JP2014081466A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】材料のコストアップの要因となる温度センサーの個数を削減すると共に、装置本体の外部の温度が急激に変化した時でも、画像形成部の結露によって像担持体のリーク破壊が発生するのを防止する。
【解決手段】本発明の画像形成装置1は、トナー像を担持する像担持体7と、像担持体7を帯電させる帯電部材8と、を有する画像形成部6と、画像形成部6を収容する装置本体2と、装置本体2の外部の空気を導入する導入手段23と、装置本体2の内部に配置され、導入手段23によって導入された空気を接触可能に設けられる温度センサー26と、導入手段23によって装置本体2の外部の空気を導入した際の温度センサー26の検出温度の上昇量が所定の閾値以上であることを少なくとも条件の一つとして、画像形成部6の結露を回避するための結露回避動作を実施する制御部と、を備えていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、プリンター、複写機、ファクシミリ、あるいは複合機等の電子写真プロセスを用いた画像形成装置に関する。
従来、電子写真プロセスを用いた画像形成装置は、トナー像を形成するための画像形成部と、この画像形成部を収容する装置本体と、を備えている。上記の画像形成部では、まず、像担持体(例えば感光体ドラム)の表面を帯電部材(例えば、接触式の帯電ローラー)により帯電させた後、画像データに対応するレーザー光を露光装置(例えば、LSU)が像担持体に照射することで、像担持体に静電潜像を形成する。そして、この静電潜像を現像装置によって現像することで、像担持体上にトナー像を形成している。
近年、画像形成装置の小型化が進む中、上記した装置本体の内部の空隙は少なくなっており、装置本体の内部と外部の温湿度差が短時間では解消され難くなっている。そのため、装置本体の外部の温湿度が急激に変化した時(例えば、冬に、画像形成装置が設置されている場所の温度や湿度が暖房等で急激に上昇した時)に、高温高湿の外部の空気が装置本体に導入されると、画像形成部が結露してしまい、トナー像が形成されないことがある。そればかりでなく、接触式の帯電部材を用いる場合には、像担持体に過剰な電流が流れると共にこの過剰な電流がリークして、像担持体が局部的に破壊されてしまう現象(以下、「リーク破壊」と称する。)が発生することもある。
このような像担持体のリーク破壊を回避するには、温度センサーや湿度センサーを利用するのが通常である(例えば、特許文献1の「温湿度検知手段3」参照)。特に、画像形成部における結露を確実に防止するためには、装置本体の内部と外部にそれぞれ温度センサーを設けておく。そして、装置本体の外部に設けられた温度センサーが検知する温度と装置本体の内部に設けられた温度センサーが検知する温度の差を算出し、この算出結果に基づいて、印字動作に移行した場合に画像形成部が結露する可能性があるかどうかを判定するのが一般的である。
特開2007−316141号公報
しかしながら、特許文献1のように、装置本体の内部と外部にそれぞれ温度センサーを設ける場合には、温度センサーが複数個必要になる。そのため、センサー単体の数量増大による材料のコストアップのみに留まらず、ハーネス(電線)やコネクター等の付属部品の追加や制御基板の制御ポートの追加も発生してコストアップは大きくなり、特にコスト低減が重要な下位機の開発にとっては大きな課題となってくる。
そこで、本発明は上記事情を考慮し、材料のコストアップの要因となる温度センサーの個数を削減すると共に、装置本体の外部の温度が急激に変化した時でも、画像形成部の結露によって像担持体のリーク破壊が発生するのを防止可能な技術を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、トナー像を担持する像担持体と、該像担持体を帯電させる帯電部材と、を有する画像形成部と、該画像形成部を収容する装置本体と、該装置本体の外部の空気を導入する導入手段と、前記装置本体の内部に配置され、前記導入手段によって導入された空気の温度を検出可能に設けられる温度センサーと、前記導入手段によって前記装置本体の外部の空気を導入した際の前記温度センサーの検出温度の上昇量が所定の閾値以上であることを少なくとも条件の一つとして、前記画像形成部の結露を回避するための結露回避動作を実施する制御部と、を備えていることを特徴とする。
このような構成を採用することで、装置本体の外部に温度センサーを配置しなくても、画像形成部の結露によって像担持体のリーク破壊が発生するのを防止することが可能となる。そのため、温度センサー及びその付属部品の数を減らして、コストを削減することが可能となる。
本発明の画像形成装置は、前記帯電部材に電圧を印加する電圧印加部と、前記帯電部材に流れ込む電流を検知する電流検知部と、を更に備え、前記制御部は、前記導入手段によって前記装置本体の外部の空気を導入した際の前記温度センサーの検出温度の上昇量が所定の閾値以上であり、且つ、前記電圧印加部から前記帯電部材に所定の電圧を印加した際の前記電流検知部の検知電流の上昇量が所定の閾値以上であることを条件として、前記結露回避動作を実施しても良い。
このような構成を採用することで、温度センサーの検出温度の上昇量のみを基準とする場合と比較して、画像形成部が結露しうる状況にあるかどうかをより正確に判断することが可能になる。また、湿度センサーを用いることなく結露検知の正確性を高めることができるので、コストアップを防止することができる。
本発明の画像形成装置は、前記温度センサーは、前記導入手段側から所定の方向に向かって設けられるダクト内に配置されていても良い。
このような構成を採用することで、導入手段によって導入された空気を、ダクトによって温度センサーへと導き、温度センサーに確実に接触させることができる。
本発明の画像形成装置は、前記像担持体にトナーを供給する現像装置と、前記像担持体からトナーを回収するクリーニング装置と、を更に備え、前記制御部は、前記結露回避動作の実施時に、前記現像装置から前記像担持体にトナーを所定量供給すると共に、この供給されたトナーを前記クリーニング装置によって回収しても良い。
このような構成を採用することで、既設部品である現像装置とクリーニング装置を用いて結露回避動作を実施することができ、構成の複雑化を防止することができる。
本発明の画像形成装置は、前記像担持体及び前記帯電部材を回転させる駆動手段と、記録媒体にトナー像を定着させる定着部材と、該定着部材を加熱する熱源と、を有する定着装置と、を更に備え、前記制御部は、前記結露回避動作の実施時に、前記熱源によって前記定着部材を加熱すると共に、前記駆動手段によって前記像担持体及び前記帯電部材を回転させても良い。
このような構成を採用することで、熱源によって暖められた空気を像担持体及び帯電部材の全域に供給することができ、像担持体及び帯電部材が結露するのを確実に回避することができる。
本発明の画像形成装置は、前記導入手段は、正逆回転可能なファンであり、前記制御部は、前記結露回避動作の実施時に、前記装置本体の外部の空気を導入する時とは逆方向に前記ファンを回転させであっても良い。
このような構成を採用することで、熱源によって暖められた空気をより効率的に画像形成部に供給することができ、これに伴って、画像形成部の結露をより確実に回避することができる。
前記装置本体は、前記画像形成部の少なくとも一部を覆う外装部材を備え、前記温度センサーは、前記外装部材の内面側に配置されていても良い。
このような構成を採用することで、装置本体の外部と温度センサーとが外装部材によって仕切られることになり、装置本体の外部の空気を導入手段によって導入する前に装置本体の外部の空気が温度センサーに接触するのを防止することが可能となる。
本発明によれば、材料のコストアップの要因となる温度センサーの個数を削減すると共に、装置本体の外部の温度が急激に変化した時でも、画像形成部の結露によって像担持体のリーク破壊が発生するのを防止することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るプリンターの概略を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターを示す一部切り欠き断面図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、画像形成部を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、経過時間と環境温度及び検出温度との関係を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、結露回避制御の第1の実行例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、結露回避制御の第2の実行例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、画像形成部の結露が進行している時の経過時間と帯電電流の関係を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、(a)は結露回避動作の第1の実施例を示すタイミングチャートであり、(b)は結露回避動作の第2の実施例を示すタイミングチャートである。
まず、図1を用いて、画像形成装置としてのプリンター1の構成の概略について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るプリンターの概略を示す模式図である。以下、図1における紙面右側を、プリンター1の正面側(前側)とする。なお、図1〜図3の矢印Frは、プリンター1の正面側(前側)を示している。
プリンター1は、装置本体としてのプリンター本体2を備えており、プリンター本体2の下部には記録媒体としての用紙(図示せず)を収納する給紙カセット3が設けられ、プリンター本体2の上端には排紙トレイ4が設けられている。
プリンター本体2の前上部には、レーザー・スキャニング・ユニット(LSU)で構成される露光器5が配置され、プリンター本体2の後部には、画像形成部6が設けられている。画像形成部6には、像担持体としての感光体ドラム7が回転可能に設けられており、感光体ドラム7の周囲には、帯電部材としての帯電ローラー8と、トナーコンテナ9に接続された現像装置10と、転写ローラー11と、クリーニング装置12と、除電ランプ18とが、感光体ドラム7の回転方向(図1の矢印X参照)に沿って配置されている。
プリンター本体2の後部には、下方から上方に向かって用紙の搬送経路13が設けられている。即ち、プリンター1は、用紙が下方から上方に向かって搬送される縦搬送方式である。搬送経路13の上流端には給紙部14が設けられ、搬送経路13の中流部には、感光体ドラム7と転写ローラー11によって構成される転写部15が設けられ、搬送経路13の下流部には定着装置16が設けられている。搬送経路13の後側には、両面印刷用の反転経路17が設けられている。
次に、このような構成を備えたプリンター1の画像形成動作について説明する。
プリンター1に電源が投入されると、各種パラメーターが初期化され、定着装置16の温度設定等の初期設定が実行される。そして、プリンター1に接続されたコンピューター等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされると、以下のようにして画像形成動作が実行される。
まず、帯電ローラー8によって感光体ドラム7の表面が均一に帯電された後、露光器5からのレーザー光(図1の矢印P参照)により感光体ドラム7に対して画像データに対応した露光が行われ、感光体ドラム7の表面に静電潜像が形成される。次に、トナーコンテナ9から供給されるトナー(現像剤)によって、現像装置10が静電潜像を現像する。これにより、感光体ドラム7にトナー像が担持される。
一方、給紙部14によって給紙カセット3から取り出された用紙は、上記した画像形成動作とタイミングを合わせて転写部15へと搬送され、転写部15において感光体ドラム7に担持されたトナー像が用紙に転写される。トナー像を転写された用紙は、搬送経路13を下流側へと搬送されて定着装置16に進入し、この定着装置16において用紙にトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙は、搬送経路13の下流端から排紙トレイ4に排出される。なお、感光体ドラム7上に残留したトナーと電荷は、クリーニング装置12と除電ランプ18によってそれぞれ除去される。
次に、図2、図3を用いて、プリンター本体2と、画像形成部6と、定着装置16と、について更に詳細に説明する。
まず、プリンター本体2及びその周辺部材について説明する。図2に示されるように、プリンター本体2の左端部(図2における手前側の端部)には、画像形成部6の左端部を覆う外装部材としての左カバー20が設けられている。なお、図2では、左カバー20の後部が切り欠き表示されている。左カバー20の下部には、複数のルーバー21によって構成される通気口22が設けられている。
プリンター本体2の左端部には、通気口22の内側(右側)に導入手段としてのファン23が設置されている。ファン23は、正逆回転可能に設けられており、ファン23を正回転させると、プリンター本体2の外部の空気がプリンター本体2の内部に導入されるように構成されている。また、ファン23を逆回転させると、プリンター本体2の内部の空気がプリンター本体2の外部に排出されるように構成されている。
プリンター本体2の内部には、ファン23側から画像形成部6側に向かって延びる第1ダクト24と、ファン23側から画像形成部6側とは異なる側(本実施形態では下側)に向かって延びる第2ダクト25と、が設けられている。第2ダクト25内には、温度センサー26が設けられている。温度センサー26は、左カバー20の内面側(本実施形態では右面側)に配置されている。温度センサー26は、例えばサーミスターによって構成される。
次に、画像形成部6について説明する。画像形成部6は、プリンター本体2に収容されており、側面視においてファン23と定着装置16の間に配置されている。図3に示されるように、画像形成部6は、感光体ドラム7と、感光体ドラム7の前方に配置される帯電ローラー8と、感光体ドラム7の前下方に配置される現像装置10と、感光体ドラム7の左方に配置される転写ローラー11と、感光体ドラム7の上方に配置されるクリーニング装置12と、感光体ドラム7の前上方に配置される除電ランプ18と、を備えている。
感光体ドラム7は、左右方向(図3では紙面奥行き方向)に長い形状を成している。感光体ドラム7は、例えばアモルファスシリコン(a−Si)や有機感光体(OPC)によって構成される感光層を備えている。
帯電ローラー8は、左右方向に長い形状を成している。帯電ローラー8は、例えば、エピクロルヒドリンゴム等の導電性ゴムによって構成されている。帯電ローラー8は、感光体ドラム7に近接又は当接している。帯電ローラー8は、感光体ドラム7と一体化されてドラムユニット27を構成している。ドラムユニット27は、プリンター本体2に対して着脱可能に設けられている。
現像装置10は、箱型形状の現像装置本体28と、現像装置本体28に収容される前後一対の攪拌部材30と、後側の攪拌部材30の後上方に配置され、感光体ドラム7と対向する現像ローラー31と、を備えている。そして、トナーコンテナ9(図1参照)から排出されたトナーが攪拌部材30によって攪拌された後、現像ローラー31によって感光体ドラム7に供給されるようになっている。
転写ローラー11は、例えばステンレス等によって構成される金属製の芯材と、この芯材に周設される弾性層と、を備えている。弾性層には、カーボン等により導電性が付与されている。
クリーニング装置12は、箱型形状のフレーム部材32と、このフレーム部材32に支持されるクリーニングブレード33と、フレーム部材32に収容される回収スパイラル34と、を備えている。回収スパイラル34は、クリーニング装置12外に設けられたトナー回収ボックス(図示せず)に接続されている。そして、クリーニングブレード33によって感光体ドラム7の表面から除去されたトナーが、回収スパイラル34によって回収され、トナー回収ボックスへと搬送されるようになっている。
除電ランプ18は、感光体ドラム7の回転方向において帯電ローラー8の上流側に配置されている。除電ランプ18は、プリント基板上に複数の発光素子(例えば赤色LED)を列設させることで構成されており、各発光素子から感光体ドラム7上に除電光を照射して、感光体ドラム7の表面電位を除去できるようになっている。以上のように構成された画像形成部6では、帯電、露光、現像、転写のサイクルが繰り返されている。
次に、定着装置16について説明する。図2に示されるように、定着装置16は、プリンター本体2の後端部に収容されている。定着装置16は、ヒートローラー35と、ヒートローラー35の後上方に配置されるプレスローラー36と、を備えている。
ヒートローラー35は、左右方向に長い形状を成している。ヒートローラー35は、例えば、アルミニウムや鉄等の金属から成る円筒状の芯材と、この芯材に周設されるシリコンゴム等から成る弾性層と、この弾性層を被覆するPFA等のフッ素樹脂からなる離型層と、を備えている。ヒートローラー35の内部空間には、例えばハロゲンヒーターやセラミックヒーター等によって構成される熱源としてのヒーター37が収容されている。
プレスローラー36は、ヒートローラー35と同様に左右方向に長い形状を成している。プレスローラー36は、例えば、アルミニウムや鉄等の金属から成る円筒状の芯材と、この芯材に周設されるシリコンゴムやシリコンスポンジ等から成る弾性層と、この弾性層を被覆するPFA等のフッ素樹脂からなる離型層と、を備えている。プレスローラー36は、付勢手段(図示せず)の付勢力によってヒートローラー35に圧接しており、ヒートローラー35とプレスローラー36の間には、定着ニップ38が形成されている。そして、この定着ニップ38を用紙が通過することで、熱と圧力によって用紙にトナー像が定着されるようになっている。プレスローラー36は、ヒートローラー35の回転に伴ってヒートローラー35とは逆方向に従動回転するように構成されている。
次に、図4を用いて、プリンター1の制御システムについて説明する。
プリンター1には、制御部40(CPU)が設けられている。制御部40は、ROM、RAM等の記憶装置で構成される記憶部41と接続されており、記憶部41に格納された制御プログラムや制御用データに基づいて、制御部40がプリンター1の各部の制御を行うように構成されている。記憶部41は、基準温度Ts(本実施形態では、15℃)と、温度センサー26によって検出される温度の上昇量の閾値Tth(本実施形態では、2℃)と、帯電ローラー8に流れ込む電流の上昇量の閾値Ith(本実施形態では、2μA)と、を記憶している。
制御部40は、プリンター本体2に設けられた操作表示部42と接続されている。操作表示部42には、例えば、スタートキー、ストップ/クリアキー、電源キー、テンキー、タッチパネル等の操作キーが設けられ、ユーザーが各操作キーを操作すると、その操作指示が制御部40に出力されるように構成されている。
制御部40は、温度センサー26に接続されている。そして、温度センサー26の検出温度が、制御部40に出力されるようになっている。
制御部40は、ヒーター37に接続されている。そして、制御部40からの信号に基づいてヒーター37が通電して発熱することで、ヒーター37によってヒートローラー35が加熱されるように構成されている。
制御部40は、バイアス印加部43に接続されており、バイアス印加部43は、現像ローラー31に接続されている。そして、バイアス印加部43から現像ローラー31に付与される現像バイアスを、制御部40が制御するように構成されている。
制御部40は、ファン23に接続されている。そして、制御部40からの信号に基づいてファン23が正方向又は逆方向に回転するように構成されている。
制御部40は、電圧印加部44(電源)に接続されており、電圧印加部44は、帯電ローラー8に接続されている。そして、電圧印加部44から帯電ローラー8に印加される帯電電圧を、制御部40が制御するように構成されている。電圧印加部44と帯電ローラー8の間には、電流検知部45が直列に接続されている。電流検知部45は、電圧印加部44から帯電ローラー8に流れ込む電流を検知し、その検知結果を制御部40に出力するように構成されている。電流検知部45は、例えば、帯電ローラー8に流れ込む電流を検知するセンサーを備えた制御基板によって構成される。
制御部40は、駆動手段としての駆動モーター46に接続されている。駆動モーター46は、感光体ドラム7、帯電ローラー8、現像ローラー31及びヒートローラー35等の回転部材に接続されている。そして、制御部40からの信号に基づいて駆動モーター46が上記各回転部材を回転させるように構成されている。
以上のように構成されたプリンター1において、ファン23を回転させた場合の温度センサー26の検出温度の変化について説明する。
ファン23が停止した状態では、温度センサー26は、プリンター本体2の内部の温度を検出している。なお、ファン23が停止した状態でプリンター本体2の外部の温度が急激に変化しても、温度センサー26は、左カバー20によってプリンター本体2の外部とは区画されているため、温度センサー26の検出温度が急激に変化することは無い。
一方で、例えば画像形成動作のための予備駆動としてファン23を正回転させると、プリンター本体2の外部の空気がファン23によって導入される。プリンター本体2の外部から導入された空気の一部は、第1ダクト24へと送り込まれ、第1ダクト24を通過して画像形成部6に接触する(図2の矢印a参照)。また、プリンター本体2の外部から導入された空気の別の一部は、第2ダクト25へと送り込まれて、第2ダクト25内の温度センサー26に接触する(図2の矢印b参照)。
このようにプリンター本体2の外部から導入された空気が温度センサー26に接触すると、プリンター本体2の外部の温度を温度センサー26が検出し、プリンター本体2の外部の温度に応じて温度センサー26の検出温度が変化する。例えば、プリンター本体2の外部の温度がプリンター本体2の内部の温度よりも高い場合には、プリンター本体2の外部から導入された空気が温度センサー26に接触することで、温度センサー26の検出温度は上昇する。この検出温度の上昇量は、プリンター本体2の外部の温度がプリンター本体2の内部の温度と比較して高ければ高いほど、大きくなる。そのため、温度センサー26の検出温度の上昇量によって、プリンター本体2の外部と内部の温度差を把握することができる。
例えば、図5は、環境温度(プリンター1の周辺の温度)が5℃から20℃まで上昇した場合に、これに追従して温度センサー26の検出温度が上昇していく様子を示している。この例では、経過時間が60minの時に、ファン23を10秒間正回転させており、これに伴って、プリンター本体2の外部の空気が温度センサー26に接触し、温度センサー26の検出温度が急激に上昇している(図5において、点線で囲んだ部分参照)。このことから、プリンター本体2の外部の温度がプリンター本体2の内部の温度に対して高いことを、把握することができる。
次に、上記のように構成されたプリンター1において、プリンター1の電源が投入された場合や、カバー(図示せず)が開閉された場合や、スリープモードから印字モードに復帰する場合等に、画像形成部6の結露回避制御を行う方法について説明する。まず、結露回避制御の第1の実行例について、主に図6を用いて説明する。
まず、ファン23を起動し、プリンター本体2の外部の空気の導入を開始すると共に、温度センサー26による温度検出を行う。この時の時刻をt0とし、この時刻t0における温度センサー26の検出温度をTとする(ステップS101)。
次に、制御部40は、時刻t0における温度センサー26の検出温度Tが、記憶部41に記憶された基準温度Ts(15℃)以下であるかを判定する(ステップS102)。このステップS102がNOの場合には、制御部40は、画像形成部6が結露しうる状態にはないと判断し、結露回避制御を終了する。
一方で、ステップS102がYESの場合には、制御部40は、温度検出エージングを開始する(ステップS103)。この温度検出エージングでは、まず、カウント値N(初期値0の整数)に1を加算してN=N+1とし(ステップS104)、エージング時間(本実施形態では2秒間)が経過するまで待機する(ステップS105)。次に、制御部40は、カウント値Nが10より小さいかを判定する(ステップS106)。
ステップS106がNOの場合には、制御部40は、画像形成部6が結露しうる状態にないと判断し、結露回避制御を終了する。一方で、ステップS106がYESの場合には、制御部40は、温度センサー26がカウント値Nと対応する検出温度Tを検出する(ステップS107)。
次に、制御部40は、検出温度Tから検出温度Tを差し引いて時刻t0からカウント値Nの時刻までの温度センサー26の検出温度の上昇量を算出し、この上昇量が、記憶部41に記憶された閾値Tth(2℃)以上であるか否かを判定する(ステップS108)。プリンター本体2の外部の温度がプリンター本体2の内部の温度よりも一定以上高ければ、このステップS108はYESになり、プリンター本体2の外部の温度がプリンター本体2の内部の温度よりも一定以上高くなければ、このステップS108はNOになる。
ステップS108がNOの場合には、制御部40は、ステップS104に戻って、カウント値Nに1を加算してN=N+1とする。一方で、ステップS108がYESの場合には、制御部40は、画像形成部6が結露しうる状態にあると判断し、結露回避動作(詳細は後述)を実施する(ステップS109)。この結露回避動作は、1回だけ行われても良いし、回数を決めて複数回行われても良い。また、例えば、温度センサー26の検出温度の上昇量が所定値以下になるまで、繰り返し行われても良い。
制御部40は、結露回避動作が完了したら、結露回避制御を終了する。結露回避制御が終了すると、制御部40は、画像形成動作を行うか、又は、いつでも画像形成動作が可能な状態(Ready状態)で待機する。
上記のように、結露回避制御の第1の実行例では、ファン23によってプリンター本体2の外部の空気を導入した際の温度センサー26の検出温度の上昇量が閾値Tth以上であることを少なくとも条件の一つとして、画像形成部6の結露を回避するための結露回避動作を制御部40が実施している。このような構成を採用することで、プリンター本体2の外部に温度センサー26を配置しなくても、画像形成部6の結露によって感光体ドラム7のリーク破壊が発生するのを防止することが可能となる。そのため、温度センサー26及びその付属部品の数を減らして、コストを削減することが可能となる。
また、ファン23側から所定の方向(本実施形態では下側)に向かって設けられる第2ダクト25内に温度センサー26が配置されている。そのため、結露回避制御の際に、ファン23によって導入された空気を、第2ダクト25によって温度センサー26へと導き、温度センサー26に確実に接触させることができる。これに伴って、結露検知の正確性を一層高めることができる。
また、温度センサー26は、左カバー20の内面側に配置されている。そのため、プリンター本体2の外部と温度センサー26とが左カバー20によって仕切られることになり、プリンター本体2の外部の空気をファン23によって導入する前にプリンター本体2の外部の空気が温度センサー26に接触するのを防止することが可能となる。そのため、結露検知の正確性をより一層高めることができる。
次に、結露回避制御の第2の実行例について、主に図7、図8を用いて説明する。
まず、ファン23を起動し、プリンター本体2の外部の空気の導入を開始すると共に、温度センサー26による温度検出を行う。また、電圧印加部44から帯電ローラー8に所定の電圧を印加し、電流検知部45による電流検知を行う。この時の時刻をt0とし、この時刻t0における温度センサー26の検出温度をTとし、この時刻t0における電流検知部45の検知電流をIとする(ステップS201)。
次に、制御部40は、時刻t0における温度センサー26の検出温度Tが、記憶部41に記憶された基準温度Ts(15℃)以下であるかを判定する(ステップS202)。このステップS202がNOの場合には、制御部40は、画像形成部6が結露しうる状態にはないと判断し、結露回避制御を終了する。
一方で、ステップS202がYESの場合には、制御部40は、温度検出エージングを開始する(ステップS203)。温度検出エージングに関するステップ(ステップS204〜ステップS206)の内容は、前記した第1の実行例の温度検出エージングに関するステップ(ステップS104〜ステップS106)と同様であるため、説明を省略する。
ステップS206がNOの場合には、制御部40は、画像形成部6が結露しうる状態にないと判断し、結露回避制御を終了する。一方で、ステップS206がYESの場合には、温度センサー26がカウント値Nと対応する検出温度Tを検出すると共に、電流検知部45がカウント値Nと対応する検知電流Iを検知する。(ステップS207)。次に、制御部40は、検出温度Tから検出温度Tを差し引いて時刻t0からカウント値Nの時刻までの温度センサー26の検出温度の上昇量を算出し、この上昇量が、記憶部41に記憶された閾値Tth(2℃)以上であるか否かを判定する(ステップS208)。このステップS208がNOの場合には、制御部40は、ステップS204に戻って、カウント値Nに1を加算してN=N+1とする。
一方で、ステップS208がYESの場合には、制御部40は、検知電流Iから検知電流Iを差し引いて時刻t0からカウント値Nの時点までの電流検知部45の検知電流の上昇量を算出し、この上昇量が、記憶部41に記憶された閾値Ith(2μA)以上であるか否かを判定する(ステップS209)。時刻t0(ファン23を起動した時刻)から画像形成部6(特に、感光体ドラム7と帯電ローラー8)の結露が進行している場合には、帯電ローラー8に流れる電流が大きくなるため(図8参照)、ステップS209の判定はYESになる。一方で、時刻t0から画像形成部6の結露が進行していない場合には、帯電ローラー8に流れる電流は変化しないため、ステップS209の判定はNOになる。
制御部40は、ステップS209がNOの場合には、ステップS104に戻って、カウント値Nに1を加算してN=N+1とする。一方で、ステップS209がYESの場合には、制御部40は、画像形成部6が結露しうる状態にあると判断し、結露回避動作(詳細は後述)を実施する(ステップS210)。
制御部40は、結露回避動作が完了したら、結露回避制御を終了する。結露回避制御が終了すると、制御部40は、画像形成動作を行うか、又は、いつでも画像形成動作が可能な状態(Ready状態)で待機する。
このように、結露回避制御の第2の実行例では、ファン23によってプリンター本体2の外部の空気を導入した際の温度センサー26の検出温度の上昇量が閾値Tth以上であり、且つ、電圧印加部44から帯電ローラー8に所定の電圧を印加した際の電流検知部45の検知電流の上昇量が閾値Ith以上であることを条件として、結露回避動作を実施している。このような構成を採用することで、温度センサー26の検出温度の上昇量のみを基準とする場合(結露回避制御の第1の実行例参照)と比較して、画像形成部6が結露しうる状況にあるかどうかをより正確に判断することが可能になる。なぜなら、温度センサー26の検出温度の上昇量のみを基準とする場合には、画像形成部6の結露が発生しない低湿状態でも結露回避動作が実施されてしまう虞が有るが、電流検知部45の検知電流の上昇量を基準として追加することで、このような不都合を回避できるからである。また、湿度センサーを用いることなく結露検知の正確性を高めることができるので、コストアップを防止することができる。
次に、上記した結露回避制御において行われる結露回避動作について、主に図9を用いて説明する。
図9(a)は、結露回避動作の第1の実施例を示すタイミングチャートである。この第1の実施例では、結露回避動作の間、駆動モーター46がONしており、駆動モーター46が感光体ドラム7及び帯電ローラー8を回転させている。また、結露回避動作の間、ヒーター37がONしており、ヒーター37によってヒートローラー35が加熱されている。この加熱に伴って、ヒートローラー35に圧接するプレスローラー36も加熱され、定着装置16全体が発熱している。このような構成を採用することで、ヒーター37によって暖められた空気を感光体ドラム7及び帯電ローラー8の全域に供給することができ、感光体ドラム7及び帯電ローラー8が結露するのを確実に回避することができる。
また、この第1の実施例では、駆動モーター46によって現像ローラー31を回転させている状態で、バイアス印加部43から現像ローラー31に現像バイアスが2回付与されており、これに伴って、現像ローラー31から感光体ドラム7に2回トナーが供給されている。このトナーは、感光体ドラム7上の水分を吸収した後、クリーニング装置12のクリーニングブレード33によって感光体ドラム7の表面から除去され、回収スパイラル34によってトナー回収ボックス(図示せず)に回収される。このような構成を採用することで、既設部品である現像装置10とクリーニング装置12を用いて結露回避動作を実施することができ、構成の複雑化を防止することができる。
なお、この第1の実施例では、結露回避動作の間、電圧印加部44から帯電ローラー8に帯電電圧が印加されておらず、帯電電圧の出力はOFFのままになっている。また、結露回避動作の間、ファン23がOFFのままになっている。
図9(b)は、結露回避動作の第2の実施例を示すタイミングチャートである。上記した第1の実施例では、結露回避動作の実施時に、ファン23がOFFのままになっていたが、この第2の実施例では、結露回避動作の実施時に、プリンター本体2の外部の空気を導入する時とは逆方向にファン23を回転させている。このような構成を採用することで、ヒーター37によって暖められた空気をより効率的に画像形成部6に供給することができ、これに伴って、画像形成部6の結露をより一層確実に回避することができる。
上記した結露回避動作の第1、第2の実施例では、結露回避動作の実施時に電圧印加部44から帯電ローラー8に帯電電圧が印加されていないが、他の異なる実施形態では、結露回避動作の実施時に、電圧印加部44から帯電ローラー8に高電圧を印加しても良い。
本実施形態では、温度センサー26の検出温度と電流検知部の検知電流を組み合わせて画像形成部6の結露検知を行う場合について説明した(結露回避制御の第2の実行例参照)。一方で、他の異なる実施形態では、温度センサー26の検出温度と湿度センサー(図示せず)の検出湿度を組み合わせて画像形成部6の結露検知を行っても良い。
本実施形態では、閾値Ithと閾値Tthを各々1個ずつ設定したが、他の異なる実施形態では、閾値Ithと閾値Tthを複数個ずつ設定しても良い。この場合には、結露回避動作の際にファン23を逆回転させる時間を、複数個の閾値Ithや閾値Tthごとに変化させても良い。
本実施形態では、温度センサー26を第2ダクト25内に配置する場合について説明したが、他の異なる実施形態において第2ダクト25を用いない場合には、第1ダクト24内に温度センサー26を配置しても良い。また、更に他の異なる実施形態では、ダクトの外部に温度センサー26を配置しても良い。
本実施形態では、帯電部材として帯電ローラー8を用いる場合について説明したが、他の異なる実施形態では、帯電ブラシ等の他の形状の帯電部材を用いても良い。
本実施形態では、ヒーター27を熱源とする定着装置16を用いる場合について説明したが、他の異なる実施形態では、IHコイルを熱源とする誘導加熱方式の定着装置を用いても良い。また、他の異なる実施形態では、定着装置16以外の部分に設けられるヒーターによって暖められる空気を、画像形成部6に供給しても良い。
本実施形態では、プリンター1に本発明の構成を適用する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、複写機、ファクシミリ、複合機等のプリンター1以外の画像形成装置に本発明の構成を適用しても良い。
1 プリンター(画像形成装置)
2 プリンター本体(装置本体)
6 画像形成部
7 感光体ドラム(像担持体)
8 帯電ローラー(帯電部材)
10 現像装置
12 クリーニング装置
16 定着装置
20 左カバー(外装部材)
23 ファン(導入手段)
25 第2ダクト(ダクト)
26 温度センサー
35 ヒートローラー(定着部材)
37 ヒーター(熱源)
40 制御部
44 電圧印加部
45 電流検知部
46 駆動モーター(駆動手段)

Claims (7)

  1. トナー像を担持する像担持体と、該像担持体を帯電させる帯電部材と、を有する画像形成部と、
    該画像形成部を収容する装置本体と、
    該装置本体の外部の空気を導入する導入手段と、
    前記装置本体の内部に配置され、前記導入手段によって導入された空気の温度を検出可能に設けられる温度センサーと、
    前記導入手段によって前記装置本体の外部の空気を導入した際の前記温度センサーの検出温度の上昇量が所定の閾値以上であることを少なくとも条件の一つとして、前記画像形成部の結露を回避するための結露回避動作を実施する制御部と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記帯電部材に電圧を印加する電圧印加部と、
    前記帯電部材に流れ込む電流を検知する電流検知部と、を更に備え、
    前記制御部は、前記導入手段によって前記装置本体の外部の空気を導入した際の前記温度センサーの検出温度の上昇量が所定の閾値以上であり、且つ、前記電圧印加部から前記帯電部材に所定の電圧を印加した際の前記電流検知部の検知電流の上昇量が所定の閾値以上であることを条件として、前記結露回避動作を実施することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記温度センサーは、前記導入手段側から所定の方向に向かって設けられるダクト内に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記像担持体にトナーを供給する現像装置と、
    前記像担持体からトナーを回収するクリーニング装置と、を更に備え、
    前記制御部は、前記結露回避動作の実施時に、前記現像装置から前記像担持体にトナーを所定量供給すると共に、この供給されたトナーを前記クリーニング装置によって回収することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記像担持体及び前記帯電部材を回転させる駆動手段と、
    記録媒体にトナー像を定着させる定着部材と、該定着部材を加熱する熱源と、を有する定着装置と、を更に備え、
    前記制御部は、前記結露回避動作の実施時に、前記熱源によって前記定着部材を加熱すると共に、前記駆動手段によって前記像担持体及び前記帯電部材を回転させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記導入手段は、正逆回転可能なファンであり、
    前記制御部は、前記結露回避動作の実施時に、前記装置本体の外部の空気を導入する時とは逆方向に前記ファンを回転させることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記装置本体は、前記画像形成部の少なくとも一部を覆う外装部材を備え、
    前記温度センサーは、前記外装部材の内面側に配置されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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