JP2014085233A - 物理量検出デバイス、物理量検出器、電子機器、及び移動体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基部10と、基部10から延在して設けられている可動部14と、基部10と可動部14とに接続されている物理量検出素子70と、基部から延在して先端側に固定部が設けられている支持部20,30,50,60とを備え、支持部20,30,50,60は、固定部と基部10との間であって物理量検出素子70が基部10に接続された面と反対の面に凹部を有し、凹部が基部10に沿うように配置されている。
【選択図】図1
Description
例えば、特許文献1には、物理量検出素子に設けられた支持部と、当該物理量検出素子が固定されるパッケージと、が接着剤を介して接続される構造の物理量検出デバイス(物理量検出器)が開示されている。
本適用例に係る物理量検出デバイスは、基部と、基部から延在して設けられている可動部と、基部と可動部とに接続されている物理量検出素子と、基部から延在して先端側に固定部が設けられている支持部とを備え、支持部は、固定部と基部との間であって物理量検出素子が基部に接続された面と反対の面に凹部を有し、凹部が基部に沿うように配置されていることを特徴とする。
これにより物理量検出デバイスは、凹部を境に支持部の先端側、即ち、固定部が被固定物に接続されるため、固定部が被固定物に接続される際の接続面積を一定に保つことができる。また、支持部において、基部から固定部が被固定物に接続される部分までの長さを一定に保つことができる。
従って、物理量検出素子から生じるスプリアス(寄生振動)が基部を介して支持部に伝搬された場合、支持部でのスプリアスの共振周波数を一定に保つことができる。
上記適用例に係る物理量検出デバイスは、支持部が4つあって、4つの凹部が可動部を囲んでいることが好ましい。
上記適用例に係る物理量検出デバイスは、凹部の板厚が固定部の板厚の40%以上60%以下の範囲にあることが好ましい。
上記適用例に係る物理量検出デバイスは、平面視で凹部が曲がっていることが好ましい。
本適用例に係る物理量検出器は、基部と、基部から延在して設けられている可動部と、基部と可動部とに接続されている物理量検出素子と、基部から延在して先端側に固定部が設けられている支持部と、固定部が接合材によって接続されているパッケージとを備え、支持部は、固定部と基部との間であって固定部がパッケージと接続される側の面に凹部を有し、凹部が基部に沿う様に配置されていることを特徴とする。
これにより物理量検出器は、凹部を境に支持部の先端側、即ち、固定部がパッケージに接続されるため、固定部がパッケージに接続される際の接続面積を一定に保つことができる。また、固定部がパッケージに接続される側の支持部の面に凹部が設けられているため、接合材が固定部からはみ出しても支持部に当接することを凹部で抑制することができる。また、支持部において、基部から固定部がパッケージに接続される部分までの長さを一定に保つことができる。
従って、物理量検出素子から生じるスプリアス(寄生振動)が基部を介して支持部に伝搬された場合、支持部でのスプリアスの共振周波数を一定に保つことができる。
さらに、物理量検出器は、物理量検出素子の両端が固定されているため、物理量検出素子の振動以外の振動がノイズとして検出されることを抑制することができる。また、物理量検出器は、物理量検出素子が直接パッケージと接続されていないため、接合材としての接着剤の歪み、及びパッケージとの熱膨張率の違いによる歪みの影響を抑制し、物理量検出器の破損を抑制することができる。
上記適用例に係る物理量検出器は、物理量検出素子から出力される信号の処理を行う電子回路を備えることが好ましい。
本適用例に係る電子機器は、上述したいずれかの物理量検出器を搭載している。
本適用例に係る移動体は、上述したいずれかの物理量検出器を搭載している。
第1実施形態に係る物理量検出デバイスについて、図1から図6を用いて説明する。
図1及び図2は、本実施形態に係る物理量検出デバイスを模式的に示す斜視図である。図3は、本実施形態に係る物理量検出デバイスを模式的に示す平面図である。図4は、図3に示す本実施形態に係る物理量検出デバイスの線分A−A’、線分B−B’、線分C−C’、線分D−D’の断面を模式的に示す断面図である。図5は、本実施形態に係る物理量検出デバイスを模式的に示す図3の線分E−E’で示す断面図である。図6は、物理量検出デバイスの動作状態を示す断面図である。
なお、説明の便宜のため、図2では、質量部80,82及び質量接合材86の図示を省略し、図3では、質量部80,82の図示を省略している。また、図1から図6では、互いに直交する3つの軸として、X軸、Y軸、Z軸を図示している。なお、Z軸は、重力が作用する方向を示す軸である。
なお、本実施形態の物理量検出デバイス100は、その一例として4つの支持部(20,30,50,60)を有する形態を説明する。しかし、設けられる支持部の数はこれに限定されることは無く、検出する物理量の条件等に応じて適宜変更しても良いものである。
本実施形態の物理量検出デバイス100の基部10、継手部12、可動部14、連結部40、及び各支持部(20,30,50,60)は、例えば、水晶の原石などから所定の角度で切り出された水晶基板を用いている。当該水晶基板をパターニングすることにより、基板構造体101としてこれらが一体に形成されている。また、パターニングは、例えば、フォトリソグラフィー技術、及びエッチング技術を用いることができる。
なお、基板構造体101(基部10、継手部12、可動部14、第1支持部20ないし第4支持部60、及び連結部40)は、構成する材料が水晶に限定されるものではなく、ガラスやシリコンなどの材料を用いても良い。
図3に示す第1支持部20と第2支持部30とは、物理量検出素子70を中心に左右対称に同様の構成で設けられている。換言すると、第1支持部20と、第2支持部30とは、物理量検出素子70が延在するY軸方向に設定される線分E−E’を中心として対象に一対として設けられている。
第1支持部20は、基部10から延在して基部10と反対側の端部、即ち、第1支持部20の先端側に第1固定部29が設けられている。第1支持部20は、その先端側に設けられた第1固定部29が後述する被固定物としてのパッケージ310(図7参照)に固定され、基部10を支持するために設けられている。
また、第1支持部20には、基部10と反対側に第1曲部22rを有し、第1曲部22rを介して第1腕部22aと、第2腕部22bとが設けられている。第2腕部22bは、第1曲部22rから第2の方向である+X軸方向に延在させて設けられている。また、第2腕部22bは、第1曲部22rと接続された反対側において第1固定部29と接続されている。
図4(a)は、図3において線分A−A’で示す部分の腕部22の断面図である。また、線分B−B’で示す部分の腕部22の断面図である。
図4(a),(b)に示すように腕部22は、基部10から延出し、第1曲部22rを介して第1固定部29まで延在させて設けられている。ここで、腕部22には、基部10と第1固定部29との間に凹部22tが設けられている。本実施形態では、基部10と第1固定部29との間に、第1固定部29と連接して凹部22tが設けられている。凹部22tは、物理量検出素子70が設けられた第1面10a側とは裏側の面である第2面10b側に設けられている。詳しくは、凹部22tは、第2面10b側に凹形状を成して、第1支持部20の幅(図3に示すY軸方向の幅)で、第1固定部29と連接して設けられている。また、凹部22tは、基部10に沿うように設けられている。換言すると、凹部22tは、基部10が延設されている方向に沿って設けられている。
なお、本実施形態の物理量検出デバイス100において凹部22tは、基部10から第1固定部29までの第2面10b側の腕部22に曲げて設けられている例を示したものである。
凹部22tは、第1支持部20の第2面10b側に設けられていれば良く、また、第2面10b側に第1固定部29と連接して凹部22tが設けられていれば好適である。また、凹部22tが設けられる長さ、範囲(第1支持部20が延在する方向の長さ、範囲)は特に限定されることはない。
ここで、第1固定部29は、被固定物と接合される第2面10b側が凹部22tから突出して設けられている。よって、被固定物と第1固定部29が接続される際に当該第1固定部29は、第2面10b側と被固定物とを選択的に当接(接続)させることができる。換言すると、腕部22が被固定物に当接することを抑制することができる。
従って、物理量検出素子70から生じるスプリアス(寄生振動)が基部10を介して第1支持部20に伝搬された場合において、第1支持部20が固定される位置が一定となるため、第1支持部20におけるスプリアスの共振周波数を一定に保つことができる。
図3に示す第2支持部30は、腕部32と、第2固定部39と、を有する。腕部32は、第2曲部32rを介して、第3腕部32aと、第4腕部32bと、を有する。第2支持部30は、第1支持部20と同様に被固定物としてのパッケージ310に固定され、基部10を支持するために設けられている。
また、第2支持部30には、基部10と反対側に第2曲部32rを有し、第2曲部32rを介して第3腕部32aと、第4腕部32bが設けられている。第4腕部32bは、第2曲部32rから第3の方向である−X軸方向に延在させて設けられている。また、第4腕部32bは、第2曲部32rと接続された反対側において第2固定部39と接続されている。
図3に示す第3支持部50と、第4支持部60とについて説明する。
第3支持部50と、第4支持部60とは、物理量検出素子70を中心に左右対称に同様の構成で設けられている。換言すると、第3支持部50と、第4支持部60とは、物理量検出素子70が延在するY軸方向に設定される線分E−E’を中心として対象に一対として設けられている。
可動部14が変位する方向(Z軸方向)から第3支持部50(物理量検出デバイス100)を平面視した場合に、第3支持部50は、基部10から−X軸方向に第5腕部52aが延在して設けられている。
また、第3支持部50には、第3曲部52rを介して第5腕部52aと、第6腕部52bとが設けられている。第6腕部52bは、第3曲部52rから−Y軸方向に延在して設けられている。また、第6腕部52bは、第3曲部52rと接続された反対側において第3固定部59と接続されている。
図4(c)は、図3において線分C−C’で示す部分の腕部52の断面図である。また、図4(d)線分D−D’で示す部分の腕部52の断面図である。
図4(c),(d)に示すように腕部52は、基部10から延出し、第3曲部52rを介して第3固定部59まで延在させて設けられている。ここで、腕部52には、基部10と第3固定部59との間に凹部52tが設けられている。本実施形態では、基部10と第3固定部59との間に、第3固定部59と連接して凹部52tが設けられている。凹部52tは、物理量検出素子70が設けられた第1面10a側とは裏側の面である第2面10b側に設けられている。詳しくは、凹部52tは、第2面10b側に凹形状を成して、第3支持部50の幅(図3に示すY軸方向の幅)で、第3固定部59と連接して設けられている。また、凹部52tは、基部10に沿うように設けられている。換言すると、凹部52tは、基部10が延設されている方向に沿って設けられている。
なお、本実施形態の物理量検出デバイス100において凹部52tは、基部10から第3固定部59までの第2面10b側の腕部52に曲げて設けられている例を示したものである。
凹部52tは、第3支持部50の第2面10b側に設けられていれば良く、また、第2面10b側に第3固定部59と連接して凹部52tが設けられていれば好適である。また、凹部52tが設けられる長さ、範囲(第3支持部50が延在する方向の長さ、範囲)は特に限定されることはない。
ここで、第3固定部59は、前述の第1固定部29及び第2固定部39と同様に被固定物と接続される第2面10b側が凹部52tから突出して設けられている。よって、被固定物と第3固定部59が接続される際に当該第3固定部59は、第2面10b側と被固定物とを選択的に当接(接続)させることができる。換言すると、腕部52が被固定物に当接することを抑制することができる。
従って、物理量検出素子70から生じるスプリアスが基部10を介して第3支持部50に伝搬された場合において、第3支持部50が固定される位置が一定となるため、第3支持部50におけるスプリアスの共振周波数を一定に保つことができる。
図3に示す第4支持部60は、腕部62と、第4固定部69と、を有する。腕部62は、第4曲部62rを介して、第7腕部62aと、第8腕部62bと、を有する。第4支持部60は、第3支持部50と同様に被固定物としてのパッケージ310に固定され、基部10を支持するために設けられている。
また、第4支持部60には、基部10と反対側に第4曲部62rを有し、第4曲部62rを介して第7腕部62aと、第8腕部62bが設けられている。第8腕部62bは、第4曲部62rから−Y軸方向に延在して設けられている。また、第8腕部62bは、第4曲部62rと接続された反対側において第4固定部69と接続されている。
図3及び図5に示す様に物理量検出素子70は、基部10と、可動部14とに接続して設けられている。換言すると、物理量検出素子70は、基部10と、可動部14とに跨がるように設けられている。物理量検出素子70には、振動梁部71a,71bと、ベース部72a,72bと、を有している。本実施形態の物理量検出素子70は、例えば、可動部14が物理量に応じて変位することで、振動梁部71a,71bに応力が生じ、振動梁部71a,71bに発生する物理量検出情報が変化する。換言すると、振動梁部71a,71bの振動周波数(共振周波数)が変化する。なお、本実施形態において物理量検出素子70は、2本の振動梁部71a,71bと、一対のベース部72a,72bと、を有する双音叉素子(双音叉型振動素子)である。
次に、物理量検出デバイス100の動作について説明する。
図6は、物理量検出デバイス100の動作を説明するための断面図である。また、図6では、互いに直交する3つの軸として、X軸、Y軸、Z軸を図示している。なお、Z軸は、重力が作用する方向を示す軸である。
本実施形態の物理量検出デバイス100は、物理量検出素子70が接続される基部10から延在する第1支持部20の先端に被固定物と接続される第1固定部29が設けられている。また、第1支持部20には、腕部22を有し、第1固定部29と連接する凹部22tが設けられている。
これにより、第1固定部29が被固定物に接続される際に、被固定物と腕部22が当接することを抑制し、第1固定部29を介して被固定物に接続される際の接続面積を一定に保つことができる。
さらに、物理量検出素子70は、基部10と、可動部14とに接続(固定)され、基部10から延在する第1支持部20を介して被固定物に接続されるため、物理量検出素子70の振動以外の振動がノイズとして検出されることを抑制することができる。
なお、第2支持部30、第3支持部50、第4支持部60も同様の構成であるため、同様の効果が得られる。よって、スプリアスが基部10を介して各支持部(20,30,50,60)に伝搬された場合においても、各支持部(20,30,50,60)が固定される面積及び位置が一定となることから、基部10から各固定部(29,39,59,69)に向かって延在する各腕部(22,32,52,62)の長さが一定となる。
従って、各支持部(20,30,50,60)におけるスプリアスの共振周波数を一定に保つことができる。
第2実施形態に係る物理量検出器について、図7及び図8を用いて説明する。
図7は、本実施形態の物理量検出器を平面視(Z軸方向)した模式図である。また、図8は、本実施形態に係る物理量検出器を模式的に示す図7の線分G−G’で示す断面図である。
本実施形態の物理量検出器300は、第1実施形態で説明した物理量検出デバイス100が搭載(収容)されている。搭載されている物理量検出デバイス100の構成は第1実施形態と同様であるため、同様の構成には同様の符号を付して説明を簡略、又は省略して本実施形態の物理量検出器300について説明する。
なお、説明の便宜上、図7ではリッド330の図示を省略している。
本実施形態の物理量検出器300は、パッケージ310に物理量検出デバイス100が収容(搭載)されている。より詳細には、パッケージベース320と、リッド330とが接続されて設けられた空間311に、物理量検出デバイス100が収容(搭載)されている。
本実施形態においてパッケージベース320としては、例えば、セラミックスを用いている。しかし、これに限定されること無く、水晶、ガラス、シリコンなどの材料を用いることができる。
図7(b)に示す様に、第1支持部20の先端に設けられた第1固定部29が被固定物であるパッケージ310に設けられた凹部323に固定される。第1固定部29の第2面10b側には、固定部接続端子79aが設けられ、凹部323に設けられた内部端子340と接合材343を介して接続されている。
また、接合材343としては、例えば、金属フィラーなどの導電性物質を含むシリコーン樹脂系の導電性接着剤を用いることができる。
物理量検出器300において、電子回路370から内部端子340、固定部接続端子79などを経由して、物理量検出デバイス100の励振電極に駆動信号がされる。駆動信号が与えられると、物理量検出素子70の振動梁部71a,71bは、所定の周波数で屈曲振動(共振)する。そして、物理量検出器300は、印加される加速度α1,α2に応じて変化する物理量検出素子70から出力される共振周波数を電子回路370で増幅して外部端子344から物理量検出器300の外部に出力することができる。
本実施形態の物理量検出器300は、第1実施形態で上述した物理量検出デバイス100が搭載されることで、各固定部(29,39,59,69)がパッケージ310に接続される際に用いられる接合材343が、各腕部(22,32,52,62)に当接することを抑制することができる。また、各固定部(29,39,59,69)がパッケージ310に接続される面積を一定に保つことができる。換言すると、各支持部(20,30,50,60)がパッケージ310に接続される際に、各支持部(20,30,50,60)とパッケージ310との当接を抑制することができる。
従って、物理量検出素子70から生じるスプリアスが基部10を介して支持部に伝搬された場合においても、各支持部(20,30,50,60)が固定される面積及び位置が一定となるため、スプリアスの共振周波数を一定に保つことができる。
次いで、本発明の一実施形態に係る物理量検出器300を適用した実施例について、図9から図12に基づき説明する。
先ず、本発明の一実施形態に係る物理量検出デバイス100を搭載した物理量検出器300を適用した電子機器について、図9から図11に基づき、詳細に説明する。
デジタルスチールカメラ1300におけるケース(ボディー)1302の背面には、表示部1308が設けられ、CCDによる撮像信号に基づいて表示を行う構成になっており、表示部1308は、被写体を電子画像として表示するファインダーとして機能する。また、ケース1302の正面側(図中裏面側)には、光学レンズ(撮像光学系)やCCD等を含む受光ユニット1304が設けられている。
撮影者が表示部1308に表示された被写体像を確認し、シャッターボタン1306を押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、メモリー1310に転送・格納される。また、このデジタルスチールカメラ1300においては、ケース1302の側面に、ビデオ信号出力端子1312と、データ通信用の入出力端子1314とが設けられている。そして、図示されるように、ビデオ信号出力端子1312にはテレビモニター1430が、データ通信用の入出力端子1314にはパーソナルコンピューター1440が、それぞれ必要に応じて接続される。さらに、所定の操作により、メモリー1310に格納された撮像信号が、テレビモニター1430や、パーソナルコンピューター1440に出力される構成になっている。このようなデジタルスチールカメラ1300には、被写体像を水平に撮影するため、撮影者にデジタルスチールカメラ1300の傾きを知らせるため傾斜センサー等として機能する物理量検出器300が内蔵されている。
図12は移動体の一例としての自動車を概略的に示す斜視図である。自動車1500には本発明に係る物理量検出デバイス100を備える物理量検出器300が搭載されている。例えば、同図に示すように、移動体としての自動車1500には、当該自動車1500の傾きを検知する物理量検出器300を内蔵してサスペンション1509を駆動させて車体の姿勢制御をする電子制御ユニット1508が車体1507に搭載されている。また、物理量検出器300は、他にも、アンチロックブレーキシステム(ABS)、エアバック、タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)、エンジンコントロール等の電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)に広く適用できる。
Claims (8)
- 基部と、
前記基部から延在して設けられている可動部と、
前記基部と前記可動部とに接続されている物理量検出素子と、
前記基部から延在して先端側に固定部が設けられている支持部と、を備え、
前記支持部は、前記固定部と前記基部との間であって前記物理量検出素子が前記基部に接続された面と反対の面に凹部を有し、前記凹部が前記基部に沿うように配置されていること、を特徴とする物理量検出デバイス。 - 前記支持部が4つあって、4つの前記凹部が前記可動部を囲んでいることを特徴とする請求項1に記載の物理量検出デバイス。
- 前記凹部の板厚が前記固定部の板厚の40%以上60%以下の範囲にあることを特徴とする請求項1または2に記載の物理量検出デバイス。
- 平面視で前記凹部が曲がっていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の物理量検出デバイス。
- 基部と、
前記基部から延在して設けられている可動部と、
前記基部と前記可動部とに接続されている物理量検出素子と、
前記基部から延在して先端側に固定部が設けられている支持部と、
前記固定部が接合材によって接続されているパッケージと、を備え、
前記支持部は、前記固定部と前記基部との間であって前記固定部が前記パッケージと接続される側の面に凹部を有し、前記凹部が前記基部に沿うように配置されていること、を特徴とする物理量検出器。 - 前記物理量検出素子から出力される信号の処理を行う電子回路を備えていることを特徴とする請求項5に記載の物理量検出器。
- 請求項5または請求項6に記載の物理量検出器を搭載されていることを特徴とする電子機器。
- 請求項5または請求項6に記載の物理量検出器を搭載されていることを特徴とする移動体。
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