JP2014086107A - 光ディスク装置、及び光ディスクの再生方法 - Google Patents

光ディスク装置、及び光ディスクの再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高周波重畳振幅が大幅に変更された場合であっても、安定した再生を行うことが可能な光ディスク装置を提供する。
【解決手段】本発明の光ディスク装置は、レーザー光を照射する半導体レーザー21とレーザー光の戻り光を受光する受光部24とを含む光ピックアップ部11を有する。また、高周波信号を生成する高周波発生回路12aと、半導体レーザー21を駆動する駆動信号を高周波信号に基づいて生成するピックアップ・ドライバー12とを有する。また、高周波信号の振幅を段階的に変更するよう高周波発生回路12aを制御する制御部16を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、光ディスクを再生する光ディスク装置、及び光ディスクの再生方法に関する。
近年、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-lay Disc:登録商標)といった光ディスクが普及し、一般的に用いられるようになっている。そして光ディスクに記録された情報、例えば音声情報や画像情報を読み出して記録/再生するための装置として、光ディスク装置が実用化されている。広く知られている光ディスク装置としては、例えばCDプレイヤ、DVDプレイヤ、BDレコーダ、或いはパソコンに接続されるCD−ROMドライブ等があげられる。
光ディスク装置は、光ディスクに対してレーザー光を照射して情報の読み取りを行うための光ピックアップを備えている。光ピックアップは、ターンテーブル上に固定されて回転している光ディスクの情報記録面に対してレーザー光を照射するレーザーダイオードを有する。
また光ピックアップは、情報記録面からの反射光を受光するための光検出器、例えばフォトダイオードを有する。光ピックアップは、光検出器により光を電気信号に変換して出力する。
光ディスクから正確に情報を読み取るためには、レーザー光の光軸を光ディスク上に形成されたピット列の中心に追随させるトラッキング処理を行う必要がある。これをなすために光ピックアップ装置内には、対物レンズを光ディスクの径方向に駆動させるためのアクチュエーターと、アクチュエーターの制御を行うトラッキングサーボとが備えられている。
このような光ディスク装置において、光ピックアップからの信号の品質を改善し、サーボ性能を向上させるために、レーザー光を照射するレーザーダイオードの駆動信号に高周波信号を重畳させる技術が実用化されている。
上記の技術に関連して、光ピックアップからの信号の乱れを検出し、この検出結果に応じて、駆動信号に重畳する高周波信号の振幅(以下、「高周波重畳振幅」という)を変更する光ディスク装置が開示・提案されている(例えば特許文献1を参照)。
国際公開第2004/105006号
しかしながら上記で開示されている技術では、高周波重畳振幅を変更する際の変更量が比較的大きい場合に、レーザーパワーが急激に変動し、光ピックアップからの信号レベルが大きく変動してしまう。このため、サーボ外れ等の不具合を引き起こし、安定した再生ができないという問題があった。
本発明の目的は、光ディスクを再生する光ディスク装置及び再生方法であって、高周波重畳振幅を大幅に変更する場合であっても、安定した再生を行うことが可能な光ディスク装置及び再生方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の光ディスク装置は、光ディスクを再生する光ディスク装置であって、レーザー光を照射するレーザー照射部、及び前記レーザー光の戻り光を受光する受光部を含む光ピックアップ部と、高周波信号を生成する高周波生成部と、所定の駆動信号に前記高周波生成部によって生成された高周波信号を重畳して、前記レーザー照射部を駆動する駆動信号を生成する駆動部と、前記重畳する高周波信号の振幅を調整するよう前記高周波生成部を制御する制御部と、を有することを特徴としている。
この構成によると、所定の駆動信号に高周波生成部によって生成された高周波信号を重畳することにより、レーザー照射部を駆動する駆動信号を生成する。また、この高周波信号の振幅を調整するよう、制御部が高周波生成部を制御する。これにより、例えば装置状態の変化や環境変化等により振幅を調整する必要が生じたとしても、安定した再生を行うことができる。
また上記目的を達成するために本発明の光ディスク装置は、前記制御部が、前記重畳する高周波信号の振幅を段階的に変化させるよう前記高周波生成部を制御する構成にするとよい。
この構成によると、一度に全ての振幅変更を行わず、複数回に分けて段階的に振幅変更を行う。これにより、レーザー照射部の駆動信号を段階的に増減させる。このため、駆動信号が急激に増減し、ひいてはレーザーパワーが急激に増減することに起因するサーボ外れ等の不具合を、低減することができる。
また上記目的を達成するために本発明の光ディスク装置は、前記制御部が、前記光ディスク装置の動作モードに応じて、前記重畳する高周波信号の振幅を変化させるよう前記高周波生成部を制御する構成にするとよい。
この構成によると、動作モードが変更されることにより振幅を調整する必要が生じたとしても、安定した再生を行うことができる。
また上記目的を達成するために本発明の光ディスク装置は、前記制御部が、前記重畳する高周波信号の振幅調整における振幅変更量を予め定められた規定変更量で除算することにより設定回数を算出し、前記規定変更量及び前記設定回数に基づいて前記振幅を調整するよう前記高周波生成部を制御する構成にするとよい。
この構成によると、算出された設定回数だけ、規定変更量による振幅変更を行うことにより、レーザー照射部の駆動信号を段階的に増減させることができる。
また上記目的を達成するために本発明の光ディスク装置は、前記制御部が、前記規定変更量及び前記設定回数に基づく前記調整が実施された後、所定の目標値まで前記振幅を変更するよう前記高周波生成部を制御する構成にするとよい。
この構成によると、算出された設定回数だけ振幅変更を行った後、最終変更処理して、所定の目標値、例えば動作モードに応じた目標値まで振幅を変更する。このため、目標値まで誤差なく振幅を変更することができる。
また上記目的を達成するために本発明の光ディスク装置は、前記制御部が、前記重畳する高周波信号の振幅を段階的に変化させる場合に、一段階の変化を行うごとに予め定められた長さの待機時間を設ける構成にするとよい。
この構成によると、待機時間においてレーザー照射部のレーザーパワーを安定させた後に、次の変更処理を実施することができる。
また上記目的を達成するために本発明の光ディスク再生方法は、レーザー照射部により前記光ディスクへレーザー光を照射する照射工程と、前記レーザー光の戻り光を受光する受光工程と、高周波信号を生成する生成工程と、所定の駆動信号に前記生成工程によって生成された高周波信号を重畳して、前記レーザー照射部を駆動する駆動信号を生成する駆動工程と、前記重畳する高周波信号の振幅を調整する調整工程と、を有することを特徴とする。
この構成によると、光ディスク再生装置が光ディスクを再生する光ディスク再生方法において、例えば装置状態の変化や環境変化等により振幅を調整する必要が生じたとしても、安定した再生を行うことができる。
本発明によれば、高周波重畳振幅を大幅に変更する場合であっても、サーボ外れ等の不具合が引き起こされることがなく、安定した再生を行うことが可能である。
本発明の一実施形態に係る光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 レーザーダイオードの駆動信号波形を示す波形図である。 本発明の一実施形態に係る振幅変更処理を示すフロー図である。 本発明の一実施形態に係る振幅変更時の波形を示す波形図である。 従来の振幅変更時の波形を示す波形図である。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、ここで示す実施形態は一例であり、本発明はここに示す実施形態に限定されるものではない。
〈1.装置構成について〉
図1は、本発明の一実施形態に係る光ディスク装置1を示す構成図である。光ディスク装置1は、テレビジョン放送にかかるデータをDVD等の光ディスク100に記録することができる。また、光ディスク装置1は、光ディスク100に記録されたデータを再生し、この光ディスク装置1に接続された図示しない外部装置(例えば液晶モニター)に出力することができる。
図1に示すように、光ディスク装置1は、光ピックアップ部11、ピックアップ・ドライバー12(=駆動部の一例)、位置制御部13、再生信号処理部14、入力I/F15、及び制御部16を備える。
光ピックアップ部11は、レーザー光を照射する半導体レーザー21(=レーザー照射部の一例)、レーザー光の光路を形成する光学系としての対物レンズ22、偏向ビームスプリッタ23、及び受光部24を備える。
半導体レーザー21は、ピックアップ・ドライバー12から入力される駆動信号に応じて所定周期で発振し、レーザー光を照射させる。半導体レーザー21は、例えばDVDに対応する650nm帯のレーザー光や、CDに対応する780nm帯のレーザー光を照射できるレーザーダイオードを含む。なお本実施形態では、レーザーを照射する装置の一例として半導体レーザー21を例示しているが、これ以外の装置によりレーザー光を照射する形態でもよい。
対物レンズ22及び偏光ビームスプリッタ23は、半導体レーザー21から照射されるレーザー光を光ディスク100に導くとともに、レーザー光が光ディスク100で反射することにより形成される戻り光を受光部24に導く。
受光部24は、フォトダイオード等の受光素子を含み、受光した光を電気信号に変換して出力する。受光部24は、例えば四分割された受光領域を備えており、領域ごとに個別に光電変換を行って電気信号を出力することが可能である。これにより、再生信号RFや、各種制御信号を出力することが可能である。
ピックアップ・ドライバー12は、半導体レーザー21を駆動する駆動信号を生成する。この駆動信号は、高周波重畳法により生成される。高周波重畳法では、戻り光のノイズを低減することを目的として、元となる駆動信号に対して高周波信号を重畳することにより、駆動信号が生成される。
そのため、ピックアップ・ドライバー12は、高周波信号を生成する高周波発生回路12a(=高周波生成部の一例)を備える。高周波発生回路12aは、制御部16から入力される制御信号に応じて、所定の振幅の高周波信号を生成する。
位置制御部13は、制御部16から入力されるトラッキングエラー信号TEやフォーカスエラー信号FEに基づいて、対物レンズ22の位置制御を行う。位置制御部13は、対物レンズ22の位置を変化させる2軸のアクチュエーターを備える。
位置制御部13は、トラッキングエラー信号TEに基づいて、対物レンズ22を光ディスクのトラックに追従させるトラッキング制御を行う。また、位置制御部13は、フォーカスエラー信号FEに基づいて、対物レンズ22の焦点距離を調整するフォーカス制御を行う。
再生信号処理部14は、光ピックアップ部11より入力される再生信号RF、及び制御信号を復調する。また再生信号処理部14は、復調後の再生信号RFに対して誤り訂正処理を行う。
入力I/F15は、例えば、テレビジョン放送信号を取得するチューナーである。入力I/F15により取得されたデータは、光ピックアップ部11により光ディスク100に書き込まれるデータに変換される。
制御部16は、光ディスク装置1の駆動を統合的に制御する演算処理装置であり、例えばDSP(Digital Signal Processor)がこれに相当する。制御部16は、再生信号処理部14により復調された制御信号をもとに、トラッキングエラー信号TEやフォーカスエラー信号FE等を生成し、位置制御部13に出力する。また、制御部16は、高周波発生回路12aに対して、高周波重畳振幅の変更を指示する機能を有する。
〈2.信号波形について〉
次に、本実施形態における各種信号の波形について説明する。図2は、半導体レーザー21の駆動信号波形を示す波形図である。再生品質に影響を与えるレーザー光の出力レベルは、ある期間T1における駆動信号の振幅レベルの平均値により求めることができる。
また、高周波重畳法では、高周波重畳振幅を変化させることで、駆動信号の出力レベルを変化させることができる。制御部16は、高周波発生回路12aに対して所定の制御信号を出力することにより、高周波重畳振幅を設定する。この制御信号を受けた高周波発生回路12aは、指定された高周波重畳振幅による高周波信号の生成を開始する。
制御部16は、例えば光ディスク再生装置1の動作モードに応じて、高周波重畳振幅を変更する。より具体的には、光ディスク100に対してテスト記録を行うテスト記録モードと、光ディスク100の再生を行う再生モードとで、高周波重畳振幅を変更する。
例えば特許文献1に開示されている手法で、高周波重畳振幅を変更する場合、テスト記録モードでは、再生モードで使用される高周波重畳振幅と比較して、2.4〜3.8倍の高周波重畳振幅が使用される。
制御部16は、テスト記録モードから再生モードへの切り替えが行われた場合に、高周波信号を、再生モードで使用される振幅レベルに変更させる。これにより、レーザー光の出力レベルの設定や、再生モードにおける対物レンズの制御をより最適に行うことができ、再生品質を高めることができる。
しかしながら、上記のようにモード切り替えに応じて高周波重畳振幅を変更する場合、変更量が比較的大きいため、半導体レーザー21のレーザーパワーが急激に変動する。この結果、トラッキングエラー信号TEや再生信号RFの信号レベルが大きく変動し、サーボ外れ等の不具合を引き起こす可能性があった。
図5は、従来の光ディスク装置において、高周波重畳振幅を大幅に変更した場合における、各種信号の波形を示した波形図である。図5は、一段目がトラッキング駆動信号TR、二段目がトラッキングエラー信号TE、三段目が再生信号RF+、四段目が半導体レーザー21に取り付けられた前光モニタからの出力信号VPD+(以下、出力信号VPD+」という)を示している。
図5に示されている期間T10においては、トラッキング駆動信号TR及びトラッキングエラー信号TEに大きな乱れが生じている。これは、高周波重畳振幅が大幅に変更され、出力信号VPD+が突如変動したためである。この結果、トラッキングサーボ外れが引き起こされる。
本発明では、上記のトラッキングサーボ外れ等の不具合を回避するために、高周波重畳振幅が大幅に変更される場合に、段階的に高周波重畳振幅を変更する構成とする。次に、本実施形態の振幅変更処理の詳細について説明する。
〈3.振幅変更処理について〉
ここで、本発明の一実施形態に係る高周波重畳振幅の振幅変更処理を、図3のフロー図を用いながら説明する。なお、図3に示す処理フローは、高周波重畳振幅の目標値(以下、「目標値A」という)と、検出されている現在の高周波重畳振幅(以下、「現在値B」という)との間に差(=振幅変更量)が生じた場合に実施される処理フローである。
特許文献1にあるような高周波重畳振幅の変更を行う場合、例えばテスト記録モードと再生モードとで高周波重畳振幅を変更する場合、再生モードからテスト記録モードへ切り替わるのであれば、目標値Aとはテスト記録モード時に使用する高周波重畳振幅の値となる。なお制御部16は、目標値Aと現在値Bとの差を、常に監視している。
本処理の開始後、制御部16はステップS100において、目標値Aと現在値Bとが異なるか否かを判定する。目標値Aと現在値Bとが異ならない場合、本処理を終了する。ただし、目標値Aと現在値Bとの監視は継続して行う。
目標値Aと現在値Bとが異なる場合、制御部16はステップS110において、目標値Aと現在値Bとから、振幅変更処理を行う回数(以下、「設定回数N」という)の算出を行う。より具体的には、目標値Aと現在値Bとの差を、一回の振幅変更処理における変更量の上限である規定変更量(以下、「変更量M」という)で除算する。これにより、設定回数Nを算出する。つまり、
設定回数N=(目標値A−現在値B)/変更量M
が成り立つ。
なお、規定変更量である変更量Mの値は、光ディスク装置1の設計時等における試験により、予め定められているものとする。具体的には例えば、一回の振幅変更処理による出力信号VPD+の変動率が10%未満となるように、変更量Mを定めておく。
次に、制御部16はステップS120において、変数n(nは0を含む自然数)に0を代入する。さらに、制御部16はステップS130において、変数nの値が設定回数Nを下回るか否かを判定する。
変数nが設定回数Nを下回る場合、制御部16はステップS131において、高周波重畳振幅を変更量Mだけ変更するよう、高周波発生回路12aに対して制御信号を送信する。さらに制御部16はステップS132において、出力信号VPD+を安定させるため、所定の待機時間だけ待機を行う。具体的には例えば、1ms程度の待機を行う。
次に、制御部16はステップS133において、変数nを1だけインクリメントした後、再びステップS130へ移行する。
ステップS130に戻って説明を行うと、変数nが設定回数Nを下回らない場合、制御部16はステップS140において、高周波重畳振幅に対して目標値Aを設定する。これにより、最終設定を行う。つまり、最終設定だけは、高周波重畳振幅を変更量Mだけ変更するのはなく、目的値Aそのものを設定する。
図4は、上記の振幅変更処理を実施した場合の、各種信号の波形を示した波形図である。図4は、図5と同様、一段目がトラッキング駆動信号TR、二段目がトラッキングエラー信号TE、三段目が再生信号RF+、四段目が出力信号VPD+を示している。
図4に示されている期間T2が、ステップS130からステップS133のループにより振幅変更が複数回実施されている期間である。図4の出力信号VPD+において破線円で示した部分は、一回の振幅変更により引き起こされるパワー変動である。
図4は、振幅変更が七回実施され、従ってパワー変動も七回発生している例を示している。このため、一回ごとのパワー変動が、図5の期間T10に示したパワー変動より小さくなっている。
また、一回の振幅変更のたびに、待機期間である期間T3を設け、出力信号VPD+を安定させている。この結果、トラッキング駆動信号TR及びトラッキングエラー信号TEに大きな乱れが生じていない。また、再生信号RF+にも乱れが生じていない。
以上に説明した本実施形態によれば、高周波重畳振幅の目標値Aと現在値Bとを比較し、両値に差異がある場合に、出力信号VPD+の変動が所定範囲内となるように段階的に高周波重畳振幅を変更していく。また、変更の度に、出力信号VPD+を安定させるための待機時間を設けている。これにより、高周波重畳振幅を大幅に変更する場合であっても、サーボ外れ等の不具合が発生することがなく、安定した再生を行うことができる。
[その他の実施の形態]
以上、好ましい実施の形態及び実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
従って本発明は、以下の形態にも適用可能である。
(A)上記実施形態では、本発明の振幅変更処理に関わる各機能がマイクロプロセッサ等の演算処理装置上でプログラムを実行することにより実現されているが、これら各機能が複数の回路により実現される形態でもよい。
(B)上記実施形態では、高周波重畳振幅が大幅に変更される処理の一例として、テスト記録モードから再生モードへの移行を例示しているが、再生モードからテスト記録モードへの移行において、本発明を適応することも可能である。また、テスト記録モードにおいて、高周波重畳振幅を高くすることは一例に過ぎず、高周波信号の振幅を低くするものであってもよい。
(C)本発明を適応する装置としては、実施の形態に示した構成以外にも、例えば光ディスク装置を備えた表示装置、パーソナルコンピュータ、携帯型端末装置、または車載用のナビゲーション装置等であってもよい。
1 光ディスク装置
11 光ピックアップ部
12 ピックアップ・ドライバー(駆動部の一例)
12a 高周波発生回路(高周波生成部の一例)
13 位置制御部
14 再生信号処理部
15 入力I/F
16 制御部
21 半導体レーザー(レーザー照射部の一例)
22 対物レンズ
23 偏向ビームスプリッタ
24 受光部
100 光ディスク

Claims (7)

  1. 光ディスクを再生する光ディスク装置であって、
    レーザー光を照射するレーザー照射部、及び前記レーザー光の戻り光を受光する受光部を含む光ピックアップ部と、
    高周波信号を生成する高周波生成部と、
    所定の駆動信号に前記高周波生成部によって生成された高周波信号を重畳して、前記レーザー照射部を駆動する駆動信号を生成する駆動部と、
    前記重畳する高周波信号の振幅を調整するよう前記高周波生成部を制御する制御部と、を有すること
    を特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記制御部は、前記重畳する高周波信号の振幅を段階的に変化させるよう前記高周波生成部を制御すること
    を特徴とする、請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 前記制御部は、前記光ディスク装置の動作モードに応じて、前記重畳する高周波信号の振幅を変化させるよう前記高周波生成部を制御すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の光ディスク装置。
  4. 前記制御部は、前記重畳する高周波信号の振幅調整における振幅変更量を予め定められた規定変更量で除算することにより設定回数を算出し、前記規定変更量及び前記設定回数に基づいて前記振幅を調整するよう前記高周波生成部を制御すること
    を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の光ディスク装置。
  5. 前記制御部は、前記規定変更量及び前記設定回数に基づく前記調整が実施された後、所定の目標値まで前記振幅を変更するよう前記高周波生成部を制御すること
    を特徴とする請求項4に記載の光ディスク装置。
  6. 前記制御部は、前記重畳する高周波信号の振幅を段階的に変化させる場合に、一段階の変化を行うごとに予め定められた長さの待機時間を設けること
    を特徴とする請求項2〜請求項5のいずれかに記載の光ディスク装置。
  7. 光ディスクを再生する光ディスク再生方法であって、
    レーザー照射部により前記光ディスクへレーザー光を照射する照射工程と、
    前記レーザー光の戻り光を受光する受光工程と、
    高周波信号を生成する生成工程と、
    所定の駆動信号に前記生成工程によって生成された高周波信号を重畳して、前記レーザー照射部を駆動する駆動信号を生成する駆動工程と、
    前記重畳する高周波信号の振幅を調整する調整工程と、を有すること
    を特徴とする光ディスク再生方法。
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