JP2014088340A - トルラ酵母由来グルコシルセラミドの美白剤としての利用 - Google Patents

トルラ酵母由来グルコシルセラミドの美白剤としての利用 Download PDF

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Abstract

【課題】食経験があって安全性が高く、かつ品質、供給、価格が安定している原料を用いて、品質の良いグルコシルセラミド組成物を得ること、及び当該グルコシルセラミド組成物を用いることで、他の植物性グルコシルセラミドに比較して、美白効果に優れた美白剤を提供し、酵母由来グルコシルセラミドを含有した飲食品、皮膚外用剤及び医薬品を提供することを課題とする。
【解決手段】酵母由来、特にトルラ酵母由来のグルコシルセラミドについてメラニン生成抑制効果を確認したところ、コメやトウモロコシ由来の植物性グルコシルセラミドに比較して、優れた美白効果があることを見出した。
【選択図】図2

Description

本発明は、食経験があり安全性が認められているトルラ酵母を使用し、菌体培養後に酵母エキスを抽出した酵母菌体から抽出し、得られたグルコシルセラミドを利用した美白剤を提供するものである。
グルコシルセラミドとは、スフィンゴイド塩基と脂肪酸がアミド結合したセラミド骨格に、1分子のグルコースが結合したスフィンゴ糖脂質の一種である。動植物や微生物に幅広く分布し、サプリメント等で摂取した場合、肌機能の改善効果や、大腸がんの予防効果があることなどから近年、健康食品素材として注目を集めている。
美白剤としてのグルコシルセラミドについては、これまでコメや小麦由来の植物性グルコシルセラミドについて報告があったが、酵母由来のグルコシルセラミドについては報告がなかった。
特開平06−145039号公報 特開2001−026530号公報
食経験があって安全性が高く、かつ品質、供給、価格が安定している原料を用いて、品質の良いグルコシルセラミド組成物を得ること、及び当該グルコシルセラミド組成物を用いることで、他の植物性グルコシルセラミドに比較して、美白効果に優れた美白剤を提供し、酵母由来グルコシルセラミドを含有した飲食品、皮膚外用剤及び医薬品を提供することを課題とする。
酵母由来、特にトルラ酵母由来のグルコシルセラミドについてメラニン生成抑制効果を確認したところ、コメやトウモロコシ由来の植物性グルコシルセラミドに比較して、優れた美白効果があることを見出した。
つまり、本願発明は、以下のとおりである。
(1)、酵母エキス抽出後のトルラ酵母菌体から抽出されたグルコシルセラミドを含有する美白剤、
(2)、(1)の美白剤を含有する飲食品、
(3)、(1)の美白剤を含有する化粧品、
(4)、(1)の美白剤を含有する皮膚外用剤及び医薬品。
トルラ酵母から酵母エキスを抽出して得られた酵母菌体からは、夾雑物の少ない高品質のグルコシルセラミド組成物を得ることが可能であり、本発明ではこのようにして得られたトルラ酵母由来グルコシルセラミドについて、マウスB16メラノーマ細胞によるメラニン生成抑制効果を確認したところ、コメやトウモロコシなどの植物を原料とする植物性セラミドに比較して、優れた美白効果が得られることを確認した。また本発明では酵母エキスの残渣であり産業廃棄物である酵母菌体を有効利用できるため、コスト、廃棄物削減の点でも、きわめて有利で安価な美白剤を提供することが可能である。
図1は各濃度の酵母セラミドのメラニン生成率 図2は各種セラミドのメラニン生成率 図3は、酵母セラミドによりメラノーマ細胞の黒色が退化した写真
本発明で使用する酵母は、グルコシルセラミドを含有する酵母であればよい。特に好ましくは、一般名トルラ酵母と称されるCandida utilisである。酵母の培養形式はバッチ培養、あるいは連続培養のいずれかが用いられる。培地には炭素源として、ブドウ糖、酢酸、エタノール、グリセロール、糖蜜、亜硫酸パルプ廃液等が用いられ、窒素源としては、尿素、アンモニア、硫酸アンモニウム、塩化アンモニウム、硝酸塩などが使用される。リン酸、カリウム、マグネシウム源も過リン酸石灰、リン酸アンモニウム、塩化カリウム、水酸化カリウム、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム等の通常の工業用原料でよく、その他亜鉛、銅、マンガン、鉄イオン等の無機塩を添加する。その他、ビタミン、アミノ酸、核酸関連物質等を添加したり、カゼイン、酵母エキス、肉エキス、ペプトン等の有機物を添加しても良い。培養温度は21〜37℃、好ましくは25〜34℃で、pHは3.0〜8.0、特に3.5〜7.0が好ましい。培養条件によりアミノ酸や核酸の生産性が変動するため、目的とする酵母エキスの製品仕様に合わせて条件設定を行う。
酵母の培養は一般的な培地組成で行う。菌体培養後にエキス抽出を行う。本願では、エキス抽出後の酵母を酵母残渣としている。抽出法は、とくに制限がないが、一般的に、自己消化法、熱水抽出法、酵素抽出法、酸、若しくはアルカリ抽出法、又はこれらの組み合わせにより行うことが可能である。
自己消化により酵母エキスを抽出する場合は、例えば、55℃で4時間攪拌する。酵素抽出法であれば、細胞壁溶解酵素又はプロテアーゼ等で攪拌抽出する。酸抽抽出法であれば、硫酸等で酸性に調整後、抽出する。アルカリ抽出法であれば、アルカリに調整後、抽出する。又は、自己消化後(例えば55度で4時間攪拌)に、酵素抽出をする等の組み合わせも可能である。
上記の酵母中のエキス抽出により、タンパク質や核酸が抽出除去されると共に、ステロール配糖体など一部の脂溶性夾雑物が除去され、結果としてグルコシルセラミドが富化された酵母残渣が製造される。なお、本願では、夾雑物の除去及びグルコシルセラミドの定性分析をTLCで、定量分析をHPLC-ELSDで行った。
エキス抽出後は遠心分離で酵母残渣を回収し、残渣を蒸留水に懸濁して遠心分離を繰り返すことで洗浄を行う。洗浄後の残渣を必要に応じて、凍結乾燥又は熱風乾燥することも可能である。得られた酵母残渣をトルラ酵母由来グルコシルセラミド原料とする。
続いて上記原料を用いてグルコシルセラミドの精製を行う。精製の方法に制限はないが、食品として用いることができる精製法が望ましい。例えば、特開2002-281936に記載されている方法で精製することができる。アルコール抽出を行う場合は、トルラ酵母由来グルコシルセラミド原料に対して2倍量の90%エタノールを使用し、攪拌によりグルコシルセラミドの抽出を行う。抽出後は抽出液を遠心分離で回収し、濃縮及び凍結乾燥または熱風乾燥させることでグルコシルセラミド組成物が得られる。
必要に応じて、グルコシルセラミド組成物をさらに精製することにより、グルコシルセラミド含有量の高い組成物を製造することもできる。精製法は、既知の方法により精製可能であり、例えば、シリカゲルやイオン交換樹脂などのカラム精製等を用いることができる。
本発明の組成物には、本発明の効果を維持・促進しうる他の成分を混合してもかまわない。混合可能な物質としては、例えばグルタチオン、ビタミン類、コラーゲン、スクワラン、大豆レシチン、卵黄レシチン、ナイアシン、ナイアシンアミド、ヒアルロン酸、プラセンタエキス、ソルビトール、キチン、キトサン、及び種々の植物抽出物等が挙げられる。これらの混合量については、本発明の効果を損なわない限り、特に限定されるものではない。
本発明は、上記した本発明の組成物を含有することを特徴とする飲食品、化粧品、皮膚外用剤又は医薬品を提供するものである。
本発明における飲食品とは、上記組成物を配合した、食料品、飲料品、嗜好品、サプリメント等、経口で摂取するものを指す。その形態は特に限定されるものではなく、パン類、麺類等主菜となりうるもの、チーズ、ハム、ウインナー、魚介加工品等副菜となりうるもの、果汁飲料、炭酸飲料、乳飲料等の飲料、クッキー、ケーキ、ゼリー、プリン、キャンディー、ヨーグルト等の嗜好品等とすることができる。また、サプリメントとしての形態も特に限定されるものではなく、錠剤、カプセル、ソフトカプセル、栄養ドリンク状の形態をとることもできる。
飲食品におけるグルコシル組成物の配合量は特に限定されるものではなく、例えば酵母由来グルコシルセラミドが飲食品の質量100gに対し10pg〜10g含まれていればよい。中でも100pg〜1gが好適であり、10ng〜500mgは更に好適である。
本発明の化粧品とは、上記組成物を配合した化粧水、乳液、ファンデーション、口紅などを指す。
組成物の配合量は特に限定されるものではなく、例えば酵母由来グルコシルセラミドが組成物の質量100gに対し10pg〜10g含まれていればよい。中でも100pg〜1gが好適であり、10ng〜500mgは更に好適である。
また本発明の皮膚外用剤又は医薬品とは、上記組成物を配合したローション、クリーム、軟膏、スプレー、貼付剤(材)などの形状のものを指すが、その形態は特に限定されるものではなく、本発明の目的とする効果を発揮しうるものであればいかなる形態でもかまわない。
皮膚外用剤又は医薬品におけるグルコシル組成物の配合量の配合量は特に限定されるものではなく、例えばグルコシルセラミドが組成物の質量100gに対し10pg〜10g含まれていればよい。中でも100pg〜1gが好適であり、10ng〜500mgは更に好適である。
以下に、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
(TLC条件)
前処理としてグルコシルセラミド組成物20mgを2mlの0.4N KOH EtOHに溶解し、37℃で2時間インキュベートした。インキュベート後は0.4N HCl EtOHを2ml加えて中和し、遠心分離後の上清4μlをTLCに供した。TLCはシリカゲルプレート(メルク社製Silicagel60、層厚0.25m)を使用し、クロロホルム:エタノール:水=65:16:2(容量比)で展開した。展開後はシリカゲルプレートを乾燥させ、アニスアルデヒド硫酸試液を噴霧して加熱することで発色させた。
(HPLC−ELSD条件)
前処理としてグルコシルセラミド組成物20mgを2mlの0.4N KOH ETOHに溶解し、37℃で2時間インキュベートした。インキュベート後は0.4N HCL ETOHを2ml加えて中和し、塩類をフィルター除去してからHPLCに供した。カラムにはGLサイエンス社製Inertsil 100Aを用い、グルコシルセラミドの検出は蒸発光散乱検出器(島津製ELSD−LTII)で行った。溶出溶媒にはクロロホルムとメタノール:水=95:5(容量比)のグラジエントを用いた。カラム温度は35℃、流速は1ml/min、ドリフトチューブ温度は40℃で窒素ガス圧力は350kPaであった。
(酵母の培養)
キャンディダ・ウチリスCS7529株(FERMP−3340)を予めYPD培地(酵母エキス1%、ポリペプトン2%、グルコース2%)を含む三角フラスコで種母培養し、これを30L容発酵槽に18L培地に1〜2%植菌した。培地組成は、グルコース4%、燐酸一アンモニウム0.3%、硫酸アンモニウム0.161%、塩化カリウム0.137%、硫酸マグネシウム0.08%、硫酸銅1.6ppm、硫酸鉄14ppm、硫酸マンガン16ppm、硫酸亜鉛14ppmを用いた。培養条件は、pH4.0、培養温度30℃、通気量1vvm、撹拌600rpmで行い、アンモニアを添加しpHのコントロールを行った。16時間菌体培養した後、培養液を回収し、遠心分離により集菌し、180gの湿潤酵母菌体を得た。
(酵母エキスの抽出)
菌体培養後の湿潤酵母菌体を蒸留水に懸濁して遠心分離を繰り返すことで洗浄した。洗浄後は湿潤菌体を蒸留水に再度懸濁するか、凍結乾燥または熱風乾燥させた乾燥菌体を蒸留水に懸濁し、以下の条件に調整することでエキス抽出を行った。
自己消化: 1N HClでpH5.0に調整後、55℃で4時間攪拌
酵素抽出:1N NaOHでpH7に調整後、細胞壁溶解酵素(ツニカーゼ)或いはプロテアーゼで55℃、4時間攪拌抽出(再現性確認中)
酸抽出:1N硫酸でpH2以下に調整後、65℃で2分間攪拌抽出
アルカリ抽出:2N NaOHでpH13に調整後、70℃で20分間攪拌抽出
(美白効果の確認)
以下の手順に従って美白作用を測定した。サンプルとして比較例にコメ及びトウモロコシ由来のグルコシルセラミドを使用し、実施例に酵母由来グルコシルセラミドを用いた。また乳酸ナトリウムはポジティブコントロールとして使用した。
(メラニン産生抑制効果の評価)
比較例1〜2の評価(コメ、トウモロコシ)
植物性グルコシルセラミドであるコメ(比較例1)及びトウモロコシ由来グルコシルセラミド(比較例2)について、美白作用を測定した。
B16マウスメラノーマ細胞を6well plateに播種(5×10/well)し、24時間前培養した(5%CO 、37℃)。培養液は、5%牛胎児血清を含むD−MEM培地を使用した。その後、コメ由来グルコシルセラミド(比較例1)、トウモロコシ由来グルコシルセラミド(比較例2)およびメラニン生成抑制効果が既知となっている乳酸ナトリウム(比較例3)のエタノール溶液を最終濃度が5μg/mLとなるように添加した新鮮な培地に交換した。 播種3日目に再度、比較例1、2のサンプルを添加した培地に交換した。播種6日目に細胞を0.25%トリプシンEDTAで剥がし、遠心(10000rpm.3min)操作によりペレット(細胞)を回収した。回収したペレットはPBS(リン酸緩衝生理食塩水)で2回洗ったのち、1mLのPBSで細胞浮遊液を調整して0.8mLをメラニン量の測定に、0.2mLをタンパク質の定量に使用した。
メラニン量の測定用に回収したペレットを150μLの1N NaOHで融解し(100℃、10分)、マイクロプレートリーダーを用いて405nmの吸光度を測定した。タンパク質の定量用に回収したペレットはBCA法にてタンパク質の定量を行った。エタノールを添加したものをコントロールとし、コントロールを100%として時の比較例1、2を添加して培養した細胞のタンパク質あたりのメラニン量をメラニン生成率として求めた。
実施例1の評価(酵母)
次に上記製法により得られた酵母由来グルコシルセラミド組成物(実施例1)について、美白作用を測定した。
酵母由来グルコシルセラミド(実施例1)をエタノールに溶解させた。マウスメラノーマB16細胞を6well plateに播種(5×10/well)し、24時間前培養した(5%CO 、37℃)。培養液は、5%牛胎児血清を含むD−MEM培地を使用した。その後、前記で調整した酵母由来グルコシルセラミド(実施例1)を最終濃度が1、2.5、5、7.5、10、25μg/mLになるように調整して添加した新鮮な培地に交換した。
播種3日目に再度、実施例1の各濃度のサンプルを添加した培地に交換した。播種6日目に細胞を0.25%トリプシンEDTAで剥がし、遠心(10000rpm.3min)操作によりペレット(細胞)を回収した。回収したペレットはPBS(リン酸緩衝生理食塩水)で2回洗ったのち、1mLのPBSで細胞浮遊液を調整して0.8mLをメラニン量の測定に、0.2mLをタンパク質の定量に使用した。
メラニン量の測定用に回収したペレットを150μLの1N NaOHで融解し(100℃、10分)、マイクロプレートリーダーを用いて405nmの吸光度を測定した。タンパク質の定量用に回収したペレットはBCA法にてタンパク質の定量を行った。コントロールを100%としてときの比較例1、2を添加して培養した細胞のタンパク質あたりのメラニン量をメラニン生成率として求めた。
比較例1
コメ由来グルコシルセラミドには一般的に市販で入手可能なコメ由来のグルコシルセラミドを使用した。上記のメラニン産生抑制効果の評価法においてコメ由来グルコシルセラミドをグルコシルセラミド濃度5μg/mlとなるように添加したところ、マウスB16メラノーマ細胞におけるメラニン生成率は64%であった。
比較例2
トウモロコシ由来グルコシルセラミドには一般的に市販で入手可能なトウモロコシ由来のグルコシルセラミドを使用した。上記のメラニン産生抑制効果の評価法においてコメ由来グルコシルセラミドをグルコシルセラミド濃度5μg/mlとなるように添加したところ、マウスB16メラノーマ細胞におけるメラニン生成率は50%であった。
実施例1
菌体培養後に洗浄し、熱風乾燥させたトルラ酵母の乾燥菌体5kgを蒸留水50Lに懸濁し、2N NaOHでpH13.0に調整した後、70℃で30分間エキス抽出した。抽出後は遠心分離で酵母残渣を回収し、酵母残渣の蒸留水への懸濁と遠心分離を3回繰り返すことで洗浄した。洗浄後は酵母残渣を真空乾燥することで3.3kgのエキス抽出酵母残渣が得られた。得られた酵母残渣全量を2倍量の90%エタノールに懸濁し、60℃で10時間攪拌してグルコシルセラミドを抽出した。遠心分離により抽出液を回収し、酵母残渣をエタノールで3回洗浄した洗浄液と合わせて濃縮した結果、抽出物300gが得られた。これをグルコシルセラミド含有組成物とし、HPLC−ELSDで分析した結果、グルコシルセラミドが2.1%含有されていた。またTLCによる分析の結果、夾雑物のステロール配糖体は確認されなかった。繊維芽細胞促進効果の確認には、上記抽出物15gをさらにシリカカラムで精製することで、グルコシルセラミド含量を34%含有する組成物11gが得られた。得られた酵母由来グルコシルセラミド粗精製物を使用してメラニン産生抑制効果を評価した。
実施例1の結果を図1に示す。縦軸は、メラニン生成率(%control),横軸を酵母由来グルコシルセラミドの濃度(μg/ml)とした。、酵母由来グルコシルセラミドは、濃度依存的にマウスメラノーマB16細胞のメラニン生成を抑制した。サンプル添加量2.5μg/mL以上ではコントロールと比較してタンパク質あたりのメラニン量が有意に低値となり、優れた美白作用を示した。
また図2に、実施例1と比較例1、2について、同一濃度で培養した細胞のタンパク質あたりのメラニン量を比較した結果を示した。図2によれば、酵母セラミド(実施例1) のメラニン生成率は37%であり、比較例1、2のコメやトウモロコシ由来のグルコシルセラミドよりもメラニン生成を効果的に抑制しており、良好な美白作用を示すことが判る。
図3には、本願実施例に従って、メラノーマ細胞の黒色の退色を示す写真である。P.Cは、ポジティブコントロールである乳酸ナトリウム、10μg/mlは、本願発明の酵母セラミドの濃度、controlは、ネガティブコントロールである。

Claims (4)

  1. 酵母エキス抽出後のトルラ酵母菌体から抽出されたグルコシルセラミドを含有する美白剤。
  2. 請求項1の美白剤を含有する飲食品。
  3. 請求項1の美白剤を含有する化粧品。
  4. 請求項1の美白剤を含有する皮膚外用剤及び医薬品。
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