属板11及び金属板12を隅肉溶接して溶接ビード(溶接継手)13を形成した状態を示す図である。金属板12と溶接ビード13との境界部には溶接ビード止端部14が形成される。この溶接止端部14近傍は、溶接時に急激な凝固が起こるために引張残留応力が存在し易い箇所であり、また、金属部材に外力が負荷された際に応力集中が起こり易い箇所でもある。この溶接継手部に繰り返し荷重が作用すると微小な溶接欠陥であっても、それが亀裂や割れにつながる可能性があり、この亀裂や割れは構造物全体の信頼性に重大な影響を及ぼすことになる。
このため、溶接継手部の疲労特性を向上させるために、溶接継手部における引張残留応力を低減するための方法や、応力集中を緩和するための方法として種々の方法が提案されている。
これに対し、ハンマーピーニングは他のピーニング装置に比べるとハンドリング性が良好であり、コスト的にも好ましい方法である。
また、特許文献10では、図17に示すような打撃ツールがピーニングツールのチャック17に装着するための取付部15とこの取付部に対して取付部の軸から偏心させて固着された打撃部16とから構成した打撃ツールを用いる方法が示されている。
そこで、本発明は上記課題に鑑み、打撃ツールによる打撃によって圧縮ひずみを導入する必要がある位置に効率的に圧縮ひずみを導入することができるピーニング処理方法を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は以下に記載する通りのピーニング施工方法に係るものである。
(2)前記ピーニングツールの打撃振動数が1kHz以下であることを特徴とする(1)に記載のピーニング施工方法。
(3)前記打撃ツールの平坦部が矩形状であり、矩形の一辺が2mm以上、5mm以下であり、面積が4mm2以上、25mm2以下であることを特徴とする(1)又は(2)に記載のピーニング施工方法。
(4)前記ピーニングツールを被打撃面の鉛直方向に対して溶接部と反対側に5度〜20度傾けてハンドツールに固定してピーニングを行うことを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のピーニング施工方法。
(5)前記ピーニングツールを被打撃面の鉛直方向に対して溶接部と反対側に5度〜20度傾けて送り装置に固定し、前記送り装置を人力で走行させるか、又は、自動走行させることによりピーニングを行うことを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のピーニング施工方法。
(6)打撃ツールによる被打撃面に対する打撃を2回以上行うことを特徴とする(1)〜(5)のいずれかに記載のピーニング施工方法。
(7)ピーニングツールの送り速度を60cm/min以上として行うことを特徴とする(1)〜(6)のいずれかに記載のピーニング施工方法。
図1は本発明のピーニング施工に用いるピーニング装置の一例を示したものである。
図1(a)は先端部に溶接母材よりも硬度が高い平坦な打撃面3が設けられたタガネ状の打撃ツール1を示す図であり、その上端部は図1(b)に示す工具2に固定可能なように加工されている。
図1(b)は打撃ツール1が取り付けられ、打撃ツール1を上下に往復運動させて母材に打撃を与えるためのピーニングツール(打撃工具)2を示す図である。
本発明のピーニング施工方法を実施するに際しては打撃ツール1に1kHz以下、好ましくは100Hz以下の低周波数(本発明においては「周波数」とは「打撃頻度」を意味する)で繰り返し打撃を与え、母材に衝撃力を与えることが可能なピーニング装置を用いる。
このエアーハンマーとしては溶接フラックスの除去などに用いられるフラックスチッパーなどを転用することができる。エアーハンマーが大きいものであると扱いにくくなり止端部から0〜3mmの位置を打撃するように調整するのが困難となる。
平坦部の面積は4mm2以上、25mm2以下であることが好ましい。また、先端形状としては矩形のものが好ましく、矩形の一辺が2mm以上、5mm以下のものが好ましい。また、先端部分は面取りを行うことが好ましい。
但し手動でピーニングツールを一定の傾斜角度に保って施工することは困難である。
このため、ピーニングツールの傾斜角度を一定に保つにはピーニングツールを、例えば、前記特許文献10(特許第4952866号公報)に記載の打撃処理装置において用いられているようなハンドツールや送り装置に装着してピーニングを行うことが好ましい。前記送り装置はガイドに沿って進むようにしても良い。ガイドはレールのように別途設置しても良いし、ピーニング施工する箇所に平行なガイド部材を設けても良い。また、送り装置を多関節ロボットのような汎用ロボットとすることもでき、ピーニングツールを汎用ロボット先端のマニピュレータに装着しても良い。
図3において、Lfは打撃痕盛り上がりピーク(前方)からの距離(離れ)を示し、Lbは打撃痕盛り上がりピーク(後方)からの距離(離れ)をそれぞれ示す。
図4に示されるように、打撃ツールで斜め打ちすると前方の圧縮ひずみは後方の圧縮ひずみ比べて大きくなる。すなわち、同じ打撃力を与えても斜め打ちの方が前方方向により大きな圧縮ひずみを与えることができる。
例えば図5に示すような母材7の表面にリブ6を溶接によって垂直に立設した溶接物の溶接部を打撃ツール1によってピーニング施工をするに際して、ピーニングツール2を母材7の面の鉛直方向に対して溶接ビード5とは反対側に傾斜させて打撃することにより、溶接部により近接して打撃することが可能となり、鉛直方向に打撃するよりも溶接部に導入される圧縮ひずみが大きくなり、疲労耐欠性をより向上させることができる。
打撃ツールとしてはタガネ(G.1.1:不二空機製)を加工して先端が3mm×3mm程度の平坦な矩形形状で、先端部の外周に半径約0.5mmの面取りを行ったものを用いた。
ピーニングツールとしては図1に示したようなハンマー工具(フラックスチッパ:FCH−20 不二空機製:打撃振動数90Hz)を用い、打撃ツールをこのピーニングツールに装着した。
試験体としては図7に示すような鉄板を用い、この鉄板の表面に打撃位置を挟んで両側に5連ゲージを貼り付けた。
ピーニングツールを自動送り装置に固定してピーニングツールの傾斜角度θを0度、10度、15度、20度と変化させて送り速度60cm/minで1往復(2回)のピーニング施工を行って打撃痕を形成した。
試験は0度を試験体数2個、10度を試験体数3個、15度を試験体数2個について行い、データから圧縮ひずみの近似曲線を求め、打撃痕の盛り上がリピークから2mm、3mmの位置の圧縮ひずみを推定した
図8に示された結果から、打撃痕の盛り上がりのピークから前方2mmの位置では鉛直方向に打撃した場合に比べて圧縮ひずみの向上が見られ、3mmでも同様の効果が得られることが分かる。
この図9によると、打撃角度θが0度である場合に比べて打撃角度θが5度である場合においてもLfが2mm及び3mmの位置における圧縮ひずみを向上させる効果があると推察されるが、その効果は打撃角度θが10度から20度においてより顕著である。
しかし、マイナスの打撃角度θにおいては、「斜め打ち」の効果がないと言うだけではなく、逆に、圧縮ひずみの導入量は従来技術である打撃角度θが0度の場合より低下する。
実施例1と同様の打撃装置を用いて、打撃角度15度、送り速度60cm/minで一回目の打撃と2回目の打撃とを行ない、圧縮ひずみの値を測定した。
その結果を図10に示す。
図10は打撃痕盛り上がりピーク(前方)からの距離(離れ)を示している。
図10に示された結果から、2回打撃すると圧縮ひずみが約2倍入ることが分かり、打撃は複数回行うことが好ましいことが分かる。打撃痕の表面模様も、1回打撃ではやや不陸が見られるが、2回以上打撃すると見られなくなる。
実施例1と同様の打撃装置を用いて、打撃角度15度、送り速度30cm/min、60cm/min、90cm/minで打撃を行なった。その結果を図11に示す。
この結果から、ピーニングツールの送り速度を、処理コスト面でより有利な60cm/min以上とした場合にも効果的に圧縮ひずみを付与することができることが分かる。
本実施例では、実施例1と同様の打撃装置を用いて、試験体に対して傾斜角度を10度、送り速度を100cm/minで打撃を行った時の試験体の疲労強度を測定した。
試験体としては図12に示す形状を有する「荷重非伝達型十字継手」を用いた。
この試験体1〜4について行った打撃試験の条件(応力範囲、離れ(Lf)、深さ(h)、幅(w))を下記表1に示す。なお、ここでの離れ(Lf)は打撃痕盛り上がりピーク(前方)から溶接止端部までの距離で、深さ(h)は母材表面から計った打撃痕の深さである。
また、試験の結果である破断回数(回)、溶接ままの破断回数(回)及び回数倍率(破断回数(回)/溶接ままの破断回数(回))を表1に示す。
なお、図13は試験体の表面状態を概念的に示す図である。
図中のA〜Eの曲線は道路橋示方書・同解説(平成24年3月)の等級を示すものである。
図のA等級は母材相当の疲労強度を示す。
図14は、例えば、試験体2については、5〜255MPaの応力を繰り返し加えた時は約50万回で破断し、試験体4については、5〜205MPaの応力を繰り返し加えた時は200万回でも破断しなかったことを示している。
この試験結果によると、溶接ままではE等級程度であることを示し、本発明の試験体1〜4ではほぼB等級以上の疲労強度が得られることがわかる。
2 ピーニングツール(打撃工具)
3 打撃ツール先端部
4 圧搾空気
5 溶接ビード(溶接継手)
6 リブ
7 母材
8 張出部
9 溶接止端部
11,12 金属板
13 溶接ビード(溶接継手)
14 溶接ビード止端部
15 打撃ツールの取付部
16 打撃ツールの打撃部
17 ピーニングツールのチャック
(2)前記ピーニングツールの打撃振動数が1kHz以下であることを特徴とする(1)に記載のピーニング施工方法。
(3)前記打撃ツールの平坦部が矩形状であり、矩形の一辺が2mm以上、5mm以下であり、面積が4mm2以上、25mm2以下であることを特徴とする(1)又は(2)に記載のピーニング施工方法。
(4)前記ピーニングツールを被打撃面の鉛直方向に対して溶接部と反対側に10度以上20度以下傾けてハンドツールに固定してピーニングを行うことを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のピーニング施工方法。
(5)前記ピーニングツールを被打撃面の鉛直方向に対して溶接部と反対側に10度以上20度以下傾けて送り装置に固定し、前記送り装置を人力で走行させるか、又は、自動走行させることによりピーニングを行うことを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のピーニング施工方法。
(6)打撃ツールによる被打撃面に対する打撃を2回以上行うことを特徴とする(1)〜(5)のいずれかに記載のピーニング施工方法。
(7)ピーニングツールの送り速度を60cm/min以上として行うことを特徴とする(1)〜(6)のいずれかに記載のピーニング施工方法。
Claims (7)
- 先端に平坦部を有する打撃ツールを備えたピーニングツールを用いて母材表面を打撃して溶接継手の疲労特性を改善するピーニング施工方法であって、前記打撃ツールによる打撃の方向を母材表面の垂直方向に対して溶接部と反対側に5度以上20度以下傾けて打撃を行うことを特徴とするピーニング施工方法。
- 前記ピーニングツールの打撃振動数が1kHz以下であることを特徴とする請求項1に記載のピーニング施工方法。
- 前記打撃ツールの平坦部が矩形状であり、矩形の一辺が2mm以上、5mm以下であり、面積が4mm2以上、25mm2以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のピーニング施工方法。
- 前記ピーニングツールを被打撃面の鉛直方向に対して溶接部と反対側に5度〜20度傾けてハンドツールに固定してピーニングを行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のピーニング施工方法。
- 前記ピーニングツールを被打撃面の鉛直方向に対して溶接部と反対側に5度〜20度傾けて送り装置に固定し、前記送り装置を人力で走行させるか、又は、自動走行させることによりピーニングを行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のピーニング施工方法。
- 打撃ツールによる被打撃面に対する打撃を2回以上行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のピーニング施工方法。
- ピーニングツールの送り速度を60cm/min以上として行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のピーニング施工方法。
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