JP6339760B2 - 溶接構造物の疲労損傷抑制方法および打撃痕形成用工具 - Google Patents

溶接構造物の疲労損傷抑制方法および打撃痕形成用工具 Download PDF

Info

Publication number
JP6339760B2
JP6339760B2 JP2012261049A JP2012261049A JP6339760B2 JP 6339760 B2 JP6339760 B2 JP 6339760B2 JP 2012261049 A JP2012261049 A JP 2012261049A JP 2012261049 A JP2012261049 A JP 2012261049A JP 6339760 B2 JP6339760 B2 JP 6339760B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hitting
forming
tool
mark
weld bead
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012261049A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013136095A (ja
Inventor
森影 康
康 森影
聡 伊木
聡 伊木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP2012261049A priority Critical patent/JP6339760B2/ja
Publication of JP2013136095A publication Critical patent/JP2013136095A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6339760B2 publication Critical patent/JP6339760B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Golf Clubs (AREA)

Description

本発明は、鋼橋などの溶接構造物の溶接部に疲労き裂などの疲労損傷が発生するのを抑制する方法と打撃痕形成用工具に関する。
近年、鋼橋の老朽化に伴い腐食や疲労に伴う損傷事例の報告が増加している。これらの防止には、まず検査体制を確立することが必要であるが、特に疲労損傷の場合は、通過車両などの作用外力を軽減したり、設計製作の面から溶接品質を向上させたりすることが重要である。
鋼橋などの溶接構造物では、割れなどの欠陥が溶接部に生じたり、溶接ビードの形状が不適で応力集中が溶接ビードの止端近傍に発生したりすると、繰り返し応力による影響と溶接残留応力の影響が重畳して疲労き裂が溶接部に発生しやすくなり、疲労破壊をもたらす場合がある。
このような疲労破壊を抑制するため、特許文献1〜3には、溶接ビードの止端部に圧縮残留応力を導入して溶接部の疲労強度を向上させる方法が記載されている。しかしながら、特許文献1に記載の方法は、溶接ビードの止端部に圧縮残留応力を導入する手段として、チップを超音波振動させて溶接ビードの止端部に特定寸法の溝を加工する装置を用いるため、従来の空気圧でチップを駆動する装置と比較すると高価で入手も困難という問題点がある。
また、特許文献2に記載の方法は、溶接ビードの止端部に圧縮残留応力をレーザ衝撃ピーニングにより導入する方法であるため、素材の前処理が必要で、且つ装置が高価で大きく、鋼橋などの大形溶接構造物に適用することが難しいという問題点がある。
特許文献3に記載の方法は、溶接ビードの止端部に圧縮残留応力をハンマーピーニングにより導入する方法であるが、先端の曲率半径が2〜10mmの打撃ピンを母材表面に溶接金属に触れないように押し当てて圧縮残留応力を導入する方法であるため、圧縮残留応力を導入することが難しいという問題点がある。
なお、非特許文献1には、ハンマーピーニングを施すと疲労強度が低下する場合があるため、溶接止端の応力集中や残留応力を低減させる新たなハンマーピーニング法について検討した結果が記載されているが、ハンマーピーニングは、通常、作業者がピーニング工具を工具先端が溶接ビードの止端部に斜め上方から当たるように持って行われる。このため、図2に示すように、母材1の表面上にリブ2を直立させた面外ガセット継手にハンマーピーニングを施した場合、溶接ビード3の止端4の近傍に応力集中となる深い溝が形成され、溶接ビード3の止端4の近傍から疲労き裂が発生するおそれがある。
特開2006−175512号公報 特開2006−159290号公報 特開2010−29897号公報
IMPROVING FATIGUE STRENGTH OF WELD JOINTS BY HAMMER PEENING TIG−DRESING:Kengo ANAMI、Chitoshi MIKI、Hideki TANI、Haruhito YAMAMOTO,Structual Eng./Earthquake Eng.、JSCE、Vol.17、No.1、57s−68s、2000 April
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、鋼橋などの溶接構造物の溶接部に疲労き裂などの疲労損傷が発生することを確実に抑制することのできる溶接構造物の疲労損傷抑制方法と打撃痕形成用工具を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、溶接構造物の溶接部に疲労損傷が発生するのを抑制する方法であって、前記溶接部の溶接ビードと隣接する母材表面に打撃痕をハンマーピーニングまたは超音波衝撃ピーニングによって形成する打撃痕形成用工具として、前記溶接ビードを直角に横切る方向に沿う幅が1.5mm以上3.0mm以下、前記溶接ビードに沿う長さが3.0mm以上6.0mm以下、かつ全体形状が楕円形状に形成された平面状の打撃痕形成面を先端に有する打撃痕形成用工具を用い、該打撃痕形成用工具により最大深さが0.2mm以上の打撃痕を前記溶接ビードに沿って連続的に形成して前記溶接部の疲労損傷を抑制するものであり、前記打撃痕形成面の楕円は、長径/短径の比が1.1を超え3.0以下であり、前記打撃痕形成用工具として、前記打撃痕形成面の周囲に0.15mm以上0.60mm以下の曲率半径で円弧状に湾曲する面取り部を有する打撃痕形成用工具を用いて前記溶接部の疲労損傷を抑制することを特徴とする。
なお、楕円形状に形成された平面状の打撃痕形成面の打撃痕先端の面積が28.3mm以下であるのが好ましい。そして、長径が、溶接線に対して、ほぼ平行となるように使用すると、打点数を減らすことができるので、より好ましい。
請求項2の発明は、請求項1に記載の溶接構造物の疲労損傷抑制方法において、前記打撃痕形成用工具として、前記打撃痕形成面に向けて先細り状に形成された打撃痕形成用工具を用いて前記溶接部の疲労損傷を抑制することを特徴とする
請求項の発明は、溶接構造物の溶接ビードと隣接する母材表面に打撃痕をハンマーピーニングまたは超音波衝撃ピーニングによって形成するときに用いられる打撃痕形成用工具であって、前記溶接ビードを直角に横切る方向に沿う幅が1.5mm以上3.0mm以下、前記溶接ビードに沿う長さが3.0mm以上6.0mm以下、かつ全体形状が楕円形状に形成された平面状の打撃痕形成面を先端に有し、前記打撃痕形成面の楕円は、長径/短径の比が1.1を超え3.0以下であり、前記打撃痕形成面の周囲に0.15mm以上0.60mm以下の曲率半径で円弧状に湾曲する面取り部を有することを特徴とする。
請求項の発明は、請求項に記載の打撃痕形成用工具において、前記打撃痕形成面に向けて先細り状に形成されていることを特徴とする
本発明によれば、溶接ビードの止端近傍に300MPaを越える圧縮残留応力を導入することが可能となるので、鋼橋などの溶接構造物の溶接部に疲労き裂などの疲労損傷が発生することを確実に抑制することができる。
本発明を実施するときに用いられる打撃痕形成用工具の一例を示し、(a)は斜視図、(b)は打撃痕形成用工具の側面図、(c)は打撃痕形成用工具の正面図、(d)は打撃痕形成用工具の先端を示す平面図である。 図1に示す打撃痕形成用工具により形成された打撃痕を示す図である。 先端が球面状に形成された打撃痕形成用工具を示す図である。 先端が平面状に形成された打撃痕形成用工具を示す図である。
図1〜図4は本発明に係る溶接構造物の疲労損傷抑制方法と打撃痕形成用工具を説明するための図であり、本発明を実施するときに用いられる打撃痕形成用工具6(図1参照)は、SM570等の高強度鋼から形成されているとともに、溶接ビード3(図2参照)と隣接する母材1の表面に打撃痕5を形成するための打撃痕形成面7を先端に有している。この打撃痕形成面7は、溶接ビード3を直角に横切る方向(図1のX方向)に沿う幅RXが1.5mm以上3.0mm以下、溶接ビード3に沿う長さRY(図1のY方向に沿う長さ)が3.0mm以上6.0mm以下の寸法で打撃痕形成用工具6の先端に平面状に形成され、かつ全体形状が楕円形状に形成されている。
また、打撃痕形成用工具6は打撃痕形成面7に向けて先細り状(テーパ状)に形成されているとともに、0.15mm以上0.60mm以下の曲率半径r0で円弧状に湾曲する面取り部8を打撃痕形成面7の周囲に有している。
このような打撃痕形成用工具6を用いて本発明を実施する場合は、打撃痕形成面7の長辺側が溶接ビード3の止端4と隣接するように打撃痕形成用工具6の位置を調整した後、打撃痕形成用工具6の打撃痕形成面7を母材1の表面に押し当て、溶接ビード3と隣接する母材1の表面に最大深さが0.2mm以上の打撃痕5をハンマーピーニング法あるいは超音波衝撃ピーニング法により形成する。
次に、打撃痕形成用工具6の打撃痕形成面7を母材1の表面から上方に引き離した後、打撃痕形成用工具6を溶接ビード3に沿って所定距離だけ移動させる。そして、再び打撃痕形成用工具6の打撃痕形成面7を母材1の表面に押し当て、母材1の表面に複数の打撃痕5を溶接ビード3に沿って連続的に形成する。
ここで、打撃痕形成面7の幅RXを1.5mm以上3.0mm以下とした理由は以下の理由からである。すなわち打撃痕形成面7の幅RXが1.5mm未満では、打撃痕5の幅にばらつきが生じ、安定した形状の打撃痕5を母材1の表面に形成することが困難となる。また、打撃痕形成面7の幅RXが3.0mmを超えると打撃痕5の面積が大きくなり過ぎ、最大深さが0.2mm以上の打撃痕5を母材1の表面に形成することが困難となるため、打撃痕形成面7の幅RXを1.5mm以上3.0mm以下とした。
また、打撃痕形成面7の長さRYを3.0mm以上6.0mm以下とした理由は以下の理由からである。すなわち打撃痕形成面7の長さRYが3.0mm未満では、打撃痕5の幅が狭くなり過ぎ、溶接ビード3の止端4に荷重が負荷されたときに応力集中が打撃痕5に発生しやすくなって疲労き裂の発生原因となる。また、打撃痕形成面7の長さRYが6.0mmを超えると打撃痕形成面7の面積が大きくなり過ぎ、最大深さが0.2mm以上の打撃痕5を母材1の表面に形成することが困難となるため、打撃痕形成面7の長さRYを3.0mm以上6.0mm以下とした。
さらに、面取り部8の曲率半径r0を0.15mm以上0.60mm以下とした理由は以下の理由からである。すなわち面取り部8の曲率半径r0が0.15mm未満では、打撃痕5の周囲に応力集中が発生しやすくなり、疲労き裂の発生原因となる。また、面取り部8の曲率半径r0が0.60mmを超えると母材1の表面に接触する打撃痕形成面7の接触面積が大きくなり過ぎ、最大深さが0.2mm以上の打撃痕5を母材1の表面に形成することが困難となるため、面取り部8の曲率半径r0を0.15mm以上0.60mm以下とした。
図1に示した打撃痕形成用工具6を用いて溶接ビード3と隣接する母材1(例えば、12mm厚×100mm×300mmの鋼板)の表面に打撃痕5を溶接ビード3に沿って100mmの長さにわたり連続的に形成した場合の実施例1〜8を比較例1〜5と共に表1に示す。ここで表1のRaは打撃痕の最大深さを示す。
Figure 0006339760
実施例1〜4は、溶接ビード3を横切る方向に沿う打撃痕形成面7の幅RXが2mm、2mm、2.5mm、3mm、溶接ビード3に沿う打撃痕形成面7の長さRYが3mm、4mm、5mm、6mmの打撃痕形成用工具6を用いて溶接ビード3と隣接する母材1の表面に最大深さRaが0.2mm以上の打撃痕5を形成した場合を示している。
また、実施例5〜8は、溶接ビード3を横切る方向に沿う打撃痕形成面7の幅RXが2mm、2mm、2.5mm、3mm、溶接ビード3に沿う打撃痕形成面7の長さRYが3mm、4mm、5mm、6mm、面取り部8の曲率半径r0が0.15mm、0.20mm、0.20mm、0.60mmの打撃痕形成用工具6を用いて母材1の表面に最大深さRaが0.2mm以上の打撃痕5を形成した場合をそれぞれ示している。
一方、比較例1〜3は、図3に示す打撃痕形成用工具10の先端に球面状の打撃痕形成面11(直径R:2mm、3mm、4mm、曲率半径r:1.5mm、2mm、4mm)が形成されたものを用いて母材1の表面に最大深さRaが0.2mm以上の打撃痕5を形成した場合をそれぞれ示している。
また、比較例4、5は、図4に示す打撃痕形成用工具12の先端に平面状の打撃痕形成面13が正方形状(1辺の長さLが3mm、5mm)で形成されたものを用いて母材1の表面に最大深さRaが0.2mm以上の打撃痕5を形成した場合をそれぞれ示している。
表1の残留応力は、母材1の表面に形成された打撃痕5から1mm離れた位置に直径1mmのX線を照射して残留応力を測定した結果を示している。なお、実施例1〜8及び比較例1〜5では、打撃痕形成用工具によるハンマーピーニングを空気圧:約6kg/cm2、周波数:90Hz、移動速度:0.25mm/秒の条件で行った。
実施例1〜8と比較例1〜5を比較すると、比較例1〜8では打撃痕5により溶接ビード3の止端近傍に導入される圧縮残留応力が230MPa〜270MPaであるのに対し、実施例1〜8では打撃痕5により溶接ビード3の止端近傍に導入される圧縮残留応力が305MPa〜335MPaとなることがわかる。
したがって、実施例1〜8のように、溶接部の溶接ビード3と隣接する母材の表面に打撃痕5をハンマーピーニングまたは超音波衝撃ピーニングによって形成する打撃痕形成用工具として、溶接ビード3を直角に横切る方向に沿う幅が1.5mm以上3.0mm以下、溶接ビード3に沿う長さが3.0mm以上6.0mm以下、かつ全体形状が楕円形状に形成された平面状の打撃痕形成面7を先端に有する打撃痕形成用工具6を用い、この打撃痕形成用工具6により最大深さが0.2mm以上の打撃痕5を溶接ビード3に沿って連続的に形成することで、溶接ビード3の止端4の近傍に300MPaを超える圧縮残留応力を導入することが可能となるので、鋼橋などの溶接構造物の溶接部に疲労き裂などの疲労損傷が発生することを確実に抑制することができる。
また、実施例1〜8のように、打撃痕形成面7に向けて先細り状に形成された打撃痕形成用工具6を用いることで、最大深さRaが0.2mm以上の打撃痕5を比較的小さな打撃力で形成することができ、これにより、溶接ビード3の止端4の近傍に圧縮残留応力を容易に導入することができる。
さらに、実施例5〜8のように、打撃痕形成面7の周囲に0.15mm以上0.60mm以下の曲率半径で円弧状に湾曲する面取り部8を有する打撃痕形成用工具6を用いることで、打撃痕5の周囲に応力集中が発生することを防止することができる。
1…母材
2…リブ
3…溶接ビード
4…止端
5…打撃痕
6,10,12…打撃痕形成用工具
7,11,13…打撃痕形成面
8…面取り部

Claims (4)

  1. 溶接構造物の溶接部に疲労損傷が発生するのを抑制する方法であって、
    前記溶接部の溶接ビードと隣接する母材表面に打撃痕をハンマーピーニングまたは超音波衝撃ピーニングによって形成する打撃痕形成用工具として、前記溶接ビードを直角に横切る方向に沿う幅が1.5mm以上3.0mm以下、前記溶接ビードに沿う長さが3.0mm以上6.0mm以下、かつ全体形状が楕円形状に形成された平面状の打撃痕形成面を先端に有する打撃痕形成用工具を用い、
    該打撃痕形成用工具により最大深さが0.2mm以上の打撃痕を前記溶接ビードに沿って連続的に形成して前記溶接部の疲労損傷を抑制するものであり、
    前記打撃痕形成面の楕円は、長径/短径の比が1.1を超え3.0以下であり、
    前記打撃痕形成用工具として、前記打撃痕形成面の周囲に0.15mm以上0.60mm以下の曲率半径で円弧状に湾曲する面取り部を有する打撃痕形成用工具を用いて前記溶接部の疲労損傷を抑制することを特徴とする溶接構造物の疲労損傷抑制方法。
  2. 前記打撃痕形成用工具として、前記打撃痕形成面に向けて先細り状に形成された打撃痕形成用工具を用いて前記溶接部の疲労損傷を抑制することを特徴とする請求項1に記載の溶接構造物の疲労損傷抑制方法。
  3. 溶接構造物の溶接ビードと隣接する母材表面に打撃痕をハンマーピーニングまたは超音波衝撃ピーニングによって形成するときに用いられる打撃痕形成用工具であって、
    前記溶接ビードを直角に横切る方向に沿う幅が1.5mm以上3.0mm以下、前記溶接ビードに沿う長さが3.0mm以上6.0mm以下、かつ全体形状が楕円形状に形成された平面状の打撃痕形成面を先端に有し、
    前記打撃痕形成面の楕円は、長径/短径の比が1.1を超え3.0以下であり、
    前記打撃痕形成面の周囲に0.15mm以上0.60mm以下の曲率半径で円弧状に湾曲する面取り部を有することを特徴とする打撃痕形成用工具。
  4. 前記打撃痕形成面に向けて先細り状に形成されていることを特徴とする請求項に記載の打撃痕形成用工具。
JP2012261049A 2011-11-29 2012-11-29 溶接構造物の疲労損傷抑制方法および打撃痕形成用工具 Active JP6339760B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012261049A JP6339760B2 (ja) 2011-11-29 2012-11-29 溶接構造物の疲労損傷抑制方法および打撃痕形成用工具

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011260547 2011-11-29
JP2011260547 2011-11-29
JP2012261049A JP6339760B2 (ja) 2011-11-29 2012-11-29 溶接構造物の疲労損傷抑制方法および打撃痕形成用工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013136095A JP2013136095A (ja) 2013-07-11
JP6339760B2 true JP6339760B2 (ja) 2018-06-06

Family

ID=48912300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012261049A Active JP6339760B2 (ja) 2011-11-29 2012-11-29 溶接構造物の疲労損傷抑制方法および打撃痕形成用工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6339760B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4392340B2 (ja) * 2004-12-24 2009-12-24 新日本製鐵株式会社 変形矯正方法およびそれを用いた溶接構造物
JP2006320960A (ja) * 2005-04-20 2006-11-30 Nippon Steel Corp 疲労き裂発生・進展抑止特性に優れた金属部品または金属製構造物およびそれらの製造方法
JP4987816B2 (ja) * 2008-07-28 2012-07-25 新日本製鐵株式会社 溶接継手の疲労特性を改善する自動打撃処理方法及び自動打撃処理装置
JP4441641B1 (ja) * 2008-11-25 2010-03-31 国立大学法人名古屋大学 鋼構造物の疲労き裂補修方法
JP4842409B2 (ja) * 2009-11-07 2011-12-21 新日本製鐵株式会社 溶接止端部の多重ピーニング処理方法
JP5441114B2 (ja) * 2009-11-18 2014-03-12 国立大学法人名古屋大学 鋼構造物の疲労き裂補修構造及び補修方法
JP2011131260A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Jfe Steel Corp 溶接部の疲労強度向上方法および溶接継手

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013136095A (ja) 2013-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI391204B (zh) Fatigue characteristics of the welded joint Improved blow treatment method, the fatigue property improving the blow treatment device and the fusible structure having excellent fatigue resistance
JP2014014831A (ja) 溶接部の疲労強度向上方法および溶接継手
TWI396600B (zh) 面外角板熔接接頭及其製作方法
JP2011131260A (ja) 溶接部の疲労強度向上方法および溶接継手
KR101577261B1 (ko) 용접 구조물의 피로 손상 억제 방법, 타격흔 형성용 공구 및, 용접 구조물
JP6495569B2 (ja) 打撃痕形成用工具
JP5844551B2 (ja) 溶接継手の製造方法
JP2008213018A (ja) 耐き裂発生伝播特性に優れた溶接継手、溶接構造体及び耐き裂発生伝播特性の向上方法
JP5898498B2 (ja) 溶接部の疲労強度向上方法および溶接継手
JP5919986B2 (ja) ハンマーピーニング処理方法およびそれを用いた溶接継手の製造方法
JP6339760B2 (ja) 溶接構造物の疲労損傷抑制方法および打撃痕形成用工具
JP2007283369A (ja) 隅肉溶接部の疲労性能向上方法
JP4895407B2 (ja) ピーニング施工方法とそれを用いた溶接継手
JP5327567B1 (ja) ピーニング施工方法とそれによって施工された溶接継手
JP6662399B2 (ja) 疲労強度に優れた回し溶接継手および回し溶接方法
JP5977077B2 (ja) 溶接部のピーニング方法
JP2013233590A (ja) 疲労特性に優れる溶接継手
JP5955752B2 (ja) 溶接構造物の疲労損傷抑制方法および打撃痕形成用工具
JP6017938B2 (ja) 溶接構造物の疲労損傷抑制方法および打撃痕形成用工具
JP2013136094A (ja) 鋼材の溶接構造物
JP6051817B2 (ja) 溶接構造物の疲労損傷抑制方法、その方法に用いられる打撃痕形成用工具、および溶接構造物
JP6747416B2 (ja) 打撃痕形成用工具および溶接継手の作製方法
JP2013136092A (ja) 溶接構造物の疲労損傷抑制方法
JP5252112B1 (ja) ピーニング施工方法
JP5599652B2 (ja) 溶接継手

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160706

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161114

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20161124

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20161228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180511

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6339760

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250