JP2014081427A - プリンタの用紙冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 用紙の両面を冷却する際における、搬送時の用紙の安定性を高めるとともに、十分な送風量及び送風速度を確保して冷却性能(冷却能力,冷却効率)を高め、装置全体の小型化やコストダウンにも寄与する。
【解決手段】 所定搬送路Rを搬送される用紙Pの一方の面Pfに送風する送風機2ff…を有する第一空冷手段2f及びこの第一空冷手段2fからの送風により押圧された用紙Pが面接触し、かつ所定搬送路Rの少なくとも一部を形成する第一ガイドプレート面3fpを設けた第一ガイド手段3fを有する第一冷却機構部Sfと、この第一冷却機構部Sfの用紙搬送方向Fcの下流側に配し、用紙Pの他方の面Psに送風する送風機2sf…を有する第二空冷手段2s及びこの第二空冷手段2sからの送風により押圧された用紙Pが面接触し、かつ所定搬送路Rの少なくとも一部を形成する第二ガイドプレート面3spを設けた第二ガイド手段3sを有する第二冷却機構部Ssとを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プリンタにより印刷された用紙を冷却する際に用いて好適なプリンタの用紙冷却装置に関する。
一般に、電子写真方式によるプリンタでは、用紙に付着したトナー画像を定着器(定着ローラ)により加熱及び加圧してトナー画像を用紙に定着させている。したがって、定着器を通過した用紙をそのまま排出した場合、通常、80〔℃〕程度に加熱された用紙が排出されることになり、用紙にカーリング現象やスティッキング現象が生じる虞れがある。このため、この種のプリンタでは、定着器を通過した用紙を強制的かつ速やかに冷却する用紙冷却装置を内蔵し或いは用紙後処理装置として外付けし、当該カーリング現象やスティッキング現象の発生を防止している。
従来、このような用紙冷却装置を搭載したプリンタとしては、特許文献1で開示される画像形成装置が知られている。特許文献1に開示される画像形成装置は、電子写真方式の画像形成装置において、用紙を冷却するとともに、用紙の搬送をアシストできるような用紙搬送部を備えた画像形成装置を提供することを目的としたものであり、具体的には、用紙を冷却する送風ファンを有し、この送風ファンの送風方向が用紙の搬送方向と同じ方向である用紙搬送部を備えるとともに、送風ファンのオン、オフを、用紙の搬送のタイミングと一致させることで、用紙を搬送しているときだけ送風ファンが回転するようにして、無駄を無くすようにしたものである。
特開2008−292893号公報
しかし、上述した送風ファンを備える従来の画像形成装置(プリンタ)は、次のような問題点があった。
第一に、用紙を搬送する搬送路の内部で用紙の両面に送風するとともに、搬送方向と同じ方向に送風するため、用紙は搬送路内において浮いた状態となり、いわば無ガイド状態で搬送される。この場合、用紙の両面を有効に冷却するには、ある程度の送風量を確保する必要があるため、搬送路のガイド面間隔を狭くするには限界がある。結局、用紙を搬送する際に、用紙がばたついたり(波打ったり)用紙が痛むなどの不具合を生じる虞れがあり、用紙を搬送する際の安定性を犠牲にせざるを得ない。
第二に、用紙に対する冷却性能をより高めるには送風量及び送風速度を大きくする必要がある。しかし、上述したように、送風量及び送風速度を大きくするには、搬送路のガイド面間隔を広くする必要があるが、搬送路のガイド面間隔を広くすることは、用紙を搬送する際の安定性を損なうめ、送風量及び送風速度を大きくして用紙に対する冷却性能を高めるには限界がある。結局、冷却性能を高めるには、冷却のための搬送路を長くするなど、他の手段を講じる必要があり、装置の大型化やコストアップを招く原因となる。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決したプリンタの用紙冷却装置の提供を目的とするものである。
本発明は、上述した課題を解決するため、プリンタMpにより印刷された用紙Pを冷却するプリンタの用紙冷却装置1を構成するに際して、所定搬送路Rを搬送される用紙Pの一方の面Pfに送風する送風機2ff…を有する第一空冷手段2f及びこの第一空冷手段2fからの送風により押圧された用紙Pが面接触し、かつ所定搬送路Rの少なくとも一部を形成する第一ガイドプレート面3fpを設けた第一ガイド手段3fを有する第一冷却機構部Sfと、この第一冷却機構部Sfの用紙搬送方向Fcの下流側に配し、用紙Pの他方の面Psに送風する送風機2sf…を有する第二空冷手段2s及びこの第二空冷手段2sからの送風により押圧された用紙Pが面接触し、かつ所定搬送路Rの少なくとも一部を形成する第二ガイドプレート面3spを設けた第二ガイド手段3sを有する第二冷却機構部Ssとを具備してなることを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、第一冷却機構部Sfは、第一ガイドプレート面3fpを、伝熱性を有する素材により形成するとともに、当該第一ガイドプレート面3fpの反対側における冷却面3frを冷却する第一冷却手段4fを設けて構成できる。この際、第一冷却手段4fは、冷却面3frに送風する送風機4ff…により構成してもよいし、冷却面3frを冷却するペルチェ素子を用いたサーモモジュール4fm…により構成してもよい。また、第二冷却機構部Ssも同様に、第二ガイドプレート面3spを、伝熱性を有する素材により形成するとともに、当該第二ガイドプレート面3spの反対側における冷却面3srを冷却する第二冷却手段4sを設けて構成できる。したがって、第二冷却手段4sも、冷却面3srに送風する送風機4sf…により構成してもよいし、冷却面3srを冷却するペルチェ素子を用いたサーモモジュール4sm…により構成してもよい。さらに、用紙冷却装置1には、少なくとも、第一空冷手段2f,第二空冷手段2s,第一冷却手段4f,第二冷却手段4s,の一又は二以上に対して、外気Aoを送り込むとともに、内気Aiを外部に排出させる外気流通手段5(6)を設けることが望ましい。他方、第一ガイドプレート面3fpの前後に配した各搬送ローラ機構7,8の回転速度及び/又は第二ガイドプレート面3spの前後に配した各搬送ローラ機構8,9の回転速度は、搬送方向Fc前側に配した搬送ローラ機構8(9)の回転速度を後側に配した搬送ローラ機構7(8)の回転速度よりも遅くする制御を行う速度差制御機能を設けることができる。
このような構成を有する本発明に係るプリンタの用紙冷却装置1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 用紙Pの両面Pf,Psを冷却する場合であっても、用紙Pはガイド面間隔の広さに左右されることなく所定搬送路R内において安定に搬送できる。したがって、所定搬送路Rのガイド面間隔を広くした場合であっても、用紙Pがばたついたり用紙Pが痛むなどの不具合を防止でき、搬送時における用紙Pの安定性を高めることができる。また、同時に、十分な送風量及び送風速度を確保できるため、用紙Pに対する冷却性能(冷却能力,冷却効率)を高めることができるとともに、装置全体の小型化及びコストダウンにも寄与できる。
(2) 好適な態様により、第一冷却機構部Sfを構成するに際し、第一ガイドプレート面3fpを、伝熱性を有する素材により形成するとともに、当該第一ガイドプレート面3fpの反対側における冷却面3frを冷却する第一冷却手段4fを設けて構成し、或いは第二ガイドプレート面3spを、伝熱性を有する素材により形成するとともに、当該第二ガイドプレート面3spの反対側における冷却面3srを冷却する第二冷却手段4sを設けて構成すれば、用紙Pの両面Pf,Psに対する冷却を同時に行うことが可能になるため、冷却効率及び冷却能力をより高めることができるとともに、用紙冷却装置1の更なる小型化にも寄与できる。
(3) 好適な態様により、第一冷却手段4fを、冷却面3frに送風する送風機4ff…により構成し、或いは第二冷却手段4sを、冷却面3srに送風する送風機4sf…により構成すれば、汎用部品により比較的簡易に構成できるとともに、低コストに実施できる。
(4) 好適な態様により、第一冷却手段4fを、冷却面3frを冷却するペルチェ素子を用いたサーモモジュール4fm…により構成し、或いは冷却面3srを冷却するペルチェ素子を用いたサーモモジュール4sm…により構成すれば、低温冷却手段により、冷却面3fr,3sr(ガイドプレート面3fp,3sp)を積極的に冷却できるため、配設スペースの限られた空間であっても効果的かつ効率的に冷却できるとともに、装置の更なる小型化にも寄与できる。
(5) 好適な態様により、用紙冷却装置1に、少なくとも、第一空冷手段2f,第二空冷手段2s,第一冷却手段4f,第二冷却手段4s,の一又は二以上に対して、外気Aoを送り込むとともに、内気Aiを外部に排出させる外気流通手段5(6)を設ければ、必要に応じて、第一空冷手段2f,第二空冷手段2s,第一冷却手段4f,第二冷却手段4s,の一又は二以上の冷却を補助できるとともに、キャビネットの内部に籠もった熱を排出できるため、より効率的かつ効果的な冷却を行うことができる。
(6) 好適な態様により、第一ガイドプレート面3fpの前後に配した各搬送ローラ機構7,8の回転速度及び/又は第二ガイドプレート面3spの前後に配した各搬送ローラ機構8,9の回転速度は、搬送方向Fc前側に配した搬送ローラ機構8(9)の回転速度を後側に配した搬送ローラ機構7(8)の回転速度よりも遅くする制御を行う速度差制御機能を設ければ、搬送ローラ機構8(9)と7(8)間に位置する用紙Pにループ形状(撓み)を作り易くなるため、用紙Pを各ガイドプレート面3fp(3sp)に確実に押し当てることができ、用紙Pに対する冷却効果をより高めることができる。
本発明の好適実施形態に係る用紙冷却装置の一部断面正面図、 同用紙冷却装置の要部のレイアウト構造を示す斜視図、 同用紙冷却装置の平面図、 同用紙冷却装置を備えるプリンタシステムの一部断面正面図、 同用紙冷却装置の作用説明図、 本発明の変更実施形態に係る用紙冷却装置の平面図、 本発明の他の変更実施形態に係る用紙冷却装置の一部断面正面図、 本発明の他の変更実施形態に係る用紙冷却装置の概要図、
次に、本発明に係る好適実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る用紙冷却装置1の理解を容易にするため、本実施形態に係る用紙冷却装置1を用いることができるプリンタシステム100の概略構成について、図4を参照して説明する。
例示のプリンタシステム100は、前段側から、プリンタMp,本実施形態に係る用紙冷却装置1,スタッカMsを備える。プリンタMpは、電子写真方式によるプリンタであり、少なくとも、用紙Pに付着したトナー画像を定着器(定着ローラ)101により加熱及び加圧してトナー画像を用紙Pに定着させる機能を備えている。定着器101を通過した用紙Pは、排紙ローラ機構102を通してプリンタMpから排出される。
また、用紙冷却装置1は、キャビネット30の左側面に用紙Pの搬入口31を有するとともに、反対側に位置する右側面に用紙Pを搬出する搬出口32を有する。したがって、プリンタMpの排紙ローラ機構102から排出された用紙Pは、直ちに用紙冷却装置1の搬入口31に搬入される。他方、搬出口32から搬出された用紙Pは、スタッカMsに供給され、自動で昇降するトレイ105上に載置(積載)される。
ところで、この場合、プリンタMpの排紙ローラ機構102から排出された用紙Pを、用紙冷却装置1を通すことなく、直接スタッカMsに供給した場合、加熱された用紙Pがトレイ105上に積載されることになり、トレイ105上において、用紙Pが丸くなるカーリング現象が生じたり、用紙P…同士が付着するスティッキング現象が生じる虞れがあるが、プリンタMpとスタッカMs間に、用紙Pを強制的かつ速やかに冷却する本実施形態に係る用紙冷却装置1を介在させることにより、用紙冷却装置1からトレイ105上に排出される用紙Pはほぼ常温に冷却されるため、上述した用紙Pにおけるカーリング現象やスティッキング現象の発生を回避することができる。
次に、本実施形態に係る用紙冷却装置1の構成について、図1〜図4を参照して具体的に説明する。
用紙冷却装置1は、図4に示すように、搬入口31の近傍に搬送路切換部35を備え、この搬送路切換部35の入口部35iと搬入口31は導入搬送路Riにより接続する。また、搬送路切換部35は、冷却出口部35cと非冷却出口部35nを有し、冷却出口部35cは、用紙冷却装置1の要部に配する所定搬送路Rを含む冷却用搬送路Rc,合流部36,導出搬送路Reを介して搬出口32に接続するとともに、非冷却出口部35nは、バイパス搬送路Rbを介して合流部36に接続する。したがって、この搬送路切換部35を切換えることにより、入口部35iに搬入された用紙Pは、冷却出口部35c又は非冷却出口部35nに対して選択的に搬出される。この場合、冷却用搬送路Rcは、全体の経路をO形(小判形)に形成し、下から上に至る搬送路を上述した所定搬送路Rとして構成する。なお、各搬送路Ri,Rc,Rb,Reは、少なくとも、一又は二以上の搬送ガイドg…と一又は二以上の搬送ローラr…により構成されている。
図1は、用紙冷却装置1の要部の構成を示す。Rは用紙搬送方向Fcが下から上となる所定搬送路であり、この所定搬送路Rに対して第一冷却機構部Sfと第二冷却機構部Ssを配設する。この場合、第一冷却機構部Sfは下側(上流側)に配し、第二冷却機構部Ssは上側(下流側)に配する。
第一冷却機構部Sfは、所定搬送路Rを搬送される用紙Pの一方の面Pfに対して送風する三つの送風機2ff,2ff,2ff(図2参照)を有する第一空冷手段2fと、この第一空冷手段2fからの送風により押圧された用紙Pが面接触し、かつ所定搬送路Rの少なくとも一部を形成する第一ガイドプレート面3fpを設けた第一ガイド手段3fとを備える。
この場合、三つの送風機2ff…は、第一ガイドプレート面3fpに対向する位置に配するとともに、第一ガイドプレート面3fpに対して所定間隔を置いた位置には、三つのガイドプレート41,42,43を対面させて配設する。この場合、各ガイドプレート41,42,43の相互間には、三つの送風機2ff…からの送風が通過する隙間を設けるとともに、特に、一部に傾斜面42s,43sを形成することにより、送風方向を設定することが望ましい。例示の送風方向は用紙搬送方向Fcに設定している。したがって、この第一ガイドプレート面3fpと三つのガイドプレート41…間が所定のガイド面間隔を有する第一ガイド手段3fにおける所定搬送路Rになり、この第一ガイドプレート面3fpと三つのガイドプレート41…間を用紙Pが搬送される。なお、各ガイドプレート41,42,43の相互間に設ける隙間(間隔)は、第一ガイドプレート面3fpと各ガイドプレート41…間におけるガイド面間隔よりも広く設定することが望ましい。
また、第一ガイドプレート面3fpは、伝熱性を有する素材(金属素材等)により形成するとともに、第一ガイドプレート面3fpの反対側における冷却面3frを冷却する第一冷却手段4fを備える。例示の第一冷却手段4fは、冷却面3frに送風する三つの送風機4ff,4ff,4ffにより構成する。このように、第一冷却機構部Sfを構成するに際し、第一ガイドプレート面3fpを、伝熱性を有する素材により形成するとともに、当該第一ガイドプレート面3fpの反対側における冷却面3frを冷却する第一冷却手段4fを設けて構成すれば、用紙Pの両面Pf,Psに対する冷却を同時に行うことが可能になるため、冷却効率及び冷却能力をより高めることができるとともに、用紙冷却装置1の更なる小型化にも寄与できる利点がある。加えて、第一冷却手段4fは、冷却面3frに送風する送風機4ff…により構成したため、汎用部品により比較的簡易に構成できるとともに、低コストに実施できる。7は第一ガイドプレート面3fpとガイドプレート41間に配設した一対のローラを用いた搬送ローラ機構を示す。
他方、第二冷却機構部Ssは、第一冷却機構部Sfの用紙搬送方向Fcの下流側に配し、左右が反対となる点を除き、基本的な構造は第一冷却機構部Sfと同様に構成する。即ち、所定搬送路Rを搬送される用紙Pの他方の面Psに対して送風する三つの送風機2sf,2sf,2sf(図3参照)を有する第二空冷手段2sと、この第二空冷手段2sからの送風により押圧された用紙Pが面接触し、かつ所定搬送路Rの少なくとも一部を形成する第二ガイドプレート面3spを設けた第二ガイド手段3sとを備える。
この場合、三つの送風機2sf…は、第二ガイドプレート面3spに対向する位置に配するとともに、第二ガイドプレート面3spに対して所定間隔を置いた位置には、三つのガイドプレート44,45,46を対面させて配設する。なお、ガイドプレート44は、上述した第一ガイドプレート面3fpの一部と兼用する。これにより、第一ガイド手段3fと第二ガイド手段3sは、図1に示すように一部がオーバーラップするとともに、第二空冷手段2sを構成する三つの送風機2sf,2sf,2sfと第一冷却手段4fを構成する三つの送風機4ff…は上下に近接した位置関係となる。また、各ガイドプレート44,45,46の相互間には、三つの送風機2sf…からの送風が通過する隙間を設けるとともに、特に、一部に傾斜面45s,46sを形成することにより、送風方向を設定することが望ましい。例示の送風方向は用紙搬送方向Fcに設定している。したがって、この第二ガイドプレート面3spと三つのガイドプレート44…間が所定のガイド面間隔を有する第二ガイド手段3sにおける所定搬送路Rになり、この第二ガイドプレート面3spと三つのガイドプレート44…間を用紙Pが搬送される。なお、各ガイドプレート44,45,46の相互間に設ける隙間(間隔)は、第二ガイドプレート面3spと各ガイドプレート44…間におけるガイド面間隔よりも広く設定することが望ましい。
さらに、第二ガイドプレート面3spは、伝熱性を有する素材(金属素材等)により形成するとともに、第二ガイドプレート面3spの反対側における冷却面3srを冷却する第二冷却手段4sを備える。例示の第二冷却手段4sは、冷却面3srに送風する三つの送風機4sf,4sf,4sfにより構成する。このように、第二冷却機構部Ssを構成するに際し、第二ガイドプレート面3spを、伝熱性を有する素材により形成するとともに、当該第二ガイドプレート面3spの反対側における冷却面3srを冷却する第二冷却手段4sを設けたため、前述した第一冷却機構部Sfと同様の効果を得ることができるとともに、第二冷却手段4sを、冷却面3srに送風する送風機4sf…により構成したため、第一冷却手段4fを設けた場合と同様の効果を得ることができる。なお、第二ガイドプレート面3spの一部は上述したガイドプレート43と兼用する。8は第二ガイドプレート面3spとガイドプレート44(第一ガイドプレート面3fp)間に配設した一対のローラを用いた搬送ローラ機構を示すとともに、9はガイドプレート46の搬送方向Fc前方に配した一対のローラを用いた搬送ローラ機構を仮想線で示す。
一方、用紙冷却装置1には、少なくとも、第一空冷手段2f,第二空冷手段2s,第一冷却手段4f,第二冷却手段4s,の一又は二以上に対して、外気Aoを送り込むとともに、内気Aiを外部に排出させる外気流通手段5を設ける。この外気流通手段5は、キャビネット30の内部に熱が籠もることによる冷却性能の低下を防止する機能を備える。例示の場合、図4に示すように、送風機4ff…(第一冷却手段4f)及び送風機2sf…(第二空冷手段2s)は、キャビネット30の内面近傍に位置し、熱の籠もりの影響を受けにくいため、外気流通手段5は設けていないが、送風機2ff…(第一空冷手段2f)及び送風機4sf…(第二冷却手段4s)は、内部側に位置するため、熱の籠もりの影響を受けやすく、外気流通手段5を設けた。
この場合、外気流通手段5は、キャビネット30の前面に配設し、外気Aoをキャビネット30の内部に取込む上下一対の吸気用送風機5i,5iと、キャビネット30の後面に配設し、内気Aiを外部に排出させる上下一対の排気用送風機5e,5eを備え、この排気用送風機5e,5eは、排気ダクト51d,51dの先端に配設される。ところで、所定搬送路Rを、例えば、キャビネット30の中央付近に配するような場合(例えば、図8)には、第一冷却手段4f及び第二空冷手段2s側にも外気流通手段5と同様の外気流通手段を設けてもよい。図3に、第一冷却手段4f及び第二空冷手段2s側に設けた外気流通手段6を仮想線により示す。なお、外気流通手段6において、6iは吸気用送風機、6eは排気用送風機、52dは排気ダクトであり、それぞれ上下に一対配される。
このように、用紙冷却装置1に、少なくとも、第一空冷手段2f,第二空冷手段2s,第一冷却手段4f,第二冷却手段4s,の一又は二以上に対して、外気Aoを送り込むとともに、内気Aiを外部に排出させる外気流通手段5(6)を設ければ、必要に応じて、第一空冷手段2f,第二空冷手段2s,第一冷却手段4f,第二冷却手段4s,の一又は二以上の冷却を補助できるとともに、キャビネットの内部に籠もった熱を排出できるため、より効率的かつ効果的な冷却を行える利点がある。
なお、用紙冷却装置1は、図1に示す冷却装置コントローラ61を備える。冷却装置コントローラ61は、CPU,メモリ,電源ユニット等を含むコンピュータ機能を備え、用紙冷却装置1の動作に係わる一連のシーケンス制御を実行する機能を備える。したがって、これらの制御を実現するための制御プログラムを格納する。このため、冷却装置コントローラ61の入力側には、設定部62を接続するとともに、用紙Pの位置を検出する用紙位置センサ63を接続する。また、冷却装置コントローラ61の出力側には、各送風機2ff…,2sf…,4ff…,4sf…,5i…,5e…を接続するとともに、搬送ローラ機構7,8,9…等を回転させる不図示の回転駆動部を接続する。この場合、冷却装置コントローラ61及び各搬送ローラ機構7,8,9には、各搬送ローラ機構7,8,9間に速度差を生じさせる速度差制御機能を設けることができる。即ち、搬送方向Fc前側に配した搬送ローラ機構8の回転速度(搬送速度)を後側に配した搬送ローラ機構7の回転速度よりも若干遅くする制御を行うとともに、前側に配した搬送ローラ機構9の回転速度を後側に配した搬送ローラ機構8の回転速度よりも若干遅くする制御を行う速度差制御機能を設けることができる。これにより、搬送ローラ機構8と7間及び9と8間に位置する用紙Pにループ形状(撓み)を作り易くなるため、用紙Pを各ガイドプレート面3fp,3spに確実に押し当てることができる。なお、冷却装置コントローラ61は、前述したプリンタMp及びスタッカMsと連携動作する。
次に、このような構成を備える本実施形態に係る用紙冷却装置1の動作について、図1〜図5を参照して説明する。
まず、本実施形態に係る用紙冷却装置1は、図4に示すように、搬送路切換部35を備えるため、搬入された用紙Pを冷却する冷却モードと用紙Pを冷却しない非冷却モードに切換えることができる。非冷却モードでは、搬送路切換部35を非冷却出口部35n側に切換える。これにより、搬入口31から搬入された用紙Pは、搬送路切換部35の非冷却出口部35n,バイパス搬送路Rb,合流部36,導出搬送路Re及び搬出口32を介して搬出される。したがって、用紙Pに対する冷却は行われない。一方、冷却モードでは、搬送路切換部35を冷却出口部35c側に切換える。これにより、搬入口31から搬入された用紙Pは、冷却出口部35c,冷却用搬送路Rc,所定搬送路R,合流部36,導出搬送路Re及び搬出口32を介して搬出される。したがって、用紙Pは所定搬送路Rを通過し、冷却が行われた後に搬出される。
以下、冷却モードにおける冷却動作について具体的に説明する。なお、各送風機2ff…,2sf…,4ff…,4sf…,5i…,5e…は、プリンタMpの動作中において常時作動させてもよいし、用紙位置センサ63により用紙Pを検出し、必要なときだけ作動させてもよく、搬送速度等により設定できる。
今、図5に示すように、用紙Pが所定搬送路Rを通過する場合を想定する。なお、図5中、点線矢印A…は送風方向を示している。まず、送風機4ff…の作動により、第一ガイドプレート面3fpの反対側における冷却面3frに送風が行われ、第一ガイドプレート面3fpが空冷されるとともに、送風機4sf…の作動により、第二ガイドプレート面3spの反対側における冷却面3srに送風が行われ、第二ガイドプレート面3spが空冷される。
また、送風機2ff…の作動による送風は、ガイドプレート41と42間の隙間,及びガイドプレート42と43間の隙間から所定搬送路R内に進入する。これにより、送風は、所定搬送路Rを通過する用紙Pの一方の面Pfに当たり、送風により押圧された用紙Pは第一ガイドプレート面3fpに面接触する。この結果、用紙Pの一方の面Pfは送風機2ff…からの送風により冷却(空冷)されると同時に、第一ガイドプレート面3fpに対する面接触により放熱(冷却)が行われる。しかも、用紙Pは第一ガイドプレート面3fpに対する面接触により安定に搬送(ガイド)される。
さらに、送風機2sf…の作動による送風は、ガイドプレート44と45間の隙間,及びガイドプレート45と46間の隙間から所定搬送路R内に進入する。これにより、送風は、所定搬送路Rを通過する用紙Pの他方の面Psに当たり、送風により押圧された用紙Pは第二ガイドプレート面3spに面接触する。この結果、用紙Pの他方の面Psは送風機2sf…からの送風により冷却(空冷)されると同時に、第二ガイドプレート面3spに対する面接触により放熱(冷却)が行われる。しかも、用紙Pは第二ガイドプレート面3spに対する面接触により安定に搬送(ガイド)される。
このように、本実施形態に係る用紙冷却装置1によれば、用紙Pの両面Pf,Psを冷却する場合であっても、用紙Pはガイド面間隔の広さに左右されることなく所定搬送路R内において安定に搬送することができる。したがって、所定搬送路Rのガイド面間隔を広くした場合であっても、用紙Pがばたついたり用紙Pが痛むなどの不具合を防止でき、搬送時における用紙Pの安定性を飛躍的に高めることができる。また、同時に、十分な送風量及び送風速度を確保できるため、用紙Pに対する冷却性能(冷却能力,冷却効率)を高めることができるとともに、装置全体の小型化及びコストダウンにも寄与できる。なお、前述した速度差制御機能を適用すれば、搬送ローラ機構8(9)の回転速度は搬送ローラ機構7(8)の回転速度よりも若干遅くなるため、用紙Pを各ガイドプレート面3fp,3spに確実に押し当てることができ、用紙Pに対する冷却効果をより高めることが可能になる。
他方、図3に示すように、外気流通手段5により、次の動作(作用)が行われる。吸気用送風機5i,5iにより外気Aoがキャビネット30の内部に取り込まれるとともに、排気用送風機5e,5eにより内気Aiが外部に排出される。即ち、キャビネット30の内部に籠もった暖かい内気Aiが排出され、外気Aoと入れ換わる。この際、特に、外気Aoは、第一空冷手段2f及び第二冷却手段4sの近傍を通過するため、外気Aoが第一空冷手段2f及び第二冷却手段4sに利用される。前述したように、外気流通手段6を設けた場合にも、第二空冷手段2s及び第二冷却手段4sに対して同様の作用が行われる。このように、外気流通手段5(6)を設ければ、第一空冷手段2f,第二空冷手段2s,第一冷却手段4f,第二冷却手段4s,の一又は二以上の冷却を補助するとともに、用紙冷却装置1の内部に籠もった熱を排出できるため、より効率的で効果的な冷却を行うことができる。
次に、本発明の変更実施形態に係る用紙冷却装置1について、図6〜図8を参照して説明する。
図6は、第二空冷手段2s…と第二冷却手段4s…を変更した例を示す。図1〜図5に示した実施形態は、第二空冷手段2s…と第二冷却手段4s…を構成するに際して、それぞれ複数の送風機2sf…,4sf…を組合わせて用いた例を示したが、図6に示す変更実施形態は、第二空冷手段2s…を構成するに際して、単一の送風機71fと、この送風機71fからの送風を複数の送風ダクト71a,71b,71c…により分割し、上述した各送風機2sf…の位置に供給するようにしたものである。図6に示す第二冷却手段4s…の場合も同様であり、単一の送風機72fと、この送風機72fからの送風を複数の送風ダクト72a,72b,72c…により分割し、上述した各送風機12s…の位置に供給するようにした。この変更実施形態によれば、各送風ダクト71a…,72a…を追加する必要があるが、送風機はそれぞれ一つで足り、例示の場合、送風機の数量を1/3にすることができる。なお、外気流通手段5(6)をはじめ、図6に表れない、第一空冷手段2f及び第一冷却手段4fも同様の構成とすることができる。さらに、例示において、第一空冷手段2fと第二冷却手段4sの双方で共有する単一の送風機を設け、六つの送風ダクトに分割することもできる。このような送風機と送風ダクトは、様々な形態により実施することができる。
図7は、第一冷却手段4fと第二冷却手段4sを変更した例を示す。図1〜図5に示した実施形態は、第一冷却手段4fと第二冷却手段4sを構成するに際して、送風機4ff…,4sf…を用いた空冷により冷却する場合を示したが、図7に示す変更実施形態は、第一冷却手段4fとして、第一ガイドプレート面3fpの反対側における冷却面3frを、ペルチェ素子を有するサーモモジュール4fm…を用いて冷却するものである。したがって、例示の場合、冷却面3frに複数のサーモモジュール4fm…を付設する。第二冷却手段4sの場合も同様であり、第二ガイドプレート面3spの反対側における冷却面3srを、ペルチェ素子を有するサーモモジュール4sm…を用いて冷却するようにした。このようなサーモモジュール4fm…,4sm…を用いれば、低温冷却手段により、冷却面3fr,3sr(ガイドプレート面3fp,3sp)を積極的に冷却できるため、配設スペースの限られた空間であっても効果的かつ効率的に冷却できるとともに、装置の更なる小型化にも寄与できる利点がある。なお、この場合、各送風機4ff…,4sf…をそのまま配設した状態にすれば、ペルチェ素子の放熱用として利用できるとともに、各ガイドプレート面3fp,3spを直接冷却する冷却用として用いることもできる。
図8は、用紙冷却装置1における基本的なレイアウトを変更した例を示す。図1〜図5に示した実施形態は、用紙冷却装置1の要部を構成するに際し、専用となる所定搬送路Rを配設したものであるが、図8の変更実施形態は、例えば、既設の搬送路Rxをそのまま所定搬送路Rとして利用する場合を示している。図1〜図5に示したように、専用となる所定搬送路Rを構成する場合、直線路として構成し、かつ第一冷却機構部Sfと第二冷却機構部Ssは近接させることができるが、図8の変更実施形態は、搬送路Rxが湾曲路となり、また、第一冷却機構部Sfと第二冷却機構部Ssは離間した位置関係となる。このように、用紙冷却装置1における基本的なレイアウトは、各機能が担保されればその形態は問わず、様々なレイアウトにより構成することができる。即ち、所定搬送路Rを構成するに際し、専用の搬送路として設けるか既設の搬送路を利用するかは問わない。
以上、好適実施形態(変更実施形態)について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。例えば、各送風機2ff…,2sf…,4ff…,4sf…,5i…,5e…はプロペラファンを例示したが、その他、シロッコファン等の送風機能を有する各種送風機を用いることができる。また、第一冷却手段4f及び第二冷却手段4sとして、空冷(送風機)を利用したタイプとサーモモジュールを利用したタイプを例示したが、その他、水冷方式等、他の各種冷却手段を適用できるとともに、この第一冷却手段4fと第二冷却手段4sは必ずしも設けることを要しない。なお、用紙Pは、紙のみならず合成樹脂シート等の印刷可能な各種シート部材を含む概念である。
本発明に係る用紙冷却装置は、電子写真方式をはじめ熱転写方式等の印刷方式により加熱された用紙を排出する各種プリンタに利用することができる。なお、用紙冷却装置は、プリンタに内蔵するタイプか外付けするタイプかは問わない。
1:用紙冷却装置,2f:第一空冷手段,2ff…:送風機,2s:第二空冷手段,2sf…:送風機,3f:第一ガイド手段,3fp:第一ガイドプレート面,3fr:冷却面,3s:第二ガイド手段,3sp:第二ガイドプレート面,3sr:冷却面,4f:第一冷却手段,4ff…:送風機,4fm…:サーモモジュール,4s:第二冷却手段,4sf…:送風機,4sm…:サーモモジュール,5(6):外気流通手段,7:搬送ローラ機構,8:搬送ローラ機構,9:搬送ローラ機構,Mp:プリンタ,P:用紙,Pf:用紙の一方の面,Ps:用紙の他方の面,R:所定搬送路,Sf:第一冷却機構部,Ss:第二冷却機構部,Fc:用紙搬送方向,Ao:外気,Ai:内気

Claims (9)

  1. プリンタにより印刷された用紙を冷却するプリンタの用紙冷却装置であって、所定搬送路を搬送される前記用紙の一方の面に送風する送風機を有する第一空冷手段及びこの第一空冷手段からの送風により押圧された用紙が面接触し、かつ前記所定搬送路の少なくとも一部を形成する第一ガイドプレート面を設けた第一ガイド手段を有する第一冷却機構部と、この第一冷却機構部の用紙搬送方向の下流側に配し、前記用紙の他方の面に送風する送風機を有する第二空冷手段及びこの第二空冷手段からの送風により押圧された用紙が面接触し、かつ前記所定搬送路の少なくとも一部を形成する第二ガイドプレート面を設けた第二ガイド手段を有する第二冷却機構部とを具備してなることを特徴とするプリンタの用紙冷却装置。
  2. 前記第一冷却機構部は、前記第一ガイドプレート面を伝熱性を有する素材により形成するとともに、当該第一ガイドプレート面の反対側における冷却面を冷却する第一冷却手段を備えることを特徴とする請求項1記載のプリンタの用紙冷却装置。
  3. 前記第一冷却手段は、前記冷却面に送風する送風機を備えることを特徴とする請求項2記載のプリンタの用紙冷却装置。
  4. 前記第一冷却手段は、前記冷却面を冷却するペルチェ素子を用いたサーモモジュールを備えることを特徴とする請求項2又は3記載のプリンタの用紙冷却装置。
  5. 前記第二冷却機構部は、前記第二ガイドプレート面を伝熱性を有する素材により形成するとともに、当該第二ガイドプレート面の反対側における冷却面を冷却する第二冷却手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のプリンタの用紙冷却装置。
  6. 前記第二冷却手段は、前記冷却面に送風する送風機を備えることを特徴とする請求項5記載のプリンタの用紙冷却装置。
  7. 前記第二冷却手段は、前記冷却面を冷却するペルチェ素子を用いたサーモモジュールを備えることを特徴とする請求項5又は6記載のプリンタの用紙冷却装置。
  8. 少なくとも、前記第一空冷手段,前記第二空冷手段,前記第一冷却手段,前記第二冷却手段,の一又は二以上に対して、外気を送り込むとともに、内気を外部に排出させる外気流通手段を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のプリンタの用紙冷却装置。
  9. 前記第一ガイドプレート面の前後に配した各搬送ローラ機構の回転速度及び/又は前記第二ガイドプレート面の前後に配した各搬送ローラ機構の回転速度は、搬送方向前側に配した搬送ローラ機構の回転速度を後側に配した搬送ローラ機構の回転速度よりも遅くする制御を行う速度差制御機能を備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のプリンタの用紙冷却装置。
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