JP2010076048A - 複合加工工作機械 - Google Patents

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純平 山口
Isamu Takehana
勇 竹鼻
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Abstract

【課題】省スペースで、しかも一台の機械で小型のワークから大型のワークまで幅広く対応することが可能な複合加工工作機械を提供する。
【解決手段】工具12をC2軸周りで回転可能に軸支する主軸ヘッド13と、z軸方向に移動可能に工作物18を支持するテーブル19とを備える複合加工工作機械に、x軸方向およびy軸方向に移動可能であるとともにz軸方向に平行なC1軸周りで回転可能に設けられたヘッドストック15を設け、このヘッドストック15にC1軸の径方向に沿って移動可能に且つC1軸の接線方向に平行なB1軸周りで回転可能に主軸ヘッド13を支持するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、複合加工工作機械に関する。
従来、工作機械においては、例えば開口端にフランジを有する円筒形状の工作物に対して、フランジの端面に対する表面加工やフランジに対する軸方向の穴あけ加工、円筒部分に対する径方向の穴あけ加工、内周面に対する表面加工等の複数の種類の機械加工を行う場合がある。このように一つの工作物に対して多種類の加工を行う場合、加工の種類に応じて工作機械を変更することが考えられる。しかし、加工ごとに工作機械を変更するようにすると、段取替を行う必要があるため加工に時間を要して生産性が低下してしまうといった問題があった。
このような問題に対し、例えば下記特許文献1には、工具を保持する主軸ヘッドを水平軸方向から鉛直下方までその角度を90度変更することができるように構成して工具の向きを可変とする一方、工作物を支持するテーブルを、鉛直軸に平行な軸周りで回転可能な構成として、段取替えを行うことなく一つの工作物に対して多種類の加工を行うことを可能とした複合加工工作機械が開示されている。
特開2001−287102号公報
しかしながら、上述した従来の複合加工工作機械にあっては加工中に工作物を鉛直軸に平行な軸周りで回転させる必要があるため、大きい工作物に対して機械加工を行う場合には工作物による振りが大きくなり、一台の複合加工工作機械によって加工を行うことが可能である一方、工作物を旋回させるために空間を広くとる必要があり、省スペース化が困難であるという問題があった。
また、テーブルの大きさや、工具と工作物との距離を調整するためのストロークの設定等を考慮すると、一台の機械で小型の工作物から大型の工作物まで幅広く対応することが困難であるという問題もあった。
このようなことから本発明は、省スペースで、しかも一台の機械で小型のワークから大型のワークまで幅広く対応することが可能な複合加工工作機械を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための第1の発明に係る複合加工工作機械は、工具を第一の回転軸周りで回転可能に軸支する工具保持手段と、第一の水平軸方向に移動可能に工作物を支持する工作物支持手段とを備える複合加工工作機械であって、第一の水平軸方向に直交する第二の水平軸方向および鉛直軸方向に移動可能であるとともに第一の水平軸に平行な第二の回転軸周りで任意の角度で回転可能に設けられた回転支持手段を備え、工具保持手段が、回転支持手段に第二の回転軸の径方向に沿って移動可能に支持され、且つ第二の回転軸の接線方向に平行な第三の回転軸周りで回転可能に構成されたことを特徴とする。
第2の発明に係る複合加工工作機械は、第1の発明に係る複合加工工作機械において、工作物支持手段が円筒状の工作物を該工作物の軸方向が第一の水平軸方向に平行になるように支持する一方、工具による加工中は、第二の回転軸が工作物と同軸上に配置されるとともに、回転支持手段の第一の水平軸方向の位置および鉛直軸方向の位置が固定されることを特徴とする。
第3の発明に係る複合加工工作機械は、第1の発明に係る複合加工工作機械において、工作物支持手段が、鉛直軸に平行な第四の回転軸周りに任意の角度で回転可能に構成されたことを特徴とする。
上述した第1の発明に係る複合加工工作機械によれば、工具を第一の回転軸周りで回転可能に軸支する工具保持手段と、第一の水平軸方向に移動可能に工作物を支持する工作物支持手段とを備える複合加工工作機械であって、第一の水平軸方向に直交する第二の水平軸方向および鉛直軸方向に移動可能であるとともに第一の水平軸に平行な第二の回転軸周りで任意の角度で回転可能に設けられた回転支持手段を備え、工具保持手段が、回転支持手段に第二の回転軸の径方向に沿って移動可能に支持され、且つ第二の回転軸の接線方向に平行な第三の回転軸周りで回転可能に構成されたので、加工中の工作物支持手段の移動を最小限に抑えることができ、工作物の重量、大きさによらず省スペースで、しかも一台の機械で小型のワークから大型のワークまで幅広く対応することができる。
また、上述した第2の発明に係る複合加工工作機械によれば、工作物支持手段が円筒状の工作物を該工作物の軸方向が第一の水平軸方向に平行になるように支持する一方、工具による加工中は、第二の回転軸が工作物と同軸上に配置されるとともに、回転支持手段の第一の水平軸方向の位置および鉛直軸方向の位置が固定されるので、機械加工を高精度に実施することができる。
また、上述した第3の発明に係る複合加工工作機械によれば、工作物支持手段が、鉛直軸に平行な第四の回転軸周りに任意の角度で回転可能に構成されたので、異形状の工作物であっても段取替を行うことなく一つの工作機械で多種類の加工を行うことができる。
本発明の実施の形態の詳細を以下の実施例により説明する。
以下、図1ないし図6に基づいて本発明の実施例を説明する。図1は本実施例に係る複合加工工作機械の概略構造図、図2は本実施例に係るヘッドストック15の正面図、図3は図1の要部拡大図、図4は図2の要部断面図、図5は本実施例の複合加工工作機械による加工例を示す説明図、図6は本実施例の複合加工工作機械による加工例を示す他の説明図、図7は本実施例に係る複合加工工作機械による加工例を示す斜視図である。
図1ないし図3に示すように、本実施例に係る複合加工工作機械は、ベッド11の長手方向の一方(図1中、左側)に工具12を支持する工具保持手段としての主軸ヘッド13、移動台14、回転支持手段としてのヘッドストック15、サドル16、コラム17を備える一方、コラム17の前方(図1中、右側)に工作物(ワーク)18を固定する工作物支持手段としてのテーブル19を備えている。
より詳しくは、本実施例において、ベッド11上には該ベッド11の幅方向である第二の水平軸方向としてのx軸方向に沿って第一ガイドレール28が延設され、この第一ガイドレール28にコラム17が支持されている。これにより、コラム17はx軸方向に移動可能となっている。
また、ベッド11上には該ベッド11の長手方向である第一の水平軸方向としてのz軸方向に沿って第二ガイドレール29が延設され、この第二ガイドレール29にテーブル19が支持されている。これにより、テーブル19がz軸方向に移動可能となっている。そして本実施例ではこのテーブル19に、フランジ18aを有する円筒状の工作物18がその軸方向とz軸方向とが平行になるように向きを設定されて固定されている。
コラム17の前面には鉛直方向であるy軸方向に沿って第三ガイドレール30が延設され、この第三ガイドレール30にサドル16が支持されている。これにより、サドル16はy軸方向に移動可能となっている。このサドル16の前面にはヘッドストック15がz軸に平行なC1軸周りで回転可能に軸支されている。
そしてヘッドストック15は、図2及び図3に示すように、概ね円盤状に形成されたヘッドストック本体部151と、このヘッドストック本体部151の中央部に設けられサドル16側に向かって突出する概ね円柱状のヘッドストック側連結部152とから構成されている。
このヘッドストック本体部151の前面にはC1軸の径方向であるu軸方向に沿って第四ガイドレール31が延設され、この第四ガイドレール31に移動台14が支持されている。これにより、移動台14はC1軸周りに旋回可能であると共に、u軸方向に移動可能となっている。
ここで、本実施例においてヘッドストック15は、サドル16に対してC1軸周りに任意の角度で回転可能に構成されているものとする。例えば、ヘッドストック側連結部152とサドル16の前面に設けられたサドル側連結部161とに図示しないギアカップリングを設けてヘッドストック15をサドル16に対してC1軸周りの任意の角度で回転させることができるように構成されているものとする。
そして移動台14には、主軸ヘッド13がC1軸の接線方向に平行なB1軸周りで回転可能に軸支され、これにより工具12がB1軸周りで旋回可能となっている。移動台14は、相互に平行に設けられた二つの支持部141,142と、これら二つの支持部141,142を連結する連結部143とから構成されている。
さらに、図4に示すように、主軸ヘッド13は、主軸20を支持する概ね直方体の本体部131と、本体部131の側方に該本体部131を挟んで相互に対向配置された回転体支持部132および回転軸133とが一体的に形成されて構成されている。回転体支持部132および回転軸133は、それぞれ支持部141,142にB1軸周りで回転可能に支持されている。
本体部131は軸受21を介してその内部に主軸20をz軸方向に平行なC2軸周りで回転可能に軸支している。この主軸20はその先端に工具ホルダ22を引き込んでこの工具ホルダ22に一体的に設けられた工具12を保持するものであり、外周部に主軸側伝達ギア20aを備えている。なお、本実施例では主軸側伝達ギア20aとしてかさ歯車を設けている。
回転体支持部132は軸受23を介して回転体24をB1軸と平行なB2軸周りに回転可能に軸支している。回転体24にはその主軸20側の外周部に回転体側第一伝達ギア24aが設けられている。この回転体側第一伝達ギア24aはかさ歯車であり、主軸側伝達ギア20aと噛み合って回転体24の回転を主軸20に伝達するように構成されている。
また、回転体24の主軸20側とは反対側の外周部には回転体側第二伝達ギア24bが設けられている。この回転体側第二伝達ギア24bは第一モータ25の先端に設けられた第一モータ側伝達ギア25aにベルト26を介して連結されている。
つまり、本実施例においては第一モータ25の回転を第一モータ側伝達ギア25a、ベルト26、回転体側第二伝達ギア24bを介して回転体24に伝達し、これを回転体側第一伝達ギア24a、主軸側伝達ギア20aを介して主軸20に伝達することにより、工具をC2軸周りで回転させるように構成されている。
回転軸133は本体部131から回転体支持部132とは反対側に向かって延び、その外周部に回転軸側伝達ギア133aを備えている。本実施例では回転軸側伝達ギア133aとしてウォームホイールを設けている。この回転軸側伝達ギア133aは第二モータ27に設けられた第二モータ側伝達ギア(本実施例ではウォーム)27aと噛み合って第二モータ27の回転を回転軸133に伝達するように構成されている。これにより、主軸ヘッド13全体がB1軸周りで回転可能となっている。
なお、本実施例においてヘッドストック15は、サドル16に対してC1軸周りに任意の角度で回転可能に構成されているものとする。例えば、ヘッドストック側連結部152とサドル16の前面に設けられたサドル側連結部161との間に図示しないギアカップリングを設けてヘッドストック15をサドル16に対してC1軸周りの任意の角度で回転させることができるように構成されているものとする。
次に、図5に基づいて図1〜4に示し上述した本実施例に係る複合加工工作機械を用いて工作物に多種類の加工を施す例を説明する。図5(a)は工作物の端面に面加工を施す例を示す説明図、図5(b)は工作物のフランジに穴あけ加工を施す例を示す説明図、図5(c)は工作物の円筒部に穴あけ加工を施す例を示す説明図、図5(d)は工作物の内周面に面加工を施す例を示す説明図である。
以下、一例として、工作物18に対して図5(a)、図5(b)、図5(c)、図5(d)の順に穴あけ加工又は表面の加工を行う例を説明する。
まず、図5(a)に示すように、工作物18の端面18cに対して加工を行う場合は、ヘッドストック15の軸心が工作物18の軸心と同軸上に位置するように、サドル16及びコラム17を移動する。さらに、第二モータ27を駆動し、主軸ヘッド13をB1軸周りに回転させて、工具12をその先端が端面18cに対向するように旋回させる。換言すると、工具12の軸方向と工作物18の軸方向が平行となるように工具12を旋回させる。移動台14、テーブル19は第四ガイドレール31、第二ガイドレール29に沿ってそれぞれ所望の位置に移動させる。
そして、第一モータ25を駆動して工具12をC2軸周りに回転させ、この工具12によって工作物18の端面18cに対する加工を行う。加工中は、ヘッドストック15のC1軸周りの回転と、移動台14のu軸方向の移動とを制御することによって工具12と工作物18との相対位置を変化させるものとし、サドル16及びコラム17の位置は固定しておくものとする。
端面18cに対する加工処理が終了したら、工作物18と工具12とが離間するようにテーブル19をガイドレール31に沿ってz軸方向に移動させる。
続いて図5(b)に示すように、工作物18のフランジ18aを貫通する穴18dをあける加工を行う。このような加工を行う場合、まず、工具12の先端がフランジ18aの所望の位置に対向配置されるように、ヘッドストック15をC1軸周りに回転させるとともに移動台14をu軸方向に移動させる。
その後、テーブル19を制御して工作物18を加工位置まで移動させ、第一モータ25を駆動し主軸20をB1軸周りに回転させて加工を開始する。加工中は、テーブル19のz方向の移動を制御することによって工具12と工作物18との相対位置を変化させるものとし、移動台14、ヘッドストック15、サドル16、及びコラム17の位置は固定しておくものとする。
一箇所に対する穴あけ加工を終えたら、工作物18と工具12とが離間するようにテーブル19を移動させる。そして、ヘッドストック15を所定の角度でC1軸周りに回転させた後固定し、再度テーブル19を制御して工作物18をz軸方向に移動させるようにする。これを必要な回数繰り返す。
フランジ18aに対する穴あけ加工の処理が終了したら、工作物18と工具12とが離間するようにテーブル19をガイドレール31に沿ってz軸方向に移動させる。
続いて図5(c)に示すように、工作物18の円筒部18bに径方向に貫通する穴18eをあける加工を行う。このような加工を行う場合、まず、第二モータ27を駆動し、主軸ヘッド13をB1軸周りに回転させて、工具12をその先端がC1軸の径方向外側を向くように旋回させる。これにより、工具12の軸(C2軸)方向が工作物18の周面に直交した状態となる。
また、移動台14をC1軸の軸心側へ移動させ、工具12の先端を工作物18の内周面18fより内側に位置させる。
その後、テーブル19を制御して工作物18を加工位置まで移動させ、第一モータ25を駆動し主軸20をB1軸周りに回転させて加工を開始する。加工中は、移動台14のu軸方向の移動を制御することによって工具12と工作物18との相対位置を変化させるものとし、ヘッドストック15、サドル16、コラム17及びテーブル19の位置は固定しておくものとする。
一箇所に対する穴あけ加工を終えたら、工作物18と工具12とが離間するように移動台14を第四ガイドレール31に沿ってu軸方向へ移動させる。そして、ヘッドストック15を所定の角度でC1軸周りに回転させた後固定し、再度移動台14を第四ガイドレール31に沿ってu軸方向に移動させ、工具12による穴あけ加工の処理を行う。これを必要な回数繰り返す。
円筒部18bに対する穴あけ加工の処理が終了したら、工作物18と工具12とが離間するように移動台14を第四ガイドレール31に沿ってu軸方向へ移動させる。
続いて図5(d)に示すように、工作物18の内周面18fに対する加工を行う。このような加工を行う場合、工具12の先端が工作物18の軸方向の所望の位置に対向配置されるように、テーブル19を第二ガイドレール29に沿ってz軸方向に移動させる。
その後、第一モータ25を駆動して主軸20をB1軸周りに回転させるとともに、移動台14を第四ガイドレール31に沿ってu軸方向に移動させて加工を開始する。加工中は、ヘッドストック15のC1軸周りの移動、テーブル19のz軸方向の移動、及び移動台14のu軸方向の移動を制御して、工具12と工作物18との相対位置を変化させるものとし、サドル16及びコラム17の位置は固定しておくものとする。
内周面18fに対する加工処理が終了したら、工作物18と工具12とが離間するように移動台14を第四ガイドレール31に沿ってu軸方向へ移動させるとともに、テーブル19を第二ガイドレール29に沿ってz軸方向に移動させ、全ての加工処理を終了する。
上述した本実施例に係る複合加工工作機械によれば、サドル16の前面にC1軸周りで回転可能なヘッドストック15を設けるとともに、このヘッドストック15の前面にu軸方向に沿って移動可能な移動台14を設け、且つ、この移動台14が主軸ヘッド13をB1軸周りで回転可能に支持する構成としたので、複数種類の加工を行う場合であっても段取替を行うことなく多種類の加工を一台の工作機械で行うことができる。
さらに、工作物18の一つの円筒体に対する加工中に、この工作物18をy軸に平行な軸周りで回転させる必要がないため、テーブル19の移動は最小限でよく、省スペース化が可能であるとともに、一台の機械で小型の工作物から大型の工作物まで幅広く対応することが可能である。
なお、工作物18の円筒部18bに径方向に貫通する穴18eをあける場合、図5(c)に示す方法に代えて図6に示す方法で加工を行っても良い。即ち、工具12の先端が工作物18の軸心側を向くように、第二モータ27を制御して主軸ヘッド13を回転させるとともに、移動台14を第四ガイドレール31に沿ってu軸方向の所望の位置に移動させて、工作物18の外周面側から穴18eをあける加工を行ってもよい。
また、上述した実施例では第四ガイドレール31をヘッドストック15の前面に径方向に沿ってその両端部がそれぞれヘッドストック15の外周縁の近傍に位置するように設ける例を示したが、第四ガイドレール31の構成はこれに限らず、工作物18に対する加工を円滑に行うことができれば良い。例えば、上述した第四ガイドレール31に代えて、一方の端部がヘッドストック15の軸心の近傍に位置するように構成したガイドレールを用いる等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
さらに、図7に示すように、工作物18として端部にフランジ18aを有する複数の円筒部18bを一体的に備えるものの加工を行う場合、図1に示し上述したテーブル19に代えてy軸と平行なB3軸周りで回転可能に設けられた旋回テーブルを用いれば、工作物18に対する全ての面加工、穴あけ加工を、段取替等を行うことなく実施することができ、好適である。
本発明は、複合加工工作機械に適用して好適なものである。
本発明の実施例に係る複合加工工作機械の概略構造図である。 本発明の実施例に係るヘッドストック15の正面図である。 図1の要部拡大図である。 図2の要部断面図である。 図5(a)は工作物の端面に面加工を施す例を示す説明図、図5(b)は工作物のフランジに穴あけ加工を施す例を示す説明図、図5(c)は工作物の円筒部に穴あけ加工を施す例を示す説明図、図5(d)は工作物の内周面に面加工を施す例を示す説明図である。 本発明の実施例における複合加工工作機械による加工例を示す他の部分断面図である。 本発明の実施例に係る複合加工工作機械による加工例を示す斜視図である。
符号の説明
11 ベッド
12 工具
13 主軸ヘッド
14 移動台
15 ヘッドストック
16 サドル
17 コラム
18 工作物
19 テーブル
20 主軸

Claims (3)

  1. 工具を第一の回転軸周りで回転可能に軸支する工具保持手段と、第一の水平軸方向に移動可能に工作物を支持する工作物支持手段とを備える複合加工工作機械であって、
    前記第一の水平軸方向に直交する第二の水平軸方向および鉛直軸方向に移動可能であるとともに前記第一の水平軸に平行な第二の回転軸周りで任意の角度で回転可能に設けられた回転支持手段を備え、
    前記工具保持手段が、前記回転支持手段に前記第二の回転軸の径方向に沿って移動可能に支持され、且つ前記第二の回転軸の接線方向に平行な第三の回転軸周りで回転可能に構成された
    ことを特徴とする複合加工工作機械。
  2. 前記工作物支持手段が円筒状の前記工作物を該工作物の軸方向が前記第一の水平軸方向に平行になるように支持する一方、
    前記工具による加工中は、前記第二の回転軸が前記工作物と同軸上に配置されるとともに、前記回転支持手段の前記第一の水平軸方向の位置および前記鉛直軸方向の位置が固定される
    ことを特徴とする請求項1記載の複合加工工作機械。
  3. 前記工作物支持手段が、前記鉛直軸に平行な第四の回転軸周りに任意の角度で回転可能に構成された
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の複合加工工作機械。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102794646A (zh) * 2012-09-07 2012-11-28 重庆中捷数控机床股份有限公司 螺栓球全方位加工专用机床
CN105643278A (zh) * 2016-02-29 2016-06-08 浙江大学 一种用于飞机壁板装配的卧式自动钻铆机床
CN113857587A (zh) * 2021-10-25 2021-12-31 湖南中大创远数控装备有限公司 一种数控螺旋锥齿轮研齿机床

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