JP2014087865A - 旋盤およびワークの加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークの鉛直面内の直線加工を可能とした旋盤を提供すること。
【解決手段】ワークWが載置される回転テーブル12と、回転テーブル12の上方でその径方向に延在するクロスレール14と、クロスレール14に案内されてX軸方向に沿って移動可能なサドル15と、サドル15をX軸方向に移動させるX軸直線駆動機構18と、サドル15にZ軸方向に沿って移動可能に取り付けられたラム16と、ラム16をZ軸方向に移動させるZ軸直線駆動機構19と、ラム16の下端部に設けられ正面フライス1を保持する工具ホルダ2と、工具ホルダ2をZ軸周りに旋回する旋回機構3とを備え、工具ホルダ2を、ラム16の下方に配置されるホルダ本体と、ホルダ本体に設けられZ軸と直交する軸を回転周りとして正面フライス1に伝達する回転駆動機構とを有し、正面フライス1の加工部1AをワークWの鉛直面W11に対向させた。
【選択図】図1

Description

本発明は、旋盤およびワークの加工方法に関する。
従来、ワークに対して切削などの加工をする工作機械として、旋盤が知られている。旋盤には、ワークを回転させる回転テーブルと、回転テーブルの径方向に延在するクロスレールと、クロスレールに案内されてこのクロスレールの延在方向であるX軸方向に沿って移動可能なサドルと、このサドルに、鉛直方向となるZ軸方向に沿って移動可能に取り付けられたラムと、ラムの下端部に工具ホルダを介して取り付けられた工具と、を有する立旋盤がある(例えば、特許文献1参照)。
このような立旋盤では、回転テーブル上に被工作物が固定され、回転テーブルの回転(C軸方向)の下に、サドルのZ軸方向への移動によって切込みを行い、サドルのX軸方向への移動によって工具のX軸方向の位置を変更して回転テーブルの回転中心周りの旋削加工を行っている。
特開2005−46940号公報
しかしながら、特許文献1で示される従来の立旋盤では、回転テーブルの回転中心周りの切削加工しかできないため、鉛直面内で水平方向に延びた直線形状を切削加工する場合は、別の工作機械が必要となる。そのため、別の工作機械にワークを移動させたりするなどの作業を行わなければならず、大きくかつ重いワークの移動には時間も労力も要するため、作業性が低下している。
ここで、工具としてエンドミルを用い、エンドミルの周面でワークの鉛直面を加工すれば、水平方向に延びた直線状の加工が可能であるが、そのためには、ワークの鉛直方向の寸法よりエンドミルの加工面である周面の軸方向寸法が同じか短くなければならない。つまり、ワークの鉛直方向の寸法よりエンドミルの加工面の軸方向寸法が小さいと、ワークの下部を加工するためのラムの下降に伴って、ラムがワークに干渉することになる。この課題を解消するには、エンドミルの軸方向寸法を長くすればよいが、既存のエンドミルの長さには限界があるため、ワークの下部を直線状に加工することは困難である。
本発明の目的は、ワークの鉛直面内の直線加工を可能とした旋盤およびワークの加工方法を提供することにある。
本発明の旋盤は、ワークが載置される回転テーブルと、前記回転テーブルの上方で前記回転テーブルの径方向に延在するクロスレールと、前記クロスレールに案内されて当該クロスレールの延在方向であるX軸方向に沿って移動可能なサドルと、前記サドルをX軸方向に移動させるX軸直線駆動機構と、前記サドルに、鉛直方向となるZ軸方向に沿って移動可能に取り付けられたラムと、前記ラムをZ軸方向に移動させるZ軸直線駆動機構と、前記ラムの下端部に設けられ加工部を有する工具を保持する工具ホルダと、前記工具ホルダをZ軸周りに旋回する旋回機構と、を備え、前記工具ホルダは、前記ラムの下方に配置されるホルダ本体と、前記ホルダ本体に設けられZ軸と直交する軸を回転周りとして前記工具に伝達する回転駆動機構と、を有し、前記工具の加工部は前記ワークの鉛直面に対向可能であり、前記工具の加工部のZ軸に沿った寸法は前記ワークの鉛直面の鉛直方向に沿った寸法より短い、ことを特徴とする。
この構成の本発明では、ワークを回転テーブルの中心に載置し、ワークの鉛直面に工具の加工部を当接させて回転駆動機構を作動させる。すると、工具が回転することでワークの鉛直面が加工される。さらに、X軸直線駆動機構によってサドルをX軸方向に沿って移動し、回転テーブルおよび旋回機構によって回転テーブルのC1軸を中心とした回転と工具ホルダのC2軸を中心とした旋回とを同期させると、工具の加工部がワークの鉛直面に対向した状態で水平方向に移動するので、ワークの鉛直面の水平方向に沿った加工がされる。
所定の長さに渡ってワークの鉛直部がX軸方向に沿って加工されたなら、Z軸直線駆動機構を作動してサドルをZ軸方向に移動させて工具の加工部のワークの鉛直面に対する鉛直方向の位置を変える。そして、前述の加工を繰り返す。これにより、ワークの鉛直面がX軸方向に沿ってムラ無く加工されることになる。
また、ワークの鉛直面のうち平面円弧状の曲線部を加工するには、ワークの鉛直面に工具の加工部を当接させて回転駆動機構を作動させる。すると、工具が回転することでワークの鉛直面が加工される。さらに、X軸直線駆動機構および旋回機構を作動せず、回転テーブルのみを作動させると、回転テーブルに載置されたワークが回転することで、ワークの鉛直面が平面円弧状に加工されることになる。
したがって、本発明では、X軸方向、Z軸方向、C1軸およびC2軸を制御する機能の立旋盤または横旋盤を用い、多機能複合旋盤と同様の複雑な加工を実施することができる。
すなわち、本発明では、Z軸と直交する軸が工具の回転周りの軸となるので、工具の少なくとも端部がラムより水平方向に突出する構成となる。そのため、工具の加工部のZ軸方向の寸法がワークの鉛直面の鉛直方向に沿った長さより小さくても、ラムにワークが干渉することなく、ワークの鉛直面を加工することができる。
しかも、回転テーブルおよび旋回機構によって回転テーブルの回転と工具ホルダの旋回とを同期させた状態でX軸直線駆動機構によってサドルをX軸方向に移動することにより、ワークの鉛直面を直線状に加工することができる。また、工具ホルダの位置を固定し、回転テーブルのみを回転させることで、ワークの鉛直面を曲線状に加工することができる。そのため、直線状の加工と曲線状の加工とを1つの旋盤で行うことができるので、作業性が向上する。
本発明において、前記回転駆動機構は、Z軸と直交する軸を回転周りとして回転する回転軸を備え、前記回転軸の端部には前記工具が連結され、前記工具は、前記加工部が正面にある正面フライスである、構成が好ましい。
この構成の本発明では、正面フライスの正面からなる加工部がワークの鉛直面を切削などの加工をするので、正面フライスの直径寸法がワークに加工される鉛直寸法となる。
本発明では、正面フライスという切削などで多用されている工具を用いることで、特殊な形状の工具を用いることがないので、加工コストを低いものにできる。しかも、加工工程において、正面フライスの正面にワークの鉛直面から大きな反力がかかっても、その反力は回転軸の軸方向であるため、回転軸が破損等することがない。
本発明において、前記旋回機構は、前記ラムの主軸を備え、前記主軸の下端部に前記ホルダ本体が連結されている、構成が好ましい。
この構成の本発明では、旋盤の機構として予め回動される構造となっているラムの主軸を旋回機構として用いるので、新たに、旋回機構を設けることを要せず、部品点数の減少を図ることができる。
本発明において、前記回転駆動機構は、前記回転軸を回転駆動する電気モータを備えた、構成が好ましい。
この構成の本発明では、電気モータは、その出力軸の回転制御を容易に行えるので、ワークの加工を適正に行うことができる。
本発明のワークの加工方法は、回転テーブルの上方で前記回転テーブルの径方向にクロスレールを延在し、前記クロスレールの延在方向であるX軸方向に沿ってサドルを移動可能に取り付け、鉛直方向となるZ軸方向に沿ってラムを前記サドルに移動可能に取り付け、前記ラムの下端部に工具ホルダを設けた旋盤を用い、前記回転テーブルに載置されたワークを前記工具ホルダに保持され加工部を有する工具で切削する方法であって、前記回転テーブルの回転中心に前記ワークを配置し、前記ワークの鉛直面に、前記工具の加工部を当接しながら前記工具をZ軸と直交する軸を回転周りとして回転させて前記ワークの鉛直面を加工し、前記回転テーブルの回転と前記工具ホルダの旋回とを同期させながら前記サドルをX軸方向に移動させて前記ワークの鉛直面を水平方向に沿って加工する、ことを特徴とする。
この構成の本発明では、前述の効果を奏することができるワークの加工方法を提供することができる。
本発明のワークの加工方法では、前記工具は前記加工部が正面にある正面フライスであり、前記正面フライスを回転させる工程と、前記回転テーブルを回転させる工程と、前記工具ホルダを旋回させる工程と、前記サドルをX軸方向に移動させる工程とが連続する、構成が好ましい。この構成の本発明では、正面フライスを用いた切削などの加工を効率的に行うことができる。
本発明の第1実施形態に係る立旋盤の概略斜視図。 工具で加工されるワークの平面図。 工具で加工されるワークの縦断面図。 工具ホルダの断面図。 第1実施形態にかかるワークの加工方法を説明する概略図。 本発明の第2実施形態に係る立旋盤の概略斜視図。 工具で加工されるワークの平面図。 工具で加工されるワークの側面図。 第2実施形態にかかるワークの加工方法を説明する概略図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1から図5に基づいて、本発明の第1実施形態を説明する。
図1には第1実施形態に係る立旋盤の概略が示されている。
図1において、立旋盤は、旋盤本体10と、この旋盤本体10を加工プログラムにしたがって駆動制御する制御装置30と、旋盤本体10に取り付けられワークWを加工する工具としての正面フライス1とを備える。
旋盤本体10は、ベース11と、このベース11の上面に鉛直なC1軸を中心に回転可能に設けられ上面にワークWを載置する回転テーブル12と、ベース11の両側に立設された一対のコラム13A,13Bと、この両コラム13A,13Bの上部間に掛け渡されたクロスレール14と、このクロスレール14に沿って左右方向(X軸方向)へ移動可能に設けられたサドル15と、このサドル15に上下方向(Z軸方向)へ昇降可能に設けられたラム16と、このラム16内にC2軸を中心として回転可能に収納された主軸17と、を備えている。主軸17の先端には自動工具交換装置あるいは手動によって、工具ホルダ2が取り付けられており、この工具ホルダ2に正面フライス1が装着されている。
ベース11には、回転テーブル12を、C1軸を中心に回転させるテーブル回転機構(図示せず)が設けられている。また、クロスレール14には、サドル15をX軸方向に移動させるX軸直線駆動機構18が設けられ、サドル15には、ラム16をZ軸方向に移動させるZ軸直線駆動機構19が設けられている。ラム16には主軸17をC2軸を中心に回転させる主軸回転駆動機構20が設けられている。これらのX軸直線駆動機構18、Z軸直線駆動機構19および主軸回転駆動機構20は従来の立旋盤と同様の構造を採用するものでもよい。
図2には工具で加工されるワークの平面が示され、図3には工具で加工されるワークの縦断面が示されている。
図2および図3において、ワークWは、外周部W1と内周部W2とを有する金属製のポンプ用ケーシングである。
外周部W1は、水平方向に延びる平面直線状の鉛直面W11と、平面円弧状(曲線状)の鉛直面W12とを有する。内周部W2は曲線状の鉛直面W12の円中心と同じ円中心を有する。
ワークWは、切削などの加工前においては、鉛直面W11と鉛直面W12との表面に凹凸があるが、切削などの加工によって、鉛直面W11がX軸方向に沿った直線状に正確に加工され、鉛直面W12がC1軸を中心とする円弧状に正確に加工されることになる。
工具ホルダ2の上面の中心部はラム16の主軸17の下端部と結合されている。本実施形態では、主軸17と、この主軸17を回転駆動する主軸回転駆動機構20とを備えて工具ホルダ2をZ軸周りに旋回する旋回機構3が構成されている。
回転テーブル12を回転駆動させるテーブル回転機構と、X軸直線駆動機構18と、Z軸直線駆動機構19と主軸回転駆動機構20とは制御装置30からの指令を受けて作動するものであり、この制御装置30は、回転テーブル12の回転と工具ホルダ2の旋回とを同期させながらサドル15をX軸方向に移動させるように制御する。つまり、図2の想像線で示される通り、制御装置30によって、ワークWの鉛直面W12に正面フライス1の加工部1Aが当接された状態で、ワークWがC1軸を中心に角度αだけ回転することと、工具ホルダ2がX軸方向に寸法Xαだけ移動することと、工具ホルダ2がC2軸を中心に角度αだけ旋回することが同期する。
図4には工具ホルダ2の具体的な構造が示されている。
図4において、工具ホルダ2は、ラム16の主軸17の下端部に連結されたホルダ本体21と、ホルダ本体21に設けられZ軸と直交する軸を回転周りとして正面フライス1に伝達する回転駆動機構22とを有する。
ホルダ本体21は、主軸17の下端が接合された上面部211と、側面部212と、下面部213とを備えたボックス状に形成されており、側面部212の途中高さにはホルダ本体内を上下に仕切る仕切面部214が設けられている。
回転駆動機構22は、仕切面部214に配置された電気モータ23と、この電気モータ23に連結された歯車機構24と、歯車機構24に連結された回転軸25とを備えている。電気モータ23に給電するためのコード230は、その端部が側面部212から外部に延出されて図1に示される制御装置30に接続されている。
歯車機構24は、Z軸を回転周りとして回転する電気モータ23の出力軸231の下端部に連結された傘歯車241と、この傘歯車241に噛合し回転軸25が途中に結合された傘歯車242とを備えている。
回転軸25は、Z軸と直交する軸を回転周りとして回転するように、互いに対向する側面部212に軸受26を介して回転自在に支持されている。回転軸25の両端部は、それぞれ側面部212を貫通してホルダ本体21の外部に延出しており、回転軸25の側面部212から延出した部分はそれぞれ工具取付部とされている。本実施形態では、1つの工具取付部に正面フライス1が装着されている。なお、他の1つの工具取付部に異なる工具を装着するものでもよい。
図2および図3に示される通り、正面フライス1は、加工部1Aが円錐台状の本体1Bの正面に形成された構造である。加工部1AをワークWの鉛直面W11に当接した状態で正面フライス1を回転させると、鉛直面W11に切削などの加工が施されることになる。
加工部1AのZ軸に沿った寸法はワークWの鉛直面W11の鉛直方向に沿った寸法より短く設定されており、かつ、加工部1Aの鉛直面の上方位置とラム16の鉛直面とは寸法tだけ離れている。
次に、第1実施形態の立旋盤を用いてワークWを加工する方法を図5に基づいて説明する。
まず、ワークWの外周部W1の水平方向に延びる鉛直面W11を加工する方法について説明する。
図5(A)に示される通り、回転テーブル12の回転中心に円弧状の鉛直面W12の円弧中心が一致するようにワークWを配置する。その後、直線状に加工する鉛直面W11を工具ホルダ2に装着された正面フライス1に向けるように、制御装置30からテーブル回転機構に指令を出す。そして、制御装置30からX軸直線駆動機構18に指令を出して正面フライス1を移動させ加工部1Aを鉛直面W11の中心位置に当接させる。さらに、電気モータ23を作動させて回転軸25および正面フライス1を回転させる。正面フライス1が回転することで、加工部1AによりワークWの鉛直面W11が加工される。
その後、正面フライス1を回転させた状態で、図5(B)に示される通り、制御装置30からテーブル回転機構に指令を出して回転テーブル12を、C1軸を中心として反時計方向に回動させるとともに、主軸回転駆動機構20に指令を出して工具ホルダ2を、C2軸を中心として反時計方向に同期させながら旋回させ、かつ、制御装置30からX軸直線駆動機構18に指令を出して工具ホルダ2を回転テーブル12の回転中心から離れる方向に移動させる。これにより、正面フライス1によってワークWの鉛直面W11の中心から左端に水平方向に加工される。なお、正面フライス1を回転させる工程と、回転テーブル12を回転させる工程と、工具ホルダ2を旋回させる工程とは連続して実施される。
鉛直面W11の左端まで加工したなら、先ほどとは逆に、制御装置30からテーブル回転機構と主軸回転駆動機構20とに指令を出して回転テーブル12と工具ホルダ2とをそれぞれ時計方向に同じ角度だけ同期させながらC1軸またはC2軸を中心として旋回させ、かつ、制御装置30からX軸直線駆動機構18に指令を出して工具ホルダ2を回転テーブル12の回転中心に近づく方向に移動させる。これにより、一度、加工した部位が再度加工されることになる。なお、鉛直面W11の左端まで加工したなら、再度加工をすることなく、鉛直面W11の中心位置に正面フライス1を戻してもよい。
さらに、正面フライス1を回転させた状態で、図5(C)に示される通り、制御装置30からテーブル回転機構と主軸回転駆動機構20とに指令を出して回転テーブル12と工具ホルダ2とをそれぞれ時計方向に同じ角度だけ同期させながら旋回させ、かつ、制御装置30からX軸直線駆動機構18に指令を出して工具ホルダ2を回転テーブル12の回転中心から離れる方向に移動させる。これにより、正面フライス1によってワークWの鉛直面W11の中心から右端に水平方向に加工される。その後、先ほどと同様に、一度加工した部分を再度加工してもよい。
以上の工程によって、鉛直面W11の同じ高さにおける加工が終了する。その後、制御装置30からZ軸直線駆動機構19に指令を出して、正面フライス1の鉛直面W11に対する高さ位置を変更する。そして、前述の加工を繰り返す。
次に、ワークWの曲線部を構成する鉛直面W12を加工する方法を説明する。
まず、制御装置30からX軸直線駆動機構18に指令を出して工具ホルダ2を回転テーブル12の回転中心から離れる方向に移動させ正面フライス1をワークWから後退させる。そして、工具として正面フライス1をそのまま用い、あるいは、必要に応じて交換された新しい工具を回転軸25に装着する。
その後、回転テーブル12を回転させてワークWの鉛直面W12を工具に対向させる。そして、ワークWの鉛直面W12に工具の加工部を当接させて回転駆動機構を作動させる。工具として正面フライス1を用いる場合には、その正面にある加工部1Aを鉛直面W12に当接させる。さらに、制御装置30からテーブル回転機構に指令を出して回転テーブル12のみを回転させる。回転テーブル12のみを作動させると、回転テーブル12に載置されたワークWが回転することで、ワークWの鉛直面W12が平面円弧状に加工される。なお、ワークWの内周部W2を鉛直面W12と同じように加工する。
したがって、本実施形態では、次の作用効果を奏することができる。
(1)ラム16の下端部に設けられ正面フライス1を保持する工具ホルダ2を、ラム16の下方に配置されるホルダ本体21と、ホルダ本体21に設けられZ軸と直交する軸を回転周りとして正面フライス1に伝達する回転駆動機構22とを有し、正面フライス1の加工部1AをワークWの鉛直面W11に対向させた構成としたので、正面フライス1の加工部1Aがラム16より水平方向に突出する構成とすることができる。そのため、ワークWの鉛直面W11のZ軸方向の寸法がワークWの鉛直面W11の鉛直方向に沿った長さより小さくても、ラム16にワークWが干渉することなく、ワークWの鉛直面W11を加工することができる。
(2)ワークWが載置される回転テーブル12と、回転テーブル12の上方でその径方向に延在するクロスレール14と、クロスレール14に案内されてX軸方向に沿って移動可能なサドル15と、サドル15をX軸方向に移動させるX軸直線駆動機構18と、サドル15にZ軸方向に沿って移動可能に取り付けられたラム16と、ラム16をZ軸方向に移動させるZ軸直線駆動機構19と、ラム16の下端部に設けられ正面フライス1を保持する工具ホルダ2と、工具ホルダ2をZ軸周りに旋回する旋回機構3とを備えて立旋盤を構成し、回転テーブル12および旋回機構3によって回転テーブルの回転と工具ホルダの旋回とを同期させた状態でX軸直線駆動機構18によってサドル15をX軸方向に移動させるので、ワークWに水平方向に延びた直線状の切削加工を1台の立旋盤で行うことができる。そのため、直線状の加工のために、別の工作機械にワークWを移動させたりするなどの作業を行うことが不要とされるから、作業性が向上する。換言すれば、多機能複合旋盤が実施できる複雑な加工をY軸方向に沿った制御が行えない立旋盤で実現することができる。
(3)回転駆動機構22は、Z軸と直交する軸を回転周りとして回転する回転軸25を備え、回転軸25の端部に切削工具として多用されている正面フライス1が連結されるから、特殊な工具を用意する必要がないので、加工コストを低いものにできる。しかも、加工に際して、正面フライス1の正面にワークWの鉛直面W11から大きな反力がかかっても、その反力は回転軸25の軸方向であるため、回転軸25が破損等することがない。そのため、回転駆動機構22の耐久性を向上させることができる。
(4)旋回機構3は、ラム16の主軸17と、この主軸17を回転駆動する主軸回転駆動機構20とを備えて構成され、主軸17の下端部にホルダ本体21が連結されている。そのため、立旋盤において回動される構造となっているラム16の主軸17を旋回機構3として用いるので、新たに、旋回機構を設けることを要せず、部品点数の減少を図ることができる。
(5)回転駆動機構22は、回転軸25を回転駆動する電気モータ23と、この電気モータ23に連結された歯車機構24と、歯車機構24に連結された回転軸25とを備えている。電気モータ23は、その出力軸の回転制御を容易に行えるので、ワークWの加工を適正に行うことができる。
(6)正面フライス1を回転させる工程と、回転テーブル12を回転させる工程と、工具ホルダ2を旋回させる工程と、サドル15をX軸方向に移動させる工程とが連続するため、正面フライス1を用いた切削などの加工を効率的に行うことができる。
次に、本発明の第2実施形態を図6から図9に基づいて説明する。ここで、第2実施形態の説明において、第1実施形態と同一構成要素は同一符号を付して説明を省略する。
[第2実施形態]
第2実施形態は、工具としてドリルを用いる点で第1実施形態とは異なるもので、他の構成は第1実施形態と同じである。
図6には第2実施形態に係る立旋盤の概略が示されている。
図6において、立旋盤は、第1実施形態と同様に、旋盤本体10および制御装置30を備え、旋盤本体10にはワークVを加工する工具としてのドリル4が取り付けられる。
旋盤本体10は、ベース11、回転テーブル12、一対のコラム13A,13B、クロスレール14、サドル15、ラム16および主軸17を備えている。主軸17の先端には自動工具交換装置あるいは手動によって、工具ホルダとしてのドリリングユニット5が取り付けられており、このドリリングユニット5にはドリル4が装着されている。ドリル4の先端部および周面部が加工部4Aとされる。
図7には工具で加工されるワークの平面が示され、図8には工具で加工されるワークの側面が示されている。
図7および図8において、ワークVは、板状の突出部V1が本体V2の端部から上方に形成された形状であり、突出部V1が形成された側において水平方向に延びる平面直線状の鉛直面V11と、本体V2において平面円弧状(曲線状)に形成された鉛直面V12とを有する。本実施形態の加工は、突出部V1にドリル4で孔を開ける孔開け(ドリリング)である。
ドリリングユニット5の上面はラム16の主軸17の下端部と結合されている。第2実施形態では、主軸17および主軸回転駆動機構20を備えてドリリングユニット5をC2軸周りに旋回する旋回機構3が構成されている。
回転テーブル12を回転駆動させるテーブル回転機構と、X軸直線駆動機構18と、Z軸直線駆動機構19と、主軸回転駆動機構20とは制御装置30からの指令を受けて作動するものであり、この制御装置30は、回転テーブル12の回転とドリリングユニット5の旋回とを同期させながらサドル15をX軸方向に移動させるように制御する。つまり、図7の想像線で示される通り、制御装置30によって、ワークVの鉛直面V11にドリル4の加工部4Aの先端が当接された状態で、ワークVがC1軸を中心に角度αだけ回転することと、ドリリングユニット5がX軸方向に寸法Xαだけ移動することと、ドリリングユニット5がC2軸を中心に角度αだけ旋回することが同期する。
ドリリングユニット5は、ラム16の主軸17の下端部に連結されたホルダ本体51と、ホルダ本体51に設けられZ軸と直交する軸(A軸)を回転周りとしてドリル4に伝達する回転駆動機構52と、ドリル4をワークVに向けて進退させるドリル進退機構53と有する。
回転駆動機構52は、ホルダ本体51の内部でドリル4の長手方向に沿って進退自在に設けられた電気モータ54を備えて構成され、この電気モータ54の出力軸54Aの先端部にはドリル4の基端部が同軸で取り付けられている。なお、第2実施形態では、出力軸54Aが回転駆動機構52の回転軸である。
ドリル進退機構53は、ホルダ本体51の内部に設けられた進退用モータ55と、この進退用モータ55と連結され電気モータ54およびドリル4を進退させる図示しない連動機構とを備えている。この連動機構として、ベルトおよびプーリ、あるいは、歯車機構を例示することができる。
電気モータ54および進退用モータ55は、制御装置30とは異なる制御装置から出力される信号で駆動される。なお、本実施形態では、ドリリングユニット5をY軸方向の回転軸(B軸)を中心として回転自在としてもよく、この場合、B軸角度位置決めのために図示しない駆動機構を設け、極座標変換する構成としてもよい。
図2および図3に示される通り、ドリル4は、加工部4AをワークWの鉛直面V11に当接した状態で回転させながら前進させると、鉛直面V11に孔開け加工が施されることになる。
加工部4AのZ軸に沿った寸法はワークVの鉛直面V11の鉛直方向に沿った寸法より短く設定されており、かつ、ドリル4が後退された状態では加工部4Aの先端の鉛直面の上方位置とラム16の鉛直面とは寸法tだけ離れている。
次に、第2実施形態の立旋盤を用いてワークVを加工する方法を図9に基づいて説明する。
まず、図9(A)に示される通り、回転テーブル12にワークVを配置し、直線状に加工する鉛直面V11をドリリングユニット5に装着されたドリル4の先端に向けるように、制御装置30からテーブル回転機構に指令を出す。そして、制御装置30からX軸直線駆動機構18に指令を出してドリリングユニット5を移動させドリル4の加工部4Aの先端を鉛直面V11の中心位置に当接させる。さらに、制御装置30とは別に設けられた図示しない制御装置から指令を出して電気モータ54と進退用モータ55とを作動させ、ドリル4を回転させながら前進させる。これにより、ドリル4の加工部1AがワークVのうち突出部V1を貫通し、孔開け加工がされる。
孔開け加工がされたなら、進退用モータ55を逆に作動させ、ドリル4を突出部V1とは干渉しない位置まで後退させ、電気モータ54を停止させる。
その後、図9(B)に示される通り、制御装置30からテーブル回転機構に指令を出して回転テーブル12を、C1軸を中心として反時計方向に回動させるとともに、主軸回転駆動機構20に指令を出してドリリングユニット5を、C2軸を中心として反時計方向に同期させながら旋回させ、かつ、制御装置30からX軸直線駆動機構18に指令を出してドリリングユニット5を回転テーブル12の回転中心から離れる方向に移動させる。これにより、ワークVの鉛直面V11の中心から左端にドリル4が対向する位置が変わる。この状態で、前述のように、電気モータ54と進退用モータ55とを作動させ、ドリル4を回転させながら前進させて孔開け加工をし、孔開け加工がされたなら、ドリル4を後退させる。そして、先ほどとは逆に、制御装置30からテーブル回転機構と主軸回転駆動機構20とに指令を出して回転テーブル12とドリリングユニット5とをそれぞれ時計方向に同じ角度だけ同期させながらC1軸またはC2軸を中心として旋回させ、かつ、制御装置30からX軸直線駆動機構18に指令を出してドリリングユニット5を回転テーブル12の回転中心に近づく方向に移動させて、鉛直面V11の中心位置にドリル4の対向位置を戻す。
さらに、図5(C)に示される通り、制御装置30からテーブル回転機構に指令を出して回転テーブル12とドリリングユニット5とをそれぞれ時計方向に同じ角度だけ同期させながら旋回させ、かつ、制御装置30からX軸直線駆動機構18に指令を出してドリリングユニット5を回転テーブル12の回転中心から離れる方向に移動させる。これにより、ドリル4が対向する位置がワークVの鉛直面V11の中心から右端に変わる。この状態で、前述のように、ドリル4を回転させながら前進させて孔開け加工をし、孔開け加工がされたなら、ドリル4を後退させる。
以上の工程によって、鉛直面V11の同じ高さにおける孔開け加工が終了する。鉛直面V11での孔開け加工位置の上下位置を変更する場合には、制御装置30からZ軸直線駆動機構19に指令を出して、ドリリングユニット5を上または下に移動し、ドリル4の鉛直面V11に対する高さ位置を変更する。そして、前述の加工を繰り返す。
したがって、第2実施形態では、第1実施形態の(1)(2)(4)(5)と同様の効果を奏することができる他、次の効果を奏することができる。
(7)工具ホルダとしてドリリングユニット5を用い、このドリリングユニット5に予め装着された電気モータ54の出力軸54Aを回転軸とし、この出力軸54Aに工具としてドリル4を取り付けたから、特殊な工具を用意する必要がないので、加工コストを低いものにできる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
例えば、第1実施形態では、回転駆動機構22として電気モータ23を備えて構成したが、本発明では、電気モータ23に代えてエアーモータを用いてもよい。また、電気モータ23やエアーモータを用いる代わりに、主軸17の回転駆動に伴って工具ホルダを旋回させるクラッチ機構を主軸回転駆動機構に設ける構成としてもよい。
また、本発明を適用するワークは前記実施形態のポンプ用ケーシングに限定されるものではなく、種々の金属製品に適用可能である。さらに、工具は正面フライスやドリルに限定されるものではなく、例えば、リーマ、タップ、ボーリングなどの加工を行うために用いられる工具としてもよい。
さらに、本発明では、立旋盤でなくても横旋盤に適用することができる。すなわち、本発明は、X軸方向、Z軸方向、C1軸およびC2軸の制御機構を有する立旋盤または横旋盤について、従来実施できなかった加工、例えば、前記実施形態のような切削、研削、ドリリング、その他の加工を、必要に応じて極座標変換をすることで、多機能複合旋盤と同様に実現することができる。つまり、本発明では、X軸、Y軸、Z軸にそれぞれ平行なU軸、V軸、W軸およびX軸、Y軸、Z軸まわりのA軸、B軸、C軸を必要に応じて付加し、極座標変換を有するソフトウェアを使用してNC加工プログラムをすることにより、多機能複合旋盤のような加工が可能となる。
本発明は、種々のワークを切削、研削、孔開け、その他の加工をするための旋盤に利用することができる。
1…正面フライス(工具)、1A…加工部、2…工具ホルダ、3…旋回機構、4…ドリル(工具)、ドリリングユニット(工具ホルダ)、14…クロスレール、15…サドル、16…ラム、17…主軸、18…X軸直線駆動機構、19…Z軸直線駆動機構、20…主軸回転駆動機構、21,51…ホルダ本体、22,52…回転駆動機構、23,54…電気モータ、24…歯車機構、25…回転軸、30…制御装置、55A…出力軸(回転軸)、W,V…ワーク、W11,V11…鉛直面(直線状)、W12…鉛直面(曲線状)

Claims (6)

  1. ワークが載置される回転テーブルと、前記回転テーブルの上方で前記回転テーブルの径方向に延在するクロスレールと、前記クロスレールに案内されて当該クロスレールの延在方向であるX軸方向に沿って移動可能なサドルと、前記サドルをX軸方向に移動させるX軸直線駆動機構と、前記サドルに、鉛直方向となるZ軸方向に沿って移動可能に取り付けられたラムと、前記ラムをZ軸方向に移動させるZ軸直線駆動機構と、前記ラムの下端部に設けられ加工部を有する工具を保持する工具ホルダと、前記工具ホルダをZ軸周りに旋回する旋回機構と、を備え、
    前記工具ホルダは、前記ラムの下方に配置されるホルダ本体と、前記ホルダ本体に設けられZ軸と直交する軸を回転周りとして前記工具に伝達する回転駆動機構と、を有し、
    前記工具の加工部は前記ワークの鉛直面に対向可能であり、前記工具の加工部のZ軸に沿った寸法は前記ワークの鉛直面の鉛直方向に沿った寸法より短い、
    ことを特徴とする旋盤。
  2. 請求項1に記載された旋盤において、
    前記回転駆動機構は、Z軸と直交する軸を回転周りとして回転する回転軸を備え、前記回転軸の端部には前記工具が連結され、
    前記工具は、前記加工部が正面にある正面フライスである、
    ことを特徴とする旋盤。
  3. 請求項1または請求項2に記載された旋盤において、
    前記旋回機構は、前記ラムの主軸を備え、前記主軸の下端部に前記ホルダ本体が連結されている、
    ことを特徴とする旋盤。
  4. 請求項2または請求項3に記載された旋盤において、
    前記回転駆動機構は、前記回転軸を回転駆動する電気モータを備えた、
    ことを特徴とする旋盤。
  5. 回転テーブルの上方で前記回転テーブルの径方向にクロスレールを延在し、前記クロスレールの延在方向であるX軸方向に沿ってサドルを移動可能に取り付け、鉛直方向となるZ軸方向に沿ってラムを前記サドルに移動可能に取り付け、前記ラムの下端部に工具ホルダを設けた旋盤を用い、前記回転テーブルに載置されたワークを前記工具ホルダに保持され加工部を有する工具で切削する方法であって、
    前記回転テーブルの回転中心に前記ワークを配置し、前記ワークの鉛直面に、前記工具の加工部を当接しながら前記工具をZ軸と直交する軸を回転周りとして回転させて前記ワークの鉛直面を加工し、前記回転テーブルの回転と前記工具ホルダの旋回とを同期させながら前記サドルをX軸方向に移動させて前記ワークの鉛直面を水平方向に沿って加工する、
    ことを特徴とするワークの加工方法。
  6. 請求項5に記載されたワークの加工方法において、
    前記工具は前記加工部が正面にある正面フライスであり、
    前記正面フライスを回転させる工程と、前記回転テーブルを回転させる工程と、前記工具ホルダを旋回させる工程と、前記サドルをX軸方向に移動させる工程とが連続する、
    ことを特徴とするワークの加工方法。
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