JP2011081852A - 光ディスク再生装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光ディスク再生装置100は、光ディスク10にレーザ光を照射するレーザ発光部111と、レーザ発光部111を駆動する駆動電流に高周波電流を重畳して戻り光による再生ノイズの発生を抑制する高周波モジュール114と、を含む光ピックアップ部11と、高周波モジュール114の動作状態を制御すると共に、光ディスク10から読み出される信号から再生ジッタを測定し、高周波モジュール114が非動作状態にあり、かつ、光ディスク10の再生を継続するのに必要な再生ジッタを維持できると判定された場合に、高周波モジュール114を非動作状態としたまま光ディスク10の再生を行う制御部14と、により構成される。
【選択図】図1
Description
図1は、本実施の形態1に係る光ディスク再生装置100の構成を示すブロック図である。図1によれば、本実施の形態1に係る光ディスク再生装置100は、光ピックアップ部11と、信号処理部12と、レーザ制御部13と、制御部14と、を含み構成される。
光検出器112で検出された信号は、信号処理部12(後述する信号生成マトリックス回路121)に入力され、ここで高周波信号(RF信号)他、トラッキング誤差信号(TE信号)、フォーカス誤差信号(FE信号)等の制御信号が生成される。
高周波モジュール114は、本実施の形態1では、光ピックアップ部11に内蔵されるものとして説明するが、光ピックアップ部11に外付けされたICチップであっても構わない。通常の光ディスク再生装置100において、高周波モジュール114は、再生動作中、および再生準備動作中におけるレーザ発光部111の連続発光時に駆動されるが、本実施の形態1では、後述するように、再生ジッタが閾値より低い場合と、再生起動時のみ電源が供給され動作を行う。
このため、信号処理部12は、信号生成マトリックス回路121と、アナログデシタル変換器(A/Dコンバータ122)と、デジタルアナログ変換器(D/Aコンバータ123)と、を含み構成される。
以下、図3のフローチャートを参照しながら、図1、図2に示す本実施の形態1に係る光ディスク再生装置100(制御部14)の動作について詳細に説明する。
再生ジッタ判定部141では、信号処理部12(信号生成マトリックス回路121)から出力されるRF信号を、例えば、8%の判定閾値と比較し、再生ジッタが8%未満か否かを判定する(ステップST303)。再生ジッタ判定部141は、再生ジッタが8%以上の場合は、“HIGH”信号を、8%未満の場合は、“LOW”信号を、それぞれ動作状態制御部142へ出力する。
高周波モジュール114の電源がOFF設定されると、主制御部140による制御の下、再生ジッタ判定部141による再生ジッタの再判定が行われる(ステップST305)。再生ジッタ判定部141は、高周波モジュール114の電源がOFF設定された場合にのみ再生ジッタの再判定を行い(ステップST306)、同じく8%の閾値と比較してその判定結果を動作状態制御部142へ出力する。
いずれのケースにおいても、(a)は再生ジッタ、(b)は再生ジッタ判定部141出力(ジッタ判定)、(c)は高周波モジュール141の電源ON/OFF設定状態、(d)は動作状態制御部142出力(動作状態制御)を、それぞれを時間軸上に示してある。なお、本実施の形態1では、動作状態制御部142がD/Aコンバータ123を介して高周波モジュール114の駆動電流に重畳する高周波電流は、0か、K〔mApp〕のいずれかの2値とする。
また、再生中を区間毎に割り当てた記号F〜Jは、同じく制御部14の時間軸上での動作を示し、再生ジッタ判定部141による再生ジッタ判定、再生ジッタ判定部141から動作状態制御部142への再生ジッタ判定結果の送信、再生ジッタ判定部141による再生ジッタの再判定、再生ジッタ判定部141から動作状態制御部142への再生ジッタ再判定結果送信、動作状態制御部142からD/Aコンバータを介して行う高周波モジュール114の電源ON/OFF再設定動作のそれぞれを示す。
上述した本実施の形態1では、制御部14が高周波モジュール114の駆動電流に重畳する高周波電流は、0か、K〔mApp〕のいずれか2値をとるものとしたが、ここで重畳する高周波電流を、例えば、0〜K[mApp]までの間で段階的に可変とし、都度、再生ジッタを再判定して高周波モジュール114の動作状態を制御することにより省電力化がはかれる。これを実施の形態2として以下に詳細に説明する。
以下、図12のフローチャートを参照しながら、図11に示す本実施の形態2に係る光ディスク再生装置100(制御部14)の動作について詳細に説明する。
続いて、主制御部140は、再生ジッタ判定部141による再生ジッタの測定を行う(ステップST122)。再生ジッタ判定部141は、再生ジッタが8%以上の場合は(ステップST122“YES”)、“HIGH”信号を動作状態制御部142へ出力する。動作状態制御部142は、これを受けて高周波モジュール114の電源をD/Aコンバータ123を介してON設定する(ステップST123)。
但し、最大の調整回数はM回とし、調整回数N〔回〕が最大調整回数M〔回〕を超えた時点で電流調整を終了する。
また、再生中を区間毎に割り当てた記号F〜Kは、制御部14の時間軸上での動作を示し、再生ジッタ判定部141による再生ジッタ判定、再生ジッタ判定部141から動作状態制御部142への再生ジッタ判定結果の送信、再生ジッタ判定部141による再生ジッタの再判定、再生ジッタ判定部141から動作状態制御部142への再生ジッタ再判定結果送信、再生ジッタ判定部141による再生ジッタの再判定、再生ジッタ判定部141から動作状態制御部142への再生ジッタ再判定結果送信、のそれぞれを示す。
例えば、制御部14が、D/Aコンバータ123を介して高周波モジュール114の動作状態を制御すると共に、光ディスク10から読み出される信号から再生ジッタを測定し、高周波モジュール114が非動作状態にあり、かつ、光ディスク10の再生を継続するのに必要な再生ジッタを維持できると判定された場合に、高周波モジュール114を非動作状態としたまま光ディスク10の再生を行うデータ処理は、1または複数のプログラムによりコンピュータ上で実現してもよく、また、その少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。
Claims (4)
- 光ディスクにレーザ光を照射するレーザ発光部と、前記レーザ発光部を駆動する駆動電流に高周波電流を重畳して戻り光による再生ノイズの発生を抑制する高周波モジュールと、を含む光ピックアップ部と、
前記高周波モジュールの動作状態を制御すると共に、前記光ディスクから読み出される信号から再生ジッタを測定し、前記高周波モジュールが非動作状態にあり、かつ、前記光ディスクの再生を継続するのに必要な再生ジッタを維持できると判定された場合に、前記高周波モジュールを非動作状態としたまま前記光ディスクの再生を行う制御部と、
を備えたことを特徴とする光ディスク再生装置。 - 前記制御部は、
前記光ディスクの再生起動時、前記高周波モジュールを動作状態に設定すると共に前記再生ジッタを測定し、前記測定した再生ジッタが閾値以上の場合に、前記高周波モジュールの動作状態を継続制御し、前記閾値未満の場合に、前記高周波モジュールを非動作状態に設定して前記再生ジッタを再測定し、前記再測定の結果に基づき前記高周波モジュールの動作状態を制御することを特徴とする請求項1記載の光ディスク再生装置。 - 前記制御部は、
前記光ディスクの再生中、前記高周波モジュールの動作状態を定期的に監視し、前記高周波モジュールが動作状態にあり、かつ前記測定した再生ジッタが前記閾値以上の場合に前記高周波モジュールを動作状態に設定し、前記再生ジッタが前記閾値未満になるまで前記レーザ発光部への駆動電流に重畳する前記高周波電流を調整して前記戻り光による再生ノイズの発生を抑制することを特徴とする請求項1記載の光ディスク再生装置。 - 前記制御部は、
前記高周波モジュールが非動作状態にあり、かつ、前記測定した再生ジッタが前記閾値以上の場合に、前記高周波モジュールを動作状態に設定して前記高周電流を段階的に増加させる制御を行い、前記高周波電流を所定回数増加させても前記再生ジッタが前記閾値未満にならない場合は、前記高周波モジュールを強制的に非動作状態に設定して前記戻り光による再生ノイズの発生を抑制することを特徴とする請求項3記載の光ディスク再生装置。
Priority Applications (1)
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JP2009230537A JP2011081852A (ja) | 2009-10-02 | 2009-10-02 | 光ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009230537A JP2011081852A (ja) | 2009-10-02 | 2009-10-02 | 光ディスク再生装置 |
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JP2009230537A Pending JP2011081852A (ja) | 2009-10-02 | 2009-10-02 | 光ディスク再生装置 |
Country Status (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014086107A (ja) * | 2012-10-23 | 2014-05-12 | Funai Electric Co Ltd | 光ディスク装置、及び光ディスクの再生方法 |
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JPS6476542A (en) * | 1987-09-18 | 1989-03-22 | Matsushita Communication Ind | Semiconductor laser driving device |
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JP2007323741A (ja) * | 2006-06-01 | 2007-12-13 | Sony Computer Entertainment Inc | ディスク再生装置 |
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2009
- 2009-10-02 JP JP2009230537A patent/JP2011081852A/ja active Pending
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