JP2014082476A - 流路部材およびこれを用いた熱交換器ならびに半導体製造装置 - Google Patents

流路部材およびこれを用いた熱交換器ならびに半導体製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 熱応力に対する信頼性の向上した流路部材およびこれを用いた熱交換器ならびに半導体製造装置を提供する。
【解決手段】 被処理物が載置される蓋体部と、底板部と、前記蓋体部と前記底板部とに接続された複数の側壁部とを備え、内部に流体が流れる流路を有する流路部材であって、前記流体が流れる方向に直交する断面視において、前記複数の側壁部のうち少なくとも1つが、前記底板部から前記蓋体部にかけて幅が狭くなっている第1の側壁部とされていることから、蓋体部と側壁部との接続部に生じる熱応力を軽減することができるので、熱応力に対する流路部材の信頼性を向上することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、流路部材およびこれを用いた熱交換器ならびに半導体製造装置に関する。
内部に流路を有する流路部材は、流路に流体を流すことによって、流路部材と流路部材に接する他の部材とで熱交換を行なうことができ、それにより、流路部材に接する他の部材の温度を調節することができる。
例えば、特許文献1には、ウェハを固定して、ドライエッチングやCVD処理を行なうために用いられる静電チャックとして、複数のセラミック層からなり、前記複数のセラミック層のうち中間のセラミック層に冷媒流路が形成されており、また前記中間のセラミック層よりも下方のセラミック層に前記冷媒流路に冷媒を送る供給流路及び前記冷媒流路から冷媒を排出する戻し流路が形成されている冷媒流路を備えた静電チャックが開示されている。
特開平3−108737号公報
しかしながら、特許文献1に記載された構成の静電チャックでは、プラズマや電子ビームの照射によってウェハが急激に温度上昇したとき、ウェハを載置している部位における温度も上昇し、このウェハを載置している部位とその下層との接続部分には熱が籠りやすくなる傾向がある。そして、この籠った熱が高いときには、冷媒流路を流れる冷媒との温度差によって熱応力が生じて接続部分が破壊するという問題があった。そのため、熱応力に対する信頼性の向上した流路部材が求められている。
それゆえ本発明は、熱応力に対する信頼性の向上した流路部材およびこれを用いた熱交換器ならびに半導体製造装置を提供することを目的とするものである。
本発明の流路部材は、被処理物が載置される蓋体部と、底板部と、前記蓋体部と前記底板部とに接続された複数の側壁部とを備え、内部に流体が流れる流路を有する流路部材であって、前記流体が流れる方向に直交する断面視において、前記複数の側壁部のうち少なくとも1つが、前記底板部から前記蓋体部にかけて幅が狭くなっている第1の側壁部とされていることを特徴とするものである。
また、本発明の熱交換器は、上記構成の流路部材の蓋体部の表面または内部に金属部材が設けられていることを特徴とするものである。
また、本発明の半導体製造装置は、上記構成の流路部材の蓋体部の内部に金属部材が設けられている熱交換器を備えることを特徴とするものである。
本発明の流路部材によれば、第1の側壁部における蓋体部と接する幅が狭いことによって、蓋体部側での熱交換効率を向上でき、熱の籠りを抑制できる。それにより、蓋体部と
側壁部との接続部が破壊されることが抑制できるので、熱応力に対する信頼性の向上した流路部材とすることができる。
また、本発明の熱交換器によれば、信頼性の向上した熱交換器とすることができる。
また、本発明の半導体製造装置によれば、上記構成の熱交換器を備えることから、熱応力に対する信頼性の向上した半導体製造装置とすることができる。
本実施形態の流路部材の一例を示す、(a)は流体の流れる方向に対して直交する方向に切断した状態の外観斜視図であり、(b)は(a)において破線で囲んだ部分を拡大した断面図である。 本実施形態の流路部材の他の例を示す、(a)は流体の流れる方向に対して直交する方向に切断した状態の外観斜視図であり、(b)は(a)において破線で囲んだ部分を拡大した断面図である。 本実施形態の流路部材のさらに他の例を示す、(a)は流体の流れる方向に対して直交する方向に切断した状態の外観斜視図であり、(b)は(a)において破線で囲んだ部分を拡大した断面図である。 本実施形態の流路部材のさらに他の例を示す、(a)は流体の流れる方向に対して直交する方向に切断した状態の外観斜視図であり、(b)は(a)において破線で囲んだ部分を拡大した断面図である。 本実施形態の流路部材のさらに他の例として、流体の流れる方向に対して直交する方向に切断した状態を示す外観斜視図であり、(a)は第1の側壁部の幅の最も狭い部位における高さ方向の長さが、中央部側に向けて漸次短くなっている流路部材であり、(b)は第1の側壁部の幅の最も狭い部位における高さ方向の長さが、中央部側に向けて漸次長くなっている流路部材である。 本実施形態の流路部材のさらに他の例として、流体の流れる方向に対して直交する方向に切断した状態を示す外観斜視図であり、(a)は第1の側壁部の幅の最も幅の狭い部位における幅が流路部材の中央部側に向けて漸次広くなっている流路部材であり、(b)は第1の側壁部の幅の最も幅の狭い部位における幅が流路部材の中央部側に向けて漸次狭くなるっている流路部材である。 本実施形態の流路部材のさらに他の例として、流体が流れる方向に対して水平な断面を示す断面図であり、(a)は蛇行状の流路、(b)はスパイラル状の流路である。 本実施形態の熱交換器を備える半導体製造装置の一例を示す概略図である。
以下、本発明の流路部材の実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施形態の流路部材の一例を示す、(a)は流体の流れる方向に対して直交する方向に切断した状態の外観斜視図であり、(b)は(a)において破線で囲んだ部分を拡大した断面図である。なお、以降の図において同一の構成は、同一の符号を用いて説明する。
図1(a)に示すように、本実施形態の流路部材10は、被処理物が載置される蓋体部1と、底板部3と、蓋体部1と底板部3とに接続された複数の側壁部2とを備え、蓋体部1、底板部3、側壁部2とで囲まれた空間が流路4とされ、内部に流路4を有する流路部材10とされている。また、本実施形態の流路部材10では、流体が流れる方向に直交する断面視において、複数の測壁部2のうち少なくとも1つが、底板部3から蓋体部1にかけて幅が狭くなっている第1の側壁部2aとされている。なお、図1(b)においては、流路4
の断面を示す流路口4aとして示している。また、図1を含め、図2〜図6においては、7本の側壁部2のうち、外壁を除く5本が第1の側壁部2aとされている例を示している。
ここで、底板部3から蓋体部1にかけて幅が狭くなっている第1の側壁部2aとは、図1(b)に示すように、第1の側壁部2aの底板部3と接する部位の幅を2b、第1の側壁部2aの蓋体部1と接する部位の幅を2cとしたとき、底板部3に接する部位の幅2bに対して蓋体部1に接する幅2cが狭いものである。このような構成を満たしていることにより、流路4に冷却流体を流すことで、熱が籠りやすい蓋体部1と第1の側壁部2aとの接続部を効率よく冷却でき、熱応力の発生を抑えることで、蓋体部1と第1の側壁部2aとの接続部が破壊されることが抑制される。それにより、熱応力に対する信頼性の向上した流路部材10とすることができる。特に、流路部材10の蓋体部1に接するその他の部材との熱交換効率を高くするために、蓋体部1の厚みを底板部3の厚みよりも薄くした場合には、この効果がより発揮されるため有効である。なお、以下の説明において特に断りのない限り、流路4に冷却流体を流す場合について説明する。
また、被処理物が温度分布を生じるときは、側壁部2間の間隔を適宜調整するほか、第1の側壁部2aの幅の広がり具合を適宜調整することで、被処理物の均熱化を図ることができる。例えば、被処理物の中央部の温度が高く、外側が低いときには、流路部材10における側壁部2の間隔を調整して中央部の側壁部2の間隔を広くし、外側の間隔を狭くすればよい。
ここで、流路部材10を構成する蓋体部1、側壁部2および底板部3は、金属や樹脂またはセラミックス等で作製することができる。また、蓋体部1、側壁部2および底板部3は、それぞれ同じ材質で作製されてもよく、異なる材質で作製されてもよい。なお、流路4に腐食性の高いガスや液体を流すときには、各部材をセラミックスで作製することが好適である。セラミックスとしては、アルミナ、ジルコニア、窒化珪素、窒化アルミニウム、炭化珪素、炭化硼素、コージェライト、ムライトまたはこれらの複合物を用いることができる。
特に、本実施形態の流路部材10は、炭化珪素を主成分とする炭化珪素質焼結体からなることが好ましい。ここで、主成分とは、焼結体を構成する全成分100質量%のうち80質量
%以上の割合で占める成分のことをいう。そして、本実施形態の流路部材10が、炭化珪素を主成分とする炭化珪素質焼結体からなるときには、優れた機械的特性や耐食性に加えて、熱伝導率が高いことから熱交換効率の向上した流路部材10とすることができる。また、炭化珪素質焼結体は、主成分である炭化珪素が、他のセラミックス、例えばアルミナと比べて比重が小さく流路部材10の軽量化が図れるものであることから、大型の流路部材10が必要な場合に有用である。
ここで、本実施形態の流路部材10では、少なくとも底板部3から蓋体部1にかけて幅が狭くなっている第1の側壁部2aを有する構成となっていることから、側壁部2を同じ幅の構成とした場合よりも流路4の体積を大きく(流路4を構成する側壁部2の表面積を広く)することができる。それにより、流路4を流れる冷却流体との熱交換効率の向上を図ることができる。
また、本実施形態の流路部材10がセラミックスからなるとき、熱交換効率を高く維持若しくはさらに向上させるには、第1の側壁部2aを含む側壁部2を構成するセラミックスとして熱伝導率の高いセラミックスを用いることが好適である。これは、蓋体部1に伝搬した熱が、効率よく側壁部2に伝搬し、それにより側壁部2と流体とで効率よく熱交換を行なうことができるからである。
例えば、第1の側壁部2aを含む側壁部2を、炭化珪素を主成分とする炭化珪素質焼結体とし、蓋体部1および底板部3をアルミナを主成分とするセラミック焼結体とすれば、熱交換効率に優れた流路部材10とすることができるうえに、蓋体部1と底板部3とを炭化珪素よりも原料価格が低いアルミナで作製することで、流路部材10の製造コストを下げることができる。
なお、流路部材10がセラミックスからなるとき、主成分を含め成分の結晶構造は、流路部材10から所定の大きさの試料を切り出してX線回折装置(XRD)で測定し、同定することによって確認することができる。また、各成分の元素の含有量については、走査型電子顕微鏡(SEM)に付設のエネルギー分散型X線(EDS)で測定することによって確認することができる。また、ICP発光分光分析装置または蛍光X線分析装置を用いて各元素の含有量を求め、結晶構造に基づいて、炭化物、酸化物、窒化物等に換算することによって結晶構造に基づいた含有量を確認することもできる。
図2は、本実施形態の流路部材の他の例を示す、(a)は流体の流れる方向に対して直交する方向に切断した状態の外観斜視図であり、(b)は(a)において破線で囲んだ部分を拡大した断面図である。
図2に示す本実施形態の流路部材20は、第1の側壁部2aの幅が、底板部3から蓋体部1にかけて段階的に狭くなっている。
このような構成とすれば、流路4に流れる冷却流体が乱流を生じやすくなることから、熱交換効率の向上を図ることができる。また、流路4は、底板部3側が蓋体部1側に比べて幅が狭くなっていることから、底板部3側での流速が早くなり、底板部3側にゴミなどが溜まりにくくなり、冷却流体の流れをスムーズにすることができることから、熱交換効率を高くすることができる。
また、図2(b)に示すように、本実施形態の流路部材20は、流路口4aの高さ4bに対して、第1の側壁部2aの蓋体部1と接する幅が最も狭い部位における高さ方向の長さ(以下、単に高さという場合がある。)2dが、30%以上45%以下であることが好ましい。この範囲であれば、流路部材として必要とされる熱交換効率と機械的強度とを備える信頼性の高い流路部材20とすることができる。
なお、図1(a)および図2(a)では、7本の側壁部2のうち5本の側壁部を第1の側壁部2aとして示しており、側壁部2の一部を第1の側壁部2aとすれば上記のような効果を得られるが、全ての側壁部2が、底板部3から蓋体部1にかけて幅が狭くなった第1の側壁部2aとされているものであってもよいことはいうまでもない。
図3は、本実施形態の流路部材のさらに他の例を示す、(a)は流体の流れる方向に対して直交する方向に切断した状態の外観斜視図であり、(b)は(a)において破線で囲んだ部分を拡大した断面図である。
図3に示す本実施形態の流路部材30は、断面図において、第1の側壁部2aが少なくとも蓋体部1側の1段目と、この1段目の底板部3側に接合される2段目とを有し、2段目における1段目側の少なくとも一部が、1段目に向けて突出する凸部2fを有している。なお、図3では、1段目と、2段目と、2段目の底板部3側に接合される3段目とを有しており、2段目および3段目のそれぞれの1段目側に凸部2fを有する形状となっている。
流路部材30は、第1の側壁部2aの2段目における1段目側の少なくとも一部に、1段目に向けて突出する凸部2fを有していることによって、高い圧力の流体を流したときや蓋体部1が物理的衝撃を受けたとき等に、第1の側壁部2aの1段目と2段目との接合部において、1段目がずれることによる破壊を抑制でき、信頼性の向上した流路部材30とすることができる。なお、2段目においても同様の効果を得ることができる。さらに、図3(b)に示すように2段目および3段目のそれぞれの1段目側に凸部2fを有する形状とすることによって、第1の側壁部2aの表面積を広くすることができるとともに、流路4を流れる流体が乱流を発生し易くなることから、第1の側壁部2aと流体との熱交換効率の向上を図ることもできる。
図4は、本実施形態の流路部材のさらに他の例を示す、(a)は流体の流れる方向に対して直交する方向に切断した状態の外観斜視図であり、(b)は(a)において破線で囲んだ部分を拡大した断面図である。
図4に示す本実施形態の流路部材40は、蓋体部1のうち流路4を構成する部位が、流路側に向けて湾曲している例を示している。
このような構成とすれば、流路4の体積(蓋体部1の流路4側の表面積)を大きくすることができる。それにより、熱交換の対象となる部材と流体との熱交換効率の向上を図ることができる。さらに、流路4に高い圧力の流体を流したときや蓋体部1が物理的衝撃を受けたとき等に、蓋体部1と第1の側壁部2aとの接合部において、第1の側壁部2aがずれることによる破壊を抑制でき、信頼性の向上した流路部材40とすることができる。
なお、流路4の破損を抑制するとともに、熱交換効率の減少を抑制するためには、蓋体部1のうち流路4を構成する部位における流路側に向けての湾曲度合が0.01mm以上であって、流路4の高さ4bに対して20%以下であることが好ましい。湾曲度合いとは、例えば、図4に示すAの部分のように、蓋体部1側の流路口4aのコーナー同士を結んだ線と、最も流路側に湾曲している部分の垂線の距離で表される。
図5は、本実施形態の流路部材のさらに他の例として、流体の流れる方向に対して直交する方向に切断した状態を示す外観斜視図であり、(a)は第1の側壁部の幅の最も狭い部位における高さ方向の長さが、中央部側に向けて漸次短くなっている流路部材であり、(b)は第1の側壁部の幅の最も狭い部位における高さ方向の長さが、中央部側に向けて漸次長くなっている流路部材である。
流路部材50(50a・50b)を、第1の側壁部2aの最も幅の狭い部位における高さ方向の長さを、両端に位置する第1の側壁部2aから中央部に位置する第1の側壁部2aの方に向けて漸次異なっている構成とすることで、中央部側または端部側(外側)に向けて温度勾配が傾斜的になり、熱交換の対象となる部材の温度分布を均一に近づけることができる。
例えば、熱交換の対象となる被処理物が端部側で温度が高い場合には、図5(a)に示す流路部材50aのような構成とすることで、端部側に位置する流路4の体積を増やすことができ、端部側での熱交換をより有効にできる。
一方、例えば、熱交換の対象となる被処理物が中央部側で温度が高い場合には、図5(b)に示す流路部材50bのような構成とすることで、中央部側に位置する流路4の体積を増やすことができ、中央部側での熱交換をより有効にできる。
このように、熱交換の対象となる被処理物の温度分布にあわせて、図5(a)または図
5(b)の形態を適宜用いれば、熱交換の対象となる被処理物の温度分布を均一に近づけることができる。
図6は、本実施形態の流路部材のさらに他の例として、流体の流れる方向に対して直交する方向に切断した状態を示す外観斜視図であり、(a)は第1の側壁部の幅の最も幅の狭い部位における幅が流路部材の中央部側に向けて漸次広くなっている流路部材であり、(b)は第1の側壁部の幅の最も幅の狭い部位における幅が流路部材の中央部側に向けて漸次狭くなっている流路部材である。
流路部材60(60a・60b)を、第1の側壁部2aの幅の最も幅の狭い部位における幅が、両端に位置する前記第1の側壁部から中央部に位置する第1の側壁部の方に向けて漸次異なっていること構成とすることで、中央部側または端部側(外側)に向けて温度勾配が傾斜的になり、熱交換の対象となる部材の温度分布を均一に近づけることができる。
例えば、熱交換の対象となる被処理物が端部側で温度が高い場合には、図6(a)に示す流路部材60aのような構成とすることで、中央部の流路の体積は小さく、言い換えれば端部側(外側)の流路の体積を中央部に比べて大きくすることができるので、端部側での熱交換をより有効にできる。
一方、例えば、熱交換の対象となる被処理物が中央部側で温度が高いもしくは低い場合には、図6(b)に示す流路部材60bのような構成とすることで、中央部の流路の体積を端部側(外側)の流路の体積に比べ大きくすることができるので、中央部側での熱交換をより有効にできる。
このように、熱交換の対象となる被処理物の温度分布に合わせて、図6(a)または図6(b)の形態の流路部材60を用いることで、効率よく熱交換の対象となる被処理物の温度分布を均一に近づけることができる。なお、ここまでは、第1の側壁部2a最も狭い部分の幅について説明してきたが、図6のように第1の側壁部2aの幅が3段階に変化した状態の形態の場合、各段ごとに中央部に向けて漸次狭くするものであってもよい。
また、ここまでは、第1の側壁部2aが階段状である場合で説明してきたが、第1の側壁部2aの形状はこれに限定されるものでもなく、図1のようにテーパーで形成されていてもよく、必要に応じて第1の側壁部2aの形状を選定すればよい。
なお、第1の側壁部2aの形状や蓋体部1の湾曲度合は、各流路部材の切断面を公知の光学顕微鏡やマイクロスコープなどを用いて確認することができる。
図7は、本実施形態の流路部材のさらに他の例として、流体が流れる方向に対して水平な断面を示す断面図であり、(a)は蛇行状の流路、(b)はスパイラル状の流路である。
図7に示す本実施形態の流路部材70は、流路部材中で一本の流路4として形成された構成とされている。
例えば、供給口が1箇所であり複数の流路4に分配されるときには、流体が、流体にかかる圧力が低い流路に流れやすく、熱交換にバラツキが生じる傾向があるが、図7に示すように、流路部材中で一本の流路4として形成すれば、流体を流路4の全体に効率よく流すことができる。それゆえ熱交換の対象となる部材と流体との熱交換効率の向上を図ることができる。また、図7(a)に示す蛇行状の流路4を有する流路部材70aや、図7(b)に示すスパイラル状の流路4を有する流路部材70bとすることによって、流路部材の内
部に流体を長く留まらせることができるので、熱交換を効率よく行なうことができる。
また、本実施形態の流路部材10〜70の蓋体部の表面1aまたは内部に金属部材を設けることにより、熱交換器とすることができる。
このような熱交換器において、例えば、蓋体部1の表面1aに金属部材を設け、さらに金属部材の表面に発熱部材を配置したときには、発熱部材により生じた熱が、金属部材に効率良く伝達され、その伝達された熱が蓋体部1を介してさらに各側壁部2に伝達される。それにより、流路を流れる流体と効率よく熱交換することができる。さらに、本実施形態の流路部材10〜70が、信頼性の高いものであることから、熱交換器についても信頼性の高いものとなる。なお、本実施形態の熱交換器においては、発熱部材としてLED素子やパワー半導体などの発熱を生じる電子部品を配置する場合に、特に有効である。
図8は、本実施形態の熱交換器を備える半導体製造装置の一例を示す概略図である。
この半導体製造装置80は、ウェハ82のプラズマ処理装置であり、ウェハ82が、本実施形態の流路部材10〜70の蓋体部1の内部に金属部材11が設けられてなる熱交換器81に載置されている例を示している。そして、流路部材10〜70は、供給口5に供給チューブ7が、排出口6に排出チューブ8が接続され、高温もしくは低温の気体または液体等の流体を、流路部材10〜70の内部に有する流路4に流すことによってウェハ82の加熱または冷却を行なうものである。
また、ウェハ82の上方にはプラズマを発生させるための上部電極12を備えるとともに、熱交換器81を構成する流路部材10〜70の蓋体部1の内部にある金属部材11を、プラズマを発生させるための下部電極として利用し、この下部電極である金属部材11と上部電極12との間に電圧を印加することにより、下部電極である金属部材11と上部電極12と間に生じさせたプラズマをウェハ82に当てることができるようになっている。そして、熱交換器81が本実施形態の流路部材10〜70を備えていることから、プラズマ処理する際に高温となる下部電極としての金属部材11を安定した温度に維持することができる。また、ウェハ82の温度も制御されることから、寸法精度の高い加工ができる。
また、図8では金属部材11をプラズマ発生用の下部電極として用いた例を示したが、金属部材11に電流を流すことによって加熱すれば、流体の温度調整を行なうこともできる。さらに、蓋体部1を誘電体材料により形成し、金属部材11を静電吸着用の電極として用い、金属部材11に電圧を印加すれば、ウェハ82と誘電体層との間に生じるクローン力やジョンソン・ラーベック力などの静電吸着力によってウェハ82を吸着・保持することもできる。
このように、本実施形態の熱交換器81は、信頼性の高い本実施形態の流路部材10〜70の蓋体部1の内部に金属部材11が設けられていることから、熱交換効率が高く、長期間の使用に耐え得る信頼性の高い熱交換器81とすることができる。
そして、本実施形態の熱交換器81を備える本実施形態の半導体製造装置80は、半導体素子の製造や検査に支障をきたすことの少ない信頼性の高い半導体製造装置とすることができる。また、本実施形態の半導体製造装置80としては、その一例を示す図8のプラズマ処理装置の他にスパッタ装置、レジスト塗布装置、CVD装置やエッチング処理装置等があり、これらの装置においても本実施形態の熱交換器81を備えることにより、上述した効果を得ることができる。
以下、本実施形態の流路部材の製造方法の一例について示す。なお、以降の説明におい
ては、図1〜図7に示す形状に特化した場合を除き、以降の流路部材には符号を付さずに説明する。
まず、流路部材の作製にあたって、蓋体部1と、それ以外となる底板部3と側壁部2とが一体に形成された凹部を有する基体(以下、単に基体とも記載する。)との成形体を得た後、接合剤を用いて蓋体部1と基体とを接合することによって流路部材となる成形体を得る工程について説明する。
純度が90%以上であり平均粒径が1μm程度のセラミック原料を用意し、これに焼結助剤、バインダ、溶媒および分散剤等を所定量添加して混合したスラリーを噴霧造粒法(スプレードライ法)により噴霧乾燥して造粒し、1次原料とする。次に、噴霧乾燥して造粒した1次原料を所定形状のゴム型内へ投入し、静水圧プレス成形法(ラバープレス法)により成形し、その後、成形体をゴム型から取り外し、切削加工を施す。
なお、この切削加工において、基体となる成形体については、外形と流路を構成する凹部を所望の形状に加工するとともに、流体の供給口および排出口を形成する。
次に、流路部材の蓋体部1は、静水圧プレス法やスラリーを用いてセラミックスの一般的な成形法であるドクターブレード法やスラリーを造粒した後にロールコンパクション成形法によって作製したグリーンシートによって得られた成形体を形成する。
次に、蓋体部1となる成形体と、基体となる成形体とを接合する。接合に用いる接合剤としては、蓋体部1となる成形体および基体となる成形体の作製に用いたセラミック原料、焼結助剤、バインダ、分散剤および溶媒を所定量秤量して混合して作製したスラリーからなる接合剤を用いる。そして、蓋体部1となる成形体および底板部3と側壁部2とを構成する基体となる成形体の少なくとも一方の接合部にこの接合剤を塗布し、底板部3と側壁部2とを構成する基体となる成形体および蓋体部1となる成形体とが一体化した接合成形体を得る。そして、この接合成形体をセラミック原料に応じた雰囲気中において焼成することにより、本実施形態の流路部材を得ることができる。
また、製造方法の他の例としては、上記と同様の方法で蓋体部1となる成形体および基体となる成形体をセラミック原料に応じた雰囲気中において焼成して、基体および蓋体部1の焼結体を得る。その後、ガラスからなる接合剤を用いて、基体および蓋体部1の焼結体の少なくとも一方の接合部にこの接合剤を塗布して一体化させ、熱処理することにより本実施形態の流路部材を得ることができる。
次に、押出し成形法によって流路部材10〜60を作製する方法について説明する。
所望の形状になるような金型を準備し、公知の押出し成形法によって成形体を得た後、開放部を密閉するための成形体をスラリーからなる接合剤を用いて接合し、焼成することによって、流路部材10〜60とすることができる。なお、押出し成型法によって得られた蓋体部1となる成形体および側壁部2と底板部3とが一体に形成されて基体となる成形体とは、金型内において坏土が接合されてなるものであり、本実施形態の流路部材の製造方法に該当する。
さらに、複数の流路が流路部材の中で連結されて、一本の流路として形成するためには、例えば、押出し成形法で得られた成形体の側壁部2を切削によって加工した後、開放部を密閉するための成形体をスラリーからなる接合剤を用いて接合し、焼成することによって得ることができる。
また、他の例として、スラリーを用いてセラミックスの一般的な成形法であるドクターブレード法やスラリーを造粒した後にロールコンパクション成形法によってグリーンシートを形成し、レーザー加工や金型により所望形状に加工した成形体を用いて積層するものであってもよい。
グリーンシートを得るためのスラリーの作製方法の一例としては、まず平均粒径が0.5
μm以上2μm以下である炭化珪素粉末と、焼結助剤として、炭化硼素およびカルボン酸塩の粉末とを準備する。そして、焼結助剤を、例えば、炭化珪素粉末100質量%に対して
、炭化硼素に粉末を0.12質量%以上1.4質量%以下、カルボン酸塩の粉末を1質量%以上3.4質量%以下となるように秤量して混合する。
次に、この混合粉末とともに、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、アクリル樹脂またはブチラール樹脂等のバインダと、水と、分散剤とを、ボールミル、回転ミル、振動ミルまたはビーズミル等に入れて混合する。ここで、バインダの添加量としては、成形体の強度や可撓性が良好で、また、焼成時に成形用バインダの脱脂が不十分とならないようにすればよい。このようにして作製さしたスラリーを用いてグリーンシートを作製すればよい。
次に、このようにして作製した複数のグリーンシートを所望の流路4となるように積層するが、流路部材の第1の側壁部2aを形成するようにして積層するのがよく必要に応じて、各グリーンシートの厚みを変更したり、積層するグリーンシートの枚数を変更してもよい。
また、流路4を形成するための側壁部2を1枚のグリーンシートのみで形成するならば、テーパー形状をした金型を用いてグリーンシートをプレス加工したり、レーザーの出力や焦点を調整したりすることによってグリーンシートの照射部にテーパー形状を施すように加工するレーザー加工をすることによって、第1の側壁部2aを作るための成形体を得ることができる。
なお、流路部材30を得る場合には、積層する前のグリーンシートの状態で、第1の側壁部2aとなるグリーンシートに研削加工やレーザー加工を施して、第1の側壁部2aに凸部2fとなるように加工したものを用いればよい。
また、流路部材40を得る場合には、積層する前のグリーンシートの状態で、蓋体部1の流路となる部分のグリーンシートを湾曲させておくほか、研削加工やレーザー加工を施すことによって、蓋体部1のうち流路を構成する部位が流路側に向けて湾曲したものとなるように加工したものを用いればよい。
また、それぞれのグリーンシートの接合面には、グリーンシートを作製するときに用いたものと同様のスラリーを接合剤として塗布し、グリーンシートを積層したあとに、平板状の加圧具を介して約0.5MPa程度の加圧を加え、そのあとに、約50〜70℃の室温で約10〜15時間乾燥させる。
次に、流路部材となる積層したグリーンシートを、例えば公知のプッシャー方式やローラー方式の連続トンネル炉で焼成する。それぞれの材質により焼成温度は異なるが、例えば、炭化珪素が主成分の材料であれば、不活性ガスの雰囲気中または真空雰囲気中、1800〜2200℃の温度範囲で10分〜10時間保持した後、2200〜2350℃の温度範囲で10分〜20時間にて焼成すればよい。
次に、流路部材において、側壁部2(第1の側壁部2aを含む)を構成するセラミック
スを、蓋体部1および底板部3よりも熱伝導率の高いセラミックスにて作製する場合の製造方法について説明する。なお、ここでの説明においては、蓋体部1と底板部3とをセラミックスにて作製する場合について説明する。
蓋体部1、第1の側壁部2a、第1の側壁部2aを除く側壁部2、底板部3を構成する部位を、公知のプレス法やグリーンシートを必要に応じて切削加工やレーザー加工を施した後に積層することによって成形体を作製し、それぞれのセラミック原料に応じた雰囲気中において焼成することによってセラミック焼結体を作製する。なお、流路となる部分は、公知の切削加工や金型を用いた打ち抜きまたはレーザーにより加工すればよい。例えば、側壁部2(第1の側壁部2aを含む)を炭化珪素を主成分とする原料を用いて成形体を作製後に、不活性ガスの雰囲気中または真空雰囲気中で焼成し、また、蓋体部1および底板部3はアルミナを主成分とする原料を用いて成形体を作製後に大気雰囲気中で焼成することによって焼結体を得ることができる。その後、ガラスからなる接合剤を用いて、蓋体部1、第1の側壁部2a、第1の側壁部2aを除く側壁部2、底板部3のそれぞれの焼結体の少なくとも一方の接合部にこの接合剤を塗布して一体化させ、熱処理することにより本実施形態の流路部材を得ることができる。
なお、本実施形態の流路部材の蓋体部の表面1aに金属部材を形成するためには、タングステン、モリブデン、銀、銅やアルミニウムを公知の印刷法で形成するか、活性金属法やロウ付け法を用いて接合すればよい。さらに、蓋体部1の内部に金属部材11を設けるには、蓋体部1の内部に孔等を形成し、形成された孔等に、タングステン、モリブデン、銀、銅やアルミニウムを充填すればよい。このように形成することによって熱交換器81を得ることができる。
以上のようにして得られた本実施形態の流路部材は、複数の側壁部2のうち少なくとも1つが、底板部3から蓋体部1にかけて幅が狭くなっている第1の側壁部2aとされていることにより、第1の側壁部2aにおける蓋体部1と接する幅が狭いことによって、蓋体部側での熱交換効率を向上でき、熱の籠りを抑制できる。それにより、蓋体部1と側壁部との接続部に生じる熱応力を軽減でき、信頼性の向上した流路部材とすることができる。また本実施形態の熱交換器81が本実施形態の流路部材の蓋体部1の表面または内部に金属部材が設けられていることにより、信頼性の向上した熱交換器81とすることができる。また本実施形態の半導体製造装置80が、流路部材の蓋体部1の内部に金属部材が設けられている本実施形態の熱交換器81を備えることにより、信頼性の高い半導体素子の製造や検査を行なうことができる。
10,20,30,40,50(50a,50b),60(60a,60b),70:流路部材
1:蓋体部
2:側壁部
2a:第1の側壁部
3:底板部
4:流路
4a:流路口
5:供給口
6:排出口
7:供給チューブ
8:排出チューブ
11:金属部材
80:半導体製造装置
81:熱交換器
82:ウェハ

Claims (8)

  1. 被処理物が載置される蓋体部と、底板部と、前記蓋体部と前記底板部とに接続された複数の側壁部とを備え、内部に流体が流れる流路を有する流路部材であって、前記流体が流れる方向に直交する断面視において、
    前記複数の側壁部のうち少なくとも1つが、前記底板部から前記蓋体部にかけて幅が狭くなっている第1の側壁部とされていることを特徴とする流路部材。
  2. 前記第1の側壁部の幅が、前記底板部から前記蓋体部にかけて段階的に狭くなっていることを特徴とする請求項1に記載の流路部材。
  3. 前記断面視において、前記第1の側壁部が、少なくとも前記蓋体部側の1段目と、該1段目の前記底板部側に接合される2段目とを有し、該2段目における前記1段目側の少なくとも一部が、前記1段目に向けて突出する凸部を有していることを特徴とする請求項2に記載の流路部材。
  4. 前記蓋体部のうち前記流路を構成する部位が、流路側に向けて湾曲していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の流路部材。
  5. 前記断面視において、前記第1の側壁部が3つ以上設けられ、前記第1の側壁部の最も幅の狭い部位における高さ方向の長さが、両端に位置する前記第1の側壁部から中央部に位置する前記第1の側壁部の方に向けて漸次異なっていることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の流路部材。
  6. 前記断面視において、前記第1の側壁部が3つ以上設けられ、前記第1の側壁部の前記底板部から前記蓋体部にかけての最も幅の狭い部位における幅が、両端に位置する前記第1の側壁部から中央部に位置する前記第1の側壁部の方に向けて漸次異なっていることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の流路部材。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の流路部材の前記蓋体部の表面または内部に金属部材が設けられていることを特徴とする熱交換器。
  8. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の流路部材の前記蓋体部の内部に金属部材が設けられている熱交換器を備えることを特徴とする半導体製造装置。
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