JP2014073792A - クッション体 - Google Patents

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Abstract

【課題】クッション体に加振力が伝達されることに起因するクッション体の振動を効果的に減衰させることができるクッション体を提供する。
【解決手段】クッション材23内にはケース30が埋設されている。そして、このケース30の収容空間35に錘40を設けるとともに、この錘40とケース30の内面301との間にクッション材23よりも軟質の材料からなる弾性部37を設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両用のシートのクッション体に関する。
車両の走行に伴ってシートに加振力が伝達されてシートが振動すると、乗員に不快感を与えることとなる。そこで、近年では、ダイナミックダンパを有するシートの開発が進められている。
特許文献1には、シートを構成するクッション体としてのヘッドレストにダイナミックダンパを内蔵させた一例が開示されている。このヘッドレストでは、クッション材に埋設されている錘を、ステイなどのフレームに取り付けられているばねによって支持している。そして、こうした錘がダイナミックダンパのマス系として機能する一方、ばねがダイナミックダンパのバネ系として機能する。その結果、ヘッドレストに加振力が伝達された際にはこの錘が揺動することにより、加振力に起因するシートの振動が抑えられるようになる。
特開平10−226255号公報
ところで、上記のヘッドレストにあっては、錘はクッション材に当接しており、こうしたクッション材の剛性は、着座する乗員の安定性を確保できるように設定されている。そのため、クッション材の剛性がばねの剛性よりも高い場合には、ヘッドレスト内における錘の揺動がクッション材によって制限され、ヘッドレストに伝達された加振力に起因するヘッドレストの振動を十分に減衰できないおそれがある。
なお、シートを構成するクッション体としては、ヘッドレスト以外に、シートクッションやシートバックなどが挙げられる。こうしたヘッドレスト以外のクッション体にダイナミックダンパを内蔵させた場合であっても、上記の問題が同様に発生し得る。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものである。その目的は、クッション体に加振力が伝達されることに起因するクッション体の振動を効果的に減衰させることができるクッション体を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
本発明にかかるクッション体は、クッション材に埋設されるケースを備え、このケースの収容空間に錘を設けるとともに、この錘とケースの内面との間にクッション材よりも軟質の材料からなる弾性部を設けている。そして、錘は弾性部によってケースに弾性支持されてなる。
上記構成によれば、クッション材に埋設されているケース内に錘が収容されているため、同ケースの内面と錘との間に設けられる弾性部の弾性係数を、減衰させようとするクッション体の振動の周波数に合わせて調節することができる。そのため、クッション体に加振力が伝達された際に錘を十分に揺動させることができ、同加振力が伝達することに起因するクッション体の振動を効果的に減衰させることができるようになる。
なお、ケースは、クッション体の骨格部材であるステイに連結されてなることが好ましい。この構成によれば、クッション体の製造時において、クッション材内の適切な位置に錘を配置し易くなる。その結果、所望する位置からの錘の位置ずれが発生しにくい分、シートに伝達される加振力に起因した振動の減衰効率の低下を抑制できるようになる。
ところで、弾性部は、第1の方向において錘とケースの内面との間に設けられる第1の弾性部と、第1の方向とは異なる第2の方向において錘とケースの内面との間に設けられる第2の弾性部とを少なくとも含むことが好ましい。この場合、錘は第1及び第2の各弾性部によってケースに弾性支持されることとなる。この構成によれば、異なる2方向におけるクッション体の振動を減衰させることができるようになる。
そして、第1の弾性部の弾性係数を、第1の方向においてクッション体に生じる振動の周波数帯域に錘及び第1の弾性部によって構成されるばねマス系の固有振動数が含まれるように設定するようにしてもよい。同様に、第2の弾性部の弾性係数を、第2の方向においてクッション体に生じる振動の周波数帯域に錘及び第2の弾性部によって構成されるばねマス系の固有振動数が含まれるように設定するようにしてもよい。
上記構成によれば、異なる2方向におけるクッション体の振動の周波数成分が異なる場合であってもそれに応じて第1及び第2の各弾性部の弾性係数を設定することが可能となる。そのため、第1及び第2の各方向におけるクッション体の振動を効果的に減衰させることができるようになる。
また、弾性部は、鉛直方向において錘とケースの内面との間に設けられる第1の弾性部と、車両進行方向において錘とケースの内面との間に設けられる第2の弾性部と、鉛直方向及び車両進行方向の双方に垂直な車両幅方向において錘とケースの内面との間に設けられる第3の弾性部とを少なくとも含むことが好ましい。この場合、錘は各弾性部によってケースに弾性支持されることとなる。この構成によれば、鉛直方向、車両進行方向及び車両幅方向におけるクッション体の振動を減衰させることができるようになる。
なお、それら3方向におけるクッション体の振動の周波数帯域が異なる場合には、それに応じて各弾性部の弾性係数を設定することが望ましい。
車両用のシートの一実施形態を示す側面図。 ヘッドレストを示す斜視図。 ヘッドレストを示す斜視図。 (a),(b)はケース内の構成を模式的に示す断面図。 別の実施形態のケース及び弾性部の一部を示す斜視図。 別の実施形態のヘッドレストの一部を模式的に示す断面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図4に従って説明する。
図1に示すように、車両のシート11は、着座する乗員の尻部を支持するシートクッション12と、乗員の背部を支持するシートバック13とを備えている。そして、このシートバック13の上部には、乗員の頭部を支持するクッション体の一例としてのヘッドレスト14が取り付けられている。
図1及び図2に示すように、ヘッドレスト14は、金属製のパイプで構成される略U字状のヘッドレストステイ21と、このヘッドレストステイ21に移動不能に取り付けられている合成樹脂製のインサート22とを備えている。このインサート22は、自車両への後突時などにおける乗員の頭部の揺れ幅を狭くするためのものである。そして、ヘッドレストステイ21の一部及びインサート22が衝撃吸収用のクッション材23内に埋設されており、このクッション材23が表皮材24によって被覆されている。
なお、クッション材23は、着座する乗員の安定性を確保できる程度の剛性を有する弾性材料によって構成されている。こうした弾性材料としては、例えば、半硬質ウレタンフォームが挙げられる。
図2及び図3に示すように、ヘッドレストステイ21は、ヘッドレスト14の骨格部材として機能しており、車両幅方向に延びる中間部211と、この中間部211の長手方向における両端から下方に延びる一対の連結部212とを有している。これら連結部212の先端は、クッション材23から下方に突出している。そして、こうした連結部212の先端がシートバック13内でシートバックフレーム(図示略)に固定されることにより、ヘッドレスト14がシートバック13に連結される。
本実施形態のインサート22には、ケース30が一体成型されており、このケース30は、クッション材23内における一対の連結部212の間に位置している。こうしたケース30は、第1のケース分割部31と、この第1のケース分割部31にヒンジ部33を介して連結される第2のケース分割部32とを備えている。なお、ヒンジ部33としては、例えばインテグラルヒンジが挙げられる。
第1及び第2のケース分割部32の対向面311,321には、凹部312,322がそれぞれ形成されている。そして、ヒンジ部33を中心に第2のケース分割部32を回動させ、この第2のケース分割部32の対向面321を第1のケース分割部31の対向面311に当接させると、各凹部312,322によって略密閉された収容空間35が形成される。
図4(a),(b)に示すように、こうした収容空間35内には、ケース30の内面301から突出する複数の突起36が設けられている。これら各突起36は、二色成型などによって、各ケース分割部31,32に設けられている。なお、こうした突起36は、ケース30を構成する材料よりも軟質の材料によって構成されている。
そして、収容空間35内では、円柱形状をなす錘40が各突起36によって弾性支持されている。すなわち、収容空間35内に、ダイナミックダンパのマス系として機能する錘40と、ダイナミックダンパのバネ系として機能する各突起36が設けられている。したがって、本実施形態では、各突起36により、錘40とケース30の内面301との間に設けられる弾性部37が構成される。
なお、弾性部37の剛性、即ちばね定数が高いほど、ダイナミックダンパの共振周波数は高周波となる。そこで、本実施形態では、弾性部37を構成する各突起36の太さ及び突起36の本数は、ダイナミックダンパのバネ系として求められる剛性に基づいた太さ及び本数に決定されている。
ここで、弾性部37は、錘40との位置関係によって、第1の弾性部、第2の弾性部及び第3の弾性部に区分される。第1の弾性部は、第1の方向の一例としての鉛直方向において錘40とケース30の内面301との間に位置し、第2の弾性部は、第2の方向の一例としての車両進行方向において錘40と内面301との間に位置している。さらに、第3の弾性部は、第1及び第2の各方向と直交する第3の方向の一例としての車両幅方向において錘40と内面301との間に位置している。
そして、第1の弾性部の弾性係数を、鉛直方向においてヘッドレスト14に生じる振動の周波数帯域に錘40及び第1の弾性部によって構成されるばねマス系の固有振動数が含まれるように設定することが好ましい。同様に、第2の弾性部の弾性係数を、車両進行方向においてヘッドレスト14に生じる振動の周波数帯域に錘40及び第2の弾性部によって構成されるばねマス系の固有振動数が含まれるように設定することが好ましい。同様に、第3の弾性部の弾性係数を、車両幅方向においてヘッドレスト14に生じる振動の周波数帯域に錘40及び第3の弾性部によって構成されるばねマス系の固有振動数が含まれるように設定することが好ましい。なお、本実施形態では、第1〜第3の各弾性部は、それらの弾性係数が同一となるように構成されている。
次に、加振力がシート11に伝達される際の作用について説明する。
エンジンのアイドル振動などに基づいた加振力がシートクッション12に伝達されると、このシートクッション12と一体となっているシートバック13及びヘッドレスト14にも加振力が伝達されることとなる。すると、ヘッドレスト14内に設けられている錘40は、ヘッドレスト14、即ちシート11に対して相対的に揺動することとなる。
ここで、本実施形態では、錘40は、ケース30内に収容されており、クッション材23に当接していない。また、錘40とケース30の内面301との間には、クッション材23よりも軟質な材料からなる弾性部37が設けられている。そのため、錘40の揺動がクッション材23によって制限されることはほとんどない。そのため、錘がクッション材に当接する従来の場合と比較して錘40の揺動範囲が広くなり、ダイナミックダンパの共振周波数が低くなる。したがって、シート11の振動が、ダイナミックダンパによって好適に減衰され、このシート11に着座する乗員の快適性が向上することとなる。
しかも、鉛直方向において錘40とケース30の内面301との間に第1の弾性部が設けられ、車両進行方向において錘40と内面301との間に第2の弾性部が設けられ、車両幅方向において錘40と内面301との間に第3の弾性部が設けられている。そのため、ヘッドレスト14の振動が、車両進行方向に沿った振動、鉛直方向に沿った振動及び車両幅方向に沿った振動であっても、弾性部37がダイナミックダンパのバネ系として機能する。その結果、錘40及び弾性部37を備えるダイナミックダンパによって、シート11の振動が好適に減衰される。
以上説明したように、本実施形態では、以下に示す効果を得ることができる。
(1)クッション材23に埋設されているケース30内に錘40が収容されているため、ケース30の内面301と錘40との間に設けられる弾性部37の弾性係数を、減衰させようとするシート11の振動の周波数に合わせて調節することができる。そのため、シート11に加振力が伝達された際に錘40を十分に揺動させることができ、加振力が伝達することに起因するシート11の振動を効果的に減衰させることができるようになる。
(2)しかも、錘40は、クッション材23に埋設されているケース30内に収容されているため、クッション材23に当接していない。そのため、クッション材23による錘40の揺動の阻害を回避することができる。したがって、錘40及び弾性部37を備えるダイナミックダンパによる振動の減衰特性を、所望する特性に近づけることが可能となる。
(3)ヘッドレストの製造時には、ヘッドレストステイ21、インサート22及び錘40などを所定の型内に設け、この型内にクッション材23の材料となる原材を流し込む方法が考えられる。このとき、錘40を収容するケース30がヘッドレストステイ21に連結されていないと、型内に流し込まれる原材の流れによってケース30の位置がずれるおそれがある。
この点、本実施形態では、ケース30がヘッドレストステイ21に連結されているため、製造時に原材が型内に流し込まれた際におけるケース30(即ち、錘40)の位置ずれを抑制することができる。その結果、錘40を適切な位置に設置できる分、錘40及び弾性部37を備えるダイナミックダンパによる振動の減衰特性を、所望する特性に近づけることが可能となる。
(4)しかも、ケース30内の収容空間35は略密閉空間となっているため、ヘッドレストの製造時に上記の原材の収容空間35内への侵入を抑制することができる。その結果、収容空間35内での錘40とクッション材23との当接を抑制でき、ダイナミックダンパの共振周波数を適切な周波数にすることができる。したがって、シート11の振動を好適に減衰させることができるようになる。
(5)ケース30内においては、鉛直方向における錘40とケース30の内面301との間、車両進行における錘40と内面301との間、及び車両幅方向における錘40と内面301との間に弾性部37が介在している。そのため、シート11の何れの方向への振動であっても、ケース30内に設けられるダイナミックダンパによって振動を減衰させることができるようになる。
(6)本実施形態では、ケース30は、インサート22に一体成形されている。そのため、ケース30をインサート22とは別に製造し、ケース30をインサート22に取り付ける場合と比較して、ヘッドレスト14の製造時における製造工数の増加を抑制することができる。
(7)そして、このようにダイナミックダンパとしての機能を高めたとしても、クッション材23の剛性は、シート11に着座する乗員の安定性を考慮して決定される。そのため、シート11に着座する乗員の快適性の向上を図りつつ、シート11に着座する乗員の安定性を維持することができるようになる。
なお、上記実施形態は以下のような別の実施形態に変更してもよい。
・ケース30の内面301に突起36を設けなくてもよい。この場合、図5に示すように、錘40に、クッション材23よりも軟質な材料(例えば、ウレタン)を巻き付けたり、貼付けたりしてもよい。これにより、収容空間35内においては、ケース30の内面301と錘40との間に弾性層50が形成される。この場合、この弾性層50が、「弾性部」に相当する。なお、錘40の一部に軟質の材料を巻き付けてもよいし、錘40の全体に軟質の材料を巻き付けてもよい。
・第1の弾性部の弾性係数は、鉛直方向においてシート11に生じる振動の周波数帯域に錘40及び第1の弾性部によって構成されるばねマス系の固有振動数が含まれるように設定されるのであれば、第2及び第3の各弾性部のうち少なくとも一方の弾性部の弾性係数と異なる値であってもよい。
・第2の弾性部の弾性係数は、車両進行方向においてシート11に生じる振動の周波数帯域に錘40及び第2の弾性部によって構成されるばねマス系の固有振動数が含まれるように設定されるのであれば、第1及び第3の各弾性部のうち少なくとも一方の弾性部の弾性係数と異なる値であってもよい。
・第3の弾性部の弾性係数は、鉛直方向においてシート11に生じる振動の周波数帯域に錘40及び第3の弾性部によって構成されるばねマス系の固有振動数が含まれるように設定されるのであれば、第1及び第2の各弾性部のうち少なくとも一方の弾性部の弾性係数と異なる値であってもよい。
・車両幅方向における振動をダイナミックダンパによって減衰させなくてもよい場合においては、弾性部は第3の弾性部を省略した構成であってもよい。
・車両進行方向における振動をダイナミックダンパによって減衰させなくてもよい場合においては、弾性部は第2の弾性部を省略した構成であってもよい。
・鉛直方向における振動をダイナミックダンパによって減衰させなくてもよい場合においては、弾性部は第2の弾性部を省略した構成であってもよい。
・図5に示すように、ケース30を、インサート22とは別体で設けてもよい。この場合、ケース30を、ボルトとナットとによってインサート22に取り付けてもよいし、接着によってインサート22に取り付けてもよい。
また、インサート22とは別体に設けたケース30を、インサート22を介することなく、ヘッドレストステイ21に直接取り付けてもよい。
・錘40を、インサート22の下部よりも上方に設けてもよい。例えば、図6に示すように、インサート22における下部221の上側に、錘40を収容する収容部222を形成し、この収容部222に設置された錘40を被覆するようにカバー55をインサート22に取り付けるようにしてもよい。この場合、収容部222及びカバー55により、ケースが構成される。
・ケース30は、クッション材23内に埋設されているのであれば、ヘッドレストステイ21やインサート22に連結させなくてもよい。このように構成しても、上記(1),(2)と同等の効果を得ることができる。
・収容空間35は、完全な密封空間でなくてもよい。例えば、クッション材23の原材を型内に注入する際に原材が収容空間35内に侵入しない程度であれば、各ケース分割部31,32との間に僅かな隙間が形成されていてもよい。
・シートバック13を、クッション材内にケース30が埋設されたクッション体としてもよいし、シートクッション12を、クッション材内にケース30が埋設されたクッション体としてもよい。ただし、この場合、シート11が車体に支持される位置に近い位置に錘を設けることとなるため、ヘッドレスト14内に錘40を設ける場合と比較して重い錘を用いることが好ましい。
・錘40の形状は、円柱形状以外の他の任意の形状(例えば、筒状、直方体状及び球状)であってもよい。
11…シート、12…クッション体の一例としてのシートクッション、13…クッション体の一例としてのシートバック、14…クッション体の一例としてのヘッドレスト、21…ヘッドレストステイ、22…インサート、222…ケースを構成する収容部、23…クッション材、30…ケース、301…内面、35…収容空間、37…弾性部、40…錘、50…弾性部の一例としての弾性層、55…ケースを構成するカバー。

Claims (5)

  1. クッション材に埋設されるケースを備え、
    同ケースの収容空間に錘を設けるとともに、同錘と前記ケースの内面との間に前記クッション材よりも軟質の材料からなる弾性部を設け、
    前記錘は前記弾性部によって前記ケースに弾性支持されてなる
    クッション体。
  2. 前記ケースは、前記クッション体の骨格部材であるステイに連結されてなる
    請求項1に記載のクッション体。
  3. 前記弾性部は、第1の方向において前記錘と前記ケースの内面との間に設けられる第1の弾性部と、前記第1の方向とは異なる第2の方向において前記錘と前記ケースの内面との間に設けられる第2の弾性部とを少なくとも含み、
    前記錘は前記第1及び第2の各弾性部によって前記ケースに弾性支持されてなる
    請求項1又は請求項2に記載のクッション体。
  4. 前記第1の弾性部の弾性係数は、前記第1の方向において前記クッション体に生じる振動の周波数帯域に前記錘及び前記第1の弾性部によって構成されるばねマス系の固有振動数が含まれるように設定され、
    前記第2の弾性部の弾性係数は、前記第2の方向において前記クッション体に生じる振動の周波数帯域に前記錘及び前記第2の弾性部によって構成されるばねマス系の固有振動数が含まれるように設定される
    請求項3に記載のクッション体。
  5. 前記弾性部は、鉛直方向において前記錘と前記ケースの内面との間に設けられる第1の弾性部と、車両進行方向において前記錘と前記ケースの内面との間に設けられる第2の弾性部と、前記鉛直方向及び車両進行方向の双方に垂直な車両幅方向において前記錘と前記ケースの内面との間に設けられる第3の弾性部とを少なくとも含み、
    前記錘は前記各弾性部によって前記ケースに弾性支持されてなる
    請求項1又は請求項2に記載のクッション体。
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