JP6008420B2 - 車両用座席シート装置 - Google Patents

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本発明は、車両の床に設置されるシートクッション、このシートクッションの後端部にに連結されるシートバックおよびシートバックの上端部に装着されるヘッドレストを備え、前記ヘッドレストにダイナミックダンパを付設してなる、車両用座席シート装置に関する。
かゝる車両用座席シート装置において、ヘッドレスト内にバネと質量体とからなるダンパー機構(ダイナミックダンパ)を内蔵し、このダンパー機構の質量体などの動きによって、ヘッドレストに発生する振動を抑制するようにしたものは公知である(下記特許文献1参照)。
特開平10−226255号公報
ところで、ヘッドレスト内にダイナミックダンパを備えた座席シートでは、
(1) ダイナミックダンパによる振動抑制効率を高めて、座席シートに加わる振動を効果的に吸収して、優れた制振効果を発揮でき、しかもダイナミックダンパを設けたことに起因してヘッドレストの高さ方向の大型化を抑制すること。
(2) 座席シートの振動時に、ダイナミックダンパがヘッドレストフレームに干渉することがなく、それらの干渉による異音の発生を抑制すること。
(3) 座席シートに座乗する乗員へのダイナミックダンパによる違和感を抑制すること。
が要求される。
ところが、前記特許文献1の示される車両用シート装置では、ダイナミックダンパの取り付けにより、ヘッドレストの高さ方向の大型化を抑制し、前記異音の発生を抑制し、さらに前記違和感を抑制しようとするための技術的な対策がなされていない。
本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、ヘッドレストにダイナミックダンパを設けて座席シートの振動系の振動抑制効果を高め、かつヘッドレストの高さ方向の大型化を抑制できるようにした、新規な車両用座席シート装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る本発明は、車両の床に設置されるシートクッション、このシートクッションの後端部に連結されるシートバックおよびシートバックの上端部に装着されるヘッドレストを備え、前記ヘッドレストにダイナミックダンパを付設してなる、車両用座席シート装置において、
前記ヘッドレストは、その前部が、シートバックの上端部と前後方向に重なり合うように、シートバックの上端部の前面に沿って下向きに延長されており、
前記ヘッドレストのヘッドレストフレームは、シートバックのシートバックフレームに昇降可能に支持される左右一対の杆部に一体に連結される連結部を有し、この連結部は、前記杆部の上端より屈曲されて前方に延長される上縁部分と、それらの上縁部分の前部から下向きに延長される前縁部分とを備え、この前縁部分は、前記ヘッドレストの前部内にあって、この前縁部分に前記ダイナミックダンパを構成するウエイトが設けられることを第1の特徴としている。
上記目的を達成するために、請求項2に係る本発明は、前記第1に特徴に加えて、前記ウエイトの少なくとも一部は、シートバックの上面に沿って前後方向に延長される仮想線よりも下方に配置されることを第2の特徴としている。
上記目的を達成するために、請求項3に係る本発明は、前記第1の特徴に加えて、前記ウエイトの上面は、シートバックの上面に沿って前後方向に延長される仮想線よりも下方に配置されることを第3の特徴としている。
上記目的を達成するために、請求項4に係る本発明は、前記第1、2または3の特徴に加えて、前記ウエイトは、ヘッドレストフレームの連結部に、干渉回避間隙を存して配置されていることを第4の特徴としている。
上記目的を達成するために、請求項5に係る本発明は、前記第1、2、3または4の特徴に加えて、前記ウエイトは、前記ヘッドレストフレームを埋設するクッション材の、最も薄肉の部分を避けた位置に設けられることを第5の特徴としている。
本発明の第1の特徴によれば、ヘッドレストの前部は、シートバックの上端部と前後方向に重なり合うように、シートバックの上端部の前面に沿って下向きに延長されており、ヘッドレストのヘッドレストフレームの前縁部分は、ヘッドレストの前部内にあって、この前縁部分にダイナミックダンパを構成するウエイトが設けられるので、ヘッドレストにダイナミックダンパを設けても、ヘッドレストの高さ方向の大型化を抑制することができ、これにより座席シートの全高が高くなることがない。
また、本発明の第2の特徴によれば、前記ウエイトの少なくとも一部は、シートバックの上面に沿って前後方向に延長される仮想線よりも下方に配置されるので、ヘッドレストの高さ方向の大型化を一層抑制することができる。
さらに、本発明の第3の特徴によれば、前記ウエイトの上面は、シートバックの上面に沿って前後方向に延長される仮想線よりも下方に配置されるので、ウエイトが、シートバックの上面から上方に移動することなく、ヘッドレストの高さ方向の大型化を一層抑制することができる。
さらにまた、本発明の第4の特徴によれば、前記ウエイトは、ヘッドレストフレームの連結部に、干渉回避間隙を存して配置されているので、座席シートの振動時に、ウエイトがヘッドレストフレームに干渉することがなく、それらの干渉による異音の発生を抑制することができる。
さらにまた、本発明の第5の特徴によれば、前記ウエイトは、ヘッドレストフレームを埋設するクッション材の、最も薄肉の部分を避けた位置に設けられるので、座席シートの座乗する乗員へのウエイトによる違和感を抑制することができる。
本発明に係る車両用座席シート装置の概略側面図(第1実施態様)。 ヘッドレストフレームの斜視図(第1実施態様)。 図1の3矢視仮想線囲い部分の拡大断面図(第1実施態様)。 図3の4−4線に沿う断面図(第1実施態様)。 ダイナミックダンパの一部破断斜視図(第1実施態様)。 車両用座席シート装置の上部側面図(第2実施態様)。 車両用座席シート装置の上部側面図(第3実施態様)。
まず、図1〜5を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
以下の説明において、座席シートの設置される車両の前後を「前後」、その左右を「左右」、その上下を「上下」という。
図1に示すように、車両用座席シート1は、シートクッション2、シートバック3およびヘッドレスト4とを備える。
シートクッション2は、下部に複数の支持脚7、7を設けた、シートクッションフレーム6を有しており、その支持脚7、7が車両の床fに固着される。
シートクッションフレーム6の後端部には上方に突出する左右一対のブラケット8が連設され、これらブラケット8に、シートバック3の骨格を構成するシートバックフレーム10が、従来公知のリクライニング機構(図示せず)を介して枢軸9まわりにリクライニング可能に連結される。
また、シートバックフレーム10の上端部には、左右一対の支持筒11、11が固設されており、これら支持筒11、11によってヘッドレスト4が、従来公知の支持装置(図示せず)によって昇降および固定可能に支持される。
図2〜4に示すように、ヘッドレスト4は、ヘッドレストフレーム12と、それに支持される発泡ウレタン製のクッション部材13と、その表面を被覆する表皮14とより構成される共に、クッション部材13内に、後に詳述するダイナミックダンパDが埋設されている。
図1、3、および4に示すように、ヘッドレスト4は、シートバック3の上端部と前後方向に重なり合って、シートバック3の前面に沿って下方に延びる前部4fと、シートバックの上面を覆う後部4rとよりなり、正面視矩形状、側面視逆L字に形成されている。そして、ヘッドレスト4の下降時には、図1に示すように、その前部4fは、シートバック3の上端部前面に着座され、その後部4rは、シートバック3の上面に着座される。
図2に示すように、ヘッドレスト4の骨格を構成するヘッドレストフレーム12は、前記一対の支持筒11、11に昇降可能に支持されて、上下方向に延長される互いに平行な左右一対の杆部15、15と、これら杆部15、15の上端間を一体に連結する連結部16とよりなる。前記左右一対の杆部15、15は、支持筒11、11に支持されて下方に延びるフレーム下部15aと、このフレーム下部15aの上端から上方に延びて連結部16に至るフレーム上部15bとで構成される。また、前記連結部16は、前記フレーム上部15bの上端より屈曲されて前後方向に延びる枠状の上縁部分16aと、それらの上縁部分16aの前部より下向きに屈曲されてそれらを一体に連結して上下方向に延びる枠状の前縁部分16bとよりなる。
しかして、図1に示すように、前記上縁部分16aの前半部は、シートバック3の上面より前方に延出し、また前記前縁部分16bは、シートバック3の上端部と前後方向に重なり合っている。
そして、ヘッドレストフレーム12は、前記クッション部材13に埋設されてクッション部材13を支持し、ヘッドレスト4の前部4f内に、座席シート1の振動を抑えるダイナミックダンパDが内蔵される。
つぎに、図2〜5を参照して、このダイナミックダンパDの構造について説明する。
このダイナミックダンパDは、ウエイト20と、このウエイト20を、その振動方向へのスライドを許容するように包覆する弾性部材22とを備えている。
ウエイト20は、鉄などの金属製であって、振動方向、すなわちスライド方向(左右方向)Sに中心軸線L−Lをもつ円筒状に形成され、また、弾性部材22は、前記クッション部材13よりも軟質のゴム、またはエラストマ製であり、ウエイト20を包み込んで包覆できるように板状に形成されている。
ダイナミックダンパDは、その振動方向S(左右方向)へのスライドが許容されるように、ヘッドレストフレーム12の、前記前縁部分16b間に張架される。すなわち、図4に示すように、ウエイト20の中央部には、その中心軸線L−Lに沿ってその両端に開口する貫通孔よりなるスライド孔21が穿設されており、このスライド孔21は、前記前縁部分16bの左右に、左右方向に沿って張架される、ワイヤー、糸などの線条部材24に挿通され、ウエイト20は、この線条部材24に案内されて左右方向へのスライドが許容される。
図5に最も明瞭に示すように、前記線条部材24の両自由端24a,24aは、ループ状に形成されており、ヘッドレストフレーム12の、前縁部分16bにそれぞれ巻き付けて固定されるバンド部材25,25に連結されて緊張状態に張架される。
図4、5に示すように、線条部材24のループ状両端部24a,24aの内側部分には、スライド幅規制部材28,28が結着されている。そのスライド幅規制部材28,28とウエイト20の左右両端面20a,20aとの間に、スライド間隙d,dが形成されている。ウエイト20の振動方向、すなわちスライド方向Sのスライドによれば、スライド幅規制部材28,28は、ウエイト20の左右両端面20a,20aと衝合して、ウエイト20の左右方向へのスライド量を規制するようにしており、前記スライド間隙d,dが、ウエイト20の左右方向へのスライド量に相当する。
図4、5に示すように、前記ウエイト20は、板状の弾性部材22により包み込まれて包覆される。ウエイト20を包覆した弾性部材22の左右両端部22a,22aは、ウエイト20の両端面20a,20aに沿うように湾曲されるが、ウエイト20のスライドを妨げることはない。
弾性部材22は、ウエイト20に加わる振動方向側が、他の側よりも軟質性の高く、ウエイト20の、スライド方向以外の振動を抑制して制振機能に方向性をもたせるようにしている。
図4,5に示すように、前記弾性部材22の外表面は、前記スライド幅規制部材28,28と共に合成樹脂製のフィルム部材30により被覆される。これにより、ヘッドレスト4の成形時において、弾性部材22を、ウレタン発泡剤よりなるクッション部材13により埋設すべく、弾性部材22の周囲にウレタン発泡剤を流し込む際に、流し込んだウレタン発泡剤が、弾性部材22に含浸するのを抑制する。
そして、図5に示すように、ウエイト20を弾性部材22により包覆してなるダイナミックダンパDは、紡錘形状に形成されて、クッション部材13内に埋設され、その弾性部材22とヘッドレストフレーム12との間にクッション部材13の一部を介在させるように配置される。また、ダイナミックダンパDは、クッションフレーム12との間に干渉回避間隙をあけて配置されており、座席シート1の振動時にも、ダイナミックダンパDの、ヘッドレストフレーム12との干渉による異音の発生を抑制するようにしており、またダイナミックダンパDは、クッション材13の最も薄くなるところ避けて一対の前縁部材16b,16b間に配置されて、乗員のウエイト20による違和感を抑制する。
線条部材24の両端部をヘッドレストフレーム12の前縁部分16bに結着するバンド部材25,25は、ヘッドレスト4の成形後はクッション部材13により保持されて固定されるので、線条部材24の位置がずれることが抑制される。また、弾性部材22は、線条部材24に取り付けられ、さらに、フィルム部材30により線条部材24に取り付けられており、弾性部材22を安定保持できると共に弾性部材22を取付けるための取付手段を別途に必要としない。
図1に示すように、シートバック3の前面は、その上下方向の略中央部が最も前方に膨出するように前方に向けて上下方向に湾曲されており、ヘッドレストフレーム12の前縁部16bは、シートバック3の前面の最も突出する点Pを通る上下方向の接線T−Tよりも前方に配置されて、そこにダイナミックダンパDが前述したように設けられる。
つぎに、図1〜5に示す第1実施形態の作用について説明する。
車両の走行中、振動が、車両の床fから座席シート1に伝達したとき、ダイナミックダンパDのウエイト20は、共振振動してその振動方向に沿い、スライド間隙d,d間を左右方向にスライドする。これにより、座席シート1の振動系に伝わる振動に対する振動抑制効率が高められ、弾性部材22の弾性振動にも助成されて前記振動系の振動エネルギを効果的に代替吸収し、振動系、すなわちシートクッション2、シートバック3およびヘッドレスト4を制振することができる。
ヘッドレストフレーム12の前縁部分16bの少なくとも一部は、シートバック3の上端部と前後方向で重なり合っており、その前縁部分に前記ダイナミックダンパDを構成するウエイト20が設けられることから、ヘッドレスト4にダイナミックダンパDを設けてもヘッドレスト4の高さ方向の大型化を抑制することができ、これにより、座席シート1の全高が高くなるのを抑制することができる。
また、ウエイト20は、線条24に案内されてスライド可能であることから、その振動方向への抵抗の少ないスムーズな移動が保障され、座席シートに伝わる振動に対する振動抑制効率を一層高めることができる。
また、線条部材24は、ウエイト20の中央部を貫通するので、その線条部材24が、ウエイト20の振動軌跡よりも外側に出張ることがなく、ウエイト20の円滑なスライドが保障されると共にそのスライド構造の簡素化を図ることができる。
また、ウエイト20のスライド孔21の軸線方向L−Lの両側にスライド幅規制部材28,28が設けられるので、ウエイト20のスライド幅の設定が容易になる。
また、ウエイト20を包覆する弾性部材22は、ウエイト20の加わる振動方向側が、他の方向側よりも柔軟性が高くなるので、ウエイト20のスライド方向以外の振動が抑制されて、制振機能に方向性を持たせることが可能になる。
しかも、ダイナミックダンパDは、ヘッドレスト4のクッション部材13内に埋設される、該クッション部材13よりも軟質のゴム材よりなる弾性部材22と、この弾性部材22に埋設されるウエイト20とで構成されるので、ウエイト20を埋設した弾性部材22をクッション部材13内に埋設して、ヘッドレスト4にダイナミックダンパDを簡単に取り付けることができる。
さらに、ダイナミックダンパDは、その弾性部材22とヘッドレストフレーム12との間にクッション部材13の一部を介在させるように配置されるので、弾性部材22のヘッドレストフレーム12への接触を防ぎ、ダイナミックダンパ20に良好な制振機能を発揮させることができる。
また、ダイナミックダンパDは、クッションフレーム12との間に干渉回避間隙をあけて配置されるので、座席シート1の振動時にも、ダイナミックダンパDは、ヘッドレストフレーム12と干渉することがなく異音の発生を抑制することができ、またダイナミックダンパDは、クッション材13の最も薄くなるところを避けて一対の前縁部材16b,16b間に配置されて、乗員のウエイト20による違和感を抑制する。
つぎに、図6を参照して本発明の第2実施形態について説明する。
この第2実施形態において、前記第1実施形態と同じものには、同じ参照符合が付される。
この第2実施形態は、ヘッドレストフレーム12の前縁部16bに取り付けられるウエイト20の少なくとも一部は、シートバック3の上面に沿って前後方向に延長される仮想線X−Xよりも下方に配置されており、これにより、ヘッドレスト4の高さ方向の大型化が一層抑制される。
つぎに、図7を参照して本発明の第3実施形態について説明する。
この第3実施形態において、前記第1実施形態と同じものには、同じ参照符合が付される。
この第3実施形態は、ヘッドレストフレーム12の前縁部16bに取り付けられるウエイト20は、シートバック3の上面に沿って前後方向に延長される仮想線X−Xよりも下方に配置されており、これにより、ウエイト20は、シートバック3の上面よりも上方に突出することがなく、ヘッドレスト4の高さ方向の大型化が一層抑制される。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
2・・・・シートクッション
3・・・・シートバック
4・・・・ヘッドレスト
4f・・・前部
10・・・・ヘッドレストフレーム
12・・・・ヘッドレストフレーム
13・・・・クッション部材
15・・・・杆部
16・・・・連結部
16b・・・前縁部分
20・・・・・ウエイト
D・・・・・・ダイナミックダンパ
F・・・・・・床
X−X・・・・仮想線

Claims (5)

  1. 車両の床(F)に設置されるシートクッション(2)、このシートクッション(2)の後端部に連結されるシートバック(3)およびシートバック(3)の上端部に装着されるヘッドレスト(4)を備え、前記ヘッドレスト(4)にダイナミックダンパ(D)を付設してなる、車両用座席シート装置において、
    前記ヘッドレスト(4)は、その前部(4f)が、シートバック(3)の上端部と前後方向に重なり合うように、シートバック(3)の上端部の前面に沿って下向きに延長されており、
    前記ヘッドレスト(4)のヘッドレストフレーム(12)は、シートバック(3)のシートバックフレーム(10)に昇降可能に支持される左右一対の杆部(15)に一体に連結される連結部(16)を有し、この連結部(16)は、前記杆部(15)の上端より屈曲されて前方に延長される上縁部分(16a)と、それらの上縁部分(16a)の前部から下向きに延長される前縁部分(16b)とを備え、この前縁部分(16b)は、前記ヘッドレスト(4)の前部(4f)内にあって、この前縁部分(16b)に前記ダイナミックダンパ(D)を構成するウエイト(20)が設けられることを特徴とする車両用座席シート装置。
  2. 前記ウエイト(20)の少なくとも一部は、シートバック(3)の上面に沿って前後方向に延長される仮想線(X−X)よりも下方に配置されること特徴とする前記請求項1に記載の車両用座席シート装置。
  3. 前記ウエイト(20)の上面は、シートバック(3)の上面に沿って前後方向に延長される仮想線(X−X)よりも下方に配置されることを特徴とする、前記請求項1に記載の車両用座席シート装置。
  4. 前記ウエイト(20)は、ヘッドレストフレーム(12)に、干渉回避間隙を存して配置されていることを特徴とする、前記請求項1、2または3に記載の車両用座席シート装置。
  5. 前記ウエイト(20)は、前記ヘッドレストフレーム(12)を埋設するクッション材(13)の、最も薄肉の部分を避けた位置に設けられることを特徴とする、前記請求項1、2、3または4に記載の車両用座席シート装置。
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