JP2014080091A - フロントサブフレーム構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロントサイドメンバ後端部をアーム取付けボルトを避けるように配して、サスペンションアームの組付性を確保し、またフロントサイドメンバの後退時には、サスペンションアームのアーム内端部前面にフロントサイドメンバ後端部を確実にガイドして、前突時の荷重伝達性を確保するフロントサブフレーム構造を提供する。
【解決手段】フロントサイドメンバ18後端部とサスクロス本体16との間に連結ブラケット40を設け、連結ブラケットは、フロントサイドメンバ18後端部を、サスペンションアームのアーム取付けボルトよりも車幅方向外側位置にて、サスクロス本体16に連結するための側壁40Aと、側壁から車幅方向内側に延びてフロントサイドメンバ18後端部をアーム内端部前方に案内する上ガイド壁40Bおよび下ガイド壁40Cと、を備え、連結ブラケット40の側壁の車幅方向内側にフロントサイドメンバ後端部が支持されたことを特徴とする。
【選択図】図7

Description

この発明は、サスペンションアームを支持するサスクロス本体と、ロアクラッシュカンとの間に、車両の前後方向に延びるフロントサイドメンバを設けたようなフロントサブフレーム構造に関する。
従来、サスペンションアームを支持するサスクロス本体と、クラッシュカンとの間に、車両の前後方向に延びるフロントサイドメンバを設けたフロントサブフレーム構造としては、特許文献1,2に開示された構造がある。
特許文献1に開示された構造は、ロアアームを支持するサスクロス本体と、その前方に位置するクロスメンバとの間に、車両の前後方向に延びるフロントサイドメンバを設け、該フロントサイドメンバの後端部をサスクロス本体の前部に当接させたものであるが、ロアアームの前側車体取付け部をサスクロス本体に対して前方から組付けることは不可能であって、ロアアームの組付け性までは考慮されていない。
仮に、ロアアームの前側車体取付け部としてのロアアームブッシュをサスクロス本体にその下方から取付けるように構成した場合には、アーム取付けボルトが緩んだまま長期間放置された場合、その脱落が懸念されるので好ましくない。一方で、ロアアームブッシュをサスクロス本体にその車幅方向内側から取付けるように構成した場合には、ロアアームブッシュを前突荷重の伝達用として有効利用することが困難となる。
また、特許文献2には、サスクロス本体と、該サスクロス本体とは別体のフロントサイドメンバを設け、フロントサイドメンバをサスクロス本体の前部に取付けたフロントサブフレーム構造が開示されている。
しかしながら、該特許文献2で開示された従来構造においては、上記フロントサイドメンバが直線状に形成されているので、パワートレインの下方レイアウトのスペースが確保できない。また、サスクロス本体とフロントサイドメンバとは下方から締付けるボルトを用いて締結されている関係上、作業性がよい反面で、ボルトの弛みが発生しやすく、ボルトの落下に起因してフロントサイドメンバが横ずれすると、該フロントサイドメンバによる荷重伝達が不可となる問題点があるうえ、該特許文献2に開示された構造においても、ロアアームの組付け性に対しては何等の検討もなされていない。
特許第4262602号公報 特開2007−186125号公報
そこで、この発明は、フロントサイドメンバ後端部とサスクロス本体との間に連結ブラケットを設け、該連結ブラケットが、フロントサイドメンバ後端部を、サスペンションアームのアーム取付けボルトよりも車幅方向外側位置にて、サスクロス本体に連結するための側壁と、この側壁から車幅方向内側に延びてフロントサイドメンバ後端部をアーム内端部前方に案内する上ガイド壁および下ガイド壁とを備えることにより、フロントサイドメンバ後端部をアーム取付けボルトを避けるように配して、サスペンションアームの組付性を確保し、またフロントサイドメンバの後退時には、サスペンションアームのアーム内端部前面にフロントサイドメンバ後端部を確実にガイドして、前突時の荷重伝達性を確保することができるフロントサブフレーム構造の提供を目的とする。
この発明によるフロントサブフレーム構造は、サスペンションアームを支持するサスクロス本体とロアクラッシュカンとの間に、フロントサイドメンバを設けたフロントサブフレーム構造であって、上記フロントサイドメンバ後端部とサスクロス本体との間に連結ブラケットを設け、該連結ブラケットは、上記フロントサイドメンバ後端部を、サスペンションアームのアーム取付けボルトよりも車幅方向外側位置にて、サスクロス本体に連結するための側壁と、該側壁から車幅方向内側に延びてフロントサイドメンバ後端部をアーム内端部前方に案内する上ガイド壁および下ガイド壁と、を備え、上記連結ブラケットの側壁の車幅方向内側にフロントサイドメンバ後端部が支持されたものである。
上述のサスペンションアームは、ロアアームとすることができる。また、上述の連結ブラケットにおける側壁、上ガイド壁、下ガイド壁でフロントサイドメンバ後端部を3方から囲繞することが望ましい。
上記構成によれば、フロントサイドメンバ後端部はアーム取付けボルトよりも車幅方向外側位置にずれて連結ブラケットの側壁に連結されているので、フロントサイドメンバ後端部をアーム取付けボルトを避けるように配することができ、これにより、サスペンションアームの組付性を確保することができる。
また、フロントサイドメンバの後退時には、該フロントサイドメンバをサスペンションアームのアーム内端部前面(換言すれば、アームブッシュの前面)に確実にガイドして、アームブッシュを有効利用しつつ、前突時の荷重伝達性を確保することができる。
要するに、本発明によれば、サスペンションアームの組付性と、前突時の荷重伝達性の確保との両立を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記上ガイド壁よりも上記下ガイド壁が車幅方向内側に短く設定されたものである。
上記構成によれば、下ガイド壁の車幅方向内側への長さが上ガイド壁の車幅方向内側への長さよりも短いので、下方からアーム取付けボルトへ容易にアクセスすることができて、サービス性の向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記フロントサイドメンバ後端部と上記連結ブラケットの側壁とを溶接固定したものである。
上記構成によれば、フロントサイドメンバ後端部と側壁とを締結するボルト、ナット等が不要となるので、部品点数の削減を図りつつ、フロントサイドメンバ後端部を軽量高剛性化することができると共に、アーム取付けボルトの締結スペースを確保することができる。
この発明の一実施態様においては、上記フロントサイドメンバ後端部が上記連結ブラケットに車幅方向外側から締結可能とされ、サスペンションアーム支持部が車体連結部と連結され、該車体連結部材は所定荷重で下方に離脱するように構成されたものである。
上記構成によれば、フロントサイドメンバの後端部が連結ブラケットに対して車幅方向の外側から締結可能に構成されているので、フロントサイドメンバの組付け性向上を図ることができる。
また、上記アーム支持部は、所定荷重で下方に離脱する車体連結部に連結されているので、前突時に所定荷重が入力すると、車体連結部はこの前突荷重を受けて車体から離脱し、サスクロス本体を下方へ変位させるので、パワートレインの後退が容易となる。
すなわち、パワートレインの後退を伴うような前方衝突による車体の変形後期に、車体に後方へ加わる加速度を低減できる。
この発明によれば、フロントサイドメンバ後端部とサスクロス本体との間に連結ブラケットを設け、該連結ブラケットが、フロントサイドメンバ後端部を、サスペンションアームのアーム取付けボルトよりも車幅方向外側位置にて、サスクロス本体に連結するための側壁と、この側壁から車幅方向内側に延びてフロントサイドメンバ後端部をアーム内端部前方に案内する上ガイド壁および下ガイド壁とを備えたので、フロントサイドメンバ後端部をアーム取付けボルトを避けるように配して、サスペンションアームの組付性を確保し、またフロントサイドメンバの後退時には、サスペンションアームのアーム内端部前面にフロントサイドメンバ後端部を確実にガイドして、前突時の荷重伝達性を確保することができる効果がある。
本発明のフロントサブフレーム構造を示す全体斜視図 ロアアームを取外した状態で示す図1の側面図 図1の底面図 図3のA−A線に沿う要部の矢視断面図 図2のB−B線に沿う要部の矢視断面図 図2の要部拡大断面図 フロントサブフレーム構造を示す斜視図 クロスメンバとブラケットとフロントサイドメンバの関連構造を示す斜視図 図8からフロントブラケットを取除いた状態の斜視図 フロントブラケットとバックブラケットの分解斜視図 荷重吸収変形状態を示し、(a)はクラッシュカン荷重吸収変形末期の側面図、(b)はフロントサイドフレーム変形初期の側面図、(c)はフロントサイドフレーム変形後期の側面図 フロントサイドメンバ後部と連結部の関連構造の他の実施例を示す平面図 フロントサイドメンバ後部と連結部の関連構造のさらに他の実施例を示す平面図
フロントサイドメンバ後端部をアーム取付けボルトを避けるように配して、サスペンションアームの組付性を確保し、またフロントサイドメンバの後退時には、サスペンションアームのアーム内端部前面にフロントサイドメンバ後端部を確実にガイドして、前突時の荷重伝達性を確保するという目的を、サスペンションアームを支持するサスクロス本体とロアクラッシュカンとの間に、フロントサイドメンバを設けたフロントサブフレーム構造において、上記フロントサイドメンバ後端部とサスクロス本体との間に連結ブラケットを設け、該連結ブラケットは、上記フロントサイドメンバ後端部を、サスペンションアームのアーム取付けボルトよりも車幅方向外側位置にて、サスクロス本体に連結するための側壁と、該側壁から車幅方向内側に延びてフロントサイドメンバ後端部をアーム内端部前方に案内する上ガイド壁および下ガイド壁と、を備え、上記連結ブラケットの側壁の車幅方向内側にフロントサイドメンバ後端部が支持されるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図1は本発明のフロントサブフレーム構造を示す全体斜視図、図2はサスペンションアームとしてのロアアームを取外した状態で示す図1の側面図、図3は図1の底面図である。
図1〜図3において、エンジンルームと車室とを前後方向に区画するダッシュパネルとしてのダッシュロアパネル1を設けている。このダッシュロアパネル1はその車幅方向中央部にトンネル部2とを備えている。
ダッシュロアパネル1の下部後端には後方に向けて略水平に延びるフロアパネルが連設され、図3に示すように、フロアパネルの左右両サイドには、車両の前後方向に延びる閉断面構造のサイドシル3,3が一体的に接合固定されている。
またダッシュロアパネル1のトンネル部2およびフロアパネルのトンネル部の下部と対応して、車両の前後方向に延びるトンネルロアフレーム4,4を設けている。そして、このトンネルロアフレーム4と上述のサイドシル3との車幅方向中間部には、車両の前後方向に延びるフロアフレーム5,5を設けている。
さらに、フロアフレーム5の前部とサイドシル3の前部とを車幅方向に連結する左右一対のトルクボックス6,6を設けている。
図1〜図3に示すように、ダッシュロアパネル1からエンジンルームの左右両サイドにおいて車両前方に延びる左右一対のフロントサイドフレーム7,7を設けている。このフロントサイドフレーム7はフロントサイドフレームアウタとフロントサイドフレームインナとを接合固定して、車両の前後方向に延びる閉断面を有する車体剛性部材であって、該フロントサイドフレーム7にはその直線部の前後に前後方向に間隔を隔てて閉断面内に窪み、かつ上下方向に延びるビード7a,7b(変形促進部)が一体形成されている。
上述のビード7a,7bは、重衝突時に折れの切っ掛けとなり、このビード7a,7bの形成位置でフロントサイドフレーム7の座屈変形を許容するものである。
左右一対のフロントサイドフレーム7の前端部には、セットプレート8を介してアッパクラッシュカン9,9をそれぞれ取付けており、これら左右のアッパクラッシュカン9,9間には車幅方向に延びるバンパレイン10を横架している。
図3に示すように、アッパクラッシュカン9、フロントサイドフレーム7、フロアフレーム5は、平面視にて車両の前後方向に略一直線状に延びるように配設されている。
図2,図3において、11はエンジン12、トランスミッション13、ドライブシャフト14を備えたパワートレインである。
ところで、図1に示すように、サスペンションアームとしてのロアアーム15を支持するサスクロス本体16と、アッパクラッシュカン9よりも下方に位置するロアクラッシュカン17との間には、フロントサイドメンバ18を設けている。
このフロントサイドメンバ18は1000MPa以上の耐力をもつ超高張力鋼板で形成されており、図2に側面図で示すように、ロアクラッシュカン17より下方に配設され、該フロントサイドメンバ18の前部はその後部に対して前上に曲がっている。
図2の要部拡大図を図6に示すように、フロントサイドメンバ18はパワートレイン11のレイアウトの関係上、該パワートレイン11の下方を通るように側面視で下方に連続して大きく湾曲しており、該フロントサイドメンバ18の前端中心18aよりも上方にずれて上述のロアクラッシュカン17の後端中心17aが配されていて、かつ、フロントサイドメンバ18前端とロアクラッシュカン17後端とが上下方向で一部重なる(オーバラップする)ように構成されている。
また、図2,図6に示すように、ロアクラッシュカン17とフロントサイドメンバ18との間には、少なくとも該フロントサイドメンバ18前端よりも下方部位の前側に位置するブラケット19が設けられている。
このブラケット19の詳細構造については、図8,図9,図10を参照して後述するが、該ブラケット19はフロントブラケット20とバックブラケット21とを備えている。
上述のバックブラケット21はクロスメンバ取付け部21aを有し、左右のブラケット19,19におけるバックブラケット21のクロスメンバ取付け部21a相互間には、車幅方向に延びる閉断面構造のフロントクロスメンバ(第1クロスメンバ)22を取付けている。
図6に示すように、上述のブラケット19はフロントサイドメンバ18とロアクラッシュカン17と、上方の車体としてのフロントサイドフレーム7とを連結するもので、ロアクラッシュカン17はその背面に設けたセットプレート23を介してフロントブラケット20に連結されており、フロントサイドフレーム7の下面には支持部材24を接合固定し、フロントブラケット20の上面は第1マウント部M1を構成するボルト、ナット25を用いて、上述の支持部材24に締結固定されている。
ここで、上述のロアクラッシュカン17は、アプローチアングル(前オーバハング角)およびコンパチビリティ(compatibility 共生性)を考慮して、フロントサイドメンバ18の前端よりも上方位置に取付けられている。
次に、図1,図3,図7を参照して、サスクロス本体16の構成について説明する。
サスクロス本体16は左右一対のフロントサイドフレーム7,7の下側に位置するもので、該サスクロス本体16は、車両前後方向に延びるパイプ製の左右一対のリヤサイドメンバ30,30と、リヤサイドメンバ30,30の前部間に車幅方向に向けて架設されたセンタクロスメンバ(第2クロスメンバ)31と、該センタクロスメンバ31の後部車幅方向中間部とリヤサイドメンバ30,30の後端部との間に、平面視で略V字状に架設されたクロスメンバとしての傾斜メンバ32(いわゆるV字ブレース)と、リヤサイドメンバ30,30の後端と対応する傾斜メンバ32の左右の後部間に車幅方向に延びるように架設されたリヤクロスメンバ33(第3クロスメンバ)と、リヤサイドメンバ30の前端に対応するセンタクロスメンバ31の左右から上方に延設されて、図1,図2で示した左右のフロントサイドフレーム7,7におけるサス取付けブラケット34,34にそれぞれ連結される左右の車体取付け部35,35(いわゆる「ツノ部材」であり、以下単にタワー部と略記する)と、を備えている。
図7に示すように、上述のタワー部35の上部車外側にはNo.2マウント部としてのセンタマウント部M2(具体的にはマウントブッシュやマウントパイプ)を連結し、また傾斜メンバ32の後端部にはNo.4マウント部としてのリヤマウント部M4(具体的にはマウントブッシュやマウントパイプ)を連結し、リヤクロスメンバ33の左右両側部にはNo.3マウント部としてのインサイドマウント部M3を設定している。
そして、図2,図3に示すように、左右一対のセンタマウント部M2,M2を、フロントサイドフレーム7の前後方向中間部におけるサス取付けブラケット34の下面に連結し、左右一対のリヤマウント部M4,M4をフロントサイドフレーム7の後部下面に連結し、左右一対のインサイドマウント部M3,M3をトンネルロアフレーム4の前部下面に連結している。
つまり、サスクロス本体16は片側3点、左右両側で計6点にて車体にマウントされたものである。
ここで、上述のインサイドマウント部M3,M3およびリヤマウント部M4,M4は、図3,図7に示すように、車幅方向に略一直線状に並ぶように配設されている。
また、図3,図7に示すように、平面視において、ロアクラッシュカン17、フロントサイドメンバ18、リヤサイドメンバ30、トンネルロアフレーム4が車両の前後方向に略一直線状に連続するように配設されている。
さらに、上述の各マウント部M2,M3,M4は、フロントサイドメンバ18から伝達される前突荷重を受けて車体から離脱するように構成されている。この車体から離脱する構造としては、マウント部M2,M3,M4それ自体が変形、破断する構造であってもよく、あるいは、車体側の支持部が変形、破断する構造であってもよい。
図7に示すように、上述のセンタクロスメンバ31の前面側車幅方向中間にはエンジンマウント用の開口部31aが形成されている。
また、同図に示すように、傾斜メンバ32の車幅方向外方への延設部とリヤサイドメンバ30との間には、図1に示すロアアーム15の後側を上側、下側からそれぞれ支持するロアアーム支持部としてのアッパブラケット36、ロアブラケット37が取付けられており、これら上下のアッパブラケット36、ロアブラケット37にはビード等の凹凸部が一体形成されていて、各ブラケット36,37それ自体の剛性が高められている。
上側に位置するアッパブラケット36は、平面から見て相対的に小さい面積の略三角形状に形成されており、下側に位置するロアブラケット37は、平面から見て相対的に大きい面積の略扇形状に形成されている。
次に、図4,図5,図7を参照してフロントサイドメンバ18の後端支持構造について説明する。
フロントサイドメンバ18の後端部とサスクロス本体16の車幅方向端部における閉断面構造のタワー部35との間には、連結部としての連結ブラケット40を設けている。
図4,図5,図7に示すように、この連結ブラケット40は、フロントサイドメンバ18の後端部を、ロアアーム15のアーム取付けボルト41よりも車幅方向外側位置にて、サスクロス本体16に連結するための外側壁40Aと、この外側壁40Aから車幅方向内側に延びてフロントサイドメンバ18後端部をロアアーム内端部のロアアームブッシュ42の前方に案内する上ガイド壁40Bおよび下ガイド壁40Cと、上述の外側壁40Aに連続する前壁40Dおよび内側壁40Eと、を備えている。
上述の各壁40A,40B,40C,40D,40Eは展開状態の一枚の板材を折曲げて形成することができる。一方、ロアアームブッシュ42は、図4,図5に断面で示すように、内筒42aと、外筒42bと、内筒42aおよび外筒42b間に介設されたラバー部材42cとを有する。
そして、図5に示すように、フロントサイドメンバ18の後端がロアアームブッシュ42の外筒42b近傍に対面しており、これにより、荷重伝達効率を確保するように構成している。
詳しくは、フロントサイドメンバ18の後端部をアーム取付けボルト41よりも車幅方向外側にずらして、ロアアーム15の組付性を確保すると共に、フロントサイドメンバ18の後端部を上ガイド壁40B、下ガイド壁40C、外側壁40Aの三方で覆い、次に述べる溶接が外れた場合にあっても、フロントサイドメンバ18が車幅方向内側にしかずれないように構成している。
図5,図7に示すように、連結ブラケット40の外側壁40Aには貫通構造の溶接孔43が設けられており、この溶接孔43を利用して、フロントサイドメンバ18の後端部と連結ブラケット40の外側壁40Aとが溶接固定されている。これにより、フロントサイドメンバ18後端部と外側壁40Aとを締結するボルト、ナット等を不要となして、部品点数の削減を図りつつ、フロントサイドメンバ後端部を軽量高剛性化し、またアーム取付けボルト41の締結スペースを確保するように構成している。
上述の上ガイド壁40B、下ガイド壁40Cと外側壁40Aとは溶接などで一体化して、フロントサイドメンバ18の支持剛性を高めると共に、ロアアーム15の支持部の剛性を固めることが望ましい。
上述の溶接孔43を利用しての両者18,40Aの溶接が万一外れた場合であっても、フロントサイドメンバ18は各壁40A,40B,40Cで三方から囲繞されているので、車幅方向内側にしかずれないものである。
ここで、図5に実線で示すフロントサイドメンバ18に代えて、同図に仮想線αで示すように実線のフロントサイドメンバ18よりも車幅方向の幅が大きいフロントサイドメンバを用いて、外筒42bとのオーバラップ量増加を図ってもよい。
また、図4,図5に示すように、上述のアーム取付けボルト41は、2部材にて閉断面構造に形成されたタワー部35の閉断面内に予め溶接固定されたナット44(いわゆるウエルドナット)に対して、締結されている。
さらに、図4に示すように、上述のロアアーム15はアッパパネル15aとロアパネル15bとの2部材にて閉断面構造に形成されており、ロアアームブッシュ42の外筒42b外周には、アッパパネル15aの一部15cとロアパネル15bの一部15dとが連結されている。
なお、図5において、45はロアアーム15の車幅方向内側後部のロアアームブッシュで、このロアアームブッシュ45の軸は上下方向に指向させている。また図5において、46はセンタクロスメンバ31内に設けたレインフォースメントである。さらに図2において、47はラジエータ(熱交換器)であり、図7に示すようにフロントクロスメンバ22はその左右両端部の取付け部に対して車幅方向中間部が下方に位置しており、これによりフロントクロスメンバ22に対するラジエータ配置スペースを確保するように構成している。
次に、図8,図9,図10を参照してブラケット19およびその周辺構造について説明する。
図8はクロスメンバとブラケットとフロントサイドメンバの関連構造を示す斜視図、図9は図8からフロントブラケットを取除いた状態の斜視図、図10はフロントブラケットとバックブラケットの分解斜視図である。
図8,図10に示すように、ブラケット19はフロントブラケット20とバックブラケット21との2部材から構成されており、フロントブラケット20は前壁20aと上壁20bと側壁20c,20cとを備えており、前壁20aには開口部20dが形成される一方、上壁20bの車幅方向内側には位置決めピン48が上方に向けて突設されている。
また、上壁20bの車幅方向内側と車幅方向外側との2箇所には、図6で示したボルト、ナット25のボルトを挿通させる内側締結孔20eと外側締結孔20fとが開口形成されており、これにより、フロントサイドメンバ18の前端部が、ブラケット19の車幅方向に並ぶ2点(各締結孔20e,20f参照)で、支持部材24を介して上方の車体であるフロントサイドフレーム7に支持されている。
さらにフロントブラケット20の前壁20aには、複数のロアクラッシュカン締結孔20gが形成されている。
図9,図10に示すようにバックブラケット21の下部には、その後方からフロントサイドメンバ18を受入れる開口部21bが形成されており、内側側壁21cと外側側壁21dの前部下部を折曲げて溶接し、前壁21eを形成している。
また内側側壁21cの下端を折曲げて外側側壁21dの下縁に溶接することで前述のクロスメンバ取付け部21aを形成し、これにより剛性が高いクロスメンバ支持部を形成すると共に、前突時の荷重伝達に関わる前後剛性を確保している。
さらに、図9に示すように、バックブラケット21の前端部は正面視で中空十文字状に形成されており、このバックブラケット21とフロントブラケット20とを連結固定することで、上述のブラケット19が構成されている。
そして、図6で示したように、ロアクラッシュカン17前部よりも後方で、かつフロントサイドメンバ18の前端よりも下方の部位の前側にブラケット19の少なくとも一部が位置するように、構成したものである。
要するに、図3に底面図で示すように、ロアクラッシュカン17、フロントサイドメンバ18、連結ブラケット40、リヤサイドメンバ30、インサイドマウント部M3が車両前後方向に可及的真っ直ぐで、かつ図2に側面図で示すようにパワートレイン11のレイアウトを考慮してフロントサイドメンバ18が下方に大きく湾曲するものにおいて、ブラケット19を該フロントサイドメンバ18の前端よりも下方まで位置させることにより、衝突時に確実に荷重を伝達すべく構成したものである。
次に、図11を参照してフロントサイドフレーム7が荷重吸収変形するような重衝突時の作用について説明する。図11の(a)はクラッシュカン荷重吸収変形末期の側面図、図11の(b)はフロントサイドフレーム変形初期の側面図、図11の(c)はフロントサイドフレーム変形後期の側面図である。なお、図11において、49は歩行者の脚払い用のロアスティフナである。
図11の(a)に示すように、車両が重衝突すると、矢印X1,X2で示す衝突荷重入力により、アッパクラッシュカン9およびロアクラッシュカン17が潰れ、これら上下の各クラッシュカン9,17が潰れ切ると図11の(b)のようになる。
つまり、衝突の継続によりブラケット19下部に矢印X3で示す追加荷重が入力し、フロントサイドメンバ18による荷重伝達経路Y1の形成により、該フロントサイドメンバ18の後部が荷重吸収変形すると共に、フロントサイドフレーム7は前後のビード7a,7bを折れの切っ掛けとして変形するので、センタマウント部M2が車体から離脱する。この場合、矢印X3で示す追加荷重によりフロントサイドメンバ18の折れが抑制される。
図11の(c)に示すフロントサイドフレーム7の変形後期においては、側面視で大きくV字状となる折れが抑制されたフロントサイドメンバ18の同図に矢印で示す荷重伝達経路Y1とリヤサイドメンバ30による荷重伝達経路Y2とを介して後方に荷重が伝達されるので、各マウント部M3,M4が車体から離脱し、サスクロス本体16を車体から切り離すことができるので、パワートレイン11の後退が可能となる。
なお、図中、矢印Fは車両の前方を示し、矢印Rは車両の後方を示し、矢印INは車幅方向内方を示し、矢印OUTは車幅方向外方を示す。
このように、図1〜図11で示した実施例のフロントサブフレーム構造は、サスペンションアーム(ロアアーム15参照)を支持するサスクロス本体16とロアクラッシュカン17との間に、フロントサイドメンバ18を設けたフロントサブフレーム構造であって、上記フロントサイドメンバ18後端部とサスクロス本体16との間に連結ブラケット40を設け、該連結ブラケット40は、上記フロントサイドメンバ18後端部を、サスペンションアーム(ロアアーム15)のアーム取付けボルト41よりも車幅方向外側位置にて、サスクロス本体16に連結するための側壁(外側壁40A参照)と、該側壁(外側壁40A)から車幅方向内側に延びてフロントサイドメンバ18後端部をロアアーム15のアーム内端部前方に案内する上ガイド壁40Bおよび下ガイド壁40Cと、を備え、上記連結ブラケット40の側壁の車幅方向内側にフロントサイドメンバ18後端部が支持されたものである(図1,図7参照)。
この構成によれば、フロントサイドメンバ18後端部はアーム取付けボルト41よりも車幅方向外側位置にずれて連結ブラケット40の側壁(外側壁40A)に連結されているので、フロントサイドメンバ18後端部をアーム取付けボルト41を避けるように配することができ、これにより、サスペンションアーム(ロアアーム15)の組付性を確保することができる。
また、フロントサイドメンバ18の後退時には、該フロントサイドメンバ18をサスペンションアーム(ロアアーム15)のアーム内端部前面(換言すれば、アームブッシュの前面)に確実にガイドして、アームブッシュを有効利用しつつ、前突時の荷重伝達性を確保することができる。
要するに、上記実施例によれば、サスペンションアーム(ロアアーム15)の組付性と、前突時の荷重伝達性の確保との両立を図ることができる。
また、上記フロントサイドメンバ18後端部と上記連結ブラケット40の側壁(外側壁40A)とを溶接固定したものである(図5参照)。
この構成によれば、フロントサイドメンバ18後端部と側壁(外側壁40A)とを締結するボルト、ナット等が不要となるので、部品点数の削減を図りつつ、フロントサイドメンバ18後端部を軽量高剛性化することができると共に、アーム取付けボルト41の締結スペースを確保することができる。
図12はフロントサブフレーム構造の他の実施例を示し、図12に示すこの実施例では、フロントサイドメンバ18の後端部を偏平に加工して、取付け部18bを形成し、この取付け部18bを連結ブラケット40の外側壁40Aにおいて、車幅方向の外側から締付けるボルト50と、ナット51とを用いて締結し、ロアアーム15のアーム支持部としての該連結ブラケット40をタワー部35およびマウント部M2に連結し、マウント部M2を所定荷重で下方に離脱するように構成したものである。
このように、フロントサイドメンバ18の後端部を連結ブラケット40に対して車幅方向の外側から締付けるボルト50を用いて締結すべく構成すると、フロントサイドメンバ18の組付け性向上を図ることができる。
またアーム支持部である連結ブラケット40は、所定荷重で下方に離脱するマウント部M2に連結しているので、前突時に所定荷重が入力すると、このマウント部M2は前突荷重を受けて車体(フロントサイドフレーム7)から離脱し、サスクロス本体16を下方に変位させるため、パワートレイン11の後退が容易となる。
さらに、実施例1に対してフロントサイドメンバ18後端の取付け部18bの幅が小さくなるので、該フロントサイドメンバ18後端のスリム化を図ることができると共に、軽衝突時におけるフロントサイドメンバ18の交換が可能となる。
また、フロントサイドメンバ18後端が連結ブラケット40から外れた場合にあっても、フロントサイドメンバ18が車幅方向内側にしかずれないように構成している。
このように、図12で示した実施例2においては、上記フロントサイドメンバ18後端部が上記連結ブラケット40に車幅方向外側から締結可能とされ、サスペンションアーム(ロアアーム15)のアーム支持部(連結ブラケット40)が車体連結部(タワー部35およびマウント部M2)と連結され、該車体連結部(タワー部35およびマウント部M2、特にマウント部M2)は所定荷重で下方に離脱するように構成されたものである(図12,図1参照)。
この構成によれば、フロントサイドメンバ18の後端部が連結ブラケット40に対して車幅方向の外側から締結可能に構成されているので、フロントサイドメンバ18の組付け性向上を図ることができる。
また、上記アーム支持部(連結ブラケット40)は、所定荷重で下方に離脱する車体連結部(タワー部35およびマウント部M2)に連結されているので、前突時に所定荷重が入力すると、車体連結部(特に、マウント部M2参照)はこの前突荷重を受けて車体から離脱し、サスクロス本体16を下方へ変位させるので、パワートレイン11の後退が容易となる。
なお、図12において前図と同一の部分には、同一符号を付して、その詳しい説明を省略している。
図13はフロントサブフレーム構造のさらに他の実施例を示し、図13に示すこの実施例では、連結ブラケット40において上ガイド壁40Bよりも下ガイド壁40cを車幅方向内側に短く設定すると共に、外側壁40Aと前壁40Dとの間には、フロントサイドメンバ18後端をロアアームブッシュ42の外筒42b側へ案内するスラント壁40Sを形成したものである。
このように、下ガイド壁40Cの車幅方向内側への長さを、上ガイド壁40Bの車幅方向内側への長さよりも短く構成しており、これにより、下方からアーム取付けボルト41に容易にアクセスすることができるので、サービス性の向上を図ることができる。
また上述のスラント壁40Sを設けたので、衝突時にフロントサイドメンバ18と外側壁40Aとの溶接が外れた場合、フロントサイドメンバ18の後端はスラント壁40Sで案内されてロアアームブッシュ42の外筒42b側へ変位し、これにより良好な荷重伝達効果を確保することができる。
要するに、図13で示した実施例3においては、上記上ガイド壁40Bよりも上記下ガイド壁40Cが車幅方向内側に短く設定されたものである(図13参照)。
この構成によれば、下ガイド壁40Cの車幅方向内側への長さが上ガイド壁40Bの車幅方向内側への長さよりも短いので、下方からアーム取付けボルト41へ容易にアクセスすることができて、サービス性の向上を図ることができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のサスペンションアームは、実施例のロアアーム15に対応し、
以下同様に、
側壁は、外側壁40Aに対応し、
車体連結部は、タワー部35およびマウント部M2に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
以上説明したように、本発明は、サスペンションアームを支持するサスクロス本体とロアクラッシュカンとの間に、フロントサイドメンバを設けるようなフロントサブフレーム構造について有用である。
15…ロアアーム(サスペンションアーム)
16…サスクロス本体
17…ロアクラッシュカン
18…フロントサイドメンバ
35…タワー部(車体連結部)
40…連結ブラケット
40A…外側壁(側壁)
40B…上ガイド壁
40C…下ガイド壁
41…アーム取付けボルト
M2…マウント部(車体連結部)

Claims (4)

  1. サスペンションアームを支持するサスクロス本体とロアクラッシュカンとの間に、フロントサイドメンバを設けたフロントサブフレーム構造であって、
    上記フロントサイドメンバ後端部とサスクロス本体との間に連結ブラケットを設け、
    該連結ブラケットは、上記フロントサイドメンバ後端部を、サスペンションアームのアーム取付けボルトよりも車幅方向外側位置にて、サスクロス本体に連結するための側壁と、
    該側壁から車幅方向内側に延びてフロントサイドメンバ後端部をアーム内端部前方に案内する上ガイド壁および下ガイド壁と、を備え、
    上記連結ブラケットの側壁の車幅方向内側にフロントサイドメンバ後端部が支持されたことを特徴とする
    フロントサブフレーム構造。
  2. 上記上ガイド壁よりも上記下ガイド壁が車幅方向内側に短く設定された
    請求項1記載のフロントサブフレーム構造。
  3. 上記フロントサイドメンバ後端部と上記連結ブラケットの側壁とを溶接固定した
    請求項1または2に記載のフロントサブフレーム構造。
  4. 上記フロントサイドメンバ後端部が上記連結ブラケットに車幅方向外側から締結可能とされ、
    サスペンションアームのアーム支持部が車体連結部と連結され、
    該車体連結部材は所定荷重で下方に離脱するように構成された
    請求項1または2に記載のフロントサブフレーム構造。
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