JP2004272981A - 光ディスクドライブ装置 - Google Patents
光ディスクドライブ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004272981A JP2004272981A JP2003060407A JP2003060407A JP2004272981A JP 2004272981 A JP2004272981 A JP 2004272981A JP 2003060407 A JP2003060407 A JP 2003060407A JP 2003060407 A JP2003060407 A JP 2003060407A JP 2004272981 A JP2004272981 A JP 2004272981A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser
- switching
- signal
- stray light
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Head (AREA)
Abstract
【課題】本発明の目的は、記録/再生のレーザー出力の切換えと、高周波モジュールON/OFFの切換えとを、サーボの動作を安定させた状態で同時に行うことができるディスクドライブ装置を提供することである。
【解決手段】光ディスクドライブ装置の動作状態が記録状態から再生状態に切替えられる場合には、レーザー駆動回路1および光周波モジュール2は、レーザー発生装置3が発生しているレーザー光6を、高周波重畳されていない高パワーのレーザー光から、高周波重畳されている低パワーのレーザー光に切替える。この際、切替えノイズが発生し、フォトディテクター9を介して、サーボ回路10入力する。これに対して、タイミング発生回路11は、上記切替えが行われたときから一定時間、サーボ回路10に対して、アクチュエーター12の状態を切替え直前の状態に維持させる為のホールド信号を入力する。
【選択図】 図1
【解決手段】光ディスクドライブ装置の動作状態が記録状態から再生状態に切替えられる場合には、レーザー駆動回路1および光周波モジュール2は、レーザー発生装置3が発生しているレーザー光6を、高周波重畳されていない高パワーのレーザー光から、高周波重畳されている低パワーのレーザー光に切替える。この際、切替えノイズが発生し、フォトディテクター9を介して、サーボ回路10入力する。これに対して、タイミング発生回路11は、上記切替えが行われたときから一定時間、サーボ回路10に対して、アクチュエーター12の状態を切替え直前の状態に維持させる為のホールド信号を入力する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスクドライブ装置に関する発明であって、より特定的には、光ディスクを用いて、情報の記録または再生を行う光ディスクドライブ装置に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
近年、MD(Mini Disc)機器等の光ディスクドライブ装置のレーザーでは、記録時に記録メディアの盤面温度を上げるために、高出力のパワーが必要とされている。このような高出力のパワーのレーザーを実現するために、光ディスクドライブ装置のレーザーには、シングルモード発振のレーザーが使用される。ここで、このようなシングルモード発振のレーザーは、ディスクからの反射光との共振を受けやすいので、レーザー電流に高周波重畳を入れることが一般的に行われる。
【0003】
ところで、記録メディアの盤面温度の温度上昇は、高周波重畳されたレーザーのパワーの平均値により定まる。これに対して、光ディスクドライブ装置のレーザー発生装置の寿命は、出力されるレーザーのパワーのピーク値により定まる。
【0004】
しかしながら、最近の光ディスクドライブ装置では高倍速記録するものが現れており、ますますレーザーのパワーを高くする必要性が生じている。そこで、このような高速記録可能な光ディスクドライブ装置において、記録時のレーザーのパワーの平均値を上げるとともに、当該レーザーのパワーのピーク値を低くしてレーザー発生装置の寿命を落とさないような工夫が必要となってきている。
【0005】
上記のような問題を解決するための光ディスクドライブ装置としては、高周波重畳が、記録状態ではOFFにされ、再生状態ではONにされる光ディスクドライブ装置が存在する。それでは、以下に、従来の光ディスクドライブ装置について説明する。
【0006】
図4は、従来の光ディスクドライブ装置の高周波重畳のON、OFFとレーザー発生装置のレーザーのパワーの切換タイミングとを示した図である。図4において、レーザー出力制御信号は、レーザー発生装置が発生するレーザーのパワーの切替を行うための信号であって、Hは記録を示し、Lは再生を示している。レーザー発生装置は、当該レーザー出力制御信号に従って、出力するレーザーのパワーを、記録パワーである高出力状態と再生パワーである低出力状態との2つの状態に切替える。
【0007】
ここで、上記従来の光ディスクドライブ装置では、レーザー出力が記録パワーから再生パワーに切換えられるときには、まずレーザー出力制御信号がHからLに切換わり、その後一定時間T1が経過してから、高周波モジュール切換え信号がOFFからONに切換わる。逆に、レーザー出力が、再生パワーから記録パワーに切換わるときには、高周波モジュール切換え信号がONからOFFに切換り、その後一定時間T2が経過してから、レーザー出力制御信号がLからHに切換わり、応じて、レーザー出力が再生パワーから記録パワーに切り替わる。
【0008】
このように、レーザー出力の切替えと高周波モジュールのON、OFFの切替えとが同時行われない理由は、レーザー出力が高いとき(記録パワー時)に高周波モジュールの切換えが行われると、大きな切換えノイズがレーザー光に発生しサーボ動作が不安定になるためである。例えば、レーザー出力制御信号と高周波モジュール切換え信号との切換えタイミングが同じ(T1=0、T2=0)場合には、特に記録パワーから再生パワーに切換る時に大きな切換えノイズを発生する。そこで、上記従来の光ディスクドライブ装置は、レーザー出力が低いときに高周波モジュールを切換えることにより、切換えノイズを減らしてサーボ動作の安定性を図っている(特許文献1参照)。
【0009】
しかしながら、図4ようなタイミングで高周波モジュールを切換えると、再生パワーの間に高周波モジュールONの期間とOFFの期間とが生じる。その為、レーザー出力は、図5に示すように、T2の間において変化する。なお、図5のレーザー出力以外の説明は図4と同じなので説明を省略する。このレーザー出力の変化は、迷光の変化を発生させるため、特に最近の迷光量の多い小型集積タイプの光ピックアップでは、このような迷光の変化がサーボの安定性を阻害する要因になっている。
【0010】
上記問題に対して、レーザー出力の違いごとに迷光をキャンセルする光ディスクドライブ装置が存在する(特許文献2参照)。当該光ディスクドライブ装置によれば、レーザー出力の違い毎に迷光値が記憶され、記憶された迷光値に基づいて迷光がキャンセルされるので、サーボ動作の安定が図られる。
【0011】
【特許文献1】
特開平7−210909号公報(図2)
【特許文献2】
特開平7−235072号公報(段落番号0047)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の光ディスクドライブ装置では、レーザー出力値毎に迷光値が記憶されなければならない。より具体的には、当該光ディスクドライブ装置は、記録パワー時であって高周波モジュールがONであるときの迷光値と、記録パワー時であって高周波モジュールがOFFであるときの迷光値と、再生パワー時であって高周波モジュールがONであるときの迷光値と、再生パワー時であって高周波モジュールがOFFであるときの迷光値とを記憶しなければならない。その結果として、当該光ディスクドライブ装置の回路が増大し、制御が複雑になる問題がある。
【0013】
そこで、本発明の目的は、記録/再生のレーザー出力の切換えと、高周波モジュールON/OFFの切換えとを、サーボの動作を安定させた状態で同時に行うことができ、その結果、迷光をキャンセルするために記憶する迷光値数を最小にできる光ディスクドライブ装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記従来の課題を解決するために、本発明の光ディスクドライブ装置は、レーザー光発生手段が発生するレーザー光の強度パターンおよび高周波重畳手段の動作のONとOFFとが切替手段により切替えられた場合に、サーボ手段が制御しているレーザスポットの照射位置を、切替え手段により切替えが行われたときの照射位置に一定時間強制的に維持するサーボ制御手段を有している。これにより、記録/再生のレーザー出力の切換えと、高周波モジュールON/OFFの切換えとを、サーボの動作を安定させた状態で同時に行うことができるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
それでは、以下に、本発明の第1の実施形態に係る光ディスクドライブ装置について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る光ディスクドライブ装置の全体構成を示したブロック図である。
【0016】
図1に示される光ディスクドライブ装置は、レーザー駆動回路1、高周波モジュール2、レーザー発生装置3、高周波切替え回路スイッチ4、光ディスク5、フォトディテクター9、サーボ回路10、タイミング発生回路11およびアクチュエーター12を備える。記録/再生切替え信号aは、光ディスクドライブ装置の記録状態と再生状態とを切替えるための信号である。電源+Bは、高周波モジュール2の電源を示す。レーザー光6は、レーザー発生装置3から発せられたレーザー光である。レーザー反射光7は、レーザー光6が光ディスク5で反射して発生する反射光である。迷光8は、レーザー反射光7以外の光であり、サーボ回路10の動作を不安定にさせる原因となるものである。
【0017】
ここで、レーザー駆動回路1は、記録/再生切換え信号aにより、レーザー駆動電流を切換える。より具体的には、当該レーザー駆動回路1は、記録状態では大きな電流値である記録電流、再生状態では小さな電流値である再生電流を出力する。高周波切替え回路スイッチ4は、記録/再生切換え信号aにより、記録状態では電源+Bと高周波モジュール2を切離して高周波モジュールOFF状態(高周波重畳無しの状態)にし、再生状態では電源+Bと高周波モジュール2を接続し高周波モジュールON状態(高周波重畳有りの状態)にする。高周波モジュール2は、電源+Bからの電源供給を受けて駆動し、レーザー発生装置3が発するレーザーに高周波重畳を行う。レーザー発生装置3は、レーザー駆動回路1から出力されてくる記録電流および再生電流の強度に応じた強度のレーザー光6を発振する。さらに、当該レーザー発生装置3は、高周波モジュール2の動作に応じて、高周波重畳されたレーザー光6又は高周波重畳されていないレーザー光6を発振する。すなわち、レーザー発生装置3は、高周波重畳された記録用のレーザー、高周波重畳されていない記録用のレーザー、高周波重畳された再生用のレーザーおよび高周波重畳されていない再生用のレーザーの4種類のレーザーを発振することが可能である。また、当該レーザー発生装置3は、レーザー光6の他に、迷光8を発振している。光ディスク5は、レーザー発生装置3から発信されたレーザー光6を反射して、レーザー反射光7を発する。
【0018】
フォトディテクター9は、サーボ信号およびデータ信号であるレーザー反射光7を受光する受光素子であり、F1フォトディテクター9−1およびF2フォトディテクター9−2を含む。F1フォトディテクター9−1およびF2フォトディテクター9−2は、光ディスク5からのレーザー反射光7に含まれるフォーカスサーボ信号(以降、フォーカス信号と称す)を取得し、サーボ回路10に当該フォーカス信号を伝える。なお、フォトディテクター9には、レーザー発生装置3から発振された迷光8も入射する。
【0019】
サーボ回路10は、フォーカス信号に基づいて、アクチュエーター12の動作を制御して、レーザー光6が光ディスク5の盤面に照射される位置を制御する。より具体的には、サーボ回路10は、フォーカス信号よりフォーカスエラー信号を作り出し、当該フォーカスエラー信号が0になるようフォーカス用のアクチュエーター12を駆動し、光ディスク5のフォーカス方向の動きに対しレーザー光6のビームスポットを追従させるフォーカスサーボ制御を行う。アクチュエーター12は、サーボ回路10の制御に基づいて、光ディスクの上下動に追従するように、光ピックアップ(図1では省略されている)を上下動させる。
【0020】
ここで、タイミング発生回路11について説明する。タイミング発生回路11は、記録/再生切換え信号aが入力してくる度に、サーボ回路10の動作をある時間だけ一定状態に維持させるホールド信号を作成して、サーボ回路10に出力する。当該ホールド信号を取得したサーボ回路10は、当該ホールド信号が入力してくる間、フォーカスサーボ制御をホールドし、アクチュエーター12をホールド信号が入力してきたときの状態で保持する。
【0021】
以上のように構成された本実施形態に係る光ディスクドライブ装置において、以下にその動作のタイミングについて図面を参照しながら説明する。ここで、図2は、本実施形態に係る光ディスクドライブ装置において、その動作状態が、記録状態、再生状態、記録状態と切替えられたときの、記録/再生切替え信号、ホールド信号、サーボ回路出力信号、レーザー駆動電流、高周波モジュール出力およびレーザー出力の時間的変化の様子を示した図である。ホールド信号は、図1のタイミング発生回路11の出力波形を示したものである。サーボ回路出力信号は、図1のサーボ回路10の出力を示したものである。レーザー駆動電流は、図1のレーザー駆動回路1の出力を示したものである。レーザー出力は、レーザー発生装置3から出力されるレーザーの強度を示している。
【0022】
まず、記録/再生切換え信号aは、記録状態、再生状態、記録状態と切換わる。当該変化が行われた記録/再生切替え信号aを取得したタイミング発生回路11は、図2の上から2段目に示されるようなホールド信号を発生する。より具体的には、タイミング発生回路11は、当該記録/再生切換え信号aが記録状態から再生状態に切り替ったときから一定時間Tだけホールド信号を、サーボ回路10に対して出力する。同様に、タイミング発生回路11は、当該記録/再生切替え信号aが再生状態から記録状態に切り替ったときから一定時間Tだけホールド信号を、サーボ回路10に対して出力する。
【0023】
サーボ回路10は、当該ホールド信号を取得している間には、サーボ制御を行わず、アクチュエーター12をホールド信号が入力する直前の状態で保持する。すなわち、サーボ回路出力は、図2の上から3段目に示されるように、サーボ制御、ホールド、サーボ制御、ホールド、サーボ制御と切替えられる。
【0024】
一方、レーザー駆動電流は、図2の上から4段目に示されるように、記録/再生切換え信号aに従って、記録電流、再生電流、記録電流と切換えられる。ここで、レーザー駆動電流の記録電流から再生電流への切替えと、レーザー駆動電流の再生電流から記録電流への切替えとは、共に、ホールド信号が発生している期間内に行われる。
【0025】
また、高周波モジュール出力も、図2の上から5段目に示されるように、記録/再生切換え信号aに従って、OFF、ON、OFFと、レーザー駆動電流の切替えタイミングと同じタイミングで切換えられる。ここで、高周波モジュール出力のOFFからONへの切替えと、高周波モジュール出力のONからOFFへの切替えとは、共に、ホールド信号が発生している期間内に行われる。
【0026】
レーザー発生装置3は、当該レーザー駆動電流および高周波モジュール出力の切替えに応じて、図2の最下段に示すように、高周波重畳無しの記録パワー、高周波重畳ありの再生パワー、高周波重畳無しの記録パワーとその出力を切換える。
【0027】
以上のように、本実施形態に係る光ディスクドライブ装置によれば、記録/再生切換え信号aの切換りタイミングでホールド信号が作られて、サーボ回路10の制御がホールドされるため、レーザー駆動電流の切換えと高周波モジュール切換えとが同時に行われても、サーボ回路10は、記録/再生切換え信号aの切換りタイミングでレーザー出力に発生する高周波切換えノイズの影響を受けなくなる。その結果、サーボ回路10の動作の安定化が図られる。
【0028】
(実施の形態2)
それでは、以下に、本発明の第2の実施形態に係る光ディスクドライブ装置について図面を参照しながら説明する。図3は、本実施形態に係る光ディスクドライブ装置の構成を示したブロック図である。
【0029】
図3に示される光ディスクドライブ装置は、レーザー駆動回路1、高周波モジュール2、レーザー発生装置3、高周波切替え回路スイッチ4、光ディスク5、フォトディテクター9、サーボ回路10、タイミング発生回路11、アクチュエーター12および迷光キャンセル回路13を備える。
【0030】
ここで、レーザー駆動回路1、高周波モジュール2、レーザー発生装置3、高周波切替え回路スイッチ4、光ディスク5、フォトディテクター9、サーボ回路10、タイミング発生回路11およびアクチュエーター12は、第1の実施形態に係るものと同様であるので、説明を省略する。なお、これらの動作タイミングについても、第1の実施形態の図2で示されたものと同様であるので、説明を省略する。
【0031】
迷光キャンセル回路13は、迷光8を取り除く回路であり、電流電圧変換回路13−1、迷光値記憶回路13−2、減算器13−3、電流電圧変換回路13−4、迷光値記憶回路13−5および減算器13−6を含む。
【0032】
電流電圧変換回路13−1は、F1フォトディテクター9−1から出力されてくる信号を電圧変換し、迷光値記憶回路13−2と減算器13−3とに接続される。同様に、電流電圧変換回路13−2は、F2フォトディテクター9−2から出力されてくる信号を電圧変換し、迷光値記憶回路13−5と減算器13−6とに接続される。
【0033】
迷光値記憶回路13−2は、F1フォトディテクター9−1が受けた迷光8の迷光値を記憶する回路である。同様に、迷光値記憶回路13−6は、F2フォトディテクター9−2が受けた迷光8の迷光値を記憶する回路である。
【0034】
ここで、迷光値記憶回路13−2に、F1フォトディテクター9−1が受けた迷光8の迷光値を記憶させる方法について説明する。まず、光ディスク5が外された状態で、レーザー発生装置3からレーザーが出力される。これにより、F1フォトディテクター9−1には、レーザー反射光7が入力せず、迷光8のみが入力する。応じて、迷光値記憶回路13−2は、このときの電流電圧変換回路13−1の出力値を記憶する。なお、本実施形態では、レーザー出力は図2に示されるように、高周波重畳がない記録電流と、高周波重畳がある再生電流の2種類のみであるので、発生する迷光8の種類も2種類である。そこで、迷光値記憶回路13−2に迷光値を記憶させる者は、上記2種類のレーザーをレーザー発生装置3に発生させて、それぞれの迷光8を迷光値記憶回路13−2に記憶させればよい。なお、迷光値記憶回路13−6に、F2フォトディテクター9−1が受けた迷光8の迷光値を記憶させる方法については、上記迷光値記憶回路13−2の場合と同様であるので、説明を省略する。
【0035】
減算器13−3は、迷光値記憶回路13−2にある迷光値を電流電圧変換回路13−1の出力から減算する。同様に、減算器13−6は、迷光値記憶回路13−5にある迷光値を電流電圧変換回路13−4の出力から減算する。
【0036】
以上のように構成された、本実施形態に係る光ディスクドライブ装置について、以下にその動作について説明する。なお、レーザー駆動回路1、高周波モジュール2、レーザー発生装置3、高周波切替え回路スイッチ4、光ディスク5、フォトディテクター9、サーボ回路10、タイミング発生回路11およびアクチュエーター12の動作タイミングは、第1の実施形態の図2で示されたものと同様であるので、説明を省略する。
【0037】
それでは、迷光キャンセル回路13の動作について、以下に説明する。なお、ここでは、図2の最下段のレーザー出力がなされたときに、当該迷光キャンセル回路13が行う動作について説明する。
【0038】
まず、最初は、記録状態の記録/再生切替え信号がレーザー駆動回路1、迷光値記憶回路13−2および迷光値記憶回路13−5等に入力する。応じて、レーザー発生装置3は、レーザー駆動回路1からのレーザー駆動電流にしたがって、記録パワーのレーザー光6を発振する。この際、当該レーザー発生装置3は、迷光8も出力する。当該レーザー光6は、光ディスク5で反射されて、レーザー反射光7となる。この後、F1フォトディテクター9−1には、レーザー反射光7および迷光8が入力する。
【0039】
F1フォトディテクター9−1は、取得したレーザー反射光7および迷光8をフォーカス信号および迷光信号に変換して、電流電圧変換回路13−1に対して出力する。
【0040】
信号を取得した電流電圧変換回路13−1は、取得した信号を電圧に変換して、減算器13−3に出力する。
【0041】
ここで、迷光値記憶回路13−2には、記録状態を示す記録/再生切替え信号が入力している。そこで、迷光値記憶回路13−2は、記憶している迷光値の内、高周波重畳無しであって記録状態の迷光値を減算器13−3に出力する。
【0042】
応じて、減算器13−3は、電流電圧変換回路13−1からの出力から、迷光値記憶回路13−2からの出力をそれぞれ減算する。これにより、減算器13−3からの出力は、フォーカス信号のみとなりサーボ回路10で迷光の影響がない正確なサーボ制御ができる。
【0043】
次に、入力してくる記録/再生切替え信号が記録状態から再生状態に切替わった場合について説明する。まず、再生状態を示す記録/再生切替え信号が、レーザー駆動回路1、迷光値記憶回路13−2および迷光値記憶回路13−5等に入力する。応じて、レーザー発生装置3は、第1の実施形態で説明したように、高周波重畳された再生用のレーザー光6を発振する。
【0044】
この後、記録状態の場合と同様に、光ディスク5においてレーザー光6が反射されて、レーザー反射光7として、F1フォトディテクター9−1に入力する。また、記録状態の場合と同様に、F1フォトディテクター9−1には、迷光8が入力してくる。
【0045】
レーザー反射光7および迷光8を受光したF1フォトディテクター9−1は、記録状態の場合と同様に、当該レーザー反射光7および当該迷光8をフォーカス信号および迷光信号に変換して、電流電圧変換回路13−1に対して出力する。
【0046】
各信号を取得した電流電圧変換回路13−1は、取得した信号を電圧に変換して、記録状態の場合と同様に、減算器13−3に出力する。
【0047】
ここで、迷光値記憶回路13−2には、再生状態を示す記録/再生切替え信号が入力している。そこで、迷光値記憶回路13−2は、記憶している迷光値の内、高周波重畳有りであって再生状態の迷光値を減算器13−3に出力する。
【0048】
応じて、減算器13−3は、電流電圧変換回路13−1および電流電圧変換回路13−4からの出力から、迷光値記憶回路13−2からの出力を減算する。これにより、減算器13−3からの出力は、フォーカス信号のみとなりサーボ回路10で迷光の影響がない正確なサーボ制御ができる。
【0049】
なお、光ディスクドライブ装置が再生状態から再び記録状態に切替えられる場合には、上述した、再生状態における動作が行われる。
【0050】
なお、ここでは、電流電圧変換回路13−1、迷光値記憶回路13−2および減算器13−3が行う動作のみについて説明を行ったが、電流電圧変換回路13−4、迷光値記憶回路13−5および減算器13−6が行う動作についても、上記動作と同様であるので、説明を省略する。
【0051】
ここで、従来の光ディスクドライブでは、高周波モジュールの切替えタイミングとレーザー駆動の切替えタイミングとにタイムラグを持たせていたので、レーザー出力が3種類(高周波重畳無しの記録パワー、高周波重畳有りの再生パワー、高周波重畳無しの再生パワー)発生しており、これに対応して、迷光も3種類発生していた。
【0052】
しかしながら、本実施形態に係る光ディスクドライブ装置によれば、記録/再生の切替えの際に、レーザー駆動回路と高周波モジュールとの切替えが同時に行われることにより、レーザー出力が2パターンしか発生しないので、レーザー光とともに発生する迷光の強度も2種類しか発生しない。その為、迷光キャンセル回路13で記憶される迷光値が2種類ですむようになる。その結果、本実施形態に係る光ディスクドライブ装置は、第1の実施形態での効果に加えて、内部構成の簡素化という更なる効果が得られる。
【0053】
なお、第1の実施形態および本実施形態に係るホールド信号が発生される時間は、MDシステムである場合には、300μSec程度が好ましい。これは、ホールド信号が発生している間は、サーボ制御が行われないので、当該時間があまり長い時間に設定されるのは好ましくないからである。
【0054】
なお、図1および図2では、フォーカス信号を検出するF1フォトディテクター9−1とF2フォトディテクター9−2とが上げられているが、本実施形態に係る光ディスクドライブ装置のピックアップは、トラッキング信号用のフォトディテクターも備える。そして、フォーカスサーボ制御のホールドと同様に、トラッキングサーボ制御に関しても、ホールド信号にてホールドすることが可能である。
【0055】
なお、本実施形態では、フォーカスサーボ制御についてのみ説明を行ったが、トラッキングサーボ制御についてもフォーカスサーボ制御と同様に迷光による悪影響を取り除くことが可能である。
【0056】
なお、第1の実施形態および本実施形態では、フォトディテクター9に含まれるフォトディテクターの数は2個であるが、当該フォトディテクターの数はこれに限られない。
【0057】
なお、第1の実施形態および本実施形態では、サーボ回路10の制御をホールドするために、タイミング発生回路11は、一定時間のホールド信号を出力するものとしているが、当該サーボ回路10の制御をホールドする方法は、これに限られない。例えば、記録状態と再生状態との切替えがあった場合には、タイミング発生回路は、サーボ回路10に対してトリガー信号を出力する。当該トリガー信号を受信したサーボ回路10は、その制御が一定時間ホールドされる。以上のような構成によっても、サーボ回路の制御をホールドすることは可能である。
【0058】
【発明の効果】
以上のように、本発明の光ディスクドライブ装置によれば、、記録/再生切換え信号一つでレーザー駆動回路と高周波モジュールとの切換えを同時に行うことが可能となり、また簡素な記憶回路でサーボ信号に不必要な迷光値を除去できるので、非常に安定したサーボ動作を得られるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る光ディスクドライブ装置の全体構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る光ディスクドライブ装置の各構成部の出力の動作タイミングを示した図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る光ディスクドライブ装置の全体構成を示したブロック図である。
【図4】従来の光ディスクドライブ装置の動作タイミングの説明に用いる図である。
【図5】従来の光ディスクドライブ装置の動作タイミングの説明に用いる図である。
【符号の説明】
1 レーザー駆動回路
2 高周波モジュール
3 レーザー発生回路
4 高周波切替え回路スイッチ
5 光ディスク
6 レーザー光
7 レーザー反射光
8 迷光
9 フォトディテクター
9−1 F1フォトディテクター
9−2 F2フォトディテクター
10 サーボ回路
11 タイミング発生回路
12 アクチュエーター
13 迷光キャンセル回路
13−1,13−4 電流電圧変換回路
13−2,13−5 迷光地位奥回路
13−3,13−6 減算器
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスクドライブ装置に関する発明であって、より特定的には、光ディスクを用いて、情報の記録または再生を行う光ディスクドライブ装置に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
近年、MD(Mini Disc)機器等の光ディスクドライブ装置のレーザーでは、記録時に記録メディアの盤面温度を上げるために、高出力のパワーが必要とされている。このような高出力のパワーのレーザーを実現するために、光ディスクドライブ装置のレーザーには、シングルモード発振のレーザーが使用される。ここで、このようなシングルモード発振のレーザーは、ディスクからの反射光との共振を受けやすいので、レーザー電流に高周波重畳を入れることが一般的に行われる。
【0003】
ところで、記録メディアの盤面温度の温度上昇は、高周波重畳されたレーザーのパワーの平均値により定まる。これに対して、光ディスクドライブ装置のレーザー発生装置の寿命は、出力されるレーザーのパワーのピーク値により定まる。
【0004】
しかしながら、最近の光ディスクドライブ装置では高倍速記録するものが現れており、ますますレーザーのパワーを高くする必要性が生じている。そこで、このような高速記録可能な光ディスクドライブ装置において、記録時のレーザーのパワーの平均値を上げるとともに、当該レーザーのパワーのピーク値を低くしてレーザー発生装置の寿命を落とさないような工夫が必要となってきている。
【0005】
上記のような問題を解決するための光ディスクドライブ装置としては、高周波重畳が、記録状態ではOFFにされ、再生状態ではONにされる光ディスクドライブ装置が存在する。それでは、以下に、従来の光ディスクドライブ装置について説明する。
【0006】
図4は、従来の光ディスクドライブ装置の高周波重畳のON、OFFとレーザー発生装置のレーザーのパワーの切換タイミングとを示した図である。図4において、レーザー出力制御信号は、レーザー発生装置が発生するレーザーのパワーの切替を行うための信号であって、Hは記録を示し、Lは再生を示している。レーザー発生装置は、当該レーザー出力制御信号に従って、出力するレーザーのパワーを、記録パワーである高出力状態と再生パワーである低出力状態との2つの状態に切替える。
【0007】
ここで、上記従来の光ディスクドライブ装置では、レーザー出力が記録パワーから再生パワーに切換えられるときには、まずレーザー出力制御信号がHからLに切換わり、その後一定時間T1が経過してから、高周波モジュール切換え信号がOFFからONに切換わる。逆に、レーザー出力が、再生パワーから記録パワーに切換わるときには、高周波モジュール切換え信号がONからOFFに切換り、その後一定時間T2が経過してから、レーザー出力制御信号がLからHに切換わり、応じて、レーザー出力が再生パワーから記録パワーに切り替わる。
【0008】
このように、レーザー出力の切替えと高周波モジュールのON、OFFの切替えとが同時行われない理由は、レーザー出力が高いとき(記録パワー時)に高周波モジュールの切換えが行われると、大きな切換えノイズがレーザー光に発生しサーボ動作が不安定になるためである。例えば、レーザー出力制御信号と高周波モジュール切換え信号との切換えタイミングが同じ(T1=0、T2=0)場合には、特に記録パワーから再生パワーに切換る時に大きな切換えノイズを発生する。そこで、上記従来の光ディスクドライブ装置は、レーザー出力が低いときに高周波モジュールを切換えることにより、切換えノイズを減らしてサーボ動作の安定性を図っている(特許文献1参照)。
【0009】
しかしながら、図4ようなタイミングで高周波モジュールを切換えると、再生パワーの間に高周波モジュールONの期間とOFFの期間とが生じる。その為、レーザー出力は、図5に示すように、T2の間において変化する。なお、図5のレーザー出力以外の説明は図4と同じなので説明を省略する。このレーザー出力の変化は、迷光の変化を発生させるため、特に最近の迷光量の多い小型集積タイプの光ピックアップでは、このような迷光の変化がサーボの安定性を阻害する要因になっている。
【0010】
上記問題に対して、レーザー出力の違いごとに迷光をキャンセルする光ディスクドライブ装置が存在する(特許文献2参照)。当該光ディスクドライブ装置によれば、レーザー出力の違い毎に迷光値が記憶され、記憶された迷光値に基づいて迷光がキャンセルされるので、サーボ動作の安定が図られる。
【0011】
【特許文献1】
特開平7−210909号公報(図2)
【特許文献2】
特開平7−235072号公報(段落番号0047)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の光ディスクドライブ装置では、レーザー出力値毎に迷光値が記憶されなければならない。より具体的には、当該光ディスクドライブ装置は、記録パワー時であって高周波モジュールがONであるときの迷光値と、記録パワー時であって高周波モジュールがOFFであるときの迷光値と、再生パワー時であって高周波モジュールがONであるときの迷光値と、再生パワー時であって高周波モジュールがOFFであるときの迷光値とを記憶しなければならない。その結果として、当該光ディスクドライブ装置の回路が増大し、制御が複雑になる問題がある。
【0013】
そこで、本発明の目的は、記録/再生のレーザー出力の切換えと、高周波モジュールON/OFFの切換えとを、サーボの動作を安定させた状態で同時に行うことができ、その結果、迷光をキャンセルするために記憶する迷光値数を最小にできる光ディスクドライブ装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記従来の課題を解決するために、本発明の光ディスクドライブ装置は、レーザー光発生手段が発生するレーザー光の強度パターンおよび高周波重畳手段の動作のONとOFFとが切替手段により切替えられた場合に、サーボ手段が制御しているレーザスポットの照射位置を、切替え手段により切替えが行われたときの照射位置に一定時間強制的に維持するサーボ制御手段を有している。これにより、記録/再生のレーザー出力の切換えと、高周波モジュールON/OFFの切換えとを、サーボの動作を安定させた状態で同時に行うことができるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
それでは、以下に、本発明の第1の実施形態に係る光ディスクドライブ装置について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る光ディスクドライブ装置の全体構成を示したブロック図である。
【0016】
図1に示される光ディスクドライブ装置は、レーザー駆動回路1、高周波モジュール2、レーザー発生装置3、高周波切替え回路スイッチ4、光ディスク5、フォトディテクター9、サーボ回路10、タイミング発生回路11およびアクチュエーター12を備える。記録/再生切替え信号aは、光ディスクドライブ装置の記録状態と再生状態とを切替えるための信号である。電源+Bは、高周波モジュール2の電源を示す。レーザー光6は、レーザー発生装置3から発せられたレーザー光である。レーザー反射光7は、レーザー光6が光ディスク5で反射して発生する反射光である。迷光8は、レーザー反射光7以外の光であり、サーボ回路10の動作を不安定にさせる原因となるものである。
【0017】
ここで、レーザー駆動回路1は、記録/再生切換え信号aにより、レーザー駆動電流を切換える。より具体的には、当該レーザー駆動回路1は、記録状態では大きな電流値である記録電流、再生状態では小さな電流値である再生電流を出力する。高周波切替え回路スイッチ4は、記録/再生切換え信号aにより、記録状態では電源+Bと高周波モジュール2を切離して高周波モジュールOFF状態(高周波重畳無しの状態)にし、再生状態では電源+Bと高周波モジュール2を接続し高周波モジュールON状態(高周波重畳有りの状態)にする。高周波モジュール2は、電源+Bからの電源供給を受けて駆動し、レーザー発生装置3が発するレーザーに高周波重畳を行う。レーザー発生装置3は、レーザー駆動回路1から出力されてくる記録電流および再生電流の強度に応じた強度のレーザー光6を発振する。さらに、当該レーザー発生装置3は、高周波モジュール2の動作に応じて、高周波重畳されたレーザー光6又は高周波重畳されていないレーザー光6を発振する。すなわち、レーザー発生装置3は、高周波重畳された記録用のレーザー、高周波重畳されていない記録用のレーザー、高周波重畳された再生用のレーザーおよび高周波重畳されていない再生用のレーザーの4種類のレーザーを発振することが可能である。また、当該レーザー発生装置3は、レーザー光6の他に、迷光8を発振している。光ディスク5は、レーザー発生装置3から発信されたレーザー光6を反射して、レーザー反射光7を発する。
【0018】
フォトディテクター9は、サーボ信号およびデータ信号であるレーザー反射光7を受光する受光素子であり、F1フォトディテクター9−1およびF2フォトディテクター9−2を含む。F1フォトディテクター9−1およびF2フォトディテクター9−2は、光ディスク5からのレーザー反射光7に含まれるフォーカスサーボ信号(以降、フォーカス信号と称す)を取得し、サーボ回路10に当該フォーカス信号を伝える。なお、フォトディテクター9には、レーザー発生装置3から発振された迷光8も入射する。
【0019】
サーボ回路10は、フォーカス信号に基づいて、アクチュエーター12の動作を制御して、レーザー光6が光ディスク5の盤面に照射される位置を制御する。より具体的には、サーボ回路10は、フォーカス信号よりフォーカスエラー信号を作り出し、当該フォーカスエラー信号が0になるようフォーカス用のアクチュエーター12を駆動し、光ディスク5のフォーカス方向の動きに対しレーザー光6のビームスポットを追従させるフォーカスサーボ制御を行う。アクチュエーター12は、サーボ回路10の制御に基づいて、光ディスクの上下動に追従するように、光ピックアップ(図1では省略されている)を上下動させる。
【0020】
ここで、タイミング発生回路11について説明する。タイミング発生回路11は、記録/再生切換え信号aが入力してくる度に、サーボ回路10の動作をある時間だけ一定状態に維持させるホールド信号を作成して、サーボ回路10に出力する。当該ホールド信号を取得したサーボ回路10は、当該ホールド信号が入力してくる間、フォーカスサーボ制御をホールドし、アクチュエーター12をホールド信号が入力してきたときの状態で保持する。
【0021】
以上のように構成された本実施形態に係る光ディスクドライブ装置において、以下にその動作のタイミングについて図面を参照しながら説明する。ここで、図2は、本実施形態に係る光ディスクドライブ装置において、その動作状態が、記録状態、再生状態、記録状態と切替えられたときの、記録/再生切替え信号、ホールド信号、サーボ回路出力信号、レーザー駆動電流、高周波モジュール出力およびレーザー出力の時間的変化の様子を示した図である。ホールド信号は、図1のタイミング発生回路11の出力波形を示したものである。サーボ回路出力信号は、図1のサーボ回路10の出力を示したものである。レーザー駆動電流は、図1のレーザー駆動回路1の出力を示したものである。レーザー出力は、レーザー発生装置3から出力されるレーザーの強度を示している。
【0022】
まず、記録/再生切換え信号aは、記録状態、再生状態、記録状態と切換わる。当該変化が行われた記録/再生切替え信号aを取得したタイミング発生回路11は、図2の上から2段目に示されるようなホールド信号を発生する。より具体的には、タイミング発生回路11は、当該記録/再生切換え信号aが記録状態から再生状態に切り替ったときから一定時間Tだけホールド信号を、サーボ回路10に対して出力する。同様に、タイミング発生回路11は、当該記録/再生切替え信号aが再生状態から記録状態に切り替ったときから一定時間Tだけホールド信号を、サーボ回路10に対して出力する。
【0023】
サーボ回路10は、当該ホールド信号を取得している間には、サーボ制御を行わず、アクチュエーター12をホールド信号が入力する直前の状態で保持する。すなわち、サーボ回路出力は、図2の上から3段目に示されるように、サーボ制御、ホールド、サーボ制御、ホールド、サーボ制御と切替えられる。
【0024】
一方、レーザー駆動電流は、図2の上から4段目に示されるように、記録/再生切換え信号aに従って、記録電流、再生電流、記録電流と切換えられる。ここで、レーザー駆動電流の記録電流から再生電流への切替えと、レーザー駆動電流の再生電流から記録電流への切替えとは、共に、ホールド信号が発生している期間内に行われる。
【0025】
また、高周波モジュール出力も、図2の上から5段目に示されるように、記録/再生切換え信号aに従って、OFF、ON、OFFと、レーザー駆動電流の切替えタイミングと同じタイミングで切換えられる。ここで、高周波モジュール出力のOFFからONへの切替えと、高周波モジュール出力のONからOFFへの切替えとは、共に、ホールド信号が発生している期間内に行われる。
【0026】
レーザー発生装置3は、当該レーザー駆動電流および高周波モジュール出力の切替えに応じて、図2の最下段に示すように、高周波重畳無しの記録パワー、高周波重畳ありの再生パワー、高周波重畳無しの記録パワーとその出力を切換える。
【0027】
以上のように、本実施形態に係る光ディスクドライブ装置によれば、記録/再生切換え信号aの切換りタイミングでホールド信号が作られて、サーボ回路10の制御がホールドされるため、レーザー駆動電流の切換えと高周波モジュール切換えとが同時に行われても、サーボ回路10は、記録/再生切換え信号aの切換りタイミングでレーザー出力に発生する高周波切換えノイズの影響を受けなくなる。その結果、サーボ回路10の動作の安定化が図られる。
【0028】
(実施の形態2)
それでは、以下に、本発明の第2の実施形態に係る光ディスクドライブ装置について図面を参照しながら説明する。図3は、本実施形態に係る光ディスクドライブ装置の構成を示したブロック図である。
【0029】
図3に示される光ディスクドライブ装置は、レーザー駆動回路1、高周波モジュール2、レーザー発生装置3、高周波切替え回路スイッチ4、光ディスク5、フォトディテクター9、サーボ回路10、タイミング発生回路11、アクチュエーター12および迷光キャンセル回路13を備える。
【0030】
ここで、レーザー駆動回路1、高周波モジュール2、レーザー発生装置3、高周波切替え回路スイッチ4、光ディスク5、フォトディテクター9、サーボ回路10、タイミング発生回路11およびアクチュエーター12は、第1の実施形態に係るものと同様であるので、説明を省略する。なお、これらの動作タイミングについても、第1の実施形態の図2で示されたものと同様であるので、説明を省略する。
【0031】
迷光キャンセル回路13は、迷光8を取り除く回路であり、電流電圧変換回路13−1、迷光値記憶回路13−2、減算器13−3、電流電圧変換回路13−4、迷光値記憶回路13−5および減算器13−6を含む。
【0032】
電流電圧変換回路13−1は、F1フォトディテクター9−1から出力されてくる信号を電圧変換し、迷光値記憶回路13−2と減算器13−3とに接続される。同様に、電流電圧変換回路13−2は、F2フォトディテクター9−2から出力されてくる信号を電圧変換し、迷光値記憶回路13−5と減算器13−6とに接続される。
【0033】
迷光値記憶回路13−2は、F1フォトディテクター9−1が受けた迷光8の迷光値を記憶する回路である。同様に、迷光値記憶回路13−6は、F2フォトディテクター9−2が受けた迷光8の迷光値を記憶する回路である。
【0034】
ここで、迷光値記憶回路13−2に、F1フォトディテクター9−1が受けた迷光8の迷光値を記憶させる方法について説明する。まず、光ディスク5が外された状態で、レーザー発生装置3からレーザーが出力される。これにより、F1フォトディテクター9−1には、レーザー反射光7が入力せず、迷光8のみが入力する。応じて、迷光値記憶回路13−2は、このときの電流電圧変換回路13−1の出力値を記憶する。なお、本実施形態では、レーザー出力は図2に示されるように、高周波重畳がない記録電流と、高周波重畳がある再生電流の2種類のみであるので、発生する迷光8の種類も2種類である。そこで、迷光値記憶回路13−2に迷光値を記憶させる者は、上記2種類のレーザーをレーザー発生装置3に発生させて、それぞれの迷光8を迷光値記憶回路13−2に記憶させればよい。なお、迷光値記憶回路13−6に、F2フォトディテクター9−1が受けた迷光8の迷光値を記憶させる方法については、上記迷光値記憶回路13−2の場合と同様であるので、説明を省略する。
【0035】
減算器13−3は、迷光値記憶回路13−2にある迷光値を電流電圧変換回路13−1の出力から減算する。同様に、減算器13−6は、迷光値記憶回路13−5にある迷光値を電流電圧変換回路13−4の出力から減算する。
【0036】
以上のように構成された、本実施形態に係る光ディスクドライブ装置について、以下にその動作について説明する。なお、レーザー駆動回路1、高周波モジュール2、レーザー発生装置3、高周波切替え回路スイッチ4、光ディスク5、フォトディテクター9、サーボ回路10、タイミング発生回路11およびアクチュエーター12の動作タイミングは、第1の実施形態の図2で示されたものと同様であるので、説明を省略する。
【0037】
それでは、迷光キャンセル回路13の動作について、以下に説明する。なお、ここでは、図2の最下段のレーザー出力がなされたときに、当該迷光キャンセル回路13が行う動作について説明する。
【0038】
まず、最初は、記録状態の記録/再生切替え信号がレーザー駆動回路1、迷光値記憶回路13−2および迷光値記憶回路13−5等に入力する。応じて、レーザー発生装置3は、レーザー駆動回路1からのレーザー駆動電流にしたがって、記録パワーのレーザー光6を発振する。この際、当該レーザー発生装置3は、迷光8も出力する。当該レーザー光6は、光ディスク5で反射されて、レーザー反射光7となる。この後、F1フォトディテクター9−1には、レーザー反射光7および迷光8が入力する。
【0039】
F1フォトディテクター9−1は、取得したレーザー反射光7および迷光8をフォーカス信号および迷光信号に変換して、電流電圧変換回路13−1に対して出力する。
【0040】
信号を取得した電流電圧変換回路13−1は、取得した信号を電圧に変換して、減算器13−3に出力する。
【0041】
ここで、迷光値記憶回路13−2には、記録状態を示す記録/再生切替え信号が入力している。そこで、迷光値記憶回路13−2は、記憶している迷光値の内、高周波重畳無しであって記録状態の迷光値を減算器13−3に出力する。
【0042】
応じて、減算器13−3は、電流電圧変換回路13−1からの出力から、迷光値記憶回路13−2からの出力をそれぞれ減算する。これにより、減算器13−3からの出力は、フォーカス信号のみとなりサーボ回路10で迷光の影響がない正確なサーボ制御ができる。
【0043】
次に、入力してくる記録/再生切替え信号が記録状態から再生状態に切替わった場合について説明する。まず、再生状態を示す記録/再生切替え信号が、レーザー駆動回路1、迷光値記憶回路13−2および迷光値記憶回路13−5等に入力する。応じて、レーザー発生装置3は、第1の実施形態で説明したように、高周波重畳された再生用のレーザー光6を発振する。
【0044】
この後、記録状態の場合と同様に、光ディスク5においてレーザー光6が反射されて、レーザー反射光7として、F1フォトディテクター9−1に入力する。また、記録状態の場合と同様に、F1フォトディテクター9−1には、迷光8が入力してくる。
【0045】
レーザー反射光7および迷光8を受光したF1フォトディテクター9−1は、記録状態の場合と同様に、当該レーザー反射光7および当該迷光8をフォーカス信号および迷光信号に変換して、電流電圧変換回路13−1に対して出力する。
【0046】
各信号を取得した電流電圧変換回路13−1は、取得した信号を電圧に変換して、記録状態の場合と同様に、減算器13−3に出力する。
【0047】
ここで、迷光値記憶回路13−2には、再生状態を示す記録/再生切替え信号が入力している。そこで、迷光値記憶回路13−2は、記憶している迷光値の内、高周波重畳有りであって再生状態の迷光値を減算器13−3に出力する。
【0048】
応じて、減算器13−3は、電流電圧変換回路13−1および電流電圧変換回路13−4からの出力から、迷光値記憶回路13−2からの出力を減算する。これにより、減算器13−3からの出力は、フォーカス信号のみとなりサーボ回路10で迷光の影響がない正確なサーボ制御ができる。
【0049】
なお、光ディスクドライブ装置が再生状態から再び記録状態に切替えられる場合には、上述した、再生状態における動作が行われる。
【0050】
なお、ここでは、電流電圧変換回路13−1、迷光値記憶回路13−2および減算器13−3が行う動作のみについて説明を行ったが、電流電圧変換回路13−4、迷光値記憶回路13−5および減算器13−6が行う動作についても、上記動作と同様であるので、説明を省略する。
【0051】
ここで、従来の光ディスクドライブでは、高周波モジュールの切替えタイミングとレーザー駆動の切替えタイミングとにタイムラグを持たせていたので、レーザー出力が3種類(高周波重畳無しの記録パワー、高周波重畳有りの再生パワー、高周波重畳無しの再生パワー)発生しており、これに対応して、迷光も3種類発生していた。
【0052】
しかしながら、本実施形態に係る光ディスクドライブ装置によれば、記録/再生の切替えの際に、レーザー駆動回路と高周波モジュールとの切替えが同時に行われることにより、レーザー出力が2パターンしか発生しないので、レーザー光とともに発生する迷光の強度も2種類しか発生しない。その為、迷光キャンセル回路13で記憶される迷光値が2種類ですむようになる。その結果、本実施形態に係る光ディスクドライブ装置は、第1の実施形態での効果に加えて、内部構成の簡素化という更なる効果が得られる。
【0053】
なお、第1の実施形態および本実施形態に係るホールド信号が発生される時間は、MDシステムである場合には、300μSec程度が好ましい。これは、ホールド信号が発生している間は、サーボ制御が行われないので、当該時間があまり長い時間に設定されるのは好ましくないからである。
【0054】
なお、図1および図2では、フォーカス信号を検出するF1フォトディテクター9−1とF2フォトディテクター9−2とが上げられているが、本実施形態に係る光ディスクドライブ装置のピックアップは、トラッキング信号用のフォトディテクターも備える。そして、フォーカスサーボ制御のホールドと同様に、トラッキングサーボ制御に関しても、ホールド信号にてホールドすることが可能である。
【0055】
なお、本実施形態では、フォーカスサーボ制御についてのみ説明を行ったが、トラッキングサーボ制御についてもフォーカスサーボ制御と同様に迷光による悪影響を取り除くことが可能である。
【0056】
なお、第1の実施形態および本実施形態では、フォトディテクター9に含まれるフォトディテクターの数は2個であるが、当該フォトディテクターの数はこれに限られない。
【0057】
なお、第1の実施形態および本実施形態では、サーボ回路10の制御をホールドするために、タイミング発生回路11は、一定時間のホールド信号を出力するものとしているが、当該サーボ回路10の制御をホールドする方法は、これに限られない。例えば、記録状態と再生状態との切替えがあった場合には、タイミング発生回路は、サーボ回路10に対してトリガー信号を出力する。当該トリガー信号を受信したサーボ回路10は、その制御が一定時間ホールドされる。以上のような構成によっても、サーボ回路の制御をホールドすることは可能である。
【0058】
【発明の効果】
以上のように、本発明の光ディスクドライブ装置によれば、、記録/再生切換え信号一つでレーザー駆動回路と高周波モジュールとの切換えを同時に行うことが可能となり、また簡素な記憶回路でサーボ信号に不必要な迷光値を除去できるので、非常に安定したサーボ動作を得られるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る光ディスクドライブ装置の全体構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る光ディスクドライブ装置の各構成部の出力の動作タイミングを示した図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る光ディスクドライブ装置の全体構成を示したブロック図である。
【図4】従来の光ディスクドライブ装置の動作タイミングの説明に用いる図である。
【図5】従来の光ディスクドライブ装置の動作タイミングの説明に用いる図である。
【符号の説明】
1 レーザー駆動回路
2 高周波モジュール
3 レーザー発生回路
4 高周波切替え回路スイッチ
5 光ディスク
6 レーザー光
7 レーザー反射光
8 迷光
9 フォトディテクター
9−1 F1フォトディテクター
9−2 F2フォトディテクター
10 サーボ回路
11 タイミング発生回路
12 アクチュエーター
13 迷光キャンセル回路
13−1,13−4 電流電圧変換回路
13−2,13−5 迷光地位奥回路
13−3,13−6 減算器
Claims (2)
- 光ディスクを用いて、情報の記録または再生を行う光ディスクドライブ装置であって、
複数の強度パターンのレーザー光を切替えて出力可能であって、前記光ディスク上にレーザースポットを照射するレーザー光発生手段と、
前記レーザー光発生手段が発生するレーザー光に高周波重畳を行う高周波重畳手段と、
自機の動作状態が記録状態と再生状態との間で切替えが行われた場合に、前記レーザー光発生手段が発生するレーザー光の強度の切替えおよび前記高周波重畳手段の動作のONとOFFとの切替えを同時に行う切替手段と、
前記光ディスクに対する前記レーザースポットの照射位置を制御するサーボ手段と、
前記レーザー光発生手段が発生するレーザー光の強度パターンおよび前記高周波重畳手段の動作のONとOFFとが前記切替手段により切替えられた場合に、前記サーボ手段が制御している前記レーザスポットの照射位置を、前記切替え手段により切替えが行われたときの照射位置に一定時間強制的に維持するサーボ制御手段とを備える、光ディスクドライブ装置。 - 前記光ディスク上で反射された反射レーザー光と当該反射レーザー光以外の光である迷光とを受光し、当該反射レーザー光および当該迷光を信号に変換して出力する受光手段と、
前記迷光による信号の信号値を、記録状態と再生状態とのそれぞれに対して記憶し、自機の状態の動作状態に応じて、前記記録状態での迷光による信号の信号値と再生状態での迷光による信号の信号値とを切替えて出力する記憶手段と、
前記記憶手段が出力する迷光による信号の信号値を、前記受光手段が出力する信号の信号値から減算して出力する減算手段とをさらに備え、
前記サーボ手段は、前記減算手段が出力した信号値に基づいて、前記レーザースポットの照射位置を制御する、請求項1に記載の光ディスクドライブ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003060407A JP2004272981A (ja) | 2003-03-06 | 2003-03-06 | 光ディスクドライブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003060407A JP2004272981A (ja) | 2003-03-06 | 2003-03-06 | 光ディスクドライブ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004272981A true JP2004272981A (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=33122958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003060407A Pending JP2004272981A (ja) | 2003-03-06 | 2003-03-06 | 光ディスクドライブ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004272981A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007242172A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Hitachi Ltd | 光ディスク装置 |
JP2013235639A (ja) * | 2012-05-10 | 2013-11-21 | Funai Electric Co Ltd | 光ディスク装置 |
-
2003
- 2003-03-06 JP JP2003060407A patent/JP2004272981A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007242172A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Hitachi Ltd | 光ディスク装置 |
JP2013235639A (ja) * | 2012-05-10 | 2013-11-21 | Funai Electric Co Ltd | 光ディスク装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5381283B2 (ja) | レーザ駆動回路 | |
JP2004014005A (ja) | 情報記録装置 | |
JP2001297454A (ja) | 光ディスク装置 | |
JP2010244650A (ja) | レーザ駆動装置、レーザ駆動方法、光学ユニット、光装置 | |
JP2007149286A (ja) | 情報再生装置 | |
JP2003168232A (ja) | 光ディスクドライブ及びレーザ光駆動電源電圧制御方法 | |
KR20040095724A (ko) | 광학 디스크 장치, 카메라 장치, 및 발광 동작 제어 방법 | |
JP2004272981A (ja) | 光ディスクドライブ装置 | |
EP2112657B1 (en) | Lifetime improvement of laser diodes in optical drives | |
JP3725127B2 (ja) | チルト補正方法、チルト駆動信号生成回路及びチルト補正装置、並びに光ディスク装置 | |
KR100434498B1 (ko) | 모드 전환 설정구간에서 디스크 구동기의 동작 안정화장치 및 방법 | |
JP3755731B2 (ja) | 光記録再生装置 | |
JPH031334A (ja) | レーザダイオードパワーコントロール装置 | |
JP2731237B2 (ja) | 光学式情報記録再生装置 | |
JPS63251946A (ja) | 光学式ピックアップ装置 | |
JP3973338B2 (ja) | 光ディスク装置、情報処理装置及び光ディスク装置のレーザパワー制御方法 | |
JP2005339790A (ja) | レーザ駆動装置及び光ディスク記録再生装置 | |
JPH0294130A (ja) | Apc駆動回路 | |
JPH06103601A (ja) | 光学的情報記録再生装置 | |
JP2635918B2 (ja) | 光学式ディスク再生装置 | |
JPS63276720A (ja) | 光デイスク装置 | |
JP2008016107A (ja) | 光ピックアップ装置および光ディスクドライブ | |
JP2005190608A (ja) | 光源駆動装置及び光ディスク装置 | |
JP2003085845A (ja) | 光磁気記録再生装置 | |
JP2004326843A (ja) | 情報記録装置及び情報記録方法 |