JP2014090599A - ハーネスプロテクタ、及びワイヤハーネスの配索方法 - Google Patents

ハーネスプロテクタ、及びワイヤハーネスの配索方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014090599A
JP2014090599A JP2012239720A JP2012239720A JP2014090599A JP 2014090599 A JP2014090599 A JP 2014090599A JP 2012239720 A JP2012239720 A JP 2012239720A JP 2012239720 A JP2012239720 A JP 2012239720A JP 2014090599 A JP2014090599 A JP 2014090599A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protector
main
wire harness
sub
routing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012239720A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5984061B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Shimizu
一宏 清水
Hirofumi Suzuki
弘文 鈴木
Kenya Kubota
賢弥 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2012239720A priority Critical patent/JP5984061B2/ja
Priority to DE112013005215.6T priority patent/DE112013005215B4/de
Priority to CN201380054863.0A priority patent/CN104782008B/zh
Priority to PCT/JP2013/078934 priority patent/WO2014069354A1/ja
Publication of JP2014090599A publication Critical patent/JP2014090599A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5984061B2 publication Critical patent/JP5984061B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/0207Wire harnesses
    • B60R16/0215Protecting, fastening and routing means therefor
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/04Protective tubing or conduits, e.g. cable ladders or cable troughs
    • H02G3/0462Tubings, i.e. having a closed section
    • H02G3/0487Tubings, i.e. having a closed section with a non-circular cross-section
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/04Protective tubing or conduits, e.g. cable ladders or cable troughs
    • H02G3/0406Details thereof
    • H02G3/0418Covers or lids; Their fastenings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/04Protective tubing or conduits, e.g. cable ladders or cable troughs
    • H02G3/0437Channels

Abstract

【課題】ワイヤハーネスを配索対象箇所に取り付ける際に、配索対象箇所における所定の配索経路に沿った配索作業に加えて、該配索作業とは別作業の施しを要する場合であっても、双方の作業を効率的に行うことができるとともに、ワイヤハーネスをプロテクタで保護した状態で配索対象箇所にしっかりと取り付けること。
【解決手段】メインプロテクタ200とサブプロテクタ300とで構成し、メインプロテクタ200とサブプロテクタ300とを連結状態に仮固定する仮固定手段40を備えるとともに、メインプロテクタ200とサブプロテクタ300とを車両の配索対象箇所に取り付ける取付け手段12を、該メインプロテクタ200と該サブプロテクタ300とのそれぞれに備えた。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両における所定の配索経路に沿って配索するワイヤハーネスを保護するワイヤハーネスプロテクタに関する。
例えば、ワイヤハーネスを、車両のパネル等の配索対象箇所において所定の配索経路に沿って配索した状態において、ワイヤハーネスを囲繞するように保護するための部品としてワイヤハーネスプロテクタが一般に用いられている。
ワイヤハーネスプロテクタは、配索経路に応じて直線状のものに限らず、様々な形状のものが存在し、例えば、特許文献1に開示のハーネスプロテクタもその一つである。
特許文献1に開示のハーネスプロテクタは、直線状に形成した直線状部分と、該直線状部分の配索方向の一端部に形成した屈曲部分とで所定の配索経路に対応した形状となるように一体に構成している。
ところで、このようなワイヤハーネスをハーネスプロテクタで保護した状態で車両における所定のパネル面に沿って取り付けようとする際には、まず、ワイヤハーネスをワイヤハーネスプロテクタに収容し、このワイヤハーネスを収容した状態のハーネスプロテクタを車両におけるパネル上の所定の配索経路に沿って取り付ける。
また、ワイヤハーネスは、車両の例えば、パネル面に沿って配索するに限らず、例えば、パネルの一方面側からパネルに対して他方面側へと配索する場合もある。
この場合、ハーネスプロテクタは、上述した特許文献1のプロテクタのように、パネルの一方面側に沿った配索経路において配索するワイヤハーネスを囲繞するように保護するだけでなく、ハーネス挿入箇所に挿入するワイヤハーネスの挿入部分についても覆うようにして保護する必要がある。なお、ハーネス挿入箇所は、パネルにおける一方面側から他方面側へ向けてワイヤハーネスを配索するために、ワイヤハーネスを挿入する箇所として、パネルにおける一方面側に設けた箇所である。
しかし、特許文献1に開示のハーネスプロテクタのように、ハーネスプロテクタを、パネル面に沿った配索経路に沿って配置する部分と、上述したハーネス挿入箇所に配置する部分とを全長に亘って一体に構成した場合には、上述した取り付け手順の要領で、ワイヤハーネスをハーネスプロテクタで保護した状態で所定の配索経路に取り付けようすると、ハーネス取付け作業の作業効率が著しく低下するという課題を有することになる。
詳しくは、仮に、メインプロテクタとサブプロテクタとで一体に形成したハーネスプロテクタを用いた場合において、ワイヤハーネスを収容した状態のメインプロテクタを車両のパネル上の所定の配索箇所に沿って取り付けると、該メインプロテクタと一体に形成したサブプロテクタによってハーネス挿入箇所を覆うことになるため、ハーネス挿入箇所にワイヤハーネスを挿入するハーネス挿入作業の際に、サブプロテクタが邪魔になり、ハーネス挿入作業をスムーズに行うことができないという問題が生じることになる。
そして、ワイヤハーネスをパネル面の所定の配索経路に沿って配索する配索作業に加えて、上記の配索作業とは別に、上述したハーネス挿入作業を行う場合と同様に、例えば、ワイヤハーネスの端部に備えたコネクタや端子の接続作業などの別の作業が必要となる場合においても、サブプロテクタが邪魔になり、ハーネス取付け作業の作業効率が著しく低下するという上述した問題が生じることなる。
特開2001−208281号公報
この発明は、ワイヤハーネスを配索対象箇所に取り付ける際に、配索対象箇所における所定の配索経路に沿った配索作業に加えて、該配索作業とは別作業の施しを要する場合であっても、双方の作業を効率的に行うことができるハーネスプロテクタ、及びワイヤハーネスの配索方法の提供を目的とする。
本発明は、車両の配索対象箇所における所定の配索経路に沿って配索するワイヤハーネスを囲繞するように保護するワイヤハーネスプロテクタであって、ワイヤハーネスにおける前記配索経路に沿って配索するメイン配索部分を囲繞するように保護するメインプロテクタと、前記メイン配索部分の配索方向の端部側のワイヤハーネスであって、前記配索経路に沿った配索作業とは別作業の施しを要するサブ配索部分を囲繞するように保護するサブプロテクタとで構成し、前記メインプロテクタと前記サブプロテクタとを連結状態に仮固定する仮固定手段を備えるとともに、前記メインプロテクタと前記サブプロテクタとを前記配索対象箇所に取り付ける取付け手段を、該メインプロテクタと該サブプロテクタとのそれぞれに備えたことを特徴とする。
この発明によれば、ワイヤハーネスを配索対象箇所に取り付ける際に、配索対象箇所における所定の配索経路に沿った配索作業に加えて、該配索作業とは別作業の施しを要する場合であっても、双方の作業を効率的に行うことができる。
詳しくは、ワイヤハーネスプロテクタを、メインプロテクタとサブプロテクタとの別体で構成することにより、前記サブ配索部分に前記別作業を施す際に、ワイヤハーネスプロテクタが邪魔になることなく、効率よく前記別作業を行うことができる。
そして、別作業が完了後は、前記仮固定手段により前記メインプロテクタと前記サブプロテクタとを仮固定することで、前記取付け手段によって、前記サブプロテクタを前記配索対象箇所に容易に取り付けることができる。
なお、前記別作業とは、例えば、配索対象箇所の内部に向けて挿入したりするような配索方向を変えることを要する配索作業や、配索対象箇所に対して端子等を介して取り付ける取付け作業、又は、他の配索経路に沿って配索された他のワイヤハーネスのコネクタとの接続作業等を示すが、前記配索経路に沿った配索作業とは別作業の施しを要する作業であれば特に限定しない。
この発明の態様として、前記仮固定手段を、前記メインプロテクタと前記サブプロテクタとを互いに連結する側のそれぞれの連結端部が当接可能に配索方向に沿ってオーバーラップするオーバーラップ当接手段で構成することができる。
上述した構成により、前記メインプロテクタと前記サブプロテクタとを、例えば、幅方向へずれないように安定した連結状態に仮固定することができる。
従って、結果的にワイヤハーネスプロテクタを配索対象箇所に対してより一層容易に取り付けることができる。
またこの発明の態様として、前記仮固定手段を、前記車両底部に前記取付け手段によって取り付けた前記メインプロテクタと、前記サブプロテクタとを係合する係合手段で構成することができる。
このように、前記仮固定手段を前記係合手段で構成することにより、前記メインプロテクタと前記サブプロテクタとを係合することができ、これにより、例えば、前記メインプロテクタに対して前記サブプロテクタが落下しないように仮留めすることができる。
よって、前記サブプロテクタを前記配索対象箇所に取り付ける際に、前記サブプロテクタが落下しないように手で保持してくなどの手間を要さず、前記サブプロテクタを前記配索対象箇所に容易に取り付けることができる。
すなわち、ワイヤハーネスプロテクタを、前記メインプロテクタと前記サブプロテクタとの別部材で構成したことにより生じるデメリット、すなわち、取り付け方向によっては重力等が作用するなどして、前記配索対象箇所に対して前記サブプロテクタが落下するおそれがあるなどの理由によって、前記サブプロテクタを前記配索対象箇所に対して取り付ける取り付け作業に手間を要するというデメリットを解消することができる。
またこの発明の態様として、前記メインプロテクタを、配索方向に対して直交する直交断面の一部が、ワイヤハーネスの通過を許容する幅で開口するとともに、ワイヤハーネスを収容するメインプロテクタ本体と、直交断面における開口を塞ぐフタ体とで構成することができる。
上述した構成によれば、ワイヤハーネスをメインプロテクタ本体に収容した状態でメインプロテクタ本体の開口部をフタ体で閉塞することで、ワイヤハーネスのメイン配索部分をメインプロテクタによって、配索方向周りの全周に亘って囲繞するように保護することができる。
よって、ワイヤハーネスプロテクタを、たとえ車両の屋外に取り付けた場合であっても、メインプロテクタの内部に砂埃、粉塵、或いは水分など異物の侵入を、より確実に阻止することができる。
またこの発明の態様として、前記配索対象箇所を、車両底部とし、前記メインプロテクタを、前記フタ体が前記車両底部と対向する向きに前記配索経路に沿って配置することができる。
上述したように、前記メインプロテクタを、前記フタ体が前記車両底部と対向する向きに前記配索経路に沿って配置することで、フタ体が開こうとしても前記車両底部に干渉するとともに、フタ体を前記メインプロテクタ本体よりも前記車両底部の側に近接させることができ、該フタ体に外力が加わることを前記車両底部によって防ぐことができるため、フタ体が不測に開くことを防ぐことができる。
よって、ワイヤハーネスプロテクタを前記配索対象箇所である車両底部に取り付けることにより、屋外での使用となるが、この場合であっても、フタ体が不測に開くことを防ぐことができ、メインプロテクタの内部に砂埃、粉塵、水分の異物が浸入しないように確実に保護することができる。
またこの発明の態様として、ワイヤハーネスを、車両内部に配置したリチウムイオンバッテリに接続するハーネスとし、メインプロテクタに、リチウムイオンバッテリの排気ガスを排出する排出手段の排気口を保護する排気口保護部を備えることができる。
このように、メインプロテクタに、前記排気口保護部を備えることにより、リチウムイオンバッテリの排気ガスを排出する排出手段の排気口から異物が侵入することを防止することができる。
よって、排出手段の排気口が異物によって塞がり、排気口を通じて排気することができないといった事態を防止することができる。
さらに、メインプロテクタに、前記排気口保護部を備えることにより、前記排気口保護部を保持しておくための保持部材を別途、設けることなく、配索経路に沿って配索したメインプロテクタを保持部材として用いることができる。
またこの発明は、車両底部に配索するとともに、車両底部を貫通させて、車両内部に配置された接続対象物に接続されるワイヤハーネスの配索方法であって、ワイヤハーネスを保護するメインプロテクタに、ワイヤハーネスの車両底部に配索するメイン配索部分を装着する装着工程と、車両底部の所定の配索経路の端部に有するとともに、該端部からワイヤハーネスを車両底部の内部へ向けて挿入するハーネス挿入箇所を露出した状態で前記メインプロテクタを前記所定の配索経路に取り付けるメインプロテクタ取付け工程と、前記メインプロテクタから延出したワイヤハーネスのサブ配索部分を、前記ハーネス挿入箇所において車両内部に向かって配索させる内側配索工程と、前記サブ配索部分を囲繞するように、前記サブプロテクタを前記メインプロテクタに仮固定する仮固定工程と、前記サブプロテクタを車両底部に取り付けるサブプロテクタ取付け工程とを、この順で行うことを特長とする。
上述したワイヤハーネスの配索方法のように、メインプロテクタ取付け工程の後でサブプロテクタ取付け工程を行うことで、メインプロテクタ取付け工程とサブプロテクタ取付け工程とを一度にまとめて行う場合と比較して、ワイヤハーネスプロテクタが邪魔になることなく、効率よく内側配索工程を行うことができる。
そして、内側配索工程が完了後は、仮固定工程において、前記仮固定手段により前記メインプロテクタと前記サブプロテクタとを仮固定することで、前記メインプロテクタと前記サブプロテクタとを連結状態に留めておくことができるため、サブプロテクタ取付け工程において、前記取付け手段によって、前記サブプロテクタを車両底部に容易に取り付けることができる。
この発明の態様として、前記メインプロテクタを、配索方向に対して直交する直交断面の一部が、ワイヤハーネスの通過を許容する幅で開口するとともに、ワイヤハーネスを収容するメインプロテクタ本体と、直交断面における開口を塞ぐフタ体とで構成し、前記装着工程では、前記メインプロテクタ本体にワイヤハーネスの前記メイン配索部分を装着した状態で前記開口部を前記フタ体で塞ぎ、前記メインプロテクタ取付け工程では、前記フタ体が前記車両底部と対向する向きに前記配索経路に沿って配置した状態で前記メインプロテクタを前記所定の配索経路に取り付けることができる。
上述した構成によれば、前記装着工程において、ワイヤハーネスをメインプロテクタ本体に収容した状態でメインプロテクタ本体の開口部をフタ体で閉塞することで、ワイヤハーネスのメイン配索部分をメインプロテクタによって、配索方向周りの全周に亘って囲繞するように保護することができる。
よって、ワイヤハーネスプロテクタを、たとえ車両の屋外に取り付けた場合であっても、メインプロテクタの内部に砂埃、粉塵、或いは水分など異物の侵入を阻止することができる。
さらに、上述したように、サブプロテクタ取付け工程において、前記メインプロテクタを、前記フタ体が前記車両底部と対向する向きに前記配索経路に沿って配置した状態で前記メインプロテクタを前記所定の配索経路に取り付けることで、フタ体が開こうとしても前記車両底部に干渉するとともに、フタ体を前記メインプロテクタ本体よりも前記車両底部の側に近接させることができ、該フタ体に外力が加わることを前記車両底部によって防ぐことができるため、フタ体が不測に開くことを防ぐことができる。
従って、ワイヤハーネスプロテクタを前記配索対象箇所である車両底部に取り付けることにより、屋外での使用となるが、この場合であっても、フタ体が不測に開くことを防ぐことができ、メインプロテクタの内部に砂埃、粉塵、水分の異物が浸入しないようにしっかりと保護することができる。
この発明によれば、ワイヤハーネスを配索対象箇所に取り付ける際に、配索対象箇所における所定の配索経路に沿った配索作業に加えて、該配索作業とは別作業の施しを要する場合であっても、双方の作業を効率的に行うことができるハーネスプロテクタ、及びワイヤハーネスの配索方法を提供することができる。
本実施形態のワイヤハーネスプロテクタの構成説明図。 本実施形態のワイヤハーネスプロテクタを一部拡大した斜視図。 本実施形態のワイヤハーネスプロテクタの構成説明図。 本実施形態のワイヤハーネスプロテクタの構成説明図。 本実施形態のワイヤハーネスプロテクタの構成説明図。 本実施形態の排気口保護部、フタ体屈曲ヒンジ、及びフタ開閉ヒンジの構成説明図。 本実施形態の水抜き部の構成説明図。 ワイヤハーネスプロテクタの配索方法の説明図。 ワイヤハーネスプロテクタの配索方法の説明図。 ワイヤハーネスプロテクタの配索方法の説明図。
この発明の一実施形態を以下図面に基づいて詳述する。
図1(a)は本実施形態のワイヤハーネスプロテクタ10の斜視図であり、図1(b)は本実施形態のワイヤハーネスプロテクタ10の分解斜視図である。
図2はワイヤハーネスプロテクタ10のサブプロテクタ300側の端部の拡大斜視図である。
図3(a)はワイヤハーネスプロテクタ10の平面図、及び、X部を拡大して示した平面図であり、図3(b)はワイヤハーネスプロテクタ10の右側面図である。
図4(a)は図3(a)中のA−A線断面図であり、図4(b)は図3中のX部拡大図中のB−B線断面図であり、図4(c)は図3中のX部拡大図中のC−C線断面図である。
図5(a)はメインプロテクタ200とサブプロテクタ300とを連結した状態の連結部分Z、及びサブプロテクタ300の平面図であり、図5(b)はメインプロテクタ200とサブプロテクタ300とを連結する前の状態の連結部分Z、及びサブプロテクタ300の平面図である。
図6(a)は図3(a)のE−E線断面図であり、図6(b)は図3(a)中のD−D線断面図であり、図6(c)は排気口保護部281周辺の拡大図であり、図6(d)は図6(c)中のH−H線断面図である。
図7(a1)は図5(a)中のX2部拡大図であり、サブプロテクタ300に設けた水抜き部291の平面図である。図7(a2)は図7(a1)中のF−F端断面図であり、図7(a3)はサブプロテクタ300に設けた水抜き部291の底面図である。
図7(b1)は図3(a)中のX1部拡大図であり、メインプロテクタ200に設けた水抜き部291の平面図である。図7(b2)は図7(a1)中のG−G線端面図であり、図7(b3)はメインプロテクタ200に設けた水抜き部291の底面図である。
本実施形態のワイヤハーネスプロテクタ10は、図1に示すように、車両底面801における所定の配索経路に沿って配索するワイヤハーネス(図8中の符号W)を囲繞するように保護するものであり、ワイヤハーネスのメイン配索部分Wm(図8参照)を保護するメインプロテクタ200と、サブ配索部分Ws(図8参照)を保護するサブプロテクタ300とで構成し、それぞれを樹脂成形により形成している。
なお、ワイヤハーネスは、図8に示すように、メイン配索部分Wmとサブ配索部分Wsとを備えて構成している。
ワイヤハーネスプロテクタ10は、メインプロテクタ200とサブプロテクタ300とを互いに連結した状態において、メインプロテクタ200からサブプロテクタ300に至る略全長に亘って、ワイヤハーネスを収容する中空状のハーネス収容凹部11を内部に形成し、該ハーネス収容凹部11は、メインプロテクタ200とサブプロテクタ300との間で連通している。
ワイヤハーネスプロテクタ10は、配索経路に沿って配索するワイヤハーネスをハーネス収容凹部11に収容した状態で、メインプロテクタ200とサブプロテクタ300とのそれぞれが、それぞれのプロテクタ200,300に形成した車両取付けフランジ部12によってボルトにより車両底面801に取り付けられる。
メインプロテクタ200は、上述したように、ワイヤハーネスにおける配索経路に沿って配索するメイン配索部分Wmを囲繞するように保護するためのプロテクタであり、メインプロテクタ本体215とフタ体216とで構成するとともに、配索方向において直線状部分200Lと、該直線状部分200Lの配索方向の途中部分に、該直線状部分200Lに対して平面視傾斜した傾斜部分200Sとで所定の配索経路に沿った長尺形状で構成している。
なお、メインプロテクタ200の配索経路における傾斜部分200Sに対して一方側であって、他方側よりも長尺な直線状部分200Lを、長尺直線状部分200Laに設定するとともに、傾斜部分200Sに対して他方側であって、一方側よりも短尺な直線状部分200Lを、短尺直線状部分200Lbに設定する。
また、サブプロテクタ300は、上述したように、ワイヤハーネスにおける配索経路に沿って配索するサブ配索部分Wsを囲繞するように保護するためのプロテクタであり、車両底面801の所定の配索経路の端部において、ワイヤハーネスを車両底面801の内部へ向けて挿入するハーネス挿入箇所600(図9参照)に取り付けられる。
なお、サブプロテクタ300におけるハーネス収容凹部11は、メインプロテクタ200との連結部分Zから本体部にかけて中空状のハーネス収容凹部11が形成され、ハーネス挿入箇所600において、ワイヤハーネスのサブ配索部分Wsを挿入すべく屈曲させた屈曲部分を収容可能に、メインプロテクタ200のハーネス収容凹部11よりも幅広なハーネス屈曲部分収容部11Aを備えて構成している。
また、図1乃至図5に示すように、ワイヤハーネスプロテクタ10は、メインプロテクタ200とサブプロテクタ300とを連結状態に仮固定する仮固定手段40を備えるとともに、メインプロテクタ200とサブプロテクタ300とを連結状態において、車両底面801の所定の配索経路に沿った取り付け位置に位置決めする位置決め手段20を備えている。
位置決め手段20、及び仮固定手段40は、メインプロテクタ200とサブプロテクタ300との連結部分Z、すなわち、互いに直列に配置した状態において対向する対向部分に構成している。
位置決め手段20は、図4(c)に示すように、前記連結部分Zにおいて、幅方向の一方側の外側へフランジ状に突出し、メインプロテクタ200側に形成したメイン側位置決め手段221とサブプロテクタ300側に形成したサブ側位置決め手段321とで構成している。
メイン側位置決め手段221は、底面に相当するメイン側配置片222と、該メイン側配置片222に対して外周縁部における周方向全体から立設するメイン側外壁部223とで構成し、サブ側位置決め手段321は、底面に相当するサブ側配置片322と、該サブ側配置片322に対して外周縁部における、幅方向の外側とメインプロテクタ200との対向端部側から立設するサブ側外壁部323とで構成している。
メイン側配置片222とサブ側配置片322とのそれぞれには、車両底面801の所定箇所から突出する位置決めピンP(図4(c)参照)に対する嵌挿を許容する位置決め孔24を備えている。
メイン側配置片222とサブ側配置片322とは、メインプロテクタ200とサブプロテクタ300とを連結した状態においてメイン側配置片222に対してサブ側配置片322が下側から重合するような配置となる。
このとき、位置決め孔24は、メイン側配置片222に形成したメイン側位置決め孔224と、サブ側配置片322に形成したサブ側位置決め孔324とが位置決めピンPに嵌挿可能に連通状態になる。
また、上述した仮固定手段40は、連結部分Zにおいて、オーバーラップ当接手段41と係合手段45とで構成している。
オーバーラップ当接手段41は、嵌合突部241と嵌合凹部341とで構成している。
嵌合突部241は、特に、図4(a)、及び図5に示すように、メインプロテクタ本体215におけるサブプロテクタ300との対向端部からサブプロテクタ300に向けて、配索方向においてサブプロテクタ300とオーバーラップした状態で当接するように嵌合凹部341に嵌合可能に突出して形成している。
なお、嵌合突部241は、内部に直交断面が凹状のハーネス収容凹部11を形成し、サブプロテクタ300におけるメインプロテクタ200との連結部分Zにおいては、前記嵌合突部241におけるハーネス収容凹部11に対してワイヤハーネスが収容した状態で配索される。
続いて、係合手段45は、特に、図2に示すように、第1係合手段46と第2係合手段47と第3係合手段48とで構成している。
第1係合手段46は、特に、図3、及び図4(a),(b)に示すように、嵌合突側係合部246と嵌合凹側係合部346とで構成し、嵌合突側係合部246は、嵌合突部241の先端側の外周部に径外方向に突出して形成するとともに、嵌合凹側係合部346は、嵌合突部241、及び嵌合凹部341が嵌合状態において、嵌合凹部341における嵌合突側係合部246に相当する部分に、該嵌合突側係合部246と配索方向に係合可能に形成している。
第2係合手段47は、特に、図4(a)及び図5に示すように、嵌合突部241と嵌合凹部341とを互いに嵌合した嵌合状態において、互いに面接触状態に当接し、互いに近接する方向において係合し合うメイン側当接面247とサブ側当接面347とで構成している。
メイン側当接面247は、メインプロテクタ200のサブプロテクタ300との対向端部、すなわち、嵌合突部241の基端部において、サブプロテクタ300との対向部分を幅方向に沿って平坦に形成した端面部分である。
サブ側当接面347は、サブプロテクタ300のメインプロテクタ200との対向端部、すなわち、嵌合凹部341の先端部において、メインプロテクタ200との対向部分を平坦に形成した端面部分である。
第3係合手段48は、特に、図4(c)及び図5に示すように、弾性係合突片348と係合凹部248とで構成し、位置決め手段20の幅方向の外側の外壁部223,323に備えている。
具体的には、弾性係合突片248は、弾性係合突片本体348aと、該弾性係合突片本体348aの上端から突出する係合突片348bとで形成している。弾性係合突片本体348aは、サブ側外壁部323の幅方向の中間部分に形成し、幅方向の両側部分を下端から上方にかけて一対のスリット部249が形成され(図3(b)参照)、該一対のスリット部249の幅方向の外側部分に対して弾性変形可能に形成している。
係合凹部248は、メインプロテクタ200の幅方向外側のメイン側外壁部223の上端部を凹状に形成している。なお、弾性係合突片348は、係合凹部248の凹状底部248aと凹状側縁部248bとの双方に係合可能に形成している(図5(b)参照)。
さらに、メインプロテクタ200、及びサブプロテクタ300の上述した構成以外の構成について詳述する。
メインプロテクタ本体215におけるハーネス収容凹部11は、配索方向に対して直交する直交断面の周方向の一部としての上面が、ワイヤハーネスの通過を許容するように、該ワイヤハーネスの外径よりも大きな幅で開口する開口部11aを有している(図8参照)。
すなわち、メインプロテクタ本体215は、配索方向の全長に亘って配索方向に対して直交する直交断面をUの字形状に形成している。
フタ体216は、メインプロテクタ本体215に対して開口部11aの幅方向の一端を、図6(a)に示すように、屈曲自在に薄肉に形成したフタ開閉ヒンジ217によって開閉自在に形成している。
フタ体216は、図1に示すように、メインプロテクタ200の天面に相当する箇所を閉塞可能に構成するとともに、フタ体本体部216Aとフタ体屈曲部216Bとで構成している。
フタ体本体部216Aは、図1に示すように、長尺状直線部分に相当する部分で形成するとともに、フタ体屈曲部216Bは、短尺直線部分200Lbと傾斜部分200Sとに相当する部分で形成し、フタ体本体部216Aとフタ体屈曲部216Bとの境界部分には、該境界部分を屈曲可能に薄肉に形成した図6(b)に示すようなフタ体屈曲ヒンジ216Cを形成している。
フタ体屈曲部216Bは、フタ体屈曲ヒンジ216Cの屈曲により、フタ体本体部216Aに対して独立して開口部11aを開閉可能に形成している。
メインプロテクタ200には、配索方向において、フタ体216をメインプロテクタ本体215に係合可能とするフタ係合突片271aとフタ係合許容孔271bを形成している。フタ係合突片271aは、開口部11aの幅方向のフタ開閉ヒンジ217と反対側の端部にメインプロテクタ本体215に向けて突片状に形成し、フタ係合許容孔271bは、メインプロテクタ本体215の配索方向において、フタ係合突片271aの形成箇所に対応する箇所に形成している(図2参照)。
また、メインプロテクタ200の連結部分Zとは反対側の端部におけるワイヤハーネスとの対向部分には、外周面を蛇腹状に形成したコルゲートの端部を係合可能に、配索方向に沿って凹凸状に形成したコルゲート係合部272を形成している(図8参照)。
さらにまた、図2に示すように、メインプロテクタ200には、車両内部に配置したリチウムイオンバッテリの排気ガスを排出する排出ホース500の排気口を保護する排気口保護部281を備えている。
排気口保護部281は、メインプロテクタ200における連結部分Zよりも基部側において、幅方向の一方側の外側へ突出してフランジ状に形成するとともに、図6(c),(d)に示すように、平坦状の排気口保護底部282と排気口保護壁部283とで底浅の有底筒状に形成している。
排気口保護底部282は、車体底部から垂下する排出ホース500の排気口500aと対向するように配置するとともに、排気口保護壁部283は、排気口保護部281の底部と対向するように配置した状態の排出ホース500の排気口500aの周縁部を覆うようにして排気口500aの外周側をガイド可能に配置している。
また、上述した車両取付けフランジ部12は、メインプロテクタ200とサブプロテクタ300との双方に形成している。
車両取付けフランジ部12は、図1乃至図3に示すように、ボルトにより車両底面801に取り付け可能なボルト連通孔214を有して形成している。ボルト連通孔214には、金属カラーを挿通し、該挿通した金属カラーを介在した状態でボルトを連通して取り付ける(図)2参照)。
また、ワイヤハーネスプロテクタ10は、メインプロテクタ200とサブプロテクタ300とにおけるハーネス収容凹部11の底面箇所に、水抜き部291を備えている。
水抜き部291は、図7に示すように、貫通孔292と防ぐ返し部293と突壁部294とで形成している。
貫通孔292は、メインプロテクタ200とサブプロテクタ300とのそれぞれのプロテクタにおいて、厚み方向に貫通するように形成し、返し部293は、プロテクタ内面側の貫通孔292の縁部に、該貫通孔292を通じて外部からハーネス収容凹部11の内部に水が浸入することを防ぐように、貫通孔292を跨ぐように貫通孔292の両縁部に架設している。
なお、図7(b1),(b2),(b3)のうち、特に、図7(b2)に示すように、複数の折返し部293のうちメインプロテクタ200のハーネス収容凹部11に設けた水抜き部291は、配索経路の底面に相当する箇所に形成しているため、収容部の底面と面一となるように配置している。
また、図7(a2),(a3),(b2),(b3)に示すように、突壁部294は、プロテクタ外面の貫通孔292の外周縁部から水が浸入しないように、該外周縁部を突出させて形成している。
続いて、上述したワイヤハーネスプロテクタ10によってワイヤハーネスを保護した状態で車両の配索対象箇所における所定の配索経路に沿ってワイヤハーネスを配索するワイヤハーネスの配索方法について図8乃至図10を用いて説明する。
図8はメインプロテクタ200に、ワイヤハーネス(W)を装着する装着工程の説明図である。図9(a),(b),(c)はメインプロテクタ200、及びサブプロテクタ300を配索方向に沿った縦断面で示したワイヤハーネスの配索方法の説明図である。詳しくは、図9(a)はメインプロテクタ取付け工程と内側配索工程との説明図であり、図9(b)は仮固定工程の説明図であり、図9(c)はサブプロテクタ取付け工程の説明図である。
図10(a),(b)はメインプロテクタ200、及びサブプロテクタ300を配索方向に対して直交する直交断面で示したワイヤハーネスの配索方法の説明図であり、仮固定工程の説明図である。
本実施形態のワイヤハーネスの配索方法は、装着工程とメインプロテクタ取付け工程と内側配索工程と仮固定工程とサブプロテクタ取付け工程とを、この順で行う配索方法である。
装着工程では、ワイヤハーネスを囲繞するように保護するメインプロテクタ200に、ワイヤハーネスの車両底面801に配索するメイン配索部分Wmを装着する。
具体的には、図8に示すように、メインプロテクタ200のフタ体216を開いた状態で開口部11aを通じてハーネス収容凹部11にワイヤハーネスのメイン配索部分Wmをを収容する。
そして、メインプロテクタ200における、フタ体216を閉めてフタ係合許容孔271bにフタ係合突片271aを係合することでワイヤハーネスをメインプロテクタ200で囲繞するように装着できる。
メインプロテクタ取付け工程では、図9(a)に示すように、メインプロテクタ200を所定の配索経路に沿って配置した状態となるように、位置決めピンPをメイン側位置決め孔224に嵌挿することによってメインプロテクタ200を車両底面801の所定の配索経路に沿った位置に位置決めする。
このように位置決めした状態で、メインプロテクタ200における車両取付けフランジ部12を車両底面801に形成された取り付け孔(図示せず)に対してボルトにより締結することで取り付ける。
このとき、メインプロテクタ200は、フタ体216が車両底面801と対向するように配置した状態で車両底面801に対して取り付けるとともに、ハーネス挿入箇所600を覆わないで露出した状態で取り付ける。
なお、ハーネス挿入箇所600は、図9(a)に示すように、車両底面801の所定の配索経路800の端部に有するとともに、該端部からワイヤハーネスを車両底面801の内部へ向けて挿入するハーネス挿入孔601を有する箇所である。
内側配索工程では、図9(a)に示すように、ワイヤハーネスのうち、メインプロテクタ200から延出したサブ配索部分Wsを、前記ハーネス挿入箇所600のハーネス挿入孔601に挿入することで、サブ配索部分Wsとして車両内部に向かって略90°屈曲した状態で配索させる。
仮固定工程では、サブプロテクタ300によってハーネス挿入箇所600を囲繞するように、前記サブプロテクタ300を前記メインプロテクタ200に仮固定する。
具体的には、図9(b),(c)、及び図10(a),(b)に示すように、連結部分Zにおいて、オーバーラップ当接手段41では、サブプロテクタ300の嵌合凹部341をメインプロテクタ200の嵌合突部241に対して下方から嵌合することで、配索方向において嵌合突部241と嵌合凹部341とがオーバーラップした状態で当接する。
さらに、係合手段45として、第1係合手段46と第2係合手段47と第3係合手段48を係合する。
詳しくは、嵌合凹部341に嵌合突部241を嵌合するに伴って、第1係合手段46においては、嵌合突側係合部246と嵌合凹側係合部346とが係合し、第2係合手段47においては、メイン側当接面247とサブ側当接面347とが当接し合うことで、配索方向において近接する方向において係合し、第3係合手段48においては、弾性係合突片348と係合凹部248とが係合する(図4(c)参照)。
なお、弾性係合突片348は、係合凹部248の凹底部348aと側縁部348bとの双方において係合する。
上述により、メインプロテクタ200とサブプロテクタ300とは、互いの連結部分Zにおいて仮固定される。
さらにまた、嵌合凹部341に嵌合突部241を嵌合することに伴って、位置決め手段20においては、メイン側配置片222に対してサブ側配置片322が下側から重合するように配置され、このとき、図4(c)に示すように、車両底面801の所定箇所から垂下する位置決めピンPがサブ側位置決め孔324に嵌挿し、車両底面801に対するワイヤハーネスプロテクタ10の位置が位置決めされる。
なお、このときメイン側位置決め孔224とサブ側位置決め孔324とが連通状態となる。
続いて行うサブプロテクタ取付け工程では、サブプロテクタ300を車両底面801に取り付ける。
具体的には、図9(c)、図10(b)に示すように、サブプロテクタ300をハーネス挿入箇所600に上述したように位置決めして配置した状態で、メサブプロテクタ300における車両取付けフランジ部12を車両底面801の取り付け孔に対してボルトにより締結することで取り付ける。
以上により、ワイヤハーネスプロテクタ10によって、ワイヤハーネスを保護した状態で車両の配索対象箇所における所定の配索経路に沿って配索することができる。
上述したワイヤハーネスプロテクタ10、並びに上述したワイヤハーネスプロテクタ10の配索方法が奏する作用効果について説明する。
本実施形態のワイヤハーネスプロテクタ10は、配索方向全体に亘って一部材により一体に形成するのではなくメインプロテクタ200とサブプロテクタ300との別部材で構成し、メインプロテクタ200とサブプロテクタ300とを連結状態に仮固定する仮固定手段40を備えるとともに、前記メインプロテクタ200と前記サブプロテクタ300とを車両底面801に取り付ける車両取付けフランジ部12を、該メインプロテクタ200と該サブプロテクタ300とのそれぞれに備えた構成である。
上述した構成によれば、ワイヤハーネスを車両底面801に取り付ける際に、車両底面801における所定の配索経路に沿った配索作業に加えて、該配索作業とは別作業として、例えば、ハーネス挿入孔601に対してワイヤハーネスを挿入するハーネス挿入作業を施す場合であっても、双方の作業を効率的に行うことができるとともに、ワイヤハーネスをプロテクタで保護した状態で車両底面801に取り付けることができる。
ワイヤハーネスプロテクタ10を、メインプロテクタ200とサブプロテクタ300との別体で構成することにより、ハーネス挿入箇所600においてハーネス挿入作業を施す際に、ワイヤハーネスプロテクタ10が邪魔になることなく、効率よくハーネス挿入作業を行うことができる。
そして、ハーネス挿入作業が完了後は、前記仮固定手段40により前記メインプロテクタ200と前記サブプロテクタ300とを仮固定することで、前記車両取付けフランジ部12によって、前記サブプロテクタ300をハーネス挿入箇所600に容易に取り付けることができる。
なお、車両底面801における所定の配索経路に沿った配索作業とは別に施す作業は、上述したハーネス挿入作業に限らず、例えば、車両底面801に対して端子等を介して取り付ける取付け作業や、他の配索経路に沿って配索された他のワイヤハーネスのコネクタとの接続作業など、その他の作業であってもよい。
また、前記仮固定手段40を、前記メインプロテクタ200と前記サブプロテクタ300とを互いに連結する側のそれぞれの連結端部が当接可能に配索方向に沿ってオーバーラップするオーバーラップ当接手段41で構成することにより、前記メインプロテクタ200と前記サブプロテクタ300とが、例えば、少なくとも幅方向に規制できるため、該幅方向において、互いにずれないように安定した連結状態に仮固定することができる。
さらにまた、前記仮固定手段40を、係合手段45として、第1係合手段46、第2係合手段47、及び第3係合手段48で構成することにより、メインプロテクタ200に対するサブプロテクタ300の位置を仮固定することができる。
特に、第3係合手段48として、弾性係合突片348と係合凹部248とを係合することで、前記メインプロテクタ200と前記サブプロテクタ300とを連結した状態において、前記メインプロテクタ200に対して前記サブプロテクタ300が落下することを防止することができる。
よって、前記サブプロテクタ300を車両底面801に取り付ける際に、前記サブプロテクタ300が落下しないように手で保持してくなどの労力を要さず、前記サブプロテクタ300を配索挿入箇所に容易に取り付けることができる。
すなわち、ワイヤハーネスプロテクタ10を、前記メインプロテクタ200と前記サブプロテクタ300との別部材で構成したことにより生じるデメリット、すなわち、車両底面801に対して前記サブプロテクタ300を取り付ける取り付け作業に労力を要するというデメリットを解消することができる。
また、本実施形態のワイヤハーネスプロテクタ10は、メインプロテクタ200を、メインプロテクタ本体215と、直交断面における開口を塞ぐフタ体216とで構成することで、ワイヤハーネスをメインプロテクタ本体215に収容した状態でメインプロテクタ本体215の開口をフタ体216で閉塞することができるため、ワイヤハーネスのメイン配索部分Wmをメインプロテクタ200によって、配索方向周りの全周に亘って囲繞するように保護することができる。
よって、ワイヤハーネスプロテクタ10を、たとえ車両の屋外に取り付けた場合であっても、メインプロテクタ200の内部に砂埃、粉塵、或いは水分など異物の侵入を阻止することができる。
本実施形態のワイヤハーネスプロテクタ10は、特に、メインプロテクタ200をフタ体216が前記車両底面801と対向する向きに配索経路に沿って配置したため、フタ体216が開こうとしても車両底面801に干渉するとともに、フタ体216をメインプロテクタ本体215よりも車両底面801の側に近接させることができ、該フタ体216に外力が加わることを車両底面801によって防ぐことができるため、フタ体216が不測に開くことを防ぐことができる。
従って、ワイヤハーネスプロテクタ10を車両底面801に取り付けることにより、屋外での使用となるが、この場合であっても、フタ体216が不測に開くことを防ぐことができ、メインプロテクタ200の内部に砂埃、粉塵、水分の異物が浸入しないようにしっかりと保護することができる。
本実施形態のワイヤハーネスプロテクタ10は、メインプロテクタ200に、リチウムイオンバッテリの排気ガスを排出する排出ホース500の排気口500aを保護する排気口保護部281を備えたため、リチウムイオンバッテリの排気ガスを排出する排出ホース500の排気口500aから異物が侵入することを防止することができる。
さらに、メインプロテクタ200に、前記排気口保護部281を備えることにより、前記排気口保護部281を保持しておくための保持部材を別途、設けることなく、配索経路に沿って配索したメインプロテクタ200を保持部材として用いることができる。
また、本実施形態のワイヤハーネスの配索方法は、装着工程とメインプロテクタ取付け工程と内側配索工程と仮固定工程とサブプロテクタ取付け工程とを、この順で行う方法である。
このように、メインプロテクタ取付け工程の後でサブプロテクタ取付け工程を行うことで、メインプロテクタ取付け工程とサブプロテクタ取付け工程とを一度にまとめて行う場合と比較して、ワイヤハーネスプロテクタ10が邪魔になることなく、効率よく内側配索工程を行うことができる。
そして、内側配索工程が完了後は、仮固定工程において、前記仮固定手段40により前記メインプロテクタ200と前記サブプロテクタ300とを仮固定することで、サブプロテクタ取付け工程において、前記車両取付けフランジ部12によって、前記サブプロテクタ300を車両底面801に容易に取り付けることができる。
この発明の構成と、実施形態との対応において、
この発明の取付け手段は、実施形態の車両取付けフランジ部12に対応し、以下同様に、排気手段は、排気ホース500に対応し、
車両底部は、車両底面801に対応するも、この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、多くの実施の形態を得ることができる。
10…ワイヤハーネスプロテクタ
12…車両取付けフランジ部
40…仮固定手段
41…オーバーラップ当接手段
45…係合手段
46…第1係合手段
47…第2係合手段
48…第3係合手段
200…メインプロテクタ
215…メインプロテクタ本体
216…フタ体
241…嵌合突部
246…嵌合突側係合部
248…係合凹部
281…排気口保護部
300…サブプロテクタ
346…嵌合凹側係合部
247…メイン側当接面
341…嵌合凹部
347…サブ側当接面
348…弾性係合突片
Wm…メイン配索部分
Ws…サブ配索部分

Claims (8)

  1. 車両の配索対象箇所における所定の配索経路に沿って配索するワイヤハーネスを囲繞するように保護するワイヤハーネスプロテクタであって、
    ワイヤハーネスにおける前記配索経路に沿って配索するメイン配索部分を囲繞するように保護するメインプロテクタと、
    前記メイン配索部分の配索方向の端部側のワイヤハーネスであって、前記配索経路に沿った配索作業とは別作業の施しを要するサブ配索部分を囲繞するように保護するサブプロテクタとで構成し、
    前記メインプロテクタと前記サブプロテクタとを連結状態に仮固定する仮固定手段を備えるとともに、
    前記メインプロテクタと前記サブプロテクタとを前記配索対象箇所に取り付ける取付け手段を、該メインプロテクタと該サブプロテクタとのそれぞれに備えた
    ワイヤハーネスプロテクタ。
  2. 前記仮固定手段を、
    前記メインプロテクタと前記サブプロテクタとを互いに連結する側のそれぞれの連結端部が当接可能に配索方向に沿ってオーバーラップするオーバーラップ当接手段で構成した
    請求項1に記載のワイヤハーネスプロテクタ。
  3. 前記仮固定手段を、
    前記車両底部に前記取付け手段によって取り付けた前記メインプロテクタと、前記サブプロテクタとを係合する係合手段で構成した
    請求項1、又は2に記載のワイヤハーネスプロテクタ。
  4. 前記メインプロテクタを、
    配索方向に対して直交する直交断面の一部が、ワイヤハーネスの通過を許容する幅で開口するとともに、ワイヤハーネスを収容するメインプロテクタ本体と、直交断面における開口を塞ぐフタ体とで構成した
    請求項1乃至3のうちいずれかに記載のワイヤハーネスプロテクタ。
  5. 前記配索対象箇所を、車両底部とし、
    前記メインプロテクタを、
    前記フタ体が前記車両底部と対向する向きに前記配索経路に沿って配置した
    請求項4に記載のワイヤハーネスプロテクタ。
  6. ワイヤハーネスを、車両内部に配置したリチウムイオンバッテリに接続するハーネスとし、前記メインプロテクタに、リチウムイオンバッテリの排気ガスを排出する排出手段の排気口を保護する排気口保護部を備えた
    請求項1乃至5のうちいずれかに記載のワイヤハーネスプロテクタ。
  7. 車両底部に配索するとともに、車両底部を貫通させて、車両内部に配置された接続対象物に接続されるワイヤハーネスの配索方法であって、
    ワイヤハーネスを保護するメインプロテクタに、ワイヤハーネスの車両底部に配索するメイン配索部分を装着する装着工程と、
    車両底部の所定の配索経路の端部に有するとともに、該端部からワイヤハーネスを車両底部の内部へ向けて挿入するハーネス挿入箇所を露出した状態で前記メインプロテクタを前記所定の配索経路に取り付けるメインプロテクタ取付け工程と、
    前記メインプロテクタから延出したワイヤハーネスのサブ配索部分を、前記ハーネス挿入箇所において車両内部に向かって配索させる内側配索工程と、
    前記サブ配索部分を囲繞するように、前記サブプロテクタを前記メインプロテクタに仮固定する仮固定工程と、
    前記サブプロテクタを車両底部に取り付けるサブプロテクタ取付け工程とを、この順で行う
    ワイヤハーネスの配索方法。
  8. 前記メインプロテクタを、
    配索方向に対して直交する直交断面の一部が、ワイヤハーネスの通過を許容する幅で開口するとともに、ワイヤハーネスを収容するメインプロテクタ本体と、直交断面における開口を塞ぐフタ体とで構成し、
    前記装着工程では、
    前記メインプロテクタ本体にワイヤハーネスの前記メイン配索部分を装着した状態で前記開口部を前記フタ体で塞ぎ、
    前記メインプロテクタ取付け工程では、
    前記フタ体が前記車両底部と対向する向きに前記配索経路に沿って配置した状態で前記メインプロテクタを前記所定の配索経路に取り付ける
    請求項7に記載のワイヤハーネスの配索方法。
JP2012239720A 2012-10-31 2012-10-31 ハーネスプロテクタ、及びワイヤハーネスの配索方法 Active JP5984061B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012239720A JP5984061B2 (ja) 2012-10-31 2012-10-31 ハーネスプロテクタ、及びワイヤハーネスの配索方法
DE112013005215.6T DE112013005215B4 (de) 2012-10-31 2013-10-25 Kabelbaumschutz und Verfahren zum Verlegen eines Kabelbaums
CN201380054863.0A CN104782008B (zh) 2012-10-31 2013-10-25 线束保护器和用于布线配线线束的方法
PCT/JP2013/078934 WO2014069354A1 (ja) 2012-10-31 2013-10-25 ハーネスプロテクタ、及びワイヤハーネスの配索方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012239720A JP5984061B2 (ja) 2012-10-31 2012-10-31 ハーネスプロテクタ、及びワイヤハーネスの配索方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014090599A true JP2014090599A (ja) 2014-05-15
JP5984061B2 JP5984061B2 (ja) 2016-09-06

Family

ID=50627262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012239720A Active JP5984061B2 (ja) 2012-10-31 2012-10-31 ハーネスプロテクタ、及びワイヤハーネスの配索方法

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP5984061B2 (ja)
CN (1) CN104782008B (ja)
DE (1) DE112013005215B4 (ja)
WO (1) WO2014069354A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016103875A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 矢崎総業株式会社 プロテクタ固定構造およびプロテクタの固定方法
CN113140993A (zh) * 2020-01-16 2021-07-20 矢崎总业株式会社 电线布设的方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6020777B1 (ja) * 2016-03-01 2016-11-02 日立金属株式会社 ワイヤーハーネス配線作業用プログラム
JP7116030B2 (ja) * 2019-09-27 2022-08-09 矢崎総業株式会社 プロテクタ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0226323U (ja) * 1988-08-08 1990-02-21
JP2004173418A (ja) * 2002-11-20 2004-06-17 Sumitomo Wiring Syst Ltd グロメットとプロテクタの車体取付構造
JP2009147052A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Yazaki Corp シールド部材

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001015781A (ja) 1999-06-29 2001-01-19 Sanyo Electric Co Ltd 時計用太陽電池
JP2001208281A (ja) 2000-01-31 2001-08-03 Calsonic Kansei Corp ハーネスプロテクタ
JP5769388B2 (ja) * 2010-07-22 2015-08-26 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス配索構造

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0226323U (ja) * 1988-08-08 1990-02-21
JP2004173418A (ja) * 2002-11-20 2004-06-17 Sumitomo Wiring Syst Ltd グロメットとプロテクタの車体取付構造
JP2009147052A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Yazaki Corp シールド部材

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016103875A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 矢崎総業株式会社 プロテクタ固定構造およびプロテクタの固定方法
CN113140993A (zh) * 2020-01-16 2021-07-20 矢崎总业株式会社 电线布设的方法
CN113140993B (zh) * 2020-01-16 2022-05-17 矢崎总业株式会社 电线布设的方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN104782008A (zh) 2015-07-15
WO2014069354A1 (ja) 2014-05-08
DE112013005215T5 (de) 2015-08-06
CN104782008B (zh) 2017-12-12
JP5984061B2 (ja) 2016-09-06
DE112013005215B4 (de) 2024-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5984061B2 (ja) ハーネスプロテクタ、及びワイヤハーネスの配索方法
US7709736B2 (en) Protector for wire harness
WO2010021270A1 (ja) プロテクタ及びワイヤハーネス
EP3573203B1 (en) Wire protection member
JP2011165383A (ja) シールドコネクタ
JP5851849B2 (ja) 電気接続箱
JP2013146125A (ja) 電気接続箱
US9694763B2 (en) Wire harness protector having grounding function
CN110065449B (zh) 电接线盒和保护构件的连接结构
KR200438138Y1 (ko) 정션박스의 엔트리 결합구조
EP3376606B1 (en) Cable harness plug
JP2020036497A (ja) 電気接続箱及びワイヤハーネス
JP6912974B2 (ja) 部品取付け構造及びプロテクタ付きワイヤハーネス
JP6613146B2 (ja) 電線固定構造
JP4920358B2 (ja) 端子カバー
JP2001359217A (ja) ワイヤーハーネス用プロテクタ
US9853392B2 (en) Connector guard
CN114765351B (zh) 线束布设方法,线束布设结构和线束保护器
JP2018057098A (ja) プロテクタおよびワイヤハーネス
JP7218074B2 (ja) ハーネスプロテクタ
JPH0720022U (ja) プロテクタの分岐構造
KR100957489B1 (ko) 케이블 엔트리
KR102644881B1 (ko) 차량용 와이어링 프로텍터
KR20220067228A (ko) 배선 커넥터 조립체
KR100995274B1 (ko) 케이블 엔트리가 구비되는 박스

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160324

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160708

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160721

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5984061

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151