JP2014072930A - 管理システム、管理方法、制御装置及び太陽電池装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 太陽電池装置の停止と連系運転モードの運転との繰り返しを抑制しながら、系統の電圧の上昇を抑制することを可能とする管理システム、管理方法、制御装置及び太陽電池装置を提供する。
【解決手段】 太陽電池装置130は、第1条件が満たされた場合に、太陽電池装置の運転モードを自立運転モードに切り替え、第2条件が満たされた場合に、太陽電池装置の運転モードを連系運転モードに切り替える。太陽電池装置130は、第1条件が満たされてから所定期間が経過するまでの間において、第2条件が満たされても、自立運転モードを維持し、所定期間が経過した後に太陽電池装置の運転モードを連系運転モードに切り替える。
【選択図】 図4
【解決手段】 太陽電池装置130は、第1条件が満たされた場合に、太陽電池装置の運転モードを自立運転モードに切り替え、第2条件が満たされた場合に、太陽電池装置の運転モードを連系運転モードに切り替える。太陽電池装置130は、第1条件が満たされてから所定期間が経過するまでの間において、第2条件が満たされても、自立運転モードを維持し、所定期間が経過した後に太陽電池装置の運転モードを連系運転モードに切り替える。
【選択図】 図4
Description
本発明は、並列状態において連系運転モードで動作し、解列状態において自立運転モードで動作するように構成された太陽電池装置を有する管理システム、管理方法、制御装置及び太陽電池装置に関する。
近年、再生可能エネルギーを利用して発電を行う装置として、太陽電池装置が脚光を浴びている。太陽電池装置は、太陽電池装置と系統とが並列された並列状態において連系運転モードで動作し、太陽電池装置と系統とが解列された解列状態において自立運転モードで動作する。
ここで、連系運転モードにおいて、太陽電池装置によって発電された電力は、系統側に逆潮流することが可能である。このようなケースにおいて、系統の電圧上昇を抑制するために、系統の電圧が第1電圧閾値に達すると、太陽電池装置の運転モードを連系運転モードから自立運転モードに切り替えることが求められる。
ところで、太陽電池装置の安全性を確保するために、連系運転モードから自立運転モードへの切り替えにおいて、太陽電池装置を一定時間に亘って停止することも求められる。
このように、太陽電池装置を一定時間に亘って停止すると、系統の電圧が第2電圧閾値(<第1電圧閾値)以下となるため、太陽電池装置の運転モードを連系運転モードに切り替えようとする動作が行われる。太陽電池装置の運転モードが連系運転モードに切り替わると、再び系統の電圧が第1電圧閾値に達してしまい、太陽電池装置の運転モードを自立運転モードに切り替えようとする動作が行われる。
上述したように、系統の電圧が上昇しやすい状況下において、太陽電池装置の運転モードが自立運転モードに切り替わらずに、太陽電池装置の停止と連系運転モードの運転とが繰り返されてしまう。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、太陽電池装置の停止と連系運転モードの運転との繰り返しを抑制しながら、系統の電圧の上昇を抑制することを可能とする管理システム、管理方法、制御装置及び太陽電池装置を提供することを目的とする。
第1の特徴に係る管理システムは、並列状態において連系運転モードで動作し、解列状態において自立運転モードで動作するように構成された太陽電池装置を有する。管理システムは、第1条件が満たされた場合に、前記太陽電池装置の運転モードを前記自立運転モードに切り替え、第2条件が満たされた場合に、前記太陽電池装置の運転モードを前記連系運転モードに切り替える切替部を備える。前記切替部は、前記第1条件が満たされてから所定期間が経過するまでの間において、前記第2条件が満たされても、前記自立運転モードを維持し、前記所定期間が経過した後に前記太陽電池装置の運転モードを前記連系運転モードに切り替える。
第1の特徴において、前記太陽電池装置の出力を制御する制御部を備える。前記制御部は、前記所定期間が経過した後において、前記第2条件が満たされて、前記太陽電池装置の運転モードが前記連系運転モードに切り替わった場合に、前記太陽電池装置の出力を徐々に増大する。
第1の特徴において、前記太陽電池装置の出力を制御する制御部を備える。前記制御部は、前記所定期間が経過する前において、前記太陽電池装置の運転モードが前記自立運転モードに切り替わった場合に、前記太陽電池装置の出力を徐々に増大する。
第1の特徴において、前記第1条件は、系統の電圧が第1電圧閾値に達した状態が所定の継続期間に亘って継続することである。
第1の特徴において、前記第1条件は、前記太陽電池装置の出力電力が抑制された状態において、前記太陽電池装置の出力電力が第1電力閾値以下となる状態が所定の継続期間に亘って継続することである。
第1の特徴において、前記第2条件は、系統の電圧が第2電圧閾値以下となることである。
第1の特徴において、管理システムは、前記自立運転モードにおける前記太陽電池装置の出力を蓄える蓄電装置をさらに備える。
第2の特徴に係る管理方法は、並列状態において連系運転モードで動作し、解列状態において自立運転モードで動作するように構成された太陽電池装置を有する管理システムで用いる。管理方法は、第1条件が満たされた場合に、前記太陽電池装置の運転モードを前記自立運転モードに切り替え、第2条件が満たされた場合に、前記太陽電池装置の運転モードを前記連系運転モードに切り替えるステップAを備える。前記ステップAは、前記第1条件が満たされてから所定期間が経過するまでの間において、前記第2条件が満たされても、前記自立運転モードを維持し、前記所定期間が経過した後に前記太陽電池装置の運転モードを前記連系運転モードに切り替えるステップを含む。
第3の特徴に係る制御装置は、並列状態において連系運転モードで動作し、解列状態において自立運転モードで動作するように構成された太陽電池装置を制御する。制御装置は、第1条件が満たされた場合に、前記太陽電池装置の運転モードを前記自立運転モードに切り替え、第2条件が満たされた場合に、前記太陽電池装置の運転モードを前記連系運転モードに切り替える切替部を備える。前記切替部は、前記第1条件が満たされてから所定期間が経過するまでの間において、前記第2条件が満たされても、前記自立運転モードを維持し、前記所定期間が経過した後に前記太陽電池装置の運転モードを前記連系運転モードに切り替える。
第4の特徴に係る太陽電池装置は、並列状態において連系運転モードで動作し、解列状態において自立運転モードで動作するように構成される。太陽電池装置は、第1条件が満たされた場合に、前記太陽電池装置の運転モードを前記自立運転モードに切り替え、第2条件が満たされた場合に、前記太陽電池装置の運転モードを前記連系運転モードに切り替える切替部を備える。前記切替部は、前記第1条件が満たされてから所定期間が経過するまでの間において、前記第2条件が満たされても、前記自立運転モードを維持し、前記所定期間が経過した後に前記太陽電池装置の運転モードを前記連系運転モードに切り替える。
本発明によれば、太陽電池装置の停止と連系運転モードの運転との繰り返しを抑制しながら、系統の電圧の上昇を抑制することを可能とする管理システム、管理方法、制御装置及び太陽電池装置を提供することができる。
以下において、本発明の実施形態に係る管理システムについて、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[実施形態の概要]
実施形態に係る管理システムは、並列状態において連系運転モードで動作し、解列状態において自立運転モードで動作するように構成された太陽電池装置を有する。管理システムは、第1条件が満たされた場合に、前記太陽電池装置の運転モードを前記自立運転モードに切り替え、第2条件が満たされた場合に、前記太陽電池装置の運転モードを前記連系運転モードに切り替える切替部を備える。前記切替部は、前記第1条件が満たされてから所定期間が経過するまでの間において、前記第2条件が満たされても、前記自立運転モードを維持し、前記所定期間が経過した後に前記太陽電池装置の運転モードを前記連系運転モードに切り替える。
実施形態に係る管理システムは、並列状態において連系運転モードで動作し、解列状態において自立運転モードで動作するように構成された太陽電池装置を有する。管理システムは、第1条件が満たされた場合に、前記太陽電池装置の運転モードを前記自立運転モードに切り替え、第2条件が満たされた場合に、前記太陽電池装置の運転モードを前記連系運転モードに切り替える切替部を備える。前記切替部は、前記第1条件が満たされてから所定期間が経過するまでの間において、前記第2条件が満たされても、前記自立運転モードを維持し、前記所定期間が経過した後に前記太陽電池装置の運転モードを前記連系運転モードに切り替える。
実施形態では、第1条件が満たされてから所定期間が経過するまでの間において、第2条件が満たされても、自立運転モードが維持される。すなわち、第1条件が満たされてから所定期間が経過するまでの間において、太陽電池装置の運転モードが連系運転モードに切り替わらずに、太陽電池装置の運転モードが自立運転モードに移行される。これによって、太陽電池装置の停止と連系運転モードの運転との繰り返しを抑制しながら、系統の電圧の上昇を抑制することができる。
[第1実施形態]
(エネルギー管理システム)
以下において、第1実施形態に係るエネルギー管理システムについて説明する。図1は、第1実施形態に係るエネルギー管理システム100を示す図である。
(エネルギー管理システム)
以下において、第1実施形態に係るエネルギー管理システムについて説明する。図1は、第1実施形態に係るエネルギー管理システム100を示す図である。
図1に示すように、エネルギー管理システム100は、需要家10と、CEMS20と、変電所30と、スマートサーバ40と、発電所50とを有する。なお、需要家10、CEMS20、変電所30及びスマートサーバ40は、ネットワーク60によって接続されている。
需要家10は、例えば、発電装置及び蓄電装置を有する。発電装置は、例えば、燃料電池のように、燃料ガスを利用して電力を出力する装置である。蓄電装置は、例えば、二次電池などのように、電力を蓄積する装置である。
需要家10は、一戸建ての住宅であってもよく、マンションなどの集合住宅であってもよい。或いは、需要家10は、コンビニエンスストア又はスーパーマーケットなどの店舗であってもよく、ビルなどの商用施設であってもよく、工場であってもよい。
第1実施形態では、複数の需要家10によって、需要家群10A及び需要家群10Bが構成されている。需要家群10A及び需要家群10Bは、例えば、地理的な地域によって分類される。
CEMS20は、複数の需要家10と電力系統との間の連系を制御する。なお、CEMS20は、複数の需要家10を管理するため、CEMS(Cluster/Community Energy Management System)と称されることもある。具体的には、CEMS20は、停電時などにおいて、複数の需要家10と電力系統との間を解列する。一方で、CEMS20は、復電時などにおいて、複数の需要家10と電力系統との間を連系する。
第1実施形態では、CEMS20A及びCEMS20Bが設けられている。CEMS20Aは、例えば、需要家群10Aに含まれる需要家10と電力系統との間の連系を制御する。CEMS20Bは、例えば、需要家群10Bに含まれる需要家10と電力系統との間の連系を制御する。
変電所30は、複数の需要家10に対して、配電線31を介して電力を供給する。具体的には、変電所30は、発電所50から供給を受ける電圧を降圧する。
第1実施形態では、変電所30A及び変電所30Bが設けられている。変電所30Aは、例えば、需要家群10Aに含まれる需要家10に対して、配電線31Aを介して電力を供給する。変電所30Bは、例えば、需要家群10Bに含まれる需要家10に対して、配電線31Bを介して電力を供給する。
スマートサーバ40は、複数のCEMS20(ここでは、CEMS20A及びCEMS20B)を管理する。また、スマートサーバ40は、複数の変電所30(ここでは、変電所30A及び変電所30B)を管理する。言い換えると、スマートサーバ40は、需要家群10A及び需要家群10Bに含まれる需要家10を統括的に管理する。スマートサーバ40は、例えば、需要家群10Aに供給すべき電力と需要家群10Bに供給すべき電力とのバランスを取る機能を有する。
発電所50は、火力、風力、水力、原子力などによって発電を行う。発電所50は、複数の変電所30(ここでは、変電所30A及び変電所30B)に対して、送電線51を介して電力を供給する。
ネットワーク60は、信号線を介して各装置に接続される。ネットワーク60は、例えば、インターネット、広域回線網、狭域回線網、携帯電話網などである。
(需要家)
以下において、第1実施形態に係る需要家について説明する。図2は、第1実施形態に係る需要家10の詳細を示す図である。
以下において、第1実施形態に係る需要家について説明する。図2は、第1実施形態に係る需要家10の詳細を示す図である。
図2に示すように、需要家10は、分電盤110と、負荷120と、太陽電池装置130と、蓄電池装置140と、燃料電池装置150と、貯湯装置160と、EMS200とを有する。
第1実施形態において、需要家10は、電力計180、電力計181、電力計182及び電力計183とを有する。
電力計180は、燃料電池装置150の負荷追従制御に用いられる。電力計180は、各機器(例えば、蓄電池装置140及び燃料電池装置150)と系統とを接続する電力線上において、蓄電池装置140と電力線との接続点よりも下流(系統から離れた側)、かつ、燃料電池装置150と電力線との接続点よりも上流(系統に近い側)に設けられる。電力計180が負荷120と電力線との接続点よりも上流(系統に近い側)に設けられることは勿論である。電力計180は、主として電流を測定するが、電圧を測定してもよい。
電力計181は、蓄電池装置140から系統への電力の流れ(逆潮流)の有無の確認に用いられる。電力計181は、各機器(例えば、蓄電池装置140)と系統とを接続する電力線上において、蓄電池装置140と電力線との接続点よりも上流(系統に近い側)に設けられる。電力計181は、主として電流を測定するが、電圧を測定してもよい。
電力計182は、太陽電池装置130によって発電された電力の計測に用いられる。電力計182は、各機器(例えば、太陽電池装置130)と系統とを接続する電力線と太陽電池装置130との接続点よりも太陽電池装置130側に設けられる。電力計182は、電流及び電圧を測定する。ここで、電力計182は、太陽電池装置130と系統とが並列された並列状態において電力を計測する。同様に、電力計182は、太陽電池装置130と系統とが解列された解列状態において電力を計測する。
電力計183は、系統の電圧の計測に用いられる。電力計183は、分電盤110よりも上流(系統に近い側)に設けられる。すなわち、電力計183は、需要家10において最も上流(系統に近い側)に設けられる。電力計183は、主として電圧を測定するが、電流を測定してもよい。
第1実施形態において、各機器は、系統に近い順から見て、太陽電池装置130、蓄電池装置140、燃料電池装置150及び負荷120の順で電力線に接続されていることに留意すべきである。
分電盤110は、配電線31(系統)に接続されている。分電盤110は、電力線を介して、負荷120、太陽電池装置130、蓄電池装置140及び燃料電池装置150に接続されている。
負荷120は、電力線を介して供給を受ける電力を消費する装置である。例えば、負荷120は、冷蔵庫、冷凍庫、照明、エアーコンディショナーなどの装置を含む。
太陽電池装置130は、PV131と、PCS132とを有する。PV131は、発電装置の一例であり、太陽光の受光に応じて発電を行う太陽光発電装置である。PV131は、発電されたDC電力を出力する。PV131の発電量は、PV131に照射される日射量に応じて変化する。PCS132は、PV131から出力されたDC電力をAC電力に変換する装置(Power Conditioning System)である。PCS132は、電力線を介してAC電力を分電盤110に出力する。
第1実施形態において、太陽電池装置130は、PV131に照射される日射量を測定する日射計を有していてもよい。
太陽電池装置130は、MPPT(Maximum Power Point Tracking)法によって制御される。詳細には、太陽電池装置130は、PV131の動作点(動作点電圧値及び電力値によって定まる点、又は、動作点電圧値と電流値とによって定まる点)を最適化する。
第1実施形態において、太陽電池装置130は、第1条件が満たされた場合に、太陽電池装置130の運転モードを連系運転モードから自立運転モードに切り替える。一方で、太陽電池装置130は、第2条件が満たされた場合に、太陽電池装置130の運転モードを自立運転モードから連系運転モードに切り替える。
第1実施形態において、系統の電圧に影響を与えるパラメータとは、例えば、電力計183によって計測される系統の電圧である。第1条件は、系統の電圧が第1電圧閾値(例えば、115V)に達した状態が所定の継続期間(例えば、30秒)に亘って継続することである。第2条件は、系統の電圧が第2電圧閾値(例えば、102V)以下となることである。
第1実施形態において、太陽電池装置130は、太陽電池装置130と系統とが並列された並列状態において連系運転モードで動作し、太陽電池装置130と系統とが解列された解列状態において自立運転モードで動作する。太陽電池装置130は、連系運転モードから自立運転モードへの切り替えにおいて、一定時間(例えば、10秒)に亘って停止する。同様に、太陽電池装置130は、自立運転モードから連系運転モードへの切り替えにおいて、一定時間(例えば、10秒)に亘って停止する。
蓄電池装置140は、蓄電池141と、PCS142とを有する。蓄電池141は、電力を蓄積する装置である。PCS142は、配電線31(系統)から供給を受けるAC電力をDC電力に変換する装置(Power Conditioning System)である。また、PCS142は、蓄電池141から出力されたDC電力をAC電力に変換する。
燃料電池装置150は、燃料電池151と、PCS152とを有する。燃料電池151は、発電装置の一例であり、燃料(ガス)を用いて電力を発電する装置である。PCS152は、燃料電池151から出力されたDC電力をAC電力に変換する装置(Power Conditioning System)である。
燃料電池装置150は、負荷追従制御によって動作する。詳細には、燃料電池装置150は、燃料電池151から出力する電力が負荷追従制御の目標電力となるように燃料電池151を制御する。言い換えると、燃料電池装置150は、電流センサーによって検出される電流値が目標受電力となるように、燃料電池151から出力する電力を制御する。
貯湯装置160は、燃料(ガス)を用いて湯を生成或いは水温を維持する装置である。具体的には、貯湯装置160は、貯湯槽を有しており、燃料(ガス)の燃焼によって生じる熱又は燃料電池151の運転(発電)によって生じる排熱によって、貯湯槽から供給される水を温める。詳細には、貯湯装置160は、貯湯槽から供給される水を温めて、温められた湯を貯湯槽に還流する。
実施形態において、燃料電池装置150及び貯湯装置160は、給湯ユニット170(給湯システム)を構成することに留意すべきである。
EMS200は、需要家10に設けられ、負荷120或いは分散電源(太陽電池装置130、蓄電池装置140又は燃料電池装置150)の電力状態を制御することによって、需要家10内のエネルギー状態を管理する。具体的には、EMS200は、太陽電池装置130、蓄電池装置140、燃料電池装置150及び貯湯装置160を制御する装置(Energy Management System)である。具体的には、EMS200は、太陽電池装置130、蓄電池装置140、燃料電池装置150及び貯湯装置160に信号線を介して接続されており、太陽電池装置130、蓄電池装置140、燃料電池装置150及び貯湯装置160を制御する。また、EMS200は、負荷120の動作モードを制御することによって、負荷120の消費電力を制御する。
また、EMS200は、ネットワーク60を介して各種サーバと接続される。各種サーバは、例えば、系統から供給を受ける電力の購入単価、系統から供給を受ける電力の売却単価、燃料ガスの購入単価などの情報(以下、エネルギー料金情報)を格納する。
或いは、各種サーバは、例えば、負荷120の消費電力を予測するための情報(以下、消費エネルギー予測情報)を格納する。消費エネルギー予測情報は、例えば、過去の負荷120の消費電力の実績値に基づいて生成されてもよい。或いは、消費エネルギー予測情報は、負荷120の消費電力のモデルであってもよい。
或いは、各種サーバは、例えば、PV131の発電量を予測するための情報(以下、PV発電量予測情報)を格納する。PV発電予測情報は、PV131に照射される日射量の予測値であってもよい。或いは、PV発電予測情報は、天気予報、季節、日照時間などであってもよい。
(EMSの構成)
以下において、第1実施形態に係るEMSについて説明する。図3は、第1実施形態に係るEMS200を示すブロック図である。
以下において、第1実施形態に係るEMSについて説明する。図3は、第1実施形態に係るEMS200を示すブロック図である。
図3に示すように、EMS200は、受信部210と、送信部220と、制御部230とを有する。
受信部210は、信号線を介して接続された装置から各種信号を受信する。詳細には、受信部210は、”ECHONET Lite”又は”ZigBee SEP2.0”などの規格(プロトコル)に適合する形式で、各装置から信号を受信する。例えば、受信部210は、PV131の発電量を示す情報を太陽電池装置130から受信してもよい。受信部210は、蓄電池141の蓄電量を示す情報を蓄電池装置140から受信してもよい。受信部210は、燃料電池151の発電量を示す情報を燃料電池装置150から受信してもよい。受信部210は、貯湯装置160の貯湯量を示す情報を貯湯装置160から受信してもよい。
第1実施形態において、受信部210は、エネルギー料金情報、消費エネルギー予測情報及びPV発電量予測情報を、ネットワーク60を介して各種サーバから受信してもよい。但し、エネルギー料金情報、消費エネルギー予測情報及びPV発電量予測情報は、予めEMS200に記憶されていてもよい。
送信部220は、信号線を介して接続された装置に各種信号を送信する。詳細には、送信部220は、”ECHONET Lite”又は”ZigBee SEP2.0”などの規格(プロトコル)に適合する形式で、各装置に信号を送信する。例えば、送信部220は、太陽電池装置130、蓄電池装置140、燃料電池装置150及び貯湯装置160を制御するための信号を各装置に送信する。送信部220は、負荷120を制御するための制御信号を負荷120に送信する。
制御部230は、負荷120、太陽電池装置130、蓄電池装置140、燃料電池装置150及び貯湯装置160を制御する。
例えば、制御部230は、第1条件が満たされてから所定期間が経過するまでの間において、第2条件が満たされても、自立運転モードを維持するように太陽電池装置130を制御する。自立運転モードを維持する所定期間は、連系運転モードから自立運転モードへの切り替えにおいて太陽電池装置130が停止する一定時間(例えば、10秒)よりも長い。自立運転モードを維持する所定期間は、例えば、一定時間(例えば、10秒)に所定時間(例えば、30分)を加算した値である。
一方で、制御部230は、所定期間が経過した後において、第2条件が満たされて場合に、太陽電池装置130の運転モードを連系運転モードに切り替えるように太陽電池装置130を制御する。すなわち、制御部230は、”ECHONET Lite”又は”ZigBee SEP2.0”などの規格(プロトコル)に適合する形式で、運転モードの切り替え指示を太陽電池装置130に送信する。
第1実施形態において、制御部230は、太陽電池装置130の運転モードを連系運転モードから自立運転モードに切り替えた場合に、太陽電池装置130の出力が徐々に増大するように太陽電池装置130を制御することが好ましい。同様に、制御部230は、太陽電池装置130の運転モードを自立運転モードから連系運転モードに切り替えた場合に、太陽電池装置130の出力が徐々に増大するように太陽電池装置130を制御することが好ましい。
(太陽電池装置の構成)
以下において、第1実施形態に係るPV装置について説明する。図4は、第1実施形態に係る太陽電池装置130を示すブロック図である。
以下において、第1実施形態に係るPV装置について説明する。図4は、第1実施形態に係る太陽電池装置130を示すブロック図である。
図4に示すように、太陽電池装置130は、受信部135と、送信部136と、制御部137とを有する。受信部135、送信部136及び制御部137は、例えば、PCS132に設けられる。
受信部135は、EMS200から各種情報を受信する。詳細には、受信部135は、”ECHONET Lite”又は”ZigBee SEP2.0”などの規格(プロトコル)に適合する形式で、EMS200から情報を受信する。受信部135は、例えば、太陽電池装置130の運転モードを指示するコマンドをEMS200から受信する。
送信部136は、EMS200に各種情報を送信する。詳細には、送信部136は、”ECHONET Lite”又は”ZigBee SEP2.0”などの規格(プロトコル)に適合する形式で、EMS200に情報を送信する。送信部136は、例えば、第1条件が満たされた旨を示すメッセージをEMS200に送信する。同様に、送信部136は、例えば、第2条件が満たされた旨を示すメッセージをEMS200に送信する。
制御部137は、蓄電池装置140を制御する。例えば、制御部137は、第1条件が満たされてから所定期間が経過するまでの間において、第2条件が満たされても、自立運転モードを維持する。
自立運転モードを維持する所定期間は、上述したように、連系運転モードから自立運転モードへの切り替えにおいて太陽電池装置130が停止する一定時間(例えば、10秒)よりも長い。自立運転モードを維持する所定期間は、例えば、一定時間(例えば、10秒)に所定時間(例えば、30分)を加算した値である。
一方で、制御部137は、所定期間が経過した後において、第2条件が満たされて場合に、太陽電池装置130の運転モードを連系運転モードに切り替える。
第1実施形態において、制御部137は、太陽電池装置130の運転モードを連系運転モードから自立運転モードに切り替えた場合に、太陽電池装置130の出力を徐々に増大する。同様に、制御部137は、太陽電池装置130の運転モードを自立運転モードから連系運転モードに切り替えた場合に、太陽電池装置130の出力を徐々に増大する。
(管理方法)
以下において、第1実施形態に係る管理方法について説明する。図5〜図6は、第1実施形態の管理方法を示す図である。
以下において、第1実施形態に係る管理方法について説明する。図5〜図6は、第1実施形態の管理方法を示す図である。
第1に、自立運転モードを維持する所定期間を太陽電池装置130(PCS132)が計測するケースについて、図5を参照しながら説明する。
図5に示すように、ステップ10において、太陽電池装置130は、電力計183によって計測される電圧(系統の電圧)が第1電圧閾値(例えば、115V)に達すると、太陽電池装置130の出力を抑制する。例えば、太陽電池装置130は、太陽電池装置130の出力電流を0Aに近づけるように、太陽電池装置130の出力を抑制する。
ステップ20において、太陽電池装置130は、電力計183によって計測される電圧が第1電圧閾値(例えば、115V)に達した状態が所定の継続期間(例えば、30秒)に亘って継続した旨を示すメッセージ(抑制フラグ=1)をEMS200に送信する。すなわち、太陽電池装置130は、第1条件が満たされた旨を示すメッセージをEMS200に送信する。
ステップ30において、EMS200は、太陽電池装置130の運転モードを連系運転モードから自立運転モードに切り替えることを指示するコマンド(自立運転モード切替)を太陽電池装置130に送信する。太陽電池装置130は、一定時間(例えば、10秒)に亘って停止し、その後、太陽電池装置130の運転モードは、自立運転モードに切り替わる。
ここで、ステップ20の処理及びステップ30の処理は略同時に行われることに留意すべきである。
第1実施形態において、太陽電池装置130は、上述したように、第1条件が満たされてから所定期間が経過するまでの間において、第2条件が満たされても、自立運転モードを維持する。
ステップ40において、太陽電池装置130は、電力計183によって計測される電圧が第2電圧閾値(例えば、102V)以下である旨を示すメッセージ(抑制フラグ=0)をEMS200に送信する。すなわち、太陽電池装置130は、第2条件が満たされて旨を示すメッセージをEMS200に送信する。
ステップ50において、EMS200は、太陽電池装置130の運転モードを自立運転モードから連系運転モードに切り替えることを指示するコマンド(連系運転モード切替)を太陽電池装置130に送信する。太陽電池装置130は、一定時間HLd(例えば、300秒)に亘って停止する。
ここで、ステップ40の処理及びステップ50の処理は略同時に行われることに留意すべきである。
ステップ60において、太陽電池装置130は、連系運転モードにおいて太陽電池装置130の出力を徐々に増大する。
第2に、自立運転モードを維持する所定期間をEMS200が計測するケースについて、図6を参照しながら説明する。図6では、図5と同様の処理については、同様の符号を付している。従って、図5と同様の処理の説明については省略する。
図6に示すように、ステップ32において、太陽電池装置130は、太陽電池装置130の運転モードを自立運転モードに切り替えた旨を示すメッセージ(モード切替通知)をEMS200に送信する。
ステップ40Aにおいて、EMS200は、メッセージ(モード切替通知)を受信してから所定期間が経過したことを検出する。続いて、EMS200は、太陽電池装置130の運転モードを自立運転モードから連系運転モードに切り替えることを指示するコマンド(連系運転モード切替)を太陽電池装置130に送信する。太陽電池装置130は、一定時間HLd(例えば、300秒)に亘って停止する。
ステップ50Aにおいて、太陽電池装置130は、電力計183によって計測される電圧が第2電圧閾値(例えば、102V)以下である旨を示すメッセージ(抑制フラグ=0)をEMS200に送信する。すなわち、太陽電池装置130は、第2条件が満たされて旨を示すメッセージをEMS200に送信する。
以上説明したように、第1実施形態では、第1条件が満たされてから所定期間が経過するまでの間において、第2条件が満たされても、自立運転モードが維持される。すなわち、第1条件が満たされてから所定期間が経過するまでの間において、太陽電池装置130の運転モードが連系運転モードに切り替わらずに、太陽電池装置130の運転モードが自立運転モードに移行される。これによって、太陽電池装置130の停止と連系運転モードの運転との繰り返しを抑制しながら、系統の電圧の上昇を抑制することができる。
[変更例1]
以下において、第1実施形態の変更例1について説明する。以下においては、第1実施形態に対する相違点について主として説明する。
以下において、第1実施形態の変更例1について説明する。以下においては、第1実施形態に対する相違点について主として説明する。
第1実施形態では、第1条件は、系統の電圧(電力計183によって計測される電圧)が第1電圧閾値(例えば、115V)に達した状態が所定の継続期間(例えば、30秒)に亘って継続することである。つまり、第1実施形態では、太陽電池装置130の運転モードを自立運転モードに切り替えるトリガについて、系統の電圧をベースに判断するケースについて例示した。
これに対して、変更例1では、太陽電池装置130の運転モードを自立運転モードに切り替えるトリガについて、太陽電池装置130の出力電力をベースに判断する。具体的には、第1条件は、太陽電池装置130の出力電力が抑制された状態において、太陽電池装置130の出力電力(電力計182によって計測される電力)が第1電力閾値(例えば、1.5kW)以下となる状態が所定の継続期間(例えば、30秒)に亘って継続することである。つまり、変更例1において、系統の電圧に影響を与えるパラメータとは、電力計182によって計測される出力電力である。
(管理方法)
以下において、変更例1に係る管理方法について説明する。図7〜図8は、変更例1の管理方法を示す図である。
以下において、変更例1に係る管理方法について説明する。図7〜図8は、変更例1の管理方法を示す図である。
第1に、自立運転モードを維持する所定期間を太陽電池装置130(PCS132)が計測するケースについて、図7を参照しながら説明する。図7では、図5と同様の処理については、同様の符号を付している。従って、図5と同様の処理の説明については省略する。
図7に示すように、ステップ20Aにおいて、太陽電池装置130は、太陽電池装置130の出力電力が抑制された状態において、太陽電池装置130の出力電力(電力計182によって計測される電力)が第1電力閾値(例えば、1.5kW)以下となる状態が所定の継続期間(例えば、30秒)に亘って継続した旨を示すメッセージ(抑制フラグ=1)をEMS200に送信する。すなわち、太陽電池装置130は、第1条件が満たされた旨を示すメッセージをEMS200に送信する。
ステップ34において、太陽電池装置130は、自立運転モードにおいて太陽電池装置130の出力を徐々に増大する。
その後、第1実施形態と同様に、第2条件(系統の電圧が第2電圧閾値以下となる)を満たしていれば、太陽電池装置130は、運転モードを自立運転モードから連系運転モードへ切り替えることとなる。
ここで、ステップ34以後、太陽電池装置130の出力は、日照状態に大きく影響を受けるため、日照量が低下することも生じ得る。このため、太陽電池装置130の運転モードが自立運転モードに切り替えられ、さらに所定期間経過した後、その出力電力が系統電圧に影響を与えない程度に充分低い第2電力閾値以下となっていた場合には、自立運転モードから連系運転モードへと切り替えるようにしてもよい。このように、第2条件としては、系統の電圧をベースに判断するだけでなく、太陽電池装置130の出力電力をベースに判断するよう構成してもよい。そして、これにより、翌日、日照量が確保された際に、いち早く逆潮流を開始することができる。
第2に、自立運転モードを維持する所定期間をEMS200が計測するケースについて、図8を参照しながら説明する。図8では、図6と同様の処理については、同様の符号を付している。従って、図6と同様の処理の説明については省略する。
図8に示すように、ステップ20Aにおいて、太陽電池装置130は、太陽電池装置130の出力電力が抑制された状態において、太陽電池装置130の出力電力(電力計182によって計測される電力)が第1電力閾値(例えば、1.5kW)以下となる状態が所定の継続期間(例えば、30秒)に亘って継続した旨を示すメッセージ(抑制フラグ=1)をEMS200に送信する。すなわち、太陽電池装置130は、第1条件が満たされた旨を示すメッセージをEMS200に送信する。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
EMS200は、HEMS(Home Energy Management System)であってもよく、SEMS(Store Energy Management System)であってもよく、BEMS(Building Energy Management System)であってもよく、FEMS(Factory Energy Management System)であってもよい。
実施形態では、太陽電池装置130の出力は、太陽電池装置130によって制御されるが、実施形態は、これに限定されるものではない。太陽電池装置130の出力は、EMS200の制御下で制御されてもよい。
上述した実施形態では特に触れていないが、EMS200又は太陽電池装置130が行う各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。また、プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにプログラムをインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体であってもよい。
或いは、EMS200又は太陽電池装置130が行う各処理を実行するためのプログラムを記憶するメモリ及びメモリに記憶されたプログラムを実行するプロセッサによって構成されるチップが提供されてもよい。
10…需要家、20…CEMS、30…変電所、31…配電線、40…スマートサーバ、50…発電所、51…送電線、60…ネットワーク、100…エネルギー管理システム、110…分電盤、120…負荷、130…太陽電池装置、131…PV、132…PCS、135…受信部、136…送信部、137…制御部、140…蓄電池装置、141…蓄電池、142…PCS、150…燃料電池装置、151…燃料電池、152…PCS、160…貯湯装置、170…給湯装置、180、181、182、183…電力計、200…EMS、210…受信部、220…送信部、230…制御部
Claims (10)
- 並列状態において連系運転モードで動作し、解列状態において自立運転モードで動作するように構成された太陽電池装置を有する管理システムであって、
第1条件が満たされた場合に、前記太陽電池装置の運転モードを前記自立運転モードに切り替え、第2条件が満たされた場合に、前記太陽電池装置の運転モードを前記連系運転モードに切り替える切替部を備え、
前記切替部は、前記第1条件が満たされてから所定期間が経過するまでの間において、前記第2条件が満たされても、前記自立運転モードを維持し、前記所定期間が経過した後に前記太陽電池装置の運転モードを前記連系運転モードに切り替えることを特徴とする管理システム。 - 前記太陽電池装置の出力を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記所定期間が経過した後において、前記第2条件が満たされて、前記太陽電池装置の運転モードが前記連系運転モードに切り替わった場合に、前記太陽電池装置の出力を徐々に増大することを特徴とする請求項1に記載の管理システム。 - 前記太陽電池装置の出力を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記所定期間が経過する前において、前記太陽電池装置の運転モードが前記自立運転モードに切り替わった場合に、前記太陽電池装置の出力を徐々に増大することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の管理システム。 - 前記第1条件は、系統の電圧が第1電圧閾値に達した状態が所定の継続期間に亘って継続することであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の管理システム。
- 前記第1条件は、前記太陽電池装置の出力電力が抑制された状態において、前記太陽電池装置の出力電力が第1電力閾値以下となる状態が所定の継続期間に亘って継続することであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の管理システム。
- 前記第2条件は、系統の電圧が第2電圧閾値以下となることであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の管理システム。
- 前記自立運転モードにおける前記太陽電池装置の出力を蓄える蓄電装置をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の管理システム。
- 並列状態において連系運転モードで動作し、解列状態において自立運転モードで動作するように構成された太陽電池装置を有する管理システムで用いる管理方法であって、
第1条件が満たされた場合に、前記太陽電池装置の運転モードを前記自立運転モードに切り替え、第2条件が満たされた場合に、前記太陽電池装置の運転モードを前記連系運転モードに切り替えるステップAを備え、
前記ステップAは、前記第1条件が満たされてから所定期間が経過するまでの間において、前記第2条件が満たされても、前記自立運転モードを維持し、前記所定期間が経過した後に前記太陽電池装置の運転モードを前記連系運転モードに切り替えるステップを含むことを特徴とする管理方法。 - 並列状態において連系運転モードで動作し、解列状態において自立運転モードで動作するように構成された太陽電池装置を制御する制御装置であって、
第1条件が満たされた場合に、前記太陽電池装置の運転モードを前記自立運転モードに切り替え、第2条件が満たされた場合に、前記太陽電池装置の運転モードを前記連系運転モードに切り替える切替部を備え、
前記切替部は、前記第1条件が満たされてから所定期間が経過するまでの間において、前記第2条件が満たされても、前記自立運転モードを維持し、前記所定期間が経過した後に前記太陽電池装置の運転モードを前記連系運転モードに切り替えることを特徴とする制御装置。 - 並列状態において連系運転モードで動作し、解列状態において自立運転モードで動作するように構成された太陽電池装置であって、
第1条件が満たされた場合に、前記太陽電池装置の運転モードを前記自立運転モードに切り替え、第2条件が満たされた場合に、前記太陽電池装置の運転モードを前記連系運転モードに切り替える切替部を備え、
前記切替部は、前記第1条件が満たされてから所定期間が経過するまでの間において、前記第2条件が満たされても、前記自立運転モードを維持し、前記所定期間が経過した後に前記太陽電池装置の運転モードを前記連系運転モードに切り替えることを特徴とする太陽電池装置。
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