JP2014079385A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量で且つ強度の高いゴルフクラブヘッドの提供。
【解決手段】ヘッド2は、フェース4、ソール8及びクラウン6を備えている。フェース4は、フェース表面fsとフェース裏面frとを有している。フェース裏面frに、複数の凸(A)が設けられている。平面視において、上記凸(A)が点状である。平面視において、任意の第1方向と、この第1方向に対して直角である第2方向とが定義される。好ましくは、第2方向における上記凸(A)の配列規則性が、第1方向における上記凸(A)の配列規則性よりも高い。好ましくは、上記第1方向が縦方向であり、上記第2方向が横方向である。
【選択図】図5

Description

本発明は、ゴルフクラブヘッドに関する。
設計自由度の向上の観点から、より軽量で強度の高いヘッドが求められている。
特開2012−95855号公報では、フェース部が肉厚分布を有するヘッドを開示する。このフェース部は、中央厚肉部と、該中央厚肉部のトウ側かつクラウン側に設けられた小さい厚さのトウ・クラウン側薄肉部と、前記中央厚肉部のヒール側かつソール側に設けられた小さい厚さのヒール・ソール側薄肉部とを含む。このヘッドでは、フェースの周縁部に薄肉部を設けることで、オフセンターショットでの反発性能が高められている。
特開2012−95855号
従来技術とは異なる構造により、軽量で且つ強度の高いフェースが得られうることが判明した。
本発明の目的は、軽量で且つ強度の高いフェースを備えるゴルフクラブヘッドの提供にある。
本発明のゴルフクラブヘッドは、フェース、ソール、及びクラウンを備えている。上記フェースは、フェース表面とフェース裏面とを有している。上記フェース裏面に、複数の凸(A)が設けられている。平面視において、上記凸(A)は点状である。
平面視において、任意の第1方向と、この第1方向に対して直角である第2方向とが定義される。好ましくは、上記第2方向における上記凸(A)の配列規則性が、上記第1方向における上記凸(A)の配列規則性よりも高い。
好ましくは、上記第1方向が縦方向であり、上記第2方向が横方向である。
平面視における上記凸(A)の面積がMaとされる。好ましくは、面積Maが実質的に相違する2種以上の凸(A)が設けられている。
好ましくは、上記凸(A)は、上記面積Maが面積Ma1である凸(A1)と、上記面積MaがMa2である凸(A2)と、上記面積MaがMa3である凸(A3)とを含んでいる。好ましくは、上記面積Ma1は上記面積Ma2よりも大きい。好ましくは、上記面積Ma2は上記面積Ma3よりも大きい。好ましくは、上記第1方向において、上記凸(A1)よりもフェース周縁側に上記凸(A2)が配置されている。好ましくは、上記第1方向において、上記凸(A2)よりもフェース周縁側に上記凸(A3)が配置されている。
上記フェース裏面の周縁と上記凸(A1)との縦方向距離がa1とされる。上記フェース裏面の周縁と上記凸(A2)との縦方向距離がa2とされる。上記フェース裏面の周縁と上記凸(A3)との縦方向距離がa3とされる。距離a1の平均値がAv1とされる。距離a2の平均値がAv2とされる。距離a3の平均値がAv3とされる。好ましくは、上記平均値Av1は、上記平均値Av2よりも大きい。好ましくは、上記平均値Av2は、上記平均値Av3より大きい。
好ましくは、平面視において、上記凸(A)の面積Maは3mm以上40mm以下である。好ましくは、上記凸(A)の高さHaは0.03mm以上0.2mm以下である。
好ましくは、上記凸配列領域として、フェース裏面センターを含む中央凸配列領域が存在する。好ましくは、この中央凸配列領域において、上記第2方向における配列規則性が、上記第1方向における配列規則性よりも高い。
好ましくは、上記ヘッドは、フェース部材と他の部材とが接合されることによって製造されている。好ましくは、上記フェース部材は、鍛造によって製造されている。好ましくは、上記鍛造は、前鍛造工程と後鍛造工程とを有している。好ましくは、上記前鍛造工程において、フェース裏面に、上記凸(A)よりも高い凸(B)が形成される。好ましくは、上記後鍛造工程において、上記凸(B)が押し潰されることにより上記凸(A)が形成される。
軽量で且つ強度の高いフェースを備えるゴルフクラブヘッドが得られうる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るゴルフクラブヘッドの斜視図である。 図2は、図1のヘッドの分解斜視図である。 図3は、フェース部材の裏面の平面図である。ただし図3では、凸(A)の記載が省略されている。 図4は、図3のF4−F4線に沿った断面図である。 図5は、フェース部材の裏面の平面図である。 図6(a)、図6(b)及び図6(c)は、凸(A)の形状を示す平面図である。 図7は、配列規則性について説明するための平面図である。 図8は、第2実施形態に係るフェース裏面の平面図である。 図9は、第3実施形態に係るフェース裏面の平面図である。 図10は、第4実施形態に係るフェース裏面の平面図である。 図11は、第5実施形態に係るフェース裏面の平面図である。 図12は、第6実施形態に係るフェース裏面の平面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の第1実施形態に係るゴルフクラブヘッド2の斜視図である。
ヘッド2は、フェース4、クラウン6、ソール8及びホーゼル10を有する。フェース4は、フェース面fsを有する。フェース面fsは打球面である。クラウン6は、フェース4の上縁からヘッド後方に向かって延びている。ソール8は、フェース4の下縁からヘッド後方に向かって延びている。ヘッド2は中空である。ヘッド2は、ウッド型のゴルフクラブヘッドである。
図2は、ヘッド2の分解斜視図である。ヘッド2は、4ピース構造である。ヘッド2を構成する部材は、フェース部材Fp1、ソール部材Sp1、クラウン部材Cp1及びホーゼル部材Hp1である。これらの部材が溶接されることにより、ヘッド2が製造される。
図3は、フェース部材Fp1の裏面frを示す平面図である。図4は、図3のF4−F4線に沿った断面図である。後述するように、この裏面frには複数の凸(A)が形成されているが、図3及び図4には、これらの凸(A)の記載が省略されている。
フェース部材Fp1は、フェース4の全部を構成する。更にフェース部材Fp1は、後方延在部Fp2を有する(図4参照)。後方延在部Fp2は、クラウン6の一部を構成する。後方延在部Fp2は、ソール8の一部を構成する。後方延在部Fp2を有するフェース部材Fp1は、カップフェースとも称される。図1には、フェース部材Fp1と他の部分との境界k1が2点鎖線で示されている。塗装済みの完成されたヘッド2では、境界k1は視認されない。
ホーゼル10は、シャフトを装着するためのシャフト孔12を有する。図示されないシャフトは、シャフト孔12に挿入される。図示しないが、シャフト孔12は、中心軸線Z1を有する。この中心軸線Z1は、ヘッド2を備えたゴルフクラブのシャフト軸線に一致する。
本願では、基準垂直面、フェース−バック方向及びトウ−ヒール方向が定義される。上記中心軸線Z1が水平面Hに対して垂直な平面P1に含まれ、且つ所定のライ角及びリアルロフト角で水平面H上にヘッド2が載置された状態が、基準状態とされる。上記平面P1が、基準垂直面とされる。所定のライ角及びリアルロフト角は、例えば製品カタログに掲載されている。
本願においてトウ−ヒール方向とは、上記基準垂直面と上記水平面Hとの交線の方向である。
本願においてフェース−バック方向とは、上記トウ−ヒール方向に対して垂直であり且つ上記水平面Hに対して平行な方向である。
本願において、フェースセンターが定義される。フェース面において、トウ−ヒール方向の最大幅Wxが決定される。更に、この最大幅Wxにおけるトウ−ヒール方向中央位置Pxが決定される。この位置Pxにおいて、フェース面の上下方向中央点Pyが決定される。この点Pyが、フェースセンターと定義される。
本願において、上下方向が定義される。上下方向は、フェース−バック方向に対して垂直であり且つトウ−ヒール方向に対して垂直な方向である。
本願において、縦方向Dyが定義される(図3参照)。縦方向Dyとは、上記上下方向に引かれた直線を特定平面Ps(図4参照)に投影した投影直線の方向である。特定平面Psは、直線LN(後述)に対して垂直な平面である。
本願において、横方向Dxが定義される(図3参照)。横方向Dxとは、上記特定平面Ps上での方向であり、上記縦方向Dyに対して垂直である。横方向Dxはトウ−ヒール方向に等しい。
本願において、第1方向D1及び第2方向D2が定義される。第1方向D1及び第2方向D2は、特定平面Ps上での方向である。第1方向D1はいかなる方向であってもよい。第2方向D2は、第1方向D1に対して直角である。縦方向Dyは、第1方向D1の一例である。横方向Dxは、第2方向D2の一例である。
本願において、フェース裏面frにおける凸の配置及び凸の面積は、平面視において判断される。平面視とは、上記特定平面Psへの投影像Ps1を意味する。
なお、特定平面Psへの投影において、その投影の方向は、フェース法線方向(後述)である。
本願において、フェース裏面センターCRが定義される。図4における直線LNは、フェースセンターCFを通るフェース面fsの法線である。法線LNとフェース裏面frとの交点が、フェース裏面センターである。
本願において、上記直線LNの方向が、フェース法線方向と定義される。
フェース部材Fp1は、フェース厚みTFに基づき、複数の領域に区画されうる。図3が示すように、フェース裏面frは、区画線が形成されている。これらの区画線は、稜線として視認されうる。ただし、断面視において、稜線は丸みを有している。フェース裏面frの全体は滑らかに連続している。図3が示すように、フェース裏面frは、領域S、領域Bt、領域Bh、領域Ct、領域Ch、領域Da、領域Db、領域Et及び領域Ehを有する。これら以外の領域は、厚みTFが徐々に変化する移行領域である。
なお、フェース厚みTFには、凸(A)の高さは含まれない。
図3においては、領域Sのみにハッチングが付されている。他の領域については、ハッチングの記載が省略されている。
領域Sは、フェース4の中央部に位置する。領域Sは、フェースセンター位置を含む。換言すれば、領域Sは、フェース裏面センターを含む。
領域Btは、領域Sの下側に位置する。領域Btは、フェースセンターよりもトウ側に位置する。領域Btは、フェースセンターよりも下側に位置する。
領域Bhは、領域Sの上側に位置する。領域Bhは、フェースセンターよりもヒール側に位置する。領域Bhは、フェースセンターよりも上側に位置する。
領域Ctは、領域Sのトウ側に位置する。領域Ctは、フェースセンターよりもトウ側に位置する。領域Ctは、フェースセンター上下位置を含む。フェースセンター上下位置とは、フェースセンターの上下方向位置である。
領域Chは、領域Sのヒール側に位置する。領域Chは、フェースセンターよりもヒール側に位置する。領域Chは、フェースセンター上下位置を含む。
領域Daは、領域Sの上側に位置する。領域Daは、フェースセンターよりも上側に位置する。領域Daは、フェースセンター左右位置を含む。フェースセンター左右位置とは、フェースセンターのトウ−ヒール方向位置である。
領域Dbは、領域Sの下側に位置する。領域Dbは、フェースセンターよりも下側に位置する。領域Dbは、フェースセンター左右位置を含む。
領域Etの重心は、領域Sのトウ側に位置する。領域Etは、フェースセンターよりもトウ側に位置する。領域Etは、フェースセンター上下位置を含まない。領域Etは、フェースセンター左右位置を含まない。領域Etの重心は、領域Ctの重心よりも上側に位置する。
領域Ehの重心は、領域Sのヒール側に位置する。領域Ehは、フェースセンターよりもヒール側に位置する。領域Ehは、フェースセンター上下位置を含まない。領域Ehは、フェースセンター左右位置を含まない。領域Ehの重心は、領域Chの重心よりも下側に位置する。
本実施形態において、各領域の厚みTFは次の通りである。
・領域S :3.3mm以上3.5mm以下
・領域Bt:2.5mm以上2.7mm以下
・領域Bh:2.5mm以上2.7mm以下
・領域Ct:2.4mm以上2.6mm以下
・領域Ch:2.4mm以上2.6mm以下
・領域Da:2.1mm以上2.3mm以下
・領域Db:2.1mm以上2.3mm以下
・領域Et:2.0mm以上2.2mm以下
・領域Eh:2.0mm以上2.2mm以下
これらの領域は、後述する全ての実施形態において共通である。
各領域における厚みTFの最大値と最小値との差は、0.15mm以下が好ましく、0.1mm以下がより好ましい。
領域Sは、厚み最大領域Tmである。フェース厚みTFの最大値がTmax(mm)とされるとき、厚み最大領域Tmは、フェース厚みTFが[Tmax−0.2]mm以上の領域を意味する。なおフェース厚みTFは、フェース法線方向における厚みである。
フェース裏面frは、少なくとも1の凸配列領域を有している。凸配列領域とは、2以上の凸(A)を有する領域である。図5の実施形態では、凸配列領域は、領域S、領域Ct、領域Ch、領域Et及び領域Ehである。
図5が示すように、フェース裏面frには、複数の凸(A)が配列されている。複数の凸(A)は、縦方向Dy及び横方向Dxのそれぞれに配列されている。
本願では、平面視における上記凸(A)の面積がMaとされる。フェース裏面frには、面積Maが実質的に相違する2種以上の凸(A)が設けられている。図5の実施形態では、面積Maが実質的に相違する3種の凸(A)が設けられている。「実質的に相違」とは、面積Maの相違が5%以上であることを意味する。
図5の実施形態では、上記3種の凸(A)として、凸(A1)、凸(A2)及び凸(A3)を有する。凸(A1)の面積MaはMa1である。凸(A2)の面積MaはMa2である。凸(A3)の面積MaはMa3である。面積Ma1と、面積Ma2と、面積Ma3とは、実質的に相違する。
本願の図面では、凸(A)が、符号Taで示される。本願の図面では、凸(A1)が、符号Ta1で示される。本願の図面では、凸(A2)が、符号Ta2で示される。本願の図面では、凸(A3)が、符号Ta3で示される。
面積Maが実質的に相違する2種以上の凸(A)を設けることで、フェースに作用する応力がランダムに分散しやすい。この応力の分散により、応力集中が緩和され、フェース強度が向上しうる。
平面視において、上記凸(A)は点状である。図6(a)、(b)及び(c)は、点状の凸Taの例である。図6(a)は、円形である。図5の実施形態では、全ての凸Taが円形である。図6(b)は、楕円形である。図6(c)は、不定形である。
図6(c)に示すように、平面視の輪郭線における最長横断線CL1が決定される。更に、この最長横断線に対して垂直な横断線のなかで最長である横断線CL2が決定される。横断線CL1の長さがN1とされ、横断線CL2の長さがN2とされる。図6(b)のような楕円の場合、横断線CL1は長軸であり、横断線CL2は短軸である。本願では、N1/N2が8以下である場合が点状であると定義される。凸Taの質量を抑制しつつフェース4の強度を高める観点から、N1/N2は、5以下が好ましく、2以下がより好ましく、1.5以下がより好ましい。N1/N2は、1以上である。円形の場合、N1/N2は、1である。
平面視における凸Taの形状として、上述した円及び楕円の他、正多角形が例示される。正多角形として、正方形、正五角形、正六角形等が挙げられる。フェース4に作用する応力を均等に分散する観点から、円形が好ましい。
[凸(A)の効果]
凸(A)が点状とされることで、フェース全体を厚くすることなく、フェースの強度を高めることができる。複数の凸(A)が分散して配置されることで、フェース全体を厚くすることなく、広範囲でフェース強度が向上しうる。また、強度の向上が必要な位置に点状の凸(A)を配置することができるので、フェースの設計自由度が向上する。よって、軽量で且つ強度の高いフェース4が得られうる。また、点状の凸(A)は、鍛造による強度向上効果(後述)を得るのに適している。
本願では、凸(A)の配列規則性が定義される。図7は、配列規則性を説明するための図である。ここでは、第1方向D1が縦方向Dyであり、第2方向D2が横方向Dxである場合について、説明がなされる。配列規則性は、平面視において判断される。
配列規則性を決定するため、横方向線Lx及び縦方向線Lyが考慮される。横方向線Lxは、横方向Dxに延びる直線である。縦方向線Lyは、縦方向Dyに延びる直線である。図7では、横方向線Lxとして、横方向線Lx1、横方向線Lx2及び横方向線Lx3が決定されている。図7では、縦方向線Lyとして、縦方向線Ly1、縦方向線Ly2及び縦方向線Ly3が決定されている。
図7の実施形態では、10個の凸Taが配置されている。すなわち、凸102、凸104、凸106、凸108、凸110、凸112、凸114、凸116、凸118及び凸120が配置されている。
第1の横方向線Lx1には、凸102、凸104及び凸106が交差している。第2の横方向線Lx1には、凸108、凸110及び凸112が交差している。第3の横方向線Lx1には、凸114、凸116及び凸118が交差している。
第1の縦方向線Ly1には、凸106、凸112及び凸118が交差している。第2の縦方向線Ly2には、凸104、凸110及び凸116が交差している。第3の縦方向線Ly3には、凸102、凸108及び凸114が交差している。
図7において符号gtで示されるのは、凸Taの図心である。図7において両矢印xdで示されるのは、凸Taの図心gtと横方向線Lxとの距離である。横方向線Lxは、2個以上の凸Taと交差する。また、1つの凸Taと交差する横方向線Lxは1本である。図7の実施形態では、3本の横方向線Lxのそれぞれが、3個の凸Taと交差している。
横方向線Lxと交差している凸Taが、距離xdの計測の対象となる。ただし、横方向線Lxと交わらない凸Taも想定されうる。図7に示すように、横方向線Lxと交差していない凸120も、距離xdの計測の対象となる。その凸Taの図心gtに最も近い横方向線Lxとの間で、距離xdが計測される。
図7において両矢印ydで示されるのは、凸Taの図心gtと縦方向線Lyとの距離である。縦方向線Lyは、2個以上の凸Taと交差する。また、1つの凸Taと交差する縦方向線Lyは1本である。図7の実施形態では、3本の縦方向線Lyのそれぞれが、3個の凸Taと交差している。
縦方向線Lyと交差している凸Taが、距離ydの計測の対象となる。更に、図7に示すように、縦方向線Lyと交差していない凸120も、距離ydの計測の対象となる。その凸Taの図心gtに最も近い縦方向線Ly(Ly3)との間で、距離ydが計測される。
上述の条件を満たす横方向線Lx及び縦方向線Lyが、できるだけ多く決定される。距離xdの平均値Xv1と、距離ydの平均値Yv1とが算出される。複数の平均値Xv1が算出されうる場合は、その最小値が採用される。複数の平均値Yv1が算出されうる場合は、その最小値が採用される。
Xv1がYv1よりも小さい場合に、次の配列規則性の相違が成立する。
・[配列規則性の相違]:横方向Dxにおける上記凸(A)の配列規則性が、縦方向Dyにおける上記凸(A)の配列規則性よりも高い。
少なくとも1本の横方向線Lxが存在し、且つ、縦方向線Lyが存在しない場合にも、上記配列規則性の相違が成立する。
この配列規則性の相違に起因して、凸配列効果が生じる。
[凸配列効果]
この効果を説明するため、トウ−ヒール方向の変形及び上下方向の変形が定義される。本願にいうトウ−ヒール方向の変形とは、変形の折り目が上下方向に生じるような変形を意味する。一方、本願にいう上下方向の変形とは、変形の折り目がトウ−ヒール方向に生じるような変形を意味する。
縦方向Dyにおける配列規則性が低くされることにより、上下方向に折り目が生じるような変形が起こりにくい。すなわち、縦方向Dyにおける配列規則性が低くされることにより、トウ−ヒール方向の変形が起こりにくい。
フェースのトウ−ヒール方向長さは、上下方向の長さよりも大きい。このため、トウ−ヒール方向の変形は、上下方向の変形よりも大きくなりやすい。縦方向Dyにおける配列規則性が低くされることにより、このトウ−ヒール方向の変形が効果的に抑制されうる。過度な変形が抑制されることで、フェース強度が向上しうる。
一方、横方向Dxにおける配列規則性が高くされることにより、上下方向の変形は過度に抑制されない。よって、反発性能の低下が抑制されうる。また、トウ−ヒール方向の変形と上下方向の変形とのバランスが良好となり、フェース強度が最適化されうる。
また、打点のバラツキ、フェース肉厚設計等に起因して、所定の方向の変形を選択的に抑制したい場合がある。この場合、変形を抑制したい方向を第2方向に設定することができる。そして、第2方向における上記凸(A)の配列規則性が、上記第1方向における上記凸(A)の配列規則性よりも高く設定される。この配列により、第2方向の変形が効果的に抑制されうる。
図5の実施形態では、第1の横方向線Lx1に交差する凸Ta(凸Ta1)の数は、X1である。図5の実施形態では、X1は10である。凸配列効果を高める観点から、X1は、5以上が好ましく、6以上がより好ましく、7以上が更に好ましい。フェース4の重量を抑制する観点から、X1は、15以下が好ましく、14以下がより好ましく、13以下が更に好ましい。
図5の実施形態では、第2の横方向線Lx2に交差する凸Ta(凸Ta1)の数は、X2である。図5の実施形態では、X2は11である。凸配列効果を高める観点から、X2は、5以上が好ましく、6以上がより好ましく、7以上が更に好ましい。フェース4の重量を抑制する観点から、X2は、15以下が好ましく、14以下がより好ましく、13以下が更に好ましい。
図5の実施形態では、第3の横方向線Lx3に交差する凸Ta(凸Ta1)の数は、X3である。図5の実施形態では、X3は9である。凸配列効果を高める観点から、X3は、5以上が好ましく、6以上がより好ましく、7以上が更に好ましい。フェース4の重量を抑制する観点から、X3は、15以下が好ましく、14以下がより好ましく、13以下が更に好ましい。
図5の実施形態では、フェース裏面frの全体において、横方向Dxにおける配列規則性が、縦方向Dyにおける配列規則性よりも高い。
図5の実施形態では、凸配列領域Sにおいて、横方向Dxにおける配列規則性が、縦方向Dyにおける配列規則性よりも高い。凸配列領域Sは、フェース裏面センターCRを含む中央凸配列領域Sである。打球時には、中央凸配列領域Sに大きな応力が作用する。この領域Sに凸配列効果を適用することで、大きな応力が作用する部分が、選択的且つ効果的に補強されうる。
図5の実施形態では、凸配列領域Ctにおいて、横方向Dxにおける配列規則性が、縦方向Dyにおける配列規則性よりも高い。領域Ctは、領域Sよりもトウ側に位置するトウ側凸配列領域である。
図5の実施形態では、凸配列領域Chにおいて、横方向Dxにおける配列規則性が、縦方向Dyにおける配列規則性よりも高い。領域Chは、領域Sよりもヒール側に位置するヒール側凸配列領域である。
図5の実施形態では、凸配列領域Etにおいて、横方向Dxにおける配列規則性が、縦方向Dyにおける配列規則性よりも高い。
少なくとも1の凸配列領域において、配列規則性の相違を適用することができる。この適用により、所望の凸配列領域に凸配列効果が奏されうる。よって、強度の必要な領域が選択的に補強されうる。
図5が示すように、縦方向Dy(第1方向D1)において、上記凸Ta1よりもフェース周縁側に凸Ta2が配置されている。また、凸Ta2よりもよりもフェース周縁側に、凸Ta3が配置されている。凸Taの位置は、図心gtによって判断される。
フェース裏面frの周縁と凸Ta1との縦方向距離がa1とされる。フェース裏面frの周縁と凸Ta2との縦方向距離がa2とされる。フェース裏面frの周縁と凸Ta3との縦方向距離がa3とされる。凸Taのそれぞれについて、これらの縦方向距離が計測される。
距離a1の平均値がAv1とされ、距離a2の平均値がAv2とされ、距離a3の平均値がAv3とされる。平均値Av1は上記平均値Av2よりも大きい。平均値Av2は、上記平均値Av3より大きい。
フェース4に作用する応力は、フェース4の中央部において比較的大きい。フェース4に作用する応力は、フェース4の周縁部において比較的小さい。この点を考慮し、フェース4の周縁部には面積Maが比較的小さな凸Taが配置され、フェース4の中央部には面積Maが比較的大きな凸Taが配置されている。このため、凸(A)の合計体積が抑制されつつ、フェース強度の向上が達成されている。
好ましくは、上記凸(A)(凸Ta)の面積Maは、3mm以上40mm以下である。この範囲では、フェース4の質量の増加を抑制しつつ、フェース4の強度が効果的に向上しうる。
好ましくは、上記凸(A1)(凸Ta1)の面積Ma1は、12mm以上40mm以下である。この範囲では、フェース4の質量の増加を抑制しつつ、フェース4の強度が効果的に向上しうる。また、面積Ma1を上記範囲に限定することで、面積Ma1とは異なる面積Maを有する凸(A)を設けることが容易とされうる。
好ましくは、上記凸(A2)(凸Ta2)の面積Ma2は、6mm以上30mm以下である。この範囲では、フェース4の質量の増加を抑制しつつ、フェース4の強度が効果的に向上しうる。また、面積Ma2を上記範囲に限定することで、面積Ma2とは異なる面積Maを有する凸(A)を設けることが容易とされうる。
好ましくは、上記凸(A3)(凸Ta3)の面積Ma3は、3mm以上20mm以下である。この範囲では、フェース4の質量の増加を抑制しつつ、フェース4の強度が効果的に向上しうる。また、面積Ma3を上記範囲に限定することで、面積Ma3とは異なる面積Maを有する凸(A)を設けることが容易とされうる。
凸Taの存在に起因する効果を高める観点から、上記凸(A)の高さHaは、0.03mm以上が好ましく、0.05mm以上がより好ましく、0.07mm以上が更に好ましい。フェース4の質量を低減する観点から、高さHaは、0.2mm以下が好ましく、0.17mm以下がより好ましく、0.15mm以下が更に好ましい。
図8は、第2実施形態に係るフェース部材Fp20のフェース裏面frを示す平面図である。この平面図は、前述した投影像Ps1である。凸Taを除き、フェース部材Fp20は、フェース部材Fp1と同じである。
このフェース部材Fp20では、凸占有比率Rsが考慮される。中央凸配列領域Sの比率Rsが、他の領域の比率Rsよりも小さい。領域Sの比率Rsは、領域Etの比率Rsよりも小さい。領域Sの比率Rsは、領域Ctの比率Rsよりも小さい。領域Sの比率Rsは、領域Ehの比率Rsよりも小さい。領域Sの比率Rsは、領域Chの比率Rsよりも小さい。比率Rsは、領域全体の面積に対する、凸(A)の合計面積の割合である。この比率Rsは、平面視において決定される。
このフェースでは、フェース中央部の凸占有比率Rsが小さくされ、フェース周縁部の凸占有比率Rsが大きくされている。周縁部の硬度がより向上するため、周縁部をより薄くすることができる。よって、フェース4の全体が撓みやすくなり、スイートエリアが拡大されうる。
図9は、第3実施形態に係るフェース部材Fp30のフェース裏面frを示す平面図である。この平面図は、前述した投影像Ps1である。凸Taを除き、フェース部材Fp30は、フェース部材Fp1と同じである。
このフェース部材Fp30では、中央凸配列領域Sの凸占有比率Rsが、他の領域の比率Rsよりも大きい。領域Sの比率Rsは、領域Etの比率Rsよりも大きい。領域Sの比率Rsは、領域Ctの比率Rsよりも大きい。領域Sの比率Rsは、領域Ehの比率Rsよりも大きい。領域Sの比率Rsは、領域Chの比率Rsよりも大きい。
このフェースでは、フェース中央部の凸占有比率Rsが大きくされている。中央部の硬度がより向上するため、この中央部をより薄くすることができる。よって、この中央部で打撃したときのフェース4の撓みが大きくなる。このため、フェース中央部で打撃したときの反発性能が向上し、反発係数の最大値が向上しうる。この向上により、最大飛距離が増大しうる。
図10は、第4実施形態に係るフェース部材Fp40のフェース裏面frを示す平面図である。この平面図は、前述した投影像Ps1である。凸Taを除き、フェース部材Fp40は、フェース部材Fp1と同じである。
図10の実施形態では、第2方向D2における上記凸(A)の配列規則性が、第1方向D1における上記凸(A)の配列規則性よりも高い。第2方向D2は、トウ側に向かうにつれて上側となるように傾斜している。図10において両矢印θ1で示されているのは、横方向Dxと第2方向D2との成す角度である。
通常、ゴルファーの打点にはバラツキがある。ゴルファーの打点は、トウの上側からヒールの下側に分布する傾向にある。第2方向D2を横方向Dxに対して傾斜させることにより、凸(A)の配列が打点の分布に適応する。このため、上記凸配列効果が一層向上しうる。打点の分布を考慮すると、上記角度θ1は、下限としては10°以上が好ましく、15°以上がより好ましく、上限としては、50°以下が好ましく、45°以下がより好ましい。
図11は、第5実施形態に係るフェース部材Fp50のフェース裏面frを示す平面図である。この平面図は、前述した投影像Ps1である。凸Taを除き、フェース部材Fp50は、フェース部材Fp1と同じである。
図11の実施形態では、凸Ta1と凸Ta1との間に、凸Ta2が配置されている。凸Ta2の面積Ma2は、凸Ta1の面積Ma1よりも小さい。この配置により、凸占有比率Rsが効果的に高められている。凸占有比率Rsを高める観点から、Ma2/Ma1は、0.3以下が好ましく、0.2以下がより好ましい。Ma2が過小となることを防止する観点から、Ma2/Ma1は、0.02以上が好ましく、0.05以上がより好ましい。
図12は、第6実施形態に係るフェース部材Fp60のフェース裏面frを示す平面図である。この平面図は、前述した投影像Ps1である。凸Taを除き、フェース部材Fp60は、フェース部材Fp1と同じである。
図12の実施形態では、凸Taの形状が楕円である。この楕円の長軸は、横方向Dxに対して略平行である。換言すれば、楕円の長軸と横方向Dxとの成す角度の絶対値は10°以下である。凸Taは楕円でなくてもよく、例えば図6(c)で示したような形状でもよい。最長横断線CL1と横方向Dxとの成す角度の絶対値が10°以下であるのが好ましい。この構成により、上記凸配列効果が一層向上しうる。
ヘッド体積は限定されない。本発明はフェース面積が大きい場合に効果的である。この観点から、ヘッド体積は、400cc以上が好ましく、420cc以上がより好ましく、440cc以上がより好ましい。ゴルフクラブに関する規則を遵守する観点から、ヘッド体積は470cc以下が好ましく、460cc以下がよりに好ましい。
ヘッド重量は限定されない。スイングバランスの観点から、ヘッド重量は175g以上が好ましく、180g以上がより好ましく、185g以上がより好ましい。スイングバランスの観点から、ヘッド重量は、205g以下が好ましく、200g以下がより好ましく、195g以下がより好ましい。
ヘッドの製造方法は限定されない。通常、中空のヘッドは、2個以上の部材が接合されることにより製造される。ヘッドを構成する各部材の製造方法は限定されず、鋳造、鍛造及びプレスフォーミングが例示される。
フェース部材Fpの製造方法は限定されず、鋳造、鍛造及びプレスフォーミングが例示される。ただし後述の通り、鍛造が好ましい。凸(A)の形成方法は限定されず、フェース部材Fpの成形と同時に形成されてもよく、フェース部材Fpの成形後に凸(A)を形成するための加工がなされてもよい。この加工として、NC加工による切削及びケミカルミーリングが例示される。後述の通り、凸(A)は、フェース部材Fpの鍛造により形成されるのが好ましい。
ヘッドの構造は限定されない。ヘッドの構造として、それぞれ一体成形された2個の部材が接合された2ピース構造、それぞれ一体成形された3個の部材が接合された3ピース構造、それぞれ一体成形された4個の部材が接合された4ピース構造等が挙げられる。上記ヘッド2は、4ピース構造である。
[フェース部材Fp1の製造]
好ましくは、フェース部材Fp1は鍛造により製造される。凸(B)を押し潰して凸(A)を形成する場合、フェース部材Fp1の鍛造の回数は、複数とされる。例えば、鍛造の回数は、2回以上4回以下とされる。生産性の観点からは、鍛造回数は2回又は3回が好ましく、2回がより好ましい。
1回目の鍛造は、一般に、粗鍛造とも称される。最後の鍛造は、一般に、本鍛造とも称される。
複数回の鍛造は、前鍛造工程と後鍛造工程とを含む。前鍛造工程の後に、後鍛造工程がなされる。鍛造回数が2回の場合、1回目の鍛造が前鍛造工程であり、2回目の鍛造が後鍛造工程である。鍛造回数が3回以上である場合、好ましくは、最後の鍛造が後鍛造工程であり、最後よりも1回前の鍛造が前鍛造工程である。
鍛造は、冷間鍛造であってもよいし、熱間鍛造であってもよい。組織の緻密化に伴う強度向上の観点からは、熱間鍛造が好ましい。
フェース部材Fp1の製造では、上記前鍛造工程において、フェース部材Fp1のおおよその形状が形成されるとともに、凸(B)が形成される。凸(B)は、上記凸(A)よりも高い。上記後鍛造工程において、この凸(B)が押し潰される。押し潰された凸(B)は、上記凸(A)となる。
凸(B)が押し潰されて凸(A)とされることで、金属の結晶粒にゆがみが生じ、再結晶が生じる。この再結晶により、金属組織が緻密となる。また、押し潰しによりひずみが生じ、加工硬化が生じうる。凸(B)が押し潰されて凸(A)とされることで、フェース部材Fp1の強度が向上しうる。
凸(B)は押し潰されるが、完全には押し潰されず、凸(A)が残存する。よって、押し潰しによる効果が得られると同時に、凸(A)の形成も達成される。
凸(B)の高さがHbとされる。凸(A)の高さがHaとされる。凸(B)の変形量を大きくしてフェース部材Fp1の強度を高める観点から、Hb/Haは、1.5以上が好ましく、2以上がより好ましく、3以上が更に好ましい。過度な押し潰し変形を抑制する観点から、Hb/Haは、15以下が好ましく、12以下がより好ましく、10以下が更に好ましい。
適度な押し潰し変形を得る観点から、高さHbは、下限としては、0.2mm以上、更には0.3mm以上が好ましく、上限としては、1.5mm以下、更には1.2mm以下が好ましい。
平面視における凸(B)の面積がMyとされる。面積Myは面積Maよりも小さい。上記押し潰しにより、凸(A)の面積Maは、面積Myより大きくなる。凸(B)の変形量を大きくしてフェース部材Fp1の強度を高める観点から、Ma/Myは、1.2以上が好ましく、1.5以上がより好ましく、2以上が更に好ましい。過度な押し潰し変形を抑制する観点から、Ma/Myは、20以下が好ましく、15以下がより好ましく、12以下が更に好ましい。
適度な押し潰し変形を得る観点から、次の(a)及び/又は(b)が好ましい。
(a)凸(A)の面積Maが大きいほど、その凸(A)を形成するための凸(B)の面積Myが大きい。
(b)凸(A)の面積Maが大きいほど、その凸(A)を形成するための凸(B)の高さHbが大きい。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例]
鍛造により、図2に示すようなフェース部材Fp1、ソール部材Sp1、クラウン部材Cp1及びホーゼル部材Hp1を得た。いずれの部材も、材質はチタン合金を用いた。フェース部材Fp1の材質は、新日鉄住金株式会社製の商品名「Super−TIX 51AF」とされた。
フェース部材Fp1の鍛造回数は、2回とされた。フェース部材Fp1は、前鍛造工程及び後鍛造工程によって製造された。前鍛造工程及び後鍛造工程は、いずれも熱間鍛造であった。材料の丸棒を前鍛造金型にセットし、前鍛造工程がなされた。この前鍛造工程により、前鍛造成形体を得た。この前鍛造成形体の外形は、最終成形体であるフェース部材Fp1とおおよそ同じであった。この前鍛造成形体は、凸(B)を有していた。凸(B)の位置及び数は、図5に示される凸(A)と同じとされた。
上記凸(B)は、上記高さHbがHb1である凸(B1)と、上記高さHbがHb2である凸(B2)と、上記高さHbがHb3である凸(B3)とを含んでいた。上記高さHb1は上記高さHb2よりも大きかった。上記高さHb2は上記高さHb3よりも大きかった。高さHb1は1mmとされた。高さHb2は0.4mmとされた。高さHb3は0.3mmとされた。
この前鍛造成形体を後鍛造金型にセットし、後鍛造工程がなされた。後鍛造工程により、後鍛造成形体(図5に示されるフェース部材Fp1)を得た。この後鍛造成形体は、凸(A1)と、凸(A2)と、凸(A3)とを有していた。
凸(B1)が押し潰されて、凸(A1)が形成された。凸(B2)が押し潰されて、凸(A2)が形成された。凸(B3)が押し潰されて、凸(A3)が形成された。
凸(A1)の面積Ma1は15mmであった。凸(A1)の高さHa1は0.1mmであった。凸(A2)の面積Ma2は12mmであった。凸(A2)の高さHa2は0.1mmであった。凸(A3)の面積Ma3は9mmであった。凸(A3)の高さHa3は0.1mmであった。
フェース部材Fp1と他の部材を溶接して、図1に示すような実施例のヘッドを得た。このヘッドを用いて、46インチのゴルフクラブを作製した。
[比較例]
鍛造金型を変更することにより、凸(A)を有さないフェース部材が作成された。このフェース部材では、上記実施例と比較して、フェース厚みが付加された。図3で示される領域のそれぞれに、フェース厚みが付加された。この付加厚みは、上記領域のそれぞれに存在する凸(A)の高さと同じとされた。その他の点は実施例と同様にして、比較例のヘッド及びゴルフクラブを得た。
比較例は凸(A)を有さないが、実施例と比較例とで、製造条件は同一とされた。鍛造回数等の鍛造条件についても、実施例と比較例とは同じとされた。
[強度評価]
スイングロボットにゴルフクラブを装着し、市販のツーピースボールを、54m/sのヘッドスピードで繰り返し打撃させた。打点はフェースセンターに設定された。100回の打撃毎に、フェース面にクラックが生じているか否かを目視で確認した。
実施例では、クラックが確認されたときの打撃回数は、10400回であった。比較例では、クラックが確認されたときの打撃回数は、10500回であった。実施例のフェースは比較例よりも軽量であったが、実施例のフェース強度は、比較例と同等であった。
本発明は、ウッド型ヘッド、ユーティリティ型ヘッド、ハイブリッド型ヘッド、アイアン型ヘッドなど、あらゆるゴルフクラブヘッドに適用されうる。
2・・・ヘッド
4・・・フェース
6・・・クラウン
8・・・ソール
10・・・ホーゼル
12・・・シャフト孔
fs・・・フェース面
fr・・・フェース裏面
Fp1、Fp20、Fp30、Fp40、Fp50、Fp60・・・フェース部材
Cp1・・・クラウン部材
Sp1・・・ソール部材
Hp1・・・ホーゼル部材
Ta・・・凸(A)
Ta1・・・凸(A1)
Ta2・・・凸(A2)
Ta3・・・凸(A3)

Claims (10)

  1. フェース、ソール、及びクラウンを備えており、
    上記フェースが、フェース表面とフェース裏面とを有しており、
    上記フェース裏面に、複数の凸(A)が設けられており、
    平面視において、上記凸(A)が点状であるゴルフクラブヘッド。
  2. 平面視において、任意の第1方向と、この第1方向に対して直角である第2方向とが定義されるとき、
    上記第2方向における上記凸(A)の配列規則性が、上記第1方向における上記凸(A)の配列規則性よりも高い請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 上記第1方向が縦方向であり、
    上記第2方向が横方向である請求項2に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 平面視における上記凸(A)の面積がMaとされるとき、
    面積Maが実質的に相違する2種以上の凸(A)が設けられている請求項1から3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 上記凸(A)が、上記面積Maが面積Ma1である凸(A1)と、上記面積MaがMa2である凸(A2)と、上記面積MaがMa3である凸(A3)とを含んでおり、
    上記面積Ma1が上記面積Ma2よりも大きく、且つ、上記面積Ma2が上記面積Ma3よりも大きく、
    上記第1方向において、上記凸(A1)よりもフェース周縁側に上記凸(A2)が配置されており、
    上記第1方向において、上記凸(A2)よりもフェース周縁側に上記凸(A3)が配置されている請求項1から4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 上記凸(A)が、上記面積Maが面積Ma1である凸(A1)と、上記面積MaがMa2である凸(A2)と、上記面積MaがMa3である凸(A3)とを含んでおり、
    上記面積Ma1が上記面積Ma2よりも大きく、且つ、上記面積Ma2が上記面積Ma3よりも大きく、
    上記フェース裏面の周縁と上記凸(A1)との縦方向距離がa1とされ、上記フェース裏面の周縁と上記凸(A2)との縦方向距離がa2とされ、上記フェース裏面の周縁と上記凸(A3)との縦方向距離がa3とされ、
    距離a1の平均値がAv1とされ、距離a2の平均値がAv2とされ、距離a3の平均値がAv3とされるとき、
    上記平均値Av1が上記平均値Av2よりも大きく、
    上記平均値Av2が、上記平均値Av3より大きい請求項1から5のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  7. 平面視において、上記凸(A)の面積Maが3mm以上40mm以下であり、
    上記凸(A)の高さHaが0.03mm以上0.2mm以下である請求項1から6のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  8. 上記フェース裏面に、複数の凸配列領域が設けられており、
    少なくとも1の上記凸配列領域において、上記第2方向における配列規則性が、上記第1方向における配列規則性よりも高い請求項1から7のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  9. 上記フェース裏面に、複数の凸配列領域が設けられており、
    上記凸配列領域として、フェース裏面センターを含む中央凸配列領域が存在しており、
    この中央凸配列領域において、上記第2方向における配列規則性が、上記第1方向における配列規則性よりも高い請求項1から8のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  10. フェース部材と他の部材とが接合されることによって製造されており、
    上記フェース部材が、鍛造によって製造されており、
    上記鍛造が、前鍛造工程と後鍛造工程とを有しており、
    上記前鍛造工程において、フェース裏面に、上記凸(A)よりも高い凸(B)が形成され、
    上記後鍛造工程において、上記凸(B)が押し潰されることにより上記凸(A)が形成される請求項1から9のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
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